JP2801410B2 - インク、これを用いたインクジェット記録方法及び機器 - Google Patents

インク、これを用いたインクジェット記録方法及び機器

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JP2801410B2
JP2801410B2 JP40893390A JP40893390A JP2801410B2 JP 2801410 B2 JP2801410 B2 JP 2801410B2 JP 40893390 A JP40893390 A JP 40893390A JP 40893390 A JP40893390 A JP 40893390A JP 2801410 B2 JP2801410 B2 JP 2801410B2
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毅 栄田
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    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D11/00Inks
    • C09D11/30Inkjet printing inks
    • C09D11/32Inkjet printing inks characterised by colouring agents
    • C09D11/328Inkjet printing inks characterised by colouring agents characterised by dyes

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インク、これを用いた
インクジェット記録方法、かかるインクを用いた機器に
関し、更に詳しくは上質紙・コピー用紙・ボンド紙・レ
ポート用紙等の非塗工用紙、いわゆる普通紙における印
字濃度が高く、耐水性が改良された記録液、更に被記録
材がバインダーと顔料からなる受容層を表面に有する塗
工紙、いわゆるコート紙に記録された画像の室内変色性
も改良されたインク、インクジェット記録方法、記録ユ
ニット、インクジェット記録装置及びインクカートリッ
ジに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、水溶性染料を水性媒体中に溶解し
た水性インクがインクジェット記録用のインクとして用
いられている。これらの従来のインクにおいては (1)十分な濃度の画像を与えること、 (2)被記録材上での乾燥性がよいこと、 (3)記録画像のにじみが少ないこと、 (4)水、アルコール等と接触しても記録画像の流れ出
しがないこと、又は流れ出しても十分判読可能なこと
(耐水性)、 (5)記録画像の耐光性に優れること、 (6)ペン先やノズル先端での目づまりを生じないこ
と、 (7)連続記録したときや、長時間放置後の記録開始
時、記録画像のかすれ等の不具合を生じないこと(吐出
安定性)、 (8)保存時、記録液が安定であること、 (9)使用時、記録手段を構成する部材と接触しても問
題を起こさないこと、 (10)使用者の安全性に問題の無いこと、 等が要求され、更に熱エネルギーを利用するインクジェ
ット記録方式では上記要求項目に加えて (11)耐熱性に優れ、かつ熱エネルギー発生手段に悪
影響を与えないこと、 が要求される。
【0003】具体的な染料の例としては、例えば、イン
クジェット記録法の分野では、モノカラー及びフルカラ
ー画像の両方でC.I.フードブラック2が主として使
用されてきた(特開昭59−93766号公報及び同5
9−93768号公報参照)。
【0004】C.I.フードブラック2を使用したイン
クは十分な濃度の画像を与えるという点で優れている耐
光性、耐水性の点で問題を残していた。すなわり、印字
物が長時間光にさらされていたり複写機の近くに掲示さ
れたりすると黒色が茶色に変色してしまい、画像品位が
著しく劣化してしまう。又、画像上に水をこぼしたこと
を想定したテストをしたとき判読困難になってしまうと
いう問題があった。
【0005】又、吐出安定性・画像の耐水性等を、染料
構造中に少なくとも1つの特定の構造単位を導入するこ
とにより改善したインクが、特開平1−135880号
公報に開示されている。更に、特開平1−193375
