JPH045551B2 - - Google Patents

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JPH045551B2
JPH045551B2 JP60224582A JP22458285A JPH045551B2 JP H045551 B2 JPH045551 B2 JP H045551B2 JP 60224582 A JP60224582 A JP 60224582A JP 22458285 A JP22458285 A JP 22458285A JP H045551 B2 JPH045551 B2 JP H045551B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、サーマルプリンタに関し、更に詳細
には誤印字消去機能を備えたサーマルプリンタに
関する。
[従来の技術] 上述したようなサーマルプリンタの誤印字消去
法として、誤印字部分のインクを熱転写リボンを
使つて印字用紙から剥離させるものがあり、この
具体的方法としては、例えば特開昭58−31787号
公報に記載の方法がある。すなわち、キヤリツジ
駆動モータによりキヤリツジ上に支持された印字
ヘツドを熱転写リボンを介して印字用紙上の誤印
字文字と対向する位置まで移動させ、その位置に
おいて印字ヘツドに通電する。それによつて、熱
転写リボンのインクを溶融させるとともに、誤印
字文字のインクをも溶かし、溶融した両者が溶融
粘性と親和力とにより一体となることを利用する
ものである。そして、一体状態となつたインクが
凝固してから熱転写リボンを印字用紙上から剥離
させることにより印字用紙上の誤印字文字のイン
クを熱転写リボン側へ取り去ろうとするものであ
る。そして、上述した従来の装置においては溶融
したインクが冷却して一体となるまで熱転写リボ
ンと誤印字文字部分とが接触し、且つ静止状態を
保持するためにプリンタの機枠内に可動リボン案
内としてのリボンガイドローラが設けられてい
た。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上述のような可動リボン案内を
設けることは、印字ヘツド近傍での可動部材が増
加し、印字部が大きくなるとともに、部品の配置
や組立てが煩雑となり、また部品点数および製造
工程も多くなるため装置を小型化することおよび
コストを低く抑えることが困難であつた。
[発明の目的] 本発明は、前述したような従来のサーマルプリ
ンタの問題点を解決するためになされたもので、
その目的とするところは、誤印字消去機能を簡易
な構成にて達成することにある。
[問題点を解決するための手段] 前記の目的を達成するために、本発明のサーマ
ルプリンタは、印字ヘツドを熱転写リボンを介し
て印字用紙上の誤印字文字に対向させる手段と、
誤印字文字を熱転写リボンで覆つた状態で印字ヘ
ツドに通電して、誤印字文字を覆つている熱溶融
性インク及び誤印字文字のインクを溶融した後、
両インクが一体となつて凝固するまで印字ヘツド
をその位置に停止させるように印字ヘツド及びキ
ヤリツジ駆動モータを制御する制御手段とを備え
ている。
[作用] 上記構成によれば、キヤリツジ上に支持された
印字ヘツドに通電することにより、熱転写リボン
と誤印字文字とのインクが溶融され、それらのイ
ンクが冷却して一体となるまで、キヤリツジ駆動
モータが停止することにより熱転写リボンと誤印
字文字の間を静止状態に保つ。前記インクが冷却
した後、キヤリツジ駆動モータが作動することに
より印字ヘツドが移動し、誤印字文字との接触点
である熱転写リボン部分が印字用紙から離れるこ
とにより、誤印字文字部分のインクが剥がされ
る。
[実施例] 本発明の一実施例について図面を参照しながら
以下に説明する。
第1図は本発明を実施したサーマルプリンタを
示す。
このプリンタの本体1は、入力装置としてのキ
ーボード2と表示装置3と印字装置4とを備え、
それらキーボード2、表示装置3及び印字装置4
は手前側から向こう側に向つて順に並んでいる。
キーボード2の中央部分には文字、数字及び記
号あるいは特定の機能動作が割り当てられた多数
