JPH0989135A - 電磁方向切換弁およびそれを用いた車両走行回路 - Google Patents

電磁方向切換弁およびそれを用いた車両走行回路

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JPH0989135A
JPH0989135A JP25267795A JP25267795A JPH0989135A JP H0989135 A JPH0989135 A JP H0989135A JP 25267795 A JP25267795 A JP 25267795A JP 25267795 A JP25267795 A JP 25267795A JP H0989135 A JPH0989135 A JP H0989135A
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JP
Japan
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port
control valve
directional control
electromagnetic directional
land portion
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Application number
JP25267795A
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English (en)
Inventor
Toshihiro Naruse
俊博 成瀬
Tadamasa Kubo
忠正 久保
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1台の車両の左右の車輪を駆動するための2
系統の伝動閉回路の間に設けられ、1個でデフェレンシ
ャルモード、デフェレンシャルロックモードおよびアン
ロードモード3つのモードを実現でき、しかも通常走行
時の消費電力を節約できる電磁方向切換弁を提供する。 【解決手段】 この電磁方向切換弁30は4ポート3位
置を有する。この電磁方向切換弁30は、3位置のうち
の中立位置にあるとき、4ポートのうちの第1ポートP
1を第3ポートP3に、第2ポートP2を第4ポートP4
それぞれ連通させる2つの流路を形成する。また、一方
のオフセット位置aにあるとき、上記各ポートP1
2,P3,P4を閉鎖する。また、他方のオフセット位
置bにあるとき、第1ポートP1を第4ポートP4に、第
2ポートP2を第3ポートP3にそれぞれ連通させる2つ
の流路を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は電磁方向切換弁お
よびそれを用いた車両走行回路に関する。より詳しく
は、1台の車両に、油圧伝動装置(ハイドロスタティッ
ク・トランスミッション)として、油圧ポンプとこの油
圧ポンプによって駆動される油圧モータとを含む伝動閉
回路を2系統設け、上記車両の左右の車輪をそれぞれ上
記各伝動閉回路の油圧モータで駆動して制御する場合
に、デフェレンシャル、デフェレンシャルロック、アン
ロードの3つの機能を付与するために上記2系統の伝動
閉回路の間に設けられる電磁方向切換弁に関する。ま
た、上記2系統の伝動閉回路の間に、そのような電磁方
向切換弁を備えた車両走行回路に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、1台の車両に、油圧ポンプと、こ
の油圧ポンプによって駆動される油圧モータと、上記油
圧ポンプと油圧モータとの間で流体を循環させるための
配管とを含む油圧伝動装置としての伝動閉回路を2系統
設け、上記車両の左右の車輪をそれぞれ上記各伝動閉回
路の油圧モータで駆動する車両走行回路が実用化されて
いる。知られているように、このような車両走行回路で
は、車両の走行状態に応じてデフェレンシャルモード、
デフェレンシャルロックモード、アンロードモードの3
つのモードを実現しなければならない。すなわち、上記
各伝動閉回路の上記配管のうち、車両が前進するときに
高圧側となる方を前進側配管、車両が後進するときに高
圧側となる方を後進側配管と呼ぶものとすると、デフェ
レンシャルモードは上記2系統の伝動閉回路の前進側配
管同士、後進側配管同士を連通させて差動運転を行うモ
ードであり、デフェレンシャルロックモードはぬかるみ
等に入った場合に上記2系統の伝動閉回路を分離して両
車輪を互いに独立に動作させるモードであり、アンロー
ドモードは上記2系統の伝動閉回路を分離した上、各伝
動閉回路において前進側配管と後進側配管とを連通させ
