JPH0986663A - シ−ト状ユニット体の搬送処理装置 - Google Patents

シ−ト状ユニット体の搬送処理装置

Info

Publication number
JPH0986663A
JPH0986663A JP26651395A JP26651395A JPH0986663A JP H0986663 A JPH0986663 A JP H0986663A JP 26651395 A JP26651395 A JP 26651395A JP 26651395 A JP26651395 A JP 26651395A JP H0986663 A JPH0986663 A JP H0986663A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
unit body
shaped unit
stacking
shaped
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26651395A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Mizukoshi
正夫 水越
Kazuhiko Shiotani
和彦 塩谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MIZUKOSHI SEISAKUSHO KK
Ishikawajima Industrial Machinery Co Ltd
Original Assignee
MIZUKOSHI SEISAKUSHO KK
Ishikawajima Industrial Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MIZUKOSHI SEISAKUSHO KK, Ishikawajima Industrial Machinery Co Ltd filed Critical MIZUKOSHI SEISAKUSHO KK
Priority to JP26651395A priority Critical patent/JPH0986663A/ja
Publication of JPH0986663A publication Critical patent/JPH0986663A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Stacking Of Articles And Auxiliary Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】シ−ト状に形成されたバ−ジンパルプを単位枚
数積み重ねたような形態のシ−ト状ユニット体重量物を
荷崩れの恐れなく機械的に数段重ねて所定の位置に安定
確実に移送する為の手段を提供する。 【解決手段】コンベアで移送されて来たシ−ト状ユニッ
ト体Pをその底部両側に進退動するフォ−ク52で持ち
上げ、後続のシ−ト状ユニット体Pが移送されて来た段
階でその上に先に持ち上げたシ−ト状ユニット体Pを積
み重ね可能に装置を構成する。この積み重ね装置の前段
と後段とには、各シ−ト状ユニット体Pを適正な移送位
置に整列させる為のセンタリング装置と、数段重ねたシ
−ト状ユニット体Pを所定位置に搬送する為の吊込み搬
送装置とを設置できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばシ−ト状バ
−ジンパルプを所定枚数積み重ねたシ−ト状ユニット体
を溶融攪拌用パルパ−等に好適な態様で移送する為の手
段として有用なシ−ト状ユニット体の搬送処理装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】製紙工程の原料加工の初段等では、素材
としてのシ−ト状のバ−ジンパルプを単位枚数積み重ね
たユニット体として梱包状態で搬入され、そのバ−ジン
パルプのユニット体を溶融攪拌用パルパ−に投入する為
には、先ず、梱包用番線の切除と梱包体の除去からなる
番線皮剥ぎ処理をホイスト等の併用によって数人で行
い、その開梱済みバ−ジンパルプのユニット体をストッ
クヤ−ドに数段積みで多数保管し、これをハンドパレッ
トで適数個単位で適時に溶融攪拌用パルパ−の投入用エ
レべ−タに移送するものであった。
