JPH0988908A - 液圧サーボ弁 - Google Patents
液圧サーボ弁Info
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Abstract
容穴の寸法を小さくすることなく、その制御流量を小さ
くでき、なお且つ従来の水圧サーボ弁と同様に静圧軸受
によるスプールのスプール収容穴に対する自動調心作用
をもった水圧サーボ弁を提供すること。 【解決手段】 弁本体1内にスプール13が貫通するス
リーブ21を設け、該スプール13の両側でスリーブ2
1とスプール13の間に静圧軸受15L,15Rを形成
し、スリーブ21に負荷ポートC1,C2と戻りポート
R1,R2を接続する作動流体通路と静圧軸受15L,
15Rから戻りポートR1,R2へ連通する作動流体通
路とをそれぞれ流路を流れる作動流体の圧力が独立する
ように別々に設け、該静圧軸受15L,15Rから戻り
ポートR1,R2へ連通する作動流体の通路にはスプー
ル13の全周より流れる通路を設けた。
Description
ルを内蔵し、これらの部材により作動流体の切換ポート
を構成し、且つ作動流体として水を用いるのに好適な液
圧サーボ弁に関するものである。
ボ弁は従来から知られている。しかしながら、このよう
な鉱物油は燃え易いので、取扱いに注意が必要であった
り、排油による環境汚染の問題等から作動流体として水
を用いる水圧サーボ弁が注目されている。作動流体に水
を用いる場合、水は鉱物油よりその粘性が小さいので漏
れが多くなりその結果効率が悪くなる。また、摺動部に
おける摩擦が大きいという問題がある。
水圧サーボ弁の構造を示す図である。弁本体1には作動
流体の方向を切換え、且つ流量を変化させるスプール1
3を収容するスプール収容穴2が形成されており、該ス
プール収容穴2には、外周溝3と外周溝4L,4Rとが
形成されている。外周溝3は供給ポートPに連通し、外
周溝4L,4Rはそれぞれ戻りポートR1,R2に連通
しており、そして外周溝4L,4Rは通路7L,7Rを
介して中央室8に接続されている。
られており、ここでスプール収容穴2の内壁面とスプー
ル13の外周面の間には隙間Cが形成されている。該ス
プール13には外周溝4Lと外周溝3との間隔及び外周
溝3と外周溝4Rとの間の間隔より軸方向寸法が若干短
い小径部14L,14Rが形成され、これら小径部14
L,14Rの外周面とスプール収容穴2の内周面として
形成された室9L,9Rは制御ポートC1,C2に連通
している。
等の負荷(アクチュエータ)を連結し、供給ポートPか
ら制御ポートC1,C2および制御ポートC1,C2か
ら戻りポートへの流量や圧力を、弁開度を調節すること
によって負荷を駆動制御する。スプールがスリーブ内を
変位することによって形成される制御オリフィスA1,
A2,B1,B2の開口面積は、スプール13の外径と
スプール13の中立位置からの変位量で形成される円筒
側面の面積である。即ち、スプール13の全周から流体
が放射状に流出あるいは流入している。
容2の内壁面とで包囲されたパイロット室10L,10
Rにはバネ11L,11Rが設置されており、それらパ
イロット室10L,10Rは通路12L,12Rにより
それぞれノズル背圧室6L,6Rに連通している。ノズ
ル背圧室6L,6Rは中央の空間8内のフラッパ19に
向かって開口している各ノズル5L,5Rに連通してい
る。フラッパ19は、弁本体1に搭載されたトルクモー
タ20によって駆動される。
15Rが形成されている。静圧軸受15L,15Rはそ
れぞれポケット16L,16Rとオリフィス17L,1
7Rとを備え、通路18を介して外周溝3に連通してい
る。従って、供給ポートPは外周溝3、通路18、静圧
軸受15L,15R、間隙C,C、パイロット室10
L,10R及び通路12L,12Rを介してノズル背圧
室6L,6Rに連通している。
ル13の右側を例に動作を説明すると、作動流体は供給
ポートPから外周溝3、通路18、オリフィス17R、
ポケット16R、隙間C、パイロット室10R、通路1
2R、ノズル背圧室6R、ノズル5Rを通り、ノズル5
Rとフラッパ19との間の間隙から中央室8を通り、通
路7R、外周溝4R、戻りポートR2を介してタンクに
戻る。
流れ、外周溝4R、戻りポートR2を介してタンクに直
接戻る作動流体は損失となるが、この流量は、間隙Cの
大きさ、ポケット16Rの形状等により調整することが
