JPH1146592A - 植物栽培用容器 - Google Patents

植物栽培用容器

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JPH1146592A
JPH1146592A JP21165797A JP21165797A JPH1146592A JP H1146592 A JPH1146592 A JP H1146592A JP 21165797 A JP21165797 A JP 21165797A JP 21165797 A JP21165797 A JP 21165797A JP H1146592 A JPH1146592 A JP H1146592A
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JP
Japan
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container
synthetic resin
resin foam
plant
lid
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Application number
JP21165797A
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English (en)
Inventor
Keiko Izumi
景子 泉
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  • Catching Or Destruction (AREA)
  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量で量産性に富み、かつ、デザイン性に勝
れ、保温性が良く、防虫効果も期待できる、更に、再利
用性の高い植物栽培容器の提供。 【解決手段】 発泡スチール等の合成樹脂発泡体をもっ
て成形され、内部に客土11を収容する中空部を有し、
底部4に水抜穴5を有する栽培容器本体1とその上部開
口に施蓋するための同じく合成樹脂発泡体をもって成形
された蓋体2とを有し、蓋体2に栽培植物に応じて必要
な大きさの開口12を切断成形自在とするとともに、合
成樹脂発泡体の原料に、虫類が嫌忌する性質のある防虫
性材料を混合させて合成樹脂発泡体を成形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として園芸等の
植物を、家庭において室内その他の場所で栽培するに適
した植物栽培用容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、家庭用に使用するための植物栽培
容器には、植木鉢やプランター等があり、これらは陶磁
器製のものや合成樹脂製の成型品が一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の植物栽培容器
は、特に大型のものは重量が大きく、屋内外での移動に
力を要し、また従来の合成樹脂製のプランター等は、ほ
とんど再生が不可能であり、廃棄処分上の問題がある。
【0004】また、従来の植物栽培容器は、それ自体で
の保温性が全く考慮されてなく、特に、冬期における発
芽促進や、夏期における根焼け防止には、それらに適し
た温度条件の整った場所、例えば温室等に入れて保管し
なければならないものであった。
【0005】更に、従来の植物栽培には虫類が付きもの
であり、その防止に菌虫剤の使用が常であるが、毒性の
ある菌虫剤の室内での使用は好ましくなく、また、虫嫌
いの人には、ガーデニングを楽しむことができない等の
問題があった。
【0006】本発明は、これらの問題に鑑み、軽量で量
産性に富み、かつ、デザイン性に勝れ、保温性が良く、
防虫効果も期待できる、更に、再利用性の高い植物栽培
容器の提供を目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の如き従来の問題を
解決し、所期の目的を達成するための本発明の特徴は、
発泡スチール等の合成樹脂発泡体をもって成形され、内
部に客土収容用の中空部を有し、底部に水抜穴を有する
栽培容器本体を備えてなる植物栽培用容器にある。
【0008】尚、前記容器本体の上部開口に、発泡スチ
ロール等の合成樹脂発泡体をもって成形された蓋体を施
蓋するようにしてもよく、この場合、蓋体に栽培植物に
応じて必要な大きさの開口を切断成形自在とすることが
好ましい。また、合成樹脂発泡体の原料に、虫類が嫌忌
する性質のある防虫性材料を混合させて合成樹脂発泡体
を成形することが好ましく、防虫性材料として、虫類が
嫌忌する性質のある植物の粉末を使用することが好まし
い。
【0009】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
ついて説明する。
【0010】図面は、本発明をプランターに実施した例
を示しており、図において1は栽培容器本体であり、2
は蓋体である。これらはいずれも発泡スチロールからな
る合成樹脂発泡体をもって成形されている。この発泡体
の成形に際しては、原料として発色の良いカラービーズ
を使用し、これに虫類が嫌忌する性質のある防虫性材料
を混入させて発泡成形させている。
【0011】防虫性材料としては、従来から使用されて
