JPH0986663A - シ−ト状ユニット体の搬送処理装置 - Google Patents
シ−ト状ユニット体の搬送処理装置Info
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- JPH0986663A JPH0986663A JP26651395A JP26651395A JPH0986663A JP H0986663 A JPH0986663 A JP H0986663A JP 26651395 A JP26651395 A JP 26651395A JP 26651395 A JP26651395 A JP 26651395A JP H0986663 A JPH0986663 A JP H0986663A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】シ−ト状に形成されたバ−ジンパルプを単位枚
数積み重ねたような形態のシ−ト状ユニット体重量物を
荷崩れの恐れなく機械的に数段重ねて所定の位置に安定
確実に移送する為の手段を提供する。 【解決手段】コンベアで移送されて来たシ−ト状ユニッ
ト体Pをその底部両側に進退動するフォ−ク52で持ち
上げ、後続のシ−ト状ユニット体Pが移送されて来た段
階でその上に先に持ち上げたシ−ト状ユニット体Pを積
み重ね可能に装置を構成する。この積み重ね装置の前段
と後段とには、各シ−ト状ユニット体Pを適正な移送位
置に整列させる為のセンタリング装置と、数段重ねたシ
−ト状ユニット体Pを所定位置に搬送する為の吊込み搬
送装置とを設置できる。
数積み重ねたような形態のシ−ト状ユニット体重量物を
荷崩れの恐れなく機械的に数段重ねて所定の位置に安定
確実に移送する為の手段を提供する。 【解決手段】コンベアで移送されて来たシ−ト状ユニッ
ト体Pをその底部両側に進退動するフォ−ク52で持ち
上げ、後続のシ−ト状ユニット体Pが移送されて来た段
階でその上に先に持ち上げたシ−ト状ユニット体Pを積
み重ね可能に装置を構成する。この積み重ね装置の前段
と後段とには、各シ−ト状ユニット体Pを適正な移送位
置に整列させる為のセンタリング装置と、数段重ねたシ
−ト状ユニット体Pを所定位置に搬送する為の吊込み搬
送装置とを設置できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばシ−ト状バ
−ジンパルプを所定枚数積み重ねたシ−ト状ユニット体
を溶融攪拌用パルパ−等に好適な態様で移送する為の手
段として有用なシ−ト状ユニット体の搬送処理装置に関
する。
−ジンパルプを所定枚数積み重ねたシ−ト状ユニット体
を溶融攪拌用パルパ−等に好適な態様で移送する為の手
段として有用なシ−ト状ユニット体の搬送処理装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】製紙工程の原料加工の初段等では、素材
としてのシ−ト状のバ−ジンパルプを単位枚数積み重ね
たユニット体として梱包状態で搬入され、そのバ−ジン
パルプのユニット体を溶融攪拌用パルパ−に投入する為
には、先ず、梱包用番線の切除と梱包体の除去からなる
番線皮剥ぎ処理をホイスト等の併用によって数人で行
い、その開梱済みバ−ジンパルプのユニット体をストッ
クヤ−ドに数段積みで多数保管し、これをハンドパレッ
トで適数個単位で適時に溶融攪拌用パルパ−の投入用エ
レべ−タに移送するものであった。
としてのシ−ト状のバ−ジンパルプを単位枚数積み重ね
たユニット体として梱包状態で搬入され、そのバ−ジン
パルプのユニット体を溶融攪拌用パルパ−に投入する為
には、先ず、梱包用番線の切除と梱包体の除去からなる
番線皮剥ぎ処理をホイスト等の併用によって数人で行
い、その開梱済みバ−ジンパルプのユニット体をストッ
クヤ−ドに数段積みで多数保管し、これをハンドパレッ
トで適数個単位で適時に溶融攪拌用パルパ−の投入用エ
レべ−タに移送するものであった。
【0003】ここで、既述の番線皮剥ぎ工程は、バ−ジ
ンパルプのユニット体の重量性及び安全性の観点から例
えばタ−ナ−コンベアと反転機との開梱処理装置を使用
して半自動的に処理することも実施されているが、その
後段の搬送は人手で処理するものであった。
ンパルプのユニット体の重量性及び安全性の観点から例
えばタ−ナ−コンベアと反転機との開梱処理装置を使用
して半自動的に処理することも実施されているが、その
後段の搬送は人手で処理するものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の如きバ−ジンパ
ルプを所定枚数積み重ねたユニット体は、その1個のユ
ニット体が略250kg程度に達する重量物であること
から、その開梱処理の為の番線皮剥ぎ処理に人手を介す
ることは安全性と能率性等の観点からそれを極力回避す
べきが永らく要望されている。
ルプを所定枚数積み重ねたユニット体は、その1個のユ
ニット体が略250kg程度に達する重量物であること
から、その開梱処理の為の番線皮剥ぎ処理に人手を介す
ることは安全性と能率性等の観点からそれを極力回避す
べきが永らく要望されている。
【0005】その対策の一環として、上記の如き開梱処
理装置の設置によりその間の諸問題を相当程度に解消し
得たものの、開梱処理後のユニット体は荷崩れの問題を
内在し、更には搬送能率と溶融攪拌用パルパ−への適量
投入等との関連からそのユニット体を二段重ね等適数個
