JPH0997632A - 電線とタブ状端子との接続構造および接続方法 - Google Patents

電線とタブ状端子との接続構造および接続方法

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JPH0997632A
JPH0997632A JP7253222A JP25322295A JPH0997632A JP H0997632 A JPH0997632 A JP H0997632A JP 7253222 A JP7253222 A JP 7253222A JP 25322295 A JP25322295 A JP 25322295A JP H0997632 A JPH0997632 A JP H0997632A
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tab
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電線とタブ状端子との接続部が外力の影響を
受けにくく、従って電気的接続の信頼性が高く、しかも
電線と端子との接続部を絶縁基板上で直接に形成するこ
とができる接続構造およびその接続方法を提供する。 【解決手段】 基端部にL形の溶接片7を折曲形成した
タブ状端子1、複数の端子圧入孔5を設け、その近傍に
配線ガイド4を設けた絶縁基板2、および該配線ガイド
に沿って絶縁基板上に配線され、その中間部または端部
の露出芯線が前記端子圧入孔とほぼ並び合うようにのび
ている複数の電線3を備え、前記端子は前記端子圧入孔
に圧入固定されると共に、前記電線の露出芯線が前記溶
接片と絶縁基板とで挟持され、さらに端子の溶接片と電
線の露出芯線とが溶着されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用ワイヤハ
ーネスの相互接続などに用いられる電気接続箱におい
て、その内部回路を構成する電線とタブ状端子との接続
構造およびその接続方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電気接続箱には、リレーボックス、ヒュ
ーズボックス、分岐接続箱又はこれらの組み合わせ品な
ど種々の形態があるが、その内部回路の形成方法として
図19ないし図21に示すように電線とタブ状端子を用
いたものがある。即ち、内部回路の形成は、絶縁基板
(又は絶縁カバー)aに端子圧入孔bを設け、該孔bに
電線cを接続したタブ状端子dを圧入固定することによ
り行われ、裏面に突出した端子d群は図示しない枠状の
ハウジング内に収容配列されてコネクタ端子として使用
される。
【0003】電線cと端子dの接続方法は、該端子dの
基端部をL形に折曲して溶接片d1を形成し、この溶接
片d1 に電線cの露出芯線c1 を重ね合わせて、図21
のように一対のホーンe,eで溶接するものである。
【0004】従来の電線とタブ状端子との接続構造によ
ると、端子dを絶縁基板aに圧入により組付ける際に、
その接続部分に外力が加わり悪影響を及ぼし、また、組
付後においても外部との接続時に外力が加わり安定な接
続状態を保つことが困難である。さらに、ホーンe,e
で絶縁基板aを上下から挟んだ状態で電線と端子とを絶
縁基板上で直接に接続することができないから、電線と
端子の接続工程および端子の絶縁基板への圧入組付工程
をそれぞれ別のステーションで行う必要があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題点
に着目してなされたものであり、電線とタブ状端子との
接続部が外力の影響を受けにくく、従って電気的接続の
信頼性が高く、しかも電線と端子との接続部を絶縁基板
上で直接に形成することができる接続構造およびその接
続方法を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を達成するた
め、本発明の電線とタブ状端子との接続構造は、請求項
1に記載のように、基端部にL形の溶接片を折曲形成し
たタブ状端子と、複数の端子圧入孔を設けた絶縁基板
と、該絶縁基板上に配線され、その中間部または端部の
露出芯線が前記端子圧入孔とほぼ並び合うようにのびて
いる複数の電線とから成り、前記端子は前記端子圧入孔
に圧入固定されると共に、前記電線の露出芯線が前記溶
