JPH0996498A - フィンチューブ型熱交換器 - Google Patents
フィンチューブ型熱交換器Info
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- JPH0996498A JPH0996498A JP8043948A JP4394896A JPH0996498A JP H0996498 A JPH0996498 A JP H0996498A JP 8043948 A JP8043948 A JP 8043948A JP 4394896 A JP4394896 A JP 4394896A JP H0996498 A JPH0996498 A JP H0996498A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F1/00—Tubular elements; Assemblies of tubular elements
- F28F1/10—Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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Abstract
するもので、上記一定間隔に多数個平行に配列されて、
その間を気流が流れるように形成された多数の板状フィ
ンと、上記板状フィンと直交する板状フィンの挿入孔に
挿入貫通する多数の伝熱管と上記各フィン状のフィンに
形成されて気流と対面する側面部が伝熱管を中心に対称
な方向に開口したルーバ状の切り起こし突起群から構成
されて、上記ルーバ状切り起こし群の立上げ部の気流流
入角及び流出角が互いに異なるか又は同一で、上記伝熱
管と同一中心の円弧に沿って上記立上げ部が配列され
て、上記気流の入口側に形成された一つ以上の切り起こ
し突起の中央部分に半円状の平坦部が形成されている。
上記気流の出口側に形成された少なくとも一つ以上の切
り起こし突起の中央部分に半円状の平坦部が構成される
ことによって多数個のルーバ状の切り起こし突起を稠密
に配置できるので熱伝達効率を高められると言う特徴が
ある。
Description
するもので、更に詳しくは気流の流入側と流出側とが互
いに異なるようにするか伝熱管との同心円を有する円弧
に沿ってルーバ状の切り起こし突起群の両端に三角形状
の立上げ部を配置することで多数個のルーバの切り起こ
し突起を稠密に配置し、因って熱伝達効率を高めるフィ
ンチューブ型熱交換器に関するものである。一般に、空
気調和器は、小型化、薄型化を目的に進歩してきている
が、その構成品であるフィンチューブ型熱交換器の性能
を高めることが要求されると共に熱交換器において気流
の入力損失と、気流がフィンを通過する時の騒音を減少
させ、更に熱交換効率を向上させる面において一層多く
の研究が要求されている。従来においては、図1に図示
されるように板状フィン1の片面には伝熱管3が嵌合さ
れるフィンカラー2と、上記フィンカラー2が形成され
た反対面に気流と対面する側面部12、13、14、1
5を開口したルーバ形状の切り起こし突起6、7、8、
9、10が形成されて、上記切り起こし突起、7、8、
9、10の両端には三角形状の立上げ部16、17、1
8、19、20、21、22、23が形成されていた。
上記のように板状フィン1に形成されたフィンカラー2
に嵌着される伝熱管3は、板状のフィン1に形成された
切り起こし突起6、7、8、9、10の構成が図示のよ
うに正四角形に形成されているので伝熱管3の気流流入
側は気流の流れが滑らかであるのに比べて気流流出側は
死領域4a、4bが発生する構成になっていた。上記の
ように構成されたフィンチューブ型熱交換器の作用は、
図1(A)と図1(B)とに図示されるように板状のフ
ィン1に設けられたルーベ状の切り起こし突起6、7、
8、9、10を全て一方に向くように設置してあり、又
切り起こし突起6、7、8、9、10の数が少ないので
全体的に板状のフィン1に熱伝達率を高めるためには上
記ルーバ状の切り起こし突起6、7、8、9、10を高
く形成しなければならないので、上記板状のフィン1の
側面に形成された側面部12、13、14、15の面積
が広くなるようになる。従って、気流の流入側の前列に
形成されている側面部12を通じて気流が伝熱管3の嵌
