JPH10100520A - スタンプ及びその製造装置 - Google Patents

スタンプ及びその製造装置

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JPH10100520A
JPH10100520A JP25594396A JP25594396A JPH10100520A JP H10100520 A JPH10100520 A JP H10100520A JP 25594396 A JP25594396 A JP 25594396A JP 25594396 A JP25594396 A JP 25594396A JP H10100520 A JPH10100520 A JP H10100520A
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JP
Japan
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ink
area
thermal head
printing
stamp
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JP25594396A
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Hiroshi Takami
弘 高見
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 捺印後一定期間放置した後に、再び捺印する
場合であっても、捺印領域に隣接する余白領域よりイン
クが滲み出ず、印字用紙を汚すことがないスタンプ及び
その製造装置を提供する。 【解決手段】 印字用紙に印字する際、印字用紙に接触
する余白領域S3が、インクが透過不能である溶融固化
部14となっている。よって、捺印後に一定期間放置し
た後に、再び捺印する場合に、捺印可能領域S1に隣接
する余白領域S3側に移動したインク16は、溶融固化
部14にて透過が遮断され、滲み出ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクが透過不能
である溶融固化部(非画線部)とインクが透過可能であ
る非溶融部(画線部)とからなる捺印可能領域を有する
スタンプ及びその製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば図7及び図8に示すよ
うに、インクを含浸可能な多孔性シートからなり、表面
側に捺印可能領域を有する印版aと、該印版aの裏面側
を支持する支持体bとを備え、印版aにインクを含浸さ
せることで連続して捺印できるスタンプcは知られてい
る。
【0003】そして、かかるスタンプcに用いられる印
版aを製版する装置として、インクを含浸可能な多孔性
シートの表面にサーマルヘッドを圧接させて移動する際
に選択的に加熱して、インクが透過不能である溶融固化
部d(非画線部)とインクが透過可能である非溶融部e
(画線部)とからなる捺印可能領域fを形成するものが
あり、かかる装置によって製版された印版の捺印可能領
域fに隣接する部分は、サーマルヘッドによる前述した
選択的加熱を行う必要がないことから、サーマルヘッド
を移動させることなく、余白領域gとして残されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の装置によって製造された印版においては、捺
印可能領域fに隣接する余白領域gは、全く溶融されて
おらず、インクが透過可能であるので、一旦捺印作業を
行った後、スタンプを一定期間(例えば2〜3日)放置
しておくと、図9に示すように、印版aに吸蔵されてい
るインクhが余白部分gまで浸透し広がるので、再使用
時に、本来余白領域gである部分においてインクが滲み
出て、印字用紙を汚すおそれがあった。
【0005】本発明はかかる点に鑑みてなされたもの
で、捺印後一定期間放置した後に、再び捺印する場合で
あっても、捺印領域に隣接する余白領域よりインクが滲
み出ず、印字用紙を汚すことがないスタンプ及びその製
造装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
スタンプは、インクを含浸可能な多孔性シートからなり
