JPH10101178A - キャリアテープとこれを用いた部品供給方法 - Google Patents

キャリアテープとこれを用いた部品供給方法

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JPH10101178A
JPH10101178A JP8254232A JP25423296A JPH10101178A JP H10101178 A JPH10101178 A JP H10101178A JP 8254232 A JP8254232 A JP 8254232A JP 25423296 A JP25423296 A JP 25423296A JP H10101178 A JPH10101178 A JP H10101178A
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JP
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carrier tape
tape
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parts
carrier
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JP8254232A
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English (en)
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Takeshi Sayama
毅 佐山
Nobuya Kamimura
延也 上村
Masayuki Umeda
昌之 梅田
Yasuyuki Sato
靖之 佐藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品の供給を停止や、部品供給ユニットの交
換なしに、新規なテープ部品を補給し部品を供給し続け
られるようにすることを目的とする。 【解決手段】 長手方向に一定ピッチで保持した部品3
を供給している先のキャリアテープ2aの後端部2a1
に、これに続いて部品3の供給に用いる同一種類の後の
キャリアテープ2bの先端部2b1を重ね合わせて、双
方の長手方向に一定ピッチで形成されている部品3を保
持する凹部1の対応するものどうし、あるいは/および
エンボス加工された部品保持に関与しない凹凸部21の
対応するものどうしを互いに嵌め合わせることにより、
先のキャリアテープ2aと後のキャリアテープ2bとを
テープ面方向に引っ掛かり合って一体の状態に接続さ
れ、先のキャリアテープ2aに後のキャリアテープ2b
が一体に搬送されるようにすることにより、上記の目的
を達成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は長手方向に部品を一
定ピッチで保持し、搬送用のパーフォレーションが側縁
に沿って形成されたキャリアテープと、このキャリアテ
ープに保持している部品を供給する部品供給方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、電子部品を基板に装着ないしは
実装して電子回路基板を製造する自動機に、多数の電子
部品を供給するような場合に、図4に示すようなキャリ
アテープaが従来から用いられている。
【0003】キャリアテープaはエンボス加工された凹
部bに電子部品を収容して保持し、トップテープcにて
封入したテープ部品dを構成し、リールに巻き取られた
状態で図示しないが、特開平5−191081号公報、
特開平5−198968号公報等で既に知られる各種の
部品供給ユニットに装着される。部品供給ユニットでは
キャリアテープaの側縁に沿って設けられたパーフォレ
ーションeに噛み合うスプロケットの間欠回転により、
一定ピッチずつ間欠送りされて、凹部bに収容している
電子部品を図示しない自動機の部品取出し位置に1つず
つ供給する。
【0004】テープ部品は前記部品取出し位置に達する
直前の位置でトップテープが剥がされ、部品供給位置に
達した部品は露出した状態となるようにされる。トップ
テープは場合によっては省略されることがある。自動機
は必要種類分の部品供給ユニットを部品供給部に装着
