JPH04217858A - 変速装置 - Google Patents
変速装置Info
- Publication number
- JPH04217858A JPH04217858A JP40389290A JP40389290A JPH04217858A JP H04217858 A JPH04217858 A JP H04217858A JP 40389290 A JP40389290 A JP 40389290A JP 40389290 A JP40389290 A JP 40389290A JP H04217858 A JPH04217858 A JP H04217858A
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- JP
- Japan
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- magnetized
- rotating body
- poles
- rotary body
- rotating shaft
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- Withdrawn
Links
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Landscapes
- Friction Gearing (AREA)
- Dynamo-Electric Clutches, Dynamo-Electric Brakes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力軸から出力軸へ回
転力を伝達する過程で回転比を変更しうる変速装置に関
するものである。
転力を伝達する過程で回転比を変更しうる変速装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車等の変速機として一般に
使用されている歯車式変速装置は、歯数の異なる複数の
歯車を選択して噛合させることにより、回転比を変更す
る。
使用されている歯車式変速装置は、歯数の異なる複数の
歯車を選択して噛合させることにより、回転比を変更す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような歯車式変
速装置では、離れていた歯車を噛合させる際に歯を欠損
させないために、一般には常に全ての対の歯車を噛合さ
せておき、これら各対のうちいずれか1組の歯車対のみ
を通じて動力伝達を行なわせる機構が採られている。こ
のため、構造が複雑でコストが高く、重量も大きい欠点
を有している。
速装置では、離れていた歯車を噛合させる際に歯を欠損
させないために、一般には常に全ての対の歯車を噛合さ
せておき、これら各対のうちいずれか1組の歯車対のみ
を通じて動力伝達を行なわせる機構が採られている。こ
のため、構造が複雑でコストが高く、重量も大きい欠点
を有している。
【0004】また、歯車式変速装置そのものはトルクリ
ミッタの作用を有さないため、負荷抵抗が急激に増大し
た際には駆動手段に過大負荷がかかり、駆動手段に損傷
させるおそれもあった。
ミッタの作用を有さないため、負荷抵抗が急激に増大し
た際には駆動手段に過大負荷がかかり、駆動手段に損傷
させるおそれもあった。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、歯車式変速装置に比して構造が単純化でき、かつそ
れ自体にトルクリミッタの作用を有する変速装置を提供
することを課題としている。
で、歯車式変速装置に比して構造が単純化でき、かつそ
れ自体にトルクリミッタの作用を有する変速装置を提供
することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の変速装置は、互
いに平行かつ回転自在に配置された第1回転軸および第
2回転軸と、前記第1回転軸に回転不能かつ同軸に設け
られ、その外周部には多数の磁極が等ピッチで周方向に
配列された着磁部を有する第1回転体と、前記第2回転
軸に回転不能かつ同軸に設けられた第2回転体と、この
