JPH098644A - 論理&レベル変換回路及び半導体装置 - Google Patents

論理&レベル変換回路及び半導体装置

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JPH098644A
JPH098644A JP7153190A JP15319095A JPH098644A JP H098644 A JPH098644 A JP H098644A JP 7153190 A JP7153190 A JP 7153190A JP 15319095 A JP15319095 A JP 15319095A JP H098644 A JPH098644 A JP H098644A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】構成を簡単にしゲートの段数を少なくする。 【構成】 低電源電圧の下で動作する、リセット信号V
rが供給されるインバータ23及び入力信号Vaが供給さ
れるインバータ24の出力端がそれぞれ、高電源電圧の
下で動作するpMOSトランジスタ3及びnMOSトラ
ンジスタ54のゲートに接続されている。pMOSトラ
ンジスタ3は、nMOSトランジスタ54と直列に接続
されている。pMOSトランジスタ3がオン、nMOS
トランジスタ54がオフにされて出力信号線25がプリ
チャージされた後、pMOSトランジスタ3が略オフに
された状態で、出力信号線25上の電荷リークに対する
電荷補充が必要充分に行われるように、かつ、次にnM
OSトランジスタ54がオンにされたときの貫通電流が
できるだけ少なくなるように、pMOSトランジスタ3
の特性が定められる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、論理回路と、低電源電
圧の論理レベルを高電源電圧の論理レベルに変換するレ
ベル変換回路とが組み合わされた論理&レベル変換回路
及びこれを含む半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路の高集積化により回路素
子が微細化されており、微細化された回路素子の信頼性
を確保するため及び低消費電力化のために、電源電圧が
低くなってきている。しかし、低電圧化は動作の高速化
にとって不利である。また、例えば半導体記憶装置で
は、ビット線とメモリセルとの間の転送ゲートを電荷が
通ることにより電圧が低下するので、低電圧化によりメ
モリセルに充分な電荷を書き込むことができなくなる。
このため、半導体集積回路内に昇圧回路を備え、必要な
部分のみに高電圧を用いることにより、高電圧の利点で
ある動作の高速化と、低電圧の利点である回路素子の信
頼性確保及び低消費電力化との両方を達成している。
【0003】このような半導体集積回路では、図5
(A)、(B)及び図6(A)、(B)に示すような回
路が用いられている。図5(A)に示すレベル変換回路
10は、第1電源供給線Vddとグランド線との間の電
圧、例えば3.3Vの下で動作する第1論理回路11
と、第1電源供給線Vddより電位が高い第2電源供給線
Vppとグランド線との間の電圧、例えば5.0Vの下で
動作する第2論理回路12とからなる。第2論理回路1
2のnMOSトランジスタ13及び14は、第1論理回
路11の出力でオン/オフできるが、第2論理回路12
のpMOSトランジスタ17及び18は第1論理回路1
1の高レベル出力で完全にオフにできないため、貫通電
流が流れる。
【0004】そこで、電位Viが低レベルで、nMOS
トランジスタ13がオン、nMOSトランジスタ14が
オフのときには、nMOSトランジスタ13のドレイン
の低レベルをpMOSトランジスタ18のゲートに供給
してpMOSトランジスタ18をオンにし、pMOSト
ランジスタ18のドレインの高レベルをpMOSトラン
ジスタ17のゲートに供給してpMOSトランジスタ1
7をオフにし、電位Voを低レベルにしている。電位Vi
が高レベルのときには、nMOSトランジスタ13、1
4、pMOSトランジスタ17及び18のオン/オフが
前記と逆になり、電位Voが高レベルになる。
【0005】図5(B)に示すレベル変換回路は、レベ
ル変換回路10の前段に、ダイナッミク動作型バッファ
回路20を接続したものである。pMOSトランジスタ
21及びnMOSトランジスタ22のゲートにはそれぞ
れ、リセット信号Vrをインバータ23で反転した信号