号公報には、被記録材に対する親和性が高く、定着性、
耐水性が優れており、普通紙に対しては良好な印字品位
を与える黒色の記録液が開示されている。特公昭62−
010274号公報には、吐出安定性・画像の耐光性等
を考慮した記録液が開示されている。
【0006】インクとしては、第一に記録システムに適
応した性能が求められ、その性能を満足したうえで第二
に印字物としての性能、すなわち品位・堅牢性の点で十
分な性能を発揮することが求められる。しかし、前記種
々の要求性能をすべて満足することは、前記公知例に見
られるとおり相当に困難なことである。
【0007】印字品位は、染料自身の性能に依存すると
ころもあるが主にインク中の液媒体によるころが大き
い。
【0008】染料の性能に直接支配されるのは、印字物
の堅牢性である。堅牢性のうち特に耐光性は重要な問題
であり、従来から耐光性に優れた染料を選択することで
解決が計られてきたのは上記のとおりである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来はそれほど問題と
されていなかったが、技術の進歩により多くの問題が解
決されてきた結果、注目されるようになってきたのが変
色の問題である。特に、多量に使用される黒色インクに
おいてはその影響が重大であり、フルカラー画像の場合
には、この変色により画像品質が急激に低下してしま
う。
【0010】この変色の問題は、直接日光の当たらない
室内でも進行し、又、画像を形成するための被記録材の
種類にも依存し、シリカ等を顔料として含む紙において
は顕著である。従来広く使用されてきたC.I.フード
ブラック2では、この問題は解決できなかった。
【0011】耐光性の良好な染料を選択することによっ
て、C.I.フードブラック2の欠点を解決することも
試みられており、普通紙においては満足できるものがで
きている。しかし、染料の発色性、鮮明性、解像性等の
画像品質を高めるために紙等の基材上に顔料とバインダ
ーとを含むインク受容層を形成したいわゆるコート紙の
場合には、普通紙上での問題が少ないインクであっても
著しい変色を示し、単に耐光性の良好な染料の選択では
解決できない問題であった。
【0012】したがって、本発明の目的は、前述のごと
き一般的要求性能を満たすとともに、更にコート紙上に
おいても変色の問題を生じない画像を与えることができ
る黒色のインク、これを用いたインクジェット記録方
法、かかるインクを用いた機器を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴とするとこ
ろは、第1に、記録剤及びこれを溶解又は分散する液媒
体を含むインクにおいて、前記記録剤が下記一般式
(1)で表わされる染料であることを特徴とするインク
であり、
【0014】
【外4】 〔但し上記一般式中、R1 はメチル基、メトキシ基、−
COOM及び−SO3 Mから選択される基を表わし、R
2 、R3 は水素原子、メチル基、メトキシ基、アミノ
基、−NHCOCH3 、−SO3 M及び−COOMから
選択される基を表わし、R4 、R5 はメチル基、メトキ
シ基、エトキシ基、−NHCOCH3 、−SO3 M及び
−COOMから選択される基を表わし、Aは、
【0015】
【外5】 を表し、R6は、アセチル基、ベンゾイル基、−SO2
65、−SO264CH3、未置換又は−COOM又は
メチル基で置換されたフェニル基及び
【0016】
【外6】 から選択される基を表わし、R7 、R8 は水素原子、水
酸基及び−C24 OHから選択される基を表わし、R
9 、R10は水素原子、アミノ基、水酸基及びエトキシ基
から選択される基を表わす。nは1又は2、mは0又は
1を表わし、Mはアルカリ金属、アンモニウム基を表わ
す。〕 第2に前記インクのpHが4〜10の範囲にある第1に
記載のインクであり、第3に、前記記録剤がインク全重
量の0.1〜15%の範囲を占める第1に記載のインク
であり、第4に前記液媒体が、水と水溶性有機溶剤の混
合溶媒を含む第1に記載のインクであり、第5に水の含
有量がインク全重量の10〜97.5%を占める第4に
記載のインクであり、第6に水溶性有機溶剤の含有量が
インク全重量の2〜80%を占める第4に記載のインク
である。
【0017】また、第7にインク滴を記録信号に応じて
オリフイスから吐出させて被記録材に記録を行うインク
