JP2005187784A - インク、それを用いるインクジェット記録方法及び装置 - Google Patents

インク、それを用いるインクジェット記録方法及び装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 保存安定性、信頼性を有し、かつ色の階調性及び定着性が良好で、画像の耐水性も向上している顔料インクと、このインクを用いたインクジェット記録方法及び装置を提供する。
【解決手段】 色材としての自己分散型の顔料と、水性液媒体と、アニオン性及びカチオン性の親水基を両方含み顔料と塩を形成する化合物とを少なくとも用いてインクを調製する。
【選択図】 なし

Description

本発明は、インク、インクジェット記録方法及びそれに用いる記録装置に関し、更に詳しくは、保存性、信頼性に優れ、かつ色の階調性が良好で印刷物の耐水性が良好なインク、それを用いるインクジェット記録方法及び装置に関する。
従来から筆記具(万年筆、サインペン、水性ボールペン等)用インク、及びインクジェット記録用インクについては、実に様々な組成のものが報告されている。中でも、画像の堅牢性については市場からの強い要望を受け、堅牢性の向上に有用である顔料インクについては、多様な面から詳細な研究開発が行なわれている。特に、親水基を顔料に持たせ、顔料自身に水性媒体中への分散性を付与した自己分散型として顔料をインクに用いる方法(特開昭46-52950号公報、USP5200164号公報、USP5554739号公報等)は、従来の顔料分散用の樹脂や界面活性剤等を用いる従来の顔料分散型インクとは異なり、インク保存性、信頼性を向上させることができる点で注目されている。
例えば、特開平8-3498号公報、特開平8-286938号公報、USP5571311号公報では、親水基の量や親水基の反応のさせ方、種類を規定した提案がされている。しかしながら、長期保存性等を考えると、インクとしては必ずしも十分でない場合がある。
又、顔料が親水基を持つことにより画像の耐水性が低下してしまう場合に対する処置としては、特開平10-36726号公報、特開平10-36727号公報には、カチオン性化合物を併用することが提案されている。しかしながら、この方法では、耐水性を向上させることは出来ても、インク中での顔料の分散状態にかかる安定性の低下や、耐固着性の低下によるヘッド内などにおける固形物の発生とインクと接する部材への固形物の固着などの問題による信頼性の低下が起きる場合がある。
又、特開平9-286938号公報では、親水基の塩を揮発性のものにすることが提案されている。しかしながら、この方法では、安定性、信頼性が低下し、かつ耐水性の発現までに時間が必要となってしまう場合がある。
更に、顔料インクでの画像形成においては、単位領域あたりのインク付与量を多くして画像濃度を高くしていくと、すなわちインク付与量に関するDutyを上げていくと、あるインク量を超えると顔料の付着部に光沢が生じ画像濃度が逆に低下するという、いわゆる「ブロンズ」の発生が見られる場合がある。このブロンズの発生による画像濃度の上昇抑制があると、設計どおりの画像形成性能を記録装置に得られない場合があり、インク中に含有させた顔料を有効に画像濃度に寄与させるための障害となっている場合があった。
特開昭46-52950号公報 米国特許第5200164号明細書 米国特許第5554739号明細書 特開平8-3498号公報 特開平8-286938号公報 米国特許第5571311号明細書 特開平10-36726号公報 特開平10-36727号公報 特開平9-286938号公報
本発明の目的は、市場のニーズを満足する保存安定性、信頼性を有し、かつ色の階調性及び定着性が良好で、形成される画像の耐水性も良好であり、かつブロンズの問題を解消し得る自己分散型顔料を含むインクと、このインクを用いたインクジェット記録方法及び装置を提供することにある。
本発明のインクは、水性媒体と、自己分散型顔料と、下記一般式(I)の化合物を含むことを特徴とするインクである。
1−Z−NR3−R2・・・(I)
