JPH09240269A - 疲労運転防止装置 - Google Patents

疲労運転防止装置

Info

Publication number
JPH09240269A
JPH09240269A JP4605596A JP4605596A JPH09240269A JP H09240269 A JPH09240269 A JP H09240269A JP 4605596 A JP4605596 A JP 4605596A JP 4605596 A JP4605596 A JP 4605596A JP H09240269 A JPH09240269 A JP H09240269A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scent
fatigue driving
opening
fragrance
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4605596A
Other languages
English (en)
Inventor
Michiharu Yamada
道治 山田
Satoshi Wakayama
聡 若山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Soken Inc
Original Assignee
Nippon Soken Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Soken Inc filed Critical Nippon Soken Inc
Priority to JP4605596A priority Critical patent/JPH09240269A/ja
Publication of JPH09240269A publication Critical patent/JPH09240269A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 居眠り運転防止のための香りを断続的に徐々
に増量して強くしながら、運転者が休憩をするまで香り
を供給し続ける疲労運転防止装置を提供することを目的
とする。 【解決手段】 車室内に放出する香りを貯蔵する香り貯
蔵タンク8と、香り貯蔵タンクと車室7に連通し車室内
に香りを送風するファン5と、香り貯蔵タンクを開閉す
る第1アクチュエータ4と、イグニッションキーで起動
され第1アクチュエータを開くと共にファンを起動し、
タイマ3により時間管理し、車速情報に基づいて香りを
一定時間間隔で徐々に増量しながら複数回車室内に供給
するように制御するコントローラ2と、車室内の香りを
一定時間間隔で除去するエアクリーナー10とで構成さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は疲労運転防止装置に
関し、特に自動車等の車両における居眠り運転等の疲労
運転を防止し安全運転を確保するための疲労運転防止装
置に関する。最近、交通安全意識の高まりにより、運転
者の覚醒度を判断し、居眠り運転を警告する多様な技術
が開示されている。例えば、これらの技術は、警告音、
ランプ点灯、座席振動により運転者を覚醒させようとす
るか、車室空調の物理量を変化させるか、メンソール,
ペパーミント等、覚醒効果のある香りを供給するか、等
により、運転者を覚醒させようとするものである。しか
し、それぞれに一長一短があり、より効果的な技術が望
まれている。本発明は従来にないより覚醒効果の高い疲
労運転防止装置を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の居眠り運転防止装置として、例え
ば、特開平5─16694に開示されている。この装置
では、運転者の注意を喚起する方法としてブザーと芳香
を用いる。即ち、居眠り検出器により運転者の居眠り状
態を検出すると、最初に物理的な刺激としてブザーによ
る警告を発生し、次に生理的な刺激として芳香性の香り
を使用するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般に
