JPH0990615A - 反射防止膜材料及びパターン形成方法 - Google Patents

反射防止膜材料及びパターン形成方法

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JPH0990615A
JPH0990615A JP28428195A JP28428195A JPH0990615A JP H0990615 A JPH0990615 A JP H0990615A JP 28428195 A JP28428195 A JP 28428195A JP 28428195 A JP28428195 A JP 28428195A JP H0990615 A JPH0990615 A JP H0990615A
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JP
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antireflection film
group
layer
fluorine
resist
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JP28428195A
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English (en)
Inventor
Junji Tsuchiya
純司 土谷
Satoshi Watanabe
聡 渡辺
Katsuya Takemura
勝也 竹村
Shigehiro Nagura
茂広 名倉
Toshinobu Ishihara
俊信 石原
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Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Publication date
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 微細で寸法精度及び合わせ精度が高く、簡便
で生産性が高く、再現性良くレジストパターンを形成
し、安価で、環境に安全な反射防止膜材料及びパターン
形成方法を提供する。 【解決手段】 基盤上に形成したフォトレジスト層上に
形成され、露光後に溶剤除去される透明な反射防止膜を
形成する反射防止膜において、水に可溶なフッ素系樹脂
を主成分とすることを特徴とする反射防止膜材料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路の
製造などにおいて、特にフォトリソグラフィーのパター
ン形成時に使用されるフォトレジスト層形成に際し、フ
ォトレジスト層上に反射防止膜層を積層し、フォトレジ
スト層内で照射光と基板からの反射光が干渉するために
生じるパターン寸法精度の低下及びフォトレジスト層表
面における酸の失活によるレジストパターン形状の劣化
を防ぎ、微細加工を可能にし得る反射防止膜材料及びレ
ジストパターン形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】LSI
の高集積化と高速度化に伴い、パターンルールの微細化
が求められているなか、更なる微細化梓術の開発が急務
となっている。
【0003】このような背景により、次世代の微細加工
技術として遠紫外線リソグラフィーが有望視されてい
る。遠紫外線リソグラフィーは、0.3〜0.4μmの
加工も可能であり、光吸収の小さいレジストを用いた場
合、基板に対して垂直に近い側壁を有したパターン形成
が可能になる。また、一括にパターン転写することがで
きるために、電子線リソグラフィーよりもスルートップ
の点で有利であり、近年、遠紫外線の光源として高輝度
なKrFエキシマレーザーを利用する技術が注目されて
いる。
【0004】ところが、遠紫外線光、特にKrFエキシ
マレーザーのような単色光を用いると、基板材料のシリ
コンもしくはその他の材料で反射率が高いため、透明性
の高いフォトレジスト層の場合、入射光と基板からの反
射光の干渉作用が生じる。この干渉作用が、レジスト層
の膜厚に対してパターン寸法を変動させるため、パター
ン寸法の精度を低下させてしまう。特に基板に凹凸があ