ジェット記録方法において、上記インクとして第1乃至
6に記載のインクを使用することを特徴とするインクジ
ェット記録方法であり、第8に前記被記録材が非塗工用
紙又は塗工紙である第7に記載のインクジェット記録方
法であり、第9に、インクに熱エネルギーを作用させて
インク滴を吐出させる第7に記載のインクジェット記録
方法である。
【0018】第10に、インクを収容したインク収容
部、該インクをインク滴として吐出させるためのヘッド
部を備えた記録ユニットにおいて、前記インクとして、
第1乃至6に記載のインクを使用することを特徴とする
記録ユニットであり、第11に、インクに熱エネルギー
を作用させてインク滴を吐出させる第10に記載の記録
ユニットであり、第12に、インク収容部がポリウレタ
ンで形成されている第10又は11に記載の記録ユニッ
トである。
【0019】第13に、インクを収容したインク収容部
を備えたインクカートリッジにおいて、前記インクとし
て、第1乃至6に記載のインクを使用することを特徴と
するインクカートリッジであり、第14に、インク収容
部が、ポリオレフィンで形成された接液面を有する第1
3に記載のインクカートリッジである。
【0020】第15に、インクを収容したインク収容部
と、該インクをインク滴として吐出させるためのヘッド
部を有する記録ユニットを備えたインクジェット記録装
置において、前記インクとして、請求項1乃至6に記載
のインクを使用することを特徴とするインクジェット記
録装置であり、第16に、ヘッド部が、インクに熱エネ
ルギーを作用させてインク滴を吐出させるヘッドを含む
第15に記載のインクジェット記録装置であり、第17
にインク収容部が、ポリウレタンで形成されている第1
5又は16に記載のインクジェット記録装置であり、第
18に、インク滴を吐出するための記録ヘッド、インク
を収容したインク収容部を有するインクカートリッジ及
び該インクカートリッジから記録ヘッドにインクを供給
するためのインク供給部を備えたインクジェット記録装
置において、前記インクとして、第1乃至6に記載のイ
ンクを使用することを特徴とするインクジェット記録装
置であり、第19に、記録ヘッドが、インクに熱エネル
ギーを作用させてインク滴を吐出させるヘッドである第
18に記載のインクジェット記録装置であり、第20
に、インク収容部が、ポリオレフィンで形成された接液
面を有する第18又は19に記載のインクジェット記録
装置である。
【0021】次に好ましい実施態様を上げて本発明を更
に詳しく説明する。
【0022】本発明で使用する染料は、いずれもスルホ
ン酸基等の水溶性基のNa塩が一般的であるが、本発明
ではNa塩に限定されず、K、Li、NH3、アルコー
ルアミン等の有機アミン等の塩でも同等の効果が得られ
るものであり、本発明は、これらの塩も含むものであ
る。
【0023】上記一般式(1)で表わされる染料の好ま
しい具体例としては下記の染料が挙げられる。
【0024】
【外7】
【0025】
【外8】
【0026】
【外9】
【0027】
【外10】
【0028】
【外11】
【0029】
【外12】
【0030】
【外13】
【0031】
【外14】
【0032】
【外15】
【0033】
【外16】
【0034】上記染料の製造は、細田豊著「理論製造染
料化学」に記載される常法に従い次のようにして合成さ
れる。
【0035】合成例 例2の染料は次のようにして合成される。1−アミノ−
2−メトキシ−5−メチルベンゼン−4−スルホン酸を
常法によりジアゾ化し、J酸とpH8〜9でカップリン
グさせる。更に亜硝酸ソーダでジアゾ化し、これを1−
アミノ−2−メチル−5−アセチルアミノベンゼンとカ
ップリングさせその上で亜硝酸ソーダでジアゾ化する。
このジアゾ化液を1−ナフトール−7−ベンズアミド−
3、6−ジスルホン酸の中性溶液に加え、pH8〜9で
4時間撹拌する。塩化ナトリウムを加えて染料を塩析、
濾取する。この操作をくり返し、不純物を除去した後、
限外濾過装置(ザルトリウス社製)を用いて脱塩精製し
た。
【0036】更に、強酸性イオン交換樹脂を用いて染料
分子中のスルホン酸基を遊離酸型に変え、塩化リチウム
で中和して例2の染料を得た。
【0037】本発明のインクにおける上記染料の使用量
に関しては、特に制限するものではないが、一般的に
は、インク全重量の0.1〜15重量%、好ましくは