嗅覚神経は疲労しやすいため、香りの刺激を受けてから
ある時間経過すると、香りを感じなくなることはよく知
られている。このために運転者は刺激に慣れてしまい徐
々に効果が薄れるという問題があった。従って、上述の
従来例の覚醒方法では一時的な覚醒効果はあっても運転
者が警告を無視し続け休憩しなければ、疲労蓄積による
居眠り事故低減までの効果は望めない。
【0004】一方、物理的な刺激は運転者に違和感を与
える可能性が大きく、継続して与えるとより疲労を増大
させる危険がある。従って、物理的な刺激では、疲労を
自覚しつつ運転を継続しようとする意思を早急に変化さ
せ休憩させることは困難である。本発明の目的は、上述
の従来の問題に鑑み、生理的な刺激効果を改善するもの
であり、居眠り運転防止のための香りを徐々に増量して
強くしていくことにより覚醒効果の高い疲労運転防止装
置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
よれば、コントローラの制御により香り貯蔵タンクから
の香りを徐々に増量しながら車室内に供給するものであ
る。なお、好適には、例えば一定時間ごとに車室内の香
りを除去して上述の制御を繰り返し、香りの効果を高め
たり、香りの供給制御の際には、車速情報に基づいて一
定時間間隔で徐々に増量しながら複数回車室内に供給す
る。
【0006】このように、居眠り運転防止のための香り
を徐々に増量して強くしていくことにより、非常に覚醒
効果の高い疲労運転防止装置を提供することができる。
具体的には、コントローラは起動信号をファンと香り貯
蔵タンクに送り、その信号でファンが起動し車室内に送
風する。同時に香り貯蔵タンクの出力バルブを開き香り
を車室内へ供給する。コントローラは一定時間を経過す
ると停止信号をファンとタンクに送り、その信号でファ
ンが停止し、車室内への送風を停止する。引き続き一定
時間が経過し、車速信号が0ならば、コントローラをリ
セットして停止する。
【0007】一方、運転者が休憩していない状態、即
ち、車速信号が0でなければ、再びコントローラは起動
信号をファンと香り貯蔵タンクに送り、その信号でファ
ンが起動して車室内へ送風を開始し、同時に香り貯蔵タ
ンクの出力バルブを開き、2回目の香りを車室内に供給
する。この場合、1回目よりも香りの供給時間を長くし
て増量する。さらに車速信号が0でなければ3回目の香
り供給を行う。この場合には2回目よりもさらに長い時
間だけ香りを供給する。この操作を車速が0になるまで
繰り返す。香りの量は疲労し易い嗅覚でも感知するよう
に、毎回ごとに指数関数的に増加させながら供給する。
香り貯蔵タンクは個人の好みに合わせて香りの種類を交
換可能とする。さらに、本発明の効果を高めるために、
車速0では車室内の香りを除去するためのエアクリーナ
ーを設け、一定の時間等、適宜、車室内の空気を浄化す
る。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明による疲労運転防止
装置の第1の実施形態の構成図であり、図2は図1構成
のコントローラの処理フローチャートである。図1にお
いて、1はイグニションキー、2はコントローラ、3は
タイマー又は居眠り検出装置、4は香り貯蔵タンクバル
ブ開閉用アクチュエータ、5は送風ファン、6はダク
ト、7は車室、8は香り貯蔵タンク、9は車速センサで
ある。
【0009】図1及び図2を参照しつつ本発明の動作を
以下に説明する。運転者がイグニションキー1を回して
車両を起動させると(S1)、コントローラ2が起動し
(S2)、内部ののタイマー3が起動する(S3)。タ
イマー3を用いて単に運転開始からの経過時間を積算し
てもよいが、さらに実際の運転では渋滞等の交通事情の
影響があるので、車速信号を検出してコントローラ2に
より車速が30Km/h以上か否か判定する(S4)。
【0010】タイマー3により運転者が運転を開始して
からの時間を積算する(S5)。コントローラ2は車速
が30Km/h以上の時に、一定時間が経過したか否か
判定する(S6)。一定時間(例えば2時間)が経過す
ると(YES)、コントローラ2から香り貯蔵タンク8
の開閉を行う第1アクチュエータ4へ起動信号を送出し