接片と絶縁基板とで挟持され、さらに端子の溶接片と電
線の露出芯線とが溶着されていることを特徴とする。
【0007】上記接続方法は、請求項15に記載のよう
に、絶縁基板上に配線された電線と該基板の端子圧入孔
に圧入固定されたタブ状端子との接続方法であって、前
記タブ状端子の基端部にはL形に折曲形成された溶接片
を設け、前記絶縁基板上に電線を配線した後、端子を前
記端子圧入孔に圧入固定して電線の露出芯線を前記溶接
片と絶縁基板とで挟持し、次いで、絶縁基板面と対向す
る側において一対の抵抗溶接電極の一方を前記溶接片上
にセットし、他方を該溶接片と隣接する電線の露出芯線
上にセットして、抵抗溶接により前記端子の溶接片と電
線の露出芯線とを溶着することを特徴とする。
【0008】請求項1の接続構造において、前記タブ状
端子のL形の溶接片の下面側にセレーションを形成し
(請求項2)、また、該端子のL形の溶接片の自由端に
電線に対する押さえ爪を折曲形成し(請求項3)、また
は該端子のL形の溶接片の下面側にV字形の電線押さえ
溝を形成する(請求項4)ことが好ましい。また、前記
端子圧入孔の近傍にそれぞれ配線ガイドを設け、前記電
線を該配線ガイドに配設することが推奨される(請求項
5)。この配線ガイドの好ましい形態としては、内面を
湾曲面とした相対向する一対のボスを前記絶縁基板に立
設して形成するか(請求項6)、または、該配線ガイド
を、前記電線を絶縁基板の板面から適宜間隔をおいて保
持できるように電線載置溝を有して形成すると共に、前
記端子圧入孔に直交して受座を有する補助配線ガイドを
設けることである(請求項7)。
【0009】他の接続構造は、請求項8に記載のよう
に、基端部にL形の溶接片を折曲形成した複数のタブ状
端子と、該端子の溶接片部分をインサート成形により固
定した絶縁基板と、該絶縁基板上に配線され、その中間
部または端部の露出芯線が該端子の溶接片と重なり合う
ようにのびている複数の電線とから成り、前記端子の溶
接片の表面が前記絶縁基板の表面とほぼ面一で前記配線
側に露出しており、絶縁基板の裏面には前記溶接片の裏
面中央部に面して溶接用窓が開口され、該溶接用窓の部
分において前記端子の溶接片と電線の露出芯線とが溶着
されていることを特徴とする。
【0010】上記接続方法は、請求項16に記載のよう
に、絶縁基板に対してタブ状端子の基端部に折曲形成し
たL形の溶接片の表面を露出させてインサート成形によ
り固定すると共に、該溶接片の裏面中央部に面して溶接
用窓を設け、前記溶接片の表面に電線の露出芯線を重ね
合わせた後、前記溶接用窓を利用して上下一対の電極に
より前記端子の溶接片と電線の露出芯線とを溶着するこ
とを特徴とする。
【0011】別の接続構造は、請求項10に記載のよう
に、基端部にL形の溶接片を折曲形成した複数のタブ状
端子と、該端子の溶接片部分を絶縁基板の厚さ方向のほ
ぼ中央部にインサート成形により埋設固定した絶縁基板
と、該絶縁基板の両面または片面に配設され、その中間
部または端部の露出芯線が該端子の溶接片と重なり合う
ようにのびている複数の電線とから成り、前記絶縁基板
の表裏両面には前記溶接片の中央部に面して溶接用窓が
開口され、該溶接用窓の部分において前記端子の溶接片
と電線の露出芯線とが溶着されていることを特徴とす
る。
【0012】上記接続方法は、請求項17に記載のよう
に、絶縁基板に対してタブ状端子の基端部に折曲形成し
たL形の溶接片を絶縁基板の厚さ方向のほぼ中央部にイ
ンサート成形により埋設固定すると共に、該溶接片の表
裏両面の中央部に面して溶接用窓を設け、前記溶接片の
少なくとも片面に電線の露出芯線を重ね合わせた後、前
記溶接用窓を利用して上下一対の電極により前記端子の
溶接片と電線の露出芯線とを溶着することを特徴とす
る。
【0013】さらにもう一つの接続構造は、請求項13
に記載のように、基端部にL形の溶接片を折曲形成した
タブ状端子と、複数の端子圧入孔を設けた絶縁基板と、
該絶縁基板に前記端子圧入孔と対向してインサート成形
により固定された導電性の金属チップと、前記絶縁基板
上に配線され、その中間部または端部の露出芯線が前記
金属チップと重なり合うようにのびている複数の電線と
から成り、前記金属チップの表面が前記絶縁基板とほぼ
面一で前記配線側に露出しており、絶縁基板の裏面には
前記金属チップの裏面中央部に面して溶接用窓が開口さ