及び入力信号Vaをインバータ24で反転した信号が供
給される。
【0006】スタンバイ状態では、リセット信号Vr及
び入力信号Vaが高レベルとなっており、pMOSトラ
ンジスタ21がオン、nMOSトランジスタ22がオフ
となって、信号線25がプリチャージされ、その電位V
iが高レベルになっている。アクティブ状態に移ると、
リセット信号Vrが低レベルに遷移してpMOSトラン
ジスタ21がオフとなる。この状態で信号線25上の電
荷がリークして電位Viが低下するのを防止するため
に、第1電源供給線Vddと信号線25との間にpMOS
トランジスタ26を接続し、電位Viをインバータ27
で反転した信号をpMOSトランジスタ26のゲートに
供給している。
【0007】入力信号Vaが低レベルになると、nMO
Sトランジスタ22がオンになり信号線25上の電荷が
グランド線側に放電されて、電位Viが低レベルにな
る。このとき、pMOSトランジスタ26からnMOS
トランジスタ22へ貫通電流が流れるが、この貫通電流
を小さくするために、pMOSトランジスタ26のオン
抵抗を高くしている。
【0008】図6(A)に示す負論理のアンド&レベル
変換回路は、レベル変換回路10の前段に、ダイナミッ
ク動作型アンド回路30を接続したものである。アンド
回路30は、図5(B)のバッファ回路20に、nMO
Sトランジスタ28及びインバータ29を追加した構成
となっている。信号線25上にプリチャージされた電荷
は、入力信号Va及びVbが共に低レベルとなったときの
み、nMOSトランジスタ22及び28を介してグラン
ド線側へ放電される。
【0009】図6(B)に示す負論理のアンド&レベル
変換回路は、レベル変換回路10の前段に、スタテック
動作型アンド回路40を接続したものである。アンド回
路40は、入力信号Va及びVbが共に低レベルのとき、
nMOSトランジスタ22及び28がオンになり、か
つ、pMOSトランジスタ21A及び21Bがオフにな
って、信号線25の電位Viが低レベルとなり、その他
の場合にはpMOSトランジスタ21A又は21Bがオ
ンになって電位Viが高レベルとなる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図5(B)、図6
(A)及び(B)に示す回路はいずれも、回路素子数が
多くて高集積化の要請に反する。また、入力から出力ま
でのゲートの段数が多いので、信号伝播遅延時間が長く
なる。本発明の目的は、このような問題点に鑑み、構成
が簡単でゲートの段数が少ない論理&レベル変換回路及
び半導体装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段及びその作用効果】図1
は、本発明の原理構成を示す。第1発明の論理&レベル
変換回路では、第1高電位側電源供給線Vddと低電位側
電源供給線、例えばグランド線との間の電圧の下で動作
する第1論理回路1と、信号入力端に該第1論理回路1
の出力信号が供給され、該第1高電位側電源供給線Vdd
の電位よりも高い電位が供給される第2高電位側電源供
給線Vppと該低電位側電源供給線との間の電圧の下で動
作する第2論理回路2とを有する論理&レベル変換回路
において、該第2論理回路2は、ソースが該第2高電位
側電源供給線Vppに接続され、ゲートに該第1論理回路
1の出力信号が供給され、ドレインに出力信号線が接続
されたpMISトランジスタ3と、該出力信号線と該低
電位側電源供給線との間に接続され、入力端に該第1論
理回路1の出力が供給されるnMIS(n-channel Meta
l-Insulator-Semiconductor)回路4とを有する。
【0012】図1中、5は昇圧回路であり、第1高電位
側電源供給線Vddの電位を昇圧して第2高電位側電源供
給線Vppの電位を生成し、外部回路であってもよい。上
記構成において、第1論理回路1によりpMISトラン
ジスタ3がオン、nMIS回路4がオフにされれば出力
信号線の電位Voが高レベルになり、第1論理回路1に
よりpMISトランジスタ3が略オフ、nMIS回路4
がオンにされれば出力信号線の電位Voが低レベルにな
る。
【0013】この第1発明によれば、電源電圧が第2論
理回路2より低い第1論理回路1の出力でpMISトラ
ンジスタ3のゲートを駆動するので、図5(A)に示す
ようなレベル変換回路が不要となり、構成が簡単でゲー
