JPH0986156A - 車両の脱臭装置 - Google Patents

車両の脱臭装置

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JPH0986156A
JPH0986156A JP7274940A JP27494095A JPH0986156A JP H0986156 A JPH0986156 A JP H0986156A JP 7274940 A JP7274940 A JP 7274940A JP 27494095 A JP27494095 A JP 27494095A JP H0986156 A JPH0986156 A JP H0986156A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オゾン発生器を用いて車内の脱臭を行なう車
両の脱臭装置において、人体に悪影響のない基準値以下
の範囲のオゾン濃度では、車内にしみついた異臭の脱臭
がなかなか困難であるという課題がある。 【解決手段】 ファンとオゾン発生器とからなる脱臭装
置を装備した車両において、イグニッションスイッチが
オフで、モード切換スイッチでEx Hi のモード選択が
なされており、且つ車外からドアロック装置が施錠され
たときオンとなるセキュリティコントロールユニットの
オン信号が入力されたとき、ファンとオゾン発生器とを
オンとし、基準値以上のオゾン濃度で強力脱臭作動を行
ない、T1時間経過後オゾン発生器をオフとし、以後T2
時間だけファンが回転し続けて車内のオゾン濃度を基
準値以下の範囲まで減衰させた後、ファンを停止させて
最強脱臭モードでの脱臭作動を終了する、という制御モ
ードを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両において、車
内の異臭を脱臭する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両においては、通常換気装置が装備さ
れており、この換気装置によって車室内に新鮮な外気を
流通させるようになっている。ところが、例えば煙草の
臭いのような異臭は上記換気装置による換気だけではな
かなか取り去ることができず、このような臭いは、活性
炭を利用した脱臭具を用いて脱臭したり、或は芳香剤を
散布して異臭を緩和するといった手段が一般に用いられ
ているが、あまり効果的とはいえない。
【0003】そこで、オゾンの高い脱臭能力を利用し
て、車内にしみ込んだ異臭を取り除く車両用脱臭装置が
種々開発され、例えば実開平3−104414号公報に
て公開されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】オゾン発生装置を用い
て車内の脱臭を行なう場合、オゾン濃度が高いほど脱臭
効果が高いが、基準濃度以上のオゾンは人体に有害とな
る虞れがある。そこで上記のようにオゾンを用いて車内
の脱臭をはかる従来の装置は、車内空気のオゾン濃度を
検出するオゾンセンサを設け、このオゾンセンサの検出
信号にて車内のオゾン濃度が基準値以上にならないよう
にオゾン発生装置のオゾン発生量を制御する制御装置を
設け、これにより車内のオゾン濃度を人体にとって安全
な範囲内に保持する、という方策を採っている。
【0005】ところが、ワゴン車のように荷物室と車室
とが連通している車両において、例えば、釣りに関係す
る荷物(釣り道具,えさ或は釣りあげた魚等)や猟犬,
ペット,その他ねぎ,たくあん等の食品類等、強い臭い
を発生するものを荷物室に載せた場合、その強烈な臭気
が車室内にしみつき、長期にわたって乗員に不快感を与
えるが、このような強烈な臭気が車室内にしみついた場
合は、上記のように基準値を越えない低いオゾン濃度で
は、そのしみついた臭いをとることはなかなか困難であ
る、という課題を有している。
【0006】本発明は上記のような従来の課題を解決す
ることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ファンとオゾ