(S7)、ファン5を起動し(S8)、さらに第1アク
チュエータ4の起動回数をカウントするためにカウンタ
を「0」に設定する(S9)。さらに、第1アクチュエ
ータ4がオンする回数(起動回数)がカウントされる
(S10)。
【0011】ここで、休憩したい時間は運転者の体調や
技量により異なるため、運転時間開始前に運転者により
香り貯蔵タンク8の開放時間を設定又は選定させる(S
11)。タンク開放時間は、t1=aeb(N-1)、とす
る。この式の意味は、香り貯蔵タンクの開放時間を指数
関数的に設定することにより、香りの供給量を増量する
ことを示す。
【0012】さらにファン起動時間を設定する(S1
2)。ファン起動時間は、t2=t1+C、とする。こ
の式の意味は香り貯蔵タンクの開放時間よりも若干長く
ファンの運転時間を長く設定することを示す。これはダ
クト内の残存する香りを出来るだけ除去するためであ
る。この設定の際に実際の運転として居眠り運転を起こ
し易い夜間の午後10時から翌朝の午前6時までを起動
するようにしてもよい。但し、このような深夜の時間帯
を設定したときに、この時間帯以外に運転するときは図
示しない表示器を用いて警告が停止していることを運転
者に表示する。
【0013】上述のように、コントローラ2が起動信号
をアクチュエータ4とファン5に送出し、これらを起動
させるとダクト6を通して車室7へ送風される。その結
果、アクチュエータ4によりバルブが開いたとき、香り
貯蔵タンク8に貯蔵されている香りがダクト6を通して
車室7へ供給される(S13)。アクチュエータ4は一
定時間(1回目として例えば0.1秒程度)作動し、フ
ァンにより香り貯蔵タンク8から香りを供給し、その
後、第1アクチュエータ4をオフし(S14)、香り貯
蔵タンクを密閉し、香りの供給を停止する。
【0014】ここで、第1アクチュエータ4を閉じる時
に、同時にファンを停止させるとダクト6に香りが残る
ため、一定時間(例えば1分)にファンを停止させ無臭
空気を供給する方がよい(S15)。コントローラ2は
1回目の香り供給から一定時間(例えば5分)経過後
に、車速が0(Km/h)か否か判定する(S16)。
車速が0(Km/h)のときは(YES)、一定時間
(例えば5分)が経過したか否か判定し(S17)、車
速が0(Km/h)のままであれば(YES)、コント
ローラ2は、運転が中止されており、かつ運転者が休憩
していると判定し、コントローラ2のタイマ3をリセッ
トする。
【0015】ステップS16において、1回目の香り供
給から一定時間経過後に車速が0(Km/h)になって
いなければ(NO)、運転者は休憩していないとみな
し、再びコントローラ2からアクチュエータ4とファン
5へ始動信号が送られ、以降のステップが繰り返され
る。このとき、ステップS10においてカウンターの供
給回数Nを1+1=2とする。その結果、再び香りがダ
クト6を通して車室7へ供給される。この時、香りの強
さは、1回目の供給より強い方がより効果があるため、
コントローラ2はアクチュエータ4のオン時間とファン
のオン時間を1回目より長く(例えば0.2秒)設定し
て香りの供給量を増加させ車室内を強い香りにする。
【0016】香りの供給量を増加させた後、ステップS
13における2回目の香り供給から、ステップS14,
15を経てステップS16において、一定時間(例えば
5分)経過後に車速が0(Km/h)になっており、ス
テップS17においてさらに一定時間(例えば5分)経
過後に車速が0(Km/h)のままであれば、コントロ
ーラ2は運転者が休憩していると判断し、ステップS1
8においてコントローラのタイマーをリセットする。
【0017】一方、ステップS13における2回目の香
り供給から一定時間経過後に、ステップS16において
車速が0(Km/h)でなければ、ステップS7,S8
に戻り、ステップS10にてカウンターを2+1=3と
し、再びコントローラ2からアクチュエータ4とファン
5へ始動信号が送られる。一般に嗅覚の感度は、周知の
ウェーバー・フェフナーの法則によれば、香りに対する
慣れによって、香りを指数関数的に増量させないと感じ
なくなるため、香りの供給時間を指数関数(例えば0.
