JPH0996321A - 駆動装置を有する駆動トレインにおける摩擦クラッチの回転数を制御する方法及びこの方法を実施する駆動ユニット - Google Patents

駆動装置を有する駆動トレインにおける摩擦クラッチの回転数を制御する方法及びこの方法を実施する駆動ユニット

Info

Publication number
JPH0996321A
JPH0996321A JP8100571A JP10057196A JPH0996321A JP H0996321 A JPH0996321 A JP H0996321A JP 8100571 A JP8100571 A JP 8100571A JP 10057196 A JP10057196 A JP 10057196A JP H0996321 A JPH0996321 A JP H0996321A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clutch
pressure
drive
piston
friction clutch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8100571A
Other languages
English (en)
Inventor
Georg Wahl
ヴァール ゲオルグ
Friedrich Kurzay
クルツァイ フリードリッヒ
Thomas Roegner
レグナー トーマス
Dieter Proeger
プレガー ディーター
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Voith Turbo GmbH and Co KG
Original Assignee
Voith Turbo GmbH and Co KG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Voith Turbo GmbH and Co KG filed Critical Voith Turbo GmbH and Co KG
Publication of JPH0996321A publication Critical patent/JPH0996321A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D43/00Automatic clutches
    • F16D43/28Automatic clutches actuated by fluid pressure
    • F16D43/284Automatic clutches actuated by fluid pressure controlled by angular speed
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D25/00Fluid-actuated clutches
    • F16D25/06Fluid-actuated clutches in which the fluid actuates a piston incorporated in, i.e. rotating with the clutch
    • F16D25/062Fluid-actuated clutches in which the fluid actuates a piston incorporated in, i.e. rotating with the clutch the clutch having friction surfaces
    • F16D25/063Fluid-actuated clutches in which the fluid actuates a piston incorporated in, i.e. rotating with the clutch the clutch having friction surfaces with clutch members exclusively moving axially
    • F16D25/0635Fluid-actuated clutches in which the fluid actuates a piston incorporated in, i.e. rotating with the clutch the clutch having friction surfaces with clutch members exclusively moving axially with flat friction surfaces, e.g. discs
    • F16D25/0638Fluid-actuated clutches in which the fluid actuates a piston incorporated in, i.e. rotating with the clutch the clutch having friction surfaces with clutch members exclusively moving axially with flat friction surfaces, e.g. discs with more than two discs, e.g. multiple lamellae