る場合、段差部分でレジスト層の膜厚が大きく変わるの
で光の干渉の影響を受け、レジスト層の寸法精度が低下
してしまい、正確なサイズにパターン加工できなくな
る。さらに、合わせ露光のためのアライメントマークの
寸法精度も低下し、合わせ精度の低下につながるといっ
た問題も生じる。
【0005】また、化学増幅型レジスト材料は、遠紫外
線、電子線、X線リソグラフィーを行なった際、露光か
らPEB(Post Exposure Bake)ま
での放置時間が長くなると、ポジ型レジスト材料の場合
を例に採ると、パターン形成した際にラインパターンが
T−トップ形状になる、即ちパターン上部が太くなると
いう問題[PED(Post Exposure De
lay)と呼ぶ]がある。これはレジスト表面の溶解性
が低下するためと考えられ、実用に供する場合の大きな
欠点となっている。このため、リソグラフィー工程での
寸法制御を難しくし、ドライエッチングを用いた基板加
工に際しても寸法制御性を損ねるのである[W.Hin
sberg,et al.,J.Photopoly
m.Sci.Technol.,6(4),535−5
46(1993)./T.Kumada,et a
l.,J.Photopolym.Sci.Techn
ol.,6(4),571−574(1993)./畠
中他,1994年春期応用物理学会関連予行集,p56
7,29p,MB−2参照]。
【0006】化学増幅型レジスト材料において、PED
の問題の原因は、環境依存性、即ち空気中の塩基性化合
物が大きく関与していると考えられている。ポジ型レジ
スト層の場合、露光により発生したレジスト表面の酸は
空気中の塩基性化合物と反応して失活するため、PEB
までの放置時間が長くなればそれだけ失活する酸の量が
増加し、酸不安定基の分解が起こりにくくなる。そのた
め表面の難溶化層が形成され、パターンがT−トップ形
状となってしまうのである。
【0007】そこで、基板表面の凹凸によって生じる上
記問題点を解決したパターン形成法として、多層レジス
ト法(特開昭51−10775号公報等)、レジスト下
層に反射防止膜を形成するARC法(特開昭59−93
448号公報等)、レジスト上層に反射防止膜を形成す
るARCOR法(特開昭62−62520号、6252
1号公報等)などが提案されている。
【0008】しかし、多層レジスト法は、レジスト層を
2層又は3層形成した後、パターン転写を行うことによ
ってマスクとなるレジストパターンを形成する方法なの
で、工程数が多くなり生産性が悪くなる一方、中間層か
らの光反射によって寸法精度が低下するという問題点が
ある。
【0009】また、ARC法は、レジスト層の下部に形
成した反射防止膜をエッチングする方法であるため、寸
法精度の低下が大きく、エッチング工程が増えるため生
産性も悪くなるという問題がある。
【0010】これに対し、ARCOR法は、レジスト層
の上部に反射防止膜を形成し、露光後剥離する工程を含
む方法であり、簡便かつ微細で、寸法精度及び合わせ精
度が高いレジストパターンを形成することができる方法
である。
【0011】即ち、特開昭62−62520号公報の場
合では、反射防止膜としてパーフルオロアルキルポリエ
ーテル、パーフルオロアルキルアミン等のパーフルオロ
アルキル化合物などの低屈折率を有する材料を用いるこ
とによって、レジスト層−反射防止膜界面における反射
光を大幅に低減させ、このことによってレジスト像のパ
ターン寸法の変動量をレジスト単層に比べ1/3に抑え
るものである。
【0012】しかしながら、上記パーフルオロアルキル
化合物は、有機溶剤に対する溶解性が低いことから塗布
膜厚を制御するためにフロン等のフッ素系の希釈液で希
釈しなければならず、上記パーフルオロアルキル化合物
を含む反射防止膜を除去する際に再度フロン等を用い
る。ここで、フロンは下層レジストとの相互混和(イン
ターミキシング)を引き起こさないものの、環境保護の
観点から現在その使用が問題となっている。更に、工程
数が増え、非常に高価な溶剤を使用するため工業的に不
経済であるといった問題も有している。
【0013】また、特開昭62−62521号公報の場
合では、反射防止膜材料として水溶性である多糖類を用
いることによって、レジスト層−反射防止膜界面でのイ
ンターミキシングを起こすことなく、更に反射防止膜の
