JPH09300799A - スタンプ装置 - Google Patents

スタンプ装置

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JPH09300799A
JPH09300799A JP11908696A JP11908696A JPH09300799A JP H09300799 A JPH09300799 A JP H09300799A JP 11908696 A JP11908696 A JP 11908696A JP 11908696 A JP11908696 A JP 11908696A JP H09300799 A JPH09300799 A JP H09300799A
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JP
Japan
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printing plate
plate
locking means
printing
stamp
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Application number
JP11908696A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Takami
弘 高見
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 押印もしくは製版作業時に、印版1または製
版済印版10がスタンプ装置11から脱落したり、ずれ
動かず、且つ印版1(製版済印版10)の交換作業も容
易にする。 【解決手段】 平板状の支持体12における左右両側面
に、弾性体製の長手係止手段15,15の基部を接着固
定し、両係止手段15,15の先端部分をほぼ円弧状に
湾曲させ、その自由端部15a,15aにて、支持体1
2上の載置した印版1の印面部2の長手方向角部を押え
て係止する。両係止手段15,15の先端部分を押し広
げるだけで、印版1の着脱作業が容易にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続気泡を有し、
インキの含浸可能なスポンジ状等の発泡プラスチック基
板からなり、その表面をサーマルヘッド等にて選択的に
加熱してインキの透過しない溶融固化部(非画線部)と
インキ透過可能な非溶融部(画線部)との印面部を形成
することのできる印版を支持装着するためのスタンプ装
置の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、特開平7−251558号公報等
に開示されているように、印面部に所定の文字、図形等
のキャラクタ(印影)の鏡像形状を形成させたこの種の
印版は、薄くて軟質(柔らかい)、または撓み易いのも
のである。そのため、スタンプ装置は、従来周知のゴム
印の場合と同じく、平板な台木の下面に前記印版の裏面
(印面部と反対側面)を接着剤にて直接装着するか、も
しくは印版の裏面にインキ吸蔵パッドを重ねた状態で台
木の下面に接着し、この台木の上面に把手を装着したも
のを使用していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに台木に印版を接着剤にて一旦固定してしまうと、そ
の印版を剥がすことが困難であり、接着強度が高ければ
前記剥がし作業中に印版が分断される等破損してしまう
という問題があった。また、前記先行技術で開示されて
いるように、この種の印版に所定のキャラクタの鏡像形
状を形成することがきわめて容易であるので、この利点
を利用して、複数の印版にそれぞれ任意の種々のキャラ
クタの鏡像形状を予め形成しておき、一つのスタンプ装
置に対して前記各種印版を簡単に取り替えて使用するに
は、前記接着剤で印版を固定する手段は不適当であると
いう問題があった。
【0004】さらに、短冊状の印版に前記キャラクタの
鏡像形状を形成する製版作業において、前記印版を支持
体上に固定した状態で、その印版の印面部にサーマルヘ
ッド押しつけながら移動させるという方法を採用するに
は、印版を支持体に対して簡単に着脱できるようにする
ことが必要となるのであった。本発明は、これらの問題
