JPH0237293A - プレートフィンチューブ形熱交換器 - Google Patents
プレートフィンチューブ形熱交換器Info
- Publication number
- JPH0237293A JPH0237293A JP18742488A JP18742488A JPH0237293A JP H0237293 A JPH0237293 A JP H0237293A JP 18742488 A JP18742488 A JP 18742488A JP 18742488 A JP18742488 A JP 18742488A JP H0237293 A JPH0237293 A JP H0237293A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- strip
- fin
- flow direction
- fins
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims abstract description 26
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims abstract description 8
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims description 28
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 9
- 239000000470 constituent Substances 0.000 claims 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 abstract description 3
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 3
- 235000017166 Bambusa arundinacea Nutrition 0.000 description 1
- 235000017491 Bambusa tulda Nutrition 0.000 description 1
- 241001330002 Bambuseae Species 0.000 description 1
- 235000015334 Phyllostachys viridis Nutrition 0.000 description 1
- 239000011425 bamboo Substances 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000001737 promoting effect Effects 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
この発明は空気調和機などに用い、伝熱チューブの内、
外を流れろ流体間で熱交換するプレー1−フィンチュー
ブ形熱交換器に関するものである。
外を流れろ流体間で熱交換するプレー1−フィンチュー
ブ形熱交換器に関するものである。
第6図は例文ば特開昭58−28991号公報に示され
た従来のプレートフィンチューブ形熱交換器の部分垂直
断面図である。第6図において、1は伝熱チューブ、2
は熱伝導性のよい金属薄板からなるフィンであり、多数
のプレートフィン2が所定間隔で平行に配置されて平行
フィン群が構成され、この7212群に、伝熱チューブ
群を構成するチューブ1の直管部が所定間隔で上下に平
行に配設されているとともに直交して貫通され、チュー
ブ1の両端部がU字状部で適宜接続されている。また、
3は上記フィン2の基板面から突出させ、チューブ1を
嵌挿してチューブ1とフ、イン2とを熱的に接合させろ
ためのフィンカラ一部、4および5はフィン2のチュー
ブ1間の部分から空気からなる流体の流れ方向Aと直交
する方向に切起した短、長細片である。これらの細片4
,5は、上下方向に長(上記流れ方向Aに短い長方形状
で、短細片4が流れ方向Aのチューブ1中心側に配置さ
れ、長細片が流れ方向Aの上流、下流側に配置され、チ
ューブ1を取り巻くようにこれらの外周近(の部分を残
し、上下チューブ1に対し流れ方向Aの上流側、下流側
に対称に形成され、上記基板面からの立ち上がり端部4
a、5aが流れ方向と平行に形成されている。2a、2
bはフィン2の流れ方向Aに対する前縁、後縁である。 上記のように構成されたプレートフィノチュブ形熱交換
器は、フィン2に切起し細片4,5を形成したことによ
り、液体と〕、(ン2との間に高い熱伝導率を得ている