トの段数が少なくなるという効果を奏する。第1発明の
第1態様では、上記pMISトランジスタ3は、しきい
電位が上記第1高電位側電源供給線Vddに供給される電
位に略等しい。
【0014】この第1態様によれば、pMISトランジ
スタ3がオン、nMIS回路4がオフにされて出力信号
線がプリチャージされた後、pMISトランジスタ3が
略オフにされた状態で、出力信号線上の電荷リークに対
する電荷補充が必要充分に行われ、かつ、次にnMIS
回路4がオンにされたときの貫通電流ができるだけ少な
くなるという条件を満たすようにすることが可能とな
る。
【0015】第1発明の第2態様では、例えば図1に示
す如く、上記nMIS回路はnMISトランジスタ54
であり、上記第1論理回路は、出力端が上記pMISト
ランジスタ3のゲートに接続された第1インバータ23
と、出力端が該nMISトランジスタ54のゲートに接
続された第2インバータ24とを有する。
【0016】この第2態様によれば、回路素子数の少な
い簡単な構成で、図5(B)に示す従来のレベル変換回
路と同じ機能を果たす。また、入力から出力までのゲー
ト段数が2と少ないので信号伝播遅延時間が短くなる。
さらに、図5(B)のレベル変換回路10のようなクロ
ス接続によるフィードバック動作がないので、動作が高
速である。
【0017】第1発明の第3態様では、例えば図3に示
す如く、上記nMIS回路は、第1nMISトランジス
タ641と第2nMISトランジスタ642とが直列接
続された回路であり、上記第1論理回路1は、出力端が
上記pMISトランジスタ3のゲートに接続された第1
インバータ23と、出力端が該第1nMISトランジス
タ641のゲートに接続された第2インバータ24と、
出力端が該第2nMISトランジスタ642のゲートに
接続された第3インバータ29とを有する。
【0018】この第3態様では、出力信号線25がプリ
チャージされ、pMISトランジスタ3が略オフの状態
で、第2インバータ24の入力信号Va及び第3インバ
ータ29の入力信号Vbが共に低レベルになると、nM
ISトランジスタ641及び642がオンになり、出力
信号線25上の電荷がグランド線側に放電されて、電位
Voが低レベルになる。
【0019】第3インバータ29の入力信号Vbが低レ
ベルに遷移する前に第2インバータ24の入力信号Va
を低レベルにすると、第1nMISトランジスタ641
の容量成分により出力信号線25上のプリチャージ電荷
がnMISトランジスタ641側へ流れ、その一部がリ
ークするので、pMISトランジスタ3が完全にオフで
あれば図3(B)中に一点鎖線で示すように出力信号線
25の電位Voが低下する。しかし、pMISトランジ
スタ3が略オフであるので、出力信号線25上に電荷が
補充され、電位Voが一定に保持される。この際、第2
nMISトランジスタ642はオフであるので、貫通電
流は無視できる。
【0020】したがって、第3態様は、回路素子数の少
ない簡単な構成で、図6(A)に示す従来回路と同じ機
能を果たす。また、入力から出力までのゲート段数が2
と少ないので信号伝播遅延時間が短くなる。さらに、図
6(A)のレベル変換回路10のようなクロス接続によ
るフィードバック動作がないので、動作が高速である。
【0021】第1発明の第4態様では、例えば図4に示
す如く、上記nMIS回路は、第1nMISトランジス
タ641と第2nMISトランジスタ642とが直列接
続された回路であり、上記pMISトランジスタは、第
1pMISトランジスタ3Aと第2pMISトランジス
タ3Bとが並列接続されており、上記第1論理回路は、
出力端が該第1pMISトランジスタ3Aのゲート及び
該第1nMISトランジスタ641のゲートに接続され
た第1インバータ24と、出力端が該第2pMISトラ
ンジスタ3Bのゲート及び該第2nMISトランジスタ
642のゲートに接続された第2インバータ29とを有
する。
【0022】第2発明の半導体装置では、上記いずれか
の論理&レベル変換回路を有する。第3発明の半導体記
憶装置では、上記第3又は第4態様の論理&レベル変換
回路を備えたアドレスデコーダを有する。上記第3又は
第4態様の論理&レベル変換回路は、構成が簡単である
という利点があるが、第1nMISトランジスタ641
及び第2nMISトランジスタ642がオンでpMIS
トランジスタ3、又は、3A及び3Bが略オフであると
いう条件のとき、わずかな貫通電流が流れるという欠点