0.5〜10重量%、更に好ましくは0.5〜6重量%
を占める量が好適である。
【0038】本発明のインクに使用するのに好適な水性
媒体は、水又は水と水溶性有機溶剤との混合溶媒であ
る。
【0039】水としては、種々のイオンを含有する一般
の水ではなく、脱イオン水を使用するのが好ましい。
【0040】水と混合して使用される水溶性有機溶剤と
しては、例えば、メチルアルコール、エチルアルコー
ル、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコー
ル、n−ブチルアルコール、sec−ブチルアルコー
ル、tert−ブチルアルコール、イソブチアルコー
ル、n−ペンタノール等の炭素数1乃至5のアルキルア
ルコール類;ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトア
ミド等のアミド類;アセトン、ジアセトンアルコール等
のケトン又はケトアルコール類;ジオキサン類の環状エ
ーテル類;ポリエチレングリコール、ポリプロピレング
リコール等のポリアルキレングリコール類;エチレング
リコール、プロピレングリコール、ブチレングリコー
ル、トリエチレングリコール、1,2,6−ヘキサント
リオール、チオジグリコール、ヘキシレングリコール、
ジエチレングリコール等のアルキレン基が2乃至6個の
炭素原子を含むアルキレングリコール類;グリセリン;
エチレングリコールモノメチル(又はエチル)エーテ
ル、ジエチレンギルコールモノメチル(又はエチル)エ
ーテル、トリエチレングリコールモノメチル(又はエチ
ル)エーテル等の多価アルコールの低級アルコール類;
トリエチレングリコールジメチル(又はエチル)エーテ
ル、テトラエチレングリコールジメチル(又はエチル)
エーテル等の多価アルコールの低級ジアルキルエーテル
類;スルホラン、N−メチル−2−ピロリドン、1,3
−ジメチル−2−イミダゾリジノン等が挙げられる。
【0041】以上のごとき有機溶剤から適当なものを選
択して使用するが、特にインクの目詰まり防止にはグリ
セリン又は重合度3乃至6のポリエチレンオキシドがよ
く、画像濃度及び吐出安定性の点では含窒素環状化合物
又はポリアルキレンオキシドのエーテル化合物がよく、
更に周波数応答性には低級アルコールや界面活性材の使
用が好ましい。したがって、本発明において好ましい溶
媒組成は水のほかに上記のごとき各主成分を含む組成で
ある。
【0042】インク中の上記水溶性有機溶剤の含有量は
一般的にはインクの全重量の2乃至80重量%、好まし
くは3乃至70重量%より、好ましくは4乃至60重量
%の範囲である。
【0043】又、使用する水はインク全体の一般的には
10〜97.5重量%、好ましくは35重量%以上、よ
り好ましくは45重量%以上を占める割合であり、水の
量が少ないと形成された画像中に低揮発性の有機溶剤が
多く残り、染料のマイグレーション、画像のみじみ等の
問題が生じるので好ましくない。
【0044】又本発明のインクは、上記の成分以外に必
要に応じて、pH調整剤、粘度調整剤、表面張力調整剤
等を含みうる。pH調整剤としては、例えば、ジエタノ
ールアミン、トリエタノールアミン等の各種有機アミ
ン、水酸化ナトリウム、水酸化リチウム、水酸化カリウ
ム等のアルカリ金属の水酸化物等の無機アルカリ塩、酢
酸リチウム等の有機酸塩、有機酸や鉱酸等が挙げられ
る。
【0045】以上のごとき本発明のインクは、25℃に
おける粘度が1乃至20cps、好ましくは1乃至15
cpsで、表面張力が30dyn/cm以上、好ましく
は40dyn/cm以上で、pHが4乃至10程度の物
性を有するのが好ましい。
【0046】本発明のインクが使用される記録方法は、
方式としてインクジェット方式が効果的であり、被記録
材としては鮮明性、解像性に優れた画像を必要とすると
きはコート紙を用いることが効果的である。
【0047】本発明において使用する被記録材は、一般
の普通紙(例えば上質紙や中質紙、ボンド紙)、コート
紙、OHP用のプラスチックフィルム等のいずれの被記
録材でも使用することができるが、特にコート紙を用い
た場合に顕著な効果が奏される。一般にコート紙は、上
質紙を基材として、その表面に顔料とバインダーとから
なるインク受容層を設けたものであるが、ここでは、イ
ンク受容層中に基材である紙の繊維が混在している紙も
含む。
【0048】本発明のインクは、熱エネルギーによるイ
