JPH0724897Y2 - 電線保護管 - Google Patents

電線保護管

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JPH0724897Y2
JPH0724897Y2 JP1986149950U JP14995086U JPH0724897Y2 JP H0724897 Y2 JPH0724897 Y2 JP H0724897Y2 JP 1986149950 U JP1986149950 U JP 1986149950U JP 14995086 U JP14995086 U JP 14995086U JP H0724897 Y2 JPH0724897 Y2 JP H0724897Y2
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JP
Japan
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wire
tube
electric wire
protection tube
tube body
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JP1986149950U
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JPS6355726U (ja
Inventor
正司 宮村
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Toyox Co Ltd
Original Assignee
Toyox Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は電線又は光ファイバー等のケーブルを保護する
管体の改良に関する。
(従来の技術とその問題点) 従来、各種機械に接続する電線や、光ファイバー等のケ
ーブルを保護する保護管として第4図に示す如きものが
ある。
この保護管(A′)は本願出願人が出願中のものであり
(実願昭61-109988号)、軟質合成樹脂から成る管本体
(31)の内面に硬質合成樹脂の線材(32)を螺旋状に巻
装すると共に、線材(32)の一半部を管本体(31)に埋
設一体化し、他半部を管内方へ突出させて構成したもの
である。
上記保護管(A′)は硬質な線材(32)によって管の保
形性を高めると共に、管内に挿通させる電線,光ファイ
バー等と管内面とを点接触させて両者の接触抵抗を減少
せしめ、スムーズに通線できる様にしたものである。
しかし、この保護管(A′)は、線材(32)の一半部を
管本体(31)に埋設して両者(31),(32)の結合を強
固にしているので、管本体(31)の肉厚を線材(32)の
半径より厚くする必要があり、管の軽量化や、屈曲性の
向上などの理由から管本体(31)の肉厚を出来るだけ薄
くしたい場合にはあまり適してはいない。
(技術的課題) 本考案の技術的課題は、管本体内面に、線材を螺旋状に
巻装した上で、管本体の肉厚を薄く出来る様にすること
である。
(技術的課題を解決する為の手段) 本考案が前記技術的課題を解決するために講ずる手段
は、軟質合成樹脂材によって内外面が平坦な管本体を形
成し、その管本体の内面に、硬質合成樹脂材によって断
面半円形若しくは断面三角形に形成され且つその平坦面
を外面側にして螺旋状に形成して成る線材のその平坦面
を当接させて接着すると共に、滑り剤をコーティングし
たことである。
(作用) 以上の手段によれば、線条材は管本体の内面に接着し、
同管本体を断面円形に保形して、潰れに対する剛性を高
める。
電線保護管に曲げる力が加わると、螺旋状の線材は、曲
げに対して内側の間隔が狭まると共に外側の間隔が広が
って屈曲変形する。
そして、電線保護管内に電線コード等を挿通すると、該
電線と内面側の線材とは一定間隔を置いて点接触し、両
者の接触抵抗を低減すると共に、管本体内面にコーティ
ングされた滑り剤によって通線抵抗は一層低減する。
(効果) 本考案は以上の如く、管本体の内面に、断面半円形若し
くは断面三角形を呈する線材の平坦面を当接させて接着
固定したので、線材と管本体とを強固に一体化出来、そ
れにより従来の保護管の如く管本体に線材の一半部を埋
設するだけの肉厚を確保する必要が無くなり、従って管
本体の肉厚を所望の肉厚まで支障なく薄くすることがで
き、従来の保護管と同様にスムーズな通線性能を保持し
ながら管の軽量化や屈曲性の向上を図ることができる。
又、上記線材の平坦面を内外面が平坦である管本体の内
面に接着しているため、内部に螺旋状の線材を配設した
管でありながら、管本体の肉厚を薄くしても外表面が凹
凸状にならずにその平坦性を維持し得、管本体の端末に
取り付けられるジョイントの挿入性を何ら損なうことが
ないと共に、該ジョイントと管本体とのシール処理も確
実に行うことが出来る。
更に、管本体の内面に滑り剤をコーティングしたので、
電線やケーブル等の通線抵抗を一層減少させ、よりスム
ーズな通線性を発揮することができる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図及び第2図に示した電線保護管(A)は、管本体
(1)の内面に線材(2)を巻装して構成している。
管本体(1)は軟質合成樹脂、例えば塩化ビニル樹脂,
ゴム質合成樹脂,ポリウレタン樹脂等の樹脂によって所
定の肉厚で内外面が平坦な円管状に成形されている。こ
の管本体(1)の内周面には塩化ビニル樹脂,ナイロン
樹脂,ポリプロピレン樹脂,ポリエチレン樹脂等の硬質
合成樹脂から成る断面半円形の線材(2)を所定のピッ
チにて螺旋状に巻装すると共に、同線材(2)の平坦面
を管本体(1)内面に接着する。
上記構成の電線保護管(A)は、線材(2)を管本体
(1)の内面にそのまま接着したので、従来の保護管の
様に、管本体に線材の一半部を埋設するでけの肉厚を確
保させる必要がなく、管本体(1)の肉厚を所望の肉厚
まで支障なく薄くすることが可能なものである。
又、電線保護管(A)の内面には断面半円形の線材
(2)における曲面側が螺旋状に突出し、通線の際には
電線保護管(A)内部に通線する電気コード,ケーブル
等(B)と電線保護管(A)内面の線材(2)の各頂点
部とが、線材(2)のピッチと同じ間隔を置いて点接触
するので、両者(B),(2)の接触面積が小さくな
り、更に、その線材(2)が硬質合成樹脂であるために
接触時の摩擦抵抗が減少するものである。
そして、外部から加わる圧力は硬質で丈夫な線材(2)
によって受け持ち、管が潰れない様に保形する。また、
線材(2)は上記の如く硬質なるも、螺旋状に巻装して
いるので曲げ方向への変形が自由であり、肉薄状に出来
る管本体(1)と相俟って、電線保護管(A)は自在に
曲げることができる優れた可撓性を具備するものであ
る。
更に、電線保護管(A)は、内面にシリコン,ポリエチ
レングリコール等の滑り剤(3)を吹付け若しくは塗布
等の手段でコーティングしたもので、これによって通線
性を一層向上させるものである。
尚、線材(2)と管本体(1)とは熱融着によって接着
するか、或いは接着剤によって接着することができる。
又、線材(2)のピッチは電線保護管(A)が必要とす
る外部からの圧力に対する剛性や可撓性に応じて変化さ
せるものであり、しかも、線材(2)の断面形状も管本
体(1)内面への接着が容易で、且つ接触抵抗を減少さ
せるものとして断面三角形のものでも良い。
更に、前示実施例における管本体(1)は軟質合成樹脂
の単体で形成されているが、該管本体(1)は第3図に
示すように、その肉厚内に縦糸(4)を軸方向に沿い埋
設して管本体(1)の伸びを防止するようにしても良い
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す一部切欠正面図、第2
図は第1図のII−II線断面図、第3図は他の実施例を示
す一部切欠正面図、第4図は従来構成の電線保護管を示
す一部切欠正面図である。 図中、A:電線保護管 B:電線、光ファイバー等 1:管本体 2:線材 3:滑り剤

