JPH04302747A - 変速機 - Google Patents

変速機

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Publication number
JPH04302747A
JPH04302747A JP3066671A JP6667191A JPH04302747A JP H04302747 A JPH04302747 A JP H04302747A JP 3066671 A JP3066671 A JP 3066671A JP 6667191 A JP6667191 A JP 6667191A JP H04302747 A JPH04302747 A JP H04302747A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
input shaft
rotor
speed
rotation
Prior art date
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Pending
Application number
JP3066671A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroatsu Yamada
浩敦 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP3066671A priority Critical patent/JPH04302747A/ja
Publication of JPH04302747A publication Critical patent/JPH04302747A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Retarders (AREA)
  • Transmissions By Endless Flexible Members (AREA)
  • Structure Of Transmissions (AREA)
  • Synchronous Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電磁クラッチに通電す
るか否かの選択によって、きわめて簡単に2段階に速度
比を切り換えて、回転動力を被駆動体へ伝達することが
できるようにした、変速制御の容易な歯車変速機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】自動車に搭載されているエンジンの回転
数は、走行状態に応じて低速から高速にかけての広い範
囲にわたって大幅に変化するので、自動車用エンジンに
付属してそれによって駆動されているオルタネータ(交
流発電機)は、もし、エンジンに直結されて、それと同
じ回転数で駆動されると、エンジンの低速回転域で発電
効率が低くなるので、普通はベルト伝動装置によってエ
ンジンの回転数の2〜3倍に増速して駆動するようにな
っている。このように、エンジンとオルタネータの関係
に限らず、駆動体と被駆動体との常用回転数を適合させ
るために、増速又は減速装置を介して駆動している例は
多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の自動車用エンジ
ンとオルタネータの場合には、ベルト伝動装置によって
増速駆動することによって、エンジンの低速回転域では
問題がなくなる反面、エンジンの高速回転域では、オル
タネータは非常に高い回転数で駆動されることになるか
ら、過剰発電状態と言ってもよい無用の高速駆動状態に
なるので、動力の浪費になるばかりか、オルタネータの
耐久性が低下したり、騒音を発生したりすることもある
【0004】オルタネータ以外の補機類にも同じような
問題があり、無段変速機を介入させてエンジンと補機類
の常用回転数を適合させる試みもなされているが、伝動
系統が複雑になることは避けられないし、無段変速機の
故障も当然考慮しなければならない。本発明はこのよう
な問題を解決するために、エンジンや電動機などの原動
機と、それらによって駆動される被駆動体との間に連結
されて、電気的に簡単に変速が行われ、機構としても簡
単且つ堅牢で故障が少なく、しかも大きな動力を伝達す
ることができる歯車式の変速機を提供することを課題と
している。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記の課題を解
決するための手段として、ハウジング内に軸承された入
力軸と、前記ハウジング内において前記入力軸と同軸線
上に軸承された動力外部伝達軸と、前記入力軸と前記動
力外部伝達軸とを連結する一方向クラッチと、前記入力
軸に一体に設けられ遊星歯車の軸となるピンを保持する
キャリア部と、前記入力軸を中心として前記ハウジング
内に固定された1個のインターナルギアと、前記入力軸
上に回転自由に軸承された1個のサンギアと、前記キャ
リア部の前記ピンによって回転自由に軸承され前記イン
ターナルギア及び前記サンギアに噛み合う1個以上の遊