を有する。しかし、この論理&レベル変換回路をアドレ
スデコーダに用いた場合には、この条件が成立する割合
が非常に小さいので、全体として貫通電流は僅かであ
り、論理&レベル変換回路の前記欠点は無視できる程度
になる。他方、構成が簡単であるという論理&レベル変
換回路の利点は維持されるので、この構成のアドレスデ
コーダを有する半導体記憶装置は、実用性の点で優れて
いる。
【0023】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。 [第1実施例]図2は、本発明に係る論理&レベル変換
回路の第1実施例のダイナミック動作型レベル変換回路
50を示す。第1論理回路51及びnMOSトランジス
タ54はそれぞれ、図1の第1論理回路1及びnMIS
回路4の構成例である。
【0024】第1論理回路51は、第1電源供給線Vd
d、例えば3.3Vとグランド線との間の電源電圧の下
で動作する。第1論理回路51は、インバータ23とイ
ンバータ24とからなり、インバータ23及び24の出
力端がそれぞれpMOSトランジスタ3及びnMOSト
ランジスタ54のゲートに接続されている。インバータ
23及び24の入力端にはそれぞれ、リセット信号Vr
及び入力信号Vaが供給される。pMOSトランジスタ
3は、そのソースが第2電源供給線Vppに接続され、ド
レインが信号線25に接続されている。第2電源供給線
Vppは、第1電源供給線Vddより電位が高く、例えば
5.0Vである。nMOSトランジスタ54は、信号線
25とグランド線との間に接続されている。
【0025】図2(B)は、レベル変換回路50の動作
を示すタイミングチャートである。スタンバイ状態で
は、リセット信号Vr及び入力信号Vaが高レベルとなっ
ており、pMOSトランジスタ3がオン、nMOSトラ
ンジスタ54がオフとなって、信号線25がプリチャー
ジされ、その電位Voが高レベルになっている。アクテ
ィブ状態に移ると、リセット信号Vrが低レベルに遷移
してpMOSトランジスタ3が略オフになる。信号線2
5上の電荷がリークしても、第2電源供給線Vppからp
MOSトランジスタ3を通って信号線25へ電荷が補充
されるので、電位Voの低下が防止される。
【0026】入力信号Vaが低レベルになると、nMO
Sトランジスタ54がオンになり信号線25上の電荷が
グランド線側に放電されて、電位Voが低レベルにな
る。pMOSトランジスタ3が略オンであるので、pM
OSトランジスタ26からnMOSトランジスタ22へ
僅かな貫通電流が流れる。pMOSトランジスタ3は、
上記電荷補充が必要充分に行われ、かつ、上記貫通電流
ができるだけ少なくなるという条件を満たすように、特
性が定められる。この条件は、電位Vppと電位Vddの
差、信号線25の配線容量及びリークの程度に依存する
が、通常は、pMOSトランジスタ3のしきい電位が第
1電源供給線Vddに等しいか第1電源供給線Vddより僅
か低くなるように(ゲート幅)/(ゲート長)の設計パ
ラメータを定めることで、満たされる。
【0027】このようにpMOSトランジスタ3の特性
を定めれば、レベル変換回路50は、図5(B)に示す
従来回路と同じ機能を果たす。レベル変換回路50は、
この従来回路よりも明らかに回路素子数が少なく構成が
簡単であり、かつ、入力から出力までのゲート段数が2
と少ないので信号伝播遅延時間が短くなる。また、図5
(B)のレベル変換回路10では、クロス接続によるフ
ィードバックにより動作が遅くなるが、レベル変換回路
50にはこのようなフィードバックがないので、動作が
高速である。
【0028】[第2実施例]図3は、本発明に係る論理
&レベル変換回路の第2実施例の負論理のダイナミック
動作型アンド&レベル変換回路60を示す。第1論理回
路61及びnMOS回路64はそれぞれ、図1の第1論
理回路1及びnMOS回路4の構成例である。
【0029】nMOS回路64は、信号線25とグラン
ド線との間にnMOSトランジスタ641とnMOSト
ランジスタ642とが直列接続されている。nMOSト
ランジスタ641及び642のゲートにはそれぞれ、第
1論理回路61のインバータ24及び29の出力端が接
続されている。他の点は、図2(A)のレベル変換回路
50と同一構成である。
【0030】図3(B)は、アンド&レベル変換回路6
0の動作を示すタイミングチャートである。信号線25
がプリチャージされ、pMOSトランジスタ3が略オフ