第2回転体の外周部に互いに軸方向へ離間して複数設け
られ、互いに異なる一定ピッチで周方向に配列された多
数の磁極をそれぞれ有する円環状の着磁部と、前記第1
回転体または第2回転体の少なくとも一方を、その軸線
方向に変位させることにより、前記第1回転体の着磁部
と、前記第2回転体のいずれか1つの着磁部とを対向さ
せる回転比切換機構とを具備したことを特徴とする。
いに平行かつ回転自在に配置された第1回転軸および第
2回転軸と、前記第1回転軸に回転不能かつ同軸に設け
られ、その外周部には多数の磁極が等ピッチで周方向に
配列された着磁部を有する第1回転体と、前記第2回転
軸に回転不能かつ同軸に設けられた第2回転体と、この
第2回転体の外周部に互いに軸方向へ離間して複数設け
られ、互いに異なる一定ピッチで周方向に配列された多
数の磁極をそれぞれ有する円環状の着磁部と、前記第1
回転体または第2回転体の少なくとも一方を、その軸線
方向に変位させることにより、前記第1回転体の着磁部
と、前記第2回転体のいずれか1つの着磁部とを対向さ
せる回転比切換機構とを具備したことを特徴とする。
【0007】
【作用】この変速装置では、第1回転軸または第2回転
軸のいずれか一方を入力側として駆動手段に連結したう
え、回転比切換機構により第1回転体または第2回転体
のいずれかを軸方向に変位させ、第1回転体の着磁部と
第2回転体のいずれか1つの着磁部を互いに対向する位
置に変位させる。これにより、出力側の回転体は入力側
の回転体の回転に伴う移動磁極数と等しい磁極数だけ回
転するため、対向する着磁部の組み合わせを選択するこ
とにより、各回転軸の回転比を変更できる。
軸のいずれか一方を入力側として駆動手段に連結したう
え、回転比切換機構により第1回転体または第2回転体
のいずれかを軸方向に変位させ、第1回転体の着磁部と
第2回転体のいずれか1つの着磁部を互いに対向する位
置に変位させる。これにより、出力側の回転体は入力側
の回転体の回転に伴う移動磁極数と等しい磁極数だけ回
転するため、対向する着磁部の組み合わせを選択するこ
とにより、各回転軸の回転比を変更できる。
【0008】
【実施例】図1は、本発明に係わる変速装置の一実施例
を示す正面図である。図中符号1は入力側の第1回転軸
で、この第1回転軸1はモータ等の駆動手段2により回
転される。第1回転軸1の断面は図2に示すように矩形
状等の異形状をなし、その中央部には、同じ断面形状の
貫通孔を有する筒体4が軸方向摺動可能かつ相対回転不
能に通されている。
を示す正面図である。図中符号1は入力側の第1回転軸
で、この第1回転軸1はモータ等の駆動手段2により回
転される。第1回転軸1の断面は図2に示すように矩形
状等の異形状をなし、その中央部には、同じ断面形状の
貫通孔を有する筒体4が軸方向摺動可能かつ相対回転不
能に通されている。
【0009】筒体4には、円板状の第1回転体6が同軸
に固定されている。この第1回転体6の少なくとも外周
部は強磁性体で成形され、この外周部は、図2に示すよ
うに、外周面において交互にS極およびN極が配列され
るように半径方向に着磁されて着磁部6Aとなっている
。
に固定されている。この第1回転体6の少なくとも外周
部は強磁性体で成形され、この外周部は、図2に示すよ
うに、外周面において交互にS極およびN極が配列され
るように半径方向に着磁されて着磁部6Aとなっている
。
【0010】着磁部6Aの材質としては着磁および一体
成形のしやすさの点から樹脂磁性体が好ましいが、フェ
ライトまたは金属等に着磁したものでも使用可能である
し、着磁部6Aを一体成形する代わりに、小さな磁石片
を多数並べて固定した構成も可能である。なお、着磁部
6Aの各磁極の周方向の長さは全て等しく、この例では
磁極数が10に設定されている。
成形のしやすさの点から樹脂磁性体が好ましいが、フェ
ライトまたは金属等に着磁したものでも使用可能である
し、着磁部6Aを一体成形する代わりに、小さな磁石片
を多数並べて固定した構成も可能である。なお、着磁部
6Aの各磁極の周方向の長さは全て等しく、この例では
磁極数が10に設定されている。
【0011】一方、筒体4の両端は、一対のスラスト軸
受8を介して回転可能な状態で移動アーム10に固定さ