るモードで、車両懸引などに使用するモードである。上
記デフェレンシャルモードは車両が通常の走行を行うと
きのモードであり、統計的にみると、車両運転時間のう
ち98%の時間はこのモードに設定される。
【0003】従来は、上記2系統の伝動閉回路の間に2
個の電磁方向切換弁を設けることによって、上記3つの
モードを実現していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ように上記2系統の伝動閉回路の間に2個の電磁方向切
換弁を設ける場合、回路全体が複雑化して、広い設置ス
ペースを要し、かつ重くなるという問題がある。また、
コストが高くつくという問題がある。
【0005】そこで、この発明の目的は、1台の車両の
左右の車輪を駆動するための2系統の伝動閉回路の間に
設けられ、1個で上記3つのモードを実現でき、しかも
通常走行時の消費電力を節約できる電磁方向切換弁を提
供することにある。また、上記2系統の伝動閉回路の間
にそのような電磁方向切換弁を備えて、回路全体を簡素
化して小型化、軽量化および低コスト化できる車両走行
回路を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の電磁方向切換弁は、4ポート3位
置を有する電磁方向切換弁であって、上記3位置のうち
の中立位置にあるとき、上記4ポートのうちの第1ポー
トを第3ポートに、第2ポートを第4ポートにそれぞれ
連通させる2つの流路を形成し、上記3位置のうち一方
のオフセット位置にあるとき、上記各ポートを閉鎖し、
上記3位置のうち他方のオフセット位置にあるとき、上
記第1ポートを上記第4ポートに、上記第2ポートを上
記第3ポートにそれぞれ連通させる2つの流路を形成す
ることを特徴とする。
【0007】この請求項1の電磁方向切換弁は、例えば
1台の車両の左右の車輪を駆動して制御するために、油
圧ポンプの両ポートと油圧モータの両ポートとをそれぞ
れ第1管路と第2管路で接続してなる第1伝動閉回路
と、この第1伝動閉回路と同一構成の第2伝動閉回路と
の間に設けられる。上記第1伝動閉回路の上記第1管路
が管路によって上記電磁方向切換弁の第4ポートに接続
され、上記第1伝動閉回路の上記第2管路が管路によっ
て上記電磁方向切換弁の第1ポートに接続され、上記第
2伝動閉回路の上記第1管路が管路によって上記電磁方
向切換弁の第2ポートに接続され、上記第2伝動閉回路
の上記第2管路が管路によって上記電磁方向切換弁の第
3ポートに接続されるものとする。
【0008】上記電磁方向切換弁は、中立位置にあると
き、上記4ポートのうちの第1ポートを第3ポートに、
第2ポートを第4ポートにそれぞれ連通させる2つの流
路を形成する。この結果、第1伝動閉回路の第2管路と
第2伝動閉回路の第2管路、第1伝動閉回路の第1管路
と第2伝動閉回路の第1管路とがそれぞれ連通する。し
たがって、上記車両走行回路はデフェレンシャルモード
となる。また、上記電磁方向切換弁は、一方のオフセッ
ト位置にあるとき、上記各ポートを閉鎖する。この結
果、第1伝動閉回路と第2伝動閉回路とは分離され、互
いに独立に動作する。したがって、上記車両走行回路は
デフェレンシャルロックモードとなる。さらに、上記電
磁方向切換弁は、他方のオフセット位置にあるとき、上
記第1ポートを上記第4ポートに、上記第2ポートを上
記第3ポートにそれぞれ連通させる2つの流路を形成す
る。この結果、第1伝動閉回路の第2管路と第1伝動閉
回路の第1管路、第2伝動閉回路の第1管路と第2伝動
閉回路の第2管路とがそれぞれ連通する。したがって、
上記車両走行回路はアンロードモードとなる。
【0009】このように、1個の電磁方向切換弁の切り
換えによって、上記車両走行回路についてデフェレンシ
ャルモード、デフェレンシャルロックモードおよびアン
ロードモードの3つのモードが実現される。したがっ
て、従来に比して、車両走行回路全体を簡素化して小型
化、軽量化および低コスト化を図ることが可能となる。
【0010】しかも、上記電磁方向切換弁が中立位置に
あるとき上記車両走行回路がデフェレンシャルモードに
なるので、例えば上記電磁方向切換弁を両ソレノイドス
プリングセンタ形として3位置を切り換えるようにした
場合に、通常走行時に設定されるデフェレンシャルモー
ドでソレノイドを励磁する必要がない。したがって、い
ずれかのオフセット位置でデフェレンシャルモードを実
現する場合に比して、通常走行時の消費電力を節約する
ことができる。
【0011】また、請求項2に記載の電磁方向切換弁
は、スプール穴を有する本体と、この本体の上記スプー
ル穴に摺動自在に嵌合して3位置を設定し得るスプール
とを備え、上記スプールは、一方から順に、第1ランド