【0003】ここで、既述の番線皮剥ぎ工程は、バ−ジ
ンパルプのユニット体の重量性及び安全性の観点から例
えばタ−ナ−コンベアと反転機との開梱処理装置を使用
して半自動的に処理することも実施されているが、その
後段の搬送は人手で処理するものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の如きバ−ジンパ
ルプを所定枚数積み重ねたユニット体は、その1個のユ
ニット体が略250kg程度に達する重量物であること
から、その開梱処理の為の番線皮剥ぎ処理に人手を介す
ることは安全性と能率性等の観点からそれを極力回避す
べきが永らく要望されている。
【0005】その対策の一環として、上記の如き開梱処
理装置の設置によりその間の諸問題を相当程度に解消し
得たものの、開梱処理後のユニット体は荷崩れの問題を
内在し、更には搬送能率と溶融攪拌用パルパ−への適量
投入等との関連からそのユニット体を二段重ね等適数個
積み重ね処理する場合には斯かる荷崩れの問題を適切に
防止する措置を講ずることは、溶融攪拌用パルパ−に対
するバ−ジンパルプユニット体の自動搬送投入システム
を構築する前段階でも有力な手段として現今の重要な開
発課題であった。
【0006】そこで本発明は、所定枚数積み重ねたバ−
ジンパルプ等のシ−ト状ユニット体を複数段に積み重ね
る為の積み重ね装置を具備し、好ましくはその積み重ね
装置の前段に前記シ−ト状ユニット体を個々に所定の搬
送位置に整列させる為のセンタリング装置を設置し、ま
た、その積み重ね装置の後段には複数段に積み重ねたシ
−ト状ユニット体を所定位置に移送する為の吊込み搬送
装置を設備するように構成可能なシ−ト状ユニット体の
搬送処理装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るシ−ト状ユ
ニット体の搬送処理装置では、所定枚数積み重ねたバ−
ジンパルプ等のシ−ト状ユニット体を複数段に積み重ね
る為の積み重ね装置を備え、この積み重ね装置は、コン
ベアによって移送されて来た一個のシ−ト状ユニット体
をその底部両側に進退動可能な支持用フォ−ク機構を介
して持ち上げると共に次のシ−ト状ユニット体が移送さ
れて来た段階でそのシ−ト状ユニット体の上に積み重ね
る為の上げ下し機構を具備するように構成されている。
【0008】上記積み重ね装置の所定位置に正確に一個
のシ−ト状ユニット体を順次移送させる手段として、こ
の積み重ね装置の前段にシ−ト状ユニット体のセンタリ
ング装置を設置するのが好ましい。
【0009】このようなセンタリング装置は、シ−ト状
ユニット体の為の移送用コンベアの途中に自在ロ−ラを
多数組付けた昇降用テ−ブルを設置し、上記コンベアに
よりシ−ト状ユニット体がその昇降用テ−ブル上方位置
に移動した段階で上記自在ロ−ラが上記コンベアの上面
よりも適度に持ち上がるように上記昇降用テ−ブルを上
昇させた状態に於いて、上記自在ロ−ラに載置されてい
るシ−ト状ユニット体をその両側から同時に挟んで整列
させるセンタリング駆動機構の作動により上記シ−ト状
ユニット体をその適正な移送位置になるように保持し、
次いで上記昇降用テ−ブルを降下させて適正位置に整列
させたシ−ト状ユニット体を上記コンベアに載置させて
次段の積み重ね装置に移送させるように構成されてい
る。
【0010】更に、上記積み重ね装置の後段には、その
積み重ね装置によって荷崩れを防止すべく適正な状態で
数段に積み重ねたシ−ト状ユニット体をその状態で所定
位置に移送する為の吊込み搬送装置を設備するのが望ま
しい。
【0011】斯かる吊込み搬送装置は、上記積み重ね装
置により数段に積み重ねたシ−ト状ユニット体を昇降用
フォ−クに載置させるリフト機構と、このリフト機構を
装備させてこの装置の頂部に設置した走行搬送機構とを
具備し、上記リフト機構により吊り上げた数段重ねのシ
−ト状ユニット体を上記走行搬送機構により所定位置ま
で移動させて適当な保管用パレット上に載置可能に構成
してある。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図示の実施例を参照しなが
ら本発明に係るシ−ト状ユニット体の搬送処理装置を更
に詳述する。この実施例では、シ−ト状ユニット体とし
てシ−ト状に形成されたバ−ジンパルプを多数枚重ねた
ユニット体であってその一個の重量が略250kg前後