れ、前記端子は前記端子圧入孔に圧入固定されると共
に、前記電線の露出芯線が前記溶接片と金属チップとで
挟持され、さらに端子の溶接片、電線の露出芯線および
金属チップが溶着されていることを特徴とする。
【0014】上記接続方法は、請求項18に記載のよう
に、絶縁基板上に配線された電線と該基板の端子圧入孔
に圧入固定されたタブ状端子との接続方法であって、タ
ブ状端子の基端部にはL形に折曲形成された溶接片を設
け、前記絶縁基板の各端子圧入孔と対向して導電性の金
属チップの表面を露出させてインサート成形により固定
すると共に、該金属チップの裏面中央部に溶接用窓を設
け、前記絶縁基板上に電線を配線した後、端子を前記端
子圧入孔に圧入固定して電線の露出芯線を前記金属チッ
プと溶接片とで挟持した後、前記溶接用窓を利用して上
下一対の電極により前記端子の溶接片、電線の露出芯線
および金属チップを溶着することを特徴とする。
【0015】また、請求項8,10および13の各接続
構造において、請求項5と同様に、前記端子圧入孔の近
傍にそれぞれ配線ガイドを設けて、電線を該配線ガイド
に配設するのが好ましく(請求項9,11,14)、さ
らに請求項11の配線ガイド溝は前記溶接用窓を横断す
るようにのびているのが好ましい(請求項12)。
【0016】請求項1,15の発明によれば、電線の露
出芯線が端子の溶着片と絶縁基板との間に挟持された状
態で溶接された構造を有するから、機械的強度が大で外
力の影響を受けにくく、従って電気的接続が安定で信頼
性が高い。さらに、上記構造上の特徴により電線と端子
との接続を端子の絶縁基板への圧入組付工程と同じステ
ーションで行うことができるから、省スペース、省力化
によるコストダウンが可能となる。
【0017】また、請求項1の接続構造において、L形
の溶接片の下面側にセレーションを形成し(請求項
2)、また、該溶接片の自由端に電線に対する押さえ爪
を折曲形成し(請求項3)することにより、それぞれ電
線に対する押圧力または挟持力が増大する。さらに、溶
接片の下面側のV字形の電線押さえ溝(請求項4)によ
り、溶接片が電線と2点接触して位置決めが容易であ
り、溶接に際しては電線が該電線押さえ溝に食い込んだ
状態となるから、溶接面積が広くなり、電気的接続の安
定性および信頼性が向上する。
【0018】さらに、請求項1の接続構造において、前
記端子圧入孔の近傍にそれぞれ配線ガイドを設け、前記
電線を該配線ガイドに配設することにより(請求項
5)、タブ状端子に対する電線の位置決めが自動的に行
われる。この配線ガイドを、内面を湾曲面とした相対向
する一対のボスとして絶縁基板に立設することにより
(請求項6)、電線が溶接片と重なりあった状態で位置
決め固定されるので、配線および溶着がしやすくなる。
また、配線ガイドを電線載置溝を有して形成すると共
に、前記端子圧入孔に直交して受座を有する補助配線ガ
イドを設けることにより(請求項7)、電線を絶縁基板
の板面から適宜間隔をおいて保持できるので、溶着時の
高熱が直接絶縁基板に伝達されることがなく、その溶損
や変形を防止することができる。
【0019】請求項8,16の発明によれば、タブ状端
子のL形の溶接片の片面が絶縁基板の板面と面一で外部
に露出した状態で絶縁基板にインサート成形により固定
され、裏面の溶接用窓を利用して溶接片と露出芯線を絶
縁基板の両面から溶着することができ、機械的強度が大
きく、電気的接続が安定で信頼性が高いなど前記と同様
の効果が得られ、これらに加えて絶縁基板によるタブ状
端子の固定構造が更に安定化する。
【0020】請求項10,17の発明によれば、溶接片
が絶縁基板に対設固定され、両面に溶接用窓が開口して
いるから、電線を絶縁基板の表裏両面に配設して溶着で
き、電線の取回しおよび配設形態の簡素化を図ることが
できる。
【0021】さらに、請求項13,18の発明によれ
ば、絶縁基板に圧入固定された端子はさらに電線を介し
て該基板に埋設固定した金属チップと溶接固定されるか
ら、端子と絶縁基板の固定構造が補強され、端子と電線
の接続部の機械的強度も間接的に強化される。これによ
り、相手方端子との嵌合、離脱などの際の外力の影響を
一層受けにくい構造となる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の具体
例を図1〜図3を参照して説明する。これらの図におい