1, 0.2, 0.4, 0.8 ...秒)により
増加させる。そして上述の操作を運転者が休憩をとるま
で繰り返す。さらに、N回目の香り供給から一定時間車
速が0(Km/h)のままであれば、タイマをリセット
し、さらにイグニションキーが抜かれていれば、コント
ローラを停止する。
【0018】なお、タイマー3を使用せずに、既に公知
の居眠り防止方法である、瞬き、心拍、皮膚電位、等の
生体信号を利用した居眠り運転検出装置や、操舵頻度、
操舵量等の運転操作挙動或いは横変位やヨーイング(車
体の首振り)を検出して居眠り運転を判断する居眠り運
転検出装置を用いて、居眠り運転と判断された時に当該
装置を起動してよい。この場合には、コントローラ2に
より、ステップS3−S6をスキップし、第1アクチュ
エータ4の起動(S7)、ファンの起動(S8)、カウ
ンターの初期値設定(S9)、から手順が開始される。
【0019】図4は本発明による疲労運転防止装置の第
2の実施形態の構成図である。図中、図1と同一の構成
要素には同一の参照番号を付す。図示のように、第2の
実施形態は第1の実施形態の構成に空気清浄器(エアク
リーナー)10を追加したものである。この追加に伴
い、エアクリーナーバルブ開閉用アクチュエータ11
と、車室7へのダクト12を追加している。
【0020】前述のように、ウェーバー・フェフナーの
法則に見られるように運転者は香りに慣れてしまうが、
その慣れの程度は個人差によることが多い。従って、運
転者によってはかなり濃度が濃くなっても休憩しない場
合が生じる。このような弊害を防止するために、第2の
実施形態では車室内の空気を浄化するために、エアクリ
ーナー10を追加する。
【0021】図5は図4の本発明の第2の実施形態のフ
ローチャートである。コントローラ2は、一定時間(例
えば60分)を経過したと判定すると(S21)、カウ
ンターを0に設定し(S24)、さらに起動信号を第2
アクチュエータ11とファン5に送り、これらを起動す
る(S22,S23)。これによりエアクリーナー10
のバルブ11が開かれ(S25)、ダクト12を経て車
室7の空気が浄化される(S26)。
【0022】この場合、エアクリーナー10は、香りを
取り除く機能があれば何れでも使用できる。例えば、公
知の活性炭を貯蔵したケースを内蔵するものでよい。こ
こで、エアクリーナー10のためのファンとして、香り
を供給するためのファン5を兼用する。この兼用により
構造を簡素化することができる。また、本実施形態で
は、浄化された空気をファン5に送って再利用している
が、車外に排出してもよく、ダクト12は香りを除去で
きるように配管されていればよい。
【0023】さらに、コントローラ2は、引き続き一定
時間(例えば60分)が経過したか否か判定し(S2
7)、経過しているとき(YES)、第2アクチュエー
タ11に信号を送りバルブ11を閉じてエアクリーナー
10への循環を停止する(S28)。同時にコントロー
ラ2は、第1の実施形態と同様にアクチュエータ4を起
動して香りを車室7へ供給する(S29)。
【0024】図2及び図3を参照しつつ、香り貯蔵タン
クからの香りの供給とエアクリーナー10による車室内
の空気の浄化との動作を以下に説明する。これらの動作
は基本的に交互に行われる。即ち、コントローラ2は、
香りの供給を停止すると同時に、一定時間(例えば30
秒)後、起動信号を第2アクチュエータ11に送り、エ
アクリーナー10のバルブ11を開き、ダクト12を経
て車室内の空気を浄化する。
【0025】ステップS13において、1回目の香り供
給から一定時間(例えば5分)経過後、コントローラ2
は停止信号を第2アクチュエータ11に送り、エアクリ
ーナー10のバルブ11を閉じて、空気循環を停止させ
る。この時の車速が0(Km/h)になっており、さら
に5分経過して一定時間、車速が0(Km/h)のまま
であれば、運転を中止して休憩していると判断し、コン
トローラをリセットする(S16,S17,S18参
照)。
【0026】1回目の香り供給から一定時間経過後に車
速が0(Km/h)になっていなければ、カウンターで
供給回数をカウント(1+1=2)し、再びコントロー
ラ2からアクチュエータ4とファン5へ起動信号を送
り、再度香りを車室7へ供給し、さらに第2アクチュエ
ータ11を始動し、エアクリーナー10を作動させる。
以上の操作を第1の実施形態と同様に繰り返し行う。
【0027】上述の機能を持つ本発明の装置を用いて、
香りを断続的に徐々に強くしながら車室内に供給するこ
とができ、そして運転者が休憩するまで供給を続け、そ
の結果、疲労運転、等による交通事故を防止することが
できる。香り貯蔵タンク8には、本実施形態ではコーヒ
ーの香りを貯蔵したが、休憩を促す運転者の好みの香り
なら何でもよく、個人の好みに合わせて香り貯蔵タンク
を交換することにより香りの種類を選択できる。若しく
は複数のタンクを用意し香りを供給する度に香りの種類
を変えることもできる。
【0028】また、必ずしも芳香である必要はなく、人
体に悪影響を与えない付臭剤として使用されるような異
臭であっても休憩したくなる臭いならばよい。また、感
覚生理学によれば、嗅覚は人間の欲望、例えば食欲と密
接にかかわっているため、飲み物や食べ物の香りを刺激
として用いると、運転者の本能に渇きや食欲により休憩
を訴え、疲労を自覚しながらも運転を持続しようとする
意思を変化させることができ、その結果疲労運転を防止
することもできる。