部、第2ランド部、第3ランド部および第4ランド部を
有し、上記スプール穴の内壁には、上記一方から順に、
上記各ランド部とそれぞれ密に嵌合し得る第1嵌合部、
第2嵌合部、第3嵌合部および第4嵌合部が形成され、
かつ、上記第1嵌合部の上記一方の側に一端側第2ポー
トが、上記第1嵌合部と第2嵌合部との間に第3ポート
が、上記第2嵌合部と第3嵌合部との間に第1ポート
が、上記第3嵌合部と第4嵌合部との間に第4ポート
が、上記第4嵌合部の他方の側に上記一端側第2ポート
に通じる他端側第2ポートがそれぞれ開口し、上記3位
置のうち一方のオフセット位置では、上記第1乃至第4
ランド部はそれぞれ上記第1乃至第4嵌合部と密に嵌合
して、上記各ポートを閉鎖し、上記3位置のうちの中立
位置では、上記第1ランド部、第3ランド部はそれぞれ
上記第1嵌合部、第3嵌合部と密に嵌合する一方、上記
第2ランド部、第4ランド部はそれぞれ上記第2嵌合
部、第4嵌合部から離間して、上記第1ポートが上記第
3ポートに連通するとともに、上記他端側第2ポートが
上記第4ポートに連通し、上記3位置のうち他方のオフ
セット位置では、上記第1乃至第4ランド部はそれぞれ
第1乃至第4嵌合部から離間し、かつ、上記第2ランド
部が上記第3嵌合部から離間する一方、上記第1ランド
部、第3ランド部がそれぞれ上記第2嵌合部、第4嵌合
部と密に嵌合して、上記第1ポートが上記第4ポートに
連通するとともに、上記一端側第2ポートが上記第3ポ
ートに連通することを特徴とする。
【0012】この請求項2の電磁方向切換弁によれば、
請求項1の電磁方向切換弁の具体的構造が提供される。
したがって、この請求項2の電磁方向切換弁は、請求項
1の電磁方向切換弁と同様に、1個で上記3つのモード
を実現でき、車両走行回路全体を簡素化して小型化、軽
量化および低コスト化を図ることが可能となる。しか
も、請求項1の電磁方向切換弁と同様に、上記電磁方向
切換弁が中立位置にあるとき上記車両走行回路がデフェ
レンシャルモードになるので、いずれかのオフセット位
置でデフェレンシャルモードを実現する場合に比して、
通常走行時の消費電力を節約することができる。
【0013】また、請求項3に記載の車両走行回路は、
油圧ポンプの両ポートと油圧モータの両ポートとをそれ
ぞれ第1管路と第2管路で接続してなる第1伝動閉回路
および第2伝動閉回路と、請求項1または2に記載の電
磁方向切換弁とを備え、上記第1伝動閉回路の上記第1
管路が管路によって上記電磁方向切換弁の第4ポートに
接続され、上記第1伝動閉回路の上記第2管路が管路に
よって上記電磁方向切換弁の第1ポートに接続され、上
記第2伝動閉回路の上記第1管路が管路によって上記電
磁方向切換弁の第2ポートに接続され、上記第2伝動閉
回路の上記第2管路が管路によって上記電磁方向切換弁
の第3ポートに接続されていることを特徴とする。
【0014】この請求項3の車両走行回路は、上記第1
伝動閉回路に含まれる上記油圧モータと上記第2伝動閉
回路に含まれる上記油圧モータとで1台の車両の左右の
車輪をそれぞれ駆動して制御する。
【0015】ここで、上記電磁方向切換弁が中立位置に
あるとき、上記4ポートのうちの第1ポートを第3ポー
トに、第2ポートを第4ポートにそれぞれ連通させる2
つの流路が形成される。この結果、第1伝動閉回路の第
2管路と第2伝動閉回路の第2管路、第1伝動閉回路の
第1管路と第2伝動閉回路の第1管路とがそれぞれ連通
する。したがって、上記車両走行回路はデフェレンシャ
ルモードとなる。また、上記電磁方向切換弁が一方のオ
フセット位置にあるとき、上記各ポートが閉鎖される。
この結果、第1伝動閉回路と第2伝動閉回路とは分離さ
れ、互いに独立に動作する。したがって、上記車両走行
回路はデフェレンシャルロックモードとなる。さらに、
上記電磁方向切換弁が他方のオフセット位置にあると
き、上記第1ポートを上記第4ポート、上記第2ポート
を上記第3ポートにそれぞれ連通させる2つの流路が形
成される。この結果、第1伝動閉回路の第2管路と第1
伝動閉回路の第1管路、第2伝動閉回路の第1管路と第
2伝動閉回路の第2管路とがそれぞれ連通する。したが
って、上記車両走行回路はアンロードモードとなる。こ
のように、この車両走行回路では、1個の電磁方向切換
弁の切り換えによって、デフェレンシャルモード、デフ
ェレンシャルロックモードおよびアンロードモードの3
つのモードが実現される。したがって、従来に比して、
車両走行回路全体を簡素化して小型化、軽量化および低
コスト化を図ることが可能となる。
【0016】しかも、上記電磁方向切換弁が中立位置に
あるとき上記車両走行回路がデフェレンシャルモードに
なるので、例えば上記電磁方向切換弁を両ソレノイドス
