JP2600805Y2 - スタンプ作成装置 - Google Patents

スタンプ作成装置

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JP2600805Y2
JP2600805Y2 JP1993022564U JP2256493U JP2600805Y2 JP 2600805 Y2 JP2600805 Y2 JP 2600805Y2 JP 1993022564 U JP1993022564 U JP 1993022564U JP 2256493 U JP2256493 U JP 2256493U JP 2600805 Y2 JP2600805 Y2 JP 2600805Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、所望の印面を有するス
タンプを作成可能なスタンプ作成装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、孔版印刷のスタンプ作成装置に用
いられる孔版印刷用原板として、例えば実願平4−35
338号の願書に添付された明細書及び図面において提
案されているものを図6に示す。
【0003】この孔版印刷用原板101は、大きく分け
て、感熱性孔版原紙102と、インクが含浸されたイン
ク含浸体104を取り囲むように配置された枠体103
と、インク不透過性の基材であるフィルム105から構
成され、枠体103と感熱性孔版原紙102、フィルム
105は接着材で接着されている。
【0004】上記の如く構成された孔版印刷用原板10
1は図7に示すように、感熱性孔版原紙102とサーマ
ルヘッド114とが互いに向き合うようにプラテン11
3に所定圧力にて押圧され、サーマルヘッド114を駆
動させる。さらに、サーマルヘッド114と同期して従
動ローラ112を所定圧力にて駆動ローラ111に枠体
103を押しつけて前記駆動ローラ111が回転して孔
版印刷用原板101を搬送する。
【0005】そして図8に示すように、穿孔画像が形成
された孔版印刷用原板101はスタンプ部材120に装
着されて用紙130に捺印が行なわれる。
【0006】スタンプ部材120は主に、取手121、
押圧部材122、板バネ123から構成されている。
【0007】板バネ123は、孔版印刷用原板101に
設けられた4ヶ所の溝109にそれぞれ係合する位置に
配置されており、図示しない機構によって矢印方向に回
動可能であり、孔版印刷用原板101の着脱が可能とな
っている。
【0008】押圧部材122は、捺印時の押圧力が孔版
印刷用原板101の印面に均一に加わるように、ウレタ
ンスポンジ等の弾性体にて構成されている。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
孔版印刷用原板101では以下のような問題点を生ずる
虞がある。
【0010】孔版印刷用原板101は前後方向に対称で
はないため、製版装置に挿入する方向に方向性があり前
後の挿入方向を反対に挿入すると製版位置がずれて、所
望としている印面が正確に捺印できず、端が切れたり、
かすれたりする。
【0011】更に、孔版印刷用原板101は上下方向に
も対称に近い形状であり、上下反対に製版装置に挿入さ
れてしまう場合も有り得る。この場合には、感熱性孔版
原紙102ではなく、フィルム105に製版処理が施さ
れるが、フィルム105の厚みが厚いため、穿孔されな
い。
【0012】本考案は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、スタンプ体が画像形成装置に対
して正確に装着されていない状態で、画像形成装置が製
版動作を行うことなく、スタンプ体の印面を無駄にした
り、意味のない製版動作をすることのないスタンプ作成
装置を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本考案の請求項1記載のスタンプ作成装置は、使用者
によりスタンプ体が着脱可能に装着されるように構成さ
れ、使用者により装着された前記スタンプ体に対してそ
の印面部に印像に応じた画像を形成する画像形成装置を
備えたスタンプ作成装置において、前記画像形成装置
は、入力された文字や記号等のデータに基づいてスタン
プ体の印面部に画像を形成するための画像形成部と、
の画像形成部に対してスタンプ体が正しい製版位置に装
着されたか否かを検出する検出部と、その検出部により
前記画像形成部に対して前記スタンプ体が正しい製版位
置に装着されたときにのみ画像形成部を起動する制御部
とを備え、前記スタンプ体は、所望の画像に対応したパ
ターン様加熱により所望の画像に対応したインク滲出部