積み重ね処理する場合には斯かる荷崩れの問題を適切に
防止する措置を講ずることは、溶融攪拌用パルパ−に対
するバ−ジンパルプユニット体の自動搬送投入システム
を構築する前段階でも有力な手段として現今の重要な開
発課題であった。
理装置の設置によりその間の諸問題を相当程度に解消し
得たものの、開梱処理後のユニット体は荷崩れの問題を
内在し、更には搬送能率と溶融攪拌用パルパ−への適量
投入等との関連からそのユニット体を二段重ね等適数個
積み重ね処理する場合には斯かる荷崩れの問題を適切に
防止する措置を講ずることは、溶融攪拌用パルパ−に対
するバ−ジンパルプユニット体の自動搬送投入システム
を構築する前段階でも有力な手段として現今の重要な開
発課題であった。
【0006】そこで本発明は、所定枚数積み重ねたバ−
ジンパルプ等のシ−ト状ユニット体を複数段に積み重ね
る為の積み重ね装置を具備し、好ましくはその積み重ね
装置の前段に前記シ−ト状ユニット体を個々に所定の搬
送位置に整列させる為のセンタリング装置を設置し、ま
た、その積み重ね装置の後段には複数段に積み重ねたシ
−ト状ユニット体を所定位置に移送する為の吊込み搬送
装置を設備するように構成可能なシ−ト状ユニット体の
搬送処理装置を提供するものである。
ジンパルプ等のシ−ト状ユニット体を複数段に積み重ね
る為の積み重ね装置を具備し、好ましくはその積み重ね
装置の前段に前記シ−ト状ユニット体を個々に所定の搬
送位置に整列させる為のセンタリング装置を設置し、ま
た、その積み重ね装置の後段には複数段に積み重ねたシ
−ト状ユニット体を所定位置に移送する為の吊込み搬送
装置を設備するように構成可能なシ−ト状ユニット体の
搬送処理装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るシ−ト状ユ
ニット体の搬送処理装置では、所定枚数積み重ねたバ−
ジンパルプ等のシ−ト状ユニット体を複数段に積み重ね
る為の積み重ね装置を備え、この積み重ね装置は、コン
ベアによって移送されて来た一個のシ−ト状ユニット体
をその底部両側に進退動可能な支持用フォ−ク機構を介
して持ち上げると共に次のシ−ト状ユニット体が移送さ
れて来た段階でそのシ−ト状ユニット体の上に積み重ね
る為の上げ下し機構を具備するように構成されている。
ニット体の搬送処理装置では、所定枚数積み重ねたバ−
ジンパルプ等のシ−ト状ユニット体を複数段に積み重ね
る為の積み重ね装置を備え、この積み重ね装置は、コン
ベアによって移送されて来た一個のシ−ト状ユニット体
をその底部両側に進退動可能な支持用フォ−ク機構を介
して持ち上げると共に次のシ−ト状ユニット体が移送さ
れて来た段階でそのシ−ト状ユニット体の上に積み重ね
る為の上げ下し機構を具備するように構成されている。
【0008】上記積み重ね装置の所定位置に正確に一個
のシ−ト状ユニット体を順次移送させる手段として、こ
の積み重ね装置の前段にシ−ト状ユニット体のセンタリ
ング装置を設置するのが好ましい。
のシ−ト状ユニット体を順次移送させる手段として、こ
の積み重ね装置の前段にシ−ト状ユニット体のセンタリ
ング装置を設置するのが好ましい。
【0009】このようなセンタリング装置は、シ−ト状
ユニット体の為の移送用コンベアの途中に自在ロ−ラを
多数組付けた昇降用テ−ブルを設置し、上記コンベアに
よりシ−ト状ユニット体がその昇降用テ−ブル上方位置
に移動した段階で上記自在ロ−ラが上記コンベアの上面
よりも適度に持ち上がるように上記昇降用テ−ブルを上
昇させた状態に於いて、上記自在ロ−ラに載置されてい
るシ−ト状ユニット体をその両側から同時に挟んで整列
させるセンタリング駆動機構の作動により上記シ−ト状
ユニット体をその適正な移送位置になるように保持し、
次いで上記昇降用テ−ブルを降下させて適正位置に整列
させたシ−ト状ユニット体を上記コンベアに載置させて
次段の積み重ね装置に移送させるように構成されてい
る。
ユニット体の為の移送用コンベアの途中に自在ロ−ラを
多数組付けた昇降用テ−ブルを設置し、上記コンベアに
よりシ−ト状ユニット体がその昇降用テ−ブル上方位置
に移動した段階で上記自在ロ−ラが上記コンベアの上面
よりも適度に持ち上がるように上記昇降用テ−ブルを上
昇させた状態に於いて、上記自在ロ−ラに載置されてい
るシ−ト状ユニット体をその両側から同時に挟んで整列
させるセンタリング駆動機構の作動により上記シ−ト状
ユニット体をその適正な移送位置になるように保持し、
次いで上記昇降用テ−ブルを降下させて適正位置に整列
させたシ−ト状ユニット体を上記コンベアに載置させて
次段の積み重ね装置に移送させるように構成されてい
る。
【0010】更に、上記積み重ね装置の後段には、その
積み重ね装置によって荷崩れを防止すべく適正な状態で
数段に積み重ねたシ−ト状ユニット体をその状態で所定
位置に移送する為の吊込み搬送装置を設備するのが望ま
しい。
積み重ね装置によって荷崩れを防止すべく適正な状態で
数段に積み重ねたシ−ト状ユニット体をその状態で所定
位置に移送する為の吊込み搬送装置を設備するのが望ま
しい。
【0011】斯かる吊込み搬送装置は、上記積み重ね装
置により数段に積み重ねたシ−ト状ユニット体を昇降用
フォ−クに載置させるリフト機構と、このリフト機構を
装備させてこの装置の頂部に設置した走行搬送機構とを
具備し、上記リフト機構により吊り上げた数段重ねのシ