プリングセンタ形として3位置を切り換えるようにした
場合に、通常走行時に設定されるデフェレンシャルモー
ドでソレノイドを励磁する必要がない。したがって、い
ずれかのオフセット位置でデフェレンシャルモードを実
現する場合に比して、通常走行時の消費電力を節約する
ことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を詳
細に説明する。
【0018】図1は、この発明を具体化した車両走行回
路10を示している。この車両走行回路は、1台の車両
の左右の車輪をそれぞれ駆動するための第1伝動閉回路
11および第2伝動閉回路21と、1個の4ポート3位
置電磁方向切換弁30を有している。第1伝動閉回路1
1は、可変容量形油圧ポンプ12と、上記油圧ポンプ1
2から送出される流体によって駆動される定容量形油圧
モータ13と、上記油圧ポンプ12と油圧モータ13と
の間で流体を循環させるための第1管路14F,第2管
路14Rとを有している。同様に、第2伝動閉回路21
は、可変容量形油圧ポンプ22と、上記油圧ポンプ22
から送出される流体によって駆動される定容量形油圧モ
ータ23と、上記油圧ポンプ22と油圧モータ23との
間で流体を循環させるための第1管路24F,第2管路
24Rとを有している。なお、便宜上、各伝動閉回路1
1,21において、車両が前進するときに高圧側となる
第1管路14F,24Fを前進側配管、車両が後進する
ときに高圧側となる第2管路14R,24Rを後進側配
管と呼ぶ。
【0019】上記第1伝動閉回路11の前進側配管14
Fが配管15Fによって上記電磁方向切換弁30の第4
ポートP4に接続されるとともに、上記第1伝動閉回路
11の後進側配管14Rが配管15Rによって上記電磁
方向切換弁30の第1ポートP1に接続されている。ま
た、上記第2伝動閉回路21の前進側配管24Fが配管
25Fによって上記電磁方向切換弁30の第2ポートP
2に接続されるとともに、上記第2伝動閉回路21の後
進側配管24Rが配管25Rによって上記電磁方向切換
弁30の第3ポートP3に接続されている。
【0020】上記4ポート3位置電磁方向切換弁30
は、両ソレノイドスプリングセンタ形のものであり、ス
プールの両側にソレノイドSOLa,SOLbおよびス
プリング39a,39bを有している。この電磁方向切
換弁30は、ソレノイドSOLa,SOLbがいずれも
励磁されていないとき、図1に示すように、3位置のう
ちスプリング39a,39bの付勢力が均衡する中立位
置をとる。この中立位置にあるとき、この電磁方向切換
弁30は、4ポートのうちの第1ポートP1を第3ポー
トP3に、第2ポートP2を第4ポートP4にそれぞれ連
通させる2つの流路を形成する。なお、この2つの流路
には、絞り37,38がそれぞれ設けられている。ま
た、図において左側のソレノイドSOLaが励磁された
ときは、この電磁方向切換弁30は、右側のスプリング
39bの付勢力に抗して、一方のオフセット位置a(図
2参照)をとる。このオフセット位置aにあるとき、こ
の電磁方向切換弁30は上記各ポートP1,P2,P3
4を閉鎖する。また、右側のソレノイドSOLbが励
磁されたときは、この電磁方向切換弁30は、左側のス
プリング39aの付勢力に抗して、他方のオフセット位
置b(図6参照)をとる。このオフセット位置bにある
とき、この電磁方向切換弁30は、上記第1ポートP1
を上記第4ポートP4に、上記第2ポートP2を上記第3
ポートP3にそれぞれ連通させる2つの流路を形成す
る。
【0021】上記車両走行回路10は全体として次のよ
うに動作する。図4に示すように、電磁方向切換弁30
が中立位置にあるとき、上記4ポートのうちの第1ポー
トP1を第3ポートP3に、第2ポートP2を第4ポート
4にそれぞれ連通させる2つの流路が形成される。こ
の結果、第1伝動閉回路11の後進側配管14Rと第2
伝動閉回路21の後進側配管24Rとが配管15R,2
5R,絞り37を介して連通するとともに、第1伝動閉
回路11の前進側配管14Fと第2伝動閉回路21の前
進側配管24Fとが配管15F,25F,絞り38を介
して連通する。したがって、この車両走行回路10はデ
フェレンシャルモードとなる。また、図2に示すよう
に、電磁方向切換弁30が一方のオフセット位置aにあ
るとき、上記各ポートP1,P2,P3,P4が閉鎖され
る。この結果、第1伝動閉回路11と第2伝動閉回路2
1とは分離され、互いに独立に動作する。したがって、
この車両走行回路10はデフェレンシャルロックモード
となる。また、図6に示すように、電磁方向切換弁30
が他方のオフセット位置bにあるとき、上記第1ポート
1を上記第4ポートP4に、上記第2ポートP2を上記