表面側に捺印可能領域を有する印版と、該印版の裏面側
を支持する支持体とを備え、前記捺印可能領域が、イン
クが透過不能である溶融固化部とインクが透過可能であ
る非溶融部とからなり、その捺印可能領域に隣接して余
白領域を有するスタンプであって、印字用紙に印字する
際、前記余白領域のうち前記印字用紙に接触する部分
が、インクが透過不能である溶融固化部とされているも
のである。
【0007】よって、捺印後に一定期間放置した後に、
再び捺印する場合であっても、捺印領域に隣接する余白
領域よりインクが滲み出ることがなく、印字用紙を汚す
こともない。
【0008】また、請求項2記載のスタンプは、前記余
白領域が、前記捺印可能領域を含む平面とほぼ同一平面
の部分のみ溶融固化部とされているので、捺印時に印字
用紙に接する可能性のある余白領域は溶融固化部で、イ
ンクの透過が不能とされ、インクが滲み出ない。
【0009】また、請求項3記載のスタンプは、前記印
版が、サーマルヘッドを圧接させて移動させる際に選択
的に加熱することで捺印可能領域が形成されるもので、
前記印版の、サーマルヘッドの移動開始側の一端部が前
記支持体の一側に傾斜して係止され、他端部側の余白領
域が溶融固化部とされている。
【0010】よって、印材の一端部側で傾斜している部
分は、インクの透過が可能な非溶融部であっても、捺印
の際印字用紙に接触しないため印字用紙を汚すことはな
く、また、他端部側の捺印の際に印字用紙に接触する部
分である余白領域は、インクの透過が不能な溶融固化部
とされているため、捺印の際印字用紙に接触しても、印
字用紙側にインクが滲み出ない。
【0011】さらに、請求項4記載のスタンプの製造装
置は、インクを含浸可能な多孔性シートからなる印材の
表面にサーマルヘッドを圧接させる圧接手段と、該圧接
手段により圧接させた状態でサーマルヘッドを印材の表
面に沿って移動させる移動手段と、前記サーマルヘッド
に通電し印材の表面を加熱する通電手段とを有し、前記
印材の表面にサーマルヘッドを圧接させて移動する際に
選択的に加熱し、インクが透過不能である溶融固化部と
インクが透過可能である非溶融部とを有する捺印可能領
域を形成する印版の製造装置を前提とし、前記移動手段
に連係され前記サーマルヘッドを、前記印材への捺印可
能領域形成終了後も印材の表面に沿って移動させる移動
制御手段と、前記通電手段に連係され前記サーマルヘッ
ドに、前記印材への捺印可能領域形成終了後も通電する
通電制御手段とを備える。
【0012】よって、印材への捺印可能領域形成終了後
においても、サーマルヘッドが通状態で印材の表面に沿
って移動せしめられ、印材の表面の加熱が続けられる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0014】図1はスタンプの斜視図である。スタンプ
11は、矩形シート状の印材からなる印版12と、該印
版12の裏面側を支持するスタンプ台13(支持体)と
を備える。また、スタンプ台13には、印版12を保持
する側とは反対側に把持部13aが形成されている。
尚、前記印版12に用いられる印材としては、発泡性樹
脂シート等のインクを含浸可能な多孔性シートで、後述
の製造装置60により製版可能なものであればよく、そ
の材質は特に制限されない。
【0015】前記印版12の捺印可能領域S1は、図1
及び図2に示すように、表面の気孔が溶融固化されてイ
ンクが透過しない溶融固化部14と、表面の気孔が溶融
固化されずインクが透過可能である非溶融部15(画線
部)とにより形成され、その両側に隣接して余白領域S
2,S3が形成されている。よって、印版12に含浸さ
れているインクは、捺印可能領域S1の非溶融部15を
通じてのみ滲み出るので、印字用紙に対し印版12の印
字面を押し当てると、非溶融部15によって形成される
文字、図形等が捺印されることになる。
【0016】ここで、印版12の、後述のサーマルヘッ
ド65の移動開始側の一端部12aは前記スタンプ台1
3の一側に形成された係止部13aに傾斜させた状態で
係止されており、捺印への影響が少ないことから、該一
端部側の余白領域S2は従来と同様とされる。印版12
の他端部側の余白領域のみ従来に比べて溶融固化部とす
る領域を拡大して、端縁まで延びる余白領域S3として
いる。即ち、印版12においては、余白領域のうち印字
用紙に接触する部分が、インクが透過不能である溶融固
