JPH10100530A - インクジェット記録方法 - Google Patents

インクジェット記録方法

Info

Publication number
JPH10100530A
JPH10100530A JP27523696A JP27523696A JPH10100530A JP H10100530 A JPH10100530 A JP H10100530A JP 27523696 A JP27523696 A JP 27523696A JP 27523696 A JP27523696 A JP 27523696A JP H10100530 A JPH10100530 A JP H10100530A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
recording method
parts
jet recording
ink jet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP27523696A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3715728B2 (ja
Inventor
Satoshi Nagashima
聡 永嶋
Hisashi Teraoka
恒 寺岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP27523696A priority Critical patent/JP3715728B2/ja
Publication of JPH10100530A publication Critical patent/JPH10100530A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3715728B2 publication Critical patent/JP3715728B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の色のインクを重ねて形成される2次色
の記録画像における耐フェザリング性及び耐ブリード性
を向上させることのできるインクジェット記録方法の提
供、被記録材に中性紙を用いた場合にも、2次色の耐フ
ェザリング性及び耐ブリード性を向上させることがで
き、高品位画像を形成することの出来るインクジェット
記録方法の提供。 【解決手段】 夫々少なくとも色材と液媒体と界面活性
剤とを有する、シアンインク、マゼンタインク及びイエ
ローインクの3色のインクを含む複数の色のインクから
選択される少なくとも2種類の色のインクを重ね合わせ
て2次色画像を形成するインクジェット記録方法におい
て、界面活性剤の含有量の多いインクから順に被記録材
上にインクを付着させるインクジェット記録方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインクジェット記録
方法に関し、更に詳しくは、オフィス等で使用される普
通紙、特に中性紙化された普通紙等に対して、高画質な
記録を行うことができるインクジェット記録方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、筆記具用インク、インクジェ
ット用インク、インクジェット記録方法について、実に
様々なインク組成及び記録方法が報告されている。中で
も近年、インクジェット記録による高画質化が注目を集
めており、インクの組成、物性及び記録方法等、多様な
面から詳細な研究開発がなされている。
【0003】例えば、特開平5−194893号公報に
は、水性インク中に界面活性剤を臨界ミセル濃度になる
まで含有させることにより、被記録材上に形成される記
録画像における耐フェザリング性を向上させ、且つ、カ
ラー画像を形成した場合には異なった色調を有する複数
のインクの付与領域間で発生する異色インクの境間滲み
を防止する(以後、耐ブリード性と呼ぶ)提案がなされ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなインクにおいては、確かに単色における耐フェザ
リング性及び耐ブリード性は格段に向上するが、複数の
インクを重ねることによって形成される2次色において
は、耐フェザリング性及び耐ブリード性は充分とはいえ
ず、特に、一般のオフィス等で用いられている普通紙が
中性紙化されている現在、従来使用されていた酸性紙に
画像を形成した場合よりも更に記録画像が見劣りするよ
うになっているのが現状である。従って、本発明の目的
は、上記問題点を改善し、複数の色のインクを重ねるこ
とによって形成される2次色の記録画像における耐フェ
ザリング性及び耐ブリード性を向上させることのできる
インクジェット記録方法を提供することにある。又、被
記録材として中性紙を用いた場合にも、複数の色のイン
クを重ねることによって形成される2次色の耐フェザリ
ング性及び耐ブリード性を向上させることができ、高品
位画像を形成することの出来るインクジェット記録方法
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、以下の本発
明によって達成される。即ち、本発明は、夫々少なくと
も色材と液媒体と界面活性剤とを有する、シアンイン
ク、マゼンタインク及びイエローインクの3色のインク
を含む複数の色のインクから選択される少なくとも2種
類の色のインクを重ね合わせて2次色画像を形成するイ
