JPH11278048A - 車両用芳香制御装置 - Google Patents

車両用芳香制御装置

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JPH11278048A
JPH11278048A JP10081835A JP8183598A JPH11278048A JP H11278048 A JPH11278048 A JP H11278048A JP 10081835 A JP10081835 A JP 10081835A JP 8183598 A JP8183598 A JP 8183598A JP H11278048 A JPH11278048 A JP H11278048A
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JP
Japan
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fragrance
vehicle
driver
control device
aroma
Prior art date
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Pending
Application number
JP10081835A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Mitsuhayashi
浩二 三林
知己 ▲高▼木
Tomoki Takagi
Yasushi Okamoto
泰志 岡本
Kunihiko Hara
邦彦 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の運転者を活性化させたり、リラックス
させるために有効な芳香の種類と濃度を色々なデータに
基づいて自動的に選択して車室内へ供給する。 【解決手段】 車両用芳香制御装置1は、初期設定装置
の他に、自動車用ナビゲーションシステム3、教師装置
4、環境情報計測装置5、身体情報計測装置6のうちの
1つを備えており、それらの信号によって芳香発生装置
2を制御して、環境や運転者の身体の状態に応じて最適
の種類と濃度の芳香を発生させる。環境情報計測装置5
は車室内センサー7と車室外センサー8の検出信号によ
って、身体情報計測装置6は脳波計のような身体状態計
測センサー9の信号によって芳香発生装置2を制御す
る。また、異種の芳香を組み合わせたり、慣れを防ぐた
めに同効異種の芳香を交互に発生させたり、同じ芳香で
も発生濃度をゆらぎ変動させたり、運行状況を予測して
最適の芳香を予め発生させたりすることもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のような車
両において、環境や道路状況、運転者の身体状態などの
情報に基づいて、運転者にとって有益な芳香環境を創成
するための、車室内の芳香を制御する装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】車両の快適性を高めるためだけではな
く、最近は、運転者の身体の状態を活性化させたり、リ
ラックスさせることができるような芳香を車室内で発生
させることが試みられるようになった。しかしながら、
車室内において使用するための従来の芳香発生装置は、
例えば特公平6−86948号公報に記載されているよ
うに、個人の嗜好に合わせて運転者自身が芳香の種類を
選択して、その芳香を発生させるものである。また、芳
香を発生させる時期を制御するものとして、特開平6−
227248号公報に記載されているものでは、乗員の
有無を検知して乗員が車両に乗り込んだ時だけ芳香を無
駄なく発生させるようにしている。
【0003】一方、車両の乗員の身体状態を活性化させ
たり、リラックスさせるのに有効な芳香成分が開発され
ている(日経産業新聞、’97.9.18.P.1)。
しかしながら、運転者の身体状態やその運転に影響を与
える要因(運転時間、道路状況、現在の走行状況、今後
予想される道路情報、渋滞情報、など)を反映させた芳