化部とされているのである。
【0017】かかる印版12の製版は、図3〜図5に示
すスタンプの製造装置60にて行われる。
【0018】前記製造装置60は、図3に示すように、
左右端壁61a,61b及びそれらを連結する前面壁6
1cを有するフレーム61を備えている。フレーム61
の左右両端壁61a,61bの間には、左右方向に延び
キャリッジ63を案内するガイドロッド64と、該ガイ
ドロッド64と協働してキャリッジ63を案内するヘッ
ド切換ロッド67とが並設されている。
【0019】前記ヘッド切換ロッド67は、キャリッジ
63に搭載されたサーマルヘッド65を昇降させるため
の楕円形状等のカム部材66を操作する機能を有し、こ
のヘッド切換ロッド67及びカム部材66が、インクを
含浸可能な多孔性シートからなる印材12Aの表面にサ
ーマルヘッド65を圧接させる圧接手段となっている。
尚、カム部材66はヘッド切換ロッド67に対して回転
不能かつ軸方向摺動可能に装着されている。ヘッド切換
ロッド67は前記左右両端壁61a,61bに設けた軸
受73,73に回転可能に軸支されている。
【0020】そして、前述したスタンプ11は、図4及
び図5に示すように、キャリッジ63が通過する上方位
置に図示しない支持手段に位置固定されるようになって
いる。キャリッジ63は、前記ガイドロッド64とヘッ
ド切換ロッド67とに対し左右方向(軸線方向)に移動
可能に支持され、キャリッジ63の前端には左右に延び
る適宜長さのラック68が一体的又は適宜固定手段を介
して固設されている。フレーム61の前面壁61cには
正逆回転可能な駆動モータ69が固定され、該駆動モー
タ69の駆動ピニオン70が、前面壁61cの裏面側に
配置された減速ギヤ群71を介して噛み合いギヤ72に
動力を伝達し、該噛み合いギヤ72が前記ラック68に
噛み合わされて、キャリッジ63を左右(図3及び図4
の矢符A方向と矢符B方向)に移動させることができる
ようになっている。そして、この駆動モータ69,各種
ギヤ及びラック68が、サーマルヘッド65を圧接させ
た状態で、サーマルヘッド65を印材12Aの表面に沿
って移動させる移動手段となっている。
【0021】前記キャリッジ63には、カム当接板74
及びそれの上側に位置するヘッド放熱板75が、ヘッド
切換ロッド67と直交する方向の支軸76を介して上下
回転可能に設けられている。ヘッド放熱板75の上面で
あって支軸76にて支持される側と反対側にはサーマル
ヘッド65が固設されている。また、カム当接板74と
ヘッド放熱板75との間にはスプリング77が介装さ
れ、該スプリング77によってヘッド放熱板75が上方
に回転するように常時付勢されている。
【0022】また、前記カム部材66は、カム当接板7
4の下面に当接するように設けられ、該カム部材66
は、ヘッド切換ロッド67が図3の矢符C又は矢符D方
向に回転されることにより、姿勢変更するようになって
いる。そして、カム部材66を横長状に寝かせた姿勢で
は、サーマルヘッド65を含むヘッド放熱板75が下方
にリリースされ、カム部材66を縦長状に起立させる
と、カム当接板74とスプリング77を介してヘッド放
熱板75を上方に回転させ、サーマルヘッド65を前記
位置固定されたスタンプ11の印材12A(図5参照)
の下面に圧接するようになっている。
【0023】具体的には、前記ヘッド切換ロッド67の
端部にギヤ78が取り付けられ、該ギヤ78に噛み合う
別のギヤ79が右端壁61bに軸支され、該ギヤ79に
一体的に回転するようにレバー80が連結されており、
それによって、ヘッド切換ロッド67を前記矢符C又は
矢符D方向に回転させれば、前記カム部材66の姿勢を
変更できるようになっている。
【0024】尚、前記サーマルヘッド65は、従来周知
のサーマルプリンタにおけるサーマルヘッドと同様の構
造であって、例えば矢符Aと直交する方向に複数個の点
状発熱素子が一列状に配置され、この点状発熱素子の列
長さに等しいヘッド放熱板75の幅寸法H1は印材12
Aの横幅寸法より若干長くなるように設定されている。
図1において、E方向がサーマルヘッド65の移動方向
である。
【0025】製造装置60におけるマイクロコンピュー
タ式等の制御系は、CPU31のほか、具体的に図示し
ていないが、ROM、RAM、インタフェース等を備