。また、フィン2に対しチューブ1を前後方向および上
下方向に基盤目状または千鳥状に配列し、フィン2の前
、後縁2a。 2bとこれらに最も近い細片5との間の流体の流れ方向
の寸法を、中央部の非細片形成部の約磯に形成した場合
のフィンの熱伝達効率を高めろとともに、通風抵抗を減
少させ得るようにしている。
た従来のプレートフィンチューブ形熱交換器の部分垂直
断面図である。第6図において、1は伝熱チューブ、2
は熱伝導性のよい金属薄板からなるフィンであり、多数
のプレートフィン2が所定間隔で平行に配置されて平行
フィン群が構成され、この7212群に、伝熱チューブ
群を構成するチューブ1の直管部が所定間隔で上下に平
行に配設されているとともに直交して貫通され、チュー
ブ1の両端部がU字状部で適宜接続されている。また、
3は上記フィン2の基板面から突出させ、チューブ1を
嵌挿してチューブ1とフ、イン2とを熱的に接合させろ
ためのフィンカラ一部、4および5はフィン2のチュー
ブ1間の部分から空気からなる流体の流れ方向Aと直交
する方向に切起した短、長細片である。これらの細片4
,5は、上下方向に長(上記流れ方向Aに短い長方形状
で、短細片4が流れ方向Aのチューブ1中心側に配置さ
れ、長細片が流れ方向Aの上流、下流側に配置され、チ
ューブ1を取り巻くようにこれらの外周近(の部分を残
し、上下チューブ1に対し流れ方向Aの上流側、下流側
に対称に形成され、上記基板面からの立ち上がり端部4
a、5aが流れ方向と平行に形成されている。2a、2
bはフィン2の流れ方向Aに対する前縁、後縁である。 上記のように構成されたプレートフィノチュブ形熱交換
器は、フィン2に切起し細片4,5を形成したことによ
り、液体と〕、(ン2との間に高い熱伝導率を得ている
。また、フィン2に対しチューブ1を前後方向および上
下方向に基盤目状または千鳥状に配列し、フィン2の前
、後縁2a。 2bとこれらに最も近い細片5との間の流体の流れ方向
の寸法を、中央部の非細片形成部の約磯に形成した場合
のフィンの熱伝達効率を高めろとともに、通風抵抗を減
少させ得るようにしている。
【発明が解決しようとする課題]
従来のプレートフィンチューブ形熱交換器は、以上のよ
うに構成されているので、第7図に示すように、流体の
流れ方向Aのチューブ1下流側に大きな流体のよどみ部
つまり死領域8が生し、フィン2のうちの死領域8の範
囲では伝熱性能が著しく低下し、熱交換器全体の伝熱特
性が悪化し、また死領域が大きいので、チューブ】の形
状抵抗が大きく、通風抵抗が大きくなるという問題点が
あった。 この発明は、上記のような問題点を解決するためになさ
れたもので、チューブ下流側に形成されろ死領域を小さ
くすることにより、フィ、の伝熱性能を向上させるとと
もに、液体の流通抵抗の増加を抑えることができるプレ
ートフィンチューブ形熱交換器を得ることを目的として
いる。
うに構成されているので、第7図に示すように、流体の
流れ方向Aのチューブ1下流側に大きな流体のよどみ部
つまり死領域8が生し、フィン2のうちの死領域8の範
囲では伝熱性能が著しく低下し、熱交換器全体の伝熱特
性が悪化し、また死領域が大きいので、チューブ】の形
状抵抗が大きく、通風抵抗が大きくなるという問題点が
あった。 この発明は、上記のような問題点を解決するためになさ
れたもので、チューブ下流側に形成されろ死領域を小さ
くすることにより、フィ、の伝熱性能を向上させるとと
もに、液体の流通抵抗の増加を抑えることができるプレ
ートフィンチューブ形熱交換器を得ることを目的として
いる。
乙の発明に係るプレートフィンチューブ形28 交換器
は、プレー1、フィンに切起しによる細片をチューブを
取り巻(ように形成し、上記チューブの中心と対応する
位置より上記流れ方向下流側の適所の細片からチューブ
の下流端と対応する位置より下流側に下流端を配置した
細片に至る複数の細片に形成したフィンの基板面からの
立ち上がり端部を、流れ方向に対しチューブ方向へそれ
ぞれ傾斜させ、上記端部の傾斜角度を20゜<35゜の
細片から35゜<70゜の細片まで上記流れ方向上流側
の細片から下流側の細片に向って35°以下の差で増大
させたものである。
は、プレー1、フィンに切起しによる細片をチューブを
取り巻(ように形成し、上記チューブの中心と対応する
位置より上記流れ方向下流側の適所の細片からチューブ
の下流端と対応する位置より下流側に下流端を配置した
細片に至る複数の細片に形成したフィンの基板面からの
立ち上がり端部を、流れ方向に対しチューブ方向へそれ
ぞれ傾斜させ、上記端部の傾斜角度を20゜<35゜の
細片から35゜<70゜の細片まで上記流れ方向上流側
の細片から下流側の細片に向って35°以下の差で増大
