JPH0989065A - トラクションドライブ変速機 - Google Patents

トラクションドライブ変速機

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Publication number
JPH0989065A
JPH0989065A JP26926895A JP26926895A JPH0989065A JP H0989065 A JPH0989065 A JP H0989065A JP 26926895 A JP26926895 A JP 26926895A JP 26926895 A JP26926895 A JP 26926895A JP H0989065 A JPH0989065 A JP H0989065A
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JP
Japan
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outer ring
inner ring
ring
contact
traction drive
Prior art date
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Pending
Application number
JP26926895A
Other languages
English (en)
Inventor
Nagao Mizutani
長夫 水谷
Masahiro Kaneko
昌弘 金子
Keiji Murata
圭司 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sayama Precision Ind Co Ltd
Original Assignee
Sayama Precision Ind Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sayama Precision Ind Co Ltd filed Critical Sayama Precision Ind Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 変速比を著しく大きくすると共に、特に減速
比又は増速比を可変にする制御が可能なトラクションド
ライブ変速機を提供する。 【構成】 内輪と複数個の球体と、該球体に夫々異なる
位置に於いて圧接されトラクション力を回転伝達力とし
て転がり接触する前記内輪と軸心が略一致した第1、第
2の外輪とを備え、前記第1の外輪、第2の外輪、内輪
の内何れか1つを固定し、他の2つの何れか一方を入力
軸と一体的に回転可能にし、他方を出力軸と一体的に回
転可能にすると共に、前記第1の外輪、第2の外輪、内
輪の内の少くとも1つを、前記球体に圧接する位置を可
変とすべく移動可能に設け、且つこのための制御手段を
設けて成る、トラクションドライブ変速機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はトラクションドライ
ブを利用した遊星転動装置による小型のトラクションド
ライブ変速機に関する。
【0002】
【関連する技術】トラクションドライブは、2つの回転
体間に例えば油膜を介在させて加圧し、2つの回転体の
一方を回転させると、加圧面の油膜が加圧力によって非
常に高い粘度と成り、油膜のせん断抵抗によりトラクシ
ョン力が生じて、2つの回転体の他方が引きずられて回
転するものである。
【0003】従来、一般的に入力軸の回転を出力軸に回
転数を変えて伝達する変速装置としては、太陽歯車とそ
の外側を囲む内歯歯車の間を複数の遊星歯車が自転しな
がら公転する遊星歯車装置が多く用いられている。
【0004】しかしこの遊星歯車装置では、多数の歯車
相互の噛み合いのため、騒音や振動が生じる、歯の折損
が生じやすい、小型化が容易でない、大きな変速化が得
られない、変速比は歯数で決まるため中間的な任意の変
速比にすることが出来ないなどの欠点がある。このため
従来より、歯車の代わりに上述したトラクションドライ
ブを利用した遊星転動装置を用いたトラクションドライ
ブ変速機が用いられている(例えば特開昭55−869
49、特開昭58−46252)。
【0005】即ち、このトラクションドライブ変速機