星歯車と、前記サンギアと一体に前記入力軸上に軸承さ
れ前記動力外部伝達軸の方へ伸びている高速側出力軸と
、前記高速側出力軸に対して軸方向にのみ移動可能に支
持されたロータと、前記ロータと係合して連動し得るよ
うに前記動力外部伝達軸に形成されたクラッチ板と、前
記ロータを前記クラッチ板と係合する方向に常に付勢し
ているスプリングと、電気的に付勢されたとき前記スプ
リングの付勢力に抗して前記ロータを前記クラッチ板か
ら引き離すように作動する励磁コイルとを備えているこ
とを特徴とする変速機を提供する。
【0006】
【作用】本発明によれば入力軸の回転を遊星歯車を利用
した変速機構を介して増速された高速回転軸よりロータ
とクラッチ板を通じて、動力外部伝達軸へ伝達する。こ
の時は、外部伝達軸は入力軸よりも速く回転しているの
で、一方向クラッチは空転状態にある。そして励磁コイ
ルを電気的に付勢して動力外部伝達軸のクラッチ板とロ
ータとの結合を遮断した時は、動力外部伝達軸には一方
向クラッチの作用により入力軸の回転が直接伝達される
。このようにして通常は入力軸回転に対し増速された回
転が、また、電磁クラッチが電気的に付勢された時は入
力軸の回転がそのまま一つの動力外部伝達軸へ伝達され
るので、動力外部伝達軸は任意に高低2様の回転速度で
、回転動力を外部へ出力する。
【0007】
【実施例】図1は本発明の一実施例としての変速機の断
面図であり、図2は図1のA−A線に沿う断面図である
。図中1はハウジングを示し、この一端にカバー2が取
付けられている。カバー2には入力軸3が貫通しており
、この入力軸3は軸受4により回転自在に支持されてい
る。入力軸3の外側端部は図示しないエンジンや電動機
等の駆動装置に連結され、この駆動装置によって回転駆
動される。この入力軸3の内側端部はハウジング1に収
容され、その部分にはキャリア部5が形成されている。 ハウジング1内には入力軸3および高速側出力軸bが設
けられている。高速側出力軸6は中空をなし、この中空
中心部には上記入力軸3が同心状に貫通しており、これ
ら高速側出力軸6と入力軸3は、軸受7により互いに独
立して、異なる回転数で回転可能となっている。
【0008】キャリア部5にはピン8によって遊星歯車
変速機構を構成する遊星歯車9が軸受10により回転自
在に取着されている。遊星歯車9は前記ハウジング1内
周面に形成したインターナルギア11に噛み合っており
、したがって入力軸3が例えば図2の矢印で示す時計回
りに回転する場合は各遊星歯車9は同方向へ公転しなが
ら反時計回り方向に自転する。
【0009】中心部に設けた高速側出力軸6の一端には
サンギア12が形成されており、このサンギア12は上
記遊星歯車9に噛み合っている。このため上記入力軸3
の時計回り方向の回転時に各遊星歯車9が同方向へ公転
しながら反時計回り方向へ自転すると、サンギア12は
時計回り方向へ回転される。つまり高速側出力軸6は入
力軸3と同方向へ回転される。この場合遊星歯車9とサ
ンギア12の歯数の比により高速側出力軸6は増速して
回転される。
【0010】高速側出力軸6の他端と、その外周に位置
するロータ13の一端には、それぞれ例えばスプライン
が形成されており、高速側出力軸6の回転方向の力はロ
ータ13に伝達するが、軸方向には互いに拘束されるこ
となく自由に移動可能な構造となっている。ロータ13
の他端は、動力外部伝達軸14と一体化されたクラッチ
板22に対して例えば摩擦板15を介して動力的に連結
される。この連結に必要な摩擦力を生じさせるためにス
プリング16が設けられており、ロータ13は動力外部
伝達軸14の方向に力を受けている。なお、スプリング
16の左端はスラスト軸受17によって支持されており
、ロータ13が回転してもスプリング16は回転しない
ようになっている。
【0011】また動力外部伝達軸14は、一方向クラッ
チ18により入力軸3にも直接に連結されている。一方
向クラッチ18は公知のボール形であってよく、入力軸
3の回転を動力外部伝達軸14に伝えるが、動力外部伝
達軸14の回転は入力軸3に伝えないようになっている
。つまり、動力外部伝達軸14の回転速度が入力軸3の
回転速度よりも大きい場合は、入力軸3の回転を動力外
部伝達軸14に伝えないが、逆に入力軸3の回転速度が
動力外部伝達軸14の回転速度より大きい場合には、こ
の入力軸3の回転を動力外部伝達軸14に伝えるように
なっている。上記動力外部伝達軸14と一体のクラッチ
板22には、動力を外部へ伝達するための手段として、
例えばプーリ19が形成されており、外部の例えばオル
タネータのような補機に回転動力を伝える。
【0012】上記動力外部伝達軸14とロータ13との
間には電磁クラッチ機構が設置されている。すなわちス
テータ20には励磁コイル21が取り付けられており、
励磁コイル21へ外部から通電された時には、スプリン
グ16の力に抗してロータ13をクラッチ板22から引
き離して、動力的な連結状態を解く位置へ移動させるよ
うになっている。 つまり、励磁コイル21への通電時には、強磁性材料か
らなる板によって形成されたロータ13とステータ20
に跨がって磁気回路が形成され、ロータ13がステータ