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】軟質合成樹脂材によって内外面が平坦な管
    本体を形成し、その管本体の内面に、硬質合成樹脂材に
    よって断面半円形若しくは断面三角形に形成され且つそ
    の平坦面を外面側にして螺旋状に形成して成る線材のそ
    の平坦面を当接させて接着すると共に、滑り剤をコーテ
    ィングしたことを特徴とする電線保護管。
JP1986149950U 1986-09-29 1986-09-29 電線保護管 Expired - Lifetime JPH0724897Y2 (ja)

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JP1986149950U JPH0724897Y2 (ja) 1986-09-29 1986-09-29 電線保護管

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JP1986149950U JPH0724897Y2 (ja) 1986-09-29 1986-09-29 電線保護管

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Publication Number Publication Date
JPS6355726U JPS6355726U (ja) 1988-04-14
JPH0724897Y2 true JPH0724897Y2 (ja) 1995-06-05

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JP1986149950U Expired - Lifetime JPH0724897Y2 (ja) 1986-09-29 1986-09-29 電線保護管

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5289717U (ja) * 1975-12-27 1977-07-05
JPS5422222U (ja) * 1977-07-18 1979-02-14
JPS56125579U (ja) * 1980-02-26 1981-09-24

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6355726U (ja) 1988-04-14

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