の入力キー5が配置されている。それらの多数の
入力キー5のうち手前側には、後述するキヤリツ
ジ18を1文字分右へ移動させるためのスペース
キー6と、印字用紙7を送るためのペーパーフイ
ードキー8等が配置されており、また、右側には
キヤリツジ18を1文字分左へ移動させるための
バツクスペースキー9と、誤印字文字を消去する
ときに使用するコレクシヨンキー10等が配置さ
れている。また、前記スペースキー6、ペーパー
フイードキー8、およびバツクスペースキー9は
押し続けることによりリピート動作も可能であ
る。
次に第1図乃至第2図を用いて前記サーマルプ
リンタの内部構成について説明する。
サーマルプリンタ本体1のフレーム(図示せ
ず)には平板上のプラテン12が固定されてい
る。このプラテン12は紙送り用ステツプモータ
13に駆動連結された紙送りローラ14の回転に
伴つて挿入された印字用紙7を支持するものであ
る。また、前記フレームに前記プラテン12と平
行なキヤリツジガイド16およびガイド軸17が
それぞれ固定されている。このキヤリツジガイド
16及びガイド軸17にはキヤリツジ18がプラ
テン12の長手方向に沿つて往復移動可能に支持
されている。キヤリツジ18にはキヤリツジ駆動
モータ19に連結された駆動ベルト20が取付け
られ、このキヤリツジ18はキヤリツジ駆動モー
タ19の回転駆動に伴つて往復移動される。前記
ガイド軸17には印字ヘツド22がガイド軸17
のまわりに揺動可能で且つ往復移動可能に支持さ
れている。前記印字ヘツド22はキヤリツジ18
に形成された切欠部(図示せず)に収納された状
態で支持され、キヤリツジ18と一体的に往復移
動される。この印字ヘツド22は印字用紙7の列
方向に配列された多数の発熱素子(図示せず)を
有し、印字データに基づいて所要の発熱素子を選
択的に発熱させる。これにより印字用紙7に文字
がドツト形式で印字される。前記キヤリツジ18
と印字ヘツド22との間には引張ばね(図示せ
ず)が装着され、この引張ばねはそのばね力によ
り印字ヘツド22を印字用紙7から離間したリリ
ース位置に保持させる。また前記ガイド軸17に
はヘツドリリース板23が揺動可能に支持されて
いる。このヘツドリリース板23は前記引張ばね
のばね力により下方位置に保持される。これによ
り印字ヘツド22と印字用紙7とが離間される。
前記フレームには電磁ソレノイド24がヘツドリ
リース板23の左端側に取付けられている。この
電磁ソレノイド24はバイフアイラ巻構造からな
り、通電される巻線を適宜切換えることによりプ
ランジヤー25を二位置間のいずれか一方へ移動
させる。このプランジヤー25には支持軸26を
中心に揺動する揺動レバー27の一腕部27aが
連結されている。また揺動レバー27の他腕部2
7bには圧縮ばね28を介してヘツドリリース板
23が連結されている。これによりヘツドリリー
ス板23は二位置間を移動するプランジヤー25
により印字ヘツド22をヘツド圧接位置或いはヘ
ツドリリース位置のいずれかへ移動させる。前記
電磁ソレノイド24内には第2の保持手段として
の永久磁石(図示せず)が内蔵されている。この
永久磁石はバイフアイラのうち一方の巻線に通電
されたときその永久磁石方向へ移動されたプラン
ジヤー25を磁気吸着し、印字ヘツド22を印字
用紙7に圧接させる。また、他方の巻線に通電さ
れた時、永久磁石の磁束をを打消して印字ヘツド
22は前記ヘツドリリース用の引張ばねの付勢力
によりヘツドリリース位置へ揺動される。前記キ
ヤリツジ18にはリボンカセツト30が交換可能
に載置され、リボンカセツト30内には熱溶融性
インクがコーテイングされた熱転写リボン31が
巻回収納されている。この熱転写リボン31はキ
ヤリツジ18上に取付けられたガイドピン32,
33を介して印字ヘツド22の前面に張設されて
いる。尚、キヤリツジ18にはリボン駆動モータ
(図示せず)が装着され、このリボン駆動モータ
は印字動作に応じて回転駆動され、熱転写リボン
31をリボン送りする。
次に、第3図に基づいて本実施例の制御回路に
ついて説明する。CPU(中央処理装置)35に
は、前記紙送り用ステツプモータ13、キヤリツ