(式中、R1は炭素数1〜48のアルキル基又は水素原子を表し、R2は(CH2a−X1又は水素原子を表し、aは1〜4の整数を表す。R3は(CH2b−X2又はR4−Y又は水素原子を表し、bは1〜4の整数を表す。R4は炭素数1〜48のアルキル基又は水素原子を表す。Zは(NR5L2Lc(NHCn2ndを表し、L及びnはそれぞれ独立して2〜4の整数、c+dは0〜50の整数を表す。Yは(NR6m2me(NHCp2pfを表し、m及びpは2〜4の整数、e+fは0〜50の整数とする。R5は(CH2g−X3を表し、gは1〜4の整数とする。R6は(CH2h−X4を表し、hは1〜4の整数とする。X1、X2、X3及びX4はそれぞれ独立して、カルボキシル基、カルボキシル基の塩、スルホン基、スルホン基の塩又は水素原子を表す。R2及びR3が夫々水素原子である時、c及びeが共に0になることはなく、又、X1、X2、X3及びX4がすべて水素原子になることもない。)
上記自己分散型顔料としてはアニオン性の親水基を有するものが好ましく、このアニオン性の親水基としては、カルボン酸、スルホン酸及びそれぞれの塩から選ばれた少なくとも1種を用いることができる。また、このインクは、糖類及び糖アルコールの少なくとも1種以上を含むことが好ましい。 本発明のインクジェット記録方法は、記録信号に応じて記録ヘッドの吐出口からインクを吐出させて記録媒体に付着させて記録を行うインクジェット記録方法において、該インクが上記組成のインクであることを特徴とするインクジェット記録方法である。
また、本発明の記録ユニットは、インクを収容したインク収容部、インクをインク滴として吐出させるためのヘッド部とを備えた記録ユニットにおいて、前記インクが上記組成のインクであることを特徴とする記録ユニットである。
また、本発明のインクジェット記録装置は、インクを吐出するインクジェット方式によるヘッドと、該ヘッドに供給されるインクを貯留するインクタンクと、を有するインクジェット装置において、該インクが、上記組成のインクであることを特徴とするインクジェット装置である。
本発明のインクによれば、自己分散型顔料に上記一般式(I)の化合物の少なくとも1種を組み合わせたことで、インク自体の安定性や耐固着性などのインクとしての特性が確保され、かつ得られる画像における堅牢性が向上するとともに、ブロンズの問題が解消される。本発明のインクを用いることで、信頼性、耐水性、及び色の階調性が良好であり、又、長期保存及び耐光性においても良好なインクを用いたインクジェット記録方法及び装置を提供することが出来る。
自己分散型の顔料は、一般に他の顔料と同じように粒子径にばらつきがあり、小さいものが大きくなる(凝集する)傾向がある。これは、粒子の大きさにばらつきがあるため、粒子のもつ斤力や引力がばらついているためである。しかしながら、一般式(I)の化合物を併用すると、これが顔料粒子間に入り込み、障害を生じさせ、凝集を防いだり、親水基を有する顔料と弱い塩をつくり立体障害を生じることにより、凝集を防止していると考えられる。
また、記録媒体上に付与されたインクから溶媒成分などが蒸発した際にも上記の状態は維持されているため、顔料同士の凝集が抑制され、インク付与量に関するDutyが高くなっても顔料が凝集することによる光沢の発生(ブロンズ)による濃度低下が生じにくいと予測される。インクの付着量に関するDutyは、画像濃度に階調を設けてより品位の高い画像を形成する場合に各階調に応じて設定されるが、設定に応じた階調性が得られないと画像のバランスが崩れて所望とする品位が得られなくなる。そこで、ブロンズの発生を抑えることは、より高品位な画像を得る上で極めて重要である。
後述するように、一般的に自己分散型顔料は親水性基を有することで水性媒体に対して自己分散性を発揮するものであり、顔料粒子の親水基はアニオン性でもカチオン性でも良い。記録媒体上のインク付着部からインクから溶媒成分などが蒸発や記録媒体内部への浸透などによって除去されていく過程において、アニオン性の親水性基により自己分散性を有する顔料の場合は、一般式(I)の化合物のカチオン基の部分と顔料のアニオン性の親水基とが塩をつくることにより、顔料粒子間に一般式(I)の化合物が入り込み顔料同士の凝集を阻害し、また、カチオン性の親水基により自己分散性を有する顔料の場合は、一般式(I)の化合物のアニオン性の部と顔料のカチオン性の親水基が塩をつくり、顔料粒子間に一般式(I)の化合物が入り込み顔料同士の凝集を阻害すると考えられる。
また、一般式(I)の化合物は、インク中では顔料との結合が弱いため、ヘッドやインクタンク内では顔料が沈殿せず、記録媒体上に付与されて溶媒成分などと分離されることにより、上記の現象が進行して顔料同士の凝集が抑制される。