ンクジェット記録方法において、界面活性剤の含有量の
多いインクから順に被記録材上にインクを付着させるこ
とを特徴とするインクジェット記録方法である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、好ましい実施の形態を挙
げて、本発明を更に詳細に説明する。先ず、本発明の作
用について説明する。本発明者らは、上記した従来技術
の問題点を解決すべく、水溶性インクを用いたインクジ
ェット記録における高画質なカラー画像を得るために、
様々なインク及びインクジェット記録方法について鋭意
検討を行った結果、下記のことを知見して本発明を完成
した。即ち、少なくともシアンインク、マゼンタインク
及びイエローインクの3色を含む複数の色のインクを用
いてカラー画像を形成するインクジェット記録方法にお
いて、これら複数のインク中に互いに異なる含有量の界
面活性剤を夫々含有させておき、且つこれらのインクか
ら選択される少なくとも2種類の色のインクを重ね合わ
せて被記録材上に2次色画像を形成する際に、インク中
の界面活性剤の含有量が多いインクから順に被記録材上
にインクを付着させて画像を形成すれば、得られる2次
色画像がフェザリング及びブリードのない高品位画像と
なる。上記した構成の本発明のインクジェット記録方法
を用いて2次色画像を形成した場合に、耐フェザリング
性及び耐ブリード性が良好になる理由は未だ明白ではな
い。
【0007】以下に、本発明のインクジェット記録方法
を構成するインクの材料及び記録手順等について説明す
る。本発明のインクジェット記録方法では、複数の色の
インクを用いるが、先ず、この際に用いられる複数のイ
ンク中に夫々含有される界面活性剤について説明する。
本発明で使用する界面活性剤は、複数のインクに対して
異なる種類の界面活性剤を夫々のインクに用いてもよい
が、同じ種類の界面活性剤を用いた方が、より耐フェザ
リング性及び耐ブリード性を向上させることができるた
め好ましい。
【0008】更に、本発明において使用する界面活性剤
は、水溶性であり、インクの親和性を適宜に調整するこ
とが容易である為、ノニオン系界面活性剤を用いること
が好ましい。特に、下記に挙げる一般式(I)の化合物
は、水によく溶け親水性と疎水性とのバランスがよい
為、本発明において界面活性剤として好適に使用され
る。更に、本発明においては、下記一般式(I)中のn
及びmが、n+m=0〜20の関係にある化合物を使用
すると、上記した本発明の効果をより効果的に得ること
が出来る。又、本発明で使用する界面活性剤のHLBと
しては、5〜10の範囲のものを用いることが特に好ま
しいが、界面活性剤の選択にあたっては、インクの用途
や目的によって、例えば、被記録材の種類等に応じて適
宜に選択すればよい。
【0009】
【化2】 (a及びbは1〜3の整数であり、d及びeは2〜4の
整数であり、n+mは0〜50である。)
【0010】又、本発明において使用する上記した様な
界面活性剤のインク中の含有量は、被記録材料等の種類
により変化するが、好ましくは0.01〜20重量%の
範囲、更に好ましくは0.1〜10重量%の範囲とす
る。更に、本発明においては、この範囲内で各インクに
含有させる界面活性剤の量を、被記録材に付着させる順
に、例えば、第1のインク(シアンインク)>第2のイ
ンク(マゼンタインク)>第3のインク(イエローイン
ク)となるように調整すればよい。本発明においては、
この様に界面活性剤の含有量を調整された複数のインク
を使用してインクジェット記録が行われる結果、被記録
材に付着されるインク中の界面活性剤の量が、順次減量
され、耐フェザリング性及び耐ブリード性が向上する。
【0011】本発明のインクジェット記録方法に使用さ
れるインク中の色材としては、特に制限はなく、各種の
染料や顔料を用いることができる。しかし、本発明の効
果及び色材の特性を考慮した場合、2次色画像を形成す
る際に2番目以降に被記録材上に付着されるインク中の
色材としては、窒素原子を有さない色材を用いることが
好ましい。又、窒素原子を有さない色材は、被記録材上
で発色が良好であるという利点もある。
【0012】本発明においては、被記録材上にシアンイ
ンク、マゼンタインク、イエローインクの順にインクを
付着させることが好ましい。又、この際に、最後に付着
させるイエローインクには、窒素原子を有さない色材を
用いることが好ましい。イエローインクに好ましく使用
される色材としては、例えば、C.I.ソルベントグリ
ーン7等の油溶性染料や、或いは水溶性基で表面処理を
した(ミセル化した)顔料等が挙げられる。C.I.ソ
ルベントグリーン7は、蛍光染料であり、その色調は薄
い蛍光色のイエローを有し、その構造は、以下に示す如
きであり、窒素原子を含まない色材である。
【0013】
【化3】
【0014】又、2番目に付着させるマゼンタインクに
使用する色材としても、窒素原子を有さない色材を用い
ることが好ましい。先に述べた様に、窒素原子を有さな
い色材は、被記録材上で発色が良好であるという利点が
ある。マゼンタインクに使用する好ましい色材として
は、例えば、下記の構造を有する窒素原子を含まない
C.I.アシッドレッド92、C.I.アシッドレッド
94等の酸性染料や、水溶性基で表面処理をした(ミセ
ル化した)顔料等を使用することが好ましい。
【0015】
【化4】
【0016】又、最初に付着させるシアンインクに使用
する色材には、窒素原子を有する色材を用いてもよい。
シアンインク中に含有させる色材としては、例えば、下
