JPH023982Y2 - - Google Patents
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- JPH023982Y2 JPH023982Y2 JP1982147163U JP14716382U JPH023982Y2 JP H023982 Y2 JPH023982 Y2 JP H023982Y2 JP 1982147163 U JP1982147163 U JP 1982147163U JP 14716382 U JP14716382 U JP 14716382U JP H023982 Y2 JPH023982 Y2 JP H023982Y2
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- oil
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- 239000003921 oil Substances 0.000 claims description 186
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 32
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 claims description 23
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Description
【考案の詳細な説明】
本案はパワーステアリング装置の改良に係り、
ステアリングハンドルに連結された入力軸と、操
舵輪に連結された出力軸と、上記入力軸と上記出
力軸とを連結するトーシヨンバーと、上記出力軸
に連結されたパワーシリンダと、油圧源と同パワ
ーシリンダとを連通する高圧油路に介装されると
ともに上記入力軸と上記出力軸との回転角度差に
応じて上記パワーシリンダに選択的に配油する油
路切換用ロータリー弁と、同油路切換用ロータリ
ー弁の下流側に位置するとともに上記入力軸と上
記トーシヨンバーとの間に配設された減圧油路
と、上記出力軸の外周面とバルブハウジングとの
間に形成されて上記パワーシリンダの作動油をオ
イルタンクに戻す第1の低圧油路と、上記入力軸
と上記出力軸との間に配設されて両者の相対捩り
変位を規制する複数の反力ピストンと、上記高圧
油路から上記各反力ピストンの反力増大側チヤン
バーに分岐された分岐油路と、同各分岐油路に介
装されるとともに一定車速以上の走行時に開作動
される油路開閉弁と、同油路開閉弁の下流側に配
設されて作動油を略一定の圧力に保持する圧力制
御弁と、上記入力軸に形成されて上記減圧通路と
上記第1の低圧油路とを連通させる細孔と、上記
減圧通路に発生したパイロツト油圧を上記反力ピ
ストンの反力減少側チヤンバーに導くとともに上
記出力軸の外周面と上記バルブハウジングとの間
を介して上記圧力制御弁のパイロツト油圧室に導
く第2の低圧油路と、上記第2の低圧油路のうち
上記出力軸と上記バルブハウジングとの間の部分
の軸方向外側に配置されて上記出力軸のラジアル
荷重を支承するジヤーナル軸受と、同ジヤーナル
軸受よりも軸方向外側の上記出力軸と上記バルブ
ハウジングとの間に配置されたオイルシールと、
上記ジヤーナル軸受と上記オイルシールとの間に
形成されて上記第1の低圧油路に連通したチヤン
バーとを具えていることを特徴としたもので、そ
の目的とする処は、ピニオンの周りに生ずるフリ
クシヨンを増加させない。またシールの信頼性を
向上できる改良されたパワーステアリング装置を
供する点にある。
ステアリングハンドルに連結された入力軸と、操
舵輪に連結された出力軸と、上記入力軸と上記出
力軸とを連結するトーシヨンバーと、上記出力軸
に連結されたパワーシリンダと、油圧源と同パワ
ーシリンダとを連通する高圧油路に介装されると
ともに上記入力軸と上記出力軸との回転角度差に
応じて上記パワーシリンダに選択的に配油する油
路切換用ロータリー弁と、同油路切換用ロータリ
ー弁の下流側に位置するとともに上記入力軸と上
記トーシヨンバーとの間に配設された減圧油路
と、上記出力軸の外周面とバルブハウジングとの
間に形成されて上記パワーシリンダの作動油をオ
イルタンクに戻す第1の低圧油路と、上記入力軸
と上記出力軸との間に配設されて両者の相対捩り
変位を規制する複数の反力ピストンと、上記高圧
油路から上記各反力ピストンの反力増大側チヤン
バーに分岐された分岐油路と、同各分岐油路に介
装されるとともに一定車速以上の走行時に開作動
される油路開閉弁と、同油路開閉弁の下流側に配
設されて作動油を略一定の圧力に保持する圧力制
御弁と、上記入力軸に形成されて上記減圧通路と