を解決すべくなされたものであって、支持体に対して印
版を簡単に着脱自在できるようにしたスタンプ装置を提
供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明のスタンプ装置は、連続気泡
を有する発泡プラスチック基板の印面部にインキ透過不
能な溶融固化部とインキ透過可能な非溶融部とを形成す
ることのできる平板状の印版の裏面側を支持するための
支持体に、ゴム等の弾性体製の一対の係止手段を、前記
印版の相対向する側縁面と平行状に設け、該一対の係止
手段にて、印版の相対向する側縁面もしくは印版の印面
部の角部を弾性的に係止するように構成したものであ
る。
【0006】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載のスタンプ装置において、前記一対の係止手段
は、印版の相対向する長手方向の側縁面に沿って長手連
続状または断続させて設けたものである。そして、請求
項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の
スタンプ装置において、前記係止手段は、その先端部分
が互いに対向する側に向かってほぼ円弧状に湾曲し、そ
の円弧状部分の自由端にて前記印版の側縁面もしくは印
面部の角部を弾性的に係止するように構成したものであ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明を具体化した実施形
態について説明する。図1は連続気泡を有する発泡プラ
スチック基板から表裏広幅面を除く4周側面をインキ非
透過状に処理した印版1の斜視図である。元の発泡プラ
スチック基板は、微細な連続気泡を有する硬質あるいは
半硬質のポリオレフィン系樹脂である。また、前記材質
の代わりに、ポリウレタン系樹脂、塩化ビニル樹脂、A
BS樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体、その他の樹
脂からなる微細な連続気泡を有するプラスチックフォー
ムも使用することができる。これらのプラスチックフォ
ームは、発泡後に外面を覆う表皮を除去して平板状にス
ライスしても良いし、印面側として発泡させるための型
に当接している面を使用しても良い。
【0008】図1に示すように、印版1の気孔の見える
上面の凸部所定範囲を印面部2にするため、その残りの
部分(溶融固化部)3,4,5(印版1の厚さの4周側
面部分、及び印版の広幅下面)は加熱された型で面押し
され、その部分では気孔が溶融固化されたインキ不透過
性の薄膜層で覆われるようにする。なお、印版1の広幅
の裏面(図1において下面)をインキ透過の非溶融部の
ままにしておけば、当該印版1の裏面側にインキ吸蔵パ
ッドを重ねることにより、連続スタンプ作業でのインキ
供給が長期間可能となる。
【0009】図2は、前記印面部2に所定の文字、図形
等のキャラクタの印影の鏡像形状にて画線部6が形成さ
れた印版(これを製版済印版10と称する)の斜視図で
あり、図3〜図5に示すような印章作成装置60にて製
造するものである。即ち、フレーム61の左右両端壁6
1a,61bにわたって、キャリッジ63を案内するた
めの左右方向に延びるガイドロッド64と、キャリッジ
63を案内し且つキャリッジ63に搭載されたサーマル
ヘッド65を昇降させるためのカム体66を操作するた
めの左右方向に延びるヘッド切換ロッド67とが装架さ
れている。カム体66はヘッド切換ロッド67に対して
回動不能かつ軸方向摺動可能に装着されている。ヘッド
切換ロッド67は前記左右両端壁61a,61bに設け
た軸受73に回転自在に軸支されている。
【0010】前記印版1は、後に詳述するスタンプ装置
11の下面に装着され、該スタンプ装置11は図4及び
図5において、前記キャリッジ63が通過する上方位置
に図示しない支持手段に位置固定されている。キャリッ
ジ63は、前記ガイドロッド64とヘッド切換ロッド6
7とに左右移動自在に支持され、キャリッジ63の前端
には左右に延びる適宜長さのラック68が一体的、また
は適宜固定手段を介して固設されている。フレーム61
の前面壁61cに固定した正逆回転可能な駆動モータ6
9の駆動ピニオン70から前面壁61cの裏面に配置し
た減速ギヤ群71を介して噛み合いギヤ72に動力伝達