記の構造を有するC.I.アシッドブルー9等の酸性染
料や、C.I.ダイレクトブルー199等の色材が挙げ
られる。本発明においては、特に、下記に示すC.I.
ダイレクトブルー199等の銅フタロシアニン系の色材
を用いることが好ましい。
【0017】
【化5】 上記のような色材の含有量としては、一般にはインク全
量に対して、好ましくは0.1〜15重量%、より好ま
しくは0.1〜10重量%の範囲である。
【0018】本発明で使用されるインクは、少なくとも
上記した界面活性剤及び色材と液媒体とからなるが、本
発明で使用される液媒体としては、水と水溶性有機溶剤
との混合物であることが好ましい。この際に使用される
水溶性有機溶剤としては、具体的には例えば、ジメチル
ホルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類;ア
セトン等のケトン類;テトラヒドロフラン、ジオキサン
等のエーテル類;ポリエチレングリコール、ポリプロピ
レングリコール等のポリアルキレングリコール類;エチ
レングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリ
コール、トリエチレングリコール、1,2,6−ヘキサ
ントリオール、チオジグリコール、ヘキシレングリコー
ル、ジエチレングリコール等のアルキレン基が2〜6個
の炭素原子を含むアルキレングリコール類;グリセリ
ン、ポリグリセリン、グリセリンのエチレンオキサイド
付加物;エチレングリコールモノメチル(又はエチル)
エーテル、ジエチレングリコールモノメチル(又はエチ
ル)エーテル、トリエチレングリコールモノメチル(又
はエチル)エーテル等の多価アルコールの低級アルキル
エーテル類;N−メチル−2−ピロリドン、1,3−ジ
メチル−2−イミダゾリジノン、トリエタノールアミ
ン、スルホラン、ジメチルサルフォキサイド、2−ピロ
リドン、ε−カプロラクタム等の環状アミド化合物及び
スクシンイミド等のイミド化合物等が挙げられる。
【0019】上記した水溶性有機溶剤のインク中の含有
量は、一般には、インクの全重量に対して重量%で、1
〜40%が好ましく、より好ましくは3%〜30%の範
囲である。又、インク中の水の含有量としては、インク
全量に対して、好ましくは30〜95重量%の範囲でで
ある。インク中に含まれる水の量が30重量%より少な
いと色材の溶解性等が悪くなり、インクの粘度も高くな
るために好ましくない。一方、95重量%より多いと蒸
発成分が多すぎて、充分な固着特性を満足することがで
きない。
【0020】又、本発明において使用するインク中には
pH調整剤を添加してもよい。この際に使用されるpH
調整剤としては、例えば、トリエタノールアミン、エト
キシエタノールアミン、ジエタノールエチルアミン等の
アルコールアミンやアンモニアが挙げられる。更に、必
要に応じてインク中に、水溶性ポリマー、キレート剤、
蒸発促進剤、還元防止剤、酸化防止材、防カビ材、防腐
剤、防錆剤等を添加してもよい。
【0021】本発明のインクジェット記録方法において
は、上記した様な成分からなるインクを、インクジェッ
ト記録方式で被記録材上に付着させて画像を形成する
が、インクジェット記録方式として、熱によって発生し
たエネルギーによるインクの発泡現象によりインクを吐
出させるタイプのインクジェット記録方式を適用するこ
とが好ましい。即ち、上記した様な構成のインクに上記
方式のインクジェット記録方式を適用すると、インクの
吐出が極めて安定であり、サテライトドットの発生等が
生じないという特徴がある。但し、この場合には、熱的
な物性値(例えば、比熱、熱膨張係数、熱伝導率等)を
調整する必要がある場合もある。
【0022】更に、本発明においては、普通紙に記録し
た場合の印字記録物のインクの耐水性の問題を解決する
と同時に、インクジェット用ヘッドに対するマッチング
を良好にする面から、使用するインクが、インク自体の
物性として25℃における表面張力が30〜68dyn
/cm、粘度が100cP以下、好ましくは50cP以
下、より好ましくは30cP以下に調整されることが望
ましい。
【0023】尚、本発明において使用するインクは、熱
エネルギーの作用により液滴を吐出させて記録を行うイ
ンクジェット記録方法にとりわけ好適に用いられるが、
一般の筆記用具としても使用できる。
【0024】本発明のインクジェット記録方法で好適に
使用し得るインクジェット記録装置としては、記録ヘッ
ドの室内のインクに、記録信号に対応した熱によって発
生したエネルギーを与え、該熱によって発生したエネル
ギーによりインクを吐出させる装置が挙げられるが、以
下、このようなインクジェット記録装置の一例を図を参
照しながらに説明する。先ず、該装置の主要部であるヘ
ッド構成例を、図1、図2及び図3に示す。
【0025】ヘッド13は、インクを通す溝14を有す
るガラス、セラミック又はプラスチック板等と、感熱記
録に用いられる発熱ヘッド15(図では薄膜ヘッドが示
されているが、これに限定されるものではない)とを接
着して得られる。発熱ヘッド15は、酸化シリコン等で
形成される保護膜16、アルミニウム電極17−1及び
17−2、ニクロム等で形成される発熱抵抗体層18、
蓄熱層19、及びアルミナ等の放熱性のよい基板20よ
りなっている。
【0026】インク21は吐出オリフィス(微細孔)2
2まで来ており、不図示の圧力によりメニスカス23を
形成している。今、アルミニウム電極17−1及び17
−2に電気信号情報が加わると、発熱ヘッド15のnで