させたものである。
以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第1図は一実施例の部分垂直断面図、第2図。
第3図は第1図のII−II線、 I[−I線断面図、
第4図は作用説明図、第5図は熱交換器全体の概略斜視
図である。 第1図ないし第5図において、lは伝熱チューブ、2は
プレー1、)、rン、2a、2bはこれらのフィン2の
前、後縁、3はフィンカラ一部、496.7は細片であ
る。これらの細片4,6.7は、上記フィン2の基板面
2Cから交互に一側および他側に切起して空気のような
流体の流れ方向Aにチューブ1を取り巻くように上、下
チューブ1間にそれぞれ配設されている。チューブ1の
中心Oと対応する位置およびその上記流れ方向A下流側
に隣接する短い細片4の基板面2Cから斜めに立ち上が
る立ち上がり端部4aは、流体Aの流れ方向と平行に形
成されている。短い細片4の流れ方向A上流側に隣接す
る中間長さの細片6は、短い細片4より上下方向の長さ
が若干長く、細片6の基板面2Cから斜めに立ち上がる
立ち上がり端部6aは流れ方向Aに対し角度σ、たけチ
ューブ1方向へ傾斜が設けられている。細片6の流れ方
向A下流側に隣接する長い細片7は細片6より上下方向
の長さが若干長く、長い細片7の基板面2Cから斜めに
立ち上がる立ち上がり端部7aは流れ方向Aに対し角度
a2だけ傾斜が設けられている。 そして、立ち上がり端部6aの傾斜角度α、は、20°
〈α、く35°、具体的には30°にしてあり、立ち上
がり端部7aの傾斜角度α2は、35゜<α2〈706
(α2−σ、)<35゜具体的には456にしであ
る。また、立ち上がり端部4a、6a、7aとフィンカ
ラー3の外周との間隔Cば2−より小さくフィンの強度
上加工に耐えられる寸法以上にしてあり、細片6.細片
7の流れ方向Aの長さ寸法をa、bとし、フィンカラー
の外径寸法をdとすると、a)d/4.d>cl/4.
(a十b)>d/2の関係にしてあゆ、チューブ1の中
心0と対応する位置から細片6.細片7の流れ方向A下
流端までの長さ寸法をe、fとすると、d/3<e<d
/2,2/3d<f<3/4dの関係にしてあり、長細
片7の下流端はフィンカラー3の下流端より流れ方向下
流側に配置してあり、さらに立ち上がり端部4a、6a
、7aが基板面2cから立ち上がる角度は互いに等しく
しである。なお、チューブ1の中心0と対応する位置よ
り流れ方向A上流側の細片4.細片6.細片7は、上述
した下流側のものと対称に形成され、また、この実施例
の上述した以外の構成は、第6図に示す従来のものと同
様である。 次に、この実施例によろ熱交換器の作用を第5図につい
て説明する。空気からなる流体は、フィン2の長子方向
と直角な流れ方向Aでフィン2の前縁2aから流入する
が、チューブ1の付近ではこれらの外周面に沿ってA、
に示すように流れる。 すなわち、デユープ1の外周面近くを通過する流体Zよ
、流れ方向Aに対しチューブ1方向に角度α、たけ傾斜
させた細片6の立ち上がり端部6aに沿って流れ、さら
にチューブ1方向に角度α2だけ傾↑゛Iさせた細片7
の立ち上がり端部7aに沿って流れ、チューブ1の下流
側に流入する。このため、チューブl下流側に生ずる死
領域8が著しく小さくなり、フィン2の伝熱性能が向上
するとともに、チューブ1の形状抵抗が減少する。乙の
場合に、死領域8を減少させて伝熱性能の向上と形状抵
抗の減少を図るには細片6の立ち上がり端部6aの角度
α、を大きくし、チューブ1下流側の死領域8となる部
分への流体である空気の流入を促進すればよいが、α、
〉35°にすると立ち上がり端部6aで流体の流れの剥
離を生し通風抵抗が増加する。そこで、細片6の立ち上
がり端部6aはα、<356 これらより下流側の細片
7の立ち上がり端部7aはα2〉35° (σ2−α)
く35゜の角度で徐々にチューブ1方向に傾斜させるこ
とによす、流体の全体の流れ方向として立ち上がり端部
6a、7aての流れの剥離を生ずることなく、流体の流
れ方向を大きな角度で曲げることを可能としている。な
お、立ち上がり端部7aの傾斜角度が70°を越又ると
チューブ1上、下の流体が干渉する不都合が生ずる。さ
らに、第5図において、フィン2の細片6,7内を流れ
ろ流体である空気流A2についても、立ち上がり端部6
a、7aに沿って上述したA、の場合と同様に剥離を生
ずることなしに流れることになる。 このため、細片に直交する流体の流速は、細片の全長に
わたって概ね一様となり、細片に設けたことによる境界
層分断による伝熱促進効果が有効に得られる。なお、細
片6の立ち上がり端部6aを20°未満の角度で傾斜さ