し、部品取出し位置に順次供給される所定の部品をピッ
クアップして使用する。
【0005】部品供給ユニットに装填されたテープ部品
が空になると、新たなテープ部品を装着して再度部品を
供給できるようにすることが必要である。以下、そのた
めに従来行われている代表的な方法につき説明する。
【0006】第1の方法は、部品供給ユニットを着脱し
て次の新規な部品供給ユニットと交換し、再度同じ部品
を供給できるようにする。
【0007】また、第2の方法は、自動機に切換え使用
できる2つの部品供給部を設けておき、一方の部品供給
部に必要な種類分の部品供給ユニットを装着して部品を
供給している間に、他方の部品供給部に新規な部品供給
ユニットを必要種類数だけ装着しておき、一方の部品供
給部で部品が空になった場合に、他方の部品供給部に一
括切り換えて部品の補給ができるようにする。
【0008】また、第3の方法は、1種類の部品につき
2つの部品供給ユニットを交互に部品供給位置に移動で
きるように隣接して装着しておき、部品供給位置とした
一方を用いて部品の供給を行い、テープ部品が空になっ
たとき、他方を部品供給位置に移して部品を供給し、こ
のとき部品供給位置から外れた使用済みの前記一方の部
品供給ユニットを新規な部品供給ユニットと交換し、後
のテープ部品の供給まで待機させる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、部品供給ユ
ニットは、部品を供給するために、前記スプロケットを
利用した間欠送り機構、供給リールに巻き取られたテー
プ部品を装着して間欠送り機構に供給する機構、間欠送
り機構により部品を供給して空になった空キャリアテー
プを取出しリールに巻き取る機構、および、キャリアテ
ープからトップテープを剥がしながら巻き取る機構が装
備されており、構造が複雑で比較的大きい。
【0010】しかし、上記いずれの方法も、使用済みの
部品供給ユニットを新規な部品供給ユニットに交換する
ので、部品を供給している部品供給ユニットと、交換用
の部品供給ユニットとが必要である。このため、設備費
が高くつくし、設備の占有面積も実際に部品を供給する
のに必要な占有面積の2倍以上になる。
【0011】しかも、上記第1の方法では、1つの部品
供給ユニットを着脱して交換する間、自動機への部品の
供給が停止するので、生産性が低下する。
【0012】上記第2の方法は、部品の供給を受ける自
動機等の側に多数の部品供給ユニットを装着した部品供
給部が2つ必要である上、一方の部品供給部に装着して
いる部品供給ユニットと同数の交換用の部品供給ユニッ
トを別途用意しておく必要があるので、設備のコストお
よび占有面積が特に増大する。また、多数の部品供給ユ
ニットを一括して交換できるので、交換する部品供給ユ
ニットの数の割には部品の供給が停止する時間は短くな
るが、大がかりな交換となるので作業には時間が掛かり
生産性の低下は否めない。
【0013】上記第3の方法は、テープ部品の1種類に
つき隣接して装着した2つの部品供給ユニットを切換え
るので、使用する部品供給ユニットを極く短時間で交換
できるが、1つの種類の部品について3つの部品供給ユ
ニットが必要な点は、第2の方法と変わりない。
【0014】本発明の目的は、部品の供給を停止させた
り、部品供給ユニットを交換したりせずに、新規なテー
プ部品を補給し部品を供給し続けられるキャリアテープ
およびこれを用いた部品供給方法を提供することにあ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するために、請求項1の発明のキャリアテープは、長手
方向に部品を一定ピッチで保持し、搬送用のパーフォレ
ーションが側縁に沿って形成されたものにおいて、他の
キャリアテープとの重なり状態で相互に嵌まり合う部品
保持に関与しない同じ形状の凹凸部を部品の各保持位置
に対して同じ位置関係を持って設けたことを特徴とする
ものである。
【0016】このような構成では、キャリアテープに設
けられた部品保持に関与しない凹凸部が、他のキャリア
テープとの重なり状態で相互に嵌まり合う同じ形状を有
し、しかも、部品を保持する各保持位置に対して同じ位
置関係を持っていることにより、部品の供給に使用して
いる先のキャリアテープの後端部に、次の部品の供給に
用いる未使用な後のキャリアテープを双方の部品保持位