示される領域が急激に発熱し、ここに接しているインク
21に気泡が発生し、その圧力でメニスカス23が突出
し、インク21が吐出しインク小滴24となり、吐出オ
リフィス22より被記録材25に向かって飛翔する。
【0027】図3には図1に示すヘッドを多数並べたマ
ルチヘッドの外観図を示す。該マルチヘッドはマルチ溝
26を有するガラス板27と、図1で説明したものと同
様の発熱ヘッド28を密着して作製されている。尚、図
1は、インク流路に沿ったヘッド13の断面図であり、
図2は図1のA−B線での断面図である。
【0028】図4に、上記ヘッドを組み込んだインクジ
ェット記録装置の一例を示す。図4において、61はワ
イピング部材としてのブレードであり、その一端はブレ
ード保持部材によって保持されて固定端となり、カンチ
レバーの形態をなす。ブレード61は記録ヘッド65に
よる記録領域に隣接した位置に配置され、又、本例の場
合、記録ヘッド65の移動経路中に突出した形態で保持
される。62は記録ヘッド65の吐出口面のキャップで
あり、ブレード61に隣接するホームポジションに配置
され、記録ヘッド65の移動方向と垂直な方向に移動し
て、インク吐出口面と当接し、キャッピングを行う構成
を備える。更に、63はブレード61に隣接して設けら
れるインク吸収体であり、ブレード61と同様、記録ヘ
ッド65の移動経路中に突出した形態で保持される。
【0029】上記ブレード61、キャップ62及びイン
ク吸収体63によって吐出回復部64が構成され、ブレ
ード61及びインク吸収体63によってインク吐出口面
の水分、塵埃等の除去が行われる。65は吐出エネルギ
ー発生手段を有し、吐出口を配した吐出口面に対向する
被記録材にインクを吐出して記録を行う記録ヘッド、6
6は記録ヘッド65を搭載してその移動を行うためのキ
ャリッジである。キャリッジ66はガイド軸67と摺動
可能に係合し、キャリッジ66の一部はモーター68に
よって駆動されるベルト69と接続(不図示)してい
る。これによりキャリッジ66はガイド軸67に沿った
移動が可能となり、記録ヘッド65による記録領域及び
その隣接した領域の移動が可能となる。
【0030】51は被記録材を挿入するための給紙部、
52は不図示のモーターにより駆動する紙送りローラー
である。これらの構成によって記録ヘッド65の吐出口
面と対向する位置へ被記録材が給紙され、記録が進行す
るにつれて排紙ローラー53を配した排紙部へ排紙され
る。
【0031】上記構成において記録ヘッド65が記録終
了等でホームポジションに戻る際、吐出回復部64のキ
ャップ62は記録ヘッド65の移動経路から退避してい
るが、ブレード61は移動経路中に突出している。この
結果、記録ヘッド65の吐出口面がワイピングされる。
尚、キャップ62が記録ヘッド65の吐出口面に当接し
てキャッピングを行う場合、キャップ62は記録ヘッド
の移動経路中に突出する様に移動する。
【0032】記録ヘッド65がホームポジションから記
録開始位置へ移動する場合、キャップ62及びブレード
61は、上述したワイピング時の位置と同一の位置にあ
る。この結果、この移動においても記録ヘッド65の吐
出口面はワイピングされる。上述の記録ヘッド65のホ
ームポジションへの移動は、記録終了時や吐出回復時ば
かりでなく、記録ヘッド65が記録のために記録領域を
移動する間に所定の間隔で記録領域に隣接したホームポ
ジションへ移動し、この移動に伴って上記ワイピングが
行われる。
【0033】図5は、ヘッドにインク供給部材、例え
ば、チューブを介して供給されるインクを収容したイン
クカートリッジの一例を示す図である。ここで、40は
供給用インクを収容したインク収容部、例えば、インク
袋であり、その先端にはゴム製の栓42が設けられてい
る。この栓42に針(不図示)を挿入することにより、
インク袋40中のインクをヘッドに供給可能ならしめ
る。44は廃インクを受容するインク吸収体である。イ
ンク吸収部としては、インクとの接液面がポリオレフィ
ン、特にポリエチレンで形成されているものが本発明に
とって好ましい。
【0034】本発明で使用されるインクジェット記録装
置としては、上記のごときヘッドとインクカートリッジ
とが別体となったものに限らず、図6に示すごときそれ
らが一体になったものにも好適に用いられる。図6にお
いて、70は記録ユニットであって、この中にはインク
を収容したインク収容部、例えば、インク吸収体が収納
されており、かかるインク吸収体中のインクが複数のオ
リフィスを有するヘッド部71からインク滴として吐出
される構成になっている。
【0035】インク吸収体の材料としては、ポリウレタ
ン、セルロース又はポリビニルアセタールを用いること
が本発明にとって好ましい。72は記録ユニット内部を
大気に連通させるための大気連通口である。この記録ユ
ニット70は、図4で示す記録ヘッドに代えて用いられ
るものであって、キャリッジ66に対し着脱自在になっ
ている。
【0036】
【実施例】次に、実施例及び比較例を挙げて本発明をよ
り具体的に説明する。各実施例及び比較例で夫々使用し
たインクの成分を下記に示したが、インクの作製にあた
っては、これらの成分を混合し、充分に撹拌して溶解さ
せた後、ポアサイズが0.45μmのフロロポアフィル
ター(商品名、住友電工(株)製)にて加圧濾過を行っ
てインクを夫々作製した。比較例では、界面活性剤の含
有量を変えた以外は、色材等の成分は夫々の実施例と同
様の組成とし、最終的に水で調整した。表1に、各実施
例及び比較例で使用した各インクの色材と界面活性剤の