本発明で使用される色材は、顔料自身が親水基を有し、かつ自力で水に分散するものである。この親水基としては、水酸基、カルボン酸基、スルホン酸基、リン酸基及びそれぞれの塩から選ばれる少なくとも1種以上を挙げることができる。特に、カルボン酸基、スルホン酸基及びそれぞれの塩から選ばれる少なくとも1種以上を含んでいると良い。又、インクジェット記録の信頼性等を考えると、親水基はカルボン酸基やスルホン酸基が有機アミン塩やアンモニア塩の形態で顔料に保持されているものであることが好ましい。なかでも、取り扱い性や製造方法などを考慮した場合は、アニオン性の親水性基を有する自己分散型の顔料が好ましい。
顔料に親水基をもたせる方法としては、特開昭46-52950号公報に記載の方法がある。例えば、次亜ハロゲン酸塩(例えば次亜塩素酸ソーダ、次亜臭素酸ソーダ)の酸化剤を用いて、顔料(例えば、市販の酸化カーボンブラックなど)を100℃前後までの温度で、6〜24時間ぐらいの時間で、顔料の有効ハロゲン濃度が10〜30質量%ぐらいで反応をおこす。その後、遠心分離や有機溶剤での洗浄等の方法で不純物を除去し、親水基を有する顔料を得ることが出来る。別の方法としては、米国特許第5200164号明細書及び米国特許第5554739号明細書に開示された方法を利用することができる。なお、本発明中に用いられる親水基を有した顔料の製造方法は、これらの方法には限らず、顔料自体が保持する親水基によって水性媒体に分散するものであればよい。また、顔料としては有機顔料、無機顔料は問わない。
顔料の大きさとしては、平均粒径150nm以下がインクの安定性の面から好ましい。特にインクジェット記録を考えると、平均粒径100nm以下が信頼性の面から好ましい。この平均粒子径は、無限希釈で粒子の光散乱により求められた値であり、例えば大塚電子社製のレーザー光拡散方式粒度分布測定機により求めることができる。
インクへの自己分散型顔料の配合量は、当該インクに担持させるべき着色力に応じて適宜選択されるが、例えばインク中に0.05質量%〜30質量%、好ましくは0.1質量%〜20質量%の範囲とすることができる。
インクには色材として自己分散型顔料の他に必要に応じて各種染料を併用することもできる。
インクに含有させる一般式(I)の化合物の具体例を以下に示すが、これらに限定されるものではない。
(化合物1)
Figure 2005187784
(化合物2)
Figure 2005187784
(化合物3)
Figure 2005187784
(化合物4)
Figure 2005187784
(化合物5)
Figure 2005187784
(化合物6)
Figure 2005187784
(化合物7) C1531(NHC242NHCH2COONa
(化合物8) C1531NHC24COOLi
(化合物9) C37(NHC242NHCH2COONa
(化合物10) C1225NHC24COONa
(化合物11) C1225(NHC24)NHCH2COOLi
(化合物12) C1225NHC24SO3Li
(化合物13) C1531(NHC24)NHCH2SO3Na
(化合物14) C2041(NHC24)NHCH2SO3NH4
(化合物15) C1531(NHC242NHC24COONH4
(化合物16) C2551(NHC243NHCH2SO3Li
(化合物17) C1531(NHC24)NHCH2SO3H・N(CH2CH33
(化合物18) C1021(NHC243NHCH24COOH・NH(CH2CH32
(化合物19) C1225(NHC242NHCH2COONH4
(化合物20) C511(NHC242NHCH2COONa
(化合物21) C715(NHC24224SO3Na
(化合物22) C1225(NHC244NHCH2COONa
(化合物23)
Figure 2005187784
(化合物24)
Figure 2005187784
(化合物25) C1225NHC36NHCH2COONH4
(化合物26) C1225NHC36NHC24COONa
(化合物27) C817N(CH3)C24N(CH3)C24NHC24COONa
(化合物28) C1225NHC36N(CH3)C24COOLi
(化合物29)
Figure 2005187784
(化合物30)
Figure 2005187784
