JPH0998395A - コミュニケーションヘルメット - Google Patents

コミュニケーションヘルメット

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JPH0998395A
JPH0998395A JP7252453A JP25245395A JPH0998395A JP H0998395 A JPH0998395 A JP H0998395A JP 7252453 A JP7252453 A JP 7252453A JP 25245395 A JP25245395 A JP 25245395A JP H0998395 A JPH0998395 A JP H0998395A
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JP
Japan
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signal
video
wireless
video signal
processing means
Prior art date
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Pending
Application number
JP7252453A
Other languages
English (en)
Inventor
Hajime Kuwabara
一 桑原
Noritoshi Wakabayashi
文紀 若林
Minoru Takeuchi
稔 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPH0998395A publication Critical patent/JPH0998395A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Helmets And Other Head Coverings (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】事故等の発生位置、保守員の所在の確認、現場
への速やかな派遣、現場の情況等を画像により的確に通
報すること、加えて指令所や救急室から画像により具体
的な指示をすること、これらの連絡作業を合理化する 【解決手段】上記の目的は次の手段により実現した。マ
イクロフォン、ヘッドフォン及びビデオカメラ、ビデオ
表示器を搭載したコミュニケションヘルメットと、無線
送受信手段と、音声信号及びビデオ信号の記憶手段、操
作表示器及び入力操作器を備えフリーハンドで携帯でき
るようにした信号処理手段を具備したことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大型工場において
プラントを巡回する保守員と、その詰所や制御室(以下
指令所等と言う)との間で無線により授受される音声及
びビデオ信号の交換手段に関する。
【0002】
【従来の技術】製鉄所や石油化学工場など代表される大
工場では、広大な敷地に各種の大型設備が多数建設され
ている。保守員はそれらの維持点検のため日常巡回して
おり、途中で指令所等へ連絡する場合は立ち寄った先の
構内電話を使用するか、トランシーバを使用している。
一方指令所等から保守員を呼び出す場合は保守員の立ち
寄り先を想定して電話か拡声器を使用するかトランシー
バによるのが普通である。これらの方法は巡回中の保守
員と指令所等との間の音声による連絡であるから詳細な
情報の授受は難しい。特に事故が発生した場合など、事
故発生の場所、その装置の部位、事故の情況等を正確に
把握するために事故現場へ人を派遣することになる。そ
れでも、正確な報告を速やかに得ることは難しく、的確
な処置方法を決定して連絡するまでには可なりの時間を
要しているのが実態である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの問題を解決す
るために、本発明は、保守員を巡回先で確保して的確な
指示を与え、派遣現場等からより具体的な情況報告を行
わせるために、あるいは保守員と指令所等との間で行わ
れる日常の作業情報の授受を合理化するために、音声信
号及びビデオ信号を使用する手段の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】次のような機能を有する
コミュニケーションヘルメットを設ける。 (1)現場の映像を撮影して送信側ビデオ信号として出
力するビデオカメラと、前記送信側ビデオ信号を眼前の
視野内に映し出して前記伝送したい映像との一致を確認
するためのビデオ表示手段と、前記ビデオ表示手段を取
り付けて視野の内外へ移動させることができるようにし
た可動フレームと、前記送信側ビデオ信号が入力され前
記ビデオ表示手段へ表示信号を出力する信号処理手段と
を具備し、少なくとも前記ビデオカメラと前記可動フレ
ームとが取り付けられたコミュニケーションヘルメッ
ト。 (2)前記送信側ビデオ信号を無線信号に変換して指令
所等へ送信する第1の無線送受信手段を有する請求項1
記載のコミュニケーションヘルメット。 (3)指令所等から送られてきた無線信号を受信して受
信側ビデオ信号として出力する第2の無線送受信手段を
有し、前記受信側ビデオ信号と前記送信側ビデオ信号と