上記第1の低圧油路とを連通させる細孔と、上記
減圧通路に発生したパイロツト油圧を上記反力ピ
ストンの反力減少側チヤンバーに導くとともに上
記出力軸の外周面と上記バルブハウジングとの間
を介して上記圧力制御弁のパイロツト油圧室に導
く第2の低圧油路と、上記第2の低圧油路のうち
上記出力軸と上記バルブハウジングとの間の部分
の軸方向外側に配置されて上記出力軸のラジアル
荷重を支承するジヤーナル軸受と、同ジヤーナル
軸受よりも軸方向外側の上記出力軸と上記バルブ
ハウジングとの間に配置されたオイルシールと、
上記ジヤーナル軸受と上記オイルシールとの間に
形成されて上記第1の低圧油路に連通したチヤン
バーとを具えていることを特徴としたもので、そ
の目的とする処は、ピニオンの周りに生ずるフリ
クシヨンを増加させない。またシールの信頼性を
向上できる改良されたパワーステアリング装置を
供する点にある。
次に本案のパワーステアリング装置を第1,2
図に示す一実施例により説明すると、1aがエン
ジン、1bが同エンジン1aにより駆動されるオ
イルポンプ、2が油路切換用ロータリー弁、3が
パワーシリンダ、4がタンク、5が上記油路切換
用ロータリー弁2の周りに設けた反力ピストン、
6が同ピストン5,5′の背後に形成したチヤン
バー、8が上記オイルポンプ1bと上記油路切換
用ロータリー弁2との間の高圧油路、9が上記油
路切換用ロータリー弁2と上記タンク4との間の
低圧油路、7が同第1の低圧油路9の途中に設け
た細孔、8′が上記高圧油路8の途中から上記反
力ピストン5のチヤンバー6へ延びた分岐油路、
10が分岐油路8′の途中に介装した油路開閉弁
で、これを第3図により具体的に説明すると、2
1がバルブハウジング、22がスプール、23が
スプール22を左方へ付勢するスプリング、24
がソレノイド、25が同ソレノイド24側のロツ
ド、25′が同ロツド25の先端に設けたスリツ
ト、26がプラグ、27,28がOリング、29
が上記バルブハウジング21の溝に嵌挿したスナ
ツプリング、30,31,32がチヤンバー、3
3が上記スプール22に設けた油路で、停車時及
び低速走行時には、車速センサー(図示せず)か
らの信号に基いてソレノイド24に通電され、ロ
ツド25を介しスプール22が第3図の位置から
右方へ移動して、分岐油路8′が遮断され、また
中・高速走行時には、車速センサーからの信号に
基いてソレノイド24への通電が止まり、スプー
ル22がスプリング23の反力により左方へ移動
して、圧力制御弁11への油路が開放されるよう
になつている。また第1,2,4図の11が上記
油路開閉弁10の下流側の分岐油路8′に介装し
た圧力制御弁で、これを同第2,4図により具体
的に説明すると、21がバルブハウジング、13
が同スプール13を左方へ付勢するスプリング、
15が上記弁本体12に設けた作動油の入口、1
6が上記バルブハウジング21に設けた作動油の
出口、17が上記バルブハウジング21に設けた
排油孔で、同排油孔17は油路9′を介して上記
低圧油路9に接続されている。また18a,18
b,18c,18dが上記スプール13により形
成されたバルブハウジング21内のチヤンバー、
19aが上記スプール13に設けた連通孔、19
bが同スプール13に設けた細孔で、チヤンバー
18cが低圧油路9′を介して細孔7よりも下流
のタンク4側低圧油路9に、チヤンバー18dが
第2の低圧油路9″を介して細孔7よりも上流の
油路切換用ロータリー弁2側の第1の低圧油路9
に、それぞれ接続されている。次に前記油路切換
用ロータリー弁2を第1図により具体的に説明す
ると、35が前記バルブハウジング21に設けた
ラツクサポート、36がラツク、37が同ラツク
36に噛合した出力軸のピニオン、39が入力
軸、38が同入力軸39と上記ピニオン37とを
連結するトーシヨンバー、40が上記入力軸39
の周りに取付けたバルブボデイ、41,42,4
3が同バルブボデイ40の外周面に設けた環状
溝、44が上記環状溝41から半径方向内方へ延
びた複数の油路、45が上記バルブボデイ40の
内周面に軸方向に沿い設けた複数の油路で、同各
油路45は上記環状溝42に連通している。また
同各油路45の間には同様の油路(図示せず)が
あり、これが上記環状溝41と上記環状溝43と
を連通している。また46が上記入力軸39を半
径方向に貫通した複数の油路、47,48が上記
環状溝42,43からバルブハウジング21壁を
貫通して前記シリンダ3へ延びた油路、49が上
記トーシヨンバー38と上記入力軸39との間に
形成されたチヤンバーで、オイルポンプ1bから
の圧油が高圧油路8→環状溝41→油路44→油
路45→油路46→チヤンバー49→低圧油路9
→タンク4→オイルポンプ1bに循環するよう