−ト状ユニット体を上記走行搬送機構により所定位置ま
で移動させて適当な保管用パレット上に載置可能に構成
してある。
置により数段に積み重ねたシ−ト状ユニット体を昇降用
フォ−クに載置させるリフト機構と、このリフト機構を
装備させてこの装置の頂部に設置した走行搬送機構とを
具備し、上記リフト機構により吊り上げた数段重ねのシ
−ト状ユニット体を上記走行搬送機構により所定位置ま
で移動させて適当な保管用パレット上に載置可能に構成
してある。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図示の実施例を参照しなが
ら本発明に係るシ−ト状ユニット体の搬送処理装置を更
に詳述する。この実施例では、シ−ト状ユニット体とし
てシ−ト状に形成されたバ−ジンパルプを多数枚重ねた
ユニット体であってその一個の重量が略250kg前後
のもので荷崩れを生ずる恐れのあるものを例に挙げて説
明する。
ら本発明に係るシ−ト状ユニット体の搬送処理装置を更
に詳述する。この実施例では、シ−ト状ユニット体とし
てシ−ト状に形成されたバ−ジンパルプを多数枚重ねた
ユニット体であってその一個の重量が略250kg前後
のもので荷崩れを生ずる恐れのあるものを例に挙げて説
明する。
【0013】図1〜図3は、本発明によるシ−ト状ユニ
ット体の搬送処理装置に設置されたシ−ト状ユニット体
の為のセンタリング装置の概念的な正面図、その平面図
及び側面図を示し、これらの図に於いて、10は適当な
型鋼を所要の長方形状に組合せて形成したベ−スフレ−
ムであり、このベ−スフレ−ム10の中央部やゝ左方に
は所要の高さに形成したコンベア組付けフレ−ム11を
設置し、このコンベア組付けフレ−ム11の上部には平
行配置した三本のセンタリング用チェ−ンコンベア13
を組付け、それらのチェ−ンコンベア13の各一端部は
駆動軸12の各スプケットに装着され、またそれらの他
端部はテンショナ−を設けた各スプロケットに装架され
て周知のチェ−ンコンベア機構を構成し、駆動軸12の
一端部に設けたスプロケット14とベ−スフレ−ム10
の適所に設置した駆動モ−タ15との間にチェ−ン30
を装着することにより、所定のシ−ケンスに従ってバ−
ジンパルプからなるシ−ト状ユニット体Pを一方向に移
送するものである。
ット体の搬送処理装置に設置されたシ−ト状ユニット体
の為のセンタリング装置の概念的な正面図、その平面図
及び側面図を示し、これらの図に於いて、10は適当な
型鋼を所要の長方形状に組合せて形成したベ−スフレ−
ムであり、このベ−スフレ−ム10の中央部やゝ左方に
は所要の高さに形成したコンベア組付けフレ−ム11を
設置し、このコンベア組付けフレ−ム11の上部には平
行配置した三本のセンタリング用チェ−ンコンベア13
を組付け、それらのチェ−ンコンベア13の各一端部は
駆動軸12の各スプケットに装着され、またそれらの他
端部はテンショナ−を設けた各スプロケットに装架され
て周知のチェ−ンコンベア機構を構成し、駆動軸12の
一端部に設けたスプロケット14とベ−スフレ−ム10
の適所に設置した駆動モ−タ15との間にチェ−ン30
を装着することにより、所定のシ−ケンスに従ってバ−
ジンパルプからなるシ−ト状ユニット体Pを一方向に移
送するものである。
【0014】このセンタリング装置に於いて、チェ−ン
コンベア13の間に昇降用テ−ブル16を配装し、その
昇降用テ−ブル16の上面部にはオムニド−ルと通称さ
れる自在ロ−ラ17をそれぞれ8個で対の状態で組付け
てあり、また、昇降用テ−ブル16の下面部位には4個
のクランク18が連結され、その一方端の2個のクラン
ク18にはエア−シリンダ20により作動される駆動ロ
ッド19を連結すると共に、他の2個のクランク18は
図3の如く連動シャフト31に連結してあるので、駆動
ロッド19の進退動に応動して昇降用テ−ブル16を水
平状態で上下動させることにより、自在ロ−ラ17をチ
ェ−ンコンベア13の上面に対して適度に出没可能に構
成してある。
コンベア13の間に昇降用テ−ブル16を配装し、その
昇降用テ−ブル16の上面部にはオムニド−ルと通称さ
れる自在ロ−ラ17をそれぞれ8個で対の状態で組付け
てあり、また、昇降用テ−ブル16の下面部位には4個
のクランク18が連結され、その一方端の2個のクラン
ク18にはエア−シリンダ20により作動される駆動ロ
ッド19を連結すると共に、他の2個のクランク18は
図3の如く連動シャフト31に連結してあるので、駆動
ロッド19の進退動に応動して昇降用テ−ブル16を水
平状態で上下動させることにより、自在ロ−ラ17をチ
ェ−ンコンベア13の上面に対して適度に出没可能に構
成してある。
【0015】即ち、自在ロ−ラ17をチェ−ンコンベア
13の上面より突出させると、チェ−ンコンベア13に
より移送されて来たシ−ト状ユニット体Pは多数の自在
ロ−ラ17により水平状態を保持しながら適度に押し上
げられるので、その平面上で任意方向に容易に滑り移動
が許容される状態となる。
13の上面より突出させると、チェ−ンコンベア13に
より移送されて来たシ−ト状ユニット体Pは多数の自在
ロ−ラ17により水平状態を保持しながら適度に押し上
げられるので、その平面上で任意方向に容易に滑り移動
が許容される状態となる。
【0016】そこで、以下に説明するセンタリング駆動
機構によってシ−ト状ユニット体Pを所定の適正位置に
整列移動させるものである。斯かるセンタリング駆動機