せたのでは、細片7の立ち上がり端部7aの角度に上述
した上限があるので、死領域を十分に小さくできない。 なお、上記実施例では、細片6.細片7の立ち上がり端
部の2組で、流体をチューブ1方向へそれぞれ傾斜させ
たが、この発明は、例えば20゜40°、60°で流体
の流れ方向に対しチューブ方向に傾斜する立ち上がり端
部をもつ3組の短。 長細片を、チューブの中心と対応する位置からチューブ
の下流端と対応する位置より下流側までフィンに形成す
るなど、立ち上がり端部が傾斜する細片の組数および上
記端部の傾斜角度をこの発明の要旨を逸脱しない範囲で
変更できる。また、この発明は、チューブの中心と対応
する位置から流体の流れ方向上流側の細片の立ち上がり
端部は、流体が滑らかに流れれば下流側のものと必ずし
も対称にしなくてもよい。
第4図は作用説明図、第5図は熱交換器全体の概略斜視
図である。 第1図ないし第5図において、lは伝熱チューブ、2は
プレー1、)、rン、2a、2bはこれらのフィン2の
前、後縁、3はフィンカラ一部、496.7は細片であ
る。これらの細片4,6.7は、上記フィン2の基板面
2Cから交互に一側および他側に切起して空気のような
流体の流れ方向Aにチューブ1を取り巻くように上、下
チューブ1間にそれぞれ配設されている。チューブ1の
中心Oと対応する位置およびその上記流れ方向A下流側
に隣接する短い細片4の基板面2Cから斜めに立ち上が
る立ち上がり端部4aは、流体Aの流れ方向と平行に形
成されている。短い細片4の流れ方向A上流側に隣接す
る中間長さの細片6は、短い細片4より上下方向の長さ
が若干長く、細片6の基板面2Cから斜めに立ち上がる
立ち上がり端部6aは流れ方向Aに対し角度σ、たけチ
ューブ1方向へ傾斜が設けられている。細片6の流れ方
向A下流側に隣接する長い細片7は細片6より上下方向
の長さが若干長く、長い細片7の基板面2Cから斜めに
立ち上がる立ち上がり端部7aは流れ方向Aに対し角度
a2だけ傾斜が設けられている。 そして、立ち上がり端部6aの傾斜角度α、は、20°
〈α、く35°、具体的には30°にしてあり、立ち上
がり端部7aの傾斜角度α2は、35゜<α2〈706
(α2−σ、)<35゜具体的には456にしであ
る。また、立ち上がり端部4a、6a、7aとフィンカ
ラー3の外周との間隔Cば2−より小さくフィンの強度
上加工に耐えられる寸法以上にしてあり、細片6.細片
7の流れ方向Aの長さ寸法をa、bとし、フィンカラー
の外径寸法をdとすると、a)d/4.d>cl/4.
(a十b)>d/2の関係にしてあゆ、チューブ1の中
心0と対応する位置から細片6.細片7の流れ方向A下
流端までの長さ寸法をe、fとすると、d/3<e<d
/2,2/3d<f<3/4dの関係にしてあり、長細
片7の下流端はフィンカラー3の下流端より流れ方向下
流側に配置してあり、さらに立ち上がり端部4a、6a
、7aが基板面2cから立ち上がる角度は互いに等しく
しである。なお、チューブ1の中心0と対応する位置よ
り流れ方向A上流側の細片4.細片6.細片7は、上述
した下流側のものと対称に形成され、また、この実施例
の上述した以外の構成は、第6図に示す従来のものと同
様である。 次に、この実施例によろ熱交換器の作用を第5図につい
て説明する。空気からなる流体は、フィン2の長子方向
と直角な流れ方向Aでフィン2の前縁2aから流入する
が、チューブ1の付近ではこれらの外周面に沿ってA、
に示すように流れる。 すなわち、デユープ1の外周面近くを通過する流体Zよ
、流れ方向Aに対しチューブ1方向に角度α、たけ傾斜
させた細片6の立ち上がり端部6aに沿って流れ、さら
にチューブ1方向に角度α2だけ傾↑゛Iさせた細片7
の立ち上がり端部7aに沿って流れ、チューブ1の下流
側に流入する。このため、チューブl下流側に生ずる死
領域8が著しく小さくなり、フィン2の伝熱性能が向上
するとともに、チューブ1の形状抵抗が減少する。乙の
場合に、死領域8を減少させて伝熱性能の向上と形状抵
抗の減少を図るには細片6の立ち上がり端部6aの角度
α、を大きくし、チューブ1下流側の死領域8となる部
分への流体である空気の流入を促進すればよいが、α、
〉35°にすると立ち上がり端部6aで流体の流れの剥
離を生し通風抵抗が増加する。そこで、細片6の立ち上
がり端部6aはα、<356 これらより下流側の細片
7の立ち上がり端部7aはα2〉35° (σ2−α)
く35゜の角度で徐々にチューブ1方向に傾斜させるこ
とによす、流体の全体の流れ方向として立ち上がり端部
6a、7aての流れの剥離を生ずることなく、流体の流
れ方向を大きな角度で曲げることを可能としている。な
お、立ち上がり端部7aの傾斜角度が70°を越又ると