に、またハンドル(図示せず)を右に切つて、入
力軸39を右に回転すると、入力軸39の油路4
6が軸方向油路45の間に設けた軸方向油路(図
示せず)に連通し、オイルポンプ1bからの圧油
が高圧油路8→環状溝41→油路44→油路45
→環状溝42→油路47を経てシリンダ3の一方
へ送られて、同シリンダ3が右方へ作動する一
方、シリンダ3の他方の油が油路48→環状溝4
3→油路44(図示せず)→軸方向油路45の間
に設けた軸方向油路→油路46→チヤンバー49
→第1の低圧油路9を経てタンク4へ戻されるよ
うに、またハンドルを左に切つて、入力軸39を
左に回転すると、入力軸39の油路46が軸方向
油路45に連通し、オイルポンプ1bからの圧油
が高圧油路8→環状溝41→油路44(図示せ
ず)→軸方向油路45の間に設けた軸方向油路→
環状溝43→油路48を経てシリンダ3の他方へ
送られて、同シリンダ3が左方へ作動する一方、
シリンダ3の一方の油が油路47→環状溝42→
軸方向油路45→油路46→チヤンバー49→第
1の低圧油路9を経てタンク4へ戻されるように
なつている。また第2図の50,51はオイルシ
ール、52,53はベアリング、54は前記圧力
制御弁11の軸線上に設けたキヤツプ、55が同
キヤツプ54側のパイプに設けた穴である。なお
同穴55はパイプ内に圧力の高まりが発生しない
ようにするために設けた油逃し穴で、圧力制御弁
11とパイプとの間には隙間があり、特に設ける
必要はないが、圧力制御弁11が上昇して上記隙
間が閉ざされたときに問題になるので、設けてい
るにすぎない。また56が前記ピニオン37のラ
ジアル荷重を支承するジヤーナル軸受、57が同
ジヤーナル軸受56の下側に形成したチヤンバー
で、同チヤンバー57が油路58と開閉弁10の
チヤンバー32(第3図参照)と油路33とチヤ
ンバー31とを介して低圧油路9′に連通してい
る。なお同チヤンバー57は開閉弁10内を介さ
ずに低圧油路9′に連通させてもよい。
図に示す一実施例により説明すると、1aがエン
ジン、1bが同エンジン1aにより駆動されるオ
イルポンプ、2が油路切換用ロータリー弁、3が
パワーシリンダ、4がタンク、5が上記油路切換
用ロータリー弁2の周りに設けた反力ピストン、
6が同ピストン5,5′の背後に形成したチヤン
バー、8が上記オイルポンプ1bと上記油路切換
用ロータリー弁2との間の高圧油路、9が上記油
路切換用ロータリー弁2と上記タンク4との間の
低圧油路、7が同第1の低圧油路9の途中に設け
た細孔、8′が上記高圧油路8の途中から上記反
力ピストン5のチヤンバー6へ延びた分岐油路、
10が分岐油路8′の途中に介装した油路開閉弁
で、これを第3図により具体的に説明すると、2
1がバルブハウジング、22がスプール、23が
スプール22を左方へ付勢するスプリング、24
がソレノイド、25が同ソレノイド24側のロツ
ド、25′が同ロツド25の先端に設けたスリツ
ト、26がプラグ、27,28がOリング、29
が上記バルブハウジング21の溝に嵌挿したスナ
ツプリング、30,31,32がチヤンバー、3
3が上記スプール22に設けた油路で、停車時及
び低速走行時には、車速センサー(図示せず)か
らの信号に基いてソレノイド24に通電され、ロ
ツド25を介しスプール22が第3図の位置から
右方へ移動して、分岐油路8′が遮断され、また
中・高速走行時には、車速センサーからの信号に
基いてソレノイド24への通電が止まり、スプー
ル22がスプリング23の反力により左方へ移動
して、圧力制御弁11への油路が開放されるよう
になつている。また第1,2,4図の11が上記
油路開閉弁10の下流側の分岐油路8′に介装し
た圧力制御弁で、これを同第2,4図により具体
的に説明すると、21がバルブハウジング、13
が同スプール13を左方へ付勢するスプリング、
15が上記弁本体12に設けた作動油の入口、1
6が上記バルブハウジング21に設けた作動油の
出口、17が上記バルブハウジング21に設けた
排油孔で、同排油孔17は油路9′を介して上記
低圧油路9に接続されている。また18a,18
b,18c,18dが上記スプール13により形
成されたバルブハウジング21内のチヤンバー、
19aが上記スプール13に設けた連通孔、19
bが同スプール13に設けた細孔で、チヤンバー
18cが低圧油路9′を介して細孔7よりも下流
のタンク4側低圧油路9に、チヤンバー18dが
第2の低圧油路9″を介して細孔7よりも上流の
油路切換用ロータリー弁2側の第1の低圧油路9
に、それぞれ接続されている。次に前記油路切換
用ロータリー弁2を第1図により具体的に説明す
ると、35が前記バルブハウジング21に設けた
ラツクサポート、36がラツク、37が同ラツク