構は各種のコンベア移送装置に適宜設置可能な公知のも
のであり、シ−ト状ユニット体Pを両側から挟み付ける
ように同軸線上に対向配置したセンタリング用の作動ア
−ム21と作動ロッド23とを具備し、その作動ア−ム
21と作動ロッド23と各先端部にはシ−ト状ユニット
体Pを両側から安定的に十分に押さえ付けるように形成
した押え板22,24を固着してある。
機構によってシ−ト状ユニット体Pを所定の適正位置に
整列移動させるものである。斯かるセンタリング駆動機
構は各種のコンベア移送装置に適宜設置可能な公知のも
のであり、シ−ト状ユニット体Pを両側から挟み付ける
ように同軸線上に対向配置したセンタリング用の作動ア
−ム21と作動ロッド23とを具備し、その作動ア−ム
21と作動ロッド23と各先端部にはシ−ト状ユニット
体Pを両側から安定的に十分に押さえ付けるように形成
した押え板22,24を固着してある。
【0017】ここで、前記作動ア−ム21と作動ロッド
23とを同期的に同移動量を以って駆動させる為に、倒
立L字状に形成した作動ア−ム21の下端部をセンタリ
ング駆動用ロッド27の左端部に固着し、この駆動用ロ
ッド27の右方部位には図1に破線で示す如くラックを
適宜刻設すると共に、そのラックと下方部で歯合するセ
ンタリング用ギア26はその上方部位で作動ロッド23
のラックと歯合するように組付けられ、これらのセンタ
リング用ギア26並びに駆動用ロッド27及び作動ロッ
ド23と各ラック部位はギアボックス25内に装着され
ている。
23とを同期的に同移動量を以って駆動させる為に、倒
立L字状に形成した作動ア−ム21の下端部をセンタリ
ング駆動用ロッド27の左端部に固着し、この駆動用ロ
ッド27の右方部位には図1に破線で示す如くラックを
適宜刻設すると共に、そのラックと下方部で歯合するセ
ンタリング用ギア26はその上方部位で作動ロッド23
のラックと歯合するように組付けられ、これらのセンタ
リング用ギア26並びに駆動用ロッド27及び作動ロッ
ド23と各ラック部位はギアボックス25内に装着され
ている。
【0018】そして、駆動用ロッド27はその左方近傍
に於いて、連結ア−ム29を介してエア−シリンダ28
に接続されているので、エア−シリンダ28の作動下に
駆動用ロッド27が進退動するに応動して、押え板22
は作動ア−ム21を介してまた他の押え板24は作動ロ
ッド23及びセンタリング用ギア26を介して同期的に
等量の移動量で進退動することとなり、このセンタリン
グ動作によって昇降用テ−ブル16が上昇して多数の自
在ロ−ラ17上に水平状態に載置されたシ−ト状ユニッ
ト体Pに対して次工程の積み重ね装置に最適な位置に整
列配置処理を施すことが可能となる。
に於いて、連結ア−ム29を介してエア−シリンダ28
に接続されているので、エア−シリンダ28の作動下に
駆動用ロッド27が進退動するに応動して、押え板22
は作動ア−ム21を介してまた他の押え板24は作動ロ
ッド23及びセンタリング用ギア26を介して同期的に
等量の移動量で進退動することとなり、このセンタリン
グ動作によって昇降用テ−ブル16が上昇して多数の自
在ロ−ラ17上に水平状態に載置されたシ−ト状ユニッ
ト体Pに対して次工程の積み重ね装置に最適な位置に整
列配置処理を施すことが可能となる。
【0019】なお、図3に於いて、32は上記センタリ
ング用チェ−ンコンベア13の前段に設置可能な公知の
タ−ナ−コンベアであって、これには既述した如く反転
機との開梱処理装置とからなる番線皮剥ぎ装置を装備さ
せることが可能であり、また次段の積み重ね用コンベア
の一部を符号33で示す。
ング用チェ−ンコンベア13の前段に設置可能な公知の
タ−ナ−コンベアであって、これには既述した如く反転
機との開梱処理装置とからなる番線皮剥ぎ装置を装備さ
せることが可能であり、また次段の積み重ね用コンベア
の一部を符号33で示す。
【0020】次に、図4〜図6を参照しながらシ−ト状
ユニット体Pの積み重ね装置を説明する。この積み重ね
装置に移送されて来るシ−ト状ユニット体Pは、前記セ
ンタリング装置の処理によってその移送方向の所定位置
に確実に整列されて移送されるように準備されている。
そこで、この積み重ね装置により二段重ね等数段重ねに
荷崩れ無く安定にシ−ト状ユニット体Pを積み重ねるも
のである。
ユニット体Pの積み重ね装置を説明する。この積み重ね
装置に移送されて来るシ−ト状ユニット体Pは、前記セ
ンタリング装置の処理によってその移送方向の所定位置
に確実に整列されて移送されるように準備されている。
そこで、この積み重ね装置により二段重ね等数段重ねに
荷崩れ無く安定にシ−ト状ユニット体Pを積み重ねるも
のである。
【0021】その為この積み重ね装置は、シ−ト状ユニ
ット体Pを持ち上げて次のシ−ト状ユニット体Pが所定
位置に移送されて来た段階でその持ち上げたシ−ト状ユ
ニット体Pを持ち下げて他のシ−ト状ユニット体Pに積
み重ねる為の支持用フォ−ク機構とこの支持用フォ−ク
機構全体を昇降駆動させる上げ下し機構とを具備するよ
うに構成される。
ット体Pを持ち上げて次のシ−ト状ユニット体Pが所定
位置に移送されて来た段階でその持ち上げたシ−ト状ユ
ニット体Pを持ち下げて他のシ−ト状ユニット体Pに積
み重ねる為の支持用フォ−ク機構とこの支持用フォ−ク
機構全体を昇降駆動させる上げ下し機構とを具備するよ
うに構成される。
【0022】即ち、この積み重ね装置では、支持体とし