は、内輪と外輪との間に転動体を油膜を介して強く挟圧
し、トラクション力によって内輪と外輪との間を転動体
を自転させながら公転させ、この転動体の公転運動を転
動体の保持器の回転とするものであり、このトラクショ
ン力による遊星転動装置を一段あるいは複数段連結し、
内輪の回転と転動体の保持器の回転のいずれか一方を入
力軸、他方を出力軸として取り出すものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のトラ
クションドライブ変速機では、精々3〜8程度と余り大
きな変速比が得られないため、更に大きな変速比を得る
には、内輪、外輪、転動体、保持器から成るトラクショ
ンドライブ遊星転動装置を軸方向に多段に接続して設け
なければならない。このため、構造が複雑で、軸方向寸
法が大きく成り、小型化が難しく、安価なものが提供出
来なかった。また、自転且つ公転する転動体を保持する
保持器の回転を入力又は出力として取り出す構造のた
め、回転時の転動体と保持器間の接触のために大きな振
動や騒音が生じていた。また、転動体の保持器で回転を
伝達しているため、過負荷によって破損しやすいなどの
問題があった。
【0007】特に、一度変速比を決めて製造してしまう
と、後から変速比を変えたり、変速比を自由に可変制御
することなどは全く不可能であった。
【0008】本発明はこれらの問題を解決し、後から変
速比を変更したり、変速比を自由に可変制御することが
出来ると共に、構造が簡単で小型化出来、安価に製造可
能であり、振動や騒音が少なく、過負荷に対して破損し
にくいトラクションドライブ変速機を提供することを目
的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題は、内輪と、該
内輪に圧接されトラクション力を回転伝達力として転が
り接触して自転且つ公転する複数の球体と、該複数の球
体にそれぞれ異成る位置に於いて圧接されトラクション
力を回転伝達力として転がり接触する前記内輪と軸心が
略一致した第1、第2の外輪とを備え、前記第1の外
輪、第2の外輪、内輪の内何れか1つを固定し、他の2
つの何れか一方を入力軸と一体的に回転可能にし、他方
を出力軸と一体的に回転可能にすると共に、前記第1の
外輪、第2の外輪、内輪の内少くとも1つを、前記球体
に圧接する位置を可変とすべく移動可能に設け、且つこ
のための制御手段を設けて成るトラクションドライブ変
速機とすることにより達成される。
【0010】また請求項2記載の発明は、請求項1記載
の構成の内、前記第1の外輪、第2の外輪の何れか一方
をスラスト方向に押圧して前記球体を第1、第2の外輪
及び内輪の間で挟圧させる押圧力付与手段を設けたこと
を特徴としている。
【0011】また請求項3記載の発明は、請求項1又は
請求項2記載の構成の内、前記球体の自転軸が前記内輪
の中心軸と略平行と成るように、前記球体が支持されて
いることを特徴としている。
【0012】また請求項4記載の発明は、請求項1又は
請求項2記載の構成の内、前記複数の球体を円周方向に
一定間隔で保持する保持器を設けていることを特徴とし
ている。
【0013】また請求項5記載の発明は、請求項1又は
請求項2記載の構成の内、前記第1の外輪、第2の外
輪、内輪と前記球体とが、オイル又はグリースを介して
挟圧されていることを特徴としている。
【0014】また請求項6記載の発明は、請求項1又は
請求項2記載の構成の内、前記球体に圧接される前記第
1の外輪、第2の外輪、内輪の接触面が曲面であること
を特徴としている。
【0015】また請求項7記載の発明は、請求項1又は
請求項2記載の構成の内、前記移動可能に設けられた部
位に対する制御手段が、移動可能に設けられた部位を軸
方向にスライドさせる機械的制御手段であることを特徴
としている。
【0016】また請求項8記載の発明は、請求項1又は
請求項2記載の構成の内、前記移動可能に設けられた部
位に対する制御手段が、移動可能に設けられた部位を軸
方向にスライドさせる電磁的制御手段であることを特徴
としている。
【0017】以下、図面に基づいて本発明の幾つかの実
施の形態を説明するが、本発明はこれ等の実施例にのみ
限定されるものではない。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は本発明のトラクションドラ