ン発生器とからなる車両の脱臭装置において、イグニッ
ションスイッチがオフであって、オゾン濃度を基準値以
上とする最強脱臭モードを選択するスイッチがオンであ
り、且つ車外からドアロック装置の施錠がなされたと
き、上記ファンとオゾン発生器とをオンとし、基準値よ
り高いオゾン濃度で最強脱臭作動を行なう制御手段を設
け、これによって乗員への悪影響なしに車内にしみつい
た強烈な臭気を効果的に脱臭処理できるようにしたもの
である。
【0008】又、上記制御手段が、最強脱臭モードでの
脱臭作動が始まってから所定時間経過後にオゾン発生器
をオフとし、その後ファンが回転を続けて車内のオゾン
濃度を減衰させ、車内のオゾン濃度が基準値以下となっ
たときファンを停止させて、最強脱臭モードでの脱臭作
動を終了する制御を行なうことにより、残留オゾンの減
衰が効率的に行なわれ、車内のオゾン濃度が比較的短時
間の間に基準値以下の範囲まで低下し、乗員の安全性の
向上がはかれるものである。
【0009】更に、上記制御手段に、最強脱臭モードで
の脱臭作動が始まってからファンが停止するまでの間、
車外からのドアロック装置の解錠を不能とするか、或は
車外からドアロック装置を解錠しようとしたとき警報器
を作動させて警告する、というセキュリティ機能をもた
せ、これによって乗員の安全性を更に一層向上させるこ
とができるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0011】図1において、1は脱臭ユニットであり、
該脱臭ユニット1はファン(例えばシロッコファン)2
とオゾン発生器3とからなる。そして、コントロールユ
ニット4の信号によって上記ファン2及びオゾン発生器
3が制御される。
【0012】コントロールユニット4には、後述するモ
ード切換スイッチ5のモード選択信号とセキュリティコ
ントロールユニット6のセキュリティ信号とがそれぞれ
入力され、コントロールユニット4はこれらの信号の入
力に基づき予め設定された手順に従ってファン2及びオ
ゾン発生器3の制御を行なうものである。
【0013】上記脱臭ユニット1は、具体的には例えば
図4に示すように、吸入口11と吹出口12とを有し該
吸入口11と吹出口12とを連通するダクト13を背面
部に有するユニット基体10を用い、該ユニット基体1
0の吸入口11部にファン2を取付け、ダクト13の途
中にオゾン発生器3を配設してユニット化した構造に構
成され、ワゴン車等の荷物室内側壁部20に一般に形成
されている小物入れ用のトリムポケット21を利用し、
背面部のダクト13が該トリムポケット21内に収まっ
た状態にてユニット基体10を荷物室内側壁部20に取
付ける。
【0014】そして、脱臭ユニット(ファン2及びオゾ
ン発生器3)1がオンとなると、ファン2の回転により
吸入口11からダクト13内に車内空気を吸入し、この
吸入空気はダクト13内を流通する間にオゾン発生器3
が発生したオゾンにて脱臭処理され、この処理済の空気
が吹出口12より車内に吹き出す、という作動をある時
間続けることにより、車内全体の脱臭が行なわれるもの
である。尚、オゾン発生器3のオゾン発生量の制御は、
コントロールユニット4により行なわれるようになって
いる。
【0015】上記モード切換スイッチ5は、例えば図5
に示すように、インストルメントパネルの運転席前方位
置等ドライバが操作し易い位置に取れ付けられ、Lo
(弱)とHi (強)とEx Hi (最強)との3段階のモ
ード選択ができるようになっており、このモード選択信
号はコントロールユニット4に入力される。
【0016】セキュリティコントロールユニット6は、
車外からドアのキーシリンダーが回され施錠されたと判
断したときセキュリティ・オン信号を発するようになっ
ている。
【0017】次に、コントロールユニット4の制御態様
を図2のフローチャートを参照して説明する。
【0018】車内の脱臭を行ないたい場合、乗員(ドラ
イバ)は先ずモード切換スイッチ5を操作して、Lo ,
Hi 又はEx Hi の何れかを選択する。