除去を現像工程と共用できるのでプロセス的にも問題が
なくしかも簡便であるというものである。
【0014】しかしながら、上記多糖類は上記パーフル
オロアルキル化合物に比べ屈折率が低くないためにパタ
ーン寸法の変動量がレジスト単層に比べ2/3しか抑え
ることができず、満足できるものではない。
【0015】更に、特開平5−188598号公報記載
の方法は、反射防止膜材料として水又は水性アルカリ溶
液中に可溶性若しくは分散性であるフィルム形成性ポリ
マーバインダーと水又は水性アルカリ溶液中に可溶性若
しくは分散性である低屈折率のフルオロカーボン化合物
との2成分系で構成され、ジアゾナフトキノン化合物を
用いた汎用レジストの反射防止膜材料として効果を発揮
しているが、ここで用いられているフルオロカーボン化
合物が全てアンモニウム塩を有していることから、化学
増幅型レジスト表面の酸の失活を引き起こし、上記PE
Dの問題を解決することができない。
【0016】そこで、特開平6−118630号公報記
載の方法では、反射防止膜材料として水溶性膜形成成分
が固形分中90重量%以上とプロトン発生物質が固形分
中10重量%以下で構成されているが、上記特開昭62
−62521号公報の欠点と同様に、屈折率が低くない
ために化学増幅型レジストの反射防止膜材料としての機
能に欠け、しかもプロトン発生物質の例として挙げられ
ている水溶性の無機酸や分子量の小さい有機酸を固形分
中10重量%以上加えると酸の供給過剰によるパターン
プロファイルの劣化が起こり、更にプロトン発生物質の
例として挙げられているアンモニウム弱酸塩により化学
増幅型レジスト表面の酸の失活を引き起こし、上記PE
Dの問題を解決することができない。
【0017】また、特開平6−148896号公報記載
の方法は、反射防止膜材料としてポリビニルピロリドン
単独重合体とフッ素含有有機酸アンモニウム塩で構成さ
れ、しかも汎用レジストのみの実施しかしておらず、特
開平5−188598号公報の欠点と同様に上記化学増
幅型レジスト材料のPEDの問題を解決するものではな
い。更にポリピニルピロリドン単独重合体であることか
ら、疎水性を有するユニットがないためにレジスト膜上
での成膜性が悪く、屈折率も高いという欠点を有してい
る。
【0018】本発明は上記事情に鑑みなされたもので、
微細で寸法精度及び合わせ精度が高く、簡便で生産性が
高く、再現性良くレジストパターンを形成し、安価で、
環境に安全な反射防止膜材料及びパターン形成方法を提
供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明者は、上記目的を達成するために鋭意検討した結
果、フロンのような溶剤を用いないで水に容易に溶解可
能で低屈折率の下記一般式(1)〜(3)で示されるフ
ッ素原子を有するビニルモノマーとカルボキシル基、ス
ルホ基といった親水性基を有するビニルモノマーとの共
重合体よりなるフッ素樹脂を反射防止膜材料に用いるこ
とにより、入射光の損失無しにレジスト層表面での反射
光を低減し、かつレジスト層での光多重干渉によるパタ
ーン寸法の変動量をレジスト単層に比べ1/2以下に抑
えることができ得ることを知見した。
【0020】
【化2】 (式中、R、Rはそれぞれ水素原子又はフッ素原
子、Rは水素原子、フッ素原子、メチル基又はトリフ
ルオロメチル基、Rは−(CH(CF
又は−CR101112、Rは水素原子、メチル
基、カルボキシル基、Rは水素原子、メチル基、カル
ボキシル基、−CHCOOH、Rはカルボキシル
基、スルホ基、−C(=O)YR13COOH、−C
(=O)YR13SOH、Rは水素原子又はメチル
基、Rは水素原子又は炭素数1〜6の直鎖もしくは分
岐状のアルキル基、R10〜R12は水素原子、フッ素
原子、トリフルオロメチル基でR10〜R12のうち少
なくとも2つはフッ素原子あるいはトリフルオロメチル
基、R13は炭素数1〜6の直鎖もしくは分岐状のアル
キレン基である。また、Xは水素原子、フッ素原子、Y
は−O−、−NH−であり、aは0〜2、bは1〜8、
cは2〜5の整数、mとnの比はm:n=1:9〜9:
1である。)
【0021】また、上記一般式(1)〜(3)のフッ素
系樹脂にフッ素含有有機酸又はフッ素含有有機酸のアミ
ン塩を少なくとも1種以上加えることにより更に屈折率