て門型に配置した4本の支持コラム40,41,45及
び56を備え、これらの支持コラムは下部支持フレ−ム
42及び47並びに上部支持フレ−ム43及び46によ
り強固に組付けてある。
て門型に配置した4本の支持コラム40,41,45及
び56を備え、これらの支持コラムは下部支持フレ−ム
42及び47並びに上部支持フレ−ム43及び46によ
り強固に組付けてある。
【0023】そして、二本の支持コラム40,41間及
び他の二本の支持コラム45,56間には、図6の如く
それぞれロ−ラ50を介して昇降プレ−ト59を上下動
自在に装着し、これらの二枚の昇降プレ−ト59はその
上端中央部で連結ビ−ム54により強固に連結されてい
る。また、各昇降プレ−ト59の下端部位に対しては対
向するように支持ブロック51を強固に組付け、各々の
支持ブロック51上にはエア−シリンダ53により同一
水平位置で対向的に進退動するフォ−ク52を装着して
ある。
び他の二本の支持コラム45,56間には、図6の如く
それぞれロ−ラ50を介して昇降プレ−ト59を上下動
自在に装着し、これらの二枚の昇降プレ−ト59はその
上端中央部で連結ビ−ム54により強固に連結されてい
る。また、各昇降プレ−ト59の下端部位に対しては対
向するように支持ブロック51を強固に組付け、各々の
支持ブロック51上にはエア−シリンダ53により同一
水平位置で対向的に進退動するフォ−ク52を装着して
ある。
【0024】シ−ト状ユニット体Pの為の斯かる支持用
フォ−ク機構は、その両昇降プレ−ト59及び上端部の
連結ビ−ム54を介して上げ下し機構を構成するパワ−
シリンダ55及び駆動モ−タ57により上下駆動され
る。取付けビ−ム44にはそれらのパワ−シリンダ55
及び駆動モ−タ57を支持するように堅固に組付けてあ
り、また、取付けビ−ム44は上部支持フレ−ム43,
46間に強固に架設されており、パワ−シリンダ55の
昇降ロッド58は上記連結ビ−ム54の中央部に堅固に
接続してある。
フォ−ク機構は、その両昇降プレ−ト59及び上端部の
連結ビ−ム54を介して上げ下し機構を構成するパワ−
シリンダ55及び駆動モ−タ57により上下駆動され
る。取付けビ−ム44にはそれらのパワ−シリンダ55
及び駆動モ−タ57を支持するように堅固に組付けてあ
り、また、取付けビ−ム44は上部支持フレ−ム43,
46間に強固に架設されており、パワ−シリンダ55の
昇降ロッド58は上記連結ビ−ム54の中央部に堅固に
接続してある。
【0025】更に、下部支持フレ−ム42,47にはコ
ンベアの為の架台48を組付け、この架台48上に3連
のチェ−ンコンベア49を適宜設備してある。このチェ
−ンコンベア49は、図5の如く、前記センタリング用
チェ−ンコンベア13と後述の吊込み用チェ−ンコンベ
ア63との間にそれらと同等高さで近接配置され、これ
らのチェ−ンコンベア13,49及び63上を水平状態
でシ−ト状ユニット体Pが順次移送されることとなる。
ンベアの為の架台48を組付け、この架台48上に3連
のチェ−ンコンベア49を適宜設備してある。このチェ
−ンコンベア49は、図5の如く、前記センタリング用
チェ−ンコンベア13と後述の吊込み用チェ−ンコンベ
ア63との間にそれらと同等高さで近接配置され、これ
らのチェ−ンコンベア13,49及び63上を水平状態
でシ−ト状ユニット体Pが順次移送されることとなる。
【0026】斯かる構成の積み重ね装置によれば、前記
センタリング装置により個々のシ−ト状ユニット体Pが
適正な移送位置に整列処理を受けてそれが図4及び図6
の如くこの積み重ね装置の所定位置に移送された段階で
チェ−ンコンベア49が一時停止すると、既に所定位置
に待機済の支持用フォ−ク機構に於ける両側のフォ−ク
52が各エア−シリンダ53の作動下にシ−ト状ユニッ
ト体Pの底部やゝ下方に各々進出して持ち上げ準備を完
了する。そこで、駆動モ−タ57の始動によりパワ−シ
リンダ55が作動するに応じてその昇降ロッド58と昇
降プレ−ト59を介してその支持用フォ−ク機構全体が
徐々に引き上げられるので、シ−ト状ユニット体Pもそ
の底部両側を両フォ−ク52で支持されながら同時に持
ち上げられる。そして、後続のシ−ト状ユニット体Pの
進入移送に支障を来さない程度の高さにそのシ−ト状ユ
ニット体Pを持ち上げた状態で図4の如く後続のシ−ト
状ユニット体Pを所定位置に移送させて停止させた後、
支持用フォ−ク機構を徐々に降下させて先のシ−ト状ユ
ニット体Pを後続のシ−ト状ユニット体Pの上面に緩や
かに着座させて両フォ−ク52を退去させることによ
り、二個のシ−ト状ユニット体Pを同一位置で正確に積
み重ねることが可能となるので、この積み重ね処理によ
って二個のシ−ト状ユニット体Pを同時に後段の吊込み
用チェ−ンコンベア63に荷崩れの恐れなく円滑に移送
させることができる。
センタリング装置により個々のシ−ト状ユニット体Pが
適正な移送位置に整列処理を受けてそれが図4及び図6
の如くこの積み重ね装置の所定位置に移送された段階で
チェ−ンコンベア49が一時停止すると、既に所定位置
に待機済の支持用フォ−ク機構に於ける両側のフォ−ク
52が各エア−シリンダ53の作動下にシ−ト状ユニッ
ト体Pの底部やゝ下方に各々進出して持ち上げ準備を完
了する。そこで、駆動モ−タ57の始動によりパワ−シ
リンダ55が作動するに応じてその昇降ロッド58と昇
降プレ−ト59を介してその支持用フォ−ク機構全体が