本発明で使用される水性媒体は、水、または水と水溶性有機溶剤との混合物であることが好ましい。水溶性有機溶剤の例としては、例えば、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類;アセトン等のケトン類;テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類;ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール等のポリアルキレングリコール類;エチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、トリエチレングリコール、1,2,6-ヘキサントリオール、チオジグリコール、ヘキシレングリコール、ジエチレングリコール等のアルキレン基が2〜6個の炭素原子を含むアルキレングリコール類;エチレングリコールモノメチル(又はエチル)エーテル、ジエチレングリコールモノメチル(又はエチル)エーテル、トリエチレングリコールモノメチル(又はエチル)エーテル等の多価アルコールの低級アルキルエーテル類;N-メチル-2-ピロリドン、1,3-ジメチル-2-イミダゾリジノン、トリエタノールアミン、スルホラン、ジメチルサルフォオキサイド、2-ピロリドン、ε-カプロラクタム等の環状アミド化合物及びスクシンイミド等のイミド化合物等が挙げられ、これらの1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
インクへの水の配合量は、インク中に30質量%〜95質量%、好ましくは60質量%〜95質量%とすることができる。また、水溶性有機溶媒のインクへの配合量は、インク中に1質量%〜40質量%、好ましくは3質量%〜30質量%とすることができる。
インクには更に糖類の少なくとも1種を併用するのがよく、具体的にはグルコース、マンノース、フルクトース、ガラクトース、マルトース、スクロース、グリセリン、キシリトール、エリトリトール、グリシトールが挙げられる。
また、インクジェット記録での信頼性を考えると、少なくとも1種の糖アルコールを併用することが好ましく、例えば、常温で固体である糖アルコールを好適に利用できる。
インクを熱エネルギーを利用してインクを吐出する方式の記録ヘッドに用いた際に、インク中に含まれる成分、例えば無機イオンが原因となってヘッド内でインク熱が付与される部分において「コゲ」が発生する場合があり、このような場合には本発明のインクには、コゲ防止剤を含有するのが好ましい。但し、このコゲ防止剤の効果は記録ヘッド側の熱エネルギーを伝えるヒーターの表面状態等との相関があるため、場合によっては未添加でもよい。又、インク中の無機イオンが1ppm、好ましくは0.5ppm以下であれば添加しなくてもよい。それらのインク中への含有量はインク全重量に対して0.01〜10重量%、好ましくは0.05〜5重量%、更に好ましくは0.1〜3重量%である。
本発明のインクは、インク中に尿素、チオ尿素及びそれらの誘導体の少なくとも1種を含有することが好ましい。これらの物質のインク中への含有量はインク全重量に対して0.1〜50質量%、好ましくは1〜30質量%、更に好ましくは2〜10質量%である。
更に本発明のインクには、インクの定着剤として一価アルコールを添加してもよい。又、非イオン性界面活性剤も定着剤として機能する。これらは異なった色調を印字した場合、その境界で生じる混色滲みを防止するためには必要となる。又、これらは色材のインク中での溶解性を安定向上させるという意味でもインク中に含有している方が好ましい。その場合、インク中への添加量と効果を考えるならば非イオン性界面活性剤の方が好ましい。
定着剤として本発明のインクに添加し得る一価アルコールの具体例としてはエタノール、イソプロピルアルコール及びn−ブタノール等が挙げられる。又、同様に添加し得る非イオン性界面活性剤の具体例としては、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンフェニルエーテル、ポリオキシエチレン-ポリオキシプロピレングリコール、ポリオキシエチレン-ポリオキシプロピレンアルキルエーテル、アセチレングリコールポリエチレンオキサイド付加物等が挙げられるが、好ましくはノニルフェニルエーテルEO付加体、エチレンオキサイド-プロピレンオキサイド共重合体(EO-PO共重合体)、アセチレングリコールポリオキシエチレンオキサイド付加物が好ましく、より好ましくは下記一般式(II)で表されるアセチレングリコールポリオキシエチレンオキサイド付加物(アセチレングリコールEO付加物)である。