を下げることができ、かつ、上記一般式(1)〜(3)
で示されるフッ素系樹脂のスルホ基及び/又はフッ素含
有有機酸により空気中の塩基中の塩基性化合物をトラッ
プしてPEDの問題を解決することができる。
【0022】ここで、フッ素含有有機酸のアミン塩は、
例えばスルホ基のような強酸基を有するフッ素系樹脂と
組み合わせることによりレジスト表面の酸を失活させる
ことなく、保護膜の屈折率を下げることができる。しか
もこれらは分子量が大きいためにレジスト層中に拡散し
にくく、パターンプロファイルのレジスト層の劣化の問
題を解決し得る化学増幅型レジスト上層の保護膜として
も有用であることを知見し、本発明をなすに至った。
【0023】即ち、上記式(1)〜(3)で示される共
重合体からなるフッ素系樹脂を用いて膜形成をした場
合、低屈折率(屈折率;約1.50以下)となり、この
膜をレジスト層の上層とすると光の反射率を大幅に低減
することができるので、レジスト像の寸法精度を向上さ
せることができる上、レジスト層での光多重干渉による
パターン寸法の変動量をレジスト単層に比べ1/2以下
に抑えることができる。
【0024】また、一般的なフッ素系樹脂は撥水性を有
し、フロンのような特殊な溶媒にしか溶解しないのに対
して、上記式(1)〜(3)で示されるフッ素系樹脂
は、カルボキシル基、スルホ基といった親水性基を有す
るため水に容易に溶解する。従って、反射防止膜形成を
安全かつ安価な水で容易に行うことができ、しかも反射
防止膜の除去に際しても水を用いて容易かつ完全に行う
ことができる。更に、上記式(1)〜(3)で示される
樹脂は、レジスト層の現像に用いられるアルカリ水溶液
にも容易に溶解するため、アルカリ水溶液によるレジス
ト層の現像と反射防止膜層の除去を同時に行うことが可
能であり、パターン形成工程を短縮することができる。
【0025】従って、本発明の反射防止膜材料は、これ
をフォトレジスト層上に積層して反射防止膜層を形成す
ることにより、フォトレジスト層表面における酸の失活
によるレジストパターン形状の劣化を防ぐことができ、
しかもレジスト層−反射防止膜界面でのインターミキシ
ングを起こすことがなく、プロセス工程も問題なく、環
境に安全であるものである。
【0026】以下、本発明につき更に詳しく説明する
と、本発明は、基板上に形成したフォトレジスト層上に
形成され、露光後に溶剤で除去される透明な反射防止膜
を形成する反射防止膜材料において、下記一般式(1)
〜(3)で示される水に可溶なフッ素系樹脂を主成分と
する反射防止膜材料を提供するものである。
【0027】
【化3】 (式中、R、Rはそれぞれ水素原子又はフッ素原
子、Rは水素原子、フッ素原子、メチル基又はトリフ
ルオロメチル基、Rは−(CH(CF
又は−CR101112、Rは水素原子、メチル
基、カルボキシル基、Rは水素原子、メチル基、カル
ボキシル基、−CHCOOH、Rはカルボキシル
基、スルホ基、−C(=O)YR13COOH、−C
(=O)YR13SOH、Rは水素原子又はメチル
基、Rは水素原子又は炭素数1〜6の直鎖もしくは分
岐状のアルキル基、R10〜R12は水素原子、フッ素
原子、トリフルオロメチル基でR10〜R12のうち少
なくとも2つはフッ素原子あるいはトリフルオロメチル
基、R13は炭素数1〜6の直鎖もしくは分岐状のアル
キレン基である。また、Xは水素原子、フッ素原子、Y
は−O−、−NH−であり、aは0〜2、bは1〜8、
cは2〜5の整数、mとnの比はm:n=1:9〜9:
1である。)
【0028】上記式(1)〜(3)のフッ素系樹脂は、
上記Aの屈折率を低下させるフッ素原子含有ユニットと
上記Bの水及びアルカリ水溶液に溶解するための親水性
ユニットからなり、Aユニットモノマーとしては下記の
ものが挙げることができる。
【0029】
【化4】
【0030】一方、Bユニットモノマーとしてはアクリ
ル酸、メタクリル酸、イタコン酸、マレイン酸、ビニル
スルホン酸、2−アクリルアミド−2−メチルプロパン
スルホン酸等が挙げられ、フッ素原子含有ユニットAと
親水性ユニットBとの存在比を示すmとnの比は1:9
〜9:1である。
【0029】ここで、上記式(1)〜(3)のフッ素樹
脂の屈折率は、248nmの波長光で1以上1.5以下
であることが望ましく、そのためには共重合体に占める
