JPH099789A - プランタ - Google Patents

プランタ

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JPH099789A
JPH099789A JP7159006A JP15900695A JPH099789A JP H099789 A JPH099789 A JP H099789A JP 7159006 A JP7159006 A JP 7159006A JP 15900695 A JP15900695 A JP 15900695A JP H099789 A JPH099789 A JP H099789A
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JP
Japan
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compost
container
lower container
planter
opening
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Application number
JP7159006A
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English (en)
Inventor
Minoru Fukuda
稔 福田
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Individual
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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 堆肥を土の下側に追加することが可能なプラ
ンタを提供する。 【構成】 プランタは、上面が開口10し、底部に少なく
とも堆肥5が収容される下容器1と、植物が植設される土
8が収容可能で、開口10を塞ぐように、下容器1に着脱自
在に嵌められた上容器2を具えている。上容器2の底部に
は、植物6の根毛60が通過できる小孔31が形成されてい
る。上容器2は下端部が下向きに尖って、堆肥5に食い込
み可能に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、植物や野菜、根菜を栽
培する際に用いるプランタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、家庭から排出される生ゴミを発酵
させて、堆肥を作る為の装置、器具が種々実用されてい
る。作られた堆肥を利用して野菜類を栽培するに際し、
プランタを使用するときには、図6に示すように、まず
底面に土(8)を敷設して、その上から堆肥(5)を敷設す
る。更に、その上から土(8)を被せ、植物や野菜を植え
るのが一般的である。堆肥(5)をこのように、土(8)
(8)の層により挟むのは、植物の根に堆肥(5)の養分を
吸収させやすくするため、及びハエが堆肥に卵を生み付
けることを防ぐ為である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記堆肥(5)は生ごみ
を1〜2週間発酵させただけで使用するので、使用時に
は完全に分解しておらず、原形を留めており、土に戻さ
れてから時間の経過と共に分解し、容積が縮小する。従
って、収納された堆肥(5)の厚みが徐々に薄くなる。こ
の場合に、従来のプランタでは、野菜が邪魔になって堆
肥(5)の追加が困難である。また、堆肥(5)を追加でき
ても土(8)の上に被せることになり、ハエが卵を生み付
けてウジが発生したり、悪臭が漂う問題がある。又、庭
のある家では、堆肥(5)を土に埋めて処理できるため、
堆肥(5)を過剰に生産しても問題はないが、庭のない家
では過剰な堆肥の処理に窮している。本発明の目的は、
堆肥を土の下側に追加することを可能ならしめ、上記問
題を解決できるプランタを提供することにある。
【0004】
【課題を解決する為の手段】プランタは、上面が開口(1
0)し、堆肥(5)が収容される下容器(1)と、該下容器
(1)の開口(10)に着脱自在に被さり、上面が開口した上
容器(2)とにより構成され、上容器(2)は、下容器(1)
の開口縁の全周に亘って密着して被さる枠体(4)と、該
枠体(4)に連続して下容器(1)内に嵌まり、植物(6)が
植えられる収容部(3)を有し、該収容部(3)には植物
(6)の根毛(60)が通過できる多数の小孔(31)(31)が穿設
されている。また、上容器(2)の収容部(3)は、下方へ
徐々に縮小する形状を呈している。
【0005】
【作用及び効果】下容器(1)に堆肥(5)と土を混ぜて、
その開口(10)に達する手前まで収容する。上容器(2)の
収容部(3)に土を容れて、植物(6)を植える。該上容器
(2)を下容器(1)に被せ、上容器(2)の収容部(3)を、
下容器(1)内の堆肥(5)と土の混合体に食い込ませる。
植物(6)の根毛(60)は、上容器(2)の小孔(31)を通っ
て、下容器(1)内の堆肥(5)に達するので、堆肥(5)の
養分を吸収することができる。時間の経過により伴っ
て、堆肥(5)が分解して嵩が減り、下容器(1)に堆肥
(5)を追加できる余裕が生じる。このときは、上容器
(2)を持ち上げて、下容器(1)から外してから、堆肥
(5)を入れる。堆肥(5)が収容される下容器(1)と、植
物が植えられる上容器(2)が分離可能であるので、生ゴ
ミから堆肥(5)を次々と生産しても、堆肥(5)をプラン
タ内に追加でき、従来の問題を解決できる。上容器(2)
は下容器(1)の開口縁に密着して被さるので、下容器
(1)内にハエ等の虫が侵入し、卵を産み付けることはな
く、ウジの発生が防止でき、また悪臭の発生も防げる。
また、上容器(2)の収容部(3)は下方に向かって徐々に
縮小しているので、下容器(1)内の堆肥(5)に食い込み
可能であり、上容器(2)と堆肥(5)との接触抵抗によ
り、上容器(2)が挿入しにくくなることを防げる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例につき、図を用いて
詳述する。図1は、プランタの分解斜視図である。プラ
ンタは、上面が開口(10)し、堆肥(5)と土(8)が収容さ
れる横長箱状体の下容器(1)と、下容器(1)の開口(10)
に嵌められる上容器(2)とからなる。上容器(2)は、下
容器(1)の開口(10)より大きく、開口縁の全周に亘って
密着して被さる枠体(4)と、枠体(4)の下面から下向き
に突出し、土(8)が入れられる2条の収容部(3)(3)を
具える。上容器(2)の枠体(4)と収容部(3)(3)は、合
成樹脂の射出成形により一体に形成される。各収容部
(3)は上面が開口して、下容器(1)の長手方向に沿って
延び、土(8)は枠体(4)の上方から収容部(3)に収容さ