ジ駆動モータ19およびソレノイド24がそれぞ
れ駆動装置13a,19aおよび24aを介して
接続されるとともに、印字ヘツド22が印字ヘツ
ド駆動装置22aを介して接続されている。ま
た、CPU35にはキー入力を行なうための多数
の入力キー5が配列されたキーボード2が接続さ
れている。更に、CPU35にはROM(リードオ
ンリメモリ)40およびRAM(ランダムアクセ
スメモリ)41が接続されている。そのROM4
0は、このプリンタの動作を制御するためのプロ
グラムを内蔵するとともに、文字・記号等をドツ
トマトリツクス状の文字パターンで印字するため
のデータを記憶したキヤラクタジエネレータ42
を内蔵している。RAM41は、キーボード2か
ら入力された文字・記号データ、機能データを順
次記憶する入力バツフア43と、その入力バツフ
ア43中の文字・記号データを文字・記号コード
で記憶するプリントバツフア44と、印字処理中
の文字パターンの処理中のドツト列の番号を数値
として記憶するドツトカウンタ45と、誤印字消
去時にコレクシヨンパターンを作成するためのワ
ーク領域46とを有している。尚、CPU35には
タイマー47が内蔵されている。
次に、第4図乃至第7図に基づいて本実施例の
印字動作および誤印字消去動作について説明す
る。
通常の印字動作の場合、第4図Bに示すように
まず時刻t0〜t1の間で印字ヘツド22に通電さ
れ、そのとき第4図Aに示したような状態で印字
ヘツド22が発熱する。これにより第6図に示す
熱転写リボン31の印字ヘツド22と接触してい
る部分が加熱し、前記印字ヘツド22にリボン基
材51を介して接しているインク層52が溶融す
ることにより印字用紙7にインク層52が粘着す
る。このとき、熱転写リボン31と印字用紙7と
の間に、次のような関係が成り立つている。
(第6図参照) F4≫F1>F2>F3 F1:インク層52の印字用紙7への粘着力 F2:インク層52自体の凝集力 F3:インク層52とリボン基材51との密着力 F4:常温でのインク層52とリボン基材51と
の密着力 上述のように溶融したインク層52は第4図B
における時刻t1〜t2の間の印字ヘツド22の印字
方向への移動に伴い、リボン基材51から剥離
し、印字用紙7側へ転写される。
尚、第4図においてAは印字ヘツド22の発熱
領域であり、Bはその冷却領域である。
まず、前述の如くして印字用紙7に印字が行な
われ、それが誤印字であつた場合、はじめに、ス
ペースキー6、或いはバツクスペースキー9を操
作することによりキヤリツジ18上の印字ヘツド
22を誤印字と対向する位置に移動する。そし
て、コレクシヨンキー10を押下することによ
り、第5図Bに示すように印字ヘツド22が時刻
t0〜t1の間で通電し、そのとき第5図Aに示すよ
うに前記印字ヘツド22が発熱する。これにより
第7図Aに示す熱転写リボン31の印字ヘツド2
2と接触している部分のリボン基材51が加熱さ
れ、そのリボン基材51上のインク層52が溶融
する。このインク層52の熱によりそれと接触し
ている誤印字部分のインク53も溶けだし、両者
が溶融粘性とインク自体の親和力とにより一体と
なる。一方、時刻t0〜t1間で通電された印字ヘツ
ド22は時刻t1〜t3の間は通電されないことによ
り冷却され、それとともに溶融されたインク層5
2および誤印字部分のインク53は一体となつた
まま冷えて固まる。t2の時点において印字用紙
7、誤印字部分のインク53および熱転写リボン
31の間には、次のような関係が成り立つてい
る。
F4:≧F3>F5≧F2>F1 F1:誤印字部分のインク53の印字用紙7への
粘着力 F2:インク層52自体の凝集力 F3:インク層52とリボン基材51との密着力 F4:常温でのインク層52とリボン基材51と
の密着力 F5:誤印字部分のインク53とインク層52と
の密着力 その後、t2〜t3の間に印字ヘツド22が印字方
向へ移動することにより、第7図Bのように誤印
字部分のインク53が印字用紙7より剥離され
る。
尚、第5図AのA,Bは第4図AのA,Bと同
様に印字ヘツド22の発熱領域と冷却領域であ
り、Cはキヤリツジ18の移動領域である。ま