含有量をまとめて示した。尚、文中「部」及び「%」と
あるのは、特に断りのない限り重量基準である。
【0037】実施例1 (シアンインクの組成) ・C.I.アシッドブルー9(下記に構造式を示す) 2.0部 ・グリセリン 10.0部 ・チオジグリコール 10.0部 ・一般式(I)の化合物(n+m=10、a=2、b=2、c=3、d=3) 1.5部 ・純水 76.5部
【0038】
【化6】
【0039】 (マゼンタインクの組成) ・C.I.アシッドレッド94(下記に構造式を示す) 1.5部 ・グリセリン 10.0部 ・チオジグリコール 10.0部 ・一般式(I)の化合物(n+m=10、a=2、b=2、c=3、d=3) 1.0部 ・純水 77.5部
【0040】
【化7】
【0041】 (イエローインクの組成) ・C.I.ダイレクトイエロー142(下記に構造式を示す) 2.0部 ・グリセリン 10.0部 ・チオジグリコール 10.0部 ・一般式(I)の化合物(n+m=10、a=2、b=2、c=3、d=3) 0.7部 ・純水 77.3部
【0042】
【化8】
【0043】実施例2 (シアンインクの組成) ・C.I.ダイレクトブルー199(下記に構造式を示す) 1.5部 ・ジグリセリン 8.0部 ・尿素 8.0部 ・一般式(I)の化合物(n+m=10、a=2、b=2、c=3、d=3) 2.0部 ・純水 80.5部
【0044】
【化9】
【0045】 (マゼンタインクの組成) ・C.I.アシッドレッド92(下記に構造式を示す) 1.5部 ・ジエチレングリコール 12.0部 ・尿素 8.0部 ・一般式(I)の化合物(n+m=15、a=2、b=2、c=3、d=3) 1.0部 ・純水 77.5部
【0045】
【化10】
【0046】 (イエローインクの組成) ・C.I.ダイレクトイエロー142(下記に構造式を示す) 0.5部 ・C.I.ソルベントグリーン7(下記に構造式を示す) 1.5部 ・ポリエチレングリコール(Mw=400) 10.0部 ・トリエタノールアミン 3.0部 ・一般式(I)の化合物(n+m=10、a=2、b=2、c=4、d=4) 0.5部 ・純水 84.5部
【0047】
【化11】
【0048】実施例3 (シアンインクの組成) ・C.I.ダイレクトブルー199(実施例2で使用のものと同様)1.5部 ・グリセリン 10.0部 ・尿素 10.0部 ・一般式(I)の化合物(n+m=10、a=2、b=2、c=3、d=3) 1.0部 ・純水 77.5部
【0049】 (マゼンタインクの組成) ・C.I.アシッドレッド92(実施例2で使用のものと同様) 2.0部 ・グリセリン 10.0部 ・尿素 10.0部 ・一般式(I)の化合物(n+m=10、a=2、b=2、c=3、d=3) 0.7部 ・純水 77.3部
【0050】 (イエローインクの組成) ・C.I.ソルベントグリーン7(下記に構造式を示す) 1.5部 ・グリセリン 10.0部 ・尿素 10.0部 ・トリエタノールアミン 3.0部 ・エトキシエタノールアミン 2.0部 ・一般式(I)の化合物(n+m=10、a=2、b=2、c=3、d=3) 0.5部 ・純水 73.0部
【0051】
【化12】
【0052】比較例1 (シアンインクの組成) ・C.I.アシッドブルー9 2.0部 ・グリセリン 10.0部 ・チオジグリコール 10.0部 ・一般式(I)の化合物(n+m=10、a=2、b=2、c=3、d=3) 1.0部 ・純水 77.0部 (マゼンタインクの組成) ・C.I.アシッドレッド94 1.5部 ・グリセリン 10.0部 ・チオジグリコール 10.0部 ・一般式(I)の化合物(n+m=10、a=2、b=2、c=3、d=3) 1.0部 ・純水 77.5部 (イエローインクの組成) ・C.I.ダイレクトイエロー142 2.0部 ・グリセリン 10.0部 ・チオジグリコール 10.0部 ・一般式(I)の化合物(n+m=10、a=2、b=2、c=3、d=3) 1.0部 ・純水 77.0部
【0053】比較例2 (シアンインクの組成) ・C.I.ダイレクトブルー199 1.5部 ・ジグリセリン 8.0部 ・尿素 8.0部 ・一般式(I)の化合物(n+m=10、a=2、b=2、c=3、d=3) 1.0部 ・純水 81.5部 (マゼンタインクの組成) ・C.I.アシッドレッド92 1.5部 ・ジエチレングリコール 12.0部 ・尿素 8.0部 ・一般式(I)の化合物(n+m=15、a=2、b=2、c=3、d=3) 1.5部 ・純水 77.0部 (イエローインクの組成) ・C.I.ダイレクトイエロー142 0.5部 ・C.I.ソルベントグリーン7 1.5部 ・ポリエチレングリコール(Mw=400) 10.0部 ・トリエタノールアミン 3.0部 ・一般式(I)の化合物(n+m=10、a=2、b=2、c=4、d=4) 1.5部 ・純水 83.5部
【0054】比較例3 (シアンインクの組成) ・C.I.ダイレクトブルー199 1.5部 ・グリセリン 10.0部 ・尿素 10.0部 ・一般式(I)の化合物(n+m=10、a=2、b=2、c=3、d=3) 0.5部 ・純水 78.0部 (マゼンタインクの組成) ・C.I.アシッドレッド92 2.0部 ・グリセリン 10.0部 ・尿素 10.0部 ・一般式(I)の化合物(n+m=10、a=2、b=2、c=3、d=3) 1.0部 ・純水 77.0部 (イエローインクの組成) ・C.I.ソルベントグリーン7 1.5部 ・グリセリン 10.0部 ・尿素 10.0部 ・トリエタノールアミン 3.0部 ・エトキシエタノールアミン 2.0部 ・一般式(I)の化合物(n+m=10、a=2、b=2、c=3、d=3) 1.5部 ・純水 72.0部