【0029】本発明による疲労運転防止装置の効果を以
下に説明する。香りとしてコーヒーを用いた場合のテス
トでは、被実験者全体の90%がコーヒーの香りを心地
よいものとし、30%がこの香りで休憩したくなったと
報告した。一方、コーヒーの香りは男性と女性を比較し
た場合に、女性の場合では、この香りは心地よく感じる
香りであっても、好みの香りと感じる割合は男性に比べ
て低く、飲みたいとまでは感じず、ココアの香りの方が
効果的であった。このようなデータから、香りの種類を
男性及び女性の好みに応じて選択することが望ましい。
【0030】さらに、テストの結果、効果的な香りの例
として、日本茶、炭酸飲料、フルーツ、ラーメン、そ
ば、うどん、焼きそば、焼きおにぎり、焼芋、五平餅、
たこ焼き、お好み焼き、ソフトクリーム、フランクフル
トソーセージ、チョコレート、醤油、カレー、フレンチ
フライ、ハンバーガー、トースト、等があった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の構成図である。
【図2】第1の実施形態の処理フローチャート(その
1)である。
【図3】第1の実施形態の処理フローチャート(その
2)である。
【図4】本発明の第2の実施形態の構成図である。
【図5】第2の実施形態の処理フローチャートである。
【符号の説明】
1…イグニッションキー 2…コントローラ 3…タイマー 4…第1アクチュエータ 5…ファン 6,12…ダクト 7…車室 8…香り貯蔵タンク 9…車速センサ 10…エアクリーナー 11…第2アクチュエータ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室内に放出する香りを貯蔵する香り貯
    蔵手段と、 前記香り貯蔵手段と車室に連通し前記車室内に香りを送
    風する送風手段と、 前記香り貯蔵手段を開閉する開閉手段と、 前記開閉手段を開くと共に前記送風手段を起動し、前記
    香りを徐々に増量しながら車室内に供給するように制御
    する制御手段と、 を具備することを特徴とする疲労運転防止装置。
  2. 【請求項2】 前記車室に連通し、前記制御手段の制御
    のもとで前記車室内の香りを一定時間間隔で除去する空
    気清浄手段をさらに具備する請求項1に記載の疲労運転
    防止装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記香り貯蔵手段の開
    閉と前記空気清浄手段の起動停止を交互に行うように制
    御する請求項1又は2に記載の疲労運転防止装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、イグニッションキーに
    より起動される請求項1に記載の疲労運転防止装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、香りの増量を前記開閉
    手段の開時間で制御する請求項1に記載の疲労運転防止
    装置。
  6. 【請求項6】 前記開時間は、2回目以降指数関数的に
    時間設定される請求項5に記載の疲労運転防止装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、車速が所定値以上の場
    合のみ前記開閉手段と送風手段を起動するように制御す
    る請求項1に記載の疲労運転防止装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、前記香り貯蔵手段の開
    放時間を、運転者の体調や技量の個人差に応じて設定す
    る請求項1に記載の疲労運転防止装置。
JP4605596A 1996-03-04 1996-03-04 疲労運転防止装置 Pending JPH09240269A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4605596A JPH09240269A (ja) 1996-03-04 1996-03-04 疲労運転防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4605596A JPH09240269A (ja) 1996-03-04 1996-03-04 疲労運転防止装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09240269A true JPH09240269A (ja) 1997-09-16

Family

ID=12736345

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4605596A Pending JPH09240269A (ja) 1996-03-04 1996-03-04 疲労運転防止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09240269A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006085786A1 (fr) * 2005-02-04 2006-08-17 Gulyanskiy Mihail Aleksandrovi Dispositif permettant de mettre en garde le conducteur d'un vehicule contre l'imminence potentielle d'une situation d'accident