できる。なお、図8においては弁本体1に直接流路を形
成しているが弁本体1とは別部材のスリーブを弁本体1
にはめ込むように構成することが一般的であり、より複
雑な流路を形成する場合に有効な手段である。
サーボ弁は、静圧軸受15R,15Lによりスプール1
3をスプール収容穴2に対して非接触に支持することに
より、スプール13とスプール収容穴2との摩擦を無く
し、摩擦による部材の摩耗と、それに伴う性能の劣化等
の各種弊害の発生を防止することができる。また、スプ
ール13をスプール収容穴2に対して非接触に支持する
ことにより、スプール13及びスプール収容穴2の加工
精度を高くする必要がなくなる等の利点がある。
力と制御オリフィスの開口面積に依存し、制御オリフィ
スの開口面積はスプール方式の場合、スプール13の径
とスプール13の変位量で決定される。水圧サーボ弁は
使用する目的に応じて適切な制御流量のものを選定する
べきである。例えば、水圧サーボ弁で液圧モータを高ト
ルク、低回転数に制御する場合、供給圧力が高く、制御
流量が少ない弁を選定するべきである。
容量の小さい水圧サーボー弁を得るためには、スプール
13とスリーブで形成される制御オリフィスの開口面積
を小さくする必要がある。そのためにはスプール13及
びスプール収容穴2の寸法を小さくする方法が考えられ
る。しかしながら、図8のような従来の水圧サーボ弁で
はスプールの全周から流体が流れるため、制御オリフィ
スの開口面積を小さくするためにはスプール13及び収
容穴2の寸法をかなり小さくしなければならず、これを
精度良く加工するには加工上の限界や困難性があった。
一方、加工性を考慮して適当な寸法のスプール13及び
収容穴2を選んだ場合には、スプール13の変位量を非
常に小さくする必要があり、サーボ弁の安定性が悪くな
る等の問題があった。
で、スプールや該スプールを収容するスプール収容穴の
寸法を小さくすることなく、その制御流量を小さくで
き、なお且つ従来の水圧サーボ弁と同様に静圧軸受によ
るスプールのスプール収容穴に対する自動調心作用をも
った水圧サーボ弁を提供することを目的とする。
請求項1に記載の本発明は、作動流体の供給ポート、制
御ポートおよび戻りポートが形成された弁本体と、弁本
体内を変位して作動流体の方向を切換え、且つ流量を変
化させるスプールと、該スプールが貫通するスプール収
容穴を有するスリーブと、スプールを駆動するノズルフ
ラッパ機構とを備え、該スプールの両側に静圧軸受を形
成し、前記弁本体に設けた供給ポートから該静圧軸受を
介して前記ノズルフラッパ機構に連通する作動流体の通
路を設け、該機構の駆動力に基づいてスプールを変位さ
せるようにした液圧サーボ弁において、前記スリーブに
作動流体を制御するための制御オリフィスとなる複数の
窓を設け、前記供給ポートから前記窓を通して制御ポー
トへ接続する作動流体通路と、制御ポートから前記窓を
通して戻りポートへ接続する作動流体通路を形成したこ
とを特徴とする。
するスプール収容穴を有するスリーブを設け、該スリー
ブに制御オリフィスとなる窓を設け、供給ポートから該
窓及び静圧軸受を介してノズル背圧室に連通する作動流
体の通路を形成することにより、窓の寸法を調整するこ
とにより、スプールの寸法を調整することなく、作動流
体の流量を調整できるから、その制御流量を小さくする
場合、スプールの寸法を極端に小さくすることなく、加
工が容易となる。
1に記載の液圧サーボ弁において、前記スリーブに制御
ポートと戻りポートを接続する作動流体通路と、静圧軸
受から戻りポートへ連通する作動流体通路とを、それぞ
れの流路を流れる作動流体の圧力が独立するように別々
に設けたことを特徴とする。
りポートを接続する作動流体通路と、静圧軸受から戻り
ポートへ連通する作動流体通路とを、それぞれの流路を
流れる作動流体の圧力が独立するように別々に設けるこ
とにより、水圧サーボ弁の特徴である静圧軸受による自
動調心作用を持たせる効果が増し、スプール変位の追従
性が良くなる。
2に記載の液圧サーボ弁において、前記静圧軸受から戻
りポートへ連通する作動流体の通路にはスプールの全周
より戻りポートへ流体を導く通路を設けたことを特徴と
する。
連通する作動流体の通路にはスプールの全周より戻りポ
ートへ流体を導く通路を設けることにより、スプール変
位の追従性が更に良くなる。
に基づいて説明する。本実施の形態では作動流体に水を
用いる水圧サーボ弁を例に説明するが、水に近い粘性を
