JPS6222136Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6222136Y2 JPS6222136Y2 JP1982108805U JP10880582U JPS6222136Y2 JP S6222136 Y2 JPS6222136 Y2 JP S6222136Y2 JP 1982108805 U JP1982108805 U JP 1982108805U JP 10880582 U JP10880582 U JP 10880582U JP S6222136 Y2 JPS6222136 Y2 JP S6222136Y2
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- JP
- Japan
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- pot
- bottom wall
- bulge
- hydroponic cultivation
- seedling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Classifications
-
- Y02P60/216—
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は水耕栽培用鉢に関する。
一般に水耕栽培は椀状をした平箱状の鉢内に植
物を植え、これを水槽の上部に収容し、鉢の周壁
及び底壁を通して根を伸長させ、これを水槽内の
培養液に浸漬し、その培養液に植物の育成に必要
な養分及び酸素を補給することによつて野菜、果
物等の栽培を行わせるようにしている。
物を植え、これを水槽の上部に収容し、鉢の周壁
及び底壁を通して根を伸長させ、これを水槽内の
培養液に浸漬し、その培養液に植物の育成に必要
な養分及び酸素を補給することによつて野菜、果
物等の栽培を行わせるようにしている。
このような水耕栽培において使用されている鉢
は、底面及び側面を単に網目状に形成しているの
みであり、内部に礫を収容することによつて植物
の根部保持とともに下方に伸長する根を拡散させ
ることを予定したものがほとんどであつた。
は、底面及び側面を単に網目状に形成しているの
みであり、内部に礫を収容することによつて植物
の根部保持とともに下方に伸長する根を拡散させ
ることを予定したものがほとんどであつた。
しかし、このような従来の鉢は、礫を収容した
場合でも、充分な根の拡散が得られず、伸長した
根が塊状となることを防止し得ず、これがために
通水、通気性、酸素の補給が不充分となつて、細
菌の繁殖や病気が間々発生しているところであつ
た。
場合でも、充分な根の拡散が得られず、伸長した
根が塊状となることを防止し得ず、これがために
通水、通気性、酸素の補給が不充分となつて、細
菌の繁殖や病気が間々発生しているところであつ
た。
本考案は上述の如き従来の問題にかんがみ、礫
のような充填物を使用しない場合でも、下方に伸
長する植物の根が拡散され、しかもその拡散が細
菌の繁殖や病気予防に充分な状態となし得る水耕
栽培用鉢の提供を目的としたものであり、その要
旨とするところは、上方が開放され、周壁部及び
底壁部に多数の窓穴を開口させてなる水耕栽培用
鉢において、前記底壁部の中央に略半球状をした
膨出部を上方に向けて突設し、該膨出部の周囲の
底壁部に多数の窓穴を開口させたことを特徴とし
てなる水耕栽培用鉢に存する。
のような充填物を使用しない場合でも、下方に伸
長する植物の根が拡散され、しかもその拡散が細
菌の繁殖や病気予防に充分な状態となし得る水耕
栽培用鉢の提供を目的としたものであり、その要
旨とするところは、上方が開放され、周壁部及び
底壁部に多数の窓穴を開口させてなる水耕栽培用
鉢において、前記底壁部の中央に略半球状をした
膨出部を上方に向けて突設し、該膨出部の周囲の
底壁部に多数の窓穴を開口させたことを特徴とし
てなる水耕栽培用鉢に存する。
次に本考案の実施の一例を図面について説明す
る。図中１は合成樹脂材料をもつて椀状に形成さ
れた鉢本体である。この鉢本体１は上方開口縁部
外側にフランジ部２が一体成形され、このフラン
ジ部２の鉢支持枠３の開口縁上面に当接させて支
持させるようにしている。
る。図中１は合成樹脂材料をもつて椀状に形成さ
れた鉢本体である。この鉢本体１は上方開口縁部
外側にフランジ部２が一体成形され、このフラン
ジ部２の鉢支持枠３の開口縁上面に当接させて支
持させるようにしている。
鉢本体１の側面周壁部４は上方を拡開させたテ
ーパー状に形成されているとともに多数の窓穴
５，５……が形成されている。一方底壁６にはそ
の中央部分に略半球状の膨出部７が形成され底壁
６にはこの膨出部７を除きその周縁部に窓穴８が
略等間隔に開口されている。
ーパー状に形成されているとともに多数の窓穴
５，５……が形成されている。一方底壁６にはそ
の中央部分に略半球状の膨出部７が形成され底壁
６にはこの膨出部７を除きその周縁部に窓穴８が
略等間隔に開口されている。
一方鉢本体１の内面の上縁部稍下側には内向き
にリング状の張り出し部９が形成され、この張り
出し部９の上側に蓋１０が取り外し自在に施蓋さ
れるようにしている。
にリング状の張り出し部９が形成され、この張り
出し部９の上側に蓋１０が取り外し自在に施蓋さ
れるようにしている。
この蓋１０は一例として厚手の発泡スチロール
板を使用し、中央より半割にした半体１０ａ，１
０ａからなり、その中心部分に苗保持穴１１が開
口されている。なお、この蓋１０は中央の苗保持
穴１１の大きさに異るものも複数種類形成してお
き、苗１５の太さに応じて取り換え使用する。
板を使用し、中央より半割にした半体１０ａ，１
０ａからなり、その中心部分に苗保持穴１１が開
口されている。なお、この蓋１０は中央の苗保持
穴１１の大きさに異るものも複数種類形成してお
き、苗１５の太さに応じて取り換え使用する。
また鉢本体１の上縁のフランジ部２の上面には
逆Ｕ字状に形成された二本の苗添木１２，１３が
クロスして取り付けられるようにしている。即