Figure 2005187784
上記一価アルコール及び非イオン界面活性剤は、適宜選択された少なくとも1種を用いることができ、その含有量は、インク全重量に対して0.1〜20質量%、好ましくは0.5〜10質量%とすることができる。
本発明のインクは、熱エネルギーによるインクの膜沸騰現象によりインクを吐出させるタイプのインクジェット記録方式に適用する場合に特に好適であり、吐出が極めて安定となり、サテライトドットの発生等が生じないという特徴がある。但しこの場合には、熱的な物性値(例えば、比熱、熱膨張係数、熱伝導率等)を調整する場合もある。
更に、本発明のインクは普通紙等に記録した場合の印字記録物のインクの耐水性の問題を解決すると同時に、インクジェット用ヘッドに対するマッチングを良好にする面から、インク自体の物性として25℃における表面張力が20〜55mN/m、粘度が15cP以下、好ましくは10cP以下、より好ましくは5cP以下に調整されることが望ましい。
本発明のインクは、好ましい条件として、分散タイプの化合物を併用させているため、インクのpHは8以上が好ましい。しかしながら、インクジェット記録方法に用いた場合、吐出性等の信頼性等を考えるとpHは8.5以上、更に好ましくは9.0以上である。又、本発明のインクは、含窒素化合物や2価の金属でpHを調整してもよい。
尚、本発明のインクには、上記成分の他に必要に応じて水溶性有機溶剤、界面活性剤、防錆剤、防カビ剤、酸化防止剤、蒸発促進剤、キレート化剤、水溶性ポリマー等の種々の添加剤を添加してもよい。
本発明のインクは、熱エネルギーの作用により液滴を吐出させて記録を行なうインクジェット記録方法にとりわけ好適に用いられるが、一般の筆記具用としても使用できる。
本発明のインクを用いて記録を行うのに好適な方法及び装置としては、記録ヘッドの室内のインクに記録信号に対応した熱エネルギーを与え、該熱エネルギーにより液滴を発生させる方法及び装置が挙げられる。
その装置の主要部であるヘッド構成例を図1、図2及び図3に示す。ヘッド13はインクを通す溝14を有するガラス、セラミックス又はプラスチック板等からなる部材と、発熱部を設けた基板15とを接合して得られる。基板15は酸化シリコン等で形成される保護膜16、アルミニウム電極17-1及び17-2、ニクロム等で形成される発熱抵抗体層18、蓄熱層19、アルミナ等の放熱性の良い基体20を有している。インク21は吐出口(オリフィス)22まで来ており、大気と接触する液面であるメニスカス23を形成している。アルミニウム電極17-1及び17-2に電気信号が加わると、基板15のnで示される領域が急激に発熱し、ここに接しているインク21に膜沸騰が発生し、その圧力でメニスカス23が突出し、インク21が吐出し、オリフィス22より小滴24となり、記録媒体25に付与される。
図3には図1に示すヘッドを多数並べたマルチヘッドの外観図を示す。該マルチヘッドはマルチ溝26を有するガラス板27と、図1に説明したものと同様な基板28を接合して製作されている。尚、図1は、インク流路に沿ったヘッド13の断面図であり、図2は図1のA-B線での切断面である。図4に、かかるヘッドを組み込んだインクジェット記録装置の1例を示す。図4において、61はワイピング部材としてのブレードであり、その一端はブレード保持部材によって保持されて固定端となり、カンチレバーの形態をなす。ブレード61は記録ヘッド65による記録領域に隣接した位置に配設され、又、本例の場合、記録ヘッド65の移動経路中に突出した形態で保持される。62はキャップであり、ブレード61に隣接するホームポジションに配設され、記録ヘッドの移動方向と垂直な方向に移動して、インク吐出口面と当接し、キャッピングを行う構成を備える。更に63はブレード61に隣接して設けられるインク吸収体であり、ブレード61と同様、記録ヘッド65の移動経路中に突出した形態で保持される。上記ブレード61、キャップ62及びインク吸収体63によって吐出回復部64が構成され、ブレード61及びインク吸収体63によってインク吐出口面の水分、塵埃等の除去が行われる。
