JPH1095154A - スタンプの製造装置 - Google Patents

スタンプの製造装置

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JPH1095154A
JPH1095154A JP25114296A JP25114296A JPH1095154A JP H1095154 A JPH1095154 A JP H1095154A JP 25114296 A JP25114296 A JP 25114296A JP 25114296 A JP25114296 A JP 25114296A JP H1095154 A JPH1095154 A JP H1095154A
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JP
Japan
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stamp
paper
thermal head
printing
thermal
Prior art date
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Application number
JP25114296A
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English (en)
Inventor
Teruo Imamaki
照雄 今牧
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印字面確認の際の印字中に、感熱紙が剥離す
るのを抑制したスタンプの製造装置を提供する。 【解決手段】 感熱紙25についての、ベース部材24
に対する粘着力が、サーマルヘッド65の移動開始側の
部位において他の部位よりも大きくなるように設定す
る。ベース部材24は、スタンプ台22と、該スタンプ
台22に裏面側が取り付けられたスポンジ材23とを有
し、該スポンジ材23の表面に感熱紙25が剥離可能に
貼着する。スタンプ台22は、前記感熱紙25が剥離可
能に貼着される貼着凸部22aを備え、該貼着凸部22
aが、スポンジ材23のサーマルヘッド65の移動開始
側端部に隣接する貼着面22cを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印材の表面にサー
マルヘッドを圧接させて移動する際に選択的に加熱し、
印字面を形成してスタンプを製造するスタンプの製造装
置、特に前記印材に代えて、ベース部材に剥離可能に貼
着された感熱紙に対し、前記印材の表面への適用と同様
に前記サーマルヘッドを適用して、前記感熱紙の変化に
より印字面を確認するスタンプの製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、印材の表面にサーマルヘッド
を圧接させて移動する際に選択的に加熱し、印字面を形
成してスタンプを製造するスタンプの製造装置が知られ
ている(例えば特開平7−290809号公報参照)。
【0003】かかる製造装置においては、感熱紙を用
い、該感熱紙に対し、前記印材の場合と同様に前記サー
マルヘッドを適用して、前記感熱紙の変化により印字面
を確認することが行われているが、そのための特別の機
構を必要とし、構造が複雑になり、また、装置も大型化
する。
【0004】そこで、簡単に印字面を確認できるように
するために、スタンプに対応した形状を有するベース部
材に感熱紙を剥離可能に貼着し、それにサーマルヘッド
を圧接させることが考えられる。
【0005】ところで、前記のようにベース部材に貼着
された感熱紙に対しサーマルヘッドを適用して印字面を
確認する場合、サーマルヘッド(発熱部)を接触させる
ため、感熱紙が貼着される部分はある程度柔らかくなけ
ればならず、また、感熱紙を交換するため剥離が容易に
なるように貼着力をあまり強くすることもできない。よ
って、上記2つの条件を満足させるために、例えば図9
及び図10に示すように、把持部aを有するスタンプ台