し、この噛み合いギヤ72を前記ラック68に噛み合わ
せて、キャリッジ63を左右(図3及び図4の矢印A方
向と矢印B方向)に移動させることができるように構成
されている。
【0011】前記キャリッジ63には、カム当接板74
とヘッド放熱板75とがヘッド切換ロッド67と直交す
る方向の支軸76を介して上下回動可能に装着され、ヘ
ッド放熱板75の上面上端側にサーマルヘッド65が固
定されている。また、カム当接板74の上面とヘッド放
熱板75の裏面との間に介挿した付勢ばね77によりヘ
ッド放熱板75を常時弾力付勢されている。カム当接板
74の下面に当接するように楕円形状等に形成されたカ
ム体66は、ヘッド切換ロッド67を図3の矢印Cまた
は矢印D方向に回動させることより姿勢変更でき、カム
体66が横長状に寝かせた姿勢では、サーマルヘッド6
5付きのヘッド放熱板75が下方にリリースされ、カム
体66を起立させると、カム当接板74と付勢ばね77
を介してヘッド放熱板75を上向き回動させてサーマル
ヘッド65が前記位置固定された印版1の下面に圧接す
るように構成されている。
【0012】なお、ヘッド切換ロッド67の端部に取付
けられたギヤ78及び右端壁61bに軸支されたギヤ7
9とこれを回動させるレバー80により、前記ヘッド切
換ロッド67を前記矢印Cまたは矢印D方向に回動させ
て、前記カム体66の姿勢を変更させることができる。
サーマルヘッド65は、従来から周知のサーマルプリン
タにおけるサーマルヘッドと同様の構成であって、例え
ば矢印Aと直交する方向に96個の点状発熱素子が1列
状に配置され、この点状発熱素子の列長さは印版1の横
幅寸法より若干長くなるよう設定されている。
【0013】製版装置60におけるマイクロコンピュー
タ式等の制御ユニット(図示せず)は、CPU(中央処
理装置)、ROM(読み出し専用メモリ)、RAM(随
時読み書き可能メモリ)、インターフェイス等を備え、
前記サーマルヘッド65及び駆動モータ69を作動させ
るものであり、図4に示すように、カム体66を起立さ
せて、サーマルヘッド65を印版1における下向きの印
面部2の右端位置に押圧させつつ駆動モータ69を駆動
し、サーマルヘッド65における1列の全ての点状発熱
素子を駆動すると、キャリッジ63は矢印A方向に一定
の速度で移動する。これにより、前記印面部2の発泡プ
ラスチックの表面が溶融固化した部分はインク透過不能
な薄膜が形成され、インキ非透過の溶融固化部7とな
る。次いで、印面部2の所定の箇所では、予め入力され
た所定の文字データに基づいて、サーマルヘッド65に
おける点状発熱素子が印字ドットパターン通りに発熱し
ないように制御すると、図2に示すごとく、所定のキャ
ラクタの鏡像形状に形成された画線部6としてインキ透
過可能な非溶融部のまま残り、その他の部分はインキ透
過不能な溶融固化部7となるような、製版済印版10が
製作できる。
【0014】次に、スタンプ装置11の構成について説
明する。図6〜図9はスタンプ装置11の実施形態を示
し、平面視ほぼ矩形平板状の印版1の裏面を支持するた
めの平面視矩形状の支持体12の表面には前記印版1が
嵌まって位置ずれしないように平面視矩形状の凹所13
が形成されている。また、支持体12の裏面側には、把
手部14が一体的または別体にて突設されている。
【0015】そして、支持体12の長手方向に沿う左右
両側面には、ゴム等の弾性体製の一対の係止手段15,
15の基端側を、前記印版1の相対向する側縁面1a,
1aと平行状配置するようにして接着剤等にて固定し、
該一対の係止手段15,15にて、印版1の相対向する
側縁面1a,1aもしくは印版1の印面部2の角部を弾
性的に係止するように構成するものである。
【0016】そして、前記各係止手段15の断面形状
は、図6〜図8に示すように、その先端部分が互いに対
向する側に向かってほぼ円弧状に湾曲し、その円弧状部
分の自由端15aにて前記印版1の左右両側縁面1a,
1aもしくは印面部2の長手縁に沿う角部を弾性的に係
止するように構成するのである。これらの場合、前記左
右両側の係止手段15,15の自由端15a,15aの
間隔を印版1の左右両側縁面1a,1aの間隔より若干
狭くなるように設定しておくことが必要であり、自由端
15a,15aが支持体12の表面に近い場合には、印
版1の左右両側縁面1a,1aを左右両側から挟むよう