て、1はタブ状端子、2は絶縁基板、3は電線であっ
て、端子1の基端部には折曲によりL形の溶接片7が形
成されている。なお、電線3は実施例では単芯として表
されているが、撚線でもよい。また、裸線または絶縁被
覆電線のいずれでもよく、溶接片7との接続部分が芯線
として外部に露出していればよい。絶縁基板2には、配
線される電線3の位置決めをする複数の電線ガイド4と
これに対応して細長い端子圧入孔5とが設けられてい
る。この電線ガイド4は相対向する一対のボス4a,4
aから成り、各ボスの内面は電線3の外周に合わせた湾
曲面4bとして形成されている。電線ガイド4は、各端
子圧入孔5の近傍において一対のボス4a,4aにより
位置決めされた電線3の軸線Pが細長の端子圧入孔5と
ほぼ平行で、電線3と端子圧入孔5とが並び合うように
設けられる。
【0023】次に、電線3と端子1との接続について説
明する。まず、絶縁基板2の上に所望のパターンで電線
3を配線し、その一端側を配線ガイド4の一対のボス4
a,4a間に押し込んで位置決めし、端末部3aが端子
圧入孔5の直前にくるようにセットする。次いで、端子
1を端子圧入孔5に圧入固定することにより、端末部3
aを端子1の溶接片7と絶縁基板2とで挟持した状態と
する。この状態で、絶縁基板2の板面と対向する側、即
ち溶接片7の上側において、一対の抵抗溶接電極6,6
の一方を溶接片7の上にセットし、他方を該溶接片7と
隣接する電線3の上にセットして、両電極間に大電流を
流すことにより電線3と溶接片7とが瞬間的に抵抗溶接
される。
【0024】以上のように、電線3の端末部3aは端子
1の溶接片7と絶縁基板2との間に挟持された状態で溶
着されるから、その接続部の機械的強度は大きく、外力
の影響を受けにくい構造であり、電気的接続の信頼性が
高い。また、電線3と端子1の接続は絶縁基板2に対す
る電線3の配線および端子1の圧入組付工程と同じステ
ーションで行うことができるから、各工程間で半製品を
ストック、移送するといった無駄を省くことができ、省
スペース、省力化によるコストダウンが可能である。
【0025】図4(A),(B)は本発明で使用する端
子1の他の実施形態を示し、(A)はL形の溶接片7の
下面側にセレーション7aを形成したもの、(B)は溶
接片7の自由端を更に下向きに直角に折り曲げて電線3
に対する押さえ爪7bを形成したものである。何れの場
合も電線3に対する押圧力または挟持力が増大する。ま
た、図5(A),(B)は本発明で使用する端子1の別
の実施形態を示し、L形の溶接片7の下面側に電線配設
方向に沿ってV字形の電線押さえ溝7cを形成したもの
である。電線押さえ溝7cは電線3と点Qで2点接触
し、かつ電線3を安定して押さえ込めるように巾を広く
設定している。電線押さえ溝7cの深さは溶接片7の板
厚のほぼ1/2、巾は電線径のほぼ1/2が適当であ
る。この電線押さえ溝7cの存在により、溶接片7は上
記の如く電線3と2点接触するから位置決めが容易であ
り、電線3が溶接片7に半ば食い込んだ状態で溶接さ
れ、溶接面積も大きく確保されるので、電気的接続の安
定性および信頼性が高まる。
【0026】図6ないし図8は本発明の他の実施形態を
示す。図6および図7において、絶縁基板2には、前記
一対のボス4a,4aから成る配線ガイド4に代えて電
線載置溝8aを有する配線ガイド8が立設されると共
に、端子圧入孔5には該孔5と直交するように受座9a
を有する一対の補助配線ガイド9が設けられている。
【0027】図6および図8から明らかなように、電線
3の端末部3aは電線ガイド8,補助配線ガイド9の電
線載置溝8a,受座9aによって、絶縁基板2の板面か
ら適宜間隙Aをおいて浮上した状態で固定される。従っ
て、図1〜図3の場合と同様に一対の抵抗溶接電極6,
6によって電線3と溶接片7の溶着接続を行う際に、電
線3からの高熱が直接絶縁基板2に伝達されることがな
く、その溶損や変形を未然に防止することができる。ま
た、補助配線ガイド9の採用により、絶縁基板2から溶
接片7までの高さBが図1〜図3の場合に比べて明らか
に高くなるので、溶接時の熱が端子1の先端方向に伝わ
り、端子圧入孔5への熱的影響による圧入力低下を少な
くすることができる。
【0028】図9ないし図11は他の発明の実施の形態
を示す。即ち、絶縁基板21 には、図1と同様に配線ガ
イド4が設けられているが、端子1の溶接片7よりも長