イブ変速機の第1実施例を示す。ケーシング1は一端に
開口部1aを有する有底円筒状であって、他端側には環
状段部2によって小径の首部3が形成され、該首部3の
底板3aの中央には軸穴4が設けられている。首部3の
外周には、このトラクションドライブ変速機を他の装置
にネジ止め固定するためのネジ面3bが設けられてい
る。
【0019】前記ケーシング1の一端の開口部1aの内
壁には、ネジ面1bが刻設されている。モーター5は連
結体6にネジ50により固定され、連結体6の外周のネ
ジ面6aが前記ネジ面1bに螺着されている。また、ケ
ーシング1内には、ベアリング36,37が、その外輪
36a,37aで、ケーシング1の内壁に接触して設け
られていて、軸穴4を通る円柱状の出力軸10がベアリ
ング36,37の内輪36b,37bに接触して設けら
れ、このためケーシング1に対し内輪36b,37bと
共に出力軸10は回動自在に成っている。符号36c,
37cは球体、36d,37dはボールの保持器であ
る。また、ケーシング1の首部3の位置に於いて、出力
軸10にはブッシュ10aが固定されている。
【0020】2つのベアリング36,37の間には、円
筒状のスペーサー11が設けられ、該スペーサー11と
同位置に於いて、出力軸10の外周を囲むコイルスプリ
ング12の両端が、ベアリング36,37の内輪36
b,37bに接している。このため、内輪36bは図1
の左方へ押圧されている。尚、出力軸10の右端近傍に
は、中央に軸穴13aを有する出力ギヤ13が固定され
ている。
【0021】前記出力軸10は、出力ジョイント14の
中央部分の軸穴14aに挿入されていて、出力ジョイン
ト14は出力軸10に回動自在に取り付けられている。
出力ギヤ13及び出力ジョイント14には、向かい合わ
せに環状溝13b,14bが設けられ、この環状溝13
b,14b内にコイルスプリング15が収容されてい
て、コイルスプリング15の両端が環状溝13b,14
bの底部に接している。このため、出力ジョイント14
は図1の右方へ押圧されている。
【0022】出力ジョイント14の出力ギヤ13側の環
状段部14cには、内歯歯車16が固定されていて、前
記出力ギヤ13が内歯歯車16にすき間のある状態で軸
方向に嵌入されて軸継手を構成している。このため、出
力ギヤ13及び内歯歯車16の多少の軸方向のずれも、
軸心の芯ずれも吸収されて回転力のみが伝達されるか
ら、各部品の寸法精度及び取り付け精度が高くなくても
よいので、コスト低減に繋がる。
【0023】また、出力ジョイント14の反対側の環状
段部14dには、複数の球体17,17に、球体17の
左側から押圧されて転がり接触する、傾斜した接触面1
8aを内面に有する環状の第1の外輪18が固定されて
いる。また複数の球体17,17に、右側から転がり接
触する、傾斜した接触面19aを内面に有する環状の第
2の外輪19が、前記連結体6の先端部6bに接触した
状態で、ケーシング1の内壁に固定されている。尚、ベ
アリング37の外輪37aの側面と第2の外輪19の側
面との間に於いて、円筒状のスペーサー20がケーシン
グ1内に収容されている。
【0024】複数の球体17,17は、前記ベアリング
36,37の保持器36d、37dと同様の保持器21
によって円周方向に一定間隔を保つように、且つ任意方
向に回動自在に保持されて前記第1、第2の外輪18,
19の接触面18a,19aに接触すると共に、円筒状
の内輪22の外周面22a,22bにも転がり接触して
いる。当該外周面22a,22bは一続きの円滑な弧面
を形成しており、その一部が前記球体17の表面に接触
し得る形状とされている点に、本実施例の特徴を有す
る。
【0025】前記球体17と、第1、第2の外輪18,
19の接触面18a,19a、及び内輪22との間には
トラクショングリース等の油膜が介在されていて、球体
17は第1の外輪18の接触面18aにより、コイルス
プリング15の押圧力で押圧されているため、この第1
の外輪18の接触面18aと、固定された第2の外輪1
9の接触面19aと、内輪22の外周面22a又は22
bの三者の間で挟圧されている。従って、球体17と前
記三者それぞれとの接触に於いて油膜に圧力が加わって
いるため、一方の回転力によってトラクション力が作用
して他方が引きずられて転がり回転する。従って、球体
17とこれを挟圧する前記三者は互いにトラクションド