36に噛合した出力軸のピニオン、39が入力
軸、38が同入力軸39と上記ピニオン37とを
連結するトーシヨンバー、40が上記入力軸39
の周りに取付けたバルブボデイ、41,42,4
3が同バルブボデイ40の外周面に設けた環状
溝、44が上記環状溝41から半径方向内方へ延
びた複数の油路、45が上記バルブボデイ40の
内周面に軸方向に沿い設けた複数の油路で、同各
油路45は上記環状溝42に連通している。また
同各油路45の間には同様の油路(図示せず)が
あり、これが上記環状溝41と上記環状溝43と
を連通している。また46が上記入力軸39を半
径方向に貫通した複数の油路、47,48が上記
環状溝42,43からバルブハウジング21壁を
貫通して前記シリンダ3へ延びた油路、49が上
記トーシヨンバー38と上記入力軸39との間に
形成されたチヤンバーで、オイルポンプ1bから
の圧油が高圧油路8→環状溝41→油路44→油
路45→油路46→チヤンバー49→低圧油路9
→タンク4→オイルポンプ1bに循環するよう
に、またハンドル(図示せず)を右に切つて、入
力軸39を右に回転すると、入力軸39の油路4
6が軸方向油路45の間に設けた軸方向油路(図
示せず)に連通し、オイルポンプ1bからの圧油
が高圧油路8→環状溝41→油路44→油路45
→環状溝42→油路47を経てシリンダ3の一方
へ送られて、同シリンダ3が右方へ作動する一
方、シリンダ3の他方の油が油路48→環状溝4
3→油路44(図示せず)→軸方向油路45の間
に設けた軸方向油路→油路46→チヤンバー49
→第1の低圧油路9を経てタンク4へ戻されるよ
うに、またハンドルを左に切つて、入力軸39を
左に回転すると、入力軸39の油路46が軸方向
油路45に連通し、オイルポンプ1bからの圧油
が高圧油路8→環状溝41→油路44(図示せ
ず)→軸方向油路45の間に設けた軸方向油路→
環状溝43→油路48を経てシリンダ3の他方へ
送られて、同シリンダ3が左方へ作動する一方、
シリンダ3の一方の油が油路47→環状溝42→
軸方向油路45→油路46→チヤンバー49→第
1の低圧油路9を経てタンク4へ戻されるように
なつている。また第2図の50,51はオイルシ
ール、52,53はベアリング、54は前記圧力
制御弁11の軸線上に設けたキヤツプ、55が同
キヤツプ54側のパイプに設けた穴である。なお
同穴55はパイプ内に圧力の高まりが発生しない
ようにするために設けた油逃し穴で、圧力制御弁
11とパイプとの間には隙間があり、特に設ける
必要はないが、圧力制御弁11が上昇して上記隙
間が閉ざされたときに問題になるので、設けてい
るにすぎない。また56が前記ピニオン37のラ
ジアル荷重を支承するジヤーナル軸受、57が同
ジヤーナル軸受56の下側に形成したチヤンバー
で、同チヤンバー57が油路58と開閉弁10の
チヤンバー32(第3図参照)と油路33とチヤ
ンバー31とを介して低圧油路9′に連通してい
る。なお同チヤンバー57は開閉弁10内を介さ
ずに低圧油路9′に連通させてもよい。
次に前記パワーステアリング装置の作用を説明
する。エンジン1aにより駆動されるオイルポン
プ1bの吐出流量はエンジン回転数に応じて第5
図のように変化する。即ち、停車時から低速走行
時にかけては急速に増加し、中速走行時には急速
に減少し、高速走行時には減少した一定値に保持
される(なおこのオイルポンプ1bについて必要
ならば実願昭57−4939号明細書を参照されたい)。
上記のようにオイルポンプ1bから吐出される作
動油の流量が急速に増加する停車時から低速走行
時にかけては、分岐油路8′の途中に設けた油路
開閉弁10が閉じられている。そのためオイルポ
ンプ1bから吐出された作動油の全てが油路切換
用ロータリー弁2を介しパワーシリンダ3へ導か
れて、油路切換用ロータリー弁2の周りの反力ピ
ストン5に反力が生ぜず、同油路切換用ロータリ
ー弁2によるかじ取り操作が軽快に行なわれる。
一方、上記のようにオイルポンプ1bから吐出さ
れる作動油の流量が急速に減少して一定値に保持
される中速走行時から高速走行時にかけては、分
岐油路8′の途中に設けた油路開閉弁10が開か
れる。そのためオイルポンプ1bから吐出された
作動油の一部が油路開閉弁10を経て圧力制御弁
11へ導かれる。この作動油は走行状態の如何に
より圧力が80Kg/cm2〜60Kg/cm2程度の間で変化し
ており、上限値付近の作動油が入口15からチヤ
ンバー18a,18bへ入つて(細孔19aを通
過する流量よりも多くの作動油がチヤンバー18
a,18bへ入つて)、チヤンバー18a,18
bとチヤンバー18cとの差圧が、18a,18
b>18cになつたときには、同差圧により、ス
プール13がスプリング14に抗し右方へ移動し
(第2図では上昇し)、入口15の開口面積を減少