れており、この移動アーム10は、回転比切換機構12
によって回転軸1の軸線方向に移動可能とされている。 この回転比切換機構12は、いかなる形式のアクチュエ
ータであってもよいし、単に手動で移動アーム10を動
かす構成にしてもよい。
受8を介して回転可能な状態で移動アーム10に固定さ
れており、この移動アーム10は、回転比切換機構12
によって回転軸1の軸線方向に移動可能とされている。 この回転比切換機構12は、いかなる形式のアクチュエ
ータであってもよいし、単に手動で移動アーム10を動
かす構成にしてもよい。
【0012】一方、第1回転軸1と平行に第2回転軸1
8が配置されており、この第2回転軸18は軸受部16
を介して支持部14に回転自在に取り付けられている。 第2回転軸18には、円柱状の第2回転体19が同軸に
固定され、この第2回転体19の外周部には、第1回転
体6の着磁部6Aと軸方向の幅が等しい円環状の着磁部
20,22,24が、それぞれの間に非磁性部26をは
さんで同軸に形成されている。なお、この例では着磁部
6Aと着磁部20,22,24の外径が等しいが、これ
らの外径は必要に応じて変更してよい。
8が配置されており、この第2回転軸18は軸受部16
を介して支持部14に回転自在に取り付けられている。 第2回転軸18には、円柱状の第2回転体19が同軸に
固定され、この第2回転体19の外周部には、第1回転
体6の着磁部6Aと軸方向の幅が等しい円環状の着磁部
20,22,24が、それぞれの間に非磁性部26をは
さんで同軸に形成されている。なお、この例では着磁部
6Aと着磁部20,22,24の外径が等しいが、これ
らの外径は必要に応じて変更してよい。
【0013】着磁部20,22,24は互いに同寸法で
あるが、磁極数および磁極ピッチが異なる。すなわち、
図2ないし図4に示すように、この例では着磁部22が
着磁部6Aと等しい磁極数(10極)で、着磁部20は
着磁部22より少なく(8極)、着磁部24は着磁部2
2よりも多い(12極)。
あるが、磁極数および磁極ピッチが異なる。すなわち、
図2ないし図4に示すように、この例では着磁部22が
着磁部6Aと等しい磁極数(10極)で、着磁部20は
着磁部22より少なく(8極)、着磁部24は着磁部2
2よりも多い(12極)。
【0014】勿論、上記磁極数は一例に過ぎず、必要に
応じて適宜変更してよい。ただし、着磁部6Aの外周面
における磁極ピッチと、着磁部20,22,24の外周
面における磁極ピッチの比は1/2〜2倍の範囲でなけ
ればならない。2倍以上または1/2未満になると、対
向する磁極間の磁気結合力が著しく減少し、回転伝達が
困難になる。
応じて適宜変更してよい。ただし、着磁部6Aの外周面
における磁極ピッチと、着磁部20,22,24の外周
面における磁極ピッチの比は1/2〜2倍の範囲でなけ
ればならない。2倍以上または1/2未満になると、対
向する磁極間の磁気結合力が著しく減少し、回転伝達が
困難になる。
【0015】このように構成された回転伝達装置におい
ては、入力側の第1回転軸1を駆動手段2により回転す
ると、第1回転体6の着磁部6Aの回転につれて、対向
する着磁部(図示の例では22)の磁極がそれぞれ引か
れ、第1回転体6の移動磁極数と等しい磁極数だけ回転
する。すなわち、図示の状態では、着磁部22の磁極数
は着磁部6Aと等しく外径も等しいため、第1回転軸1
と第2回転軸18との回転比は1: 1になる。
ては、入力側の第1回転軸1を駆動手段2により回転す
ると、第1回転体6の着磁部6Aの回転につれて、対向
する着磁部(図示の例では22)の磁極がそれぞれ引か
れ、第1回転体6の移動磁極数と等しい磁極数だけ回転
する。すなわち、図示の状態では、着磁部22の磁極数
は着磁部6Aと等しく外径も等しいため、第1回転軸1
と第2回転軸18との回転比は1: 1になる。
【0016】一方、回転比切換機構12を作動して移動
アーム10を移動させ、第1回転体6を磁極数が8であ
る着磁部20と対向させると、前記回転比は1: 1.
25となり、第1回転体6を磁極数が12である着磁部
24と対向させれば前記回転比は1: 0.8となる。
アーム10を移動させ、第1回転体6を磁極数が8であ
る着磁部20と対向させると、前記回転比は1: 1.