置が一致するように重ね合わせれば、これら後端部およ
び先端部の双方にある凹凸部どうしがキャリアテープの
厚み方向に対向し合って先後各キャリアテープ双方の部
品を保持した長手方向のピッチおよびパーフォレーショ
ンのピッチを狂わせることなく、従って、部品保持のた
めのエンボス加工された凹部があるとこれらの嵌まり合
いを伴って、互いに嵌まり合う。そして、この嵌まり合
いによって先のキャリアテープと後のキャリアテープと
がテープ面方向に引っ掛かり合って搬送時のテンション
によっても互いに位置ずれしない一体の状態に接続され
るので、先のキャリアテープに後のキャリアテープが一
体に搬送されて部品を停止なく供給できるようにする。
また、このような部品供給のために、キャリアテープを
供給する供給リールの交換は必要であるが、交換用の供
給リールが1つあれば足り設備のコストおよび占有面積
は特に増大しない。さらに、前記凹凸部が部品の保持に
関与しないので、前記キャリアテープの接続に有利な形
状、位置、数で設けられてよく、搬送および部品の供給
の邪魔にならずに安定した接続状態を得やすいし、部品
を保持する凹部を持たないと言った部品を保持する形態
の違いの影響を受けないで適用できる汎用性に富んだも
のとなる。
【0017】請求項2、3の発明の部品供給方法は、搬
送されて長手方向に一定ピッチで保持ている部品を供給
している先のキャリアテープの後端部に、これに続いて
部品の供給に用いる同一種類の後のキャリアテープの先
端部を重ね合わせて、双方の長手方向に一定ピッチで形
成されているエンボス加工された、請求項2の発明では
凹凸部の対応するものどうしを、また、請求項3の発明
では特に部品を保持する凹部による凹凸部の対応するも
のどうしを、それぞれ互いに嵌め合わせることにより、
先のキャリアテープと後のキャリアテープとをテープ面
方向に引っ掛かり合って一体となるように接続し、先の
キャリアテープに後のキャリアテープが一体に搬送され
て部品を供給できるようにすることを特徴とするもので
ある。
【0018】このような構成では、キャリアテープの長
手方向に一定ピッチでエンボス加工して形成された、請
求項2の発明では部品保持のための凹部を持つものでは
これによる凹凸部を含むとともに、請求項1の発明のよ
うに特別に設けられた凹凸部を含んで、請求項3の発明
では部品保持のための凹部による凹凸に限って、請求項
1の発明のキャリアテープを用いる場合のように、先後
のキャリアテープの対応する凹凸部どうしを嵌め合わせ
ることにより、部品供給のために搬送される先のキャリ
アテープと後のキャリアテープとをテープ面方向に引っ
掛かり合って搬送時のテンションによっても互いに位置
ずれしない一体の状態に接続することができ、請求項2
の発明ではキャリアテープに既存の、あるいはこれに加
え特別に設けた各種の凹凸部を利用して、請求項3の発
明ではキャリアテープに既存の凹部だけで、それぞれ、
先のキャリアテープに後のキャリアテープが一体に搬送
れて部品を停止なく供給することができる。
【0019】請求項4の発明は、請求項2、3の発明の
いずれか1つにおいて、さらに、先後のキャリアテープ
の先端部および後端部におけるトップテープどうしを貼
り合わせる。
【0020】このような構成では、請求項2、3の発明
において、先後のキャリアテープが後端部と先端部とを
重ね合わせて、双方の対応する凹凸部の嵌まり合いによ
ってテープ面方向に引っ掛かり合って一体に接続するの
に加え、先後のキャリアテープの後端部および先端部に
おけるトップテープを貼り合わせることによっても接続
するので、先後のキャリアテープの接続がさらに強力に
なり、部品供給時に外れたりしないように特別に工夫し
たり、注意をしたりする必要がなく、通常のキャリアテ
ープとして取り扱える。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の幾つかの実施の形
態について図1〜図3を参照しながら説明する。
【0022】(実施の形態1)本実施の形態1は図1の
(a)〜(c)に示してあり、図1の(a)に示すよう
な部品3を保持する凹部1が長手方向に一定ピッチでエ
ンボス加工して形成された通常のキャリアテープ2を用
い、先に使用しているキャリアーテープ2aに後で用い
るキャリアテープ2bを図1の(b)、(c)に示すよ