が形成される印面部と、インクを含浸可能な含浸体と、
その含浸体を取り囲むような開口部を有した枠体とを、
インク不透過性の基材上に順次積層してなり、かつ前記
枠体は、その特定位置に、凹凸部からなる所定形状部を
有し、前記検出部が、その対向する位置における前記ス
タンプ体の前記枠体に形成された所定形状部の有無によ
り、画像形成部に対してスタンプ体が正しい製版位置に
装着されたか否かを検出するように構成されている。
【0014】また、請求項2記載のスタンプ作成装置
は、前記画像形成装置において、前記所定形状部は、前
記枠体の長手方向両側に設けられたレール状の突出部材
の特定位置に設けられている。
【0015】また、請求項3記載のスタンプ作成装置
は、スタンプ体と、そのスタンプ体が着脱可能に装着さ
れ、スタンプ体の印面部に印像に応じた画像を形成する
ための 画像形成装置とを備えたスタンプ作成装置におい
て、前記画像形成装置は、入力された文字や記号等のデ
ータに基づいてスタンプ体の印面部に画像を形成するた
めの画像形成部と、スタンプ体の画像形成部への装着が
正確になされたか否かを検出する検出部と、その検出部
によって正確にスタンプ体が装着されたことが検出され
た場合に画像形成部の起動を制御する制御部とを備え、
前記検出部は、その対向する位置における前記スタンプ
体に形成された所定形状部の有無により、スタンプ体が
画像形成部に対して正確に装着されたか否かを検出し、
前記スタンプ体は、前記印面部としての感熱性孔版原紙
と、インクを含浸された含浸体と、その含浸体を取り囲
むような開口部を有した枠体と、インク不透過性の基材
とを順次積層してなり、前記所定形状部は、前記枠体の
長手方向両側に設けられたレール状の突出部材の特定位
置に設けられている。
【0016】
【作用】上記の構成を有する本考案の請求項1記載のス
タンプ作成装置は、画像形成装置に対してスタンプ体は
着脱可能に装着され、その画像形成装置に設けられた入
力部により文字や記号等のデータを入力すると、画像形
成部がそのデータに基づいてスタンプ体の印面部に画像
を形成する。また、検出部は、画像形成部に対してスタ
ンプ体が正しい製版位置に装着されたか否かを検出し、
制御部は、検出部により前記画像形成部に対して前記ス
タンプ体が正しい製版位置に装着されたときにのみ画像
形成部を起動する。ここで、前記スタンプ体は、所望の
画像に対応したパターン様加熱により所望の画像に対応
したインク滲出部が形成される印面部と、インクを含浸
可能な含浸体と、その含浸体を取り囲むような開口部を
有した枠体とを、インク不透過性の基材上に順次積層し
てなり、かつ前記枠体は、その特定位置に、凹凸部から
なる所定形状部を有しており、前記検出部は、その対向
する位置における前記スタンプ体の前記枠体に形成され
た所定形状部の有無により、画像形成部に対してスタン
プ体が正しい製版位置に装着されたか否かを検出するよ
うに構成されている。
【0017】また、請求項2記載のスタンプ作成装置
は、前記所定形状部が、前記枠体の長 手方向両側に設け
られたレール状の突出部材の特定位置に設けられている
ので、この所定形状部の有無を、画像形成装置に備えら
れた検出部が検出することにより、スタンプ体の画像形
成装置への装着が正確になされたか否かを検出し、制御
部は、その検出部によって正確にスタンプ体が装着され
たことが検出された場合に画像形成部を起動する。
【0018】また、請求項3記載のスタンプ作成装置
は、スタンプ体の印面部が、感熱性孔版原紙と、インク
を含浸された含浸体と、その含浸体を取り囲むような開
口部を有した枠体と、インク不透過性の基材とを順次積
層してなり、前記所定形状部は、前記枠体の長手方向両
側に設けられたレール状の突出部材の特定位置に設けら
れているので、このような印面部に対して、赤外線照射
あるいはサーマルヘッド等により、文字や図形の形状に
応じて感熱性孔版原紙を穿孔し、その穿孔箇所から含浸
体に含浸されたインクを滲み出させることができる。さ
らに、枠体の長手方向両側に設けられたレール状の突出
部材の特定位置に設けられた所定形状部の有無により、
スタンプ体が正確に装着されているか否かを検出部が検
出する。
【0019】
【実施例】以下、本考案を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
【0020】まず、図1に本実施例の孔版印刷用原板
(以下単に原板と称す)1の分解斜視図を、図2に原板
1の後述するフィルム5側から見た平面図を示す。原板
1(本考案のスタンプ体を構成する)は大きく分ける
と、感熱性孔版原紙2と、インクが含浸された多孔性支
持体である不織布4と、その不織布4を取り囲むような
開口部を有する枠体3と、インク不透過性の基材である