を切り換えて前記ビデオ表示手段へ表示させるようにし
た請求項1記載のコミュニケーションヘルメット。 (4)マイクロホンとヘッドホンが取り付けられ、前記
マイクロホンが出力した音声信号を無線信号に変換して
指令所等へ送信する第3の無線送受信手段と、前記指令
所等から送られてきた無線信号を受信して音声信号を前
記ヘッドホンへ出力する第4の無線送受信手段を有する
請求項1記載のコミュニケーションヘルメット。
【0005】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて本発明の実施の
形態を説明する。図1は本発明の実施の形態の一例を示
した構成図である。説明の都合上請求項1〜4の全ての
範囲を包含させている。図において、1は、コミュニケ
ーションヘルメットの外郭部である。JIS等に定めた
標準のヘルメットの外郭部である。2は、ヘルメットに
搭載したマイクロホンである。音圧/電圧変換の原理は
いずれでもよくマイクの出力信号を必要なレベルまで増
幅するためにマイクアンプを設ける。3は、ヘルメット
に搭載した両耳または片耳のヘッドホンである。電圧/
音圧変換の原理は問わないが出力信号を必要なレベルま
で増幅するアンプを設ける。4は、ビデオカメラであ
る。現場を撮影して送信側ビデオ信号を出力する。レン
ズ及びCCD素子などから構成し、軽量小型に仕上げた
ものを使用する。できるかぎり分解能の大きいものを使
用する。このカメラ及び信号の制御は後に説明する信号
処理手段7により行う。5は、ビデオ表示手段である。
ビデオカメラ4が出力した前記送信側ビデオ信号を眼前
の視野内に映し出して、前記伝送したい現場の視界と一
致しているかを確認する。レンズ系と小型液晶とにより
構成したものもあるが、他に、線状に配列したLEDの
発光を反射させるミラーをスイングさせることにより平
面像に変えてレンズを通して見る構造のものがあり、小
型で適している。指令所等から送信されたビデオ信号に
切り換えて写し出す場合にも使用する。6は、可動フレ
ームである。前記ビデオ表示手段5を取り付けて視野の
内外へ移動させることができるようにしたもので、肉眼
で現場を直接見るときは、視界を遮っているビデオ表示
手段5をフレームと共に上下又は左右に移動させる。7
は、信号処理手段である。前記ビデオカメラ4が出力し
た送信側ビデオ信号及び指令所等から無線信号を介して
送られてきた受信側ビデオ信号が入力され、何れかを選
択して前記ビデオ表示手段5へ表示信号を出力する。バ
ンドを使って首に掛けるなどフリーハンドにすることが
できる。この信号処理手段7とコミュニケーションヘル
メット1に搭載した各機器とはケーブル8aにより接続
する。この信号処理手段7の上にビデオ信号を表示する
操作表示器7a及び入力操作器7bを設けることができ
る。軽量小型にする必要があるので液晶表示器等が適し
ている。また信号処理手段7とコミュニケーションヘル
メットに取り付けたマイクロホン2その他の機器をケー
ブル8aにより接続する。詳しくは図2で説明する。9
aは、第1の無線送受信手段である。ビデオカメラ4が
出力した送信側ビデオ信号を無線信号(WL)に変換し
てアンテナ9eを介して指令所等へ送信する。9bは、
第2の無線送受信手段である。指令所等から送られてき
た無線信号(WL)を受信して受信側ビデオ信号として
前記信号処理手段7へ出力する。9cは、マイクロホン
2が出力した音声信号を無線信号に変換して指令所等へ
送信する第3の無線送受信手段である。9dは、指令所
等から送られてきた無線信号を受信してヘッドホン3へ
音声信号を出力する第4の無線送受信手段である。尚無
線送受信手段9aと9bは動く被写体のビデオ信号を伝
送するために普通VHF帯以上の高い周波数の電波を使
用する。無線送受信手段9cと9dは音声の伝送である
から低い周波数の電波を使用することができる。しか
し、無線送受信手段9a〜9dはVHF又はUHF帯の
同一周波数帯の電波を使用して回路の簡素化を図る。ま
た、無線送受信手段9a〜9dを信号処理手段7に内蔵
させて携帯を便利にすることもできる。WLは無線送受
信手段9a〜9bが発信又は受信する無線信号を代表的
に示す。図2は信号処理手段7の回路構成のブロック図
である。図1と共通する要素には同一符号を付し一部説
明を省略する。10は、信号処理手段7の中央制御演算
器CPUである。決められたプログラムに従って命令を
実行する。なお種々の命令を実行するにあたって、割り
込み回路、バス制御回路、メモリ制御回路等はCPU特
有の動作をするが、所定の動作機能があれば良く、CP
Uは限定しないので説明は省略する。11は、ROM/
RAMである。CPUの指示に従って、主として前者は
信号処理手段7のシステムを進捗させるプログラムを、
後者はデータ信号の暫定的な記憶をする。12は、A・
VRAMである。マイクロホンまたはヘッドホンの音声
信号の一時的な記憶をする。V・RAMはビデオカメラ
のビデオ出力信号またはビデオ表示器へのビデオ信号を
一時的に記憶をする。13は、操作表示器IFである。
信号処理手段7上の操作表示器7aと液晶駆動回路を介
して信号処理手段7の内部回路と接続する。ビデオ信号
及び制御信号の授受を行う。14は、入力操作IFであ
る。信号処理手段7上の入力操器7bと駆動回路を介し
て信号処理手段7の内部回路と接続する。入力操器7b
としてはタッチセンサまたはその他の接点等を使用す