香制御については、未だ前例がない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来技術の状況に鑑み、運転者自身の身体状態を計測し
ながら、また、現在の道路状況、車室内状況、車室外環
境、そしてこれまでの運転時の走行状態、今後の目的地
までの道路状況などに基づいて、運転者の身体を活性化
させたりリラックスさせるために有効な芳香の種類やそ
の濃度を選択し、芳香を車両内に発生させる車両用芳香
制御装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、特許請求の範囲の各請求項に記載された車両用芳
香制御装置を採用することができる。
【0006】請求項1に記載された芳香制御装置によれ
ば、全く自動的に、運転者の身体を活性化させたりリラ
ックスさせて運転者の身体状態を運転に適した状態へ誘
導することができる。請求項2に記載された芳香制御装
置においては、運転者の運転時間、道路状況、現在の走
行状況、今後予想される道路情報、渋滞情報までもが制
御に勘案される。また、請求項3に記載された芳香制御
装置によれば、現在の道路状況、車室内状況、車室外環
境、そしてこれまでの運転時の走行状態、今後の目的地
までの道路状況のまでもが制御に勘案される。それらに
よって、芳香制御がより適切なものとなる。
【0007】請求項4に記載された芳香制御装置におい
ては、芳香発生装置が車両内部のダッシュボードの下に
取り付けられ、それを制御するために自動車用ナビゲー
ションシステムと、車室内センサーと、車室外センサー
と、運転者の覚醒の度合いを調べる身体状態計測センサ
ーのうちの少なくとも1つが設けられる。請求項5に記
載された芳香制御装置においては、自動車用ナビゲーシ
ョンシステムに記録された運転者の過去の運行経過、現
在の運行状況、および今後の運行状況の予測情報のうち
の少なくとも1つに基づいて芳香制御が行われる。
【0008】請求項6に記載された芳香制御装置におい
ては、車両の先端のフロントグリル内に車室外センサー
が取り付けられて、車両の外の温度、湿度、日射量、臭
気成分、および臭気濃度のうちの少なくとも1つ以上を
測定し、それらを芳香制御に反映させる。また、請求項
7に記載された芳香制御装置においては、車両の後部座
席に車室内センサーが取り付けられて、温度と湿度や、
臭気成分、臭気濃度のうちの少なくとも1つ以上を測定
し、それらを芳香制御に反映させる。
【0009】請求項8に記載された芳香制御装置におい
ては、自動車用ナビゲーションシステムによって得られ
る情報に基づいて、運転者の運転能力の低下をもたらす
要因の有無とその程度を予測し、その状態に入る一定時
間前に、予め芳香発生装置を作動させる。従って、芳香
によって時間遅れなく運転者の能力を喚起させて、運転
者の運転能力の低下を防止することができる。
【0010】請求項9に記載された芳香制御装置におい
ては、ソレノイドを作動させて蓋体によって芳香剤容器
の開口部を開閉することにより、自動的に芳香の種類の
選択および組合せと、各芳香の発生量を制御することが
できる。
【0011】請求項10に記載された芳香制御装置によ
れば、同じ効果を有する異種の芳香を交互に発生させ
て、同一種類の芳香に対する嗅覚の慣れを防ぐことによ
り、効果を持続させることができる。また、請求項11
に記載された芳香制御装置においては、同一の芳香であ
っても、その発生濃度にゆらぎ変動を与えることによっ
て嗅覚の慣れを防いで、芳香の効果を持続させることが
できる。
【0012】請求項12に記載された芳香制御装置によ
れば、芳香発生装置に設けられた送風機の回転数を制御
して風量を変化させることにより、全体の芳香の発生量
を簡単に制御することができる。また、請求項13に記
載された芳香制御装置においては、記録に基づく学習制
御を行うことによって、その運転者に最も適した芳香制
御が可能になる。
【0013】このように本発明の車両用芳香制御装置
は、車両の車室内の芳香を、初期設定のみならず、現在
の車室内外の環境および運転状況、将来の車室内外の環
境、運転者の現在の身体状態、および運転者自身が主観