【0019】コントロールユニット4は、先ず車両のイ
グニッションスイッチがオンかどうかを判断する(S
1 )。そして、イグニッションスイッチがオンであれ
ば、モード切換スイッチ5がLo か或はHi の通常のマ
ニュアルモードであるかどうかを判断し(S2 )、マニ
ュアルモードがオンであるときだけ、脱臭ユニット1
(ファン2及びオゾン発生器3)をオンとし(S3 )、
モード切換スイッチ5がオフ或はEx Hi の最強脱臭モ
ードがオンである場合は(S4 )、脱臭ユニット1をオ
ンとしない。
【0020】このようにイグニッションスイッチがオ
ン,モード切換スイッチ5がLo 又はHi で、脱臭ユニ
ット1をオンとした場合は、オゾン発生器3のオゾン発
生量は比較的小さな値に抑えられ、従来のオゾンを用い
た車両用脱臭装置と同様に、車内のオゾン濃度は、図3
のbに示すように、基準値(例えば0.05ppm )以下
の人体にとって無害な範囲内に維持され、モード切換ス
イッチ5をオフとすることにより(S5 )脱臭ユニット
1がオフとなり、脱臭作動は終了する。
【0021】イグニッションスイッチがオフの場合は、
Lo ,Hi の通常のマニュアルモードを選択しても、脱
臭ユニット1はオンとならず、脱臭作動は行なわれな
い。
【0022】イグニッションスイッチがオフであり、モ
ード選択スイッチ5にてEx Hi の最強脱臭モードが選
択されている場合は(S6 )、コントロールユニット4
はセキュリティコントロールユニット6からセキュリテ
ィ・オン信号が入力されたかどうかを判断する(S
7 )。Ex Hi の最強脱臭モードを選択し、乗員が降車
し車外からドアのキーシリンダを回して施錠すると、セ
キュリティコントロールユニット6は外部からの施錠を
検知してセキュリティ・オン信号を発し、コントロール
ユニット4は該セキュリティ・オン信号の入力に基づ
き、タイマのカウントを開始する(S8 )と共にファン
2及びオゾン発生器3をオンとする(S9 )。この最強
脱臭モードは、オゾン発生器3のオゾン発生量を最大と
し、車内のオゾン濃度を、図3のaに示すように、基準
値をはるかに越える高濃度とする燻蒸モードであり、強
力な脱臭機能を発揮する。
【0023】この最強脱臭モードでは、上記タイマのカ
ウント開始から第1の設定時間T1までカウントし(S
10)、第1の設定時間T1 まではオゾン発生器3をオン
のままとし(S11)、第1の設定時間T1 を経過する
と、オゾン発生器3がオフとなってオゾンの発生が停止
し(S12)、その後はファン2だけが回転し続けること
により、図3のa′のように、車内の残存オゾンを減衰
させる。上記オゾン発生器3がオフとなってから第2の
設定時間T2 が経過するまで(S13)セキュリティコン
トロールユニット6はセキュリティ・オン信号を発し続
け(S14)、第2の設定時間T2 経過後にファン2の回
転を停止し(S15)、更にセキュリティ・オフ信号を発
する(S16)ことにより、最強脱臭モードでの脱臭作動
は自動的に終了する。
【0024】上記において、この最強脱臭モードでの脱
臭作動は、イグニッションスイッチがオフの状態で行な
われるので、バッテリ過放電防止を考慮して、予めセキ
ュリティコントロールユニット6に設定されているT1
+T2 時間だけ作動を行なうようになっている。第2の
設定時間T2 は、ファン2の回転によって車内のオゾン
濃度が基準値(例えば0.05ppm )以下まで減衰する
に要する時間を考慮して設定されるものである。
【0025】又、上記セキュリティコントロールユニッ
ト6がセキュリティ・オン信号を発してから車内のオゾ
ン濃度が基準値以下になるまでのT1 +T2 の時間内に
は、車外からの解錠操作を不能とするか、或は解錠操作
を行なおうとすると警報器が作動して警告する等のセキ
ュリティ機能を上記セキュリティコントロールユニット
6にもたせてある。
【0026】上記のように、イグニッションスイッチが
オフであって、モード切換スイッチ5で最強脱臭モード
が選択されたとき、乗員が自らの意志により車内をオゾ