フッ素原子の重量は30重量%以上であることが望まし
く、更に水及びアルカリ水溶液に可溶となるには30〜
60重量%が望ましいため、この範囲になるようにmと
nの比を調整することが好ましい。
【0030】また、フッ素原子含有ユニットAの炭素
数、フッ素数が多くなるほど疎水性の性質が強くなるた
めに水及びアルカリ水溶液に可溶となるにはnが大きい
ことが望ましい。例えばRがテトラフルオロプロピル
基の場合では、m:n=8:2〜6:4の範囲が溶解
性、屈折率両方の面で最適であるのに対して、Rがヘ
プタデカフルオロデシル基の場合では、m:n=7:3
〜5:5の範囲が最適となる。いずれの場合もmの比率
が上記範囲を超えると水及びアルカリ水溶液に不溶また
は難溶となる場合があり、mの比率が上記範囲未満であ
ると十分に低い屈折率が得られない場合がある。また、
AユニットモノマーとしてCH=C(CH)COO
(CHNHOS(CFCFのような分
子内に極性基であるスルホンアミド基があるモノマーを
用いた場合、水溶性が高まり上記の組成よりもmが若干
多くても水及びアルカリ水溶液に可溶である。
【0031】本発明の反射防止膜材料の主成分である上
記(1)〜(3)のフッ素系樹脂は、フッ素原子含有ビ
ニルモノマーとカルボキシル基、スルホ基を有するビニ
ルモノマーとの一般的なラジカル重合の方法等を用いて
容易に合成することができる。
【0032】上記式(1)〜(3)のフッ素系樹脂は、
その数平均分子量が1,000〜1,000,000で
あることが好ましく、特に2,000〜20,000と
するとより好適である。数平均分子量が1,000未満
であると成膜性が悪くなる場合があり、1,000,0
00を越えるとフッ素系樹脂の溶解性が低下し、水に可
溶なフッ素系樹脂を得るのが困難になる場合がある。
【0033】本発明においては、上述したように、更に
フッ素含有有機酸及びそのアミン塩の少なくとも1種を
配合することが好ましい。かかる有機酸やそのアミン塩
としては下記のものを挙げることができる。
【0034】
【化5】 (式中、pは4〜15の整数、qは1〜10の整数であ
る。R10〜R12は水素原子又は炭素数1〜8のアル
キル基であり、例えばメチル基、エチル基、イソプロピ
ル基が好ましい。また、R10〜R12は互いに同一で
も異なっていてもよい。)
【0035】本発明において、フッ素系樹脂及びフッ素
含有有機酸又はそのアミン塩からなる固形分の配合量
は、水溶性層の膜厚を300〜3,000Å(0.03
〜0.3μm)に設定するために、全体の1〜30重量
%、特に2〜15重量%が望ましい。固形分の配合量が
1重量%に満たないと膜厚が300Åより薄くなり、反
射防止効果及びPED保護効果が得られなくなる場合が
あり、30重量%を越えると膜厚が3,000Åより厚
くなり、剥離工程時の負担が大きくなり好ましくない。
【0036】更に、本発明の水溶性膜材料は、フッ素系
樹脂を固形分中40〜100重量%、好ましくは60〜
100重量%、フッ素含有有機酸又はそのアミン塩を固
形分中0〜60重量%、好ましくは0〜50重量%、更
に好ましくは10〜40重量%含有してなる混合水溶液
である。フッ素系樹脂が40重量%に満たないと相溶性
及び成膜性が悪くなる場合がある。フッ素系有機酸は反
射防止膜の248nmでの屈折率を1.5以下にするの
に必要な量だけ添加すればよく、フッ素含有水溶性ポリ
マーの屈折率が1.5以下である場合は添加しなくても
よい。
【0037】なお、本発明の反射防止膜材料は化学増幅
型レジスト材料の反射防止膜として又は保護膜として機
能するが、ジアゾナフトキノン化合物等を用いた汎用レ
ジスト層の反射防止膜としても使用することができる。
【0038】本発明の反射防止膜材料を用いたレジスト
パターンを形成するには、公知の方法を採用することが
でき、例えば図1に示すリソグラフィー工程により行う
ことができる。まず、ケイ素ウエハー等の基板1上にス
ピンコート等の方法でフォトレジスト層2を形成し、こ
のフォトレジスト層2の上に本発明の反射防止膜材料を
スピンコート等の方法で塗布して反射防止膜層3を形成
し、反射防止膜層3に波長190〜500nmの紫外線
もしくはエキシマレーザー4を縮小投影法により所望の
パターン形状に露光し、即ち図1(c)においてA部分
を露光し、アルカリ現像液を用いて反射防止膜層の除去