ンクの発泡現象によりインクを吐出させるタイプのイン
クジェット記録方法に適用する場合に特に好適であり、
吐出が極めて安定となり、サテライトドットの発生等が
生じないという特徴がある。但しこの場合には、熱的な
物性値(例えば、比熱、熱膨張係数、熱伝送率等)を調
整する場合もある。
【0049】本発明のインクは、熱エネルギーの作用に
より液滴を吐出させて記録を行うインクジェット記録方
法にとりわけ好適に用いられるが、一般の筆記具用とし
ても使用できることはいうまでもない。
【0050】本発明のインクを用いて記録を行うのに好
適な方法及び装置としては、記録ヘッドの室内のインク
に記録信号に対応した熱エネルギーを与え、該熱エネル
ギーにより液滴を発生させる方法及び装置が挙げられ
る。
【0051】その装置の主要部であるヘッド構成例を図
1乃至図3に示す。
【0052】ヘッド13は、インクを通す溝14を有す
るガラス、セラミックス又はプラスチック板等と、感熱
記録に用いられる発熱ヘッド15(図ではヘッドが示さ
れているが、これに限定されるものではない)とを接着
して得られる。発熱ヘッド15は酸化シリコン等で形成
される保護膜16、アルミニウム電極17−1、17−
2、ニクロム等で形成される発熱抵抗体層18、蓄熱層
19、アルミナ等の放熱性の良い基板20よりなってい
る。
【0053】インク21は吐出オリフィス(微細孔)2
2まで来ており、圧力Pによりメニスカス23を形成し
ている。
【0054】今、電極17−1、17−2に電気信号が
加わると、発熱ヘッド15のnで示される領域が急激に
発熱し、ここに接しているインク21に気泡が発生し、
その圧力でメニスカス23が突出し、インク21が吐出
し、オリフィス22より記録小滴24となり、被記録材
25に向かって飛翔する。図3には図1に示すヘッドを
多数並べたマルチヘッドの外観図を示す。該マルチヘッ
ドはマルチ溝26を有するガラス板27と、図1に説明
したものと同様な発熱ヘッド28を密着して製作されて
いる。
【0055】尚、図1は、インク流路に沿ったヘッド1
3の断面図であり、図2、図1のA−B線での切断面で
ある。
【0056】図4に、かかるヘッドを組み込んだインク
ジェット記録装置の1例を示す。
【0057】図4において、61はワイピング部材とし
てのブレードであり、その一端はブレード保持部材によ
って保持されて固定端となり、カンチレバーの形態をな
す。ブレード61は記録ヘッドによる記録領域に隣接し
た位置に配設され、又、本例の場合、記録ヘッドの移動
経路中に突出した形態で保持される。62はキャップで
あり、ブレード61に隣接するホームポジションに配設
され、記録ヘッドの移動方向と垂直な方向に移動して吐
出口面と当接し、キャッピングを行う構成を備える。更
に63はブレード61に隣接して設けられるインク吸収
体であり、ブレード61と同様、記録ヘッドの移動経路
中に突出した形態で保持される。上記ブレード61、キ
ャップ62、吸収体63によって吐出回復部64が構成
され、ブレード61及び吸収体63によってインク吐出
口面に水分、塵埃等の除去が行われる。
【0058】65は吐出エネルギー発生手段を有し、吐
出口を配した吐出口面に対向する被記録材にインクを吐
出して記録を行う記録ヘッド、66は記録ヘッド65を
搭載して記録ヘッド65の移動を行うためキャリッジで
ある。キャリッジ66はガイド軸67と摺動可能に係合
し、キャリッジ66の一部はモータ68によって駆動さ
れるベルト69と接続(不図示)している。これにより
キャリッジ66はガイド軸67に沿った移動が可能とな
り、記録ヘッド65による記録領域及びその隣接した領
域の移動が可能となる。
【0059】51は被記録材を挿入するための給紙部、
52は不図示のモータにより駆動される紙送りローラで
ある。これらの構成によって記録ヘッドの吐出口面と対
向する位置へ被記録材が給紙され、記録が進行するにつ
れて排紙ローラ53を配した排紙部へ排紙される。
【0060】上記構成において記録ヘッド65が記録終
了等でホームポジションに戻る際、ヘッド回復部64の
キャップ62は記録ヘッド65の移動経路から退避して
いるが、ブレード61は移動経路中に突出している。こ
の結果、記録ヘッド65の吐出口面がワイピングされ
る。尚、キャップ62が記録ヘッド65の吐出面に当接
してキャッピングを行う場合、キャップ62は記録ヘッ
ドの移動経路中に吐出する様に移動する。