え、前記サーマルヘッド65及び駆動モータ69の作動
を制御するものである。CPU31は、前記駆動モータ
69に連係され前記サーマルヘッド65を、前記スタン
プ11の印材12Aへの捺印可能領域S1の形成終了後
も印材12Aの表面に沿って移動させる移動制御手段3
2と、サーマルヘッド65に通電し印材12Aの表面を
加熱する通電手段33に連係され前記サーマルヘッド6
5に、前記印材12Aへの捺印可能領域S1の形成終了
後も通電する通電制御手段34とを備える。これらの両
制御手段32,34は、操作部35において操作者によ
って設定された条件に基づいて、制御を行うようになっ
ている。
【0026】よって、例えば図4に示すように、カム部
材66を起立させて、サーマルヘッド65をスタンプ1
1の印材12Aの表面の右端位置に押圧させつつ駆動モ
ータ69を駆動すると共に、キャリッジ63(サーマル
ヘッド65)を矢符A方向に一定の速度で移動させる
と、まず、余白領域S2を形成する。これは、従来と同
様に形成され、印材12Aの先端部付近で、かつ傾斜し
た部分を除いた位置からサーマルヘッド65への通電を
開始し、その通電状態で所定量移動させることにより、
インク透過不能の溶融固化部14とする。次に、捺印可
能領域S1を形成するが、これは、あらかじめ入力され
た所定の文字データに基づいて、サーマルヘッド65に
おける点状発熱素子への通電(発熱)が印字ドットパタ
ーンに基づいて制御されるものであり、例えば図1に示
すように、所定のキャラクタの鏡像形状に形成された画
線部(インク透過可能な非溶融部15)が形成され、そ
の他の部分のみがインク透過不能の溶融固化部14とさ
れ、捺印可能領域S1が形成される。
【0027】そして、前記捺印可能領域S1が形成され
た後も、サーマルヘッド65は、印材12Aに沿ってそ
の終端部まで通電状態(加熱状態)で移動せしめられ、
前記余白領域S2と同様にして溶融固化部14からなる
余白領域S3が形成され、最終的に印版12が製作され
る。
【0028】このようにすれば、印版12の表面(下
面)において、捺印可能領域S1以外の余白領域のうち
前記印字用紙に接触する部分を、インクが透過不能であ
る溶融固化部14としているので、捺印後に一定期間放
置した後に、再び捺印する場合であっても、図6に示す
ように、捺印可能領域S1に隣接する余白領域S3側に
移動するインク16は溶融固化部14によって表面への
透過が遮断される。よって、余白領域S3において、イ
ンク16が表面より滲み出ることがなく、印字用紙を汚
すことがない。従って、捺印可能領域S1に対応した、
きれいな印影を得ることができる。
【0029】前記実施の形態においては、印版12の、
サーマルヘッド65の移動開始側の一端部がスタンプ台
13の一側に傾斜して係止されたものに適用したもので
あるが、本発明はそれに限定されるものではなく、例え
ばスタンプ台に、印版が傾斜することなく取り付けられ
たものにも適用することができ、余白領域のうち捺印可
能領域を含む平面とほぼ同一平面の部分のみ溶融固化部
とすることで、印字用紙に印字する際余白領域のうち前
記印字用紙に接触する部分が、インクが透過不能である
溶融固化部とされ、同様の効果を得ることができる。
【0030】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を有する。
【0031】請求項1記載のスタンプによれば、印字用
紙に印字する際、前記余白領域のうち前記印字用紙に接
触する部分を、インクが透過不能である溶融固化部とし
ているので、捺印後に一定期間放置した後に、再び捺印
する場合であっても、捺印領域に隣接する余白領域よ
り、含浸されているインクが滲み出て印字用紙を汚すこ
とがない。よって、きれいな印影を得ることができる。
【0032】また、請求項2記載のスタンプによれば、
前記余白領域が、前記捺印可能領域を含む平面とほぼ同
一平面の部分のみ溶融固化部とされているので、捺印時
に印字用紙に接する可能性のある余白領域は溶融固化部
で、余白領域を通じてインクが滲み出るのを防止でき
る。
【0033】また、請求項3記載のスタンプによれば、
前記印版の、サーマルヘッドの移動開始側の一端部を支
持体の一側に傾斜して係止させ、他端部側の余白領域を
溶融固化部としているので、印材の一端部側で傾斜して
いる部分は、インクの透過が可能な非溶融部であって