させて、流量を絞る(第4図参照)し、下限値付
近の作動油が入口15からチヤンバー18a内へ
入つたときには、スプール13がスプリング14
により左方へ移動し、入口15の開口面積を増大
させて、流量をふやす。つまり、分岐油路8′を
流れる作動油の圧力如何にかかわらず出口16か
ら出る作動油の圧力(流量)をほぼ一定に保持す
る。一方、細孔7よりも上流の油路切換用ロータ
リー弁2側低圧回路9の作動油の圧力は、2〜4
Kg/cm2程度の範囲ではあるが、第6図のように中
速走行時から高速走行時にかけて急速に減少し
て、高速走行時には一定値に保持される。そのた
めチヤンバー18d内の圧力が中速走行時よりも
高速走行時に低下して、スプリング14のスプー
ル押し戻し力が相対的に大きくなり、その分だけ
チヤンバー18a,18b内の圧力が上昇する。
即ち、チヤンバー18a,18b内の圧力をPa、
チヤンバー18c内の圧力をPc、チヤンバー1
8d内の圧力をPd、Aをπ/4(D2−d2)、Dをス プール13の大径、dをスプール13の小径(チ
ヤンバー18dの直径)、a=n/4d2とすると、チ ヤンバー18aの圧力Paは、 Pa=R/A+Pc−Pda/A で表わされ、(R/A+Pc)がほぼ一定のため、Pd が小さくなると、Paが大きくなる。結果的にチ
ヤンバー18a,18bの圧力を油路開閉弁10
とで車速に応じコントロールできる。
する。エンジン1aにより駆動されるオイルポン
プ1bの吐出流量はエンジン回転数に応じて第5
図のように変化する。即ち、停車時から低速走行
時にかけては急速に増加し、中速走行時には急速
に減少し、高速走行時には減少した一定値に保持
される(なおこのオイルポンプ1bについて必要
ならば実願昭57−4939号明細書を参照されたい)。
上記のようにオイルポンプ1bから吐出される作
動油の流量が急速に増加する停車時から低速走行
時にかけては、分岐油路8′の途中に設けた油路
開閉弁10が閉じられている。そのためオイルポ
ンプ1bから吐出された作動油の全てが油路切換
用ロータリー弁2を介しパワーシリンダ3へ導か
れて、油路切換用ロータリー弁2の周りの反力ピ
ストン5に反力が生ぜず、同油路切換用ロータリ
ー弁2によるかじ取り操作が軽快に行なわれる。
一方、上記のようにオイルポンプ1bから吐出さ
れる作動油の流量が急速に減少して一定値に保持
される中速走行時から高速走行時にかけては、分
岐油路8′の途中に設けた油路開閉弁10が開か
れる。そのためオイルポンプ1bから吐出された
作動油の一部が油路開閉弁10を経て圧力制御弁
11へ導かれる。この作動油は走行状態の如何に
より圧力が80Kg/cm2〜60Kg/cm2程度の間で変化し
ており、上限値付近の作動油が入口15からチヤ
ンバー18a,18bへ入つて(細孔19aを通
過する流量よりも多くの作動油がチヤンバー18
a,18bへ入つて)、チヤンバー18a,18
bとチヤンバー18cとの差圧が、18a,18
b>18cになつたときには、同差圧により、ス
プール13がスプリング14に抗し右方へ移動し
(第2図では上昇し)、入口15の開口面積を減少
させて、流量を絞る(第4図参照)し、下限値付
近の作動油が入口15からチヤンバー18a内へ
入つたときには、スプール13がスプリング14
により左方へ移動し、入口15の開口面積を増大
させて、流量をふやす。つまり、分岐油路8′を
流れる作動油の圧力如何にかかわらず出口16か
ら出る作動油の圧力(流量)をほぼ一定に保持す
る。一方、細孔7よりも上流の油路切換用ロータ
リー弁2側低圧回路9の作動油の圧力は、2〜4
Kg/cm2程度の範囲ではあるが、第6図のように中
速走行時から高速走行時にかけて急速に減少し
て、高速走行時には一定値に保持される。そのた
めチヤンバー18d内の圧力が中速走行時よりも
高速走行時に低下して、スプリング14のスプー
ル押し戻し力が相対的に大きくなり、その分だけ
チヤンバー18a,18b内の圧力が上昇する。
即ち、チヤンバー18a,18b内の圧力をPa、
チヤンバー18c内の圧力をPc、チヤンバー1
8d内の圧力をPd、Aをπ/4(D2−d2)、Dをス プール13の大径、dをスプール13の小径(チ
ヤンバー18dの直径)、a=n/4d2とすると、チ ヤンバー18aの圧力Paは、 Pa=R/A+Pc−Pda/A で表わされ、(R/A+Pc)がほぼ一定のため、Pd が小さくなると、Paが大きくなる。結果的にチ
ヤンバー18a,18bの圧力を油路開閉弁10
とで車速に応じコントロールできる。
なお反力ピストン5の反力とは、出力軸(ピニ
オン)37と入力軸39との間に配設された反力
ピストン5の反力増大側チヤンバーに供給される
油圧と、反力減少側チヤンバーに供給される油圧