bと、該スタンプ台bに裏面側が取り付けられたスポン
ジ材cとを有するベース部材dの該スポンジ材cの表面
に、感熱紙eを剥離可能に貼着することが考えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような構造とすると、感熱紙eの両端部はスポンジ材
cの表面に単に剥離可能に貼着されているだけの自由端
部となっているので、図11に示すように、サーマルヘ
ッドfを最初感熱紙eに圧接し移動させる際に、スポン
ジ材cが変形するため、感熱紙eの移動開始側端部がベ
ース部材dより離れ易く、感熱紙eへの印字中に感熱紙
eが剥離するおそれがある。
【0007】本発明はかかる点に鑑みてなされたもの
で、印字面確認の際の印字中に、感熱紙が剥離するのを
抑制したスタンプの製造装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、印材の表面に
サーマルヘッドを圧接させて移動する際に選択的に加熱
し、印字面を形成してスタンプを製造するもので、前記
印材に代えて、ベース部材に剥離可能に貼着された感熱
紙に対し、前記印材の表面への適用と同様に前記サーマ
ルヘッドを適用して、前記感熱紙の変化により印字面を
確認するスタンプの製造装置を前提とするものである。
【0009】本発明の請求項1記載のスタンプの製造装
置は、前記感熱紙についての、前記ベース部材に対する
粘着力が、前記サーマルヘッドの移動開始側の部位にお
いて他の部位よりも大きくなるように設定されているも
のである。よって、サーマルヘッドが最初感熱紙に圧接
される際に、ベース部材に対する感熱紙の粘着力が大き
いため、剥離が抑制される。また、感熱紙の、前記ベー
ス部材に対する粘着力を、前記サーマルヘッドの移動開
始側の部位において他の部位よりも大きくなるように設
定しているだけであるので、加熱部材の貼着、剥離をワ
ンタッチで行うことができる。
【0010】また、請求項2のスタンプの製造装置は、
前記ベース部材が、スタンプ台と、該スタンプ台に裏面
側が取り付けられたスポンジ材とを有し、該スポンジ材
の表面に感熱紙が剥離可能に貼着されている。よって、
スポンジ材の表面に感熱紙が貼着され、貼着性を損なう
ことなく、感熱紙の剥離性が高められる。
【0011】また、請求項3記載のスタンプの製造装置
は、前記スタンプ台が、前記感熱紙が剥離可能に貼着さ
れる貼着凸部を備え、該貼着凸部が、前記スポンジ材の
サーマルヘッドの移動開始側端部に隣接する貼着面を有
する。感熱紙がスタンプ台の貼着面に剥離可能に貼着さ
れることで、スポンジ材に貼着される部分よりも貼着性
が高められ、サーマルヘッドの移動開始側は剥離しにく
くなる。
【0012】また、請求項4記載のスタンプの製造装置
は、前記貼着凸部が、スポンジ材の前記移動開始側端部
におけるサーマルヘッドの移動方向の上流側に設けら
れ、その貼着面は、スポンジ材の表面とほぼ面一となっ
ている。よって、サーマルヘッドを移動させる際に、貼
着面に貼着されている感熱紙の部分に無理な力が作用し
ない。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0014】図1は捺印用スタンプの斜視図である。捺
印用スタンプ11は、矩形シート状の印材からなる印版
12と、該印版12の裏面側を保持するスタンプ台13
とを備える。また、スタンプ台13には、印版12を保
持する側とは反対側に把持部13aが形成されている。
尚、前記印版12に用いられる印材は、発泡性樹脂シー
ト等のインクの含浸が可能な多孔性シートで、後述の製
造装置60により製造可能であればよく、その材質は特
に制限されない。
【0015】前記印版12の印字面は、図1及び図2に
示すように、表面の気孔が溶融固化されてインクが透過
しない溶融固化部14と、表面の気孔が溶融固化されず
インクが透過可能である非溶融部15(画線部)とによ
り形成されている。即ち、印版12に含浸されているイ
ンクは、非溶融部15を通じてのみ滲み出るので、記録
用紙に対し印版12の印字面を押し当てると、非溶融部
15によって形成される文字、図形等が捺印されること