的に感じる身体状態のうちの少なくとも1つ以上に応じ
て作動することによって、運転者の身体を活性化させた
りリラックスさせて運転者の身体状態を運転に適した状
態へ誘導する1種以上の芳香を選択するとともに、その
濃度を決定して芳香を発生させることができるので、そ
れによって運転者の身体の肉体的、或いは精神的な身体
状態を運転に適した状態(覚醒、リラックス、安静)へ
誘導することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発
明の実施形態としての車両用芳香制御装置1を備えてい
る車両の概略構成を示すものである。図1に示すよう
に、芳香発生装置2は車両内部のダッシュボードの下に
取り付けられている。車両には、自動車用ナビゲーショ
ンシステム3のほか、初期設定・教師装置4、ならびに
環境情報計測装置5、身体情報計測装置6、車室内セン
サー7、車室外センサー8と、脳波計のような運転者1
0の覚醒の度合いを調べる身体状態計測センサー9も備
えられている。
【0015】芳香発生装置2は、自動車用ナビゲーショ
ンシステム3に記録された運転者の過去の運行経過(こ
れまでの運行における情報、即ち、渋滞度、運転時間、
運転距離ブレーキ回数など)や、現在の運行状況(現在
の道路の状況、即ち、車線の数、信号の数、山岳路・市
街路・郊外路・高速道路のいずれであるかという道路の
種類、学校の有無など)、さらに、今後の運行状態を予
測するための情報(目的地までの道路状況、即ち、混雑
度や道路の種類)などの情報に基づいて、芳香発生装置
2に対して処理信号を発することができる。
【0016】芳香発生装置2は、初期設定・教師装置
4、ならびに環境情報計測装置5、身体情報計測装置6
による制御信号を受けることができる。環境情報計測装
置5は、車室外センサー8、ならびに車室内センサー7
の処理情報を受けて、それらの計測信号を処理すること
により、芳香発生装置2へ処理信号を発することができ
る。また、身体情報計測装置6は、運転者10に取り付
けた脳波計9と接続されており、脳波計の信号をもとに
してデータを処理することにより、芳香発生装置2へ処
理信号を発することができる。
【0017】初期設定・教師装置4は、運転者が容易に
操作をすることができるようにダッシュボード上に設置
されており、運転者10からの情報を芳香発生装置2に
伝えることができる。車室外センサー8は、車両の先端
のフロントグリル内に取り付けられていて、自動車の外
の温度、湿度、日射量、臭気成分、および臭気濃度など
を測定することができる。また車室内センサー7は、車
両の後部座席に取り付けられていて、温度と湿度や、臭
気成分、臭気濃度などの測定を行うことができる。
【0018】図2の(a),(b),(c),(d)
は、芳香発生装置2の主要部分の概略構成を示した図で
ある。図2(b)に示すように、全体を直方体状に形成
されたケーシング11には、一端に図2(a)に示す空
気吸入口12が、他端に図2(c)に示す空気吐出口1
3が設けられている。この空気吸入口12には、ケーシ
ング11の内部を通じて空気を空気吐出口13に向かっ
て流すための送風機14が設けられている。
【0019】ケーシング11の内部には、図2(d)に
示すように、内部に芳香濃縮成分を入れた複数個の芳香
剤容器15が開口部を上方に向けた状態で取り付けられ
ている。それぞれの容器15の開口部の上方には、各容
器15と対をなすソレノイド(電磁石)16が設けられ
ている。ケーシング11の上部において、それぞれのソ
レノイド16には、それらによって駆動されるロッド1
7が垂直方向に支持されており、それらのロッド17の
下端には、芳香剤容器15の開口部を開閉することがで
きる蓋体18が取り付けられている。また、ソレノイド
16の下端と蓋体18の上面との間において、ロッド1
7の周囲には圧縮コイルばね19が装着されているの
で、蓋体18は圧縮コイルばね19によって常時下方に
向かって付勢されており、ソレノイド16に通電されて
いないときは芳香剤容器15の開口部を塞いでいる。
【0020】また、ケーシング11の上部には制御器2
0が取り付けられており、自動車用ナビゲーションシス