のもので荷崩れを生ずる恐れのあるものを例に挙げて説
明する。
【0013】図1〜図3は、本発明によるシ−ト状ユニ
ット体の搬送処理装置に設置されたシ−ト状ユニット体
の為のセンタリング装置の概念的な正面図、その平面図
及び側面図を示し、これらの図に於いて、10は適当な
型鋼を所要の長方形状に組合せて形成したベ−スフレ−
ムであり、このベ−スフレ−ム10の中央部やゝ左方に
は所要の高さに形成したコンベア組付けフレ−ム11を
設置し、このコンベア組付けフレ−ム11の上部には平
行配置した三本のセンタリング用チェ−ンコンベア13
を組付け、それらのチェ−ンコンベア13の各一端部は
駆動軸12の各スプケットに装着され、またそれらの他
端部はテンショナ−を設けた各スプロケットに装架され
て周知のチェ−ンコンベア機構を構成し、駆動軸12の
一端部に設けたスプロケット14とベ−スフレ−ム10
の適所に設置した駆動モ−タ15との間にチェ−ン30
を装着することにより、所定のシ−ケンスに従ってバ−
ジンパルプからなるシ−ト状ユニット体Pを一方向に移
送するものである。
【0014】このセンタリング装置に於いて、チェ−ン
コンベア13の間に昇降用テ−ブル16を配装し、その
昇降用テ−ブル16の上面部にはオムニド−ルと通称さ
れる自在ロ−ラ17をそれぞれ8個で対の状態で組付け
てあり、また、昇降用テ−ブル16の下面部位には4個
のクランク18が連結され、その一方端の2個のクラン
ク18にはエア−シリンダ20により作動される駆動ロ
ッド19を連結すると共に、他の2個のクランク18は
図3の如く連動シャフト31に連結してあるので、駆動
ロッド19の進退動に応動して昇降用テ−ブル16を水
平状態で上下動させることにより、自在ロ−ラ17をチ
ェ−ンコンベア13の上面に対して適度に出没可能に構
成してある。
【0015】即ち、自在ロ−ラ17をチェ−ンコンベア
13の上面より突出させると、チェ−ンコンベア13に
より移送されて来たシ−ト状ユニット体Pは多数の自在
ロ−ラ17により水平状態を保持しながら適度に押し上
げられるので、その平面上で任意方向に容易に滑り移動
が許容される状態となる。
【0016】そこで、以下に説明するセンタリング駆動
機構によってシ−ト状ユニット体Pを所定の適正位置に
整列移動させるものである。斯かるセンタリング駆動機
構は各種のコンベア移送装置に適宜設置可能な公知のも
のであり、シ−ト状ユニット体Pを両側から挟み付ける
ように同軸線上に対向配置したセンタリング用の作動ア
−ム21と作動ロッド23とを具備し、その作動ア−ム
21と作動ロッド23と各先端部にはシ−ト状ユニット
体Pを両側から安定的に十分に押さえ付けるように形成
した押え板22,24を固着してある。
【0017】ここで、前記作動ア−ム21と作動ロッド
23とを同期的に同移動量を以って駆動させる為に、倒
立L字状に形成した作動ア−ム21の下端部をセンタリ
ング駆動用ロッド27の左端部に固着し、この駆動用ロ
ッド27の右方部位には図1に破線で示す如くラックを
適宜刻設すると共に、そのラックと下方部で歯合するセ
ンタリング用ギア26はその上方部位で作動ロッド23
のラックと歯合するように組付けられ、これらのセンタ
リング用ギア26並びに駆動用ロッド27及び作動ロッ
ド23と各ラック部位はギアボックス25内に装着され
ている。
【0018】そして、駆動用ロッド27はその左方近傍
に於いて、連結ア−ム29を介してエア−シリンダ28
に接続されているので、エア−シリンダ28の作動下に
駆動用ロッド27が進退動するに応動して、押え板22
は作動ア−ム21を介してまた他の押え板24は作動ロ
ッド23及びセンタリング用ギア26を介して同期的に
等量の移動量で進退動することとなり、このセンタリン
グ動作によって昇降用テ−ブル16が上昇して多数の自
在ロ−ラ17上に水平状態に載置されたシ−ト状ユニッ
ト体Pに対して次工程の積み重ね装置に最適な位置に整
列配置処理を施すことが可能となる。
【0019】なお、図3に於いて、32は上記センタリ
ング用チェ−ンコンベア13の前段に設置可能な公知の
タ−ナ−コンベアであって、これには既述した如く反転
機との開梱処理装置とからなる番線皮剥ぎ装置を装備さ
せることが可能であり、また次段の積み重ね用コンベア
の一部を符号33で示す。
【0020】次に、図4〜図6を参照しながらシ−ト状
ユニット体Pの積み重ね装置を説明する。この積み重ね