【0061】記録ヘッド65がホームポジションから記
録開始位置へ移動する場合、キャップ62及びブレード
61は上述したワイピング時の位置と同一の位置にあ
る。この結果、この移動においても、記録ヘッド65の
吐出口面はワイピングされる。
【0062】上述の記録ヘッドのホームポジションへの
移動は、記録終了時や吐出回復時ばかりでなく、記録ヘ
ッドが記録のために記録領域を移動する間に所定の間隔
で記録領域に隣接したホームポジションへ移動し、この
移動に伴って上記ワイピングが行われる。
【0063】図5は、ヘッドにインク供給部材、例えば
チューブを介して供給されるインクを収容したインクカ
ートリッジの一例を示す図である。ここで40は供給用
インクを収容したインク収容部、例えばインク袋であ
り、その先端にはゴム製の栓42が設けられている。こ
の栓42に針(不図示)を挿入することにより、インク
袋40中のインクをヘッドに供給可能ならしめる。44
は廃インクを受容するインク吸収体である。
【0064】インク収容部としては、インクとの接液面
がポリオレフィン、特にポリエチレンで形成されている
ものが本発明にとって好ましい。
【0065】本発明で使用されるインクジェット記録装
置としては、上記のごときヘッドとインクカートリッジ
とが別体となったものに限らず、第5図に示すごときそ
れらが一体になったものにも好適に用いられる。
【0066】図6において、70は記録ユニットであっ
て、この中にはインクを収容したインク収容部、例え
ば、インク吸収体が収納されており、かかるインク吸収
体中のインクが複数のオリフィスを有するヘッド部71
からインク滴として吐出される構成になっている。イン
ク吸収体の材料としては、ポリウレンタンを用いること
が本発明にとって好ましい。
【0067】72はカートリッジ内部を大気に連通させ
るための大気連通口である。
【0068】この記録ユニット70は、図4で示す記録
ヘッドに代えて用いられるものであって、キャリッジ6
6に対し着脱自在になっている。
【0069】
【実施例】次に、実施例及び比較例を挙げて更に詳細に
説明する。尚、文中、%とあるのは特に断りのないかぎ
り重量基準である。又文中pHとあるのは、インクを調
整した後の水素イオン濃度(pH)を示す。
【0070】実施例1 No.1の染料 4% ジエチレングリコール 30% イオン交換水 66% pH7.2
【0071】実施例2 No.2の染料 3% ジエチレングリコール 20% ポリエチレングリコール(平均分子量300) 10% イオン交換水 67% pH5.1
【0072】実施例3 No.3の染料 3% ジエチレングリコール 15% N−メチル−2−ピロリドン 15% イオン交換水 67% pH6.9
【0073】実施例4 No.4の染料 2% トリエチレングリコール 28% イオン交換水 70% pH7.1
【0074】実施例5 No.5の染料 3% ジエチレングリコール 20% エチルアルコール 5% イオン交換水 72% pH8.1
【0075】実施例6 No.6の染料 3% ジエチレングリコール 20% エチルアルコール 5% イオン交換水 72% pH6.7
【0076】実施例7 No.8の染料 4% ジエチレングリコール 15% N−メチル−2−ピロリドン 15% イオン交換水 66% pH8.5
【0077】実施例8 No.9の染料 4% ジエチレングリコール 30% イオン交換水 66% pH7.1
【0078】実施例9 No.10の染料 3% ジエチレングリコール 20% ポリエチレングリコール(平均分子量300) 10% イオン交換水 67% pH5.2
【0079】実施例10 No.7の染料 3% ジエチレングリコール 20% エチルアルコール 5% イオン交換水 72% pH6.5
【0080】上記の各成分を容器の中で十分混合溶解
し、孔径0.22μmのテフロンフィルターで加圧濾過
して本発明のインクとした。
【0081】これらのインクを発熱素子をインクの吐出
エネルギー源として利用したインクジェットプリンター
BJ−130A(キヤノン製、ノズル数48本)に搭載
して下記の被記録材A、B及びCに15mm×30mm
のベタ印字をした。その後、変褪色の促進法として、オ
ゾン濃度が3±2ppmの範囲に保たれる遮光された槽
内に印字物を120分間放置して、試験前後の印字物の