20の方へ吸引されて、クラッチ板22との連結が解か
れる。したがって、高速側出力軸6の回転は動力外部伝
達軸14に伝えられず、ロータ13は空転するようにな
る。
【0013】図3は本発明の変速機の出力回転数制御の
例を示したもので、横軸に入力軸3の回転数をとり、縦
軸に出力側のプーリ19の回転数をとっている。入力軸
3の回転数が0〜aの範囲にあるときは電磁クラッチで
あるロータ13とクラッチ板22が係合して増速状態に
あり、入力軸3の回転数は何倍かに増加してプーリ19
へ伝達される。入力軸3の回転数が高くなってbの領域
に入ると、電磁クラッチは開放され、一方向クラッチ1
8により、プーリ19が入力軸3に結合するので、入力
軸3と同じように緩やかに回転数が変化する。
【0014】
【発明の効果】本発明の変速機は、原動機の低速運転状
態においては、励磁コイルへ通電しないことによって、
原動機の回転を増速して被駆動体を高速駆動するので、
被駆動体の運転効率を高めることができると共に、原動
機の高速運転状態においては、単に励磁コイルに通電す
ることによって被駆動体を低速回転させ、被駆動体を無
用の高速で駆動することがないので、動力の浪費が防止
されると共に耐久性の低下や騒音の発生等も避けること
ができる。また変速機の構造が比較的に簡単で、故障の
起こり易い部分がないので、堅牢で耐久性に優れている
。そして、この変速機を設けても格別に伝動系統が複雑
になるということもなく、変速機全体がコンパクトに纏
まって嵩ばらないから、自動車のエンジンルームに設置
するのも容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す断面図である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】本発明の変速機の回転数制御例を示す線図であ
る。
【符号の説明】
1…ハウジング 3…入力軸 5…キャリア部 6…高速側出力軸 9…遊星歯車 11…インターナルギア 12…サンギア 13…ロータ 14…動力外部伝達軸 16…スプリング 18…一方向クラッチ 20…ステータ 21…励磁コイル 22…クラッチ板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ハウジング内に軸承された入力軸と、
    前記ハウジング内において前記入力軸と同軸線上に軸承
    された動力外部伝達軸と、前記入力軸と前記動力外部伝
    達軸とを連結する一方向クラッチと、前記入力軸に一体
    に設けられ遊星歯車の軸となるピンを保持するキャリア
    部と、前記入力軸を中心として前記ハウジング内に固定
    された1個のインターナルギアと、前記入力軸上に回転
    自由に軸承された1個のサンギアと、前記キャリア部の
    前記ピンによって回転自由に軸承され前記インターナル
    ギア及び前記サンギアに噛み合う1個以上の遊星歯車と
    、前記サンギアと一体に前記入力軸上に軸承され前記動
    力外部伝達軸の方へ伸びている高速側出力軸と、前記高
    速側出力軸に対して軸方向にのみ移動可能に支持された
    ロータと、前記ロータと係合して連動し得るように前記
    動力外部伝達軸に形成されたクラッチ板と、前記ロータ
    を前記クラッチ板と係合する方向に常に付勢しているス
    プリングと、電気的に付勢されたとき前記スプリングの
    付勢力に抗して前記ロータを前記クラッチ板から引き離
    すように作動する励磁コイルとを備えていることを特徴
    とする変速機。
JP3066671A 1991-03-29 1991-03-29 変速機 Pending JPH04302747A (ja)

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JP3066671A JPH04302747A (ja) 1991-03-29 1991-03-29 変速機

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Family

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008056494A (ja) * 2007-11-19 2008-03-13 Ricoh Co Ltd 駆動装置及び搬送装置
JP2013524119A (ja) * 2010-04-09 2013-06-17 ブルーデラー アーゲー 歯車ユニット及びプレス装置のための設備
CN103256353A (zh) * 2013-04-28 2013-08-21 河南科技大学 双行星排汇流式多离合器变速装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103256353B (zh) * 2013-04-28 2015-08-12 河南科技大学 双行星排汇流式多离合器变速装置

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