に係止でき、自由端15a,15aが装着された印版1
の印面部2側にあれば、図6及び図7のように、印面部
2の長手縁に沿う角部を支持体12の表面側との間で挟
むように係止することになる。
【0017】なお、前記一対の係止手段15,15は、
印版1の相対向する長手方向の側縁面1a,1aに沿っ
て長手連続状に形成しても良いし(図6参照)、一部を
係止しない断続状であっても良いのである。そして、ス
タンプ装置11の把手部14を下にした状態で、前記左
右両側の係止手段15,15の間隔を若干広げて印版1
印面部を上向けて凹所13内に挿入した後、係止手段1
5から手を離せば、各係止手段15自体の弾性復元力に
て、係止手段15の自由端15aが印面部2の長手縁に
沿う角部を弾性的に係止するので、印版1を脱落及び移
動不能に係止することができる(図6及び図7参照)。
【0018】従って、前記構成のスタンプ装置11に印
版1を装着させて、製版装置60の所定箇所に固定して
前述の製版作業を実行すれば、該印版1の印面部2に、
インキ透過不能な溶融固化部7とインキ透過可能な非溶
融部とからなる印章を簡単に形成できる。この場合、イ
ンキ透過不能な溶融固化部7に対してインキ透過可能な
非溶融部(画線部6)は若干高くなるように凸部領域を
構成するので、印影が明瞭となる。
【0019】また、図6及び図7に示すように、サーマ
ルヘッド65における点状発熱素子の列長さに等しいヘ
ッド放熱板75の幅寸法H1を、印版1の印面部2の幅
寸法より若干広くなるように設定すると、この幅寸法H
1は左右両係止手段15,15の自由端15a,15a
間の寸法H2より広くなる。しかしながら、製版作業時
には、印面部2の平面に対して傾斜状に配置されたヘッ
ド放熱板75の上端部分(点状発熱素子の位置する箇
所)のみが、自由端15a,15aの間隔を押し広げる
ように、弾性体製の左右両係止手段15,15が部分的
に撓むだけで、ヘッド放熱板75の上端部分が印面部2
を通過した後は当該系手段15自体の弾性復元力によ
り、自由端15a,15aにて印面部2の長手角部に当
接するように復元するのであるから、スタンプ装置11
の下面側に印版1が装着されていても脱落することがな
いのである。
【0020】また、ヘッド放熱板75の幅寸法に等しい
前記点状発熱素子の列長さH1を、前記自由端15a,
15a間の寸法H2よりも大きくすることにより、印板
1の印面部2全面に点状発熱素子が接触するため、印面
部2の左右両側端まで溶融した後固化可能となり、印板
1にインキを浸透させたときに非溶融部以外の部分から
インキが滲み出ることがない。
【0021】そして、印版1の裏面側を支持体12にお
ける凹所13内に嵌め込んで位置保持すれば、製版作業
に際して印版1における印面部2をサーマルヘッド65
等にて擦っても印版1が支持体12からずれ動くことも
なく確実に位置保持できて製版作業を確実に実行するこ
とができるという効果を奏する。完成した製版済印版1
0を除去するには、左右両係止手段15,15の自由端
15a,15aの間隔を押し広げて凹所13から製版済
印版10を外すせば良く、その後新たな印版1を再度装
着して、前記製版作業を繰り返せば、任意の印章が形成
された製版済印版10をたやすく且つ迅速に製作できる
のである。
【0022】また、完成した製版済印版10を、前記ス
タンプ装置11に装着したまま、インキ吸蔵パッド(図
示せず)に押しつけ、もしくはインキ透過可能な非溶融
部である画線部6から内部にインキを吸収させた後、用
紙等の被記録媒体16に押印すれば良いのである。この
場合、図9に示すように、スタンプ装置11の把手部1
4からの押圧力にて左右両係止手段15,15の先端の
円弧状湾曲部分は平坦状に撓み、印面部2全体を被記録
媒体16表面に均一に押しつけることができ、押圧力を
解除すれば、左右両係止手段15,15の自由端15
a,15aにて製版済印版10の印面部2を係止した状
態に復元することができるのである。
【0023】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1に記載
の発明のスタンプ装置は、連続気泡を有する発泡プラス
チック基板の印面部にインキ透過不能な溶融固化部とイ
ンキ透過可能な非溶融部とを形成することのできる平板