も、捺印の際印字用紙に接触しないため印字用紙を汚す
ことはなく、また、他端部側の捺印の際に印字用紙に接
触する部分である余白領域は、インクの透過が不能な溶
融固化部とされているため、捺印の際印字用紙に接触し
ても、印字用紙側にインクが滲み出ない。
【0034】さらに、請求項4記載のスタンプによれ
ば、印材への捺印可能領域形成終了後においても、サー
マルヘッドを印材の表面に沿って移動させ、サーマルヘ
ッドに通電して加熱し、余白領域を溶融固化部としてい
るので、前述するような印版を、簡単に印版の余白領域
を溶融固化部としたスタンプを製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスタンプの斜視図である。
【図2】同一部断面図である。
【図3】本発明に係るスタンプの製造装置の斜視図であ
る。
【図4】図3のIV-IV線における断面図である。
【図5】図3のV-V線における断面図である。
【図6】本発明に係るスタンプの作用の説明図である。
【図7】従来のスタンプの斜視図である。
【図8】同一部断面図である。
【図9】同作用説明図である。
【符号の説明】
11 スタンプ 12 印版 12A 印材 13 スタンプ台(支持体) 14 溶融固化部 15 非溶融部 31 CPU 32 移動制御手段 33 通電手段 34 通電制御手段 39 駆動モータ 65 サーマルヘッド

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクを含浸可能な多孔性シートからな
    り表面側に捺印可能領域を有する印版と、該印版の裏面
    側を支持する支持体とを備え、前記捺印可能領域が、イ
    ンクが透過不能である溶融固化部とインクが透過可能で
    ある非溶融部とからなり、その捺印可能領域に隣接して
    余白領域を有するスタンプであって、 印字用紙に印字する際、前記余白領域のうち前記印字用
    紙に接触する部分が、インクが透過不能である溶融固化
    部とされていることを特徴とするスタンプ。
  2. 【請求項2】 前記余白領域は、前記捺印可能領域を含
    む平面とほぼ同一平面の部分のみ溶融固化部とされてい
    るところの請求項1記載のスタンプ。
  3. 【請求項3】 前記印版は、サーマルヘッドを圧接させ
    て移動させる際に選択的に加熱することで捺印可能領域
    が形成されるもので、 前記印版の、サーマルヘッドの移動開始側の一端部が前
    記支持体の一側に傾斜して係止され、他端部側の余白領
    域が溶融固化部とされているところの請求項1又は2記
    載のスタンプ。
  4. 【請求項4】 インクを含浸可能な多孔性シートからな
    る印材の表面にサーマルヘッドを圧接させる圧接手段
    と、該圧接手段により圧接させた状態でサーマルヘッド
    を印材の表面に沿って移動させる移動手段と、前記サー
    マルヘッドに通電し印材の表面を加熱する通電手段とを
    有し、前記印材の表面にサーマルヘッドを圧接させて移
    動する際に選択的に加熱し、インクが透過不能である溶
    融固化部とインクが透過可能である非溶融部とを有する
    捺印可能領域を形成するスタンプの製造装置において、 前記移動手段に連係され前記サーマルヘッドを、前記印
    材への捺印可能領域形成終了後も印材の表面に沿って移
    動させる移動制御手段と、 前記通電手段に連係され前記サーマルヘッドに、前記印
    材への捺印可能領域形成終了後も通電する通電制御手段
    とを備えることを特徴とするスタンプの製造装置。
JP25594396A 1996-09-27 1996-09-27 スタンプ及びその製造装置 Pending JPH10100520A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002137356A (ja) * 2000-11-06 2002-05-14 Tohoku Ricoh Co Ltd 製版方法・製版装置・孔版印刷装置・孔版印刷方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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