第3ポートP3にそれぞれ連通させる2つの流路が形成
される。この結果、第1伝動閉回路11の後進側配管1
4Rと第1伝動閉回路11の前進側配管14Fとが配管
15R,15Fを介して連通するとともに、第2伝動閉
回路21の前進側配管24Fと第2伝動閉回路21の後
進側配管24Rとが配管25F,25Rを介して連通す
る。したがって、この車両走行回路10はアンロードモ
ードとなる。このように、この車両走行回路10では、
1個の電磁方向切換弁30の切り換えによって、デフェ
レンシャルモード、デフェレンシャルロックモードおよ
びアンロードモードの3つのモードを実現できる。した
がって、従来に比して、車両走行回路全体を簡素化して
小型化、軽量化および低コスト化を図ることができる。
【0022】しかも、上記電磁方向切換弁30が中立位
置にあるとき車両走行回路がデフェレンシャルモードに
なるので、通常走行時に設定されるデフェレンシャルモ
ードでソレノイドSOLa,SOLbを励磁する必要が
ない。したがって、いずれかのオフセット位置a,bで
デフェレンシャルモードを実現する場合に比して、通常
走行時の消費電力を節約することができる。
【0023】なお、通常走行時に設定されるデフェレン
シャルモードから車両懸引時等に設定されるアンロード
モードへ移行するときは、一旦油圧ポンプ12,22を
停止してからソレノイドSOLbを励磁する。逆に、ア
ンロードモードからデフェレンシャルモードヘ移行する
ときは、ソレノイドSOLbを消磁してから油圧ポンプ
12,22を稼働する。また、油圧ポンプ12,22が
稼働しているときはソレノイドSOLbが励磁されない
ように、ソレノイドSOLbの通電系統に対してインタ
ーロックを設定しても良い。
【0024】また、第1伝動閉回路11,第2伝動閉回
路21は、上記可変容量形油圧ポンプ12,24と定容
量形油圧モータ13,23とで構成されるものに限られ
るものではなく、定容量形油圧ポンプと可変容量形油圧
モータとの組み合わせ、可変容量形油圧ポンプと可変容
量形油圧モータとの組み合わせで構成しても良い。
【0025】上記電磁方向切換弁30は具体的には図3
に示すように構成される。
【0026】この電磁方向切換弁30は、図において左
右方向に延びるスプール穴50を有する本体31と、こ
の本体31の上記スプール穴50に沿って軸方向にスラ
イドして3位置を設定し得るスプール32とを備える。
【0027】上記スプール32は、右側から順に、軸7
0の周りに環状に突起したランド部60、第1ランド部
61、第2ランド部62、第3ランド部63および第4
ランド部64を有している。各ランド部の軸70に垂直
な断面は、一定の外径寸法を持つ円形となっている。た
だし、第2ランド部62および第4ランド部64の外周
面の右端には、それぞれ軸方向に対して一定の傾斜を持
ち、かつ切り欠きを有するテーパ面72,74が形成さ
れている。上記ランド部60、第1ランド部61および
第3ランド部63の軸方向の寸法は略同一に設定され、
第2ランド部62の軸方向の寸法は、上記ランド部6
0、第1ランド部61および第3ランド部63の軸方向
の寸法よりも小さく設定されている。第4ランド部64
の軸方向の寸法は、上記ランド部60、第1ランド部6
1および第3ランド部63の軸方向の寸法よりも大きく
設定されている。また、第2ランド部62と第3ランド
部63との間隔に比して、第1ランド部61と第2ラン
ド部62との間隔や第3ランド部63と第4ランド部6
4との間隔が狭く設定されている。なお、スプール32
の両端に設けられたロッド部68,69は、それぞれ図
1に示したソレノイドによって押されるべき部分であ
る。
【0028】上記本体31のスプール穴50の内壁に
は、右側から順に、一定の間隔で5つの環状溝51,5
2,53,54,55が形成されている。これらの5つ
の環状溝51,52,53,54,55に、右側から順
に、一端側第2ポートP2b、第3ポートP3、第1ポー
トP1、第4ポートP4、および上記一端側第2ポートP
2bに通じる他端側第2ポートP2aがそれぞれ開口してい
る。この一端側第2ポートP2bと他端側第2ポートP2a
とが互いに連通して上記第2ポートP2として働くよう
になっている。また、スプール穴50の内壁のうち隣り
合う環状溝51,52,53,54,55の間に、上記
各ランド部61,62,63,64とそれぞれ密に嵌合
し得る第1嵌合部41、第2嵌合部42、第3嵌合部4
3および第4嵌合部44が形成されている。さらに、環
状溝51の右側には嵌合部40、環状溝55の左側には
嵌合部45が設けられている。
【0029】これらの嵌合部40、第1嵌合部41、第
2嵌合部42、第3嵌合部43、第4嵌合部44および