徐々に引き上げられるので、シ−ト状ユニット体Pもそ
の底部両側を両フォ−ク52で支持されながら同時に持
ち上げられる。そして、後続のシ−ト状ユニット体Pの
進入移送に支障を来さない程度の高さにそのシ−ト状ユ
ニット体Pを持ち上げた状態で図4の如く後続のシ−ト
状ユニット体Pを所定位置に移送させて停止させた後、
支持用フォ−ク機構を徐々に降下させて先のシ−ト状ユ
ニット体Pを後続のシ−ト状ユニット体Pの上面に緩や
かに着座させて両フォ−ク52を退去させることによ
り、二個のシ−ト状ユニット体Pを同一位置で正確に積
み重ねることが可能となるので、この積み重ね処理によ
って二個のシ−ト状ユニット体Pを同時に後段の吊込み
用チェ−ンコンベア63に荷崩れの恐れなく円滑に移送
させることができる。
【0027】図7及び図8は前記の如く安定に積み重ね
たシ−ト状ユニット体Pをその数段重ね状態で所定の保
管用位置まで走行移送させる為の吊込み搬送装置の概念
的な正面図及びその側面図を示す。
たシ−ト状ユニット体Pをその数段重ね状態で所定の保
管用位置まで走行移送させる為の吊込み搬送装置の概念
的な正面図及びその側面図を示す。
【0028】この吊込み搬送装置は、既述のように積み
重ね用チェ−ンコンベア49の後段に設置された吊込み
用コンベア63の後端部に設備されており、図8には、
図示の便宜上その吊込み用コンベア63とその為の架台
62を破線で示してある。
重ね用チェ−ンコンベア49の後段に設置された吊込み
用コンベア63の後端部に設備されており、図8には、
図示の便宜上その吊込み用コンベア63とその為の架台
62を破線で示してある。
【0029】斯かる吊込み搬送装置は、積み重ねたシ−
ト状ユニット体Pをその状態で受けて保持するリフト機
構とこのリフト機構全体を吊下げて所定位置に走行移動
させる為の走行搬送機構とを具備し、その為にそれらの
機構を安全に組付けて所定の走行スパンを確保できるよ
うに平行配置した4本の堅固な支持コラム60と、これ
らの支持コラム60の頂部に於いて相互に強固に連結し
た大型I型鋼等の支持ビ−ム61及びその各支持ビ−ム
61の前後両端部でその間を相互に連結する為の図示し
ない連結ビ−ムと、及び両端の支持コラム60と支持ビ
−ム61との両端部でその相互間を補強する為の補強フ
レ−ム64とでこの装置の大半の骨組みを構成してい
る。
ト状ユニット体Pをその状態で受けて保持するリフト機
構とこのリフト機構全体を吊下げて所定位置に走行移動
させる為の走行搬送機構とを具備し、その為にそれらの
機構を安全に組付けて所定の走行スパンを確保できるよ
うに平行配置した4本の堅固な支持コラム60と、これ
らの支持コラム60の頂部に於いて相互に強固に連結し
た大型I型鋼等の支持ビ−ム61及びその各支持ビ−ム
61の前後両端部でその間を相互に連結する為の図示し
ない連結ビ−ムと、及び両端の支持コラム60と支持ビ
−ム61との両端部でその相互間を補強する為の補強フ
レ−ム64とでこの装置の大半の骨組みを構成してい
る。
【0030】上記の如く所要の間隔を以って平行配置し
た両支持ビ−ム61の対面する位置に於ける各端部に
は、図7の如く走行用レ−ル72を取付け、それらの両
レ−ル72に沿って走行する各ホイ−ル68を有する前
後二本の車軸67を走行フレ−ム65の底部に装着する
ことにより吊下げ走行用台車を構成し、同図及び図8に
示すように上記走行用台車の走行フレ−ム65に設置し
た駆動モ−タ70と一方の車軸67に固着したスプロケ
ット69との間に張設したチェ−ン71により、この走
行用台車を両レ−ル72に沿って自走可能な走行搬送機
構を構成し、81はその走行ガイドを示し、また、破線
で示すように、両支持ビ−ム61の各前後端部位には適
当なストッパ−を配設することができる。
た両支持ビ−ム61の対面する位置に於ける各端部に
は、図7の如く走行用レ−ル72を取付け、それらの両
レ−ル72に沿って走行する各ホイ−ル68を有する前
後二本の車軸67を走行フレ−ム65の底部に装着する
ことにより吊下げ走行用台車を構成し、同図及び図8に
示すように上記走行用台車の走行フレ−ム65に設置し
た駆動モ−タ70と一方の車軸67に固着したスプロケ
ット69との間に張設したチェ−ン71により、この走
行用台車を両レ−ル72に沿って自走可能な走行搬送機
構を構成し、81はその走行ガイドを示し、また、破線
で示すように、両支持ビ−ム61の各前後端部位には適
当なストッパ−を配設することができる。
【0031】リフト機構は上記走行搬送機構の走行用台
車に懸下状態で堅固に設置されており、その為に平行配
置した二本の吊下げフレ−ム74の両上端部を補強用取
付けフレ−ム80及び連結板66を介して台車の走行フ
レ−ム65に固設し、また、図7のように、両吊下げフ
レ−ム74の外側中央部及び下端部などの適所に設けた
補強フレ−ム73によってその両吊下げフレ−ム74の
機械的強度を確保する一方、それらの両吊下げフレ−ム
74に設けたレ−ル75に沿って昇降用フォ−ク76を
適宜上下動自在な如く装着してある。そして、この昇降
用フォ−ク76の背面部適所には連結器78を介してシ
リンダ駆動モ−タ79によって作動するパワ−シリンダ
77の作動ロッドが連結され、また、それら駆動モ−タ
79及びパワ−シリンダ77を取付けフレ−ム80及び
両吊下げフレ−ム74間に強固に取付け支持させてリフ
ト機構を構成してある。
車に懸下状態で堅固に設置されており、その為に平行配