ライブの関係に置かれている。
【0026】即ち、この2つの外輪18,19と円筒状
の内輪22との間で球体17を挟圧した構成のトラクシ
ョンドライブ遊星転動装置は、前記した従来のトラクシ
ョンドライブ遊星転動装置に於ける円筒状の内輪に球体
を押付ける1つの外輪を、2つの外輪に分離して軸方向
の両側斜め上方から2つの外輪で球体を押圧して円筒状
の内輪に押付けたものである。従って、1つの外輪の場
合と同様に球体17の自転軸は、内輪22の中心軸とほ
ぼ平行に成る。
【0027】尚、前記トラクショングリース以外にも、
油脂、粘液性のある物質の水溶液、ゲル、ゾルなどでも
よく、或いはこれ等の粘性のものを介在させず、第1、
第2の外輪18,19、及び内輪22、球体17の何れ
か、又は全部を硬質ゴムなどの摩擦係数の高い材料で作
成して、球体との転がり接触に於いてトラクション力を
生じるようにしてもよい。
【0028】前記内輪22の中心の軸穴22cには、入
力ジョイント23の軸部23aが挿入されて固定されて
いる。この入力ジョイント23の右方の円筒部23bの
内面には内歯歯車24が固定されている。また、前記連
結体6に固定されたモーター5の駆動軸5aには入力ギ
ヤ25が固定されていて、入力ギヤ25が隙間のある状
態で前記内歯歯車24に軸方向に嵌入されて軸継手を構
成している。このため出力ギヤ25及び内歯歯車24の
多少の軸方向のずれも、軸心の芯ずれも吸収されて回転
力のみが伝達されるから、各部品精度及び取り付け精度
が高くなくてもよいので、コスト低減に繋がる。
【0029】また、入力ジョイント23の右方の円筒部
23bの外面には、円環状の磁性板7が固定されてい
る。この磁性板7は、永久磁石の環で、その着磁方向は
軸方向のものである。この磁性板7に相対する連結体6
の内面には、電磁石70が埋設されている。前記電磁石
70はスイッチ71、電池72、可変抵抗73から成る
制御装置に配線されている(図2)。
【0030】上述したように、モーター5側の入力ギヤ
25が、隙間のある状態で前記入力ジョイント23の内
歯歯車24に軸方向に嵌入されて軸継手を構成している
ことにより、また円筒状の内輪22の外周面22a,2
2bの一部が前記球体17の表面に接触していることに
より、入力ジョイント23は左右方向に幾分ずれること
が出来る。そこで、スイッチ71を操作して電磁石70
に通電すると、電磁石70から磁力線が発生し、該磁性
板7と電磁石70との相互作用によって、入力ジョイン
ト23が左右の何れか所定の方向にずれる。この結果、
球体17に接触する内輪22の位置が、外周面22a,
22bの間で移動することに成る。この点にも本実施例
の特徴がある。
【0031】さて、モーター5を駆動させると、入力ギ
ヤ25と内歯歯車24とによって、駆動軸5aの回転が
伝達されて、内輪22が内歯歯車24、入力ジョイント
23と一体的に回転する。この内輪22の回転により、
第1、第2の外輪18,19及び内輪22の三者にトラ
クション力によって転がり接触した複数の球体17,1
7は、自転しつつ内輪22の周りを公転し、これに伴っ
て第1の外輪18が回転する。この第1の外輪18の回
転と一体的に出力ジョイント14及び内歯歯車16が回
転し、この回転は内歯歯車16から出力ギヤ13に伝達
されて出力ギヤ13と一体的に出力軸10が回転する。
【0032】ここで、内輪22と第1の外輪18との回
転数は大凡次のような関係に成る。図3に示すように、
内輪22の半径をa、球体17の半径をb、球体17の
自転軸を17a、内輪22の中心軸から、球体17と固
定された第2の外輪19との接触点までの距離をdと
し、球体17の自転軸17aから、球体17と固定され
た第2の外輪19との接触点までの距離をcとし、また
球体17の自転軸17aから、球体17と固定された第
1の外輪18との接触点までの距離をeとして、内輪2
2の中心軸から、球体17と出力軸10に連接された第
1の外輪18との接触点までの距離をfとすると、各部
の回転数の関係は次の表1のように成る。
【0033】
【表1】
【0034】モーター5の駆動軸5aの回転が出力軸1
0の回転として取り出されるから、 減速比=(第1の外輪18の回転数)/(内輪22の回転数) ={1−(d/c)・(e/f)}/{1+(d/c)・(b/a)} =(a/f)・{(cf−de)/(ca+bd)} =(a/f)・{(c−e)/(b+c)} ……式(1) と成る。