ンで燻蒸して強力脱臭しようとしていると判断し、その
状態にてドアのキーシリンダが外部から回されて施錠さ
れたとき、乗員がすべて降車し車室内には誰も残ってい
ないと判断して、基準値をはるかに越えるオゾン濃度に
て強力脱臭作動を行ない、T1 時間経過後にオゾンの発
生を停止し、続いてファンの回転だけをT2 時間継続さ
せることで車内オゾン濃度を人体に無害な基準値以下の
範囲まで減衰させて、最強脱臭モードを終了する、とい
う制御を行なうようにしたことにより、乗員に悪影響を
及ぼすことなく、車内にしみついた強烈な臭気を充分効
果的に行なうことができると共に、車内のオゾン濃度の
減衰を効率的に行なうことができるものである。又、上
記においては、セキュリティコントロールユニット6の
セキュリティ・オン信号にて、車内に誰も残っていない
と判断する例を示しているが、乗員が着座するすべての
シートに離席センサを設け、これらすべての離席センサ
の離席検出信号と上記セキュリティ・オン信号とで、乗
員がすべて降車し車室内に誰も残っていないと判断する
構成としても良い。
【0027】更に、この最強脱臭モードでの脱臭作動が
始まってから車内のオゾン濃度が基準値を下回る値に減
衰するまでのT1 +T2 の間は、外部からのドアの解錠
操作を不能とするか、或は例えば外部からドアのキーシ
リンダにキーを挿し込んだとき警報器が作動して警告を
与える、といったセキュリティシステムを装備すること
により、残留オゾンによる人体への悪影響の虞れをなく
し、安全性のより一層の向上をはかることができるもの
である。
【0028】イグニッションスイッチがオンの状態で
は、乗員のモード切換スイッチ5の操作によるLo 若し
くはHi の通常モードの選択にて、従来通り人体に無害
なオゾン濃度範囲内での通常の脱臭作動が行なわれ、乗
員がモード切換スイッチ5をオフ操作することによりこ
の脱臭作動が終了する、というマニュアル操作による制
御が行なわれる。この通常モードの設定は図示のLo ,
Hi の2段階に限らず、1段階或は3段階等任意段階の
設定が可能である。
【0029】又、図4に示すように、吸入口11と吹出
口12とダクト13を備えたユニット基体10にファン
2とオゾン発生器3とを取付けて脱臭ユニット1を構成
すれば、極めてコンパクトな脱臭装置が得られ、車内へ
の取付けも非常に簡単となるという効果が得られるが、
本発明ではこの構成に限定されることなく、ファンとオ
ゾン発生器とを備えた任意構成の脱臭装置に適用でき
る。更に、ワゴン車のように荷物室と車室内とが完全に
連通している車両の場合は、図4に示すように、荷物室
内側壁部20に設けられているトリムポケット21を利
用して脱臭ユニットを取付ける構成を採れば、取付けが
簡単でスペースをとらず且つ車両内部全体の脱臭を効率
よく行なうことができる、という点で極めて効果的であ
るが、本発明の脱臭装置はワゴン車だけでなくすべての
車両に適用でき、脱臭装置の設置場所も上記に限らず車
内の任意の場所を選定できる。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ファンと
オゾン発生器とからなる脱臭ユニットを車室内に設けた
車両の脱臭装置において、イグニッションスイッチがオ
フであって、最強脱臭モードを選択するスイッチがオン
であり、且つ車外からドアロック装置の施錠が行なわれ
たとき、上記ファン及びオゾン発生器がオンとなって車
内の最強脱臭作動を行なう制御モードを設けたことによ
り、乗員が車内に存在しない状態にて最強脱臭作動が行
なわれ、車内にしみついた強烈な異臭の脱臭が乗員に悪
影響を及ぼすことなく効果的に行なわれる。
【0031】又、この最強脱臭モードでは、ファン及び
オゾン発生器の作動による脱臭作動が開始してから設定
時間後にオゾン発生器だけがオフとなり、それ以後はフ
ァンだけが回り続けて車内のオゾン濃度を減衰させ、車
内オゾン濃度が基準値以下となってファンが停止する、
という制御が行なわれるものであり、これにより最強脱
臭作動後の残留オゾン濃度の減衰が短時間に効率的に行