フィルム5から構成されており、感熱性孔版原紙2及び
フィルム5は図示しない接着層により枠体3に接着され
ている。
【0021】枠体3には長手方向両側に、印面である感
熱性孔版原紙2面側に突出して一対のレール7bが設け
られ、更にフィルム5側に突出して一対のレール7a
が、そしてレール7a、7bに対し垂直方向にガイドレ
ール8a及びその反対側にガイドレール8bが突出して
設けられている。レール7bは、感熱性孔版原紙2の印
面よりも突出するのに十分な高さを有している。またレ
ール7aには、従来例に示したようにスタンプ部材と原
板1を係合し、装着するための溝9が設けられていると
共に、突起部10が設けられている。更にガイドレール
8a(本考案の突出部材を構成する)には凹部20cが
設けられ、ガイドレール8b(本考案の突出部材を構成
する)には凹部20a,20bが形成されている。レー
ル7a,7b、ガイドレール8a,8bの端部は、後述
の製版装置44に原板1が挿入し易いように、テーパ状
に形成されている。
【0022】次に原板1に製版を施すための製版装置4
4について図3を参照して説明する。尚、図3において
は製版装置44の主要部のみを図示し、その他の部分に
ついては図示及び説明を省略する。
【0023】この製版装置44の主要部は、主に一対の
駆動ローラ11及び従動ローラ12、プラテンローラ1
3、サーマルヘッド14、ゲート15、板バネ16、固
定サイドガイド17、可動サイドガイド18、原板検出
スイッチ19から構成されている。
【0024】従動ローラ12及びサーマルヘッド14は
図示しない機構と駆動源によって原板1の枠体3に設け
られたレール7b及び感熱性孔版原紙2の印面にそれぞ
れ当接する位置にくるように配置されている。また、プ
ラテンローラ13は原板1のレール7aの間に配置さ
れ、その真下に相当する原板1の印面にサーマルヘッド
14が押圧されるように構成されている。
【0025】原板1の先端側が当接するように配置され
たゲート15は図示しない駆動源にて開閉自在に構成さ
れている。また、可動サイドガイド18、固定サイドガ
イド17はそれぞれ原板1のガイドレール8b,8aに
当接するように構成されており、可動サイドガイド18
は所定力にて常に原板1を固定サイドガイド17の方向
へ付勢している。
【0026】また、原板検出スイッチ19(本考案の検
出部を構成する)は原板1が正しくスタンプ作成装置に
挿入されるとガイドレール8aが原板検出スイッチ19
のレバーを押すように構成されている。 本実施例のス
タンプ作成装置は、図4に示すように入力装置41、表
示装置42、制御装置43、製版装置44、記憶装置4
5、検出装置46とから構成されている。
【0027】入力装置41(本考案の入力部を構成す
る)はキーボードを用いた、文字及びファンクション入
力を行うためのものである。表示装置42は液晶表示装
置を用いたもので、入力装置41からのキー入力に従っ
て、文字を表示したり装置の動作状態を表示したりする
ものである。制御装置43(本考案の制御部を構成す
る)はスタンプ作成装置全体の制御を司るCPU及び周
辺装置につながるインターフェース部分である。製版装
置44(本考案の画像形成部を構成する)は前述した製
版機構部である。記憶装置45はCPUの動作命令を書
き込んだROM及びデータを記憶するRAMを備えてい
る。検出装置46は前述した原板検出スイッチ19及び
図示しない他の検出器の入力処理を行う部分である。
【0028】次に上記構成を有する本実施例のスタンプ
作成装置の動作について説明する。
【0029】まず製版時は、初期状態では従動ローラ1
2及びサーマルヘッド14は図示しない駆動源によって
下方に解放された状態であり、ゲート15は図3に示す
位置に配置されている。この状態にて原板1を挿入する
と、原板1のガイドレール8bが可動サイドガイド18
によって所定力にて押され、原板1はガイドレール8a
が固定サイドガイド17に当接する位置まで押し付けら
れる。
【0030】そして製版装置44の両サイドガイドに案
内された原板1は、ゲート15に当たる位置まで挿入さ
れる。原板1がゲート15に当たると同時に、原板1に
設けられた突起部10が製版装置44側に設けられてい
る板バネ16を乗り越えるため、使用者に原板1の挿入
終了をそのクリック感にて伝えることができる。この状
態にて原板1のガイドレール8aは固定サイドガイド1
7に設けられた穴部から突出した原板検出スイッチ19
のレバーを押し、前記原板検出スイッチ19はオンの状
態となる。
【0031】次に、図示しない製版キーを押すことで製
版動作が開始される。製版キーが押下されると、制御装
置43はまず最初に検出装置46から原板検出スイッチ