の状態で、入力信号Va及びVbが共に低レベルになる
と、nMOSトランジスタ641及び642がオンにな
り、信号線25上の電荷がグランド線側に放電されて、
電位Voが低レベルになる。
【0031】入力信号Vbがが低レベルに遷移する前に
入力信号Vaを低レベルにすると、nMOSトランジス
タ641の容量成分により信号線25上のプリチャージ
電荷がnMOSトランジスタ641側へ流れ、その一部
がリークするので、pMOSトランジスタ3が完全にオ
フであれば図3(B)中に一点鎖線で示すように電位V
oが低下する。しかし、pMOSトランジスタ3が略オ
フであるので、信号線25上に電荷が補充され、電位V
oが一定に保持される。この際、nMOSトランジスタ
642はオフであるので、貫通電流は無視できる。
【0032】したがって、アンド&レベル変換回路60
は、図6(A)に示す従来回路と同じ機能を果たす。ア
ンド&レベル変換回路60は、この従来回路よりも明ら
かに回路素子数が少なく構成が簡単であり、かつ、入力
から出力までのゲート段数が2と少ないので信号伝播遅
延時間が短くなる。また、図6(A)のレベル変換回路
10では、クロス接続によるフィードバックにより動作
が遅くなるが、アンド&レベル変換回路60にはこのよ
うなフィードバックがないので、動作が高速である。
【0033】[第3実施例]図4(A)は、本発明に係
る論理&レベル変換回路の第3実施例の負論理のスタテ
ィック動作型アンド&レベル変換回路70を示す。第1
論理回路71及びnMOS回路64はそれぞれ、図1の
第1論理回路1及びnMOS回路4の構成例である。こ
のアンド&レベル変換回路70では、pMOSトランジ
スタ3AとpMOSトランジスタ3Bとが並列接続され
ている。
【0034】第1論理回路71はインバータ24とイン
バータ29とからなり、インバータ24の出力端は、p
MOSトランジスタ3A及びnMOSトランジスタ64
1のゲートに接続され、インバータ29の出力端は、p
MOSトランジスタ3B及びnMOSトランジスタ64
2のゲートに接続されている。アンド&レベル変換回路
70は、入力信号Va及びVbが共に低レベルのとき、n
MOSトランジスタ641及び642がオンになり、か
つ、pMOSトランジスタ3A及び3Bが略オフになっ
て、信号線25の電位Voが低レベルとなり、その他の
場合にはpMOSトランジスタ3A又はpMOSトラン
ジスタ3Bがオンになって電位Voが高レベルとなる。
【0035】スタティック動作型であるので、pMOS
トランジスタ3A又はpMOSトランジスタ3Bが略オ
フになるときの電流は、できるだけ小さくした方が好ま
しい。図4(B)は、アドレスデコーダ80を示す。図
中、*印は論理値の反転を示す。ワード線W0〜W3
は、比較的長くて配線容量が大きいので、高速動作のた
めには高レベル電位を第1電源供給線Vddより高くする
必要がある。そこで、アドレスデコーダ80は、アンド
&レベル変換回路70と同一構成のアンド&レベル変換
回路701〜704を用いている。アンド&レベル変換
回路701〜704は負論理であるので、その出力端に
はそれぞれインバータ81〜84が接続されている。イ
ンバータ81〜84は、第2電源供給線Vppを用いたC
MOSインバータである。インバータ81〜84の出力
端にはそれぞれ、ワード線W0〜W3が接続されてい
る。
【0036】ワード線W0〜W3は、いずれも高レベル
でほぼ電位Vppとなるので、高速動作が可能となる。ア
ンド&レベル変換回路70は、図6(B)の従来回路よ
り構成が簡単であるという利点があるが、nMOSトラ
ンジスタ641及び642がオンでpMOSトランジス
タ3A及び3Bが略オフのとき、わずかな貫通電流が流
れるという欠点を有する。しかし、アンド&レベル変換
回路70をアドレスデコーダ80に用いた場合には、貫
通電流が流れるのはアンド&レベル変換回路701〜7
04のうちいずれか1つのみであるので、全体として貫
通電流は僅かであり、アンド&レベル変換回路70の前
記欠点は無視できる程度になる。他方、アンド&レベル
変換回路70の上記利点は維持されるので、この構成の
アドレスデコーダ80は、実用性の点で優れている。ア
ドレスデコーダ80のアドレス入力ビット数が大きいほ
ど、この利点は大きくなり、欠点は小さくなる。
【0037】なお、本発明には外にも種々の変形例が含
まれる。例えば、図4(B)のアンド&レベル変換回路