い溶接片7′を有する端子1′がインサート成形により
一体に固定されている。溶接片7′の表面は絶縁基板2
1 の板面と同じで露出しているが、裏面にはその中央部
が露呈するように絶縁基板21 に電極用窓10が設けら
れている。この場合には、図10および図11に示すよ
うに、配線ガイド4により位置決めされた電線の端末部
3aをそのまま溶接片7′の表面にのせ、絶縁基板21
の表裏両面から溶接用窓10を利用して上下一対の抵抗
溶接電極6′,6′(または超音波溶接ホーン)により
溶接することができる。
【0029】端子1′は絶縁基板21 と一体にインサー
ト成形により固定されているから、電線3と溶接片7′
の接続部の構造は前記と同様に機械的強度が大であり、
外力による影響を受けにくく、電気的接続の信頼性が高
い。また、端子1′は予め絶縁基板21 に固定されてお
り、電線3の配線工程および端子1′との溶着工程を同
じステーションで行うことができる。
【0030】図12ないし図14はさらに別の発明の実
施の形態を示す。図12および図13において、絶縁基
板22 の一側には端子1′がインサート成形により一体
に固定されているが、その溶接片7′は板厚方向にみて
絶縁基板22 の板厚tの中間に位置するように固定され
ると共に、溶接片7′の表裏両面の中央部が露呈するよ
うに表裏両側に電極用窓10′,10′が設けられてい
る。即ち、電極用窓10′に露出する溶接片7′と絶縁
基板22 の板面との間には表裏両面で段差があり、いわ
ば溶接片7′が絶縁基板22 の一側の凹み(電極用窓1
0′)の底壁を構成している。そして、絶縁基板22
表裏両面には、電極用窓10′に連通する配線ガイド溝
11が形成されている。この配線ガイド溝11は、その
溝底が溶接片7′と面一となるように形成すると共に、
電線3の端末部3aが電極用窓10′を横断して配線で
きるように、電極用窓10′の反対側の辺にのびる延設
部11aを設けるのが好ましい。
【0031】図14(A)において、絶縁基板2の上に
は二本の電線31 ,32 が互いに迂回しコ字状に折曲し
て配線され、その両端末部は図10と同じ接続構造によ
り端子1′と接続されている。これは、絶縁基板21
片面配線構造のためである。図14(B)において、絶
縁基板22 は両面配線構造であるから、電線31 と電線
2 を直線状に平行に配線、接続し、その一端において
電線33 ,34 を裏面に配線接続することにより、図1
4(A)と等価回路が形成され、電線の取回しおよび配
線形態が簡素化および高密度化される。
【0032】図15は図9〜図14で使用する端子1′
の他の実施形態を示し、L形の溶接片7′の表面側に、
図5(A),(B)と同様にV字形の電線受け溝7c′
を形成したものである。電線受け溝7c′と電線3との
相互関係は電線押さえ溝7cの場合と同様であるから説
明を省略する。この電線受け溝7c′により電線3の溶
接時に接触点が2点になるから、電線3の座りがよく位
置決めが容易であり、また、電線3が溶接片7に半ば食
い込んだ状態で溶接され、溶接面積も大きく確保される
から、接続部分の機械的強度が向上し、外力に対する抵
抗力の増大により電気的接続の信頼性が高まる。
【0033】図16ないし図18は、図2と図10を組
み合わせたさらに別の発明の実施の形態を示す。即ち、
絶縁基板23 には図2と同様に電線ガイド4と端子圧入
孔5が設けられると共に、該端子圧入孔5と対向して導
電性の金属チップ12がインサート成形により一体に固
定されている。この金属チップ12の表面は、図10と
同様に絶縁基板23 と面一で露出しており、裏面には電
極用窓10が設けられている。この場合には、図17お
よび図18に示すように、配線ガイド4により位置決め
された電線3の端末部3aを金属チップ12に載せてか
ら、端子圧入孔5に端子1を圧入することにより該端末
部3aを金属チップ12と溶接片7により上下から挟み
込む。次いで、図11の場合と同様に溶接用窓10′を
利用して上下一対の抵抗溶接電極6′,6′(または超
音波溶接ホーン)により溶接する。
【0034】図18の接続構造によると、端子圧入孔5
に圧入固定されたタブ状端子1はさらに電線3を介して
金属チップ12と溶接固定され、該金属チップ12は絶
縁基板23 と一体に固定されている。従って、タブ状端
子1と絶縁基板23 の固定構造が補強され、タブ状端子