チューブ1上、下の流体が干渉する不都合が生ずる。さ
らに、第5図において、フィン2の細片6,7内を流れ
ろ流体である空気流A2についても、立ち上がり端部6
a、7aに沿って上述したA、の場合と同様に剥離を生
ずることなしに流れることになる。 このため、細片に直交する流体の流速は、細片の全長に
わたって概ね一様となり、細片に設けたことによる境界
層分断による伝熱促進効果が有効に得られる。なお、細
片6の立ち上がり端部6aを20°未満の角度で傾斜さ
せたのでは、細片7の立ち上がり端部7aの角度に上述
した上限があるので、死領域を十分に小さくできない。 なお、上記実施例では、細片6.細片7の立ち上がり端
部の2組で、流体をチューブ1方向へそれぞれ傾斜させ
たが、この発明は、例えば20゜40°、60°で流体
の流れ方向に対しチューブ方向に傾斜する立ち上がり端
部をもつ3組の短。 長細片を、チューブの中心と対応する位置からチューブ
の下流端と対応する位置より下流側までフィンに形成す
るなど、立ち上がり端部が傾斜する細片の組数および上
記端部の傾斜角度をこの発明の要旨を逸脱しない範囲で
変更できる。また、この発明は、チューブの中心と対応
する位置から流体の流れ方向上流側の細片の立ち上がり
端部は、流体が滑らかに流れれば下流側のものと必ずし
も対称にしなくてもよい。
以上説明したように、この発明によれば、プレートフィ
ンに切起しによる細片をチューブ間に形成し、上記細片
のチューブの中心と対応する位置よすrlfE体の流れ
方向下流側の立ち上がり端部を複数に分けてチューブ方
向へ傾斜させたことにより、流体の流れに剥離を生ずる
ことなく、滑らかにチューブ下流側に導き、死領域を小
さくすることができるので、流通抵抗が小さく伝熱性能
が向上した高性能のプレートフィンチューブ形熱交換器
を得ることができろという効果がある。
ンに切起しによる細片をチューブ間に形成し、上記細片
のチューブの中心と対応する位置よすrlfE体の流れ
方向下流側の立ち上がり端部を複数に分けてチューブ方
向へ傾斜させたことにより、流体の流れに剥離を生ずる
ことなく、滑らかにチューブ下流側に導き、死領域を小
さくすることができるので、流通抵抗が小さく伝熱性能
が向上した高性能のプレートフィンチューブ形熱交換器
を得ることができろという効果がある。
第1図はこの発明の一実施例によるプレートフィンチュ
ーブ形熱交換器を示す部分垂直断面図、第2図および第
3図は第1図の■−■綿および■−■線に沿う断面図、
第4図は上記実施例の作用説明図、第5図は上記実施例
の熱交換器全体を示す概略斜視図、第6図は従来例のプ
レートフィンチューブ形熱交換器を示す部分垂直断面図
、第7図は同作用説明図である。 1・・伝熱チューブ、2 ・プレー1−フィン、20基
板面、3−フィンカラ一部、4,5.6・細片、5a、
6a 立ち上がり端部。 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
ーブ形熱交換器を示す部分垂直断面図、第2図および第
3図は第1図の■−■綿および■−■線に沿う断面図、
第4図は上記実施例の作用説明図、第5図は上記実施例
の熱交換器全体を示す概略斜視図、第6図は従来例のプ
レートフィンチューブ形熱交換器を示す部分垂直断面図
、第7図は同作用説明図である。 1・・伝熱チューブ、2 ・プレー1−フィン、20基
板面、3−フィンカラ一部、4,5.6・細片、5a、
6a 立ち上がり端部。 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 平行フィン群にこのフィン群と直交する伝熱チューブ
群を貫通させ、上記フィン群を構成するプレートフィン
に、流体の流れ方向と直交する方向に切起した多数の細
片を、上記チューブ群を構成するチューブ間にチューブ
を取り巻くようにこれらの外周近くの部分を残して、互
いに平行に上記流れ方向に形成したプレートフィンチュ
ーブ形熱交換器において、上記チューブの中心と対応す
る位置より上記流れ方向下流側の適所の細片からチュー
ブの下流端と対応する位置より下流側に下流端を配置し
た細片に至る複数の細片に形成したフィンの基板面から
の立ち上がり端部を、流れ方向に対しチューブ方向へそ
れぞれ傾斜させ、上記端部の傾斜角度を20゜<35゜
の細片から35゜<70゜の細片まで上記流れ方向上流
側の細片から下流側の細片に向って35゜以下の差で増
大させたことを特徴とするプレートフィンチューブ形熱