との差により発生している力であり、トーシヨン
バー38の作用力とともに入力軸39に作用する
抵抗となる力、即ち、入力軸39を操作するのに
必要な力である。また細孔7は、入力軸39に形
成されているが、その上流側に位置する減圧通路
49には、パワーシリンダ3から排出される低圧
の作動油が供給されており、低圧油路9″、及び
圧力制御弁11のパイロツト油圧室18dには、
減圧通路49と実質的に同一の油圧が作用してい
る。この油圧は、ポンプ吐出量に対応しており、
結果的に極く低圧(2〜4Kg/cm2)になる。また
上記細孔7の下流側に位置する低圧油路9には、
略大気圧の油圧が作用している。また圧力制御弁
11は、高圧油路8の作動油を略一定の制御油圧
として反力ピストン5の反力増大側チヤンバーに
供給せしめるとともに、パイロツト油圧室には、
上記減圧通路49の油圧、即ち、ポンプ流量に応
じた油圧が供給され、結果としてエンジン回転数
によく対応した油圧が反力ピストン5の反力増大
側チヤンバーに供給されて、適切な反力が得られ
る。また入力軸39はバルブハウジング(バルブ
ボデイ)40に対してベアリング52により支持
され、オイルシール50により油密に保持されて
いる。このベアリング52の直下には、低圧油路
9が配設されており、オイルシール50に対して
作用する圧力が低く、オイルシール50が入力軸
39の周りに生じる摩擦力が小さくなる。従つて
操作感及びオイルシール50の耐久性が向上す
る。
オン)37と入力軸39との間に配設された反力
ピストン5の反力増大側チヤンバーに供給される
油圧と、反力減少側チヤンバーに供給される油圧
との差により発生している力であり、トーシヨン
バー38の作用力とともに入力軸39に作用する
抵抗となる力、即ち、入力軸39を操作するのに
必要な力である。また細孔7は、入力軸39に形
成されているが、その上流側に位置する減圧通路
49には、パワーシリンダ3から排出される低圧
の作動油が供給されており、低圧油路9″、及び
圧力制御弁11のパイロツト油圧室18dには、
減圧通路49と実質的に同一の油圧が作用してい
る。この油圧は、ポンプ吐出量に対応しており、
結果的に極く低圧(2〜4Kg/cm2)になる。また
上記細孔7の下流側に位置する低圧油路9には、
略大気圧の油圧が作用している。また圧力制御弁
11は、高圧油路8の作動油を略一定の制御油圧
として反力ピストン5の反力増大側チヤンバーに
供給せしめるとともに、パイロツト油圧室には、
上記減圧通路49の油圧、即ち、ポンプ流量に応
じた油圧が供給され、結果としてエンジン回転数
によく対応した油圧が反力ピストン5の反力増大
側チヤンバーに供給されて、適切な反力が得られ
る。また入力軸39はバルブハウジング(バルブ
ボデイ)40に対してベアリング52により支持
され、オイルシール50により油密に保持されて
いる。このベアリング52の直下には、低圧油路
9が配設されており、オイルシール50に対して
作用する圧力が低く、オイルシール50が入力軸
39の周りに生じる摩擦力が小さくなる。従つて
操作感及びオイルシール50の耐久性が向上す
る。
以上のように本案のパワーステアリング装置で
は、高速走行時、オイルポンプ1bから高圧油路
8を経て油路切換用ロータリー弁2へほぼ一定の
流量の作動油が供給される一方、その一部が分岐
油路8′へ導かれるので、同油路切換用ロータリ
ー弁2の入力トルク−圧力特性が第8図の破線の
ようになる。しかも上記分岐油路8′へ導かれた
作動油が油路開閉弁10圧力制御弁11を介し反
力ピストン5へ送られて同部分に反力が生じるの
で、同油路切換用ロータリー弁2の入力トルク−
圧力特性が第8図の一点鎖線のようになつて、高
速走行時の同油路切換用ロータリー弁2の入力ト
ルク−圧力特性が大幅に改善される。また高圧油
路8と反力ピストン5のチヤンバー6とをつなぐ
分岐油路8′に油路開閉弁10と圧力制御弁11
とを、第1の低圧油路9に細孔7を、それぞれ介
装する一方、圧力制御弁11のチヤンバー18c
を細孔7よりも下流のタンク4側第1の低圧油路
9に、圧力制御弁11のチヤンバー18dをオリ
フイス7よりも上流の油路切換用ロータリー弁2
側第1の低圧油路9に、それぞれ接続すればよ
く、装置の構造を複雑化させない。また上記のよ
うに構成されており、チヤンバー18a,18b
の圧力(油路切換用ロータリー弁2の反力)を油
路開閉弁10とで車速に応じコントロールでき
て、中速走行時から高速走行時にかけての油路切
換用ロータリー弁2によるかじ取り操作を安定時
に行なえる効果があるが、さらに本案では、ジヤ
ーナル軸受56の直下のチヤンバー57が低圧で
あり、そのためオイルシール51に作用する圧力
も低くて、ピニオン37の周りに生ずるフリクシ