うに最も単純に接続して部品3を停止なく供給し続けら
れるようにする。
【0023】キャリアテープ2は凹部1に部品3を収容
してそのままで、あるいは必要に応じて図示しないトッ
プシートを貼り合わせて、いわゆるテープ部品をなし、
供給リールに巻き取った状態で、上記特開平5−198
968号公報、特開平5−191081号公報等で既に
知られる図示しない部品供給ユニット等に装着されて、
自動機等への部品の供給に供される。このような部品供
給ユニットでは、装着されたテープ部品としてのキャリ
アテープ2にその一縁に沿って設けられたパーフォレー
ション4に係合するスプロケットが間欠駆動されて、キ
ャリアテープ2を図1の(a)〜(c)に矢印Aで示す
長手方向に間欠送りし、凹部1に収容している部品3
を、自動機等の部品取出し位置に1つずつ供給する。ト
ップテープのあるキャリアテープ2は部品取出し位置に
到達する前に、トップテープを剥がされ供給する部品3
が部品取出し位置で露出させる。この部品3の供給過程
ではキャリアテープ2をガイドとこれに上方から被さる
カバーとにより、双方間に挟み込む状態で所定の搬送経
路に沿ってキャリアテープ2を長手方向に搬送するよう
に案内し、また、トップテープが剥がされた後の部品の
飛びだし等を防止する。
【0024】先に部品3の供給に用いられているキャリ
アテープ2が空の状態に近づいたとき、まず、このキャ
リアテープ2の後端を、部品供給ユニットに装着したま
まの供給リール、ないしは部品供給ユニットから取り外
した供給リールから切り離すか、外し取る。次いで、次
の部品供給に用いるために部品供給ユニットに先のもの
と代わって装着され、あるいは後に先のものと交換する
新規の供給リールに巻き取られた同一種類のキャリアテ
ープ2を引出し、先のキャリアテープ2aの後端2a1
に、後のキャリアテープ2bの先端2b1を図1の
(b)、(c)に示すように重ね合わせる。どちらが上
でもよいが、下になる側の凹部1内の部品3は除去して
おく必要がある。
【0025】先端部2a1と後端部2b1とは、それぞ
れ同一種類のキャリアテープ2の一部分であることによ
り、それぞれの部品3を保持している位置、つまり凹部
1どうしを対向させると、双方の凹部によってキャリア
テープ2の表裏になしている凹凸部が図1の(b)に示
すように互いに嵌まり合う。この嵌まり合いによって先
後のキャリアテープ2a、2bは、テープ面方向に引っ
掛かり合って長手方向の搬送時のテンションによっても
互いに位置ずれしない一体の状態に接続され、部品3を
保持するピッチやパーフォレーション4のピッチに狂い
は生じない。このため、長手方向に搬送される先のキャ
リアテープ2aに後のキャリアテープ2bが一体に搬送
されて部品3を停止なく供給することができる。また、
このような部品供給のために、キャリアテープ2を供給
する供給リールの交換は必要であるが、交換用の供給リ
ール1つあれば足り設備のコストおよび占有面積は特に
増大しない。
【0026】また、用いるキャリアテープ2は特別なも
のでなく従来のものをそのまま利用できるので、改良の
手間が要らない。
【0027】(実施の形態2)本実施の形態2は、図2
の(a)〜(c)に示すように、実施の形態1のように
先後のキャリアテープ2a、2bが後端部2a1と先端
部2b1とを重ね合わせて、双方の凹部1による対応す
る凹凸部の嵌まり合いによってテープ面方向に引っ掛か
り合って一体に接続するのに加え、先後のキャリアテー
プ2a、2bに設けられるトップテープ11a、11b
の、先後のキャリアテープ2a、2bの後端部2a1、
先端部2b1に対応する後端部11a1、先端部11b
1どうしを貼り合わせることによっても接続した点を特
徴としている。
【0028】これにより、先後のキャリアテープ2a、
2bの接続がさらに強力になり、部品供給時に外れたり
しないように特別に工夫したり、注意をしたりする必要
がなく、簡易に取り扱える。他の構造および取扱いは実
施の形態1と変わらないので、同一部材、同一部分には
同一の符号を付し重複する説明は省略する。
【0029】(実施の形態3)本実施の形態3は、図3
の(a)〜(c)に示すように、実施の形態1で用いた
キャリアテープ2と同様なものに、他のキャリアテープ
2との重なり状態で相互に嵌まり合う部品保持に関与し
ない同じ形状の凹凸部21を部品3の各保持位置に対し