嵌合部45は、それぞれ上記スプール32の各ランド部
60,61,62,63,64と密に嵌合し得るように
なっている。また、第1嵌合部41、第2嵌合部42、
第3嵌合部43および第4嵌合部44の左右方向の寸法
は同一寸法に設定され、嵌合部40および嵌合部45の
左右方向の寸法はそれよりも大きく設定されている。
【0030】図3(図2と対応している)に示すよう
に、一方のオフセット位置aでは、第1ランド部61、
第2ランド部62、第3ランド部63および第4ランド
部64はそれぞれ対応する第1嵌合部41、第2嵌合部
42、第3嵌合部43および第4嵌合部44と密に嵌合
する。したがって、上記各ポートP2b,P3,P1
4,P2aは閉鎖される。なお、嵌合部40にはランド
部60が密に嵌合し、嵌合部45には第4嵌合部44の
右端部分64aが密に嵌合する。嵌合部40、嵌合部4
5の左右方向の寸法が他の嵌合部の左右方向の寸法より
も大きく設定されていることにより、この電磁方向切換
弁30の嵌合部40と嵌合部45は、3位置のいずれに
おいても、それぞれランド部60と第4ランド部64の
右端部分とで塞がれた状態となる。また、このオフセッ
ト位置aでは、第2嵌合部42、第4嵌合部44は第2
ランド部62、第4ランド部64の断面円形の部分で塞
がれているので、第2ランド部62、第4ランド部64
のテーパ面72,74は作用しない。
【0031】図5(図4と対応している)に示すよう
に、中立位置では、第1ランド部61、第3ランド部6
3はそれぞれ第1嵌合部41、第3嵌合部43と密に嵌
合する一方、第2ランド部62、第4ランド部64はそ
れぞれ第2嵌合部42、第4嵌合部44から離間する。
したがって、第1ポートP1を第3ポートP3に、第2ポ
ートP2aを第4ポートP4にそれぞれ連通させる2つの
流路が形成される。詳しくは、1つの流路は、第1ポー
トP1から環状溝53、第2嵌合部42と第2ランド部
62のテーパ面72との隙間、環状溝52を経て第3ポ
ートP3に至る。もう1つの流路は、第2ポートP2a
ら、環状溝55、第4嵌合部44と第4ランド部64の
テーパ面74との隙間、環状溝54を経て第4ポートP
4に至る。なお、図4との対比で分かるように、第2嵌
合部42と第2ランド部62のテーパ面72との隙間が
中立位置の流路の絞り37に相当し、第4嵌合部44と
第4ランド部64のテーパ面74との隙間が中立位置の
流路の絞り38に相当する。
【0032】図7(図6と対応している)に示すよう
に、他方のオフセット位置bでは、第1ランド部61、
第2ランド部62、第3ランド部63および第4ランド
部64はそれぞれ対応する第1嵌合部41、第2嵌合部
42、第3嵌合部43および第4嵌合部44から離間
し、かつ、上記第2ランド部62が上記第3嵌合部43
から離間した状態で上記第1ランド部61、第3ランド
部63がそれぞれ上記第2嵌合部42、第4嵌合部44
と密に嵌合する。したがって、第1ポートP1を第4ポ
ートP4に、第2ポートP2bを第3ポートP3にそれぞれ
連通させる2つの流路が形成される。詳しくは、1つの
流路は、第1ポートP1から環状溝53、第3嵌合部4
3とスプールの軸70との隙間、環状溝54を経て第4
ポートP4に至る。もう1つの流路は、第2ポートP2b
から、環状溝51、第1嵌合部41とスプールの軸70
との隙間、環状溝52を経て第3ポートP3に至る。な
お、上記第2ランド部62が上記第3嵌合部43から離
間した状態で上記第1ランド部61、第3ランド部63
がそれぞれ上記第2嵌合部42、第4嵌合部44と密に
嵌合する理由は、第2ランド部62の軸方向の寸法がラ
ンド部60、第1ランド部61および第3ランド部63
の軸方向の寸法よりも小さく設定され、かつ、第2ラン
ド部62と第3ランド部63との間隔に比して、第1ラ
ンド部61と第2ランド部62との間隔や第3ランド部
63と第4ランド部64との間隔が狭く設定されている
からである。
【0033】なお、この電磁方向切換弁30では、本体
31のスプール穴50の内壁に5つの環状溝51,5
2,53,54,55を形成し、これらの環状溝51,
52,53,54,55にそれぞれ対応して一端側第2
ポートP2b、第3ポートP3、第1ポートP1、第4ポー
トP4、他端側第2ポートP2aが開口するものとした
が、これに限られるものではなく、環状溝51,52,
53,54,55を省略しても良い。すなわち、本体3
1のスプール穴50を一定の内径とし、第1嵌合部41
の右側に一端側第2ポートP2bが、第1嵌合部41と第
2嵌合部42との間に第3ポートP3が、第2嵌合部4
2と第3嵌合部43との間に第1ポートP1が、第3嵌
合部43と第4嵌合部44との間に第4ポートP4が、