た、そのA,B,Cは第3図のCPU35に内蔵
されているタイマー47により計時される。
次に第8図乃至第10図に基づいて、本実施例
の動作を説明する。
第8図は印字或いは誤印字消去における主プロ
グラムである。
ステツプS0により電源スイツチがONされる
と、ステツプS1によりCPU35はプリンタおよ
び各種レジスタ類を初期設定した後、ステツプ
S2によりキーボード2上のいずれかの入力キー
5が押下されたか否かを判別するためのキースキ
ヤンが行なわれる。もしキー入力が行なわれてい
れば、ステツプS3により印字動作か誤印字消去
動作を行なうものか否かを判定し、キー入力が行
なわれていなければ、キースキヤンの状態がくり
返される。そして、ステツプS3により文字・数
字・記号キーの押下に基づく印字動作かコレクシ
ヨンキー10の押下に基づく誤印字消去動作を行
なうものであると判定されれば、ステツプS4に
より印字動作を行なうものか否かが判定され、印
字動作を行なうものと判定されればステツプS5
の印字のためのサブルーチンへ、誤印字消去動作
を行なうものと判定されれば、ステツプS6の誤
印字消去のためのサブルーチンへジヤンプする。
また、ステツプS3において印字または誤印字消
去動作を行なわないものと判定されれば、その他
の機能動作等の処理を行う。ステツプS5或いは
S6へジヤンプしてその処理を終了するとまたス
テツプS2のキースキヤンの状態に戻る。
次に第9図に基づいて第8図のステツプS5に
示した印字動作のためのサブルーチンについて説
明する。
まず、はじめにCPU35はステツプS11により
ドツトカウンタ45が初期化される。この場合、
ドツトカウンタ45の値は1である。ドツトカウ
ンタ45が初期化されると、ステツプS12におい
て、CPU35はプリントバツフア44中の印字
処理される文字コードを読出し、キヤラクタジエ
ネレータ42内のその文字コードに相当する文字
パターンのうち、ドツトカウンタ45の内容によ
り支持されているドツト列を読出してCPU35
内のレジスタに一時的に記憶する。その後、ステ
ツプ13に進み前記レジスタに読み込まれたパター
ンデータに従つて印字ヘツド22の所要の発熱素
子に通電し、ステツプS14へ進み印字ヘツド22
を1ドツト分移行するように、印字ヘツド駆動装
置22aおよびキヤリツジ駆動装置19aを制御
する。次に、ステツプS15へ進みドツトカウンタ
45の値に1を加え、ステツプS16により処理中
の文字データの最終のドツト列まで処理をしてそ
の文字データの印字を終了したか否かの判定を行
う。文字パターンが例えば15列より構成されてお
り、ドツトカウンタ45の内容が14以下であつて
その文字データの印字が終了していない場合には
ステツプS12へ戻り印字が終了するまで上述の動
作をくり返し行う。
最後に第10図に基づいて第8図のステツプ
S6に示した誤印字消去動作のためのサブルーチ
ンについて説明する。
コレクシヨンキー10が操作されるとCPU3
5は、ステツプS21によりプリントバツフア44
から印字ヘツド22が対向している誤印字文字に
関する文字コードを読み出し、キヤラクタジエネ
レータ42からその文字コードに対する文字パタ
ーンデータをRAM41のワーク領域へ読み出
す。次に、ステツプS22により誤印字文字を消去
するのに適したように前記文字パターンデータを
加工し、コレクシヨンパターを作成する。このコ
レクシヨンパターンは、当初の文字パターンを上
下および左右方向に1ドツト分ずつ幅広にした形
状である。従つて、誤印字消去動作は通常の印字
位置よりも1ドツト分左より開始されるため
CPU35はステツプS23において、印字ヘツド2
2を誤印字消去動作の開始位置に移動させるため
のキヤリツジ駆動装置19aを制御する。そして
ステツプS24によりドツトカウンタ45の値を初
期値である0にセツトし、ステツプ25でワーク領
域46に展開されたコレクシヨンパターンのうちド
ツトカウンタ45の値に対応する縦の1列のドツ
ト列を読み出してCPU35内のレジスタ内に一
時的に記憶する。そして、ステツプS26へ進みそ
の読み出されたドツト列のデータに従つて印字ヘ
ツド22の所要の発熱素子に通電する。その後ス