65は吐出エネルギー発生手段を有し、吐出口を配した吐出口面に対向する記録媒体にインクを吐出して記録を行う記録ヘッドであり、66は記録ヘッド65を搭載して記録ヘッド65の移動を行うためのキャリッジである。キャリッジ66はガイド軸67と摺動可能に係合し、キャリッジ66の一部はモーター68によって駆動されるベルト69と接続(不図示)している。これによりキャリッジ66はガイド軸67に沿った移動が可能となり、記録ヘッド65による記録領域及びその隣接した領域の移動が可能となる。
51は記録媒体を挿入するための給紙部、52は不図示のモーターにより駆動される紙送りローラーである。これらの構成によって記録ヘッド65の吐出口面と対向する位置へ記録媒体が給紙され、記録が進行するにつれて排紙ローラー53を配した排紙部へ排紙される。
上記構成において記録ヘッド65が記録終了等でホームポジションに戻る際、吐出回復部64のキャップ62は記録ヘッド65の移動経路から退避しているが、ブレード61は移動経路中に突出している。この結果、記録ヘッド65の吐出口面がワイピングされる。尚、キャップ62が記録ヘッド65の吐出面に当接してキャッピングを行う場合、キャップ62は記録ヘッドの移動経路中に突出するように移動する。
記録ヘッド65がホームポジションから記録開始位置へ移動する場合、キャップ62及びブレード61は上述したワイピング時の位置と同一の位置にある。この結果、この移動においても記録ヘッド65の吐出口面はワイピングされる。
上述の記録ヘッドのホームポジションへの移動は、記録終了時や吐出回復時ばかりでなく、記録ヘッドが記録のために記録領域を移動する間に所定の間隔で記録領域に隣接したホームポジションへ移動し、この移動に伴って上記ワイピングが行われる。
図5は、ヘッドにインク供給部材、例えば、チューブを介して供給されるインクを収容したインクカートリッジ45の一例を示す図である。ここで40は供給用インクを収容したインク収容部、例えば、インク袋であり、その先端にはゴム製の栓42が設けられている。この栓42に針(不図示)を挿入することにより、インク袋40中のインクをヘッドに供給可能ならしめる。44は廃インクを受容するインク吸収体である。インク収容部としては、インクとの接液面がポリオレフィン、特にポリエチレンで形成されているものが本発明にとって好ましい。本発明で使用されるインクジェット記録装置としては、上記の如きヘッドとインクカートリッジとが別体となったものに限らず、図6に示す如きそれらが一体になったものにも好適に用いられる。
図6において、70は記録ユニットであって、この中にはインクを収容したインク収容部、例えば、インク吸収体が収納されており、かかるインク吸収体中のインクが複数のオリフィスを有するヘッド部71からインク滴として吐出される構成になっている。インク吸収体の材料としては、ポリウレタン、セルロース又はポリビニルアセタールを用いることが本発明にとって好ましい。72は記録ユニット内部を大気に連通させるための大気連通口である。この記録ユニット70は、図4で示す記録ヘッドに代えて用いられるものであって、キャリッジ66に対し着脱自在になっている。
なお、本発明のインクは、インクタンクとヘッドが一体型となっている記録ユニット、インクタンクとヘッドが着脱自在に構成されている記録ユニット、これらの記録ユニットを着脱自在に装着して記録を行う記録装置、インクタンクとヘッドとが別途設けれていてこれらがインク供給系で接続されている記録装置にも好適に利用可能である。
次に、実施例及び比較例を挙げて、本発明を更に具体的に説明する。尚、文中「部」及び「%」と表示のあるものは、特に断りのない限り質量基準である。
<インクの作製>
下記に示す各成分を混合し、十分攪拌して溶解後、ポアサイズが0.4μmのフロロポアフィルター(商品名:住友電工(株)製)にて加圧濾過し、本発明及び比較例のインクを夫々調製した。
[実施例1]
親水基を有する顔料として市販のCABOJET200(商品名:キャボット社製)を4%、グリセリン10%、エチレングリコール10%、2ピロリドン5%、化合物10を0.5%及び純水70.5%を混合した。
[実施例2]
親水基を有する顔料として市販のCABOJET300(商品名:キャボット社製)を5%、グリセリン10%、エチレングリコール10%、ジエチレングリコール10%、化合物10を0.3%及び純水64.7%を混合した。
[実施例3]
親水基を有する顔料として市販のCABOJET300(商品名:キャボット社製)を遠心分離により平均粒径80nmのものを分離したものを5%、グリセリン10%、キシリトール5%、尿素5%、トリエチレングリコール5%、化合物12を0.5%、及び純水69.5%を混合した。