701〜704として、図3(A)のアンド&レベル変
換回路60を用いても上記と同じ効果が得られる。ま
た、図1の4としては種々の回路が考えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の論理&レベル変換回路の原理構成図で
ある。
【図2】本発明の第1実施例のレベル変換回路図及びタ
イミングチャートである。
【図3】本発明の第2実施例のアンド&レベル変換回路
図及びタイミングチャートである。
【図4】本発明の第3実施例のアンド&レベル変換回路
及びこれを用いたアドレスデコーダを示す図である。
【図5】(A)及び(B)は従来のレベル変換回路図で
ある。
【図6】(A)及び(B)は従来のアンド&レベル変換
回路図である。
【符号の説明】
3、3A、3B pMOSトランジスタ 23、24、29、81〜84 インバータ 50 レベル変換回路 51、61、71 第1論理回路 54、641、642 nMOSトランジスタ 60、70、701〜704 アンド&レベル変換回路 64 nMOS回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1高電位側電源供給線と低電位側電源
    供給線との間の電圧の下で動作する第1論理回路と、 信号入力端に該第1論理回路の出力信号が供給され、該
    第1高電位側電源供給線の電位よりも高い電位が供給さ
    れる第2高電位側電源供給線と該低電位側電源供給線と
    の間の電圧の下で動作する第2論理回路とを有する論理
    &レベル変換回路において、該第2論理回路は、 ソースが該第2高電位側電源供給線に接続され、ゲート
    に該第1論理回路の出力信号が供給され、ドレインに出
    力信号線が接続されたpMISトランジスタと、 該出力信号線と該低電位側電源供給線との間に接続さ
    れ、入力端に該第1論理回路の出力が供給されるnMI
    S回路4とを有することを特徴とする論理&レベル変換
    回路。
  2. 【請求項2】 前記pMISトランジスタは、しきい電
    位が前記第1高電位側電源供給線に供給される電位に略
    等しいことを特徴とする請求項1記載の論理&レベル変
    換回路。
  3. 【請求項3】 前記nMIS回路4はnMISトランジ
    スタであり、 前記第1論理回路は、 出力端が前記pMISトランジスタのゲートに接続され
    た第1インバータと、 出力端が該nMISトランジスタのゲートに接続された
    第2インバータとを有することを特徴とする請求項2記
    載の論理&レベル変換回路。
  4. 【請求項4】 前記nMIS回路4は、第1nMISト
    ランジスタと第2nMISトランジスタとが直列接続さ
    れた回路であり、 前記第1論理回路は、 出力端が前記pMISトランジスタのゲートに接続され
    た第1インバータと、 出力端が該第1nMISトランジスタのゲートに接続さ
    れた第2インバータと、 出力端が該第2nMISトランジスタのゲートに接続さ
    れた第3インバータと を有することを特徴とする請求項2記載の論理&レベル
    変換回路。
  5. 【請求項5】 前記nMIS回路4は、第1nMISト
    ランジスタと第2nMISトランジスタとが直列接続さ
    れた回路であり、 前記pMISトランジスタは、第1pMISトランジス
    タと第2pMISトランジスタとが並列接続されてお
    り、 前記第1論理回路は、 出力端が該第1pMISトランジスタのゲート及び該第
    1nMISトランジスタのゲートに接続された第1イン
    バータと、 出力端が該第2pMISトランジスタのゲート及び該第
    2nMISトランジスタのゲートに接続された第2イン
    バータとを有することを特徴とする請求項2記載の論理
    &レベル変換回路。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか1つに記載の
    論理&レベル変換回路を有することを特徴とする半導体
    装置。
  7. 【請求項7】 請求項4又は5記載の論理&レベル変換
    回路を備えたアドレスデコーダを有することを特徴とす
    る半導体記憶装置。
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