ヨンを増加させない。またオイルシール51に作
用する圧力が低いので、シールの信頼性を向上で
きる効果を有し、パワーステアリング装置に適用
して非常に有益である。
は、高速走行時、オイルポンプ1bから高圧油路
8を経て油路切換用ロータリー弁2へほぼ一定の
流量の作動油が供給される一方、その一部が分岐
油路8′へ導かれるので、同油路切換用ロータリ
ー弁2の入力トルク−圧力特性が第8図の破線の
ようになる。しかも上記分岐油路8′へ導かれた
作動油が油路開閉弁10圧力制御弁11を介し反
力ピストン5へ送られて同部分に反力が生じるの
で、同油路切換用ロータリー弁2の入力トルク−
圧力特性が第8図の一点鎖線のようになつて、高
速走行時の同油路切換用ロータリー弁2の入力ト
ルク−圧力特性が大幅に改善される。また高圧油
路8と反力ピストン5のチヤンバー6とをつなぐ
分岐油路8′に油路開閉弁10と圧力制御弁11
とを、第1の低圧油路9に細孔7を、それぞれ介
装する一方、圧力制御弁11のチヤンバー18c
を細孔7よりも下流のタンク4側第1の低圧油路
9に、圧力制御弁11のチヤンバー18dをオリ
フイス7よりも上流の油路切換用ロータリー弁2
側第1の低圧油路9に、それぞれ接続すればよ
く、装置の構造を複雑化させない。また上記のよ
うに構成されており、チヤンバー18a,18b
の圧力(油路切換用ロータリー弁2の反力)を油
路開閉弁10とで車速に応じコントロールでき
て、中速走行時から高速走行時にかけての油路切
換用ロータリー弁2によるかじ取り操作を安定時
に行なえる効果があるが、さらに本案では、ジヤ
ーナル軸受56の直下のチヤンバー57が低圧で
あり、そのためオイルシール51に作用する圧力
も低くて、ピニオン37の周りに生ずるフリクシ
ヨンを増加させない。またオイルシール51に作
用する圧力が低いので、シールの信頼性を向上で
きる効果を有し、パワーステアリング装置に適用
して非常に有益である。
第1図は本案に係るパワーステアリング装置の
一実施例を示す縦断側面図、第2図はその油圧回
路図、第3図は油路開閉弁の一実施例を示す縦断
側面図、第4図は圧力制御弁の一実施例を示す縦
断側面図、第5図はオイルポンプの吐出流量特性
を示す説明図、第6図は細孔の上流圧を示す説明
図、第7図は圧力制御弁のチヤンバー(出入口側
圧力室)の圧力を示す説明図、第8図は圧力−入
力トルク特性を示す説明図である。 1a……エンジン、1b……オイルポンプ、2
……油路切換用ロータリー弁、3……パワーシリ
ンダ、4……タンク、5,5′……反力ピストン、
7……細孔、8……高圧油路、8′……分岐油路、
9……第1の低圧油路、9″……第2の低圧油路、
10……油路切換弁、11……圧力制御弁、18
c……チヤンバー、21……バルブハウジング、
37……出力軸のピニオン、38……トーシヨン
バー、39……入力軸、40……バルブボデイ、
49……減圧油路、51……オイルシール、56
……ジヤーナル軸受、57……チヤンバー。
一実施例を示す縦断側面図、第2図はその油圧回
路図、第3図は油路開閉弁の一実施例を示す縦断
側面図、第4図は圧力制御弁の一実施例を示す縦
断側面図、第5図はオイルポンプの吐出流量特性
を示す説明図、第6図は細孔の上流圧を示す説明
図、第7図は圧力制御弁のチヤンバー(出入口側
圧力室)の圧力を示す説明図、第8図は圧力−入
力トルク特性を示す説明図である。 1a……エンジン、1b……オイルポンプ、2
……油路切換用ロータリー弁、3……パワーシリ
ンダ、4……タンク、5,5′……反力ピストン、
7……細孔、8……高圧油路、8′……分岐油路、
9……第1の低圧油路、9″……第2の低圧油路、
10……油路切換弁、11……圧力制御弁、18
c……チヤンバー、21……バルブハウジング、
37……出力軸のピニオン、38……トーシヨン
バー、39……入力軸、40……バルブボデイ、
49……減圧油路、51……オイルシール、56
……ジヤーナル軸受、57……チヤンバー。
Claims (1)
- ステアリングハンドルに連結された入力軸と、
操舵輪に連結された出力軸と、上記入力軸と上記
出力軸とを連結するトーシヨンバーと、上記出力
軸に連結されたパワーシリンダと、油圧源と同パ
ワーシリンダとを連通する高圧油路に介装される
とともに上記入力軸と上記出力軸との回転角度差
に応じて上記パワーシリンダに選択的に配油する
油路切換用ロータリー弁と、同油路切換用ロータ
リー弁の下流側に位置するとともに上記入力軸と
上記トーシヨンバーとの間に配設された減圧油路
と、上記出力軸の外周面とバルブハウジングとの
間に形成されて上記パワーシリンダの作動油をオ
イルタンクに戻す第1の低圧油路と、上記入力軸
と上記出力軸との間に配設されて両者の相対捩り