第4嵌合部44の他方の側に上記一端側第2ポートP2b
に通じる他端側第2ポートP2aがそれぞれ開口するよう
にしても良い。
【0034】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の電
磁方向切換弁は、4ポート3位置を有する電磁方向切換
弁であって、上記3位置のうちの中立位置にあるとき、
上記4ポートのうちの第1ポートを第3ポートに、第2
ポートを第4ポートにそれぞれ連通させる2つの流路を
形成し、上記3位置のうち一方のオフセット位置にある
とき、上記各ポートを閉鎖し、上記3位置のうち他方の
オフセット位置にあるとき、上記第1ポートを上記第4
ポートに、上記第2ポートを上記第3ポートにそれぞれ
連通させる2つの流路を形成するので、1台の車両の左
右の車輪を駆動するための2系統の伝動閉回路の間に設
けられた場合に、1個でデフェレンシャルモード、デフ
ェレンシャルロックモードおよびアンロードモードの3
つのモードを実現できる。したがって、従来に比して、
車両走行回路全体を簡素化して小型化、軽量化および低
コスト化を図ることができる。しかも、上記電磁方向切
換弁が中立位置にあるとき車両走行回路がデフェレンシ
ャルモードになるので、通常走行時に設定されるデフェ
レンシャルモードでソレノイドを励磁する必要がなく、
いずれかのオフセット位置でデフェレンシャルモードを
実現する場合に比して、通常走行時の消費電力を節約す
ることができる。
【0035】また、請求項2の電磁方向切換弁によれ
ば、請求項1の電磁方向切換弁の具体的な構造を提供す
ることができる。したがって、請求項1の電磁方向切換
弁と同様に、1個で上記3つのモードを実現でき、車両
走行回路全体を簡素化して小型化、軽量化および低コス
ト化を図ることができる。しかも、請求項1の電磁方向
切換弁と同様に、上記電磁方向切換弁が中立位置にある
とき上記車両走行回路がデフェレンシャルモードになる
ので、いずれかのオフセット位置でデフェレンシャルモ
ードを実現する場合に比して、通常走行時の消費電力を
節約することができる。
【0036】また、請求項3に記載の車両走行回路は、
油圧ポンプと、上記油圧ポンプから送出される流体によ
って駆動されるべき油圧モータと、上記油圧ポンプと油
圧モータとの間で流体を循環させるための一対の配管と
をそれぞれ含む第1伝動閉回路および第2伝動閉回路の
間に、請求項1または2に記載の電磁方向切換弁を備え
ているので、この1個の電磁方向切換弁の切り換えによ
って、デフェレンシャルモード、デフェレンシャルロッ
クモードおよびアンロードモードの3つのモードを実現
できる。したがって、従来に比して、車両走行回路全体
を簡素化して小型化、軽量化および低コスト化を図るこ
とができる。しかも、上記電磁方向切換弁が中立位置に
あるとき上記車両走行回路がデフェレンシャルモードに
なるので、いずれかのオフセット位置でデフェレンシャ
ルモードを実現する場合に比して、通常走行時の消費電
力を節約することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明を具体化した車両走行回路を示す図
である。
【図2】 上記車両走行回路の電磁方向切換弁が一方の
オフセット位置にある状態を示す図である。
【図3】 図2に対応して上記電磁方向切換弁の内部構
造を具体的に示す図である。
【図4】 上記車両走行回路の電磁方向切換弁が中立位
置にある状態を示す図である。
【図5】 図4に対応して上記電磁方向切換弁の内部構
造を具体的に示す図である。
【図6】 上記車両走行回路の電磁方向切換弁が他方の
オフセット位置にある状態を示す図である。
【図7】 図6に対応して上記電磁方向切換弁の内部構
造を具体的に示す図である。
【符号の説明】
10 車両走行回路 11 第1伝動閉回路 12,22 油圧ポンプ 13,23 油圧モータ 21 第2伝動閉回路 30 4ポート3位置電磁方向切換弁 31 本体 32 スプール

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 4ポート3位置を有する電磁方向切換弁
    (30)であって、上記3位置のうちの中立位置にある
    とき、上記4ポートのうちの第1ポート(P1)を第3
    ポート(P3)に、第2ポート(P2)を第4ポート(P
    4)にそれぞれ連通させる2つの流路を形成し、 上記3位置のうち一方のオフセット位置(a)にあると
    き、上記各ポート(P1,P2,P3,P4)を閉鎖し、 上記3位置のうち他方のオフセット位置(b)にあると
    き、上記第1ポート(P1)を上記第4ポート(P4