及び現像を同時に行う方法によりレジストパターン5を
形成することができる。なお、露光後、水を用いて反射
防止膜層3を除去した後、アルカリ水溶液を用いて現像
を行うこともできるが、この方法は、レジストパターン
形成の工程が煩雑になるため、レジストパターン形成方
法としてはアルカリ水溶液を用いて反射防止膜の除去及
び現像を同時に行う方法がより好ましい。
【0039】この場合、反射防止膜層3は、300〜
2,000Åの厚さ、特に248nmの露光光の場合4
20Å、1270Å程度の厚さに形成することが好まし
い。
【0040】図1に示した例においてはフォトレジスト
層2としてポジ型レジストを用いたのでB部分がレジス
トパターンとして残るが、フォトレジストとしては所定
波長の光に対して所定レベルのコントラスト閾値を示す
ものであればポジ型、ネガ型のいずれも使用することが
できる。
【0041】ここで、本発明の反射防止膜材料による反
射防止膜の光散乱低減効果について図2,3を参照して
説明すると、図2に示すように、基板1にレジスト層2
を形成しただけでは、入射光Iが空気−レジスト層界
面でかなりの反射(Ir1)が起こり、入射光量が損失
すると共に、レジスト層2内に入った光がレジスト層−
基板界面で反射(Ir2)し、この反射光Ir2がレジ
スト層−空気界面で再度反射(Ir3)することが繰り
返されるため、レジスト層で光多重干渉が生じる。
【0042】これに対し、図3に示すように、レジスト
層2上に本発明の反射防止膜層3を形成することによ
り、入射光Iの空気−反射防止膜層界面での反射光I
r4、反射防止膜層−レジスト界面での反射光Ir5を
低減し得る。このように、反射光Ir4,Ir5を低減
し得るので入射光量の損失が減少し、また反射光Ir6
とIr7は光の位相が逆であるので互いに弱め合い、レ
ジスト層2内での光多重干渉が抑制される。
【0043】即ち、反射防止の原理から、レジストの露
光光に対する屈折率をn、露光光の波長をλとすると、
反射防止膜の屈折率n’を√n、その膜厚をλ/4n’
の奇数倍に近付けるほど、この反射防止の反射率(振幅
比)は低減する。
【0044】従って、例えば化学増幅レジスト材料とし
て、波長248nmでの屈折率が約1.78であるポリ
ヒドロキシスチレン系の材料と同じ波長での屈折率が約
1.43である本発明の反射防止膜材料を用いて、波長
248nmのKrFエキシマレーザーによってパターン
形成すると約430Aの奇数倍が反射防止膜の最適膜厚
となる。かかる場合において上記反射光の低減効果、光
多重干渉効果が有効に発揮されるものである。
【0045】
【発明の効果】本発明の反射防止膜材料は、入射光の損
失無しにレジスト層表面での反射光を低減し、かつレジ
スト層での光多重干渉によるパターン寸法の変動量を低
減する反射防止膜を形成する材料として又は保護膜材料
として有用である。
【0046】
【実施例】以下、合成例、実施例及び比較例を示して本
発明を具体的に説明するが、本発明は下記実施例に制限
されるものではない。
【0047】〔合成例1〕ポリ(フッ化ビニリデン−c
o−2−アクリルアミド−2−メチル−1−プロパンス
ルホン酸)(樹脂1)の合成 オートクレーブに2−アクリルアミド−2−メチルプロ
パンスルホン酸20.7g及び溶媒としてメタノール2
50g、触媒としてtert−ブチルパーオキシ−2−
エチルヘキサノエート2.4g加えた。およそ15分間
よく撹拌しながら乾燥窒素をバブリングさせ、脱気を行
った後、系を密閉した。フッ化ビニリデン約60gを系
に添加し、よく撹拌しながら80℃に加熱して、6〜7
時間重合を行った。次に、十分に反応系を冷却して重合
を停止した後、得られた反応溶液をヘキサン中に注ぎ込
み、樹脂を単離した。更に、再沈殿、洗浄を繰り返して
精製し、ポリ(フッ化ビニリデン−co−2−アクリル
アミド−2−メチル−1−プロパンスルホン酸)78.
0gを得た。得られた樹脂の組成はH−NMR、元素
分析で確認した。フッ化ビニリデンと2−アクリルアミ
ド−2−メチル−1−プロパンスルホン酸の組成比はお
よそ9:1であった。
【0048】[合成例2]ポリ(フッ化ビニリデン−c
o−アクリル酸)(樹脂2)の合成 重合するモノマーとして2−アクリルアミド−2−メチ
ル−1−プロパンスルホン酸の代わりにアクリル酸7.