【0055】
【表1】 表1:実施例及び比較例のインク中の色材の種類と界面
活性剤の含有量
【0056】[記録]次に、上記で得られた各インクを
用いてインクジェット記録方式によって記録画像を形成
した。その際に使用したインクジェット記録装置として
は、発熱素子をインクの吐出エネルギー源として利用し
たオンデマンド型インクジェットプリンタとして、
(a)BJC600(商品名、キヤノン(株)製)、
(b)BJC4000(商品名、キヤノン(株)製)、
及び(c)BJC210(商品名、キヤノン(株)製)
の3種類の機種を用いた。そして、上記で得られた各イ
ンクをこれらのオンデマンド型インクジェットプリンタ
に搭載して記録画像を形成した。この際、2次色の画像
を作成する際に、被記録材上に3色のインクを付着させ
る順番が、いずれの場合にも必ず、マゼンタインク及び
イエローインクよりもシアンインクが先で、イエローイ
ンクよりもマゼンタインクの方が先に付着されるように
して画像を形成した。得られた画像について、下記の方
法及び基準で評価を行った。その結果を表2〜4に示し
た。
【0057】[評価及び評価基準] (1)2次色の耐フェザリング性(R、G、B) (a)、(b)及び(c)の各プリンタで用いられるイ
ンクカートリッジに所定のインクを充填して、市販の酸
性紙及び中性紙に、シアンインクとイエローインクとを
重ねて付着させて緑色の英数文字を、イエローインクと
マゼンタインクとを重ねて付着させて赤色の英数文字
を、及びマゼンタインクとシアンインクとを重ねて付着
させて青の英数文字を印字し、顕微鏡及び目視で観察
し、以下の基準に従い評価した。 ◎:文字がシャープでヒゲ状の滲みがない。 ○:文字はシャープだがヒゲ状の滲みが少し発生、又は
文字のシャープさが少し欠けるがヒゲ状の滲みがない。 △:文字にシャープさがない、又はヒゲ状の滲みが少し
多い。 ×:文字にシャープさがなく、ヒゲ状の滲みも多い。
【0058】(2)2次色の耐フェザリング性(プロセ
スブラック) (a)、(b)及び(c)の各プリンタを用いて、これ
らのプリンタのインクカートリッジに所定のインクを充
填して、市販の酸性紙及び中性紙に、シアン、マゼンタ
及びイエローの3種のインクを重ねて付着させてプロセ
スブラックの英数文字を印字し、顕微鏡及び目視で観察
し、以下の基準に従い評価した。 ◎:文字がシャープでヒゲ状の滲みがない。 ○:文字はシャープだがヒゲ状の滲みが少し発生、又は
文字のシャープさが少し欠けるがヒゲ状の滲みがない。 △:文字にシャープさがない、又はヒゲ状の滲みが少し
多い。 ×:文字にシャープさがなく、ヒゲ状の滲みも多い。
【0059】(3)耐ブリード性 (a)、(b)及び(c)の各プリンタで用いられるイ
ンクカートリッジに所定のインクを充填して、市販の酸
性紙及び中性紙に、シアンとプロセスブラック、マゼン
タとプロセスブラック、及びイエローとプロセスブラッ
クの色のインクの境界を持つ画像を記録し、顕微鏡及び
目視でその境界部を観察し、以下の基準に従い評価し
た。 ◎:境界部がシャープでヒゲ状の滲みがない。 ○:境界部がシャープであるがヒゲ状の滲みがある。 △:境界部にシャープさがない。 ×:境界部にシャープさがなく、ヒゲ状の滲みも多い。
【0060】
【表2】 表2:評価結果(BJC600プリンタ(a)を用いた
場合)
【0061】
【表3】 表3:評価結果(BJC4000プリンタ(b)を用い
た場合)
【0062】
【表4】 表4:評価結果(BJC210プリンタ(c)を用いた
場合)
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
少なくとも、シアンインク、マゼンタインク及びイエロ
ーインクの3色のインクを用いてカラー画像を形成する
場合に、インク中の界面活性剤の含有量が多いインクか
ら順に被記録材へ付着して記録を行うことによって、被
記録材が普通紙である場合のみならず中性紙である場合
にも、形成される2次色のインク画像の耐フェザリング
性及び耐ブリード性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】インクジェット記録装置のヘッドの縦断面図で
ある。
【図2】インクジェット記録装置のヘッドの横断面図で
ある。
【図3】図1に示したヘッドをマルチ化したヘッドの外
観斜視図である。
【図4】インクジェット記録装置の一例を示す斜視図で
ある。
【図5】インクカートリッジの縦断面図である。
【図6】記録ユニットの一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
13:ヘッド 14:インク溝 15:発熱ヘッド 16:保護膜 17−1、17−2:アルミニウム電極 18:発熱抵抗体層 19:蓄熱層 20:基板 21:インク 22:吐出オリフィス(微細孔) 23:メニスカス 24:インク小滴 25:被記録材 26:マルチ溝 27:ガラス板 28:発熱ヘッド 40:インク袋 42:栓 44:インク吸収体 45:インクカートリッジ 51:給紙部 52:紙送りローラー 53:排紙ローラー 61:ブレード 62:キャップ 63:インク吸収体 64:吐出回復部 65:記録ヘッド 66:キャリッジ 67:ガイド軸 68:モーター 69:ベルト 70:記録ユニット 71:ヘッド部 72:大気連通口