着されているフィンカラー2の方に流れるようになり、
上記気流流入側とは反対に気流流出側の端の部分に形成
された側面部13、14、15では、漸次気流の流れが
少なくなって上記気流流出側に形成されているルーバ状
の切り起こし突起10においては、通過する気流がなく
て渦ばかり生じるようになるという問題点もあった。更
に、気流の方向と平行に形成された三角形状の立上げ部
16、17、18、19、20、21、23によって伝
熱管3の気流流出側の後尾に生じる死領域4a、4bを
縮小することができないという問題点があった。又、ル
ーバ状の切り起こし突起6、7、8、9、10の長さに
限界があるので全体的に熱伝達効率を高めるのにも限界
があり、且つ、気流の出口側に形成されたルーバ状の切
り起こし突起8、9、10において気流摩擦力によって
気流が撹乱されて、流速が低下することによって一部の
立上げ部において渦を巻きながら上記ルーバ状の切り起
こし群に直接接触できなくて熱交換効率は低下し、流速
は増加されて全体流達の偏差が発生することによる騒音
が生じるという問題点があった。従って、上記構造によ
って気流とルーバ状の切り起こし突起が効果的に接触で
きないで気流の流出側になるほど切り起こし突起のフィ
ンカラー側の表画には渦が生じて気流は流入側に形成さ
れた切り起こし突起から漸次弱くなるので気流の流出側
に形威された切り起こし突起にまでは気流が及ばない場
合がある。尚、図3に示すように死領域4a、4Bを有
効に処理できないために有効フィン面積を広められない
ので全般的な流速分布の不均一による騒音発生の直接原
因にもなっていた。従来の技術の日本国公開公報特開昭
57−192794号ではフィンチューブ型熱交換器の
上記のような問題点を完全に解消することができなかっ
た。従って、本発明の目的とするところは、このような
従来の問題点に鑑み、創出されたもので、伝熱面積を広
めることによって熱伝達効率を高め、ルーバ状の切り起
こし突起に流入する気流と、流出される気流とが均一に
流速分布をなすようにして、伝熱管の後側に気流が流れ
るようにすることによって、死領域を縮小し、熱交換器
用フィンを通過する気流の入力損失を減少させると共に
熱伝達効力を高めるのにある。更に又、他の目的は、伝
熱管の挿入孔を基準に、気流の流入角と、流出角とを互
いに異なるようにするか又は同一にして、伝熱管と同心
円の円弧を一部含む挿入部を配置し、上記立上げ部に続
くルーバ状の切り起こし突起を多数配置することで伝熱
面積を広め、伝熱管の後流の死領域を縮小させ、均一な
流速分布をなすようにして、多数のルーバ状の切り起こ
し突起を多数個配置することによって伝熱面積を広め、
伝熱管後流の伝熱画積を広め伝熱管後流の死領域を減少
させて、均一な流速分布をなすようにし、多数のルーバ
状切り起こし突起を構成し、切り起こし突起の高さを低
くすることにある。以下、本発明の好ましい実施例を添
付図面に基づき詳細に説明する。図2は本発明による実
施例の切り起こし群を示すものであって、図2(B)
は、図2(A)の気流の方向を示すA−A’線断面図、
図3(A)は、従来のフィンの流速分布を示すもので、
図3(B)は、本発明のフィンの流速分布を示す図画
で、図4は図2の切り起こし群が形成されたフィンを示
すものである。一定間隔に多数個平行に配列されてその
間を気流が流れるように形成された多数個の板状フィン
1と、上記板状フィン1とは直交する方向に板状フィン
1の挿入孔に挿通する多数個の伝熱管3と、上記各板状
フィン1に形成されて、気流と対面する側面部が伝熱管
3を中心に対称な方向に開口されたルーバ状の切り起こ
し突起群6、7、8、9、10、11、12、13から
構成されて、上記ルーバ状の切り起こし突起群の立上げ
部16’、17’、18’、19’、20’、21’、
22’、23’、24’、25’、26’、27’の気
流流入角(α)及び流出角(β)が互いに異なるか、又
は同一で、上記伝熱管3と同一中心の円弧を一部含む立
上げ部16’、17’、18’、19’、20’、2
1’、22’、23’、24’25’、26’、が配列
されている。更に気流の入口側に形成された少なくとも
一つ以上の切り起こし突起6、7の中央部は半円形状の
平坦部6aに形成され、上記気流の出口側に形成された
少なくとも一つ以上の切り起こし突起12、13の中央