WO2007105694A1 (ja) * 2006-03-13 2007-09-20 Pioneer Corporation 覚醒維持装置及び覚醒維持方法並びに覚醒維持のためのコンピュータプログラム
WO2008117406A1 (ja) * 2007-03-26 2008-10-02 Pioneer Corporation 覚醒装置及び覚醒方法
JP2013203356A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Mazda Motor Corp アイドリングストップ機構付き車両の空調装置
CN107886680A (zh) * 2017-12-19 2018-04-06 王淑兰 一种防疲劳驾驶系统
CN110956780A (zh) * 2018-09-26 2020-04-03 上海博泰悦臻网络技术服务有限公司 疲劳驾驶提醒方法、装置及车辆
CN113492655A (zh) * 2020-04-08 2021-10-12 丰田自动车株式会社 车辆、控制装置、存储介质

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006085786A1 (fr) * 2005-02-04 2006-08-17 Gulyanskiy Mihail Aleksandrovi Dispositif permettant de mettre en garde le conducteur d'un vehicule contre l'imminence potentielle d'une situation d'accident
WO2007105694A1 (ja) * 2006-03-13 2007-09-20 Pioneer Corporation 覚醒維持装置及び覚醒維持方法並びに覚醒維持のためのコンピュータプログラム
WO2008117406A1 (ja) * 2007-03-26 2008-10-02 Pioneer Corporation 覚醒装置及び覚醒方法
JP4737787B2 (ja) * 2007-03-26 2011-08-03 パイオニア株式会社 覚醒装置及び覚醒方法
JP2013203356A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Mazda Motor Corp アイドリングストップ機構付き車両の空調装置
CN107886680A (zh) * 2017-12-19 2018-04-06 王淑兰 一种防疲劳驾驶系统
CN110956780A (zh) * 2018-09-26 2020-04-03 上海博泰悦臻网络技术服务有限公司 疲劳驾驶提醒方法、装置及车辆
CN113492655A (zh) * 2020-04-08 2021-10-12 丰田自动车株式会社 车辆、控制装置、存储介质
JP2021165989A (ja) * 2020-04-08 2021-10-14 トヨタ自動車株式会社 車両、制御装置、プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11278048A (ja) 車両用芳香制御装置
JP4518083B2 (ja) 覚醒維持装置
Hirsch Effects of ambient odors on slot‐machine usage in a Las Vegas casino
Horne et al. Driver sleepiness
CN111867459A (zh) 晕车症估计系统、移动车辆、晕车症估计方法和晕车症估计程序
US20110089255A1 (en) In-vehicle smell notification system
WO2007105694A1 (ja) 覚醒維持装置及び覚醒維持方法並びに覚醒維持のためのコンピュータプログラム
JPH09240269A (ja) 疲労運転防止装置
JP3176478B2 (ja) 居眠り運転防止装置
JPH01214368A (ja) 車両用芳香制御装置
JP2012110528A (ja) 睡眠装置
JP3763668B2 (ja) 車両用覚醒維持装置
JPH07232571A (ja) 居眠り運転防止装置
JP3588781B2 (ja) 自動車の覚醒制御装置
US11707971B2 (en) Method, apparatus, and program for delivering a scent alert
JPH11310054A (ja) 車両用覚醒維持装置
KR20170043176A (ko) 운전자 졸음 단계별 각성향 방출 장치
Marks The role of attention in chemosensation
CN213721999U (zh) 安全驾驶系统及车辆
JP3689876B2 (ja) 車両の脱臭装置
JPH0552361A (ja) 香り供給装置付き空気調和機
JPH07108848A (ja) 居眠り運転防止装置
JPH10278541A (ja) 車両用居眠り防止装置
JPH05118627A (ja) 香り発生装置
JPH0516694A (ja) 居眠り運転防止装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030916