有する液圧サーボ弁でも良いことは当然である。
す図である。同図において、図8と同一符号を付した部
分は同一部分又は相当部分を示し、その作用も略同一な
ので詳細な説明は省略する。図1に示すように、本水圧
サーボ弁は、弁本体1内にスリーブ21を設け、該スリ
ーブ21にスプール13を収容するスプール収容穴2が
形成されている。スプール13の両側でスリーブ21と
スプール13の間に静圧軸受15L、15Rを形成し、
該スリーブ21に静圧軸受15L,15Rを構成するポ
ケット16L,16Rとオリフィス17L,17Rを形
成している。
通路18に連通する矩形状の窓22L,22R、戻りポ
ートR1,R2及び通路7L,7Rに連通する矩形状の
窓24L,24R、制御ポートC1,C2に連通する通
路26L,26Rが形成されている。なお、矩形状の窓
22L,22R及び24L,24Rはそれぞれスリーブ
21の同一円周上に4個設けられている。但し、窓の形
状及び数はこれに限るものではなく、必要とするサーボ
弁の性能に応じて変えても良い。
ートPからの作動流体はスプール13の左右の動きに応
じて窓22L、通路26Lを通って制御ポートC1に導
かれるか、又は窓22R、通路26Rを通って制御ポー
トC2に導かれる。また作動流体は供給ポートPから通
路18を通って静圧軸受15L、15Rに供給される。
制御ポートC1を通過した作動流体は負荷に供給され、
制御ポートC2を通り、窓24Rを通して戻りポートR
2に導かれ、また制御ポートC2を通過した作動流体は
負荷に供給され、制御ポートC1を通り、窓24Lを通
して戻りポートR1に導かれる。
の作動流体の流れを説明するための図で、図2(a)は
水圧サーボ弁のスプール13が右方に動作した場合を示
す概略図、図2(b)はその時の作動流体の流れを示す
図である。図示するように、供給ポートPを通過した作
動流体は2つに分岐し、一方は制御オリフィスA1から
制御ポートC1へ流れ、制御ポートC1に連結された負
荷(アクチュエータ)を介してもう一方の制御ポートC
2へ戻り、制御オリフィスB2を通って戻りポートR2
に流れる。もう一方の作動流体は通路18を通って静圧
軸受15Rへ流れ、スプール13とスプール収容穴2で
構成される間隙Cを通過し、スリーブに形成された外周
溝4Rへスプール13の全周より流れ、戻りポートR2
へ流れる。
トPの作動流体圧力Psは制御オリフィスA1を通って
Paとなり、負荷の出口圧力Pbは制御オリフィスB1
を通ってPtとなる経路と、静圧軸受絞りDを通ってP
pとなり、環状の隙間Cを通ってPtとなる経路を有
し、別経路で戻りポートR2へ導かれることになる。
水圧サーボ弁の概略図で、スプール13が右方に動作し
た場合である。図3(a)に示される水圧サーボ弁で
は、制御ポートC1,C2を流れる作動流体の経路は従
来のものと同一経路であるが、制御オリフィスAおよび
Bがスプールの全周に亘って形成される開口ではなく、
矩形状の窓24Rに形成されている点が異なる。一方、
静圧軸受15R側に流れる流体は、静圧軸受15Rを通
過し、スプール13とスプール収容穴2で構成される隙
間Cを通過し、窓24Rを通って戻りポートR2に導か
れる。
トPの作動流体圧力Psは一度制御オリフィスAを通っ
てPaとなり、負荷を介してPbとなる経路と、軸受絞
りDを通って圧力Ppとなり、その後隙間Cを通過する
経路とに分岐するが、いずれも制御オリフィスBを通過
してPtとなる経路を有することになる。そこで、静圧
軸受部と戻りポートR2の間で背圧を持つ可能性があ
る。
16L、16Rと戻りR1,R2の間で背圧をもち、Δ
Pbrg(=Ps−Pp)が小さくなって、静圧軸受15
L、15Rの負荷容量が減少するため、スプール13を
スリーブ21に対して非接触で円滑に動作させるために
十分な効果が得られない場合がある。
同図(b)はスプール13の外観構造を、同図(c)及
び(d)は静圧軸受15L、15Rの動作をそれぞれ示
す図である。スプール13とスリーブ21の軸が偏心し
た場合、対向する静圧軸受15Rのポケット16Rのス
プール13が近接した側の圧力がPpよりΔPpだけが
高くなり、離反した側の圧力がPpよりΔPpだけ低く
なる。このΔPpがスプールを軸心へ押し戻す力として
作用する。従って、ΔPpが大きいほど軸受の負荷容量
は大きくなる。
ると、接した側のポケット圧はほぼPsと同じになる。
このとき、ΔPpはΔPbrgとすることができるので、