交換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18742488A JPH0237293A (ja) | 1988-07-27 | 1988-07-27 | プレートフィンチューブ形熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18742488A JPH0237293A (ja) | 1988-07-27 | 1988-07-27 | プレートフィンチューブ形熱交換器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0237293A true JPH0237293A (ja) | 1990-02-07 |
Family
ID=16205808
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18742488A Pending JPH0237293A (ja) | 1988-07-27 | 1988-07-27 | プレートフィンチューブ形熱交換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0237293A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0996498A (ja) * | 1995-01-23 | 1997-04-08 | Lg Electronics Inc | フィンチューブ型熱交換器 |
US5738168A (en) * | 1995-12-08 | 1998-04-14 | Ford Motor Company | Fin tube heat exchanger |
JPH11511548A (ja) * | 1995-09-27 | 1999-10-05 | インター−シティ・プロダクツ・コーポレイション | 効率的に材料を利用する熱交換器用フィン |
-
1988
- 1988-07-27 JP JP18742488A patent/JPH0237293A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0996498A (ja) * | 1995-01-23 | 1997-04-08 | Lg Electronics Inc | フィンチューブ型熱交換器 |
JP3353594B2 (ja) * | 1995-01-23 | 2002-12-03 | エルジー電子株式会社 | フィンチューブ型熱交換器 |
JPH11511548A (ja) * | 1995-09-27 | 1999-10-05 | インター−シティ・プロダクツ・コーポレイション | 効率的に材料を利用する熱交換器用フィン |
US5738168A (en) * | 1995-12-08 | 1998-04-14 | Ford Motor Company | Fin tube heat exchanger |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3048549B2 (ja) | 空気調和機の熱交換器 | |
JP2524812B2 (ja) | 熱交換器 | |
JPH0670555B2 (ja) | フィンチューブ型熱交換器 | |
JP3048547B2 (ja) | 空気調和機の熱交換機 | |
JP2966825B2 (ja) | 空気調和機の熱交換器 | |
JPH0278896A (ja) | 熱交換器 | |
JP2733459B2 (ja) | 空気調和機の熱交換器 | |
JP3048541B2 (ja) | 空気調和機の熱交換器 | |
JPH0237293A (ja) | プレートフィンチューブ形熱交換器 | |
JPS633183A (ja) | フイン付熱交換器 | |
JPS616590A (ja) | フイン付熱交換器 | |
JPS633185A (ja) | フイン付熱交換器 | |
JPS62112997A (ja) | 熱交換器 | |
JP2009139085A (ja) | 熱交換器用ルーバ式波型インサート | |
JPS616592A (ja) | フイン付熱交換器 | |
JPS62172192A (ja) | 熱交換器 | |
JPS58158497A (ja) | フイン付熱交換器 | |
JPH1123179A (ja) | フィン付熱交換器 | |
JPH0471154B2 (ja) | ||
JPH0160759B2 (ja) | ||
JPS6224177Y2 (ja) | ||
JPS62172193A (ja) | 熱交換器 | |
JPS616591A (ja) | フイン付熱交換器 | |
JPH0645183Y2 (ja) | 熱交換器用フィン | |
JPS6329194A (ja) | 熱交換器 |