テム3、初期設定・教師装置4、ならびに環境情報計測
装置5、身体情報計測装置6の処理信号に基づいて送風
機14とソレノイド16に通電することができるように
設定されており、送風機14やソレノイド16を作動さ
せて、芳香剤容器15の開口部の開閉制御を行うことが
できる。
【0021】この芳香制御装置1において、制御器20
の信号により送風機14とソレノイド16に通電される
と、送風機14が稼動するとともに、ソレノイド16に
よって蓋体18が芳香剤容器15の開口部を開いて、芳
香剤容器15から芳香成分が蒸散し、それが送風機14
によって空気に混入して車室内へ供給される。
【0022】複数の芳香濃縮成分がそれぞれ異なる芳香
剤容器15内に収容されているために、制御器20の指
令によって、それらを自由に組み合わせて混合した多様
な芳香成分を芳香発生装置2より車室内へ供給すること
ができる。また、芳香量も、各芳香剤容器15の開口部
の開閉頻度や開閉の度合い、或いは送風機14の回転の
強弱によって自由に調節することができる。
【0023】芳香剤容器15に入れる芳香成分として
は、レモン芳香、ローズマリー芳香、ジャスミン芳香、
ラベンダー芳香、ミント芳香、或いはサンダルウッド芳
香などがある。これらの芳香成分は運転者の生理的な刺
激を導くことにより、運転者の運転能力の活性化と維持
を図ることができる。
【0024】図3は、車室内外の環境情報に基づいて芳
香発生装置2を作動させるようにした場合における、芳
香制御装置1のシステム構成を示すブロック図である。
図3に示す芳香制御装置1においては、車室内外の臭気
成分や臭気濃度が車室内センサー7および車室外センサ
ー8により測定され、その結果を環境情報計測装置5に
おいて評価し、車室内の芳香成分の量が設定値よりも低
いときには芳香発生装置2に処理信号を送って芳香発生
量を増加させる。なお、車室内の臭気が設定値よりも高
い時には、芳香の発生を停止して臭気成分を持たない外
気を導入して換気を行う。
【0025】この場合に、芳香剤容器15における芳香
の発生量は温度の影響を受けるし、人の嗅覚に対する芳
香成分の作用の程度は温度や湿度によって変化するの
で、それらの情報に基づいて芳香の発生量を制御する。
【0026】図4は、図3の制御内容に加えて、自動車
の運行情報や道路情報を勘案して芳香制御を行うように
した場合の、芳香制御装置1のシステム構成を示すブロ
ック図である。図4に示す芳香制御装置1においては、
道路情報や運行情報を伝える自動車用ナビゲーションシ
ステム3の情報が制御信号として付加される。
【0027】自動車用ナビゲーションシステム3によれ
ば、車両が現在走行している道路が山岳路であるか、高
速道路であるか、市街路であるか、或いは郊外路である
か、というような道路の種類に関する情報を得ることが
できるので、その情報や、山岳路、渋滞、高速道路な
ど、運転者がストレスを受ける状況に入る前に(予め設
定された時間だけ、即ち、芳香が効果を発揮するのに必
要な時間だけ前に)、この芳香発生装置2を作動させ
て、予め運転者の注意喚起を行うための芳香の発生制御
が可能である。
【0028】また、これまでの走行の状態(運転時間、
走行距離、渋滞状態など)を処理信号として送ることに
より、予測される運転者の疲労の度合いや、今後の目的
地までの走行ルートをもとにした道路情報や運行予測な
どに基づいて、運転者の注意喚起を目的とする芳香の発
生が可能である。
【0029】例えば、運転者が既に長時間の運転を行っ
て来ている場合、自動車用ナビゲーションシステム3の
情報によって、芳香発生装置2から覚醒効果のある例え
ばレモン芳香を車室内に発生させるとともに、その量を
制御することにより、長時間の運転による運転者の眠気
を解消させることができる。また、高速道路などの単調
な道路状況や深夜の運転などの状況においても、レモン
芳香を発生させて運転者の覚醒を図る。
【0030】また、ローズマリー芳香も同様に自動車用
ナビゲーションシステム3の情報に基づいて車室内に発
生させることにより、運転者を覚醒状態へ導くことがで
きるという効果がある。このように、覚醒効果のあるレ