19がオン状態であることを確認する。もし前記原板検
出スイッチ19がオンの状態でなければ原板1が挿入さ
れていない状態か、挿入状態が異常と判断し製版動作を
行わず、表示装置42に原板1挿入の異常を表示する。
【0032】また、原板検出スイッチ19がオンなら
ば、図示しない駆動源によりゲート15が下方に降下さ
れると同時に、従動ローラ12、サーマルヘッド14が
それぞれ原板1のレール7bと印面に所定圧力にて押圧
され、図5に示す状態になる。その後、駆動ローラ11
が矢印方向に駆動され回転しサーマルヘッド14に所望
の画像に対応した信号に基づき通電することで、原板1
は搬送されながらその感熱性孔版原紙2面に穿孔され
る。
【0033】前記穿孔が終了すると、サーマルヘッド1
4及び従動ローラ12は図示しない駆動源によって原板
1から引き離されて一連の製版動作が終了する。
【0034】最後に、図8の従来例で示したように原板
1をスタンプ部材120に取り付けて捺印可能となる。
【0035】ここで、もし原板1が製版装置44に前後
逆に挿入された場合の製版動作の処理について説明す
る。
【0036】前後逆に原板1が製版装置44に挿入され
た状態では、図3に示した正しい挿入状態に対して、原
板検出スイッチ19のレバーが、原板1に設けられた凹
部20bに相対し、前記レバーは押されず原板検出スイ
ッチ19はオフの状態となる。
【0037】このオフ状態によって、前述したように製
版動作は行わず、挿入状態が異常と判断し、表示装置4
2に原板1挿入の異常を表示する。
【0038】同様に、原板1を上下逆に製版装置44に
挿入した場合には、原板1に設けられた凹部20aが原
板検出スイッチ19のレバーに相対する。また前後上下
ともに逆に挿入された場合にも原板1に設けられた凹部
20cが原板検出スイッチ19のレバーに相対する。い
ずれの場合も前記原板検出スイッチ19の検出状態はオ
フであり製版処理は行われない。
【0039】以上、詳述したことから明らかなように、
本実施例の原板1およびスタンプ作成装置を用いること
で、原板1を前後、または上下逆に製版装置に挿入して
も、スタンプ作成装置が製版動作を行うことなく、前記
原板1を無駄にしたり、意味のない製版動作をすること
がない。
【0040】尚、本考案は以上詳述した実施例に限定さ
れることなくその趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が
可能である。
【0041】
【考案の効果】以上説明したことから明かなように、本
考案の請求項1記載のスタンプ作成装置によれば、スタ
ンプ体が画像形成装置に対して正確に装着されていない
状態では、制御部が画像形成部を起動しないので、スタ
ンプ体の印面を無駄にしたり、意味のない製版動作をす
ることがない。ここで、前記スタンプ体は、所望の画像
に対応したパターン様加熱により所望の画像に対応した
インク滲出部が形成される印面部と、インクを含浸可能
な含浸体と、その含浸体を取り囲むような開口部を有し
た枠体とを、インク不透過性の基材上に順次積層してな
り、かつ前記枠体は、その特定位置に、凹凸部からなる
所定形状部を有しており、前記検出部は、 その対向する
位置における前記スタンプ体の前記枠体に形成された所
定形状部の有無により、画像形成部に対してスタンプ体
が正しい製版位置に装着されたか否かを検出するように
構成されているので、検出のための特別な部品をスタン
プ体側に取り付けることなく、簡単な構成で確実にスタ
ンプ体の装着状態を検出することができる。
【0042】このように、本発明によれば、スタンプ体
が画像形成装置の画像形成部に対して正しい製版位置に
装着されているか否かを簡単な構成で確実に検出するこ
とができる。したがって、スタンプ体が画像形成装置に
対して正確に装着されていない状態での無駄な製版動作
を防止し、スタンプ体の印面を無駄にしない、簡単な構
成で確実に作動するスタンプ作成装置を提供することが
できるという効果を奏する。
【0043】また、請求項2記載のスタンプ作成装置に
よれば、前記所定形状部は、前記枠体の長手方向両側に
設けられたレール状の突出部材の特定位置に設けられて
おり、検出部は、その対向する位置における前記スタン
プ体に形成された所定形状部の有無により、スタンプ体
が画像形成部に対して正確に装着されたか否かを検出す
るように構成されているので、簡単な構成で確実にスタ
ンプ体の装着状態を検出することができる。
【0044】また、請求項3記載のスタンプ作成装置に
よれば、スタンプ体の印面部が、感熱性孔版原紙と、イ
ンクを含浸された含浸体と、その含浸体を取り囲むよう
な開口部を有した枠体と、インク不透過性の基材とを順
次積層してなり、前記所定形状部は、前記枠体の長手方