ΔPbrgが大きいほど負荷容量が大きくなる。従って、
ポケット16Rと戻りポートとの間で背圧を持つと、ポ
ケット圧Ppは供給圧力Psに近づき、ΔPbrgが小さ
くなり、静圧軸受の効果が小さくなってしまうのであ
る。
を示す図で、上記静圧軸受15L、15Rの負荷容量が
減少することを防止するためになされたものである。本
水圧サーボ弁は図示するように、スリーブ21に設けた
室9L,9Rにそれぞれ連通する矩形状の窓27L,2
7Rと静圧軸受15に間隙Cを通して連通するスプール
13の全外周に沿って設けられた溝28L,28Rを別
々に設けている。
L,26R及び窓27L,27Rを通して戻りポートR
1,R2に接続する通路と(負荷ポートと戻りポートを
接続する通路)と静圧軸受15L,15Rから隙間C及
び溝28L,28Rを通して戻りポートR1,R2に接
続する通路(静圧軸受と戻りポートを接続する通路)を
別々に設けている。
弁の作動流体の流れを示す図である。図示するように供
給ポートPから圧力Psの作動流体が流入し、その流量
は制御流量Qaと制御流量Qbと静圧軸受15L,15
Rへの流量Qbrgにわかれる。そして静圧軸受15L,
15Rからスプール13の外周とスリーブ21の内壁と
の隙間C及び溝28L,28Rを通って戻りポートR
1,R2に流れる。
2と戻りポートR1,R2を接続する作動流体通路と、
静圧軸受15L,15Rから戻りポートR1,R2へ連
通する作動流体通路とが独立して戻りポートR1,R2
に連通するように設けてある。このようにして、それぞ
れの流路を流れる作動流体の圧力が互いに影響を及ぼさ
ないように構成されている。
作動流体圧力Psは制御オリフィスAを通ってPaとな
り、負荷の出口圧力Pbが制御オリフィスBを通ってP
tとなる経路と、静圧軸受絞りDを通ってPpとなり、
環状の隙間Cから制御オリフィスを介さずに直接Ptと
なる経路を有し、別経路で戻りポートR2へ導かれるこ
とになる。ここで、制御オリフィスAおよび制御オリフ
ィスBが矩形状の窓に形成されている点が従来のものと
異なっている。
隙C及び溝28L,28Rを通って戻りポートR1、R
2に作動流体が流れる際、矩形オリフィス(矩形状の
窓)を介さずに、スプール13の全周より流れる経路
(溝28L,28R)を追加することにより、ΔPbrg
(=Ps−Pp)が小さくなることを回避する。その結
果、静圧軸受15L,15Rによる効果が劣化すること
がなくなる。
により、制御流量Qa、Qbが小さく、スリーブに矩形
状の窓(制御オリフィス)を形成する小型の水圧サーボ
弁において、静圧軸受の軸受効果が期待できる。
端に小さくした場合には問題が生じることがある。図6
(a)は極端に小さい窓を有し、図1に示す構成をなす
水圧サーボ弁の特性を示し、図6(b)は図4の水圧サ
ーボ弁の特性を示す図である。同図(b)は(a)と同
じ大きさの窓が形成された水圧サーボ弁の特性を示して
いる。同図(a)及び(b)において、横軸はフラッパ
19を駆動するトルクモータ20への入力信号Vi
(V)であり、縦軸はスプール13の変位信号Vy
(V)である。また、本例は供給ポートPから流入する
作動流体の圧力Psは140barである。
ものでは、入力信号Viに対するスプール変位Vyは一
本の直線とはならずヒステリシスが見られることから、
入力に対するスプールの追従性は悪く、スプールがスリ
ーブに対し滑らかに動作していない。これに対して図4
に示す構造のものでは同図(b)に示すように、入力信
号Viに対するスプール変位Vyは直線となりヒステリ
シスが見られない。よって入力に対するスプールの追従
性が良く、静圧軸受効果によりスプールがスリーブに対
して滑らかに動作していることが分かる。
を示す図である。本水圧サーボ弁が図4に示す水圧サー
ボ弁と相違する点は、静圧軸受15L,15Rに供給す
る作動流体をスプール13の中央部に設けた通路18’
を通して供給するようにしている点で、他は図4に示す
水圧サーボ弁と略同一であるのでその詳細な説明は省略
する。
記のような優れた効果が得られる。 (1)請求項1に記載の発明によれば、弁本体内にスプ
ールが貫通するスプール収容穴を有するスリーブを設
け、該スリーブに制御オリフィスとなる窓を設け、供給
ポートから該窓及び静圧軸受を介してノズル背圧室に連
通する作動流体の通路を形成したので、窓の寸法を調整
することにより、スプールの寸法を調整することなく、
作動流体の流量を調整できるから、その制御流量を小さ