色差ΔE* abを測定(JIS Z 8730に準拠)し
たところ、いずれの場合のΔE* abは10以下で、変褪
色の程度は少なく良好な結果が得られた。
【0082】被記録材A:シャープ製インクジェットプ
リンター(IO−730)用指定紙(コート紙) 被記録材B:キャノン製ピクセルプロ用指定紙(コート
紙) 被記録材C:ヒューレットパッカード社製ペイントジェ
ット用指定紙(コート紙)
【0083】更に、これら記録液と前記プリンターを用
いてA4(1500字/1枚)サイズ1000枚相当連
続吐出した後被記録材Bに英数文字を印字させた処、文
字のカスレ、カケ等は見られず良好な印字品位であっ
た。
【0084】又、プリンタにて10分間連続印字した
後、10分間放置し、再び英数文字を印字し、目詰まり
を生じるかテストしたところ全く目詰りせず、英数文字
にカスレ、カケ等は見られなかった。
【0085】尚、比較のために実施例と同様に下記の成
分を混合してインクを調製し、上記と同様の記録装置に
よって被記録材A及びBにベタ印字した。この印字物を
用い、上記のオゾン試験槽にて同様の試験を行ったとこ
ろ、いずれの場合もΔE* abは20以上を示し変色の程
度が大きかった。
【0086】比較例1 C.I.フードブラック2 4%
【0087】
【外17】 ジエチレングルコール 30% イオン交換水 66%
【0088】比較例2 C.I.ダイレクトブラック51 3%
【0089】
【外18】 ジエチレングリコール 20% ポリエチレングリコール(平均分子量300) 10% イオン交換水 67%
【0090】比較例3 C.I.ダイレクトブラック91 3%
【0091】
【外19】 ジエチレングリコール 15% N−メチル−2−ピロリドン 15% イオン交換水 67%
【0092】
【発明の効果】インク中の染料として、上記一般式
(1)の染料を使用することにより、普通紙上での印字
物に要求される性能を満たすとともに、コート紙上での
変色の少ない画像を与える記録液を得ることができる。
更に、画像品質が高く、解像性に優れ、かつ変色が少な
く堅牢性に優れた画像を提供することができる。
【0093】又、本発明のインクは、記録液のpHが4
〜10中性付近でも上記特性を十分に発揮するため、特
開昭56−57862号公報に記載されているような強
アルカリ性物質の添加を必要とせず、安定性の面でも好
ましい。
【0094】更に、本発明のインクは、熱エネルギーの
作用によりインクを吐出させるインクジェット記録方法
に適用しても、そのヒーター上に付着物を発生すること
がなく、安定して長時間使用できるものである。又、保
存中に物性値変化あるいは固形分の析出を生じることも
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】インクジェット記録装置のヘッド部の縦断面図
である。
【図2】インクジェット記録装置のヘッド部の横断面図
である。
【図3】図1に示したヘッドをマルチ化したヘッドの外
観斜視図である。
【図4】インクジェット記録装置の一例を示す斜視図で
ある。
【図5】インクカートリッジの縦断面図である。
【図6】記録ユニットの斜視図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−144067(JP,A) 特開 平3−294367(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C09D 11/00 - 11/20 B41M 5/00 - 5/40

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録剤及びこれを溶解又は分散する液媒
    体を含むインクにおいて、前記記録剤が下記一般式
    (1)で表わされる染料であることを特徴とするイン
    ク。 【外1】 〔但し上記一般式中、R1 はメチル基、メトキシ基、−
    COOM及び−SO3 Mから選択される基を表わし、R
    2 、R3 は水素原子、メチル基、メトキシ基、アミノ
    基、−NHCOCH3 、−SO3 M及び−COOMから
    選択される基を表わし、R4 、R5 はメチル基、メトキ
    シ基、エトキシ基、−NHCOCH3 、−SO3 M及び −COOMから選択される基を表わし、Aは、 【外2】 を表わし、R6 は、アセチル基、ベンゾイル基、−SO