ち、フランジ部２の上面には90゜づつずらせて四
箇所に軸受１４，１４……が突設され、その互い
に対向する一対の軸受１４，１４に一本の苗添木
１２の両端の折曲部１２ａ，１２ａを挿入し、同
様にもう一方の苗添木１３の両端の折曲部１３
ａ，１３ａを残りの一対の軸受１４，１４に挿入
して両苗添木１２，１３を立設する。
逆Ｕ字状に形成された二本の苗添木１２，１３が
クロスして取り付けられるようにしている。即
ち、フランジ部２の上面には90゜づつずらせて四
箇所に軸受１４，１４……が突設され、その互い
に対向する一対の軸受１４，１４に一本の苗添木
１２の両端の折曲部１２ａ，１２ａを挿入し、同
様にもう一方の苗添木１３の両端の折曲部１３
ａ，１３ａを残りの一対の軸受１４，１４に挿入
して両苗添木１２，１３を立設する。
なお、この両苗添木１２，１３は、金属線の外
周に合成樹脂被覆したものを使用し、それぞれ長
さの異るものを複数種類形成しておき、苗１５の
大きさに応じて取り換え使用する。
周に合成樹脂被覆したものを使用し、それぞれ長
さの異るものを複数種類形成しておき、苗１５の
大きさに応じて取り換え使用する。
このように構成される鉢の使用に際しては第４
図に示すように、鉢本体１内の礫等の根押えを収
容することなく、一定の大きさに育成した苗１５
を収容するものであり、苗１５の根１５ａを鉢本
体１内の膨出部７の頂部上に位置させ、蓋１０の
穴１１内に茎部１５ｂが軽く圧される程度保持さ
せる。
図に示すように、鉢本体１内の礫等の根押えを収
容することなく、一定の大きさに育成した苗１５
を収容するものであり、苗１５の根１５ａを鉢本
体１内の膨出部７の頂部上に位置させ、蓋１０の
穴１１内に茎部１５ｂが軽く圧される程度保持さ
せる。
また苗１５の上部は一対の苗添木１２，１３の
クロス部分に添わせひも１６をもつてゆわえる等
して保持させる。
クロス部分に添わせひも１６をもつてゆわえる等
して保持させる。
このようにして鉢本体１の下端部を培養液１７
内に浸積し、根１５ａを培養液１７にひたすこと
によつて根１５ａは膨出部７によつて円形により
分けられた状態で下方に伸長する。
内に浸積し、根１５ａを培養液１７にひたすこと
によつて根１５ａは膨出部７によつて円形により
分けられた状態で下方に伸長する。
なお図示の実施例は礫を使用してないが鉢本体
１内に礫を収容して植物の茎を保持させるように
して使用しても同様に根の良好な拡散が得られる
ものであることはいうまでもない。
１内に礫を収容して植物の茎を保持させるように
して使用しても同様に根の良好な拡散が得られる
ものであることはいうまでもない。
本考案の水耕栽培鉢は上述のように構成され、
底壁部に窓穴を有してなる略半分球状の膨出部を
設けたことにより、その頂部に位置して設置され
る苗は、膨出部によつて円形方向に分散され、底
壁部の周囲の窓穴より下方に伸長させるため、毛
根相互間の間隔を良好にたもたせることができ、
水又は空気の流通が良好となり、酸素補給が充分
になされ、細菌の繁殖や、病気の発生が良好に防
止されることとなつたものである。
底壁部に窓穴を有してなる略半分球状の膨出部を
設けたことにより、その頂部に位置して設置され
る苗は、膨出部によつて円形方向に分散され、底
壁部の周囲の窓穴より下方に伸長させるため、毛
根相互間の間隔を良好にたもたせることができ、
水又は空気の流通が良好となり、酸素補給が充分
になされ、細菌の繁殖や、病気の発生が良好に防
止されることとなつたものである。
図面は本考案の実施の一例を示すもので第１図
は平面図、第２図は右半分を縦断して示す正面
図、第３図は蓋の斜視図、第４図は使用状態の縦
断面図である。 １……鉢本体、２……周壁部、５……窓穴、６
……底壁部、７……膨出部、８……窓穴。
は平面図、第２図は右半分を縦断して示す正面
図、第３図は蓋の斜視図、第４図は使用状態の縦
断面図である。 １……鉢本体、２……周壁部、５……窓穴、６
……底壁部、７……膨出部、８……窓穴。
Claims (1)
- 上方が開放され、周壁部及び底壁部に多数の窓
穴を開口させてなる水耕栽培用鉢において、前記
底壁部の中央に略半球状をした膨出部を上方に向
けて突設し、該膨出部の周囲の底壁部に多数の窓
穴を開口させたことを特徴としてなる水耕栽培用
鉢。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1982108805U JPS5914556U (ja) | 1982-07-20 | 1982-07-20 | 水耕栽培用鉢 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1982108805U JPS5914556U (ja) | 1982-07-20 | 1982-07-20 | 水耕栽培用鉢 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5914556U JPS5914556U (ja) | 1984-01-28 |
| JPS6222136Y2 true JPS6222136Y2 (ja) | 1987-06-05 |
Family
ID=30253705
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1982108805U Granted JPS5914556U (ja) | 1982-07-20 | 1982-07-20 | 水耕栽培用鉢 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5914556U (ja) |
-
1982
- 1982-07-20 JP JP1982108805U patent/JPS5914556U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5914556U (ja) | 1984-01-28 |
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