【0035】上記の減速比の式から明らかなように、第
1の外輪18と球体17との接触点と内輪22の中心軸
との距離fが、第2の外輪19と球体17との接触点と
内輪22の中心軸との距離dに近づくにつれて、即ちf
がdに近づく、即ちeがcに近づくにつれて出力軸10
の回転数は小さく成り、f=d、即ちe=cと成ると出
力軸10の回転数は零に成る。fをdに近づけることに
よって例えば1/1000等のいくらでも大きな減速比
を得ることが出来る。従って一段だけの遊星転動装置で
大きな減速比が得られる。これによって、減速比は固定
であるものの、一段のトラクションドライブ遊星転動装
置だけで著しく大きな変速比を得ることが出来るように
成っている。
【0036】更に本実施例では、図4で表わすように、
上記a,bの値を、内輪22と球体17との接触点の角
度α,α’を変えることによって変化させることが出来
る。即ち、前記制御装置のスイッチ71を操作すること
により、入力ジョイント23が左右の何れか所定の方向
にずれ、球体17に接触する内輪22の位置が、外周面
22a,22bの間で移動して、上記a,bの値を変化
させ、a,b以外の値も従属的に変化し、この結果減速
比を可変とすることが出来るのである。
【0037】この実施例では、内輪22を入力と結合
し、第1の外輪18を出力と結合した減速機として用い
る場合を説明したが、この関係を逆にすれば増速機とし
て用いることが出来る。また、従来のトラクションドラ
イブ遊星転動装置では、内輪の回転と球体の公転の何れ
か一方を入力、他方を出力としているが、図1の装置で
は、球体の公転は入力、出力の何れにも用いず、内輪と
第1、第2の外輪の内の何れか2つを入力、出力とする
ことによって大きな変速比を得ている。
【0038】また、逆に第2の外輪19を回転可能に
し、第1の外輪18を固定して、第2の外輪19を入力
あるいは出力と結合してもよい。また、内輪22を固定
して、第1、第2の外輪18,19の一方を入力、他方
を出力と結合してもよい。この場合は、前記表1と同様
にして回転比を求めることが出来る。これを表2として
示す。
【0039】
【表2】
【0040】即ち、 変速比=(第1の外輪18の回転数)/(第2の外輪19の回転数) ={1+(a/b)・(e/f)}/{1+(a/b)・(c/d)} ={(bf+ae)/(bd+ac)}・(d/f) ……式(2) と成る。
【0041】尚、第1の外輪18、第2の外輪19の球
体17との接触面18a,19aは断面曲線状ではな
く、断面直線状にしてもよい。また本実施例では、入力
ジョイント23を左右の何れか所定の方向にずらす機構
として、磁性板7、電磁石70を用いたが、機械的にず
らす構成とすることも可能である。また本実施例の磁性
板7、電磁石70等の構成を、内輪22と入力ジョイン
ト23の軸部23aとの間に装置することも可能であ
り、また第1の外輪18とケーシング1との間や、また
第2の外輪19とケーシング1との間に装置することも
出来る。
【0042】
【他の実施の形態】次に、図5は、本発明の第2の実施
の形態を示している。この実施例は、球体17へ第1の
外輪18を押し付ける押圧手段として、図1の実施例の
コイルスプリング12の代わりに、傘状の板バネ41を
用いている点に特徴を有する。また減速比を可変とする
機構に、第2の外輪44A,44Bを適用している。
【0043】即ち、円筒状のケーシング30の一端に
は、厚肉円筒状の軸保持体31が挿入されネジ32によ
ってケーシング30に固定されている。軸保持体31に
は、このトラクションドライブ変速機を他の装置にネジ
止め固定するための複数の箇所の軸方向のネジ穴31a
を備えている。
【0044】前記軸保持体31の底板31bの中央の軸
穴33を通る出力軸34が、軸保持体31の断面円形の
収容穴35に収容されたベアリング36,37によって
回動自在に軸保持体31に保持されている。符号38は
リング状のスペーサー、また符号39はコイルスプリン
グであって、コイルスプリング39で押圧されたベアリ
ング36,37の内輪36b、37bは、出力軸34の
環状溝34a,34bに嵌着されたリング状のストッパ
ー40a,40bによって軸方向の移動を規制されてい
る。
【0045】前記出力軸34のケーシング30内の端部
の外周には、出力ギヤ34cが設けられている。前記し