    265 、−SO26 −H4 CH3 、未置換又は−
    COOM又はメチル基で置換されたフェニル基及び 【外3】 から選択される基を表わし、R7 、R8 は水素原子、水
    酸基及び−C24 OHから選択される基を表わし、R
    9 、R10は水素原子、アミノ基、水酸基及びエトキシ基
    から選択される基を表わす。nは1又は2、mは0又は
    1を表わし、Mはアルカリ金属、アンモニウム基を表わ
    す。〕
  2. 【請求項2】 前記インクのpHが4〜10の範囲にあ
    る請求項1に記載のインク。
  3. 【請求項3】 前記記録剤がインク全重量の0.1〜1
    5%の範囲を占める請求項1に記載のインク。
  4. 【請求項4】 前記液媒体が水と水溶性有機溶剤の混合
    溶媒を含む請求項1に記載のインク。
  5. 【請求項5】 水の含有量がインク全重量の10〜9
    7.5%を占める請求項4に記載のインク。
  6. 【請求項6】 水溶性有機溶剤の含有量がインク全重量
    の2〜80%を占める請求項4に記載のインク。
  7. 【請求項7】 インク滴を記録信号に応じてオリフイス
    から吐出させて被記録材に記録を行うインクジェット記
    録方法において、上記インクとして、請求項1乃至6に
    記載のインクを使用することを特徴とするインクジェッ
    ト記録方法。
  8. 【請求項8】 前記被記録材が非塗工用紙又は塗工紙で
    ある請求項7に記載のインクジェット記録方法。
  9. 【請求項9】 インクに熱エネルギーを作用させてイン
    ク滴を吐出させる請求項7に記載のインクジェット記録
    方法。
  10. 【請求項10】 インクを収容したインク収容部、該イ
    ンクをインク滴として吐出させるためのヘッド部を備え
    た記録ユニットにおいて、前記インクとして、請求項1
    乃至6に記載のインクを使用することを特徴とする記録
    ユニット。
  11. 【請求項11】 インクに熱エネルギーを作用させてイ
    ンク滴を吐出させる請求項10に記載の記録ユニット。
  12. 【請求項12】 インク収容部が、ポリウレタンで形成
    されている請求項10あるいは11に記載の記録ユニッ
    ト。
  13. 【請求項13】 インクを収容したインク収容部を備え
    たインクカートリッジにおいて、前記インクとして、請
    求項1乃至6に記載のインクを使用することを特徴とす
    るインクカートリッジ。
  14. 【請求項14】 インク収容部が、ポリオレフィンで形
    成された接液面を有する請求項13に記載のインクカー
    トリッジ。
  15. 【請求項15】 インクを収容したインク収容部と、該
    インクをインク滴として吐出させるためのヘッド部を有
    する記録ユニットを備えたインクジェット記録装置にお
    いて、前記インクとして、請求項1乃至6に記載のイン
    クを使用することを特徴とするインクジェット記録装
    置。
  16. 【請求項16】 ヘッド部が、インクに熱エネルギーを
    作用させてインク滴を吐出させるヘッドを含む請求項1
    5に記載のインクジェット記録装置。
  17. 【請求項17】 インク収容部が、ポリウレタンで形成
    されている請求項15あるいは16に記載のインクジェ
    ット記録装置。
  18. 【請求項18】 インク滴を吐出するための記録ヘッ
    ド、インクを収容したインク収容部を有するインクカー
    トリッジ及び該インクカートリッジから記録ヘッドにイ
    ンクを供給するためのインク供給部を備えたインクジェ
    ット記録装置において、前記インクとして、請求項1乃
    至6に記載のインクを使用することを特徴とするインク
    ジェット記録装置。
  19. 【請求項19】 記録ヘッドが、インクに熱エネルギー
    を作用させてインク滴を吐出させるヘッドである請求項
    18に記載のインクジェット記録装置。
  20. 【請求項20】 インク収容部が、ポリオレフィンで形
    成された接液面を有する請求項18又は19に記載のイ
    ンクジェット記録装置。
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