部分も半円形状の平坦部13aに形成されている。以下
本発明を添付図画に基づいてその構成及び作用効果を詳
細に説明する。先に、図面の中、従来と同じ名称及び形
状のものには、同一符号を付けてその説明を省略する。
上記立上げ部16’、17’、18’、19’、2
0’、21’、22’、23’、24’、25’、2
6’、27’を気流の流入角(α)と流出角(β)とが
互いに異なるか又は同一に構成して、伝熱管3の同一中
心線を有する円弧を連結する線上に立上げ部16’、1
7’、18’、19’、20’、、21’、22’、2
3’、24’、25’、26’、27’、が構成される
ので全体的なルーバ状の切り起こし突起群6、7、8、
9、10、11、12、13の配置面積は広くなり、且
つ気流に対する境界層前縁効果が生じるように各々のル
ーバ状の切り起こし突起群6、7、8、9、10、1
1、12、13の長さを延長させて熱伝達効率を高める
構成になっている。上記伝熱管3挿入孔の中心部分から
流入される気流に対してルーバ状の切り起こし突起群
6、7、8、9の立上げ部16’、17’18’、1
9’、20’に気流流入角(α)を与えて切り起こし突
起群6、7、8、9に均等な量の気流を分布させるため
に気流流入角を与えている。上記ルーバ状の切り起こし
突起群6、7、8、9の中、気流流入側に形成されてい
る一番前列邸分の切り起こし突起6、7の気流流入側の
中央部分は板状フィン1の強度補強及び流入される気流
の分布が均等になるように平坦部6aを構成している。
又、気流流入側のルーバ状切り起こし突起群6、7、
8、9が形成されている列の次の列は、上記気流流入側
の切り起こし突起群6、7、8、9を通過する気流の流
れが滑らかになるように気流流出角(β)を与え、上記
気流流入側の切り起こし突起群6、7、8、9と気流流
出側に形成された切り起こし突起群10、11、12、
13は伝熱管3を中心に、対称する方向に構成されて、
上記切り起こし突起群10、11、12、13の中、気
流流出側の最終列に形成されている切り起こし突起1
2、13の中央部分は気流流出角(β)と同じ角度の平
坦部13aが構成されている。上記の互いに異なるか、
同一に与えられた気流流入角(α)と気流流出角(β)
によって構成された立上げ部16’、17’、18’、
19’、20’、21’、22’、23’、24’、2
5’、26’、27’、により気流(A)は伝熱管3の
後側に発生する死領域を縮小させることになるので熱伝
達効率を高める効果がある。上記、気流流入側の最前列
に形成されたルーバ状の切り起こし突起6、7間の開口
部に流入された気流は相対的に気流の量が多く、気流の
速度も高い。そして気流の流出側の後尾列に形成された
ルーバ状の切り起こし突起12、13間の開口部を通じ
て流出される同じく気流流入側の後尾列に形成された切
り起こし突起8、9間の開口部を通過した気流は、量も
少なく又、速度も低い低速の気流なので気流流出側の最
前列に形成された切り起こし突起10、11間の開口部
を通って流出される。更に気流の流入側に形成された平
坦部6aは、流入する気流の通過面積を均等にし、板状
のフィン1の強度を増加させる機能の奏し、上記図3
(A)及び図3(B)に示すように気流流出側の平坦部
13aは、流速分布のように気流流出側を調整して気流
の方向性を与えることで伝熱管3後尾の死領域部分を縮
小させて、次の伝熱管3と切り起こし突起群に効果的に
気流が流入するように構成されている。上記気流流入角
(α)、気流流出角(β)と伝熱管3との同心円である
円弧から構成された立上げ部16’〜27’により気流
の速度勾配を緩やかに構成してあるので気流の流動は滑
らかになっている。図5(A)及び図5(B)は本実施
例の他の実施例を示すものである。流入角(α)<気流
の流出角(β)の角度によって気流流出角を大きくし、
ルーバ状の切り起こし群を気流の流入側と流出側とに置
き替えて構成している。図6(A)と図6(B)は、気
流の流入角(α)=気流の流出角(β)が同一になるよ
うにし、ルーバ状の切り起こし群を気流の流入側と流出
側に置き替えて構成している。依って、本発明は、気流
の流入角を伝熱管とルーバ状の切り起こし突起群によっ
て伝熱量に対する最敵の角度で構成して、気流の流出角
を伝熱管後尾の死領域における最大限の縮小を図ること