状の印版の裏面側を支持するための支持体に、ゴム等の
弾性体製の一対の係止手段を、前記印版の相対向する側
縁面と平行状に設け、該一対の係止手段にて、印版の相
対向する側縁面もしくは印版の印面部の角部を弾性的に
係止するように構成したものである。
【0024】このように構成すれば、支持体上に載置し
た印版を係止すべき相対向する係止手段がゴム等の弾性
体であるので、当該係止手段を弾性に抗して押し広げる
だけで簡単に係止させたり取り外すことができ、スタン
プ装置に対する印版の着脱作業、交換作業を至極容易に
することができる。また、係止状態では印版を下向きに
なるようにスタンプ装置の姿勢を変えても、当該印版は
脱落することがない。さらに、前記印版の着脱作業、交
換作業に際して、印版の相対向する側縁面または印面部
の角部を弾性体製の係止手段にて押圧させて係止するだ
けであるから、印版を繰り返し使用することができると
いう効果を奏する。
【0025】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載のスタンプ装置において、前記一対の係止手段
は、印版の相対向する長手方向の側縁面に沿って長手連
続状または断続させて設けたものである。このように、
一対の係止手段は、印版の相対向する長手方向の側縁面
に沿って長手連続状または断続させることにより、軟質
のまたは撓み易い印版を長い不分で係止できるから、平
坦状に係止保持することがきわめて容易になるという効
果を奏する。
【0026】そして、請求項3に記載の発明は、請求項
1または請求項2に記載のスタンプ装置において、前記
係止手段は、その先端部分が互いに対向する側に向かっ
てほぼ円弧状に湾曲し、その円弧状部分の自由端にて前
記印版の側縁面もしくは印面部の角部を弾性的に係止す
るように構成したものである。このように、係止手段が
弾性体であると共に、その先端部分が円弧状に湾曲して
いるので、被記録媒体への押印時にその先端部分が偏平
に変形できて、押印作用を損なうことがない。また、係
止手段の自由端にて印版の側縁面もしくは印面部の角部
を弾性的に係止するから、印版における印面部を破損す
ることがなく、印版の使用耐久性を損なうことがないと
いう効果を奏するのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】印版の斜視図である。
【図2】製版済印版の斜視図である。
【図3】製版装置の要部斜視図である。
【図4】図3のIV−IV線矢視側断面図である。
【図5】図3のV−V線矢視断面図である。
【図6】スタンプ装置の斜視図である。
【図7】側面図である。
【図8】図6の VIII −VIII線矢視図である。
【図9】スタンプ装置で押印する状態を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
1 印版 2 印面部 10 製版済印版 11 スタンプ装置 12 支持体 13 凹所 14 把手部 15,15 係止手段 15a,15a 自由端部 16 被記録媒体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続気泡を有する発泡プラスチック基板
    の印面部にインキ透過不能な溶融固化部とインキ透過可
    能な非溶融部とを形成することのできる平板状の印版の
    裏面側を支持するための支持体に、ゴム等の弾性体製の
    一対の係止手段を、前記印版の相対向する側縁面と平行
    状に設け、該一対の係止手段にて、印版の相対向する側
    縁面もしくは印版の印面部の角部を弾性的に係止するよ
    うに構成したことを特徴とするスタンプ装置。
  2. 【請求項2】 前記一対の係止手段は、印版の相対向す
    る長手方向の側縁面に沿って長手連続状または断続させ
    て設けたことを特徴とする請求項1に記載のスタンプ装
    置。
  3. 【請求項3】 前記係止手段は、その先端部分が互いに
    対向する側に向かってほぼ円弧状に湾曲し、その円弧状
    部分の自由端にて前記印版の側縁面もしくは印面部の角
    部を弾性的に係止することを特徴とする請求項1または
    請求項2に記載のスタンプ装置。
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