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 夫々少なくとも色材と液媒体と界面活性
    剤とを有する、シアンインク、マゼンタインク及びイエ
    ローインクの3色のインクを含む複数の色のインクから
    選択される少なくとも2種類の色のインクを重ね合わせ
    て2次色画像を形成するインクジェット記録方法におい
    て、界面活性剤の含有量の多いインクから順に被記録材
    上にインクを付着させることを特徴とするインクジェッ
    ト記録方法。
  2. 【請求項2】 界面活性剤が、ノニオン系界面活性剤で
    ある請求項1に記載のインクジェット記録方法。
  3. 【請求項3】 ノニオン系界面活性剤が、下記一般式
    (I)の化合物である請求項2に記載のインクジェット
    記録方法。 【化1】 (a及びbは1〜3の整数であり、d及びeは2〜4の
    整数であり、n+mは0〜50である。)
  4. 【請求項4】 一般式(I)中のn及びmが、n+m=
    0〜20の関係にある請求項3に記載のインクジェット
    記録方法。
  5. 【請求項5】 2次色画像を形成する際に2番目以降に
    被記録材上に付着されるインク中の色材が、窒素原子を
    有さない色材である請求項1に記載のインクジェット記
    録方法。
  6. 【請求項6】 イエローインク中の色材が、窒素原子を
    有さない色材である請求項5に記載のインクジェット記
    録方法。
  7. 【請求項7】 イエローインク中の色材が、油溶染料で
    ある請求項6に記載のインクジェット記録方法。
  8. 【請求項8】 マゼンタインク中の色材が、窒素原子を
    有さない色材である請求項5に記載のインクジェット記
    録方法。
  9. 【請求項9】 マゼンタインク中の色材が、酸性染料で
    ある請求項8に記載のインクジェット記録方法。
  10. 【請求項10】 インクジェット記録方式が、記録信号
    に対応した熱により発生した熱エネルギーによってイン
    クが被記録材上に吐出されることにより行われる請求項
    1に記載のインクジェット記録方法。
JP27523696A 1996-09-27 1996-09-27 インクジェット記録方法 Expired - Fee Related JP3715728B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27523696A JP3715728B2 (ja) 1996-09-27 1996-09-27 インクジェット記録方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27523696A JP3715728B2 (ja) 1996-09-27 1996-09-27 インクジェット記録方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10100530A true JPH10100530A (ja) 1998-04-21
JP3715728B2 JP3715728B2 (ja) 2005-11-16