によって有効伝熱面積が広めることができる角度に設置
が可能であり、且つ、気流流入角と気流流出角が伝熱管
の同一中心円弧状に沿って、立上げ部を設けたので従来
に比べて気流が接触する面積が増加するようになる従っ
て上記立上げ部に気流が最大限接触するようになるので
熱伝達の効率を一層高めることのできる効果を奏す。
図面である。図1(B)は、図1(A)のA−A’線断
面図である。図2(A)は、本発明に伴う実施例の切り
起こし群を示す図面である。図2(B)は、図2(A)
の気流の方向を示すA−A’線断面図である。図3
(A)は、従来のフィンの流速分布を示す図面である。
図3(B)は、本発明のフィンの流速分布を示す図面で
ある。図4は、図2の切り起こし群が形成されたフィン
を示す図面である。図5(A)は、本発明の他の実施例
を示す図面である。図5(B)は、図5(A)のA−
A’線断面図である。図6(A)は、本発明の他の実施
例を示す図面である。図6(B)は、図6(A)のA−
A’線断面図である。
−−切り起こし突起 6a、13a−−−−−−平坦部 A−−−−−−−−−−−−気流 α−−−−−−−−−−−−気流流入角 β−−−−−−−−−−−−気流流出角 16’〜27’−−−−−立上げ部
熱交換器に関するもので、更に詳しくは気流の流入側と
流出側とが互いに異なるようにするか伝熱管との同心円
を有する円弧に沿ってルーバ状の切り起こし突起群の両
端に三角形状の立上げ部を配置することで多数個のルー
バの切り起こし突起を稠密に配置し、因って熱伝達効率
を高めるフィンチューブ型熱交換器に関するものであ
る。
目的に進歩してきているが、その構成品であるフィンチ
ューブ型熱交換器の性能を高めることが要求されると共
に熱交換器において気流の入力損失と、気流がフィンを
通過する時の騒音を減少させ、更に熱交換効率を向上さ
せる面において一層多くの研究が要求されている。
板状フィン1の片面には伝熱管3が嵌合されるフィンカ
ラー2と、上記フィンカラー2が形成された反対面に気
流と対面する側面部12、13、14、15を開口した
ルーバ形状の切り起こし突起6、7、8、9、10が形
成されて、上記切り起こし突起6、7、8、9、10の
両端には三角形状の立上げ部16、17、18、19、
20、21、22、23が形成されていた。
ィンカラー2に嵌着される伝熱管3は、板状のフィン1
に形成された切り起こし突起6、7、8、9、10の構
成が図示のように正四角形に形成されているので伝熱管
3の気流流入側は気流の流れが滑らかであるのに比べて
気流流出側は死領域4a、4bが発生する構成になって
いた。
熱交換器の作用は、図1(A)と図1(B)とに図示さ
れるように板状のフィン1に設けられたルーベ状の切り
起こし突起6、7、8、9、10を全て一方に向くよう
に設置してあり、又切り起こし突起6、7、8、9、1
0の数が少ないので全体的に板状のフィン1に熱伝達率
を高めるためには上記ルーバ状の切り起こし突起6、
7、8、9、10を高く形成しなければならないので、
上記板状のフィン1の側面に形成された側面部12、1
3、14、15の面積が広くなるようになる。従って、
気流の流入側の前列に形成されている側面部12を通じ
て気流が伝熱管3の嵌着されているフィンカラー2の方
に流れるようになり、上記気流流入側とは反対に気流流
出側の端の部分に形成された側面部13、14、15で
は、漸次気流の流れが少なくなって上記気流流出側に形
成されているルーバ状の切り起こし突起10において
は、通過する気流がなくて渦ばかり生じるようになると
いう問題点もあった。
形状の立上げ部16、17、18、19、20、21、
22、23によって伝熱管3の気流流出側の後尾に生じ
る死領域4a、4bを縮小することができないという問
題点があった。
8、9、10の長さに限界があるので全体的に熱伝達効
率を高めるのにも限界があり、且つ、気流の出口側に形
成されたルーバ状の切り起こし突起8、9、10におい
て気流摩擦力によって気流が攪乱されて、流速が低下す
ることによって一部の立上げ部において渦を巻きながら
上記ルーバ状の切り起こし群に直接接触できなくて熱交
換効率は低下し、流速は増加されて全体流速の偏差が発
生することによる騒音が生じるという問題点があった。
の切り起こし突起が効果的に接触できないで気流の流出