装置に移送されて来るシ−ト状ユニット体Pは、前記セ
ンタリング装置の処理によってその移送方向の所定位置
に確実に整列されて移送されるように準備されている。
そこで、この積み重ね装置により二段重ね等数段重ねに
荷崩れ無く安定にシ−ト状ユニット体Pを積み重ねるも
のである。
【0021】その為この積み重ね装置は、シ−ト状ユニ
ット体Pを持ち上げて次のシ−ト状ユニット体Pが所定
位置に移送されて来た段階でその持ち上げたシ−ト状ユ
ニット体Pを持ち下げて他のシ−ト状ユニット体Pに積
み重ねる為の支持用フォ−ク機構とこの支持用フォ−ク
機構全体を昇降駆動させる上げ下し機構とを具備するよ
うに構成される。
【0022】即ち、この積み重ね装置では、支持体とし
て門型に配置した4本の支持コラム40,41,45及
び56を備え、これらの支持コラムは下部支持フレ−ム
42及び47並びに上部支持フレ−ム43及び46によ
り強固に組付けてある。
【0023】そして、二本の支持コラム40,41間及
び他の二本の支持コラム45,56間には、図6の如く
それぞれロ−ラ50を介して昇降プレ−ト59を上下動
自在に装着し、これらの二枚の昇降プレ−ト59はその
上端中央部で連結ビ−ム54により強固に連結されてい
る。また、各昇降プレ−ト59の下端部位に対しては対
向するように支持ブロック51を強固に組付け、各々の
支持ブロック51上にはエア−シリンダ53により同一
水平位置で対向的に進退動するフォ−ク52を装着して
ある。
【0024】シ−ト状ユニット体Pの為の斯かる支持用
フォ−ク機構は、その両昇降プレ−ト59及び上端部の
連結ビ−ム54を介して上げ下し機構を構成するパワ−
シリンダ55及び駆動モ−タ57により上下駆動され
る。取付けビ−ム44にはそれらのパワ−シリンダ55
及び駆動モ−タ57を支持するように堅固に組付けてあ
り、また、取付けビ−ム44は上部支持フレ−ム43,
46間に強固に架設されており、パワ−シリンダ55の
昇降ロッド58は上記連結ビ−ム54の中央部に堅固に
接続してある。
【0025】更に、下部支持フレ−ム42,47にはコ
ンベアの為の架台48を組付け、この架台48上に3連
のチェ−ンコンベア49を適宜設備してある。このチェ
−ンコンベア49は、図5の如く、前記センタリング用
チェ−ンコンベア13と後述の吊込み用チェ−ンコンベ
ア63との間にそれらと同等高さで近接配置され、これ
らのチェ−ンコンベア13,49及び63上を水平状態
でシ−ト状ユニット体Pが順次移送されることとなる。
【0026】斯かる構成の積み重ね装置によれば、前記
センタリング装置により個々のシ−ト状ユニット体Pが
適正な移送位置に整列処理を受けてそれが図4及び図6
の如くこの積み重ね装置の所定位置に移送された段階で
チェ−ンコンベア49が一時停止すると、既に所定位置
に待機済の支持用フォ−ク機構に於ける両側のフォ−ク
52が各エア−シリンダ53の作動下にシ−ト状ユニッ
ト体Pの底部やゝ下方に各々進出して持ち上げ準備を完
了する。そこで、駆動モ−タ57の始動によりパワ−シ
リンダ55が作動するに応じてその昇降ロッド58と昇
降プレ−ト59を介してその支持用フォ−ク機構全体が
徐々に引き上げられるので、シ−ト状ユニット体Pもそ
の底部両側を両フォ−ク52で支持されながら同時に持
ち上げられる。そして、後続のシ−ト状ユニット体Pの
進入移送に支障を来さない程度の高さにそのシ−ト状ユ
ニット体Pを持ち上げた状態で図4の如く後続のシ−ト
状ユニット体Pを所定位置に移送させて停止させた後、
支持用フォ−ク機構を徐々に降下させて先のシ−ト状ユ
ニット体Pを後続のシ−ト状ユニット体Pの上面に緩や
かに着座させて両フォ−ク52を退去させることによ
り、二個のシ−ト状ユニット体Pを同一位置で正確に積
み重ねることが可能となるので、この積み重ね処理によ
って二個のシ−ト状ユニット体Pを同時に後段の吊込み
用チェ−ンコンベア63に荷崩れの恐れなく円滑に移送
させることができる。
【0027】図7及び図8は前記の如く安定に積み重ね
たシ−ト状ユニット体Pをその数段重ね状態で所定の保
管用位置まで走行移送させる為の吊込み搬送装置の概念
的な正面図及びその側面図を示す。
【0028】この吊込み搬送装置は、既述のように積み
重ね用チェ−ンコンベア49の後段に設置された吊込み
用コンベア63の後端部に設備されており、図8には、