[実施例4]
実施例3のインクの組成に色材としてC.I.ダイレクトブラック195を1%加え、純水を68.5%としたインクを作製した。
[実施例5]
実施例3の平均粒径80nmの顔料をイオン交換樹脂を用いてトリエタノールアミン塩とし、実施例3と同じ組成のインクを作製した。
[実施例6]
実施例5のトリエタノールアミン塩の顔料のかわりに同様の方法でアンモニウム塩とし、実施例5と同じ組成のインクを作製した。
[実施例7]
市販のカーボンブラックS−170(商品名:デグサ社製)300gに対し、純水1000mlを加え、よく混合した後、次亜塩素酸ソーダ450gを滴下した後、100〜105℃で10〜15時間攪拌した。その後、次亜塩素酸ソーダを100g加え、ジルコニアビーズを用いて横型分散機を用いて5時間分散した。得られた分散体を純水で20倍に希釈した後、逆浸透膜を用いて精製を行い、Naイオン塩の親水基をもつ顔料を得た。これを蒸発させ粉体を得た。
[実施例8]
実施例7で得られた顔料を3%、グリセリン10%、エリトリトール5%、トリエチレングリコール10%、トリエタノールアミン0.5%、化合物12を0.5%及び純水71%を混合した。
[比較例1]
実施例1の組成から化合物10を除き、かわりに純水を加えてインクを調製した。
[比較例2]
実施例3の組成からキシリトールを除き、かわりに純水を加えてインクを調製した。
[比較例3]
実施例7で得られた顔料をイオン交換樹脂を用いてアンモニウム塩にした顔料3%、グリセリン10%、エリトリトール5%、トリエチレングリコール10%、トリエタノールアミン0.5%及び純水71.5%を混合した。
[比較例4]
実施例1の組成の化合物10のかわりに一般式(II)の化合物であるサーフィノール465(商品名:エアープロダクト社製)を加えた。
(耐水性の評価)
実施例及び比較例で得られたインクを市販のインクジェットプリンターBJC-430J(商品名:キヤノン(株)製)を用いて英数文字を印字し、印字5分後に印字面に水をかけ、目視で下記基準で評価した。
○:印字の汚れがない。
△:印字からわずかに汚れが出るが、英数文字はちゃんと読める。
×:印字の汚れがひどく、ほとんど水で流れてしまった。
(信頼性の評価1)
実施例及び比較例で得られたインクを市販のインクジェットプリンターBJC-430J(商品名:キヤノン(株)製)を用いて、50%Dutyのベタパターンを各ノズルが108個のインク滴を吐出、印字した後、ヘッドのヒーター面及び印字物を目視で下記基準で評価した。
○:ヒーター面に色材等のコゲの堆積物はみられなかった。
△:ヒーター面に堆積物は見られたが、印字はきれいであった。
×:ヒーター面上に堆積物がみられ、かつ印字物はドットのよれによる「白すじ」または「ヌケ」が多くみられた。
(信頼性の評価2)
実施例及び比較例のインクを市販のインクジェットプリンターBJC-430J(商品名:キヤノン(株)製)を用いて、15℃/10%RHの環境下に1週間放置後、英数文字を印字し、印字の品位を目視、下記基準で行った。
〇:印字にみだれ及びドットヌケがなく、きれいに印字されていた。
△:印字にみだれ又はドットヌケがみられたが、英数文字を読みとることは出来た。
×:印字にみだれ又はドットヌケが多発し、英数文字が読みとれにくかった。
(色の段階性の評価)
実施例及び比較例で得られたインクを市販のインクジェットプリンターBJC-610(商品名:キヤノン(株)製)を用いて、コート紙HR-101(商品名:キヤノン(株)製)に25%、50%、75%、100%のDutyの5cm角の正方形を印字し、その濃度をマクベスRD-915(商品名:マクベス社製)を用いて測定し、その結果を下記基準で評価した。
〇:Dutyと濃度が図7に示すグラフ1の様な比例的関係にある。
×:Dutyと濃度が図7に示すグラフ2の様な関係であり、Dutyが高くなると濃度が下がる。
(保存性の評価)
実施例及び比較例で得られたインク100gをガラス製の密閉容器に入れ、60℃、1ヶ月間静止放置した後、沈殿物を目視で、下記基準で評価した。
◎:沈殿物は見られなかった。
〇:沈殿物は見られないが、インクをフィルターでこすと、わずかに析出物が見られた。
△:沈殿物は見られないが、インクをフィルターでこすと、析出物が多く見られた。
×:沈殿物が容器の底に堆積していた。
(周波数応答性の評価)