置した二本の吊下げフレ−ム74の両上端部を補強用取
付けフレ−ム80及び連結板66を介して台車の走行フ
レ−ム65に固設し、また、図7のように、両吊下げフ
レ−ム74の外側中央部及び下端部などの適所に設けた
補強フレ−ム73によってその両吊下げフレ−ム74の
機械的強度を確保する一方、それらの両吊下げフレ−ム
74に設けたレ−ル75に沿って昇降用フォ−ク76を
適宜上下動自在な如く装着してある。そして、この昇降
用フォ−ク76の背面部適所には連結器78を介してシ
リンダ駆動モ−タ79によって作動するパワ−シリンダ
77の作動ロッドが連結され、また、それら駆動モ−タ
79及びパワ−シリンダ77を取付けフレ−ム80及び
両吊下げフレ−ム74間に強固に取付け支持させてリフ
ト機構を構成してある。
【0032】従って、既述の積み重ね装置によって安定
確実に積み重ねたシ−ト状ユニット体Pはその数段重ね
状態で吊込み用チェ−ンコンベア63を介して昇降用フ
ォ−ク76に載置され、次いで駆動モ−タ79の作動下
にパワ−シリンダ77を駆動して図7の如く適宜な高さ
に数段重ねのシ−ト状ユニット体Pを保持しながら、走
行搬送機構の始動を以ってその数段重ねのシ−ト状ユニ
ット体Pを図8に破線で示す所定位置まで移送し停止さ
せた段階で、上記昇降用フォ−ク76を緩やかに降下さ
せることによって、その位置のレ−ル83上で待機する
保管用パレット82に数段重ね状態のシ−ト状ユニット
体Pを確実に着床させることが可能となる。
確実に積み重ねたシ−ト状ユニット体Pはその数段重ね
状態で吊込み用チェ−ンコンベア63を介して昇降用フ
ォ−ク76に載置され、次いで駆動モ−タ79の作動下
にパワ−シリンダ77を駆動して図7の如く適宜な高さ
に数段重ねのシ−ト状ユニット体Pを保持しながら、走
行搬送機構の始動を以ってその数段重ねのシ−ト状ユニ
ット体Pを図8に破線で示す所定位置まで移送し停止さ
せた段階で、上記昇降用フォ−ク76を緩やかに降下さ
せることによって、その位置のレ−ル83上で待機する
保管用パレット82に数段重ね状態のシ−ト状ユニット
体Pを確実に着床させることが可能となる。
【0033】そして、その保管用パレット82の送出し
処理後には、既述した数段重ねのシ−ト状ユニット体P
の順次的な自動搬送処理を同様に円滑に繰り返すことが
できる。また、上記のように保管用パレット82に積み
込んだ数段重ねのシ−ト状ユニット体Pは多数のハンド
パレット等に適宜移し替えられた後、適時に溶融攪拌用
パルパ−への投入エレべ−タ等まで移動されるものであ
る。
処理後には、既述した数段重ねのシ−ト状ユニット体P
の順次的な自動搬送処理を同様に円滑に繰り返すことが
できる。また、上記のように保管用パレット82に積み
込んだ数段重ねのシ−ト状ユニット体Pは多数のハンド
パレット等に適宜移し替えられた後、適時に溶融攪拌用
パルパ−への投入エレべ−タ等まで移動されるものであ
る。
【0034】
【発明の効果】本発明に係るシ−ト状ユニット体の搬送
処理装置を設備することにより、シ−ト状に形成された
バ−ジンパルプ等を単位枚数積み重ねたシ−ト状ユニッ
ト体を荷崩れの恐れなく数段に積み重ねた状態で所定位
置に安全確実に移送処理でき、従って、この種の重量物
の取扱を容易化してその移送処理の業務改善と能率化に
効果的に寄与できる。
処理装置を設備することにより、シ−ト状に形成された
バ−ジンパルプ等を単位枚数積み重ねたシ−ト状ユニッ
ト体を荷崩れの恐れなく数段に積み重ねた状態で所定位
置に安全確実に移送処理でき、従って、この種の重量物
の取扱を容易化してその移送処理の業務改善と能率化に
効果的に寄与できる。
【図1】本発明に係るシ−ト状ユニット体の搬送処理装
置に組込んだセンタリング装置の概念的正面図。
置に組込んだセンタリング装置の概念的正面図。
【図2】その概念的平面図。
【図3】同じくその概念的側面図。
【図4】本発明に係るシ−ト状ユニット体の搬送処理装
置で採用した積み重ね装置の概念的正面図。
置で採用した積み重ね装置の概念的正面図。
【図5】その概念的側面図。
【図6】同じくその支持用フォ−ク機構の概念的平面配
置図。
置図。
【図7】本発明に係るシ−ト状ユニット体の搬送処理装
置に組込んだ吊込み装置の概念的正面図。
置に組込んだ吊込み装置の概念的正面図。
【図8】そのその概念的側面図。
13 センタリング用チェ−ンコンベア 16 昇降用テ−ブル 17 多数の自在ロ−ラ 18 昇降駆動用クランク 19 駆動ロッド 20 駆動用エア−シリンダ 21 センタリング用作動ア−ム 22 押え板 23 センタリング用作動ロッド 24 押え板 26 センタリング用ギア 27 センタリング駆動用ロッド 28 エア−シリンダ 32 タ−ナ−コンベア 49 積み重ね用チェ−ンコンベア 51 支持ブロック 52 フォ−ク 53 フォ−ク駆動用エア−シリンダ 55 パワ−シリンダ 57 駆動モ−タ 59 昇降プレ−ト 61 支持ビ−ム 63 吊込み用チェ−ンコンベア 65 走行フレ−ム 66 連結板 68 ホイ−ル 70 駆動モ−タ 72 レ−ル 74 吊下げフレ−ム 76 昇降用フォ−ク 77 パワ−シリンダ 79 シリンダ駆動モ−タ 81 走行ガイド
Claims (5)
- 【請求項1】所定枚数積み重ねたシ−ト状ユニット体を
複数段に積み重ねる為の積み重ね装置を備え、この積み
重ね装置は、コンベアによって移送されて来た一個のシ