て同じ位置関係を持って設けた点を特徴している。な
お、凹凸部21は部品3を保持する各凹部1の両側に設
け、一方側のものがキャリアテープ2の一縁に設けられ
るパーフォレーション4の間に位置する配置としてあ
る。
【0030】このように、キャリアテープ2に設けられ
た部品保持に関与しない凹凸部21が、他のキャリアテ
ープ2との重なり状態で相互に嵌まり合う同じ形状を有
し、しかも、キャリアテープ2の長手方向に一定ピッチ
で部品を保持する凹部1が設けられた各保持位置に対し
て同じ位置関係を持っていることにより、部品3の供給
に使用している先のキャリアテープ2aの後端部2a1
に、次の部品3の供給に用いる未使用な後のキャリアテ
ープ2bを双方の部品保持位置が一致するように重ね合
わせれば、これら後端部2a1および先端部2b1の双
方にある凹凸部21どうしがキャリアテープ2の厚み方
向に対向し合って、先後各キャリアテープ2a、2b双
方の部品3を保持した長手方向のピッチ、およびパーフ
ォレーション4のピッチを狂わせることなく、従って、
部品保持のためのエンボス加工された凹部1があるとこ
れらの嵌まり合いを伴って、互いに嵌まり合う。従っ
て、これら凹部1による凹凸部どうしの嵌まり合いと、
凹凸部21どうしの2通りの嵌まり合いによって先のキ
ャリアテープ2aと後のキャリアテープ2bとがテープ
面方向に引っ掛かりあって長手方向の搬送時のテンショ
ンによっても互いに位置ずれしない一体の状態に強く接
続されるので、先のキャリアテープ2aに後のキャリア
テープ2bが一体に搬送されて部品3を停止なく供給す
ることができるし、実施の形態2の場合と同様に接続が
外れないようにする工夫や、注意の要らないものとな
る。
【0031】なお、キャリアテープ2は搬送される状態
で上下方向に挟まれた案内を受けるので、凹凸部21ど
うしの嵌まり合いだけでも十分な接続効果が得られる。
従って、いわゆるアキシャル部品やラジアル部品のよう
にリード部をテープ間に挟み込んで長手方向に一定ピッ
チで保持するような、部品を保持するための凹部を有し
ないものなど、部品を保持する形態の違いに対応できる
汎用性を有するものとなる。しかも、前記凹凸部21が
部品3の保持に関与しないので、前記先後のキャリアテ
ープ2a、2bの接続に有利な形状、位置、数で設けら
れてよく、搬送および部品3の供給の邪魔にならずに安
定した接続状態を得やすいし、部品を保持する凹部1を
持たないキャリアテープでも十分な接続状態にすること
ができる。
【0032】また、本実施の形態3に、実施の形態2で
示したトップテープの貼り合わせを採用して、さらに強
い接続が得られるようにすることもできる。
【0033】
【発明の効果】請求項1〜3の発明のキャリアテープに
よれば、部品の供給に使用している先のキャリアテープ
の後端部に、次の部品の供給に用いる未使用な後のキャ
リアテープの先端部を重ね合わせて、キャリアテープに
設けられた部品保持に関与しない凹凸部どうしを嵌め合
い、あるいは部品保持のための凹部があるときはこれが
なす凹凸部どうしを嵌め合って、あるいは双方を嵌め合
わせて、先後各キャリアテープ双方の部品を保持した長
手方向のピッチおよびパーフォレーションのピッチを狂
わせることなく、先のキャリアテープと後のキャリアテ
ープとがテープ面方向に引っ掛かり合って搬送時のテン
ションによっても互いに位置ずれしない一体の状態に接
続し、先のキャリアテープに後のキャリアテープが一体
に搬送されて部品を停止なく供給できるようにする。こ
のとき、キャリアテープを供給する供給リールの交換用
が1つ余計にあればよいので、設備のコストおよび占有
面積は特に増大しない。さらに、前記凹凸部が部品の保
持に関与しないので、前記キャリアテープの接続に有利
な形状、位置、数で設けられてよく、搬送および部品の
供給の邪魔にならずに安定した接続状態を得やすいし、
部品を保持する凹部を持たないと言った部品を保持する
形態の違いの影響を受けないで適用できる汎用性に富ん
だものとなる。
【0034】請求項4の発明は、先後のキャリアテープ
の凹凸部の嵌まり合いによって接続するのに加え、先後
のキャリアテープの後端部および先端部におけるトップ
テープを貼り合わせることによっても接続するので、先
後のキャリアテープの接続がさらに強力になり、部品供
給時に外れたりしないように特別に工夫したり、注意を