なわれ、安全性の向上がはかれる。
【0032】更に、上記最強脱臭モードの脱臭作動が開
始してから車内オゾン濃度が基準値以下となってファン
が停止するまでの間、車外から車内に人が入らないよう
に、ドアロック装置を車外から解錠できないようにする
か、或は車外から解錠しようとすると警報器が作動して
警告を与える、というセキュリティシステムを設けるこ
とにより、より一層の安全性向上をはかることができる
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両用脱臭装置の基本的回路構成例を
示すブロック図である。
【図2】本発明の車両用脱臭装置の制御態様例を示すフ
ローチャートである。
【図3】本発明の車両用脱臭装置の脱臭作動時における
車内のオゾン濃度特性の一例を示す図である。
【図4】図1に示す脱臭ユニットとその取付場所の一例
を示す斜視図である。
【図5】図1に示すモード切換スイッチとその取付場所
の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 脱臭ユニット 2 ファン 3 オゾン発生器 4 コントロールユニット 5 モード切換スイッチ 6 セキュリティコントロールユニット 10 ユニット基体 11 吸入口 12 吹出口 13 ダクト 20 荷物室内側壁 21 トリムポケット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファンとオゾン発生器とからなり、ファ
    ンで吸入した車内空気をオゾン発生器が発生したオゾン
    にて脱臭処理し、オゾンにて脱臭処理済の空気を車内に
    吹き出させることにより、車内の脱臭を行なうようにな
    っている車両の脱臭装置において、イグニッションスイ
    ッチがオフであって、オゾン濃度を基準値以上とする最
    強脱臭モードを選択するスイッチがオンであり、且つ車
    外からドアロック装置の施錠がなされたとき、上記ファ
    ンとオゾン発生器とをオンとして、オゾン濃度を基準値
    以上とする最強脱臭作動を行なわせる制御手段を設けた
    ことを特徴とする車両の脱臭装置。
  2. 【請求項2】 ファンとオゾン発生器とからなり、ファ
    ンで吸入した車内空気をオゾン発生器が発生したオゾン
    にて脱臭処理し、オゾンにて脱臭処理済の空気を車内に
    吹き出させることにより、車内の脱臭を行なうようにな
    っている車両の脱臭装置において、イグニッションスイ
    ッチがオフであって、オゾン濃度を基準値以上とする最
    強脱臭モードを選択するスイッチがオンであり、且つ車
    外からドアロック装置の施錠がなされたとき、上記ファ
    ンとオゾン発生器とをオンとしてオゾン濃度を基準値以
    上とする最強脱臭作動を行ない、所定時間経過後にオゾ
    ン発生器を停止させ、その後はファンだけが回転を続け
    て車内のオゾン濃度を減衰させた後、ファンを停止する
    制御手段を設けたことを特徴とする車両の脱臭装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の車両の脱臭装置
    において、制御手段は、最強脱臭作動が始まってから車
    内のオゾン濃度が基準値以下の範囲に減衰するまでの
    間、車外からのドアロック装置の解錠を不能とするか又
    は車外からドアロック装置を解錠しようとしたとき警報
    器を作動させて警告を与えるセキュリティシステムを有
    していることを特徴とする車両の脱臭装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3の何れかに記載の
    脱臭装置は、ワゴン車の荷物室内側壁部に形成されてい
    るトリムポケット部に取付けられていることを特徴とす
    る車両の脱臭装置。
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