いる防虫性の化学薬剤が使用できる他、いわゆる防虫性
のある植物粉末(ハーブ粉末)を混入することができ
る。
【0012】使用できるハーブ粉末としては、サザーン
ウッド、ワームウッド、ラベンダー、ローズマリー、ナ
スタチウム、カモマイル、ラッズラブ、バジル、ガーリ
ック、セージ、ウッドラフ、タンジー、フィーバーフュ
ー、サントリーナ、ホップ、ケニーロイヤルミント等が
ある。
【0013】容器本体1は、一例として縦、横、高さが
640、230、300(mm)程度の大きさで、上方開
放の客土収容部を有し、周壁部3及び底板部4の肉厚が
20〜30mm程度に成形されている。周壁部3は、上縁
側を外側に傾斜させたテーパ状となっている。底板部4
には、複数の水抜穴5が開口されている。
【0014】周壁部3の上端面には、客土収容部の上方
開放縁に沿って連続した蓋体嵌合用の突条6が一体に突
設され、その外側の上端面に一定間隔毎に支柱支持穴
7、7…が開口されている。
【0015】蓋体2は、容器本体1の周壁部3の上端外
周縁と同じ大きさ及び外形に成形され、下面には、容器
本体1の突条6が嵌まり合う凹溝8が形成されている。
また、容器本体1の各支柱支持穴7、7…に対応し、こ
れと連通する配置に支柱貫通孔9、9…が開口されてい
る。
【0016】更に、蓋体2裏面の複数箇所には、同心円
配置に径を違えた切り抜き用の環状凹溝10、10…が
形成され、カッターナイフにて容易に切り抜きができる
ようになっている。尚、この環状凹溝10は、必ずしも
必要ではなく、これがない場合でも、蓋体2を構成して
いる材料の性質から、カッターナイフによる切り抜きが
可能となっている。
【0017】このように構成される植物栽培用容器の使
用に際しては、図5に示すように、客土収容部に植物に
応じた客土11を収容し、蓋体2の所望の環状凹溝10
より必要な大きさに切り取って、開口12を形成し、そ
の開口12から植えられた植物を上方に伸長させる。
尚、その切り取られた材料は小塊13に砕き、客土収容
部に入れ、客土11の一部に使用してもよい。
【0018】小木類を植える場合には、図6に示すよう
に、開口12位置から分割し、蓋体2の上方に伸びる茎
部14を開口12内に挟み込むようにしてもよい。ま
た、必要に応じ、支柱貫通孔9から支柱支持穴7に支柱
15を立て、覆いや倒れ止め用に使用する。
【0019】尚、上述の実施例では、プランターに実施
した例を示しているが、この他、円形、正方形等の植木
鉢に実施してもよい。
【0020】
【発明の効果】本発明の植物栽培用容器は、全体が発泡
スチロール等の合成樹脂発泡体によって成形されている
ため、軽量であり、持ち運びが容易となり、また、表面
のデザイン化も容易であり、装飾性の高いものが量産で
きるとともに、廉価に提供できる。
【0021】また、合成樹脂発泡体であるため、保温性
が高く、冬期の発芽促進や夏期の根焼け防止が、自然の
状態でなし得られるとともに、材料の再利用率が高いも
のであるため、地球にやさしいものとなる。
【0022】更に、同じく合成樹脂発泡体からなる蓋体
を使用することによって、保温性が更に高まるととも
に、植物が伸長するための穴を必要な大きさに形成する
ことができ、外観上の屋内設置に好適なものとできる。
【0023】更に、容器の材料である合成樹脂発泡体内
に防虫性材料を混入させることにより、虫類が寄り付か
ない容器となり、虫嫌いの人にとって、植物の手入れが
でき、楽しくガーデニングを続けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における植物栽培用容器一例の容器本体
を示す断面図である。
【図2】同上の平面図である。
【図3】本発明における栽培用容器一例の蓋体を示す断
面図である。
【図4】同上の底面図である。
【図5】本発明の植物栽培用容器の使用状態の一例の断
面図である。
【図6】同じく他の例の断面図である。
【符号の説明】
1 容器本体 2 蓋体 3 周壁部 4 底板部 5 水抜穴 6 突条 7 支柱支持穴 8 凹溝 9 支柱貫通孔 10 環状凹溝 11 客土 12 開口 13 小塊 14 茎部 15 支柱

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発泡スチロール等の合成樹脂発泡体をも
    って成形され、内部に客土収容用の中空部を有し、底部
    に水抜穴を有する栽培容器本体を備えてなる植物栽培用
    容器。
  2. 【請求項2】 発泡スチロール等の合成樹脂発泡体をも
    って成形され、栽培容器本体の上部開口に施蓋される蓋
    体を有し、該蓋体は栽培植物に応じて必要な大きさの開
    口を切断成形自在である請求項1に記載の植物栽培用容
    器。
  3. 【請求項3】 合成樹脂発泡体の原料に、虫類が嫌忌す
    る性質のある防虫性材料を混合させて合成樹脂発泡体を
    成形してなる請求項1若しくは2に記載の植物栽培用容
    器。
  4. 【請求項4】 防虫性材料が虫類が嫌忌する性質のある
    植物の粉末である請求項3に記載の植物栽培用容器。
JP21165797A 1997-08-06 1997-08-06 植物栽培用容器 Pending JPH1146592A (ja)

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