したりする必要がなく、通常のキャリアテープとして取
り扱える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1を示し、その(a)は非
接続状態で示す斜視図、その(b)は接続状態でのパー
フォレーション位置の縦断面図、その(c)は接続状態
での凹部位置の縦断面図である。
【図2】本発明の実施の形態2を示し、その(a)は非
接続状態で示す斜視図、その(b)は接続状態でのパー
フォレーション位置の縦断面図、その(c)は接続状態
での凹部位置の縦断面図である。
【図3】本発明の実施の形態3を示し、その(a)は非
接続状態で示す斜視図と、その(b)はパーフォレーシ
ョン位置の縦断面図、その(c)は接続状態での凹部位
置の縦断面図である。
【図4】従来のキャリアテープを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 凹部 2、2a、2b キャリアテープ 2a1 後端部 2b1 先端部 3 部品 4 パーフォレーション 11a、11b トップテープ 11a1 後端部 11b1 先端部 21 凹凸部 A 搬送方向矢印
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 靖之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向に部品を一定ピッチで保持し、
    搬送用のパーフォレーションが側縁に沿って形成された
    キャリアテープにおいて、 長手方向に一定ピッチで並び、他のキャリアテープとの
    重なり状態で相互に嵌まり合う部品保持に関与しない同
    じ形状の凹凸部を部品の各保持位置に対し同じ位置関係
    を持って設けたことを特徴とするキャリアテープ。
  2. 【請求項2】 搬送されて長手方向に一定ピッチで保持
    している部品を順次に供給している先のキャリアテープ
    の後端部に、これに続く部品の供給に用いる同一種類の
    後のキャリアテープの先端部を重ね合わせて、双方の長
    手方向に一定ピッチで形成されているエンボス加工され
    た凹凸部の対応するものどうしを互いに嵌め合わせるこ
    とにより、先のキャリアテープと後のキャリアテープと
    をテープ面方向に引っ掛かり合い一体となる状態に接続
    し、先のキャリアテープに後のキャリアテープが一体に
    搬送されて部品を供給できるようにすることを特徴とす
    るキャリアテープを用いた部品供給方法。
  3. 【請求項3】 長手方向に一定ピッチで保持した部品を
    供給している先のキャリアテープの後端部に、これに続
    いて部品の供給に用いる同一種類の後のキャリアテープ
    の先端部を重ね合わせて、双方の長手方向に一定ピッチ
    で形成されているエンボス加工された部品を保持する凹
    部による凹凸部の対応するものどうしを互いに嵌め合わ
    せることにより、先のキャリアテープと後のキャリアテ
    ープとをテープ面方向に引っ掛かり合って一体となる状
    態に接続し、先のキャリアテープに後のキャリアテープ
    が一体に搬送されて部品を停止なく供給できるようにす
    ることを特徴とするキャリアテープを用いた部品供給方
    法。
  4. 【請求項4】 先後のキャリアテープの前記接続部にお
    いて、先後のキャリアテープの後端部および先端部にお
    けるトップテープどうしを貼り合わせる請求項2、3の
    いずれか一項に記載の部品供給方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006143253A (ja) * 2004-11-18 2006-06-08 Hitachi High-Tech Instruments Co Ltd 収納テープ同士の連結方法
US7731034B2 (en) 2002-11-15 2010-06-08 Panasonic Corporation Electronic part supplying tape and electronic part supplying tape connecting method

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