る。15は、通信制御IFである。信号処理手段7の内
部回路と無線送受信手段9a〜9dとを接続し、ビデオ
信号および音声信号の授受の制御をする。16は、ヘッ
ドホンIFである。信号処理手段7の内部回路とヘッド
ホン3とを接続し、A・RAMから読みだした音声信号
の授受をする。17は、マイクIFである。マイクロホ
ン2と信号処理手段7の内部回路と接続し、その音声信
号のA・RAMへの記憶を制御をする。
【0006】18は、ビデオカメラIFである。ビデオ
カメラ4と接続し、ビデオカメラ4の制御信号及びビデ
オカメラ4が出力したビデオ信号の授受を行う。19
は、ビデオ表示IFである。ビデオ表示器5と接続し、
ビデオ表示器5の表示制御信号及びV・RAMから読み
出された送信側又は受信側のビデオ信号の授受を行う。
20は、信号処理手段7内部の共通の制御信号バスであ
り、内部の各回路及び各インタフェース(IF)間の制
御信号その他の授受を行う。21は、音声信号及びビデ
オ信号を伝送する信号バスである。実際に使用する信号
は信号処理手段7の処理に適した信号に変換している。
次にこの図2によりコミュニケーションヘルメットの動
作機能を説明する。次に信号処理手段7とコミュニケー
ションヘルメット1とを組み合わせた動作の例を説明す
る。 a.司令所は予め決めておいた呼び出し音(トーン信
号)で変調した所定の周波数の電波を発信をする。 b.無線送受信手段9dによりこのトーン信号を検知し
た保守員は無線送受信手段9cにより所定の応答を返
す。以後マイクロホン2とヘッドホン3により会話を進
める。また、ビデオカメラ4が出力した現場の情況をビ
デオ表示器5でモニターしながらこの送信側ビデオ信号
を無線送受信手段9aから指令所へ送信し、あるいはビ
デオ表示器5を無線送受信手段9bが受信した指令所か
らのビデオ信号に切り換えて映し出す。前記のビデオ信
号及び音声信号の一時記憶、再生、信号の切り替えなど
の操作は信号処理手段7に設けた操作表示器7a及び入
力操器7bを使用して行う。この信号処理手段7は簡素
化してコミュニケーションヘルメットに組み込むことも
できる。
【0007】
【発明の効果】本発明によれば、無線送受信手段9c及
び9dにより巡回中の保守員の所在を指令所等から速や
かに把握することができる。特に事故が発生した場合な
どに、指令所や救急室等から、事故発生の場所、その装
置の部位、事故の情況等の情報を、現場側にある無線送
受信手段9a及び9bを介して音声に加えて画像により
速やかで正確に掌握することができる。従ってその後も
速やかで的確な処置方法を指示することができる。信号
処理手段7をフリーハンドにしたので、緊急の移動や計
器の調整作業等をする上で極めて自由度が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示した構成図であ
る。
【図2】本発明の携帯制御器の回路構成のブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 コミュニケーションヘルメット 2 マイクロホン 3 ヘッドホン 4 ビデオカメラ 5 ビデオ表示器 6 フレーム 7 情報処理手段 7a 操作表示器 7b 入力操作器 8a ケーブル配線 8b ケーブル配線 9a〜9d 無線送受信器 10 CPU 11 ROM・RAM 12 A・VRAM 13 操作表示器IF 14 入力操作IF 15 通信制御IF 16 ヘッドホンIF 17 マイクIF 18 ビデオカメラIF 19 ビデオ表示IF 20 制御信号バス 21 音声信号及びビデオ信号バス WL 電波

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】現場の映像を撮影して送信側ビデオ信号と
    して出力するビデオカメラと、前記送信側ビデオ信号を
    眼前の視野内に映し出して前記伝送したい映像との一致
    を確認するためのビデオ表示手段と、前記ビデオ表示手
    段を取り付けて視野の内外へ移動させることができるよ
    うにした可動フレームと、前記送信側ビデオ信号が入力
    され前記ビデオ表示手段へ表示信号を出力する信号処理
    手段とを具備し、少なくとも前記ビデオカメラと前記可
    動フレームとが取り付けられたコミュニケーションヘル
    メット。
  2. 【請求項2】前記送信側ビデオ信号を無線信号に変換し
    て指令所等へ送信する第1の無線送受信手段を有する請
    求項1記載のコミュニケーションヘルメット。
  3. 【請求項3】指令所等から送られてきた無線信号を受信
    して受信側ビデオ信号として出力する第2の無線送受信
    手段を有し、前記受信側ビデオ信号と前記送信側ビデオ
    信号とを切り換えて前記ビデオ表示手段へ表示させるよ
    うにした請求項1記載のコミュニケーションヘルメッ
    ト。
  4. 【請求項4】マイクロホンとヘッドホンが取り付けら
    れ、前記マイクロホンが出力した音声信号を無線信号に
    変換して指令所等へ送信する第3の無線送受信手段と、
    前記指令所等から送られてきた無線信号を受信して音声
    信号を前記ヘッドホンへ出力する第4の無線送受信手段
    を有する請求項1記載のコミュニケーションヘルメッ
    ト。
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