2gを使用したほかは合成例1と同様の方法で共重合を
行い、ポリ(フッ化ビニリデン−co−アクリル酸)6
5.2gを合成した。フッ化ビニリデンとアクリル酸の
組成比はおよそ9:1であった。
【0049】[合成例3]ポリ(1H,1H−ヘプタフ
ルオロブチルビニルエーテル−co−2−アクリルアミ
ド−2−メチル−1−プロパンスルホン酸)(樹脂3)
の合成 オートクレーブに1H,1H−ヘプタフルオロブチルビ
ニルエーテル226.0g、2−アクリルアミド−2−
メチルプロパンスルホン酸82.9g及び溶媒としてメ
タノール300g、触媒としてtert−ブチルパーオ
キシ−2−エチルヘキサノエート3.2g加えた。およ
そ15分間よく撹拌しながら乾燥窒素をバブリングさ
せ、脱気を行った後、系を密閉した。よく撹拌しながら
系を80℃に加熱して、6〜7時間重合を行った。次
に、合成法1と同様の方法でポリマーを単離、精製し、
ポリ(1H,1H−ヘプタフルオロブチルビニルエーテ
ル−co−2−アクリルアミド−2−メチル−1−プロ
パンスルホン酸)170.5gを得た。1H,1H−ヘ
プタフルオロブチルビニルエーテルと2−アクリルアミ
ド−2−メチル−1−プロパンスルホン酸の組成比はお
よそ5:5であった。
【0050】[合成例4]ポリ(N−(β−アクリロキ
シエチル)パーフルオロオクタンスルホンアミド−co
−2−アクリルアミド−2−メチル−1−プロパンスル
ホン酸)(樹脂4)の合成 重合するモノマーとしてN−(β−アクリロキシエチ
ル)パーフルオロオクタンスルホンアミド179.1
g、2−アクリルアミド−2−メチル−1−プロパンス
ルホン酸41.5g及び溶媒としてメタノール660
g、触媒としてtert−ブチルパーオキシ−2−エチ
ルヘキサノエート6.6gを使用したほかは合成例3と
同様の方法で共重合を行い、ポリN−(β−アクリロキ
シエチル)パーフルオロオクタンスルホンアミド−co
−2−アクリルアミド−2−メチル−1−プロパンスル
ホン酸)219.5gを合成した。N−(β−アクリロ
キシエチル)パーフルオロオクタンスルホンアミドと2
−アクリルアミド−2−メチル−1−プロパンスルホン
酸の組成比はおよそ6:4であった。
【0051】[実施例1]反射防止膜材料として、合成
例1で合成した樹脂1の3.0%水溶液を用い、図1に
示すリソグラフィー工程に従ってレジストパターンを形
成した。まず、ケイ素ウエハー等からなる基板1にSE
PR−X04(信越化学工業(株)社製、ポジ型レジス
ト)をスピンコート後プリベーク(100℃、90秒)
を行いレジスト層2を形成し(図1(a))、次にレジ
スト層2上に上記反射防止膜材料をスピンコートして反
射防止層3を膜厚420Åもしくは1,270Åで形成
し(図1(b))、縮小投影法によりA部分に選択的に
248nmのKrFエキシマレーザー光4を露光した
(図1(c))。このウエハーを所定時間放置した後、
熱処理を行った(90℃、90秒)。次に、アルカリ現
像液を用いて反射防止膜層の除去及び現像を同時に行
い、レジストパターン5を形成した(図1(d))。得
られたレジストパターンは、フォトレジストとの界面に
おいてインターミキシングを起こすことなく、フォトレ
ジスト単層リソグラフィーではレジスト膜厚の変動にと
もなう約900Åあった0.30μmのライン寸法バラ
ツキを約400Åで低減することができた。また、レジ
ストパターン形状は露光からPEBまでの時間にかかわ
らず良好で、表面難溶層の形成といったレジストパター
ン形状の劣化は観察されなかった。
【0052】[実施例2]反射防止膜材料として、合成
例2で合成した樹脂2の3.0%水溶液を用い、実施例
1と同様の方法でレジストパターン形成を行った結果、
同様の結果が得られた。
【0053】[実施例3]反射防止膜材料として、合成
例3で合成した樹脂3の3.0%水溶液を用い、実施例
1と同様の方法でレジストパターン形成を行った結果、
同様の結果が得られた。
【0054】[実施例4]反射防止膜材料として、合成
例4で合成した樹脂4の3.0%水溶液を用い、実施例
1と同様の方法でレジストパターン形成を行った結果、
同様の結果が得られた。
【0055】[実施例5]反射防止膜材料として、ポリ
(テトラフルオロエチレン−co−2−アクリルアミド
−2−メチル−1−プロパンスルホン酸)(組成比8:
2)60重量%、EF−101((株)三菱マテリアル
社製、Perfluorooctanesulfoni
c acid)40重量%の固形分に対して5.0重量
%の水溶液を用い、実施例1と同様の方法でレジストパ
ターン形成を行った。得られたレジストパターンは、フ
ォトレジストとの界面においてインターミキシングを起
こすことなく、フォトレジスト単層リソグラフィーでは
レジスト膜厚の変動にともなう約900Åあった0.3
0μmのライン寸法バラツキを約300Åで低減するこ
とができた。また、レジストパターン形状は露光からP
EBまでの時間にかかわらず良好で、表面難溶層の形成
といったレジストパターン形状の劣化は観察されなかっ
た。
【0056】[実施例6]反射防止膜材料として、ポリ