テツプS27へ進み、タイマー47が第5図に示す
冷却領域Bの時間だけ計時した後、ステツプS28
へ進み印字ヘツド22を1ドツト分移行するよう
に、キヤリツジ駆動装置19aを制御する。次に
ステツプS29へ進みドツトカウンタ45の値に1
を加え、ステツプS30により処理中のコレクシヨ
ンパターンデータの最後のドツト列まで処理をし
てそのコレクシヨンパターンデータの誤印字消去
動作を終了したか否かの判定を行う。この判定は
ドツトカウンタ45の値により決定されるもの
で、コレクシヨンパターンが例えば17列より構成
されていて、その各ドツト列と対応するドツトカ
ウンタ45の値が0〜16で、且つその初期値が0
と設定されていれば、ドツトカウンタ45の値が
16となつたときに終了と判定される。
ドツトカウンタ45の値が15以下であり、誤印
字消去動作が終了していなければステツプS25へ
戻り上述のステツプS30までの動作をくり返し行
い、ドツトカウンタの値が16となり誤印字消去動
作が終了していると判定されるとステツプ31に
より次の文字の印字位置に印字ヘツド22を移動
させるためのキヤリツジ駆動装置19aを制御し
た後、第8図で示した主プログラムのステツプ
S2へ戻る。
[発明の効果] 以上に詳述したように、本発明のサーマルプリ
ンタの誤印字消去機能は、誤印字文字に対向され
た印字ヘツドに通電を行い、その後一旦溶融され
た熱転写リボンと誤印字文字のインクが凝固する
までキヤリツジ駆動モータを一定時間停止させる
ものであり、従来のサーマルプリンタの誤印字消
去機能のように印字ヘツド近傍での可動部材の部
品点数が増加したり、印字部が大きくなつたりす
ることがなく、簡易な構成にてつくられるため、
装置の小型化およびコストを低く抑えることがで
き、その奏する効果は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すサーマル転写
方式のプリンタの斜視図、第2図はそのプリンタ
の印字機構を示す略体斜視図、第3図は制御回路
を示すブロツク図、第4図Aは印字時の印字ヘツ
ドの発熱素子の温度特性図、第4図Bは印字時の
印字ヘツドの通電間隔を示すタイミングチヤー
ト、第5図Aは誤印字消去時の印字ヘツドの発熱
素子の温度特性図、第5図Bは誤印字消去時の印
字ヘツドの通電間隔を示すタイミングチヤート、
第6図Aは熱転写リボンによる印字用紙に対する
転写状態を示す断面図、第6図Bは印字後の印字
用紙と熱転写リボンとを示す断面図、第7図Aは
誤印字消去状態を示す断面図、第7図Bは誤印字
消去後の印字用紙と熱転写リボンとを示す断面
図、第8図は制御回路の主プログラムを示す流れ
図、第9図は印字のための副プログラムを示す流
れ図、第10図は誤印字消去のための副プログラ
ムを示す流れ図である。 7:印字用紙、18:キヤリツジ、19:キヤ
リツジ駆動モータ、22:印字ヘツド、31:熱
転写リボン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 キヤリツジ上に支持された1つの印字ヘツド
    をキヤリツジ駆動モータにより印字用紙の印字行
    に沿つて移動させつつ、熱溶融性インクを塗布し
    た熱転写リボンにより印字用紙上に文字パターン
    を印字するサーマルプリンタにおいて、 前記印字ヘツドを前記熱転写リボンを介して印
    字用紙上の誤印字文字に対向させる手段と、 前記誤印字文字を前記熱転写リボンで覆つた状
    態で前記印字ヘツドに通電して、誤印字文字を覆
    つている熱転写リボンの熱溶融性インク及び誤印
    字文字のインクを溶融した後、両インクが一体と
    なつて凝固するまで印字ヘツドをその位置に停止
    させるように前記印字ヘツド及びキヤリツジ駆動
    モータを制御する制御手段と を備えたことを特徴とするサーマルプリンタ。
JP22458285A 1985-10-08 1985-10-08 サ−マルプリンタ Granted JPS6283172A (ja)

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