た傘状の板バネ41は、図6に示す如く中央に円形の穴
41aを有するほぼ円形の基部41bから、放射状に複
数の脚片41cが基部41bから延設し、基部41bに
対して所定角度傾斜するように屈曲して成るものであ
る。該板バネ41は、この基部41bの穴41aにより
ストッパー40bに当接して、出力ジョイント42に脚
片41c,41cが弾性に抗して押し開かされた状態で
押圧接触している。このため出力ジョイント42は右方
(図5に於いて)へ押圧されている。
【0046】出力ジョイント42の中央の軸穴42aに
は、内歯歯車42bが設けられていて、前記出力ギヤ3
4cがすき間のある状態で軸方向に嵌入されて軸継手を
構成している。出力ジョイント42の上端の環状段部4
2cには、リング状の第1の外輪43が固定されてい
る。
【0047】次に、本実施例の第2の外輪は、2つの外
輪44A,44Bから成っている。2つの外輪44A,
44Bは、球体45に対する接触面44a,44bの角
度が互いに異なるように形成されており、且つ又リング
状の外輪44Aの内側面に、外輪44Bが摺動回転自在
に嵌め込まれている。外輪44Aの外壁には、ネジ面4
9aが刻設されており、ケーシング30の内壁に回動可
能に螺合されている。内輪44Bの内壁にはネジ面49
bが刻設されており、ケーシング30の底板30bに回
動可能に螺合している。外輪44Aは、後述するフラン
ジ部51aより図の右方に突出しており、該突出部の外
壁につまみと成る凹凸49cが刻設されている。これに
対して外輪44Bは、外輪44Aより更に右方に突出し
ており、同様に突出部の外壁につまみと成る凹凸49d
が刻設されている。モーター5は内部的には連結体6に
ネジ50によって固定されている。また一方で、外部的
にはモーター5はケーシング53a内に収められてお
り、該ケーシング53aより延設されたブリッジ53b
により、モーター5は前記フランジ部51aに接続され
ている。ブリッジ53bは、2回対称の位置に計2個設
けられており、2つの外輪44A,44Bを、前記凹凸
44c,44dを工具で挟んで回転させる際の邪魔には
成らないものである(図7)。
【0048】また、図中符号45は球体、46は複数の
球体を一定間隔で保持する保持器、47は内輪であっ
て、第1実施例と全く同様に、第1の外輪43による右
方への押圧力により、内輪47と第1、第2の外輪4
3,44A,44Bとの間で複数の球体45が油膜を介
して挟圧されて、複数の球体45とトラクション力で転
がり回転するように接触している。
【0049】前記内輪47の中央部分の軸穴47aに
は、入力ジョイント48が固定されている。モーター5
の駆動軸5aには入力ギヤ52が固定されていて、入力
ジョイント48の軸穴48aに設けられた内歯歯車48
bに隙間のある状態で軸方向に嵌入されて軸継手を構成
している。
【0050】そして、モーター5を駆動させると、駆動
軸5aの回転は入力ギヤ52と内歯歯車48bによって
伝達されて内輪47が回転する。従って、上述の第1実
施例と全く同様に、内輪47の回転より著しく減速され
た第1の外輪43の回転が、出力ジョイント42の内歯
歯車42bと出力軸34の出力ギヤ34cによって、出
力軸34に伝達される。これにより、減速比は固定であ
るものの、一段のトラクションドライブ遊星転動装置だ
けで著しく大きな変速比を得ることが出来るように成っ
ている。
【0051】更に本実施例では、第2の外輪44Aをケ
ーシング30に対して螺子込んで、外輪44Aの接触面
44aを球体45に接触させ、逆に外輪44Bの接触面
44bを球体45から離した場合と、第2の外輪44B
をケーシング30の底板30bに対して螺子込んで、外
輪44Bの接触面44bを球体45に接触させ、外輪4
4Aの接触面44aを球体45から離した場合とによ
り、第1実施例に於ける球体17と固定された第2の外
輪19との接触点までの距離c、内輪22の中心軸か
ら、球体17と固定された第2の外輪19との接触点ま
での距離dを変化させることが出来るという特徴を有す
る。
【0052】
【他の実施の形態】次に、本発明の第3の実施の形態を
説明する。本実施例の要部は図8及び図9に示された通
りであるが、球体17にトラクション力で転がり回転す
るように接触させる第1の外輪8と第2の外輪9とに特
徴を有する。
【0053】即ち、第1の外輪8は、球体17に対する