−ト状ユニット体をその底部両側に進退動可能な支持用
フォ−ク機構を介して持ち上げると共に次のシ−ト状ユ
ニット体が移送されて来た段階でそのシ−ト状ユニット
体の上に積み重ねる為の上げ下し機構を具備するように
構成したシ−ト状ユニット体の搬送処理装置。 - 【請求項2】シ−ト状ユニット体の為の移送用コンベア
の途中に自在ロ−ラを多数組付けた昇降用テ−ブルを設
置し、上記コンベアによりシ−ト状ユニット体がその昇
降用テ−ブル上方位置に移動した段階で上記自在ロ−ラ
が上記コンベアの上面よりも適度に持ち上がるように上
記昇降用テ−ブルを上昇させた状態に於いて、上記自在
ロ−ラに載置されているシ−ト状ユニット体をその両側
から同時に挟んで整列させるセンタリング駆動機構を備
え、このセンタリング駆動機構の作動により上記シ−ト
状ユニット体をその適正な移送位置に整列させた状態で
上記昇降用テ−ブルを降下させて適正位置に整列させた
シ−ト状ユニット体を上記コンベアに載置させて次段の
積み重ね装置に移送させるように構成したセンタリング
装置を前記積み重ね装置の前段に設置した請求項1のシ
−ト状ユニット体の搬送処理装置。 - 【請求項3】前記積み重ね装置により数段に積み重ねた
シ−ト状ユニット体を昇降用フォ−クに載置させるリフ
ト機構と、このリフト機構を装備させてこの装置の頂部
に設置した走行搬送機構とを具備し、上記リフト機構に
より吊り上げた数段重ねのシ−ト状ユニット体を上記走
行搬送機構によって所定位置まで移動させる吊込み装置
を前記積み重ね装置の後段に設置した請求項1又は2の
シ−ト状ユニット体の搬送処理装置。 - 【請求項4】前記吊込み装置により移動されて来た数段
重ねのシ−ト状ユニット体を保管用パレット上に載置す
るように構成した請求項3のシ−ト状ユニット体の搬送
処理装置。 - 【請求項5】前記シ−ト状ユニット体は、シ−ト状に形
成されたバ−ジンパルプを多数枚積み重ねたものである
前記請求項のいずれかに記載のシ−ト状ユニット体の搬
送処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26651395A JPH0986663A (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | シ−ト状ユニット体の搬送処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26651395A JPH0986663A (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | シ−ト状ユニット体の搬送処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0986663A true JPH0986663A (ja) | 1997-03-31 |
Family
ID=17431955
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26651395A Pending JPH0986663A (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | シ−ト状ユニット体の搬送処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0986663A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002066348A1 (en) * | 2001-02-22 | 2002-08-29 | Metso Paper, Inc | Bale stacker |
CN102837980A (zh) * | 2012-09-25 | 2012-12-26 | 宜宾海丝特纤维有限责任公司 | 一种适用于纸板状物料的水平投料装置 |
CN107555183A (zh) * | 2017-09-30 | 2018-01-09 | 无锡市光彩机械制造有限公司 | 一种用于集成型钢码垛的齐头装置 |
-
1995
- 1995-09-20 JP JP26651395A patent/JPH0986663A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002066348A1 (en) * | 2001-02-22 | 2002-08-29 | Metso Paper, Inc | Bale stacker |
US7014414B2 (en) | 2001-02-22 | 2006-03-21 | Metso Paper, Inc. | Bale stacker |
CN102837980A (zh) * | 2012-09-25 | 2012-12-26 | 宜宾海丝特纤维有限责任公司 | 一种适用于纸板状物料的水平投料装置 |
CN102837980B (zh) * | 2012-09-25 | 2015-04-22 | 宜宾海丝特纤维有限责任公司 | 一种适用于纸板状物料的水平投料装置 |
CN107555183A (zh) * | 2017-09-30 | 2018-01-09 | 无锡市光彩机械制造有限公司 | 一种用于集成型钢码垛的齐头装置 |
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