    に、上記第2ポート(P2)を上記第3ポート(P3)に
    それぞれ連通させる2つの流路を形成することを特徴と
    する電磁方向切換弁。
  2. 【請求項2】 スプール穴(50)を有する本体(3
    1)と、この本体(31)の上記スプール穴(50)に
    摺動自在に嵌合して3位置を設定し得るスプール(3
    2)とを備え、 上記スプール(32)は、一方から順に、第1ランド部
    (61)、第2ランド部(62)、第3ランド部(6
    3)および第4ランド部(64)を有し、 上記スプール穴(50)の内壁には、上記一方から順
    に、上記各ランド部(61,62,63,64)とそれ
    ぞれ密に嵌合し得る第1嵌合部(41)、第2嵌合部
    (42)、第3嵌合部(43)および第4嵌合部(4
    4)が形成され、かつ、上記第1嵌合部(41)の上記
    一方の側に一端側第2ポート(P2b)が、上記第1嵌合
    部(41)と第2嵌合部(42)との間に第3ポート
    (P3)が、上記第2嵌合部(42)と第3嵌合部(4
    3)との間に第1ポート(P1)が、上記第3嵌合部
    (43)と第4嵌合部(44)との間に第4ポート(P
    4)が、上記第4嵌合部(44)の他方の側に上記一端
    側第2ポート(P2b)に通じる他端側第2ポート
    (P2a)がそれぞれ開口し、 上記3位置のうち一方のオフセット位置(a)では、上
    記第1乃至第4ランド部(61,62,63,64)は
    それぞれ上記第1乃至第4嵌合部(41,42,43,
    44)と密に嵌合して、上記各ポート(P2b,P3
    1,P4,P2a)を閉鎖し、 上記3位置のうちの中立位置では、上記第1ランド部
    (61)、第3ランド部(63)はそれぞれ上記第1嵌
    合部(41)、第3嵌合部(43)と密に嵌合する一
    方、上記第2ランド部(62)、第4ランド部(64)
    はそれぞれ上記第2嵌合部(42)、第4嵌合部(4
    4)から離間して、上記第1ポート(P1)が上記第3
    ポート(P3)に連通するとともに、上記他端側第2ポ
    ート(P2a)が上記第4ポート(P4)に連通し、 上記3位置のうち他方のオフセット位置(b)では、上
    記第1乃至第4ランド部(61,62,63,64)は
    それぞれ第1乃至第4嵌合部(41,42,43,4
    4)から離間し、かつ、上記第2ランド部(62)が上
    記第3嵌合部(43)から離間する一方、上記第1ラン
    ド部(61)、第3ランド部(63)がそれぞれ上記第
    2嵌合部(42)、第4嵌合部(44)と密に嵌合し
    て、上記第1ポート(P1)が上記第4ポート(P4)に
    連通するとともに、上記一端側第2ポート(P2b)が上
    記第3ポート(P3)に連通することを特徴とする電磁
    方向切換弁。
  3. 【請求項3】 油圧ポンプ(12,22)の両ポートと
    油圧モータ(13,23)の両ポートとをそれぞれ第1
    管路(14F,24F)と第2管路(14R,24R)
    で接続してなる第1伝動閉回路(11)および第2伝動
    閉回路(21)と、 請求項1または2に記載の電磁方向切換弁(30)とを
    備え、 上記第1伝動閉回路(11)の上記第1管路(14F)
    が管路(15F)によって上記電磁方向切換弁(30)
    の第4ポート(P4)に接続され、 上記第1伝動閉回路(11)の上記第2管路(14R)
    が管路(15R)によって上記電磁方向切換弁(30)
    の第1ポート(P1)に接続され、 上記第2伝動閉回路(21)の上記第1管路(24F)
    が管路(25F)によって上記電磁方向切換弁(30)
    の第2ポート(P2)に接続され、 上記第2伝動閉回路(21)の上記第2管路(24R)
    が管路(25R)によって上記電磁方向切換弁(30)
    の第3ポート(P3)に接続されていることを特徴とす
    る車両走行回路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012219898A (ja) * 2011-04-07 2012-11-12 Smc Corp パイロット式3位置切換弁

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012219898A (ja) * 2011-04-07 2012-11-12 Smc Corp パイロット式3位置切換弁
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