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、駆動ユニットの圧力領域を経済
的に支持し得るコストで満足の行くように支配すること
のできるエンジンとクラッチとを有する駆動ユニットを
駆動する方法を提供する。 【解決手段】 本発明は、駆動装置を有する駆動ユニッ
トにおける摩擦クラッチの回転数を制御する方法に関す
るものであって、その場合に摩擦クラッチにはトルクを
伝達するために互いに圧接可能な少なくとも2つのクラ
ッチ部分、すなわち少なくとも間接的に駆動装置と結合
可能な第1のクラッチ部分と、第1のクラッチ部分を介
して駆動装置と結合可能な第2のクラッチ部分とが設け
られている。トルクを伝達するために必要なクラッチ部
分の圧接力は、油圧によってもたらされる。本発明は、
トルク伝達に必要なクラッチ部分の圧接力が少なくとも
駆動装置のアイドリング回転数に達してからは、油圧液
の回転するリングの回転圧力によって自動的にもたらさ
れることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駆動装置を有する
駆動トレインにおける摩擦クラッチの回転数を制御する
方法、さらに詳細には請求項1の上位概念に基づく特徴
を有する方法に関するものであり、さらに同方法を実施
する駆動ユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ピストンを介して別に発生される油圧に
よる可変の力の供給を介して摩擦クラッチ、特に多板ク
ラッチの回転数制御を行うことが知られている。しかし
この種の回転数制御されるクラッチを大きな全制御領域
を有するパワートレインに組み込むことは問題があっ
た。すなわち例えば船舶駆動装置においてはプロペラ回
転数、すなわち従動装置の回転数の減少制御は、全負荷
点からエンジンアイドリング回転数までは、例えば約
3:1の制御領域を有する駆動装置、特にディーゼルエ
ンジンによって、そしてその後はさらに制御領域が例え
ば約4:1の制御クラッチを用いて行われる。従って駆
動装置の全制御領域は12:1になる。
【0003】トルクを伝達するために必要な多板の圧接
力は、プロペラの駆動装置(ジャイロ装置)の場合には
トルクに比例して、従って回転数の自乗で変化する。と
いうことは、プロペラ回転数が最大になると多板を圧接
するのに必要な圧力は100%でなければならず、アイ
ドリング回転数の領域では最大必要な圧力の一部分だ
け、例えば約10%しか必要とされない。従って4:1
の調節クラッチの通常の制御領域の場合にはプロペラ回
転数が最も低いと、必要な油圧は1%より低くなる。
【0004】従って駆動ユニットの全制御領域について
は、別に発生される油圧を供給することによる多板の必
要な圧接力制御は、ほぼ1%から100%になる。この
きわめて大きい圧力領域を、経済的に支持し得るコスト
で満足の行くように支配することは不可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の課題
は、上述の欠点を除去できるエンジンとクラッチとを有
する駆動ユニットを駆動する方法を提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の摩擦クラッチの
回転数を制御する方法は、駆動装置を有する駆動ユニッ
トにおける摩擦クラッチの回転数を制御する方法であっ
て、その場合に摩擦クラッチにはトルクを伝達するため
に互いに圧接可能な少なくとも2つのクラッチ部分、す
なわち少なくとも間接的に駆動装置と結合可能な第1の
クラッチ部分と、第1のクラッチ部分を介して駆動装置
と結合可能な第2のクラッチ部分とが設けられており、
トルク伝達に必要なクラッチ部分の圧接力が油圧によっ
てもたらされる摩擦クラッチの回転数を制御する方法に
おいて、トルク伝達に必要なクラッチ部分の圧接力が少
なくとも駆動装置のアイドリング回転数に達してからは
油圧液の回転するリングの回転圧力によって自動的にも
たらされ、駆動ユニットの始動領域においては圧接力は
油圧液の回転するリングの充填の変化によって調節され
ることを特徴とする。
【0007】また、本発明の駆動ユニットは、上記方法
を実施するための装置であって、駆動装置と、摩擦クラ
ッチ、特に多板クラッチが設けられ、摩擦クラッチには
少なくとも2つのクラッチ部分、すなわち少なくとも間
接的に駆動装置と結合可能な第2のクラッチ部分と、第
1のクラッチ部分を介して駆動装置と結合可能な第2の
クラッチ部分とが設けられており、摩擦クラッチには両
クラッチ部分を互いに圧接するために必要な圧接力をも
たらす少なくとも1つの装置が設けられており、前記装
置には油圧液を供給可能な少なくとも1つの圧力室と、
前記圧力室と結合され、油圧液の圧力を供給可能で、少
なくとも間接的にクラッチ部分に作用する操作機構とが
設けられており、前記装置には充填の変化をもたらす手
段が設けられている駆動ユニットにおいて、圧力室が、
駆動ユニットの駆動時においてこの圧力室が少なくとも
駆動軸の回転数に比例する回転数で回転するように、回
転可能に軸承されていることを特徴とする。
【0008】さらに、本発明の駆動ユニットは、圧力室
が回転可能に軸承されたシリンダ/ピストンユニットに
よって形成され、シリンダ/ピストンユニットが摩擦ク
ラッチに対して同軸に配置されており、ピストンがクラ
ッチ部分に対して移動可能であることが望ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明によれば、摩擦クラッチの
薄板に作用する圧接力を発生させるために、少なくとも
駆動装置のアイドリング回転数に達してから最大の回転
数までの領域については回転する液体の、例えば回転す
るピストンに作用するオイルリングの回転圧力が利用さ
れる。回転圧力によって発生される圧接力の大きさにつ
いては、回転数の他にオイルリングの大きさも、すなわ
ち回転するシリンダ/ピストンユニットの構成と充填も
重要である。その場合に本発明は、回転圧力の原理を使
用する場合に、トルク伝達にそれぞれ必要な薄板を圧接
する圧接力の適合は駆動装置の回転数によって自動的に
行われるという基本的な考えに基づいている。従って摩
擦クラッチによって、すなわち制御機構によって能動的
にカバーすべき制御領域は、従来の実施形態の場合に存
在していた能動的な制御領域の一部に減少される。この
場合に制御領域というのは、外部から影響を与えること
によって圧接力をもたらすのに必要な圧力が変化される
領域のことである。従って本発明による解決方法におい
ては、能動的な圧力制御ないしは圧接力制御は、調節ク
ラッチの回転数調節の領域でのみ必要とされる。その場
合にこれは制御オイル流の絞りの原理に従ってあるいは
汲み上げ管によって回転するオイルリングの充填を変化
させることによって行うことができる。
【0010】装置の場合には、摩擦クラッチには両クラ
ッチ部分を互いに圧接するために必要な圧接力をもたら
す装置が設けられている。この装置には油圧液を供給可
能な少なくとも1つの圧力室と、圧力室と結合され油圧
液の圧力を供給可能で、少なくとも間接的にクラッチ部
分に対して有効になる操作機構並びに充填を変化させる
手段が設けられている。圧力室は、駆動ユニットの駆動
時にこの圧力室が少なくとも駆動軸の回転数に比例する
回転数で回転するように、回転可能に軸承されている。
【0011】その場合に圧力室は例えばシリンダ/ピス
トンユニットによって形成することができる。このユニ
ットには少なくとも供給通路と流出通路が設けられてい
る。
【0012】ピストンは操作機構として2つのクラッチ
部分に対して作用する。これは直接あるいは間接的に、
例えば摩擦クラッチの薄板を圧接するのに使用される圧
力リングを介して行われ、この圧力リングはピストンに
よってもたらされる圧接力によって薄板に対して軸方向
に移動されて、その場合に薄板を互いに押圧する。他の
方法は、圧接力をもたらす装置として摩擦クラッチに対
して同軸に配置された円筒状の部材を使用することであ
って、この部材は摩擦クラッチの薄板を圧接するための
操作機構として少なくとも部分的に弾性的に形成され
た、例えばメンブレンの形状の壁を有する。
【0013】回転によって液体を充填される圧力室内に
発生される圧力が操作機構に供給されて、その場合に力
に変換されて、その力がまた薄板に対して有効になる。
【0014】さらに、例えばマルチピストン構成の形状
で、装置を互いに前後するように接続して使用すること
も可能である。その場合にはピストンは直列に力結合す
るように接続されるので、各ピストンには別に回転する
オイルリングによって力が供給される。これら各オイル
リングはそれ自体制御可能である。それによって必要と
される比較的大きい充填変化が得られ、充填調節がおお
まかでよくなる。
【0015】課題を解決する本発明方法によって、駆動
装置を有するパワートレインにおいて始動工程の間、あ
るいはクリープ走行の場合には、摩擦クラッチにおける
圧接力をオイルリングないしは圧力手段リングの充填を
変化させることによってもたらすだけで済む。駆動装
置、例えばディーゼルエンジンのアイドリング回転数に
達した後は、圧力室内に安定して回転するオイルリング
が形成され、そのオイルリングは例えばピストンを介し
て押圧ディスクに圧力を駆動装置の回転数の自乗で増大
するようにもたらす。従って駆動装置の最大回転数まで
無段階の回転数制御が得られる。従って制御技術的およ
び構造的なコストは最小限に抑えることができる。
【0016】本発明による方法の好ましい利用分野は、
大きな全体制御領域を有する駆動ユニットである。例え
ば船舶駆動装置もそれに属する。そこでは通常はプロペ
ラ回転数の減少制御が、全負荷点からエンジンアイドリ
ング回転数まではディーゼルエンジンによって、そして
そこからはさらに制御クラッチによって行われ、その場
合にプロペラは駆動すべき作業機械に相当する。
【0017】
【実施例】以下、図面を用いて本発明による解決方法を
説明する。
【0018】図1は、ピストンを介して別に発生された
油圧により可変の力を供給することによって摩擦クラッ
チの回転数を制御する従来の方法を示すものである。摩
擦クラッチは多板クラッチ1の形状で図示されている。
多板クラッチは内側のクラッチ体2と、外側のクラッチ
体3と薄板パケット4を有する。内側の薄板5と外側の
薄板6に分割可能な薄板パケット4の個々の薄板はそれ
ぞれ外側のクラッチ体3の内側の直径8に形成された溝
7、ないしは内側のクラッチ体2の外側の直径10に形
成された溝9に形状結合するように嵌入する。力の伝達
に必要な個々の薄板の圧接は押圧ディスク11によって
もたらされ、この押圧ディスクは薄板パケット4に対し
て移動されて、それによって個々の薄板の圧接をもたら
す。移動に必要な力は圧力リングによって伝達され、そ
の場合にピストンにより伝達可能な圧力が油圧的に形成
される。この圧力は外部で制御される。
【0019】この公知の解決方法の問題性は、駆動の制
御領域全体にある。その場合にこの制御領域全体は、例
えばディーゼルエンジンとして形成することのできる駆
動エンジンの例えば3:1の制御領域と制御クラッチの
例えば4:1の制御領域とから形成される。
【0020】図2は、従来の解決方法の場合に必要とさ
れる油圧とそれに伴って薄板を圧接する圧接力の変化の
例をグラフで示すものである。記載の数値は説明のため
に用いられる。トルク伝達に必要な薄板の圧接力は、ジ
ャイロ装置、特にプロペラを駆動する場合にはトルクに
比例して変化し、それに伴って回転数の自乗で変化す
る。従来の技術を用いて外部の制御圧力によりトルクの
伝達に必要な薄板の圧接力を調節する場合には、点1に
おいて、すなわちプロペラ回転数が最大になる点におい
て100%の圧力が必要である。点2、すなわちここで
はエンジンアイドリング回転数においては、点1の圧力
のわずかな割合しか必要とされない。ここで点3に相当
する最も低いプロペラ回転数のためには、薄板パケット
の圧接ピストンに加わる必要な油圧は1より小さい。と
いうことは、従来の解決方法においては、ほぼ0〜10
0%の圧力領域を制御しなければならないことを意味し
ている。
【0021】それに対して図3は本発明による実施形態
を示すものであって、ここでは図2のグラフの例で0〜
約12%の圧力領域だけを制御すれば足りる。
【0022】図3は本発明による回転圧力の原理を示す
実施形態を図示するものである。多板クラッチ1の基本
構造は図1に示すものにほぼ相当し、従って同一の部材
には同一の参照符号が使用されている。その場合に押圧
ディスク11の位置変化と、それに伴って薄板パケット
4の薄板の圧接は、装置13によって行われる。この装
置は原理的にシリンダピストンユニットと同様に機能す
る。装置13は、可変に充填可能な圧力室15を備えた
シリンダ部材14とピストンとして作用するディスク1
6とを有する。その場合にディスクはシリンダ部材14
の内側17に接して液体を透過しないように案内されて
いる。装置13は、例えば圧力手段供給装置19と結合
された供給部18を有する。
【0023】作業室ないし圧力室15には駆動液体、例
えばオイルが充填される。装置が回転することによって
回転するオイルリングが形成される。ということは、能
動的な圧力制御、すなわち薄板の圧接力の制御はクラッ
チ1の回転数調節の領域のみで必要とされることを意味
している。エンジン制御領域においては、すなわち高い
回転数の領域では、圧接力はエンジン回転数に従って回
転するオイルリングによってもたらされる。この領域に
関しては、ディスクの移動を可能にするための圧力室内
の圧力調節は、充填が所定になされている場合には不要
である。
【0024】回転数を変化させて、それによって薄板パ
ケット4の薄板への圧接力を変化させるためには、回転
するオイルリングの充填を変化させることが必要であ
る。その場合にこのことは以下の2つの原理に従って行
うことができる。 1.制御オイル流を絞ること 2.汲み上げ管による充填調節
【0025】装置13にはさらに駆動流体排出部23が
設けられている。作業室ないし圧力室15を常に所定量
のオイルで充填することが可能であって、その場合にこ
のオイル量は比較的長い駆動期間にわたって変化しな
い。
【0026】エンジンアイドリング回転数(本実施例に
おいてはフル回転のエンジン回転数の場合に必要な圧接
力に対して11.11%の圧接力が必要なアイドリング
回転数に相当する)まではクラッチにおける回転数調節
は、回転するオイルリングの充填変化によって行われ
る。エンジンアイドリング回転数に達すると、オイルリ
ングは放置されて、ディスク16の内側20の圧力が増
加する回転数の自乗で増大し、その場合にディスク16
が押圧ディスク11の方向へ移動されて、それによって
この押圧ディスクを薄板パケットに押圧する。従ってエ
ンジンアイドリング回転数に達した時から充填の変化は
不要になる。
【0027】図4は図3の機能原理と同様の方法を示す
ものであるが、ここでは回転するオイルリングの充填変
化は汲み上げ管24によって行われる。汲み上げ管24
は作業室ないし圧力室15の前段に設けられた室21内
へ延びている。その場合に作業室ないし圧力室15の液
体量は前室内に配置された汲み上げ管の半径方向の位置
に応じて決定される。汲み上げ管の操作は手動で、ある
いは制御システムに組み込むこともできるアクチュエー
タによって行うことができる。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、駆動ユニットの圧力領域を、経済的に支持し
得るコストで満足の行くように支配することの不可能な
エンジンとクラッチとを有する駆動ユニットを駆動する
方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】摩擦クラッチの回転数を制御する従来の方法を
示す断面図である。
【図2】プロペラを駆動する場合にトルク伝達に必要な
多板の圧接力の変化を示すグラフである。
【図3】ジャイロ装置を駆動する多板クラッチの例で、
本発明による解決方法の原理を説明する断面図である。
【図4】汲み上げ管による回転するオイルリングの充填
変化方法を示す断面図である。
【符号の説明】
1 多板クラッチ、 2 内側のクラッチ体、 3 外側のクラッチ体、 4 薄板パケット、 5 内側の薄板、 6 外側の薄板、 7 外側のクラッチ体の内側の直径に形成された溝、 8 外側のクラッチ体の内側の直径、 9 内側のクラッチ体の外側の直径に形成された溝、 10 内側のクラッチ体の外側の直径、 11 押圧ディスク、 13 装置 14 シリンダ部材 15 圧力室、 16 ピストンとして作用するディスク、 17 シリンダ部材の内側、 18 圧力手段供給装置と結合された供給部、 19 圧力手段供給装置、 20 ディスク16の内側、 23 駆動流体排出部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トーマス レグナー ドイツ連邦共和国 74592 キルヒベルク アーホルンシュトラッセ 17 (72)発明者 ディーター プレガー ドイツ連邦共和国 74564 クライルスハ イム ハンマースバッハヴェーク 170

Claims (7)

    . 【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動装置を有する駆動ユニットにおける
    摩擦クラッチの回転数を制御する方法であって、その場
    合に摩擦クラッチにはトルクを伝達するために互いに圧
    接可能な少なくとも2つのクラッチ部分、すなわち少な
    くとも間接的に駆動装置と結合可能な第1のクラッチ部
    分と、第1のクラッチ部分を介して駆動装置と結合可能
    な第2のクラッチ部分とが設けられており、 1.1)トルク伝達に必要なクラッチ部分の圧接力が油
    圧によってもたらされる摩擦クラッチの回転数を制御す
    る方法において、 1.2)トルク伝達に必要なクラッチ部分の圧接力が少
    なくとも駆動装置のアイドリング回転数に達してからは
    油圧液の回転するリングの回転圧力によって自動的にも
    たらされ、 1.3)駆動ユニットの始動領域においては圧接力は油
    圧液の回転するリングの充填の変化によって調節される
    ことを特徴とする摩擦クラッチの回転数を制御する方
    法。
  2. 【請求項2】 2.1)圧接力を発生させるために少な
    くとも1つのシリンダ/ピストンユニットが使用され、 2.2)個々のクラッチ部分間でトルク伝達に必要な圧
    接力が、油圧により発生される圧力をシリンダ/ピスト
    ンユニットのピストンに供給することによってもたらさ
    れる請求項1に記載の方法において、 2.3)シリンダ/ピストンユニットが、トルク伝達に
    必要なクラッチ部分の圧接力が少なくとも駆動装置のア
    イドリング回転数に達してからは、シリンダ/ピストン
    ユニットのシリンダとピストンによって形成される油圧
    液を充填可能な室内で油圧液の回転するリングの回転圧
    力によって自動的にもたらされるように形成されて、配
    置されていることを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の方法を実施す
    る駆動ユニットであって、 3.1)駆動装置と、 3.2)摩擦クラッチ、特に多板クラッチが設けられ、 3.3)摩擦クラッチには少なくとも2つのクラッチ部
    分、すなわち少なくとも間接的に駆動装置と結合可能な
    第2のクラッチ部分と、第1のクラッチ部分を介して駆
    動装置と結合可能な第2のクラッチ部分とが設けられて
    おり、 3.4)摩擦クラッチには両クラッチ部分を互いに圧接
    するために必要な圧接力をもたらす少なくとも1つの装
    置が設けられており、 3.5)前記装置には油圧液を供給可能な少なくとも1
    つの圧力室と、前記圧力室と結合され、油圧液の圧力を
    供給可能で、少なくとも間接的にクラッチ部分に作用す
    る操作機構とが設けられており、 3.6)前記装置には充填の変化をもたらす手段が設け
    られている駆動ユニットにおいて、 3.7)圧力室が、駆動ユニットの駆動時においてこの
    圧力室が少なくとも駆動軸の回転数に比例する回転数で
    回転するように、回転可能に軸承されていることを特徴
    とする駆動ユニット。
  4. 【請求項4】 4.1)圧力室が回転可能に軸承された
    シリンダ/ピストンユニットによって形成され、 4.2)シリンダ/ピストンユニットが摩擦クラッチに
    対して同軸に配置されており、 4.3)ピストンがクラッチ部分に対して移動可能であ
    る、ことを特徴とする請求項3に記載の駆動ユニット。
  5. 【請求項5】 5.1)圧力室が、クラッチ部分に対し
    て有効になる少なくとも部分的に弾性的なメンブレンと
    して形成された壁を有する回転可能に軸承された円筒状
    の構成部材によって形成され、 5.2)前記円筒状の構成部材が摩擦クラッチに対して
    同軸に配置されていることを特徴とする請求項3に記載
    の駆動ユニット。
  6. 【請求項6】 前記手段が汲み上げ管であることを特徴
    とする請求項3〜5のいずれか1項に記載の駆動ユニッ
    ト。
  7. 【請求項7】 多数の装置が互いに前後して一列に接続
    されていることを特徴とする請求項3〜6のいずれか1
    項に記載の駆動ユニット。
JP8100571A 1995-04-21 1996-04-22 駆動装置を有する駆動トレインにおける摩擦クラッチの回転数を制御する方法及びこの方法を実施する駆動ユニット Pending JPH0996321A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19514276-4 1995-04-21
DE19514276A DE19514276A1 (de) 1995-04-21 1995-04-21 Verfahren zur Drehzahlregelung einer Reibungskupplung in einem Antriebsstrang mit einer Antriebsmaschine und Antriebseinheit zur Durchführung des Verfahrens

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0996321A true JPH0996321A (ja) 1997-04-08

Family

ID=7759807

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8100571A Pending JPH0996321A (ja) 1995-04-21 1996-04-22 駆動装置を有する駆動トレインにおける摩擦クラッチの回転数を制御する方法及びこの方法を実施する駆動ユニット

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5845755A (ja)
EP (1) EP0738836B1 (ja)
JP (1) JPH0996321A (ja)
DE (2) DE19514276A1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19727153C2 (de) * 1997-06-26 1999-05-20 Voith Turbo Kg Mehrganggetriebe, insbesondere Sechsgang-Getriebe
DE102004002057A1 (de) * 2003-01-17 2004-07-29 Luk Lamellen Und Kupplungsbau Beteiligungs Kg Verfahren und Vorrichtung zur Vorgabe der Anpresskraft zwischen zwei reibschlüssig Drehmoment übertragenden Bauteilen eines Antriebssystems
US7367358B2 (en) * 2005-02-02 2008-05-06 Universal Infusion Technology, Llc Medical fluid delivery system and method relating to the same
DE102008043749A1 (de) * 2008-11-14 2010-05-20 Zf Friedrichshafen Ag Antriebsstrang
DE102015225032B4 (de) 2015-12-14 2024-03-14 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Kupplungseinrichtung und zugehörige Dichtungseinrichtung
DE102022130689B3 (de) 2022-11-21 2024-02-15 Universität Rostock, Körperschaft des öffentlichen Rechts Vorrichtung und Verfahren zur Steuerung einer Kupplungseinrichtung

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE8218931U1 (de) * 1982-10-14 Voith-Turbo Gmbh & Co Kg, 7180 Crailsheim Schaltkupplung, die durch einen drehzahlabhängigen Flüssigkeitsdruck betätigbar ist
DE176791C (ja) *
FR79576E (ja) * 1963-03-29
US973893A (en) * 1909-06-23 1910-10-25 Victor Tichomiroff Hydraulic coupling.
US2210416A (en) * 1938-11-16 1940-08-06 Kiep Johann Nikolaus Friction clutch
GB522519A (en) * 1938-11-16 1940-06-20 Johann Nikolaus Kiep Improvements in friction clutches
GB623003A (en) * 1944-11-11 1949-05-11 Mercury Clutch Corp Clutches actuated by centrifugal pressure of a liquid
GB627487A (en) * 1945-07-24 1949-08-10 Mercury Clutch Corp Liquid actuated centrifugal clutch
US2620685A (en) * 1948-05-11 1952-12-09 Borg Warner Transmission
US2838913A (en) * 1950-07-15 1958-06-17 Gen Motors Corp Aircraft power system and clutch control therefor
US2771976A (en) * 1955-03-10 1956-11-27 Borg Warner Speed responsive fluid clutch
US3373853A (en) * 1966-04-29 1968-03-19 Twin Disc Clutch Co Hydraulically actuated mechanism
US3872956A (en) * 1973-09-04 1975-03-25 Caterpillar Tractor Co Fluid operated centrifugal clutch
JPS53125549A (en) * 1977-04-08 1978-11-01 Kawasaki Heavy Ind Ltd Automatic clutch
DE8114252U1 (de) * 1981-05-14 1982-10-28 Voith-Turbo Gmbh & Co Kg, 7180 Crailsheim Schaltkupplung, die durch einen drehzahlabhängigen Flüssigkeitsdruck betätigbar ist
EP0090807B1 (de) * 1981-05-14 1986-04-09 VOITH TURBO GMBH & CO. KG Schaltkupplung, die durch einen fliehkraftabhängigen flüssigkeitsdruck betätigbar ist
US4502582A (en) * 1982-06-28 1985-03-05 Borg-Warner Corporation Wet clutch assembly
US4509627A (en) * 1982-08-03 1985-04-09 Aisin Warner Kabushiki Kaisha Hydraulic centrifugal clutch
US4583626A (en) * 1983-11-21 1986-04-22 The Falk Corporation Centrifugally actuated wet plate clutch
DE3410526A1 (de) * 1984-03-22 1985-10-03 Sachs Systemtechnik Gmbh, 8720 Schweinfurt Fliehkraftbetaetigbare ueberbrueckung fuer hydrodynamische kupplungen und wandler
DE3626177A1 (de) * 1986-08-01 1988-02-04 Fendt & Co Xaver Kupplungseinrichtung fuer motorgetriebene fahrzeuge, insbesondere landwirtschaftliche schlepper
US4899861A (en) * 1987-03-16 1990-02-13 Rockford Powertrain, Inc. Variable speed drive for engine cooling fans

Also Published As

Publication number Publication date
EP0738836A1 (de) 1996-10-23
EP0738836B1 (de) 2000-05-31
DE59605340D1 (de) 2000-07-06
DE19514276A1 (de) 1996-10-24
US5845755A (en) 1998-12-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0837998B1 (en) A device for transmitting torque between two rotatable shafts
EP2274528B1 (en) Synchro-lock clutch combination friction and mechanical locking clutch
US20170089402A1 (en) Controlled cooling of a frictional engagement device in an energy recovery system
US6497313B1 (en) Power take-off unit with automatically actuated drag brake
CA2408650A1 (en) Power transmission
US6142274A (en) Power take-off unit with selectively engaged brake
US5012908A (en) Control coupling for torque transmission
US4776444A (en) Arrangement for the shifting of a multi-disk clutch for the locking of a transfer differential for the drive of two vehicle axles of a motor vehicle
JP2000009197A (ja) 車両用トロイダル型無段変速機
EP0007137B1 (en) Transmission provided with a variable v-belt transmission and a hydrodynamic transmission
US20070072736A1 (en) Continuously variable ratio transmission unit
JPH11117952A (ja) 変速機
JPH0996321A (ja) 駆動装置を有する駆動トレインにおける摩擦クラッチの回転数を制御する方法及びこの方法を実施する駆動ユニット
US3913715A (en) Modulatable friction clutch controlled by a centrifugal force and angular acceleration sensitive valve
US6605016B2 (en) Toroidal type continuously variable transmission and continuously variable transmission apparatus
JP2004169719A (ja) トロイダル型無段変速機及び無段変速装置
WO1986004654A1 (en) Power transmitting structure utilizing viscous fluid
JP2004190857A (ja) 同軸の2本の軸部材間でトルクを伝達する装置
JP3106301B2 (ja) クラッチを制御するための装置
JPH0798462B2 (ja) 車両用油圧クラツチの油圧制御装置
JP2001012573A (ja) トロイダル形無段変速装置
JP4106797B2 (ja) トロイダル形無段変速装置
JPH0378496B2 (ja)
JPH0142693Y2 (ja)
JP4078981B2 (ja) 無段変速装置