1と電線3の接続部の機械的強度も間接的に強化され
る。これにより、相手方端子との嵌合、離脱などの際の
外力の影響を一層受けにくい構造となる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1,15の
発明によれば、電線の露出芯線が端子の溶着片と絶縁基
板との間に挟持された状態で溶接された構造を有するか
ら、機械的強度が大で外力の影響を受けにくく、従って
電気的接続が安定で信頼性が高い。さらに、上記構造上
の特徴により電線と端子との接続を端子の絶縁基板への
圧入組付工程と同じステーションで行うことができるか
ら、省スペース、省力化によるコストダウンが可能とな
る。
【0036】また、請求項2および請求項3の発明によ
れば、L形の溶接片の下面側にセレーションを形成し、
また、該溶接片の自由端に電線に対する押さえ爪を折曲
形成してあるから、それぞれ電線に対する押圧力または
挟持力が増大する。さらに、請求項4の発明によれば、
溶接片の下面側のV字形の電線押さえ溝の存在により、
溶接片が電線と2点接触して位置決めが容易であり、溶
接に際しては電線が該電線押さえ溝に食い込んだ状態と
なるから、溶接面積が広くなり、電気的接続の安定性お
よび信頼性が向上する。
【0037】請求項5の発明によれば、端子圧入孔の近
傍にそれぞれ配線ガイドを設け、電線を該配線ガイドに
配設することにより、タブ状端子に対する電線の位置決
めが自動的に行われる。請求項6の発明によれば、配線
ガイドが、内面を湾曲面とした相対向する一対のボスと
して絶縁基板に立設され、電線が溶接片と重なりあった
状態で位置決め固定されるので、配線および溶着がしや
すくなる。また、請求項7の発明によれば、配線ガイド
が電線載置溝を有して形成され、前記端子圧入孔に直交
して受座を有する補助配線ガイドを設けてあるから、電
線を絶縁基板の板面から適宜間隔をおいて保持すること
ができ、溶着時の高熱が直接絶縁基板に伝達されること
がなく、その溶損や変形を防止することができる。
【0038】請求項8,16の発明によれば、タブ状端
子のL形の溶接片の片面が絶縁基板の板面と面一で外部
に露出した状態で絶縁基板にインサート成形により固定
され、裏面の溶接用窓を利用して溶接片と露出芯線を絶
縁基板の両面から溶着することができるから、前記効果
に加えて絶縁基板によるタブ状端子の固定構造が更に安
定化する。
【0039】また、請求項10,17の発明によれば、
溶接片が絶縁基板に埋設固定され、両面に溶接用窓が開
口しているから、電線を絶縁基板の表裏両面に配設して
溶着でき、電線の取回しおよび配設形態の簡素化および
高密度化を図ることができる。
【0040】さらに、請求項13,18の発明によれ
ば、絶縁基板に圧入固定された端子はさらに電線を介し
て該基板に埋設固定した金属チップと溶接固定されるか
ら、端子と絶縁基板の固定構造が補強され、端子と電線
の接続部の機械的強度も間接的に強化される。これによ
り、相手方端子との嵌合、離脱などの際の外力の影響を
一層受けにくい構造となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電線とタブ状端子との接続構造を用い
た回路板の斜視図である。
【図2】図1のタブ状端子と電線の接続構造を示す拡大
斜視図である。
【図3】図2の縦断面図である。
【図4】(A),(B)はそれぞれ図1のタブ状端子の
他の形態を示す斜視図である。
【図5】(A)は図1のタブ状端子の別の形態を示す斜
視図、(B)は電線との関係を示す部分拡大図である。
【図6】本発明の他の実施形態を示す絶縁基板の要部斜
視図である。
【図7】図6の絶縁基板を用いた本発明の他の形態を示
すタブ状端子と電線の接続構造の斜視図である。
【図8】図7の部分断面図である。
【図9】本発明の別の形態を示す電線とタブ状端子との
接続構造を用いた回路板の斜視図である。
【図10】図9の要部拡大斜視図である。
【図11】図10の部分縦断面図である。
【図12】さらに別の形態を示す電線とタブ状端子との
接続構造を用いた回路板の斜視図である。
【図13】図12の部分断面図である。
【図14】(A),(B)はそれぞれ図10と図12の
接続構造を用いた回路板の配線パターンの説明図であ
る。
【図15】図10,図12のタブ状端子の他の形態を示