図示の便宜上その吊込み用コンベア63とその為の架台
62を破線で示してある。
【0029】斯かる吊込み搬送装置は、積み重ねたシ−
ト状ユニット体Pをその状態で受けて保持するリフト機
構とこのリフト機構全体を吊下げて所定位置に走行移動
させる為の走行搬送機構とを具備し、その為にそれらの
機構を安全に組付けて所定の走行スパンを確保できるよ
うに平行配置した4本の堅固な支持コラム60と、これ
らの支持コラム60の頂部に於いて相互に強固に連結し
た大型I型鋼等の支持ビ−ム61及びその各支持ビ−ム
61の前後両端部でその間を相互に連結する為の図示し
ない連結ビ−ムと、及び両端の支持コラム60と支持ビ
−ム61との両端部でその相互間を補強する為の補強フ
レ−ム64とでこの装置の大半の骨組みを構成してい
る。
【0030】上記の如く所要の間隔を以って平行配置し
た両支持ビ−ム61の対面する位置に於ける各端部に
は、図7の如く走行用レ−ル72を取付け、それらの両
レ−ル72に沿って走行する各ホイ−ル68を有する前
後二本の車軸67を走行フレ−ム65の底部に装着する
ことにより吊下げ走行用台車を構成し、同図及び図8に
示すように上記走行用台車の走行フレ−ム65に設置し
た駆動モ−タ70と一方の車軸67に固着したスプロケ
ット69との間に張設したチェ−ン71により、この走
行用台車を両レ−ル72に沿って自走可能な走行搬送機
構を構成し、81はその走行ガイドを示し、また、破線
で示すように、両支持ビ−ム61の各前後端部位には適
当なストッパ−を配設することができる。
【0031】リフト機構は上記走行搬送機構の走行用台
車に懸下状態で堅固に設置されており、その為に平行配
置した二本の吊下げフレ−ム74の両上端部を補強用取
付けフレ−ム80及び連結板66を介して台車の走行フ
レ−ム65に固設し、また、図7のように、両吊下げフ
レ−ム74の外側中央部及び下端部などの適所に設けた
補強フレ−ム73によってその両吊下げフレ−ム74の
機械的強度を確保する一方、それらの両吊下げフレ−ム
74に設けたレ−ル75に沿って昇降用フォ−ク76を
適宜上下動自在な如く装着してある。そして、この昇降
用フォ−ク76の背面部適所には連結器78を介してシ
リンダ駆動モ−タ79によって作動するパワ−シリンダ
77の作動ロッドが連結され、また、それら駆動モ−タ
79及びパワ−シリンダ77を取付けフレ−ム80及び
両吊下げフレ−ム74間に強固に取付け支持させてリフ
ト機構を構成してある。
【0032】従って、既述の積み重ね装置によって安定
確実に積み重ねたシ−ト状ユニット体Pはその数段重ね
状態で吊込み用チェ−ンコンベア63を介して昇降用フ
ォ−ク76に載置され、次いで駆動モ−タ79の作動下
にパワ−シリンダ77を駆動して図7の如く適宜な高さ
に数段重ねのシ−ト状ユニット体Pを保持しながら、走
行搬送機構の始動を以ってその数段重ねのシ−ト状ユニ
ット体Pを図8に破線で示す所定位置まで移送し停止さ
せた段階で、上記昇降用フォ−ク76を緩やかに降下さ
せることによって、その位置のレ−ル83上で待機する
保管用パレット82に数段重ね状態のシ−ト状ユニット
体Pを確実に着床させることが可能となる。
【0033】そして、その保管用パレット82の送出し
処理後には、既述した数段重ねのシ−ト状ユニット体P
の順次的な自動搬送処理を同様に円滑に繰り返すことが
できる。また、上記のように保管用パレット82に積み
込んだ数段重ねのシ−ト状ユニット体Pは多数のハンド
パレット等に適宜移し替えられた後、適時に溶融攪拌用
パルパ−への投入エレべ−タ等まで移動されるものであ
る。
【0034】
【発明の効果】本発明に係るシ−ト状ユニット体の搬送
処理装置を設備することにより、シ−ト状に形成された
バ−ジンパルプ等を単位枚数積み重ねたシ−ト状ユニッ
ト体を荷崩れの恐れなく数段に積み重ねた状態で所定位
置に安全確実に移送処理でき、従って、この種の重量物
の取扱を容易化してその移送処理の業務改善と能率化に
効果的に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシ−ト状ユニット体の搬送処理装
置に組込んだセンタリング装置の概念的正面図。
【図2】その概念的平面図。
【図3】同じくその概念的側面図。
【図4】本発明に係るシ−ト状ユニット体の搬送処理装
置で採用した積み重ね装置の概念的正面図。
【図5】その概念的側面図。