向両側に設けられたレール状の突出部材の特定位置に設
けられているので、このような印面部に対して、赤外線
照射あるいはサーマルヘッド等により、文字や図形の形
状に応じて感熱性孔版原紙を穿孔し、その穿孔箇所から
含浸体に含浸されたインクを滲み出させることができ
る。また、枠体の長手方向両側に設けられたレール状の
突出部材の特定位置に設けられた所定形状部の有無によ
り、スタンプ体が正確に装着されているか否かを検出部
が検出するので、検出のための特別な部品をスタンプ体
側に取り付けることなく、簡単な構成で確実にスタンプ
体の装着状態を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の孔版印刷用原板の分解斜視図であ
る。
【図2】本実施例の孔版印刷用原板のフィルム側からの
平面図である。
【図3】本実施例の製版装置の主要部の斜視図である。
【図4】本実施例のスタンプ作成装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図5】本実施例の孔版印刷用原板にサーマルヘッド及
び従動ローラを押圧した際の断面図である。
【図6】従来例の孔版印刷用原板の分解斜視図である。
【図7】従来例の製版装置の主要部の斜視図である。
【図8】孔版印刷用原板をスタンプ部材に装着した状態
の断面図である。
【符号の説明】
1 孔版印刷用原板 2 感熱性孔版原板 3 枠体 4 不織布 5 フィルム 14 サーマルヘッド 19 原板検出スイッチ 20a 凹部 20b 凹部 20c 凹部 43 制御装置 44 製版装置 46 検出装置

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用者によりスタンプ体が着脱可能に装
    着されるように構成され、使用者により装着された前記
    スタンプ体に対してその印面部に印像に応じた画像を形
    成する画像形成装置を備えたスタンプ作成装置におい
    て、 前記画像形成装置は、入力された文字や記号等のデータ
    基づいてスタンプ体の印面部に画像を形成するための
    画像形成部と、その画像形成部に対してスタンプ体が正
    しい製版位置に装着されたか否かを検出する検出部と、
    その検出部により前記画像形成部に対して前記スタンプ
    体が正しい製版位置に装着されたときにのみ画像形成部
    を起動する制御部とを備え、 前記スタンプ体は、所望の画像に対応したパターン様加
    熱により所望の画像に対応したインク滲出部が形成され
    る印面部と、インクを含浸可能な含浸体と、その含浸体
    を取り囲むような開口部を有した枠体とを、インク不透
    過性の基材上に順次積層してなり、かつ前記枠体は、そ
    の特定位置に、凹凸部からなる所定形状部を有し、 前記検出部が、その対向する位置における前記スタンプ
    体の前記枠体に形成された所定形状部の有無により、画
    像形成部に対してスタンプ体が正しい製版位置に装着さ
    れたか否かを検出するように構成されていること を特徴
    とするスタンプ作成装置。
  2. 【請求項2】 前記所定形状部は、前記枠体の長手方向
    両側に設けられたレール状の突出部材の特定位置に設け
    られていることを特徴とする請求項1に記載のスタンプ
    作成装置。
  3. 【請求項3】 スタンプ体と、そのスタンプ体が着脱可
    能に装着され、スタンプ体の印面部に印像に応じた画像
    を形成するための画像形成装置とを備えたスタンプ作成
    装置において、 前記画像形成装置は、入力された文字や記号等のデータ
    に基づいてスタンプ体の印面部に画像を形成するための
    画像形成部と、スタンプ体の画像形成部への装着が正確
    になされたか否かを検出する検出部と、その検出部によ
    って正確にスタ ンプ体が装着されたことが検出された場
    合に画像形成部の起動を制御する制御部とを備え、 前記検出部は、その対向する位置における前記スタンプ
    体に形成された所定形状部の有無により、スタンプ体が
    画像形成部に対して正確に装着されたか否かを検出し、 前記スタンプ体は、前記印面部としての感熱性孔版原紙
    と、インクを含浸された含浸体と、その含浸体を取り囲
    むような開口部を有した枠体と、インク不透過性の基材
    とを順次積層してなり、前記所定形状部は、前記枠体の
    長手方向両側に設けられたレール状の突出部材の特定位
    置に設けられていることを特徴とするスタンプ作成装
    置。
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