す斜視図である。
【図16】本発明のさらにもう一つの形態を示す電線と
タブ状端子との接続構造を用いた回路板の斜視図であ
る。
【図17】図16の要部拡大斜視図である。
【図18】図17の部分縦断面図である。
【図19】タブ状端子と電線の従来の接続構造を用いた
回路板の斜視図である。
【図20】図19の要部拡大斜視図である。
【図21】図20の溶接方法を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 タブ状端子 2,21 ,22 絶縁基板 3,31 ,32 電線 4 配線ガイド 5 端子圧入孔 6,6′ 抵抗溶接電極 7,7′ 溶接片 8 配線ガイド 9 補助配線ガイド 10,10′ 電極用窓 11 配線ガイド溝

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基端部にL形の溶接片を折曲形成したタ
    ブ状端子と、複数の端子圧入孔を設けた絶縁基板と、該
    絶縁基板上に配線され、その中間部または端部の露出芯
    線が前記端子圧入孔とほぼ並び合うようにのびている複
    数の電線とから成り、 前記端子は前記端子圧入孔に圧入固定されると共に、前
    記電線の露出芯線が前記溶接片と絶縁基板とで挟持さ
    れ、さらに端子の溶接片と電線の露出芯線とが溶着され
    ていることを特徴とする電線とタブ状端子との接続構
    造。
  2. 【請求項2】 前記タブ状端子のL形の溶接片の下面側
    にセレーションが形成されている請求項1に記載の電線
    とタブ状端子との接続構造。
  3. 【請求項3】 前記タブ状端子のL形の溶接片の自由端
    に電線に対する押さえ爪が折曲形成されている請求項1
    または2に記載の電線とタブ状端子との接続構造。
  4. 【請求項4】 前記タブ状端子のL形の溶接片の下面側
    にV字形の電線押さえ溝が形成されている請求項1また
    は3に記載の電線とタブ状端子との接続構造。
  5. 【請求項5】 前記端子圧入孔の近傍にそれぞれ配線ガ
    イドが設けられ、前記電線が該配線ガイドに配設されて
    いる請求項1,2,3または4に記載の電線とタブ状端
    子との接続構造。
  6. 【請求項6】 前記配線ガイドが、内面を湾曲面とした
    相対向する一対のボスを前記絶縁基板に立設して形成さ
    れている請求項5に記載の電線とタブ状端子との接続構
    造。
  7. 【請求項7】 前記配線ガイドが、前記電線を絶縁基板
    の板面から適宜間隔をおいて保持できるように電線載置
    溝を有して形成されると共に、前記端子圧入孔に直交し
    て受座を有する補助配線ガイドが設けられている請求項
    5または6に記載の電線とタブ状端子との接続構造。
  8. 【請求項8】 基端部にL形の溶接片を折曲形成した複
    数のタブ状端子と、該端子の溶接片部分をインサート成
    形により固定した絶縁基板と、該絶縁基板上に配線さ
    れ、その中間部または端部の露出芯線が該端子の溶接片
    と重なり合うようにのびている複数の電線とから成り、 前記端子の溶接片の表面が前記絶縁基板の表面とほぼ面
    一で前記配線側に露出しており、絶縁基板の裏面には前
    記溶接片の裏面中央部に面して溶接用窓が開口され、該
    溶接用窓の部分において前記端子の溶接片と電線の露出
    芯線とが溶着されていることを特徴とする電線とタブ状
    端子との接続構造。
  9. 【請求項9】 前記端子圧入孔の近傍にそれぞれ配線ガ
    イドが設けられ、前記電線が該配線ガイドに配設されて
    いる請求項8に記載の電線とタブ状端子との接続構造。
  10. 【請求項10】 基端部にL形の溶接片を折曲形成した
    複数のタブ状端子と、該端子の溶接片部分を絶縁基板の
    厚さ方向のほぼ中央部にインサート成形により埋設固定
    した絶縁基板と、該絶縁基板の両面または片面に配設さ
    れ、その中間部または端部の露出芯線が該端子の溶接片
    と重なり合うようにのびている複数の電線とから成り、 前記絶縁基板の表裏両面には前記溶接片の中央部に面し
    て溶接用窓が開口され、該溶接用窓の部分において前記
    端子の溶接片と電線の露出芯線とが溶着されていること