変位を規制する複数の反力ピストンと、上記高圧
油路から上記各反力ピストンの反力増大側チヤン
バーに分岐された分岐油路と、同各分岐油路に介
装されるとともに一定車速以上の走行時に開作動
される油路開閉弁と、同油路開閉弁の下流側に配
設されて作動油を略一定の圧力に保持する圧力制
御弁と、上記入力軸に形成されて上記減圧通路と
上記第1の低圧油路とを連通させる細孔と、上記
減圧通路に発生したパイロツト油圧を上記反力ピ
ストンの反力減少側チヤンバーに導くとともに上
記出力軸の外周面と上記バルブハウジングとの間
を介して上記圧力制御弁のパイロツト油圧室に導
く第2の低圧油路と、上記第2の低圧油路のうち
上記出力軸と上記バルブハウジングとの間の部分
の軸方向外側に配置されて上記出力軸のラジアル
荷重を支承するジヤーナル軸受と、同ジヤーナル
軸受よりも軸方向外側の上記出力軸と上記バルブ
ハウジングとの間に配置されたオイルシールと、
上記ジヤーナル軸受と上記オイルシールとの間に
形成されて上記第1の低圧油路に連通したチヤン
バーとを具えていることを特徴としたパワーステ
アリング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14716382U JPS5951676U (ja) | 1982-09-30 | 1982-09-30 | パワ−ステアリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14716382U JPS5951676U (ja) | 1982-09-30 | 1982-09-30 | パワ−ステアリング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5951676U JPS5951676U (ja) | 1984-04-05 |
JPH023982Y2 true JPH023982Y2 (ja) | 1990-01-30 |
Family
ID=30327341
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14716382U Granted JPS5951676U (ja) | 1982-09-30 | 1982-09-30 | パワ−ステアリング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5951676U (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5027529B2 (ja) * | 1971-09-10 | 1975-09-08 | ||
JPS52140129A (en) * | 1976-05-15 | 1977-11-22 | Nissan Motor Co Ltd | Steering force control system for power steering device |
JPS5387433A (en) * | 1977-01-07 | 1978-08-01 | Nissan Motor Co Ltd | Apparatus for controlling steering force of power steering system |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5344181Y2 (ja) * | 1973-07-09 | 1978-10-24 |
-
1982
- 1982-09-30 JP JP14716382U patent/JPS5951676U/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5027529B2 (ja) * | 1971-09-10 | 1975-09-08 | ||
JPS52140129A (en) * | 1976-05-15 | 1977-11-22 | Nissan Motor Co Ltd | Steering force control system for power steering device |
JPS5387433A (en) * | 1977-01-07 | 1978-08-01 | Nissan Motor Co Ltd | Apparatus for controlling steering force of power steering system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5951676U (ja) | 1984-04-05 |
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