実施例及び比較例で得られたインクを、常温常湿環境下で市販のインクジェットプリンターBJC-430J(商品名:キヤノン(株)製)を用いて、約6kHzの印字スピードで英数文字を連続で印字し、得られた印字物を目視で下記基準で評価した。
◎:印字物の英数文字にみだれ、ドットヌケは見られなかった。又、サテライト、スプラッシュ等のインク滴のみだれによる汚れもない。
〇:印字物の英数文字にみだれ、ドットヌケは見られないが、わずかにサテライト、スプラッシュ等のインク滴による汚れが見られた。
△:印字物の英数文字のドットヌケが見られたが、30cm離れた距離からは問題なく読みとれた。
×:印字物の英数文字にみだれ、ドットヌケが多発し、又、30cm離れた距離からも読みとりにくかった。
(評価結果)
以下表1に評価結果を示す。
Figure 2005187784
インクジェット記録装置のヘッド部の縦断面図である。 インクジェット記録装置のヘッド部の横断面図である。 図1に示したヘッドをマルチ化したヘッドの外観斜視図である。 インクジェット記録装置の一例を示す斜視図である。 インクカートリッジの縦断面図である。 記録ユニットの斜視図である。 Dutyと濃度の関係を示すグラフである。
符号の説明
13:ヘッド
14:溝
15:発熱ヘッド
16:保護膜
17-1:アルミニウム電極
17-2:アルミニウム電極
18:発熱抵抗体層
19:蓄熱層
20:基板
21:インク
22:吐出オリフィス
23:メニスカス
24:インク小滴
25:記録媒体
26:マルチ溝
27:ガラス板
28:発熱ヘッド
40:インク収容部(インク袋)
42:栓
44:インク吸収体
45:インクカートリッジ
51:給紙部
52:紙送りローラー
53:排紙ローラー
61:ブレード(ワイピング部材)
62:キャップ
63:インク吸収体
64:吐出回復部
65:記録ヘッド
66:キャリッジ
67:ガイド軸
68:モーター
69:ベルト
70:記録ユニット
71:ヘッド部

Claims (8)

  1. 水性媒体と、自己分散型顔料と、下記一般式(I)の化合物を含むことを特徴とするインク。
    1−Z−NR3−R2・・・(I)
    (式中、R1は炭素数1〜48のアルキル基又は水素原子を表し、R2は(CH2a−X1又は水素原子を表し、aは1〜4の整数を表す。R3は(CH2b−X2又はR4−Y又は水素原子を表し、bは1〜4の整数を表す。R4は炭素数1〜48のアルキル基又は水素原子を表す。Zは(NR5L2Lc(NHCn2ndを表し、L及びnはそれぞれ独立して2〜4の整数、c+dは0〜50の整数を表す。Yは(NR6m2me(NHCp2pfを表し、m及びpは2〜4の整数、e+fは0〜50の整数とする。R5は(CH2g−X3を表し、gは1〜4の整数とする。R6は(CH2h−X4を表し、hは1〜4の整数とする。X1、X2、X3及びX4はそれぞれ独立して、カルボキシル基、カルボキシル基の塩、スルホン基、スルホン基の塩又は水素原子を表す。R2及びR3が夫々水素原子である時、c及びeが共に0になることはなく、又、X1、X2、X3及びX4がすべて水素原子になることもない。)
  2. 自己分散型顔料がアニオン性の親水基を有する請求項1に記載の水系インク。
  3. 前記アニオン性の親水基が、カルボン酸、スルホン酸及びそれぞれの塩から選ばれた少なくとも1種である請求項2に記載のインク。
  4. 糖類の少なくとも1種以上を含む請求項1〜3のいずれかに記載のインク。
  5. 糖アルコールの少なくとも1種以上を含む請求項1〜4のいずれかに記載のインク。
  6. 記録信号に応じて記録ヘッドの吐出口からインクを吐出させて記録媒体に付着させて記録を行うインクジェット記録方法において、該インクが請求項1〜5のいずれかに記載のインクであることを特徴とするインクジェット記録方法。
  7. インクを収容したインク収容部、インクをインク滴として吐出させるためのヘッド部とを備えた記録ユニットにおいて、前記インクが請求項1〜5のいずれかに記載のインクであることを特徴とする記録ユニット。
  8. インクを吐出するインクジェット方式によるヘッドと、該ヘッドに供給されるインクを貯留するインクタンクと、を有するインクジェット装置において、該インクが、請求項1〜3のいずれかに記載のインクであることを特徴とするインクジェット装置。
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