になる。
【0016】かかる印版12の製版は、図3〜図5に示
すスタンプの製造装置60にて行われる。
【0017】前記製造装置60は、図3に示すように、
左右端壁61a,61b及びそれらを連結する前面壁6
1cを有するフレーム61を備えている。フレーム61
の左右両端壁61a,61bの間には、左右方向に延び
キャリッジ63を案内するガイドロッド64と、該ガイ
ドロッド64と協働してキャリッジ63を案内するヘッ
ド切換ロッド67とが並設されている。
【0018】ヘッド切換ロッド67には、キャリッジ6
3に搭載されたサーマルヘッド65を昇降させるための
楕円形状等のカム部材66を操作する機能を有してい
る。カム部材66はヘッド切換ロッド67に対して回転
不能かつ軸方向摺動可能に装着されている。ヘッド切換
ロッド67は前記左右両端壁61a,61bに設けた軸
受73,73に回転可能に軸支されている。
【0019】そして、前述した捺印用スタンプ11は、
図4及び図5に示すように、キャリッジ63が通過する
上方位置に図示しない支持手段に位置固定されるように
なっている。キャリッジ63は、前記ガイドロッド64
とヘッド切換ロッド67とに対し左右方向(軸線方向)
に移動可能に支持され、キャリッジ63の前端には左右
に延びる適宜長さのラック68が一体的又は適宜固定手
段を介して固設されている。フレーム61の前面壁61
cに正逆回転可能な駆動モータ69が固定され、該駆動
モータ69の駆動ピニオン70が、前面壁61cの裏面
側に配置された減速ギヤ群71を介して噛み合いギヤ7
2に動力を伝達し、該噛み合いギヤ72が前記ラック6
8に噛み合わされて、キャリッジ63を左右(図3及び
図4の矢印A方向と矢印B方向)に移動させることがで
きるようになっている。
【0020】前記キャリッジ63には、カム当接板74
及びそれの上側に位置するヘッド放熱板75が、ヘッド
切換ロッド67と直交する方向の支軸76を介して上下
回転可能に設けられている。ヘッド放熱板75の上面で
あって支軸76にて支持される側と反対側にサーマルヘ
ッド65が固設されている。また、カム当接板74とヘ
ッド放熱板75との間にはスプリング77が介装され、
該スプリング77によってヘッド放熱板75が上方に回
転するように常時付勢されている。
【0021】また、前記カム部材66は、カム当接板7
4の下面に当接するように設けられ、該カム部材66
は、ヘッド切換ロッド67が図3の矢符C又は矢符D方
向に回転されることにより、姿勢変更するようになって
いる。そして、カム部材66を横長状に寝かせた姿勢で
は、サーマルヘッド65を含むヘッド放熱板75が下方
にリリースされ、カム部材66を縦長状に起立させる
と、カム当接板74とスプリング77を介してヘッド放
熱板75を上方に回転させ、サーマルヘッド65が前記
位置固定された捺印用スタンプ11(印材)の下面に圧
接するように構成されている。
【0022】具体的には、ヘッド切換ロッド67の端部
にギヤ78が取り付けられ、該ギヤ78に噛み合う別の
ギヤ79が右端壁61bに軸支され、該ギヤ79に一体
的に回転するようにレバー80が連結されており、それ
によって、ヘッド切換ロッド67を前記矢符C又は矢符
D方向に回転させれば、前記カム部材66の姿勢を変更
できるようになっている。
【0023】尚、前記サーマルヘッド65は、従来周知
のサーマルプリンタにおけるサーマルヘッドと同様の構
成であって、例えば矢符Aと直交する方向に96個の点
状発熱素子が一列状に配置され、この点状発熱素子の列
長さに等しいヘッド放熱版75の幅寸法H1は印版12
の横幅寸法より若干長くなるように設定されている。
【0024】また、製造装置60におけるマイクロコン
ピュータ式等の制御系は、具体的に図示していないが、
CPU、ROM、RAM、インタフェース等を備え、前
記サーマルヘッド65及び駆動モータ69を作動させる
ものである。
【0025】よって、例えば図4に示すように、カム部
材66を起立させて、サーマルヘッド65を捺印用スタ
ンプ11における下向きの印面部の右端位置に押圧させ
つつ駆動モータ69を駆動し、サーマルヘッド65にお