くする場合、スプールの寸法を極端に小さくすることな
く、加工が容易となる。
リーブに制御ポートと戻りポートを接続する作動流体通
路と、静圧軸受から戻りポートへの連通する作動流体通
路とをそれぞれの流路を流れる作動流体の圧力が独立す
るように別々に設けたので、水圧サーボ弁の特徴である
静圧軸受による自動調心作用を持たせる効果が増し、ス
プール変位の追従性が良くなる。
に静圧軸受から戻りポートへ連通する作動流体の通路に
はスプールの全周より戻りポートに導びかれる通路を設
けので、上記請求項2に記載の発明の効果、即ちスプー
ル変位の追従性が更に良くなる。
る。
明するための図で、同図(a)は水圧サーボ弁の右半分
を示す概略図、同図(b)は作動流体の流れを示す図で
ある。
するための図で、同図(a)は水圧サーボ弁の右半分を
示す概略図、同図(b)は作動流体の流れを示す図であ
る。
ある。
れを説明するための図で、同図(a)は水圧サーボ弁の
右半分を示す概略図、同図(b)は作動流体の流れを示
す図である。
極端に小さい窓を有する図1に示す水圧サーボ弁の特
性、同図(b)は図4の水圧サーボ弁の特性を示す図で
ある。
の水圧サーボ弁のスリーブの外観構造、同図(b)はス
プールの外観構造、同図(c)及び(d)は水圧サーボ
弁の静圧軸受の動作をそれぞれ示す図である。
ある。
Claims (3)
- 【請求項1】 作動流体の供給ポート、制御ポートおよ
び戻りポートが形成された弁本体と、該弁本体内を変位
して作動流体の方向を切換え、且つ流量を変化させるス
プールと、該スプールが貫通するスプール収容穴を有す
るスリーブと、前記スプールを駆動するノズルフラッパ
機構とを備え、該スプールの両側に静圧軸受を形成し、
前記弁本体に設けた供給ポートから該静圧軸受を介して
前記ノズルフラッパ機構に連通する作動流体の通路を設
け、該機構の駆動力に基づいてスプールを変位させるよ
うにした液圧サーボ弁において、 前記スリーブに作動流体を制御するための制御オリフィ
スとなる複数の窓を設け、前記供給ポートから前記窓を
通して制御ポートへ接続する作動流体通路と、制御ポー
トから前記窓を通して戻りポートへ接続する作動流体通
路を形成したことを特徴とする液圧サーボ弁。 - 【請求項2】 請求項1に記載の液圧サーボ弁におい
て、 前記スリーブに制御ポートと戻りポートを接続する作動
流体通路と、前記静圧軸受から戻りポートへ連通する作
動流体通路とを、それぞれの流路を流れる作動流体の圧
力が独立するように別々に設けたことを特徴とする液圧
サーボ弁。 - 【請求項3】 請求項2に記載の液圧サーボ弁におい
て、 前記静圧軸受から戻りポートへ連通する作動流体の通路
にはスプールの全周より戻りポートへ流体を導く通路を
設けたことを特徴とする液圧サーボ弁。
Priority Applications (1)
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JP7-201625 | 1995-07-14 | ||
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JP20320696A Expired - Fee Related JP3609549B2 (ja) | 1995-07-14 | 1996-07-12 | 液圧サーボ弁 |
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JP (1) | JP3609549B2 (ja) |
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WO2016013445A1 (ja) * | 2014-07-24 | 2016-01-28 | Kyb株式会社 | 方向制御弁 |
CN113586108A (zh) * | 2021-07-19 | 2021-11-02 | 北京天地玛珂电液控制系统有限公司 | 电液控比例换向阀 |
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1996
- 1996-07-12 JP JP20320696A patent/JP3609549B2/ja not_active Expired - Fee Related
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