    を特徴とする電線とタブ状端子との接続構造。
  11. 【請求項11】 前記端子圧入孔の近傍において絶縁基
    板の表裏両面または片面に配線ガイド溝が設けられ、前
    記電線が該配線ガイド溝に配設されている請求項10に
    記載の電線とタブ状端子との接続構造。
  12. 【請求項12】 前記配線ガイド溝が前記溶接用窓を横
    断するようにのびている請求項11に記載の電線とタブ
    状端子との接続構造。
  13. 【請求項13】 基端部にL形の溶接片を折曲形成した
    タブ状端子と、複数の端子圧入孔を設けた絶縁基板と、
    該絶縁基板に前記端子圧入孔と対向してインサート成形
    により固定された導電性の金属チップと、前記絶縁基板
    上に配線され、その中間部または端部の露出芯線が前記
    金属チップと重なり合うようにのびている複数の電線と
    から成り、 前記金属チップの表面が前記絶縁基板とほぼ面一で前記
    配線側に露出しており、絶縁基板の裏面には前記金属チ
    ップの裏面中央部に面して溶接用窓が開口され、前記端
    子は前記端子圧入孔に圧入固定されると共に、前記電線
    の露出芯線が前記溶接片と金属チップとで挟持され、さ
    らに端子の溶接片、電線の露出芯線および金属チップが
    溶着されていることを特徴とする電線とタブ状端子との
    接続構造。
  14. 【請求項14】 前記複数の端子圧入孔の近傍にそれぞ
    れ配線ガイドが設けられ、前記電線が該配線ガイドに配
    線されている請求項13に記載の電線とタブ状端子との
    接続構造。
  15. 【請求項15】 絶縁基板上に配線された電線と該基板
    の端子圧入孔に圧入固定されたタブ状端子との接続方法
    であって、 前記タブ状端子の基端部にはL形に折曲形成された溶接
    片を設け、前記絶縁基板上に電線を配線した後、端子を
    前記端子圧入孔に圧入固定して電線の露出芯線を前記溶
    接片と絶縁基板とで挟持し、次いで、絶縁基板面と対向
    する側において一対の抵抗溶接電極の一方を前記溶接片
    上にセットし、他方を該溶接片と隣接する電線の露出芯
    線上にセットして、抵抗溶接により前記端子の溶接片と
    電線の露出芯線とを溶着することを特徴とする電線とタ
    ブ状端子との接続方法。
  16. 【請求項16】 絶縁基板に対してタブ状端子の基端部
    に折曲形成したL形の溶接片の表面を露出させてインサ
    ート成形により固定すると共に、該溶接片の裏面中央部
    に面して溶接用窓を設け、前記溶接片の表面に電線の露
    出芯線を重ね合わせた後、前記溶接用窓を利用して上下
    一対の電極により前記端子の溶接片と電線の露出芯線と
    を溶着することを特徴とする電線とタブ状端子との接続
    方法。
  17. 【請求項17】 絶縁基板に対してタブ状端子の基端部
    に折曲形成したL形の溶接片を絶縁基板の厚さ方向のほ
    ぼ中央部にインサート成形により埋設固定すると共に、
    該溶接片の表裏両面の中央部に面して溶接用窓を設け、
    前記溶接片の少なくとも片面に電線の露出芯線を重ね合
    わせた後、前記溶接用窓を利用して上下一対の電極によ
    り前記端子の溶接片と電線の露出芯線とを溶着すること
    を特徴とする電線とタブ状端子との接続方法。
  18. 【請求項18】 絶縁基板上に配線された電線と該基板
    の端子圧入孔に圧入固定されたタブ状端子との接続方法
    であって、 タブ状端子の基端部にはL形に折曲形成された溶接片を
    設け、前記絶縁基板の各端子圧入孔と対向して導電性の
    金属チップの表面を露出させてインサート成形により固
    定すると共に、該金属チップの裏面中央部に溶接用窓を
    設け、前記絶縁基板上に電線を配線した後、端子を前記
    端子圧入孔に圧入固定して電線の露出芯線を前記金属チ
    ップと溶接片とで挟持した後、前記溶接用窓を利用して
    上下一対の電極により前記端子の溶接片、電線の露出芯
    線および金属チップを溶着することを特徴とする電線と
    タブ状端子との接続方法。
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