ける一列すべての点状発熱素子を駆動すると、キャリッ
ジ63は矢符A方向に一定の速度で移動する。
【0026】これにより、印版12となる印材の表面
(印字面)の所定箇所では、予め入力された文字等のパ
ターンデータに基づいて、サーマルヘッド65における
点状発熱素子が印字ドットパターン通りに発熱しないよ
うに制御され、例えば図1に示すように、所定の文字の
鏡像形状に形成された画線部としてインク透過可能な非
溶融部15のまま残り、その他の部分のみが溶融固化し
てインク透過不能な溶融固化部14となり、捺印用スタ
ンプ11が製作される。
【0027】ところで、かかる装置は、上述したよう
に、印材の表面にサーマルヘッド65を圧接させて移動
する際に選択的に加熱し、印字面を形成して捺印用スタ
ンプ11を製造するものであるが、制御系によって予め
入力されている文字等のパターンデータ、即ち印字面の
確認のために、印材に代えて、感熱紙を適用できるよう
になっている。
【0028】具体的には、前記印材が装着された捺印用
スタンプに代えて、図6及び図7に示すように、前記捺
印用スタンプ11に対応した形状の確認用スタンプ21
が用いられる。
【0029】即ち、確認用スタンプ21は、スタンプ台
22と、該スタンプ台22に裏面側が取り付けられたス
ポンジ材23とを有するベース部材24を備え、前記ス
ポンジ材23の表面に感熱紙25が剥離可能に貼着され
ている。
【0030】前記スタンプ台22は、前記感熱紙25が
剥離可能に貼着される貼着凸部22a及び捺印の際に把
持するための把持部22bを備え、該貼着凸部22a
が、前記スポンジ材23のサーマルヘッド65の移動開
始側端部に隣接する貼着面22cを有する。
【0031】よって、感熱紙25のサーマルヘッド65
の移動開始側端部は、スポンジ材23でなく、スタンプ
台22の貼着凸部22aに貼着されることとなり、この
ように貼着面が異なることから、前記感熱紙25は、前
記ベース部材24に対する粘着力が、前記サーマルヘッ
ド65の移動開始側の部位において他の部位よりも大き
くなる。
【0032】また、前記貼着凸部22aは、スポンジ材
23の前記移動開始側端部におけるサーマルヘッド65
の移動方向の上流側に設けられ、その貼着面22cは、
スポンジ材23の表面とほぼ面一となっており、サーマ
ルヘッド65が圧接されたとき、貼着部分に無理な力が
作用しないようになっている。
【0033】従って、確認用スタンプ21を捺印用スタ
ンプと同様に製造装置60に適用して、ベース部材24
に剥離可能に貼着された感熱紙25に対し、前記印材
(印版12)の場合と同様に前記サーマルヘッド65が
圧接されるようにすれば、前記感熱紙25の変化により
印字面(パターンデータ)を確認することができる。
【0034】また、この場合、感熱紙25は、ベース部
材24に対する粘着力が、前記サーマルヘッド65の移
動開始側の部位において他の部位よりも大きくなってい
るので、図8に示すように、サーマルヘッド65を最初
感熱紙25に圧接し移動させる際に、スポンジ材23が
変形しても、感熱紙25の移動開始側端部がベース部材
24の貼着凸部22aより離れにくく、その結果感熱紙
25への印字中に感熱紙25がベース部材24より剥離
することがない。また、感熱紙25の交換等のために感
熱紙25を剥離する場合には、前記移動開始側端部でな
い側から剥離するようにすれば、簡単に剥離することが
できる。
【0035】前記実施の形態においては、ベース部材2
4の貼着面の材質を変えることによって、前記感熱紙2
5の、前記ベース部材24に対する粘着力が、サーマル
ヘッド65の移動開始側の部位において他の部位よりも
大きくなるようにしているが、感熱紙の裏面側に塗布さ
れている貼着剤層そのものによる、前記ベース部材に対
する粘着力を、前記サーマルヘッドの移動開始側の部位
において他の部位よりも大きくなるように設定すること
もできる。このようにすれば、感熱紙がすべてスポンジ
材に貼着される場合でも、貼着剤層による貼着力を調整
することで、前述した実施の形態と同様の効果が得られ
る。
【0036】
【発明の効果】本発明は、以上の形態で実施され、以下