25となり、第1回転体6を磁極数が12である着磁部
24と対向させれば前記回転比は1: 0.8となる。
【0017】この装置では、磁極数が異なる着磁部20
,22,24も、磁極ピッチの設定により外径を統一す
ることができるうえ、回転体6,19は常に非接触でよ
いから、回転比を変更する際に回転体6を単純に軸方向
へ移動させるだけでよく、回転比切換時に歯車損傷を防
ぐ機構が必要だった歯車式変速装置に比して、機構を簡
略化することができる。
,22,24も、磁極ピッチの設定により外径を統一す
ることができるうえ、回転体6,19は常に非接触でよ
いから、回転比を変更する際に回転体6を単純に軸方向
へ移動させるだけでよく、回転比切換時に歯車損傷を防
ぐ機構が必要だった歯車式変速装置に比して、機構を簡
略化することができる。
【0018】また、第2回転体19の回転抵抗が着磁部
間の磁気結合力を越えると、第1回転体6が空転してト
ルクリミッタの作用を果たすため、負荷抵抗が急激に増
大した際にも駆動手段2に過大負荷がかかることを防止
できる。
間の磁気結合力を越えると、第1回転体6が空転してト
ルクリミッタの作用を果たすため、負荷抵抗が急激に増
大した際にも駆動手段2に過大負荷がかかることを防止
できる。
【0019】また、第1回転体6と第2回転体19が離
間しているため、出力側と入力側との間を完全に分離す
ることが容易で、入力側と出力側との間で振動や電流を
伝達しない利点がある。
間しているため、出力側と入力側との間を完全に分離す
ることが容易で、入力側と出力側との間で振動や電流を
伝達しない利点がある。
【0020】また、各着磁部6A,20,22,24の
磁極ピッチを変更するだけで任意の回転速度比が得られ
るうえ、磁極の形成は周知の着磁装置によって容易に行
なえるため、設計上の制約が少ない。
磁極ピッチを変更するだけで任意の回転速度比が得られ
るうえ、磁極の形成は周知の着磁装置によって容易に行
なえるため、設計上の制約が少ない。
【0021】さらに、磁極の形成にはそれほど高い精度
が要求されず、各回転体6,19の離間量や回転軸1,
18の平行度等に多少の誤差があっても十分に作動する
ため、歯車を使用した装置に比して製造コストが安い。 しかも粉塵(非磁性粉)の多い環境下や液体中などでも
長期に亙って性能変化が少ないから、使用上の自由度が
高く、凡用性に優れているという利点を有する。
が要求されず、各回転体6,19の離間量や回転軸1,
18の平行度等に多少の誤差があっても十分に作動する
ため、歯車を使用した装置に比して製造コストが安い。 しかも粉塵(非磁性粉)の多い環境下や液体中などでも
長期に亙って性能変化が少ないから、使用上の自由度が
高く、凡用性に優れているという利点を有する。
【0022】なお、上記第1実施例では、個々の磁極が
半径方向に着磁されていたが、その代わりに着磁部6A
,20,22,24の厚さ方向に着磁してもよいし、あ
るいは周方向に着磁してもよい。また、上記実施例では
第2回転軸18を出力側、第1回転軸1を入力側として
いたが、これらを逆にしてもよいし、第2回転体19を
移動させて回転比の切換を行なう構成も可能である。
半径方向に着磁されていたが、その代わりに着磁部6A
,20,22,24の厚さ方向に着磁してもよいし、あ
るいは周方向に着磁してもよい。また、上記実施例では
第2回転軸18を出力側、第1回転軸1を入力側として
いたが、これらを逆にしてもよいし、第2回転体19を
移動させて回転比の切換を行なう構成も可能である。
【0023】なお、上記実施例では第1回転体6に1つ
の着磁部6Aしか設けていなかったが、図5に示すよう
に、第1回転体6に複数の着磁部を設けることも可能で
ある。この例では、第1回転体6に互いに隣接した2つ
の着磁部30,32を形成する一方、第2回転体19は
、着磁部30,32の軸方向幅と等しい間隔を空けて設
けられた2つの着磁部34,36で構成されている。
の着磁部6Aしか設けていなかったが、図5に示すよう
に、第1回転体6に複数の着磁部を設けることも可能で
ある。この例では、第1回転体6に互いに隣接した2つ
の着磁部30,32を形成する一方、第2回転体19は
、着磁部30,32の軸方向幅と等しい間隔を空けて設
けられた2つの着磁部34,36で構成されている。
【0024】この例によれば、第1回転軸1を軸方向へ
変位させることにより、使用している着磁部の個数が前
記実施例と同じでありながら、着磁部の組み合わせを4
通りに変化させることができるため、4通りの回転比を
選択することが可能である。さらに本発明では、上記2
例に限らず、着磁部の個数および寸法を任意に変更して
よい。
変位させることにより、使用している着磁部の個数が前
記実施例と同じでありながら、着磁部の組み合わせを4
通りに変化させることができるため、4通りの回転比を
選択することが可能である。さらに本発明では、上記2
例に限らず、着磁部の個数および寸法を任意に変更して
よい。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係わる変
速装置では、第1回転軸または第2回転軸のいずれか一
方を入力側として駆動手段に連結したうえ、回転比切換
機構により第1回転体または第2回転体のいずれかを軸
方向に変位させ、第1回転体の着磁部と第2回転体のい
ずれか1つの着磁部を互いに対向する位置に変位させる