2つの異なった角度の接触面8a,8bを有し、また第
2の外輪9は、球体17に対する2つの異なる角度の接
触面9a,9bを有する。そして何れの外輪8,9も所
定の軌道で移動可能に構成されている。今図8の如く、
第1の外輪8の下側の傾斜した接触面8aが球体17に
接触しており、当該接触部は球体17の自転軸17aか
らe1の距離にある。また、第2の外輪9の下側の傾斜
した接触面9aが球体17に接触しており、該接触部は
球体17の自転軸17aからc1の距離にある。そし
て、図8で示すようにe1>c1の関係にあり、第1の
外輪8から取出される出力の状態は、入力軸(駆動軸5
a)と同じ回転方向の正転減速である。而して、第1の
外輪8,9を夫々移動して、図9に示すように第1の外
輪8の上側の傾斜した接触面8bが球体17に接触し、
該接触部が球体17の自転軸17aからe2の距離と
し、第2の外輪9の上側の傾斜した接触面9bが球体1
7に接触しており、該接触部が球体17の自転軸17a
からc2の距離にあるように接触位置を変化させると、
新たにe2<c2の関係と成り、第1の外輪8から取出
される出力の状態は入力軸(駆動軸5a)と逆の回転方
向の逆転減速へと変化する。即ち外輪8の出力を正転、
逆転とスイッチングしているのである。尚、各々接触面
の形状や2つの外輪8,9の移動軌道を調節することに
よって、減速比又は増速比を連続的に可変としたり、e
=cと成る状態を実現することにより、出力軸の回転を
停止させることが出来る。
【0054】尚、本発明は上述した実施例に限定される
ものではなく、各部の構成に於いて種々の変形が可能な
ことは勿論である。保持器21,46は必須ではなく、
またコイルスプリング15,傘状の板バネ41も必須で
はない。前記した式(1)、(2)は、球体17の自転
軸17aが内輪22の中心軸と平行であることを前提と
しているが、実際には第1、第2の外輪18、19の接
触圧力の関係で、水平から僅かに傾くこともあるので、
前記減速比は正しくは近似値である。従って、図10に
示すように、球体17に直径を通る貫通穴17aを設
け、保持器21に回動自在に取付けられた内輪22の中
心軸と略平行な支持軸体60を前記貫通穴17aに貫通
して回動自在に支持するか、或いは図11に示すように
球体17の直径方向に軸突起61a、61bを突設し、
この軸突起61a、61bを、内輪の中心軸と平行に、
保持器21に回動自在に支持させれば、球体の自転軸は
内輪22の中心軸と略平行に成るから、前記した変速比
は近似値ではなく正しい値と成る。即ち、球体17の自
転軸の倒れによる変速比の変動がなく成る。また自転軸
の傾きによる球体17と接触面の滑りがなく成り、騒音
防止や長寿命化が可能と成る。
【0055】
【発明の効果】以上、本発明は、内輪と、該内輪に圧接
されトラクション力を回転伝達力として転がり接触して
自転且つ公転する複数の球体と、該複数の球体にそれぞ
れ異成る位置に於いて圧接されトラクション力を回転伝
達力として転がり接触する前記内輪と軸心が略一致した
第1、第2の外輪とを備え、前記第1の外輪、第2の外
輪、内輪の内何れか1つを固定し、他の2つの何れか一
方を入力軸と一体的に回転可能にし、他方を出力軸と一
体的に回転可能にすると共に、前記第1の外輪、第2の
外輪、内輪の内少くとも1つを、前記球体に圧接する位
置を可変とすべく移動可能に設け、且つこのための制御
手段を設けた。
【0056】この結果、一段のトラクションドライブ遊
星転動装置だけで著しく大きな変速比を得ることが出
来、而も前記球体に圧接する位置を可変とすべく移動可
能に設けられた部位を、前記制御手段によって移動操作
することにより変化させることが出来る。即ち、減速比
又は増速比を可変にする制御が可能と成った。
【0057】また、構造が簡単で安価に製造可能と成
り、軸方向の寸法を小型化することが出来た。また従来
の自転且つ公転する転動体を保持する保持器の回転を入
力又は出力として取り出す構造では、回転時の転動体と
保持器間の接触のために大きな振動や騒音が生じ、また
転動体の保持器で回転を伝達しているため過負荷によっ
て破損しやすいという問題があったが、本発明では保持
器ではなく外輪の回転をそのまま取り出すため、このよ
うな振動や騒音が小さく成り、また過負荷による破損も