に述べる効果を奏する。
【0037】請求項1記載のスタンプの製造装置によれ
ば、前記感熱紙についての、前記ベース部材に対する粘
着力が、前記サーマルヘッドの移動開始側の部位におい
て他の部位よりも大きくなるように設定しているので、
サーマルヘッドが感熱紙に圧接される際に、ベース部材
に対する感熱紙の大きい粘着力により、感熱紙の剥離を
抑制することができる。また、感熱紙の、前記ベース部
材に対する粘着力を、前記サーマルヘッドの移動開始側
の部位において他の部位よりも大きくなるように設定し
ているだけであるので、加熱部材の貼着、剥離をワンタ
ッチで行うことができる。
【0038】また、請求項2記載のスタンプの製造装置
によれば、スタンプ台に裏面側が取り付けられたスポン
ジ材の表面に感熱紙を剥離可能に貼着するようにしてい
るので、感熱紙の剥離性と貼着性の両立が図れる。
【0039】また、請求項3記載のスタンプの製造装置
によれば、前記スタンプ台の貼着凸部の貼着面に感熱紙
の移動開始側端部を剥離可能に貼着しているので、感熱
紙の移動開始側端部をスポンジ材に貼着される他の部分
よりも貼着性が高くなり、サーマルヘッドの移動開始側
を剥離しにくくすることができる。
【0040】また、請求項4記載のスタンプの製造装置
によれば、前記貼着凸部の貼着面を、スポンジ材の表面
とほぼ面一としているので、感熱紙に不自然な力が作用
せず、剥離性と貼着性の両立が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る捺印用スタンプの斜視図である。
【図2】同一部断面図である。
【図3】本発明に係るスタンプの製造装置の斜視図であ
る。
【図4】図3のIV-IV線における断面図である。
【図5】図3のV-V線における断面図である。
【図6】本発明に係る確認用スタンプの斜視図である。
【図7】同断面図である。
【図8】動作の説明図である。
【図9】従来の捺印用スタンプの斜視図である。
【図10】同断面図である。
【図11】同作用の説明図である。
【符号の説明】
11 捺印用スタンプ 21 確認用スタンプ 22 スタンプ台 22a 貼着凸部 22c 貼着面 23 スポンジ材 24 ベース部材 25 感熱紙

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印材の表面にサーマルヘッドを圧接させ
    て移動する際に選択的に加熱し、印字面を形成してスタ
    ンプを製造するもので、前記印材に代えて、ベース部材
    に剥離可能に貼着された感熱紙に対し、前記印材の表面
    への適用と同様に前記サーマルヘッドを適用して、前記
    感熱紙の変化により印字面を確認するスタンプの製造装
    置であって、 前記感熱紙は、前記ベース部材に対する粘着力が、前記
    サーマルヘッドの移動開始側の部位において他の部位よ
    りも大きくなるように設定されていることを特徴とする
    スタンプの製造装置。
  2. 【請求項2】 前記ベース部材は、スタンプ台と、該ス
    タンプ台に裏面側が取り付けられたスポンジ材とを有
    し、該スポンジ材の表面に感熱紙が剥離可能に貼着され
    ているところの請求項1記載のスタンプの製造装置。
  3. 【請求項3】 前記スタンプ台は、前記感熱紙が剥離可
    能に貼着される貼着凸部を備え、該貼着凸部が、前記ス
    ポンジ材のサーマルヘッドの移動開始側端部に隣接する
    貼着面を有するところの請求項2記載のスタンプの製造
    装置。
  4. 【請求項4】 前記貼着凸部は、スポンジ材の前記移動
    開始側端部におけるサーマルヘッドの移動方向の上流側
    に設けられ、その貼着面は、スポンジ材の表面とほぼ面
    一となっているところの請求項3記載のスタンプの製造
    装置。
JP25114296A 1996-09-24 1996-09-24 スタンプの製造装置 Pending JPH1095154A (ja)

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