側になるほど切り起こし突起のフィンカラー側の表面に
は渦が生じて気流は流入側に形成された切り起こし突起
から漸次弱くなるので気流の流出側に形成された切り起
こし突起にまでは気流が及ばない場合がある。
有効に処理できないために有効フィン面積を広められな
いので全般的な流速分布の不均一による騒音発生の直接
原因にもなっていた。
192794号ではフィンチューブ型熱交換器の上記の
ような問題点を完全に解消することができなかった。
のような従来の問題点に鑑み、創出されたもので、伝熱
面積を広めることによって熱伝達効率を高め、ルーバ状
の切り起こし突起に流入する気流と、流出される気流と
が均一に流速分布をなすようにして、伝熱管の後側に気
流が流れるようにすることによって、死領域を縮小し、
熱交換器用フィンを通過する気流の入力損失を減少させ
ると共に熱伝達効力を高めるのにある。
準に、気流の流入角と、流出角とを互いに異なるように
するか又は同一にして、伝熱管と同心円の円弧を一部含
む挿入部を配置し、上記立上げ部に続くルーバ状の切り
起こし突起を多数配置することで伝熱面積を広め、伝熱
管の後流の死領域を縮小させ、均一な流速分布をなすよ
うにして、多数のルーバ状の切り起こし突起を多数個配
置することによって伝熱面積を広め、伝熱管後流の伝熱
面積を広め伝熱管後流の死領域を減少させて、均一な流
速分布をなすようにし、多数のルーバ状切り起こし突起
を構成し、切り起こし突起の高さを低くすることにあ
る。
に基づき詳細に説明する。図2は本発明による実施例の
切り起こし群を示すものであって、図2(B)は、図2
(A)の気流の方向を示すA−A’線断面図、図3
(A)は、従来のフィンの流速分布を示すもので、図3
(B)は、本発明のフィンの流速分布を示す図面で、図
4は図2の切り起こし群が形成されたフィンを示すもの
である。
を気流が流れるように形成された多数個の板状フィン1
と、上記板状フィン1とは直交する方向に板状フィン1
の挿入孔に挿通する多数個の伝熱管3と、上記各板状フ
ィン1に形成されて、気流と対面する側面部が伝熱管3
を中心に対称な方向に開口されたルーバ状の切り起こし
突起群6、7、8、9、10、11、12、13から構
成されて、上記ルーバ状の切り起こし突起群の立上げ部
16’、17’、18’、19’、20’、21’、2
2’、23’、24’、25’、26’、27’の気流
流入角(α)及び流出角(β)が互いに異なるか、又は
同一で、上記伝熱管3と同一中心の円弧を一部含む立上
げ部16’、17’、18’、19’、20’、2
1’、22’、23’、24’、25’、26’、2
7’が配列されている。
一つ以上の切り起こし突起6、7の中央部は半円形状の
平坦部6aに形成され、上記気流の出口側に形成された
少なくとも一つ以上の切り起こし突起12、13の中央
部分も半円形状の平坦部13aに形成されている。
及び作用効果を詳細に説明する。先に、図面の中、従来
と同じ名称及び形状のものには、同一符号を付けてその
説明を省略する。
9’、20’、21’、22’、23’、24’、2
5’、26’、27’を気流の流入角(α)と流出角
(β)とが互いに異なるか又は同一に構成して、伝熱管
3の同一中心線を有する円弧を連結する線上に立上げ部
16’、17’、18’、19’、20’、21’、2
2’、23’、24’、25’、26’、27’が構成
されるので全体的なルーバ状の切り起こし突起群6、
7、8、9、10、11、12、13の配置面積は広く
なり、且つ気流に対する境界層前縁効果が生じるように
各々のルーバ状の切り起こし突起群6、7、8、9、1
0、11、12、13の長さを延長させて熱伝達効率を
高める構成になっている。
れる気流に対してルーバ状の切り起こし突起群6、7、
8、9の立上げ部16’、17’、18’、19’、2
0’に気流流入角(α)を与えて切り起こし突起群6、
7、8、9に均等な量の気流を分布させるために気流流
入角を与えている。
8、9の中、気流流入側に形成されている一番前列部分
の切り起こし突起6、7の気流流入側の中央部分は板状
フィン1の強度補強及び流入される気流の分布が均等に
なるように平坦部6aを構成している。
群6、7、8、9が形成されている列の次の列は、上記
気流流入側の切り起こし突起群6、7、8、9を通過す
る気流の流れが滑らかになるように気流流出角(β)を