生じにくく成るなどの効果を奏している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す断面図であ
る。
【図2】同実施例の部分拡大説明図である。
【図3】同実施例の動作原理図である。
【図4】同実施例の動作原理図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態を示す断面図であ
る。
【図6】同実施例の板バネ41の側面図である。
【図7】同実施例の部分斜視図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態を示す要部動作原理
図である。
【図9】同実施例の要部動作原理図である。
【図10】本発明の他の実施の形態の要部を示す断面図
である。
【図11】本発明の他の実施の形態の要部を示す断面図
である。
【符号の説明】
1 ケーシング 10 出力軸 13 出力ギヤ 14 出力ジョイント 15 コイルスプリング 17 球体 18 第1の外輪 19 第2の外輪 22 内輪 22a 外周面 22b 外周面 22c 軸穴 23 入力ジョイント 24 内歯歯車 25 入力ギヤ 30 ケーシング 34 出力軸 35 収容穴 36 ベアリング 37 ベアリング 41 板バネ 41c 脚片 42 出力ジョイント 43 第1の外輪 44 第2の外輪 44A 第2の外輪 44B 第2の外輪 44a 接触面 44b 接触面 45 球体 46 保持器 47 内輪 48 入力ジョイント 49a ネジ面 49b ネジ面 49c 凹凸 49d 凹凸 5 モーター 5a 駆動軸 50 ネジ 52 入力ギヤ 60 自転軸 61a 軸突起 61b 軸突起 7 磁性板 70 電磁石 71 スイッチ 72 電池 73 可変抵抗 8 第1の外輪 8a 接触面 8b 接触面 9 第2の外輪 9a 接触面 9b 接触面

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内輪と、該内輪に圧接されトラクション力
    を回転伝達力として転がり接触して自転且つ公転する複
    数の球体と、該複数の球体にそれぞれ異成る位置に於い
    て圧接されトラクション力を回転伝達力として転がり接
    触する前記内輪と軸心が略一致した第1、第2の外輪と
    を備え、前記第1の外輪、第2の外輪、内輪の内何れか
    1つを固定し、他の2つの何れか一方を入力軸と一体的
    に回転可能にし、他方を出力軸と一体的に回転可能にす
    ると共に、前記第1の外輪、第2の外輪、内輪の内少く
    とも1つを、前記球体に圧接する位置を可変とすべく移
    動可能に設け、且つこのための制御手段を設けて成る、
    トラクションドライブ変速機。
  2. 【請求項2】前記第1の外輪、第2の外輪の何れか一方
    をスラスト方向に押圧して前記球体を第1、第2の外輪
    及び内輪の間で挟圧させる押圧力付与手段を設けた、請
    求項1のトラクションドライブ変速機。
  3. 【請求項3】前記球体の自転軸が前記内輪の中心軸と略
    平行と成るように前記球体が支持された、請求項1又は
    請求項2のトラクションドライブ変速機。
  4. 【請求項4】前記複数の球体を円周方向に一定間隔で保
    持する保持器を設けた、請求項1又は請求項2のトラク
    ションドライブ変速機。
  5. 【請求項5】前記第1の外輪、第2の外輪、内輪と前記
    球体とがオイル又はグリースを介して挟圧された、請求
    項1又は請求項2のトラクションドライブ変速機。
  6. 【請求項6】前記球体に圧接される前記第1の外輪、第
    2の外輪、内輪の接触面が曲面である、請求項1又は請
    求項2のトラクションドライブ変速機。
  7. 【請求項7】前記移動可能に設けられた部位に対する制
    御手段が、移動可能に設けられた部位を軸方向にスライ
    ドさせる機械的制御手段である、請求項1又は請求項2
    のトラクションドライブ変速機。
  8. 【請求項8】前記移動可能に設けられた部位に対する制
    御手段が、移動可能に設けられた部位を軸方向にスライ
    ドさせる電磁的制御手段である、請求項1又は請求項2
    のトラクションドライブ変速機。
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