(1H,1H−ヘプタフルオロブチルビニルエーテル−
co−2−アクリルアミド−2−メチル−1−プロパン
スルホン酸)(組成比4:6)60重量%、EF−10
1を40重量%の固形分に対して5.0重量%の水溶液
を用い、実施例5と同様の方法でレジストパターン形成
を行った結果、同様の結果が得られた。
【0057】[実施例7]反射防止膜材料として、ポリ
(N−(β−アクリロキシエチル)パーフルオロオクタ
ンスルホンアミド−co−2−アクリルアミド−2−メ
チル−1−プロパンスルホン酸)(組成比4:6)60
重量%、EF−101を40重量%の固形分に対して
5.0重量%の水溶液を用い、実施例5と同様の方法で
レジストパターン形成を行った結果、同様の結果が得ら
れた。
【0058】[実施例8]反射防止膜として、ポリ(N
−(β−アクリロキシエチル)パーフルオロオクタンス
ルホンアミド−co−2−アクリルアミド−2−メチル
−1−プロパンスルホン酸)(組成比4:6)60重量
%、C−5800((株)ダイキンファインケミカル研
究所製、9H−Hexadecafluoronona
nic acid)40重量%の固形分に対して5.0
重量%の水溶液を用い、実施例5と同様の方法でレジス
トパターン形成を行った結果、同様の結果が得られた。
【0059】[実施例9]反射防止膜として、ポリ(N
−(β−アクリロキシエチル)パーフルオロオクタンス
ルホンアミド−co−2−アクリルアミド−2−メチル
−1−プロパンスルホン酸)(組成比4:6)60重量
%、FC−93((株)住友3M社製、Ammoniu
m perfluorooctanesulfonat
e)40重量%の固形分に対して5.0重量%の水溶液
を用い、実施例5と同様の方法でレジストパターン形成
を行った結果、同様の結果が得られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の反射防止膜材料を用いたリソグラフィ
ー工程を説明する断面図である。
【図2】反射防止膜を形成しないレジスト層の光散乱状
態を説明する断面図である。
【図3】本発明の反射防止膜材料を用いたレジスト層の
光散乱状態を説明する断面図である。
【符号の説明】
1 基板 2 フォトレジスト層 3 反射防止膜層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 名倉 茂広 新潟県中頸城郡頸城村大字西福島28−1 信越化学工業株式会社合成技術研究所内 (72)発明者 石原 俊信 新潟県中頸城郡頸城村大字西福島28−1 信越化学工業株式会社合成技術研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基盤上に形成したフォトレジスト層上に
    形成され、露光後に溶剤で除去される透明な反射防止膜
    を形成する反射防止膜において、下記一般式(1)〜
    (3)で示される水に可溶なフッ素系樹脂を主成分とす
    ることを特徴とする反射防止膜材料。 【化1】 (式中、R、Rはそれぞれ水素原子又はフッ素原
    子、Rは水素原子、フッ素原子、メチル基又はトリフ
    ルオロメチル基、Rは−(CH(CF
    又は−CR101112、Rは水素原子、メチル
    基、カルボキシル基、Rは水素原子、メチル基、カル
    ボキシル基、−CHCOOH、Rはカルボキシル
    基、スルホ基、−C(=O)YR13COOH、−C
    (=O)YR13SOH、Rは水素原子又はメチル
    基、Rは水素原子又は炭素数1〜6の直鎖もしくは分
    岐状のアルキル基、R10〜R12は水素原子、フッ素
    原子、トリフルオロメチル基でR10〜R12のうち少
    なくとも2つはフッ素原子あるいはトリフルオロメチル
    基、R13は炭素数1〜6の直鎖もしくは分岐状のアル
    キレン基である。また、Xは水素原子、フッ素原子、Y
    は−O−、−NH−であり、aは0〜2、bは1〜8、
    cは2〜5の整数、mとnの比はm:n=1:9〜9:
    1である。)
  2. 【請求項2】 フッ素含有有機酸又はそのアミン塩を少
    なくとも1種以上含有してなることを特徴とする請求項
    1記載の反射防止膜材料。
  3. 【請求項3】 フォトレジスト膜上に請求項1又は2記
    載の反射防止膜材料を水に溶解して塗布することにより
    反射防止膜層を形成し、上記レジスト層を露光した後に
    アルカリ水溶液により反射防止膜層を除去すると同時に
    レジスト層の現像を行うことを特徴とするパターン形成
    方法。
  4. 【請求項4】 フォトレジスト膜上に請求項1又は2記
    載の反射防止膜材料を水に溶解して塗布することにより
    反射防止膜層を形成し、上記レジスト層を露光した後に
    水により反射防止膜層を除去し、次いでアルカリ水溶液
    によりレジスト層を除去することを特徴とするパターン
    形成方法。
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