与え、上記気流流入側の切り起こし突起群6、7、8、
9と気流流出側に形成された切り起こし突起群10、1
1、12、13は伝熱管3を中心に、対称する方向に構
成されて、上記切り起こし突起群10、11、12、1
3の中、気流流出側の最終列に形成されている切り起こ
し突起12、13の中央部分は気流流出角(β)と同じ
角度の平坦部13aが構成されている。
気流流入角(α)と気流流出角(β)によって構成され
た立上げ部16’、17’、18’、19’、20’、
21’、22’、23’、24’、25’、26’、2
7’により気流(A)は伝熱管3の後側に発生する死領
域を縮小させることになるので熱伝達効率を高める効果
がある。
ーバ状の切り起こし突起6、7間の開口部に流入された
気流は相対的に気流の量が多く、気流の速度も高い。そ
して気流の流出側の後尾列に形成されたルーバ状の切り
起こし突起12、13間の開口部を通じて流出される同
じく気流流入側の後尾列に形成された切り起こし突起
8、9間の開口部を通過した気流は、量も少なく又、速
度も低い低速の気流なので気流流出側の最前列に形成さ
れた切り起こし突起10、11間の開口部を通って流出
される。
は、流入する気流の通過面積を均等にし、板状のフィン
1の強度を増加させる機能の奏し、上記図3(A)及び
図3(B)に示すように気流流出側の平坦部13aは、
流速分布のように気流流出側を調整して気流の方向性を
与えることで伝熱管3後尾の死領域部分を縮小させて、
次の伝熱管3と切り起こし突起群に効果的に気流が流入
するように構成されている。
と伝熱管3との同心円である円弧から構成された立上げ
部16’〜27’により気流の速度勾配を緩やかに構成
してあるので気流の流動は滑らかになっている。
の実施例を示すものである。流入角(α)<気流の流出
角(β)の角度によって気流流出角を大きくし、ルーバ
状の切り起こし群を気流の流入側と流出側とに置き替え
て構成している。
(α)=気流の流出角(β)が同一になるようにし、ル
ーバ状の切り起こし群を気流の流入側と流出側に置き替
えて構成している。依って、本発明は、気流の流入角を
伝熱管とルーバ状の切り起こし突起群によって伝熱量に
対する最適の角度で構成して、気流の流出角を伝熱管後
尾の死領域における最大限の縮小を図ることによって有
効伝熱面積が広めることができる角度に設置が可能であ
り、且つ、気流流入角と気流流出角が伝熱管の同一中心
円弧状に沿って、立上げ部を設けたので従来に比べて気
流が接触する面積が増加するようになる従って上記立上
げ部に気流が最大限接触するようになるので熱伝達の効
率を一層高めることのできる効果を奏す。
示す図面であり、(B)は図1(A)のA−A’線断面
図である。
を示す図面であり、(B)は図2(A)の気流の方向を
示すA−A’線断面図である。
であり、(B)は本発明のフィンの流速分布を示す図面
である。
す図面である。
り、(B)は図5(A)のA−A’線断面図である。
り、(B)は図6(A)のA−A’線断面図である。
し突起 6a、13a……平坦部 A…………………気流 α…………………気流流入角 β…………………気流流出角 16’〜27’…立上げ部
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.一定間隔で平行に多数個配列されてその間を気流が
流れるように形成された多数の板状フィンと、上記板状
フィンと直交する方向に、板状フィンの挿入孔に挿入貫
通される多数の伝熱管と上記各板状フィンに形成されて
気流と対面する側面部が伝熱管を申心に対称な方向に開
口しているルーバ状の切り起こし突起群から構成され
て、上記ルーバ状の切り起こし突起群の立上げ部の気流
流入角及び流出角が互いに異なるか同一で、上記伝熱管
と同一中心の円弧に沿って上記立上げ部が配列されるこ
とを特徴とするフィンチューブ型熱交換器。 2.上記気流の入口側に形成された少なくとも一つ以上
の切り起こし突起の中央部分に半円状の平坦部が形成さ
れ、上記気流の出口側に形成された少なくとも一つ以上
の切り起こし突起の中央部分に半円状の平坦部が形成さ
れていることを特徴とする請求項1記載のフィンチュー
ブ型熱交換器。
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