【図6】同じくその支持用フォ−ク機構の概念的平面配
置図。
【図7】本発明に係るシ−ト状ユニット体の搬送処理装
置に組込んだ吊込み装置の概念的正面図。
【図8】そのその概念的側面図。
【符号の説明】
13 センタリング用チェ−ンコンベア 16 昇降用テ−ブル 17 多数の自在ロ−ラ 18 昇降駆動用クランク 19 駆動ロッド 20 駆動用エア−シリンダ 21 センタリング用作動ア−ム 22 押え板 23 センタリング用作動ロッド 24 押え板 26 センタリング用ギア 27 センタリング駆動用ロッド 28 エア−シリンダ 32 タ−ナ−コンベア 49 積み重ね用チェ−ンコンベア 51 支持ブロック 52 フォ−ク 53 フォ−ク駆動用エア−シリンダ 55 パワ−シリンダ 57 駆動モ−タ 59 昇降プレ−ト 61 支持ビ−ム 63 吊込み用チェ−ンコンベア 65 走行フレ−ム 66 連結板 68 ホイ−ル 70 駆動モ−タ 72 レ−ル 74 吊下げフレ−ム 76 昇降用フォ−ク 77 パワ−シリンダ 79 シリンダ駆動モ−タ 81 走行ガイド

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定枚数積み重ねたシ−ト状ユニット体を
    複数段に積み重ねる為の積み重ね装置を備え、この積み
    重ね装置は、コンベアによって移送されて来た一個のシ
    −ト状ユニット体をその底部両側に進退動可能な支持用
    フォ−ク機構を介して持ち上げると共に次のシ−ト状ユ
    ニット体が移送されて来た段階でそのシ−ト状ユニット
    体の上に積み重ねる為の上げ下し機構を具備するように
    構成したシ−ト状ユニット体の搬送処理装置。
  2. 【請求項2】シ−ト状ユニット体の為の移送用コンベア
    の途中に自在ロ−ラを多数組付けた昇降用テ−ブルを設
    置し、上記コンベアによりシ−ト状ユニット体がその昇
    降用テ−ブル上方位置に移動した段階で上記自在ロ−ラ
    が上記コンベアの上面よりも適度に持ち上がるように上
    記昇降用テ−ブルを上昇させた状態に於いて、上記自在
    ロ−ラに載置されているシ−ト状ユニット体をその両側
    から同時に挟んで整列させるセンタリング駆動機構を備
    え、このセンタリング駆動機構の作動により上記シ−ト
    状ユニット体をその適正な移送位置に整列させた状態で
    上記昇降用テ−ブルを降下させて適正位置に整列させた
    シ−ト状ユニット体を上記コンベアに載置させて次段の
    積み重ね装置に移送させるように構成したセンタリング
    装置を前記積み重ね装置の前段に設置した請求項1のシ
    −ト状ユニット体の搬送処理装置。
  3. 【請求項3】前記積み重ね装置により数段に積み重ねた
    シ−ト状ユニット体を昇降用フォ−クに載置させるリフ
    ト機構と、このリフト機構を装備させてこの装置の頂部
    に設置した走行搬送機構とを具備し、上記リフト機構に
    より吊り上げた数段重ねのシ−ト状ユニット体を上記走
    行搬送機構によって所定位置まで移動させる吊込み装置
    を前記積み重ね装置の後段に設置した請求項1又は2の
    シ−ト状ユニット体の搬送処理装置。
  4. 【請求項4】前記吊込み装置により移動されて来た数段
    重ねのシ−ト状ユニット体を保管用パレット上に載置す
    るように構成した請求項3のシ−ト状ユニット体の搬送
    処理装置。
  5. 【請求項5】前記シ−ト状ユニット体は、シ−ト状に形
    成されたバ−ジンパルプを多数枚積み重ねたものである
    前記請求項のいずれかに記載のシ−ト状ユニット体の搬
    送処理装置。
JP26651395A 1995-09-20 1995-09-20 シ−ト状ユニット体の搬送処理装置 Pending JPH0986663A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26651395A JPH0986663A (ja) 1995-09-20 1995-09-20 シ−ト状ユニット体の搬送処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26651395A JPH0986663A (ja) 1995-09-20 1995-09-20 シ−ト状ユニット体の搬送処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0986663A true JPH0986663A (ja) 1997-03-31