ことにより、出力側の回転体は入力側の回転体の回転に
伴う移動磁極数と等しい磁極数だけ回転する。したがっ
て、対向する着磁部の組み合わせを選択することにより
、各回転軸の回転比を変更できる。
速装置では、第1回転軸または第2回転軸のいずれか一
方を入力側として駆動手段に連結したうえ、回転比切換
機構により第1回転体または第2回転体のいずれかを軸
方向に変位させ、第1回転体の着磁部と第2回転体のい
ずれか1つの着磁部を互いに対向する位置に変位させる
ことにより、出力側の回転体は入力側の回転体の回転に
伴う移動磁極数と等しい磁極数だけ回転する。したがっ
て、対向する着磁部の組み合わせを選択することにより
、各回転軸の回転比を変更できる。
【0026】また、磁極数が異なる着磁部も磁極ピッチ
の設定により外径を統一することができるうえ、各回転
体は常に非接触でよいから、回転比を変更する際に各回
転体を干渉させてこれらを損傷させるおそれがない。し
たがって、回転比切換時に歯車損傷を防ぐ機構が必要だ
った歯車式変速装置に比して、機構を簡略化することが
できる。
の設定により外径を統一することができるうえ、各回転
体は常に非接触でよいから、回転比を変更する際に各回
転体を干渉させてこれらを損傷させるおそれがない。し
たがって、回転比切換時に歯車損傷を防ぐ機構が必要だ
った歯車式変速装置に比して、機構を簡略化することが
できる。
【0027】さらに、出力側の回転体の回転抵抗が着磁
部間の磁気結合力を越えると、入力側の回転体が空転し
てトルクリミッタの作用を果たすため、負荷抵抗が急激
に増大した際にも、駆動手段に過大負荷がかかるおそれ
がない。
部間の磁気結合力を越えると、入力側の回転体が空転し
てトルクリミッタの作用を果たすため、負荷抵抗が急激
に増大した際にも、駆動手段に過大負荷がかかるおそれ
がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる変速装置の一実施例を示す平面
図である。
図である。
【図2】着磁部の磁極配置を示す説明図である。
【図3】着磁部の磁極配置を示す説明図である。
【図4】着磁部の磁極配置を示す説明図である。
【図5】本発明の他の実施例の平面図である。
1 第1回転軸
2 駆動装置
6 第1回転体
6A 着磁部
10 移動アーム
12 回転比切換機構
18 第2回転軸
19 第2回転体
20,22,24 着磁部
26 非磁性部
Claims (1)
- 【請求項1】 互いに平行かつ回転自在に配置された
第1回転軸および第2回転軸と、前記第1回転軸に回転
不能かつ同軸に設けられ、その外周部には多数の磁極が
等ピッチで周方向に配列された着磁部を有する第1回転
体と、前記第2回転軸に回転不能かつ同軸に設けられた
第2回転体と、この第2回転体の外周部に互いに軸方向
へ離間して複数設けられ、互いに異なる一定ピッチで周
方向に配列された多数の磁極をそれぞれ有する円環状の
着磁部と、前記第1回転体または第2回転体の少なくと
も一方を、その軸線方向に変位させることにより、前記
第1回転体の着磁部と、前記第2回転体のいずれか1つ
の着磁部とを対向させる回転比切換機構とを具備したこ
とを特徴とする変速装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40389290A JPH04217858A (ja) | 1990-12-19 | 1990-12-19 | 変速装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40389290A JPH04217858A (ja) | 1990-12-19 | 1990-12-19 | 変速装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04217858A true JPH04217858A (ja) | 1992-08-07 |
Family
ID=18513618
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP40389290A Withdrawn JPH04217858A (ja) | 1990-12-19 | 1990-12-19 | 変速装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04217858A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101710916B1 (ko) * | 2016-03-21 | 2017-02-28 | 조선대학교산학협력단 | 회동형 폴 피스 모듈 및 이를 구비한 마그네틱 기어 |
CN107070174A (zh) * | 2015-11-13 | 2017-08-18 | 麦格纳驱动公司 | 磁体对磁体式联轴器和驱动器 |
CN114032740A (zh) * | 2021-12-16 | 2022-02-11 | 王亚军 | 一种公路桥梁施工用的道路路面修复装置 |
-
1990
- 1990-12-19 JP JP40389290A patent/JPH04217858A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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