れる。
【0007】各収容部(3)の下端部は、巾方向に徐々に
縮小して、楔状に尖っており、収容部(3)の壁面全体に
は、植設されるべき植物(6)の根毛(60)が貫通できる多
数の小孔(31)(31)が密なるピッチで規則的に開設されて
いる。小孔(31)は一辺が4mm程度の角孔、直径が4mm程
度の丸孔等、形状は問わないが土が流れ出にくい大きさ
とする。図2は下容器(1)に、上容器(2)を嵌めた状態
の断面図である。上容器(2)の枠体(4)の下面は、下容
器(1)の開口(10)周縁部に密着し、外部から虫が侵入す
ることを防ぐ。収容部(3)に土(8)が収容され、植物
(6)が植えられた状態で、植物(6)の根毛(60)は小孔(3
1)を通過して、下容器(1)内の堆肥(5)に達し、植物
(6)は堆肥(5)の養分を吸収できる。枠体(4)の下面と
開口(10)周縁部との密着性を高める為に、図5に示すよ
うに、開口(10)周縁部の全周に亘ってパッキング(7)を
装着してもよい。
【0008】尚、収容部(3)の下端が尖っているのは、
上容器(2)を下容器(1)に装着するときに、堆肥(5)と
収容部(3)の接触抵抗により上容器(2)が挿入しにくい
状態を避ける為である。即ち、収容部(3)の下端が平坦
であると、収容部(3)が堆肥(5)と接触したときに、堆
肥(5)から受ける抵抗が大きく、上容器(2)が装着しに
くいからである。また、枠体(4)の下面と、開口(10)の
周部が緊密に接するのは、堆肥(5)には、嫌気性の菌に
より発酵するものがあり、外気の流入を遮断してかかる
嫌気性の菌の活動を妨げない為でもある。
【0009】生ゴミを発酵させることにより生産される
堆肥(5)は、時間の経過と共に分解して嵩が減る。従っ
て、下容器(1)内に堆肥(5)を容れてから時間が立て
ば、堆肥(5)を追加することができる。かかる堆肥(5)
の追加の際は、まず上容器(2)を持ち上げて、下容器
(1)から取り外す。植物(6)は上容器(2)に植設されて
いるので、上容器(2)を取り外せば、植物(6)も上容器
(2)とともに、下容器(1)から離れる。露出した開口(1
0)から、下容器(1)内に堆肥(5)を入れることができ
る。下容器(1)内に、堆肥(5)を入れた後は、上容器
(2)の収容部(3)(3)を堆肥(5)に食い込ませながら挿
入し、枠体(4)の下面を下容器(1)の開口(10)の周縁部
に当接させる。収容部(3)(3)の小孔(31)を通った植物
(6)の根毛(60)は、堆肥(5)に接触し、元の状態に戻
る。
【0010】本実施例に於けるプランタでは、生ゴミか
ら堆肥(5)を次々と生産しても、堆肥(5)を下容器(1)
内に追加でき、堆肥(5)の処理に窮していた従来の問題
を解決できる。上容器(2)は下容器(1)の開口縁に密着
して被さるので、下容器(1)内にハエ等の虫が侵入し、
卵を産み付けることはなく、ウジの発生が防止でき、ま
た悪臭の発生も防げる。
【0011】尚、上記実施例では、下容器(1)は箱状体
に形成されているが、図3及び図4に示すように、下容
器(1)を上向きに広がるカップ状に設けてもよい。この
場合、上容器(2)の枠体(4)を下容器(1)に合わせて円
筒状に設け、実施例では環状の収容部(3)の中心に逆錐
状の収容部(30)を設けている。下容器(1)と上容器(2)
が合わさった状態で、全体として植木鉢の形状を呈す
る。即ち、植物(6)を育成する道具として、異和感がな
いのである。
【0012】上記実施例の説明は、本発明を説明するた
めのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定
し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本
発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲
に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは
勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】プランタの分解斜視図である。
【図2】プランタを破断した側面図である。
【図3】他の実施例に於けるプランタの分解斜視図であ
る。
【図4】同上のプランタを破断した側面図である。
【図5】パッキングの装着状態を示す断面図である。
【図6】従来のプランタを破断した側面図である。
【符号の説明】
(1) 下容器 (2) 上容器 (5) 堆肥 (10) 開口 (31) 小孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面が開口(10)し、堆肥(5)が収容され
    る下容器(1)と、該下容器(1)の開口(10)に着脱自在に
    被さり、上面が開口した上容器(2)とにより構成され、 上容器(2)は、下容器(1)の開口縁の全周に亘って密着
    して被さる枠体(4)と、該枠体(4)に連続して下容器
    (1)内に嵌まり、植物(6)が植えられる収容部(3)を有
    し、該収容部(3)の壁面には植物(6)の根毛(60)が通過
    できる多数の小孔(31)(31)が穿設されていることを特徴
    とするプランタ。
  2. 【請求項2】 上容器(2)の収容部(3)は、下方へ徐々
    に縮小する形状を呈している請求項1に記載のプラン
    タ。
JP7159006A 1995-06-26 1995-06-26 プランタ Pending JPH099789A (ja)

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JP7159006A JPH099789A (ja) 1995-06-26 1995-06-26 プランタ

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7036273B2 (en) * 2003-11-18 2006-05-02 Valiquette Marc-Andre Bio dynamic interface system for plant growing
KR100604999B1 (ko) * 2005-04-08 2006-07-25 김연수 과일껍질이나 야채찌꺼기등의 음식물 쓰레기를 활용한분갈이가 필요없는 화분
CN103416253A (zh) * 2013-08-20 2013-12-04 江阴职业技术学院 分体式多用多腔花盆

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPH01206928A (ja) * 1988-02-10 1989-08-21 Masaru Yamamoto 植物の栽培方法及び装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970729