Family

ID=17431955

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26651395A Pending JPH0986663A (ja) 1995-09-20 1995-09-20 シ−ト状ユニット体の搬送処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0986663A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002066348A1 (en) * 2001-02-22 2002-08-29 Metso Paper, Inc Bale stacker
CN102837980A (zh) * 2012-09-25 2012-12-26 宜宾海丝特纤维有限责任公司 一种适用于纸板状物料的水平投料装置
CN107555183A (zh) * 2017-09-30 2018-01-09 无锡市光彩机械制造有限公司 一种用于集成型钢码垛的齐头装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002066348A1 (en) * 2001-02-22 2002-08-29 Metso Paper, Inc Bale stacker
US7014414B2 (en) 2001-02-22 2006-03-21 Metso Paper, Inc. Bale stacker
CN102837980A (zh) * 2012-09-25 2012-12-26 宜宾海丝特纤维有限责任公司 一种适用于纸板状物料的水平投料装置
CN102837980B (zh) * 2012-09-25 2015-04-22 宜宾海丝特纤维有限责任公司 一种适用于纸板状物料的水平投料装置
CN107555183A (zh) * 2017-09-30 2018-01-09 无锡市光彩机械制造有限公司 一种用于集成型钢码垛的齐头装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4764074A (en) Pallet loading apparatus
JP2013155044A (ja) 板材保管棚
CN114313788A (zh) 一种无损转运系统
JPH0986663A (ja) シ−ト状ユニット体の搬送処理装置
CN216971305U (zh) 一种整层式全自动码垛机
CN113955503A (zh) 一种托盘自动输送叠高机
CN210795025U (zh) 一种能自动送入托盘的码垛装置
US5306111A (en) Apparatus for withdrawing reels from a packing case
JP3044110B2 (ja) パレット移送装置
CN220200768U (zh) 一种侧装箱悬吊臂式智能箱体装车码垛设备
CN217866689U (zh) 一种钢筋桁架楼承板码垛设备
GB1599046A (en) Palletising apparatus
CN114771935B (zh) 一种两垛板材成品横向双层打包翻转后竖向叉运工艺
CN215624549U (zh) 一种拆盘叠盘一体机
CN216234910U (zh) 一种托盘自动输送叠高机
CN220363549U (zh) 一种打包机料盘垂直升降、水平传输结构
CN215478367U (zh) 一种立式喷涂线上料辅助和自动叠框装置
JP2859797B2 (ja) 板材搬送収納装置
CN214242829U (zh) 码垛设备和建筑构件生产线
CN219791470U (zh) 一种托板转运循环系统
US3338430A (en) Pallet transfer mechanisms
US3343695A (en) Block loading and unloading apparatus
JPH0724330Y2 (ja) 板状体の移載装置
JP2687079B2 (ja) 用紙積み増し移動装置
JP3096118B2 (ja) オートパレタイザ及びその干渉防止板開き装置