Family

ID=17552602

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27523696A Expired - Fee Related JP3715728B2 (ja) 1996-09-27 1996-09-27 インクジェット記録方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3715728B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1180639A (ja) * 1997-05-16 1999-03-26 Seiko Epson Corp インクジェット記録用インク
JP2007125855A (ja) * 2005-11-07 2007-05-24 Sony Corp 画像形成方法
JP2018048215A (ja) * 2016-09-20 2018-03-29 キヤノン株式会社 画像記録方法、インクセット、及びインクセットの調製方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0341171A (ja) * 1989-07-10 1991-02-21 Dainippon Ink & Chem Inc インクジェット記録方式を用いたカラー印刷方法
JPH06226999A (ja) * 1993-02-08 1994-08-16 Canon Inc カラーインクジェット記録方法及び記録装置
JPH06279718A (ja) * 1993-03-26 1994-10-04 Canon Inc インクジェット用記録液及びこれを用いたインクジェット記録方法及び記録機器
JPH079755A (ja) * 1993-06-21 1995-01-13 Seiko Epson Corp カラーインクジェット記録方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0341171A (ja) * 1989-07-10 1991-02-21 Dainippon Ink & Chem Inc インクジェット記録方式を用いたカラー印刷方法
JPH06226999A (ja) * 1993-02-08 1994-08-16 Canon Inc カラーインクジェット記録方法及び記録装置
JPH06279718A (ja) * 1993-03-26 1994-10-04 Canon Inc インクジェット用記録液及びこれを用いたインクジェット記録方法及び記録機器
JPH079755A (ja) * 1993-06-21 1995-01-13 Seiko Epson Corp カラーインクジェット記録方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1180639A (ja) * 1997-05-16 1999-03-26 Seiko Epson Corp インクジェット記録用インク
JP2007125855A (ja) * 2005-11-07 2007-05-24 Sony Corp 画像形成方法
JP2018048215A (ja) * 2016-09-20 2018-03-29 キヤノン株式会社 画像記録方法、インクセット、及びインクセットの調製方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3715728B2 (ja) 2005-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2801411B2 (ja) インク、これを用いたインクジェット記録方法及び機器
EP0592774B1 (en) Ink, ink-jet recording method, and ink-jet recording apparatus
JP3060319B2 (ja) インク、インクジェット記録方法、記録ユニット、インクカートリッジ及びインクジェット記録装置
EP0585889B1 (en) Ink, and ink-jet recording method and instrument using the same
JP3283935B2 (ja) インクセット、インクジェット記録方法および画像の品位を向上させる方法
JP3544138B2 (ja) インク、インクセット、インクカートリッジ、記録ユニット、画像記録方法、画像記録装置及び発熱ヒータへのコゲ付着低減方法
JP3715728B2 (ja) インクジェット記録方法
JP4208471B2 (ja) 水性蛍光インク、記録ユニット、インクカートリッジ、インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法
JP3542433B2 (ja) インク、これを用いたインクジェット記録方法及びかかるインクを用いた機器
JP3740243B2 (ja) インク、インクセット及びインクジェット記録方法
JP3559584B2 (ja) インク、インクジェット記録方法、インクカートリッジ、記録ユニット及びインクジェット記録装置
JP2801410B2 (ja) インク、これを用いたインクジェット記録方法及び機器
JP2919615B2 (ja) インク、これを用いたインクジェット記録方法及びかかるインクを用いた機器
JP3093454B2 (ja) インクジェットカラー記録方法、インクジェットカラー記録装置およびカラーブリード軽減方法
JP2002285053A (ja) インク及び該インクを用いるインクジェット記録装置
JP3009058B2 (ja) インク、これを用いたインクジェット記録方法及びかかるインクを用いた機器
JP3039877B2 (ja) インク、これを用いたインクジェット記録方法及びかかるインクを用いた機器
JP3009064B2 (ja) インク、これを用いたインクジェット記録方法及びかかるインクを用いた機器
JP2980995B2 (ja) インク、これを用いたインクジェット記録方法及びかかるインクを用いた機器
JPH0995637A (ja) インク、これを用いたインクジェット記録方法及び記録装置
JP3796365B2 (ja) 記録ユニット、画像記録方法、及び画像記録装置
JP3302269B2 (ja) インク、これを用いたインクジェット記録方法及びかかるインクを用いた機器
JP2000309732A (ja) インク、インクジェット記録装置の間欠吐出性の改善方法、インクジェット記録方法、インクカートリッジ、記録ユニット、インクセット及び画像記録装置
JP3252049B2 (ja) インクジェット記録用インク、それを用いた記録方法及びそれを用いた機器
JP3634851B2 (ja) インクジェット記録方法及びカラー画像形成方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040917

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041130

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050131

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050607

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050725

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050823

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050826

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090902

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090902

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100902

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110902

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110902

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120902

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees