JPH099474A - 波形合成樹脂管 - Google Patents
波形合成樹脂管Info
- Publication number
- JPH099474A JPH099474A JP7179469A JP17946995A JPH099474A JP H099474 A JPH099474 A JP H099474A JP 7179469 A JP7179469 A JP 7179469A JP 17946995 A JP17946995 A JP 17946995A JP H099474 A JPH099474 A JP H099474A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- synthetic resin
- pipe
- corrugated
- ridge
- metal plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
- Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 偏平耐圧強度を高めた地中埋設電線管と
して有用な波形合成樹脂管を提供する。 【構成】 硬質合成樹脂により管壁を螺旋状の波形
に形成した管本体の山部内周面に沿って合成樹脂被覆を
した金属板を接着して波形合成樹脂管を構成する。
して有用な波形合成樹脂管を提供する。 【構成】 硬質合成樹脂により管壁を螺旋状の波形
に形成した管本体の山部内周面に沿って合成樹脂被覆を
した金属板を接着して波形合成樹脂管を構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、波形合成樹脂管、主
に、その管内に挿通した通電用ケーブル類を保護する電
線保護管として地中に埋設される波形合成樹脂管に関す
る。
に、その管内に挿通した通電用ケーブル類を保護する電
線保護管として地中に埋設される波形合成樹脂管に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の波形合成樹脂管のうち、
地中埋設電線管としては、硬質ポリエチレン等の硬質合
成樹脂からなる均一な肉厚の波形断面をした蛇腹管が知
られている。
地中埋設電線管としては、硬質ポリエチレン等の硬質合
成樹脂からなる均一な肉厚の波形断面をした蛇腹管が知
られている。
【0003】しかしながら、地中埋設電線管は、強力な
土圧に耐える必要があるが、上記の蛇腹管は外部衝撃に
弱く耐圧性が十分でない問題があった。
土圧に耐える必要があるが、上記の蛇腹管は外部衝撃に
弱く耐圧性が十分でない問題があった。
【0004】
【発明の目的、構成、作用、効果】そこで、本発明は、
偏平耐圧強度を高めた地中埋設電線管として有用な波形
合成樹脂管を提供することを目的とする。
偏平耐圧強度を高めた地中埋設電線管として有用な波形
合成樹脂管を提供することを目的とする。
【0005】以上の目的を達成するため、本発明に係る
波形合成樹脂管は、硬質合成樹脂により管壁を螺旋状の
波形に形成した管本体の山部内周面に沿って合成樹脂被
覆をした金属板を接着したことを特徴としている。
波形合成樹脂管は、硬質合成樹脂により管壁を螺旋状の
波形に形成した管本体の山部内周面に沿って合成樹脂被
覆をした金属板を接着したことを特徴としている。
【0006】本発明では、波形合成樹脂管の耐圧性能を
高めるため、合成樹脂被覆を施した金属板を用い、これ
を波形の山部内周面に沿って添着したので、山部の肉厚
は実質的に増大し強い偏平強度を発揮できる。また、金
属板は合成樹脂により被覆されているので、腐蝕の虞も
なく管本体と強力に接着しており、外部圧力によって金
属板が管本体から剥離する心配がない。
高めるため、合成樹脂被覆を施した金属板を用い、これ
を波形の山部内周面に沿って添着したので、山部の肉厚
は実質的に増大し強い偏平強度を発揮できる。また、金
属板は合成樹脂により被覆されているので、腐蝕の虞も
なく管本体と強力に接着しており、外部圧力によって金
属板が管本体から剥離する心配がない。
【0007】本発明では、管本体の管壁を硬質合成樹脂
により螺旋状の波形つまり凹凸壁に形成しているので、
ケーブルを管体内に通線する際、谷部の内面は摩擦抵抗
が少なく容易に案内挿通することができるほか、十分な
可撓性も確保されている。
により螺旋状の波形つまり凹凸壁に形成しているので、
ケーブルを管体内に通線する際、谷部の内面は摩擦抵抗
が少なく容易に案内挿通することができるほか、十分な
可撓性も確保されている。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係る波形合成樹脂管の−実施
例について添付図面にしたがって説明する。図1におい
て、Aは硬質合成樹脂、例えば塩化ビニル樹脂、ポリエ
チレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ナイロン樹脂等を用
いて円筒状に形成した波形合成樹脂管であり、その管壁
1は山部2と谷部3を交互に有する螺旋状の凹凸壁に形
成され、この波形合成樹脂管A自体良好な通線性および
可撓性を有するものである。そして、本実施例では、溶
融した硬質合成樹脂製の帯状体を螺旋状に捲回しその隣
接する側縁同士を融着して管壁1を形成している。
例について添付図面にしたがって説明する。図1におい
て、Aは硬質合成樹脂、例えば塩化ビニル樹脂、ポリエ
チレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ナイロン樹脂等を用
いて円筒状に形成した波形合成樹脂管であり、その管壁
1は山部2と谷部3を交互に有する螺旋状の凹凸壁に形
成され、この波形合成樹脂管A自体良好な通線性および
可撓性を有するものである。そして、本実施例では、溶
融した硬質合成樹脂製の帯状体を螺旋状に捲回しその隣
接する側縁同士を融着して管壁1を形成している。
【0009】この管壁の山部2の内周面には、図2に示
すとおり、その全周面を合成樹脂(好ましくは管壁を形
成する合成樹脂材料と同じもの)で被覆5した平板状の
金属板4が螺旋状に捲回され、管壁1と接着しており、
山部2の肉厚を大きくして外力に対する耐圧強度を著し
く向上させている。なお、合成樹脂被覆5は必ずしも金
属板4の全周面にする必要はなく、その表面または表裏
全面など管壁1に接着可能な範囲で施してもよい。
すとおり、その全周面を合成樹脂(好ましくは管壁を形
成する合成樹脂材料と同じもの)で被覆5した平板状の
金属板4が螺旋状に捲回され、管壁1と接着しており、
山部2の肉厚を大きくして外力に対する耐圧強度を著し
く向上させている。なお、合成樹脂被覆5は必ずしも金
属板4の全周面にする必要はなく、その表面または表裏
全面など管壁1に接着可能な範囲で施してもよい。
【0010】金属板4と管壁1との接着は、接着剤を用
いて行ってもよいが、管壁1の形成時に同時に金属板4
を捲回してその合成樹脂被覆5と管壁1を熱融着した
り、加熱により熱融着させて接着力を高めるのが好まし
い。
いて行ってもよいが、管壁1の形成時に同時に金属板4
を捲回してその合成樹脂被覆5と管壁1を熱融着した
り、加熱により熱融着させて接着力を高めるのが好まし
い。
【0011】図3は、他の実施例を示し、平板状の金属
板の代わりに、薄肉の金属板4をジグザグ状に折曲げて
合成樹脂被覆5したものを管壁1の山部2内周面に添着
したもので、金属材料の節約と管体の軽量化を図るもの
である。
板の代わりに、薄肉の金属板4をジグザグ状に折曲げて
合成樹脂被覆5したものを管壁1の山部2内周面に添着
したもので、金属材料の節約と管体の軽量化を図るもの
である。
【図1】本発明のー実施例を示す波形合成樹脂管の側面
図。
図。
【図2】本発明のー実施例を示す管壁の拡大断面図。
【図3】本発明の他の実施例を示す管壁の拡大断面図。
A…波形合成樹脂管 1…管壁 2…山部 3…谷部 4…金属板 5…合成樹脂被覆
Claims (1)
- 【請求項1】 硬質合成樹脂により管壁を螺旋状の波形
に形成した管本体の山部内周面に沿って合成樹脂被覆を
した金属板を接着したことを特徴とする波形合成樹脂
管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7179469A JPH099474A (ja) | 1995-06-22 | 1995-06-22 | 波形合成樹脂管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7179469A JPH099474A (ja) | 1995-06-22 | 1995-06-22 | 波形合成樹脂管 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH099474A true JPH099474A (ja) | 1997-01-10 |
Family
ID=16066399
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7179469A Pending JPH099474A (ja) | 1995-06-22 | 1995-06-22 | 波形合成樹脂管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH099474A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006027436A (ja) * | 2004-07-16 | 2006-02-02 | Honda Motor Co Ltd | 燃料タンクのフィラーチューブ |
JP2009005490A (ja) * | 2007-06-21 | 2009-01-08 | Kanaflex Corporation | 電線保護管 |
-
1995
- 1995-06-22 JP JP7179469A patent/JPH099474A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006027436A (ja) * | 2004-07-16 | 2006-02-02 | Honda Motor Co Ltd | 燃料タンクのフィラーチューブ |
JP4690671B2 (ja) * | 2004-07-16 | 2011-06-01 | 本田技研工業株式会社 | 燃料タンクのフィラーチューブ |
JP2009005490A (ja) * | 2007-06-21 | 2009-01-08 | Kanaflex Corporation | 電線保護管 |
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