モン芳香とローズマリー芳香を交互に周期的に発生させ
ることによって、嗅覚の“慣れ”の現象を防ぎ、覚醒の
効果を持続させることができる。
【0031】また、自動車用ナビゲーションシステム3
の情報により、車両が長時間の渋滞に陥っている時に
は、神経の緊張を和らげる効果のあるサンダルウッドの
芳香を芳香発生装置2より発生させて車室内へ供給し、
運転者をリラックスさせたり、或いは、体感温度を下げ
る効果をもつミント芳香を車室内へ供給することによっ
て運転者の気持ちを落ち着かせることもできる。
【0032】また、自動車用ナビゲーションシステム3
の情報により、前方の確認が容易でない山岳道路とか、
深夜の人気の少ない山道や田舎道、或いは海岸沿い道路
などでは、不安解消作用のあるラベンダー芳香とジャス
ミン芳香を車室内へ送り、運転者に安心感を与えること
もできる。不安解消作用を有する芳香を長時間供給する
必要がある場合には、上述の場合と同様に嗅覚の“慣
れ”を防ぐとともに効果を維持するため、ラベンダー芳
香とジャスミン芳香を交互に発生させる。
【0033】図5は、運転者の運転能力の低下時期を予
測し、それに合わせて芳香発生装置2を所定の時間だけ
前に作動させて芳香を発生させた場合に、時間の推移と
ともに車室内の芳香の濃度がどのように変化し、どのよ
うに効果が現れるか、或いは運転能力がどのように変化
するかということを実験によって確かめた結果を示すも
のである。
【0034】芳香発生装置2を作動させて芳香を発生さ
せても、運転者の運転能力活性が直ちに賦活される訳で
はなく、図5に示すように、芳香発生から運転者の覚
醒、運転能力活性化までには一定の時間遅れがあるの
で、芳香発生装置2によって芳香を発生させる際には、
予め、自動車用ナビゲーションシステム3の目的地まで
のルート情報や、現在および予測される将来の道路情報
をもとにして、運転者が眠気やイライラなどの運転能力
の低下に陥る要因の有無とその程度を予測し、その状態
に入る一定時間前に、芳香が確実に車室内において効果
を発揮することができるように芳香発生装置2を作動さ
せることにより、時間遅れなく運転者の能力を喚起させ
て、運転者の運転能力の低下を防止することができる。
【0035】ソレノイド16による個々の芳香剤容器1
5の蓋体18の開閉により、同時に複数の芳香の発生を
制御することができるとともに、発生させる個々の芳香
の量を独立に制御することによって、各芳香剤の組み合
わせや、混合の割合を自由に選択することができる。そ
の上に、送風機14の風量によって全体の芳香の発生量
を制御することもできるから、この車両用芳香制御装置
1によれば、その時の状況に合わせて組成および量にお
いて最適の芳香を、自動的に選択して供給することが可
能になる。
【0036】図6は、図3に示した芳香制御装置1の未
作動/作動/未作動の状態における車室内の芳香成分に
よる臭気強度の変化を例示したものである。図6からわ
かるように、芳香制御装置が未作動の状態においては、
車室内の臭気強度が安定しないが、芳香制御装置を作動
させることによって、車室内の芳香成分の臭気強度を安
定させることができる。
【0037】図7は、運転者10の身体状態に基づいた
車室内の芳香制御を行う場合の、車室内芳香制御装置1
のシステム構成を示すブロック図である。図7において
は、運転者10に身体状態計測センサーとしての脳波計
9を取り付け、脳波計9により検出された信号を身体情
報計測装置6において処理することによって運転者10
の覚醒の度合いを調べる。そのときに得られた情報に基
づいて、身体情報計測装置6は芳香発生装置2に制御信
号を送り、発生させるべき芳香の種類や濃度を制御す
る。芳香発生装置2において発生する芳香の成分や濃度
などは、図3に示した芳香制御装置1によって制御され
る。
【0038】芳香発生装置2内に用意される芳香剤のう
ち、レモン芳香とローズマリー芳香に関しては覚醒効果
を、ラベンダー芳香とジャスミン芳香は不安解消作用
を、サンダルウッドの芳香は神経の緊張と不安を和らげ
る効果を、ミント芳香は体感温度を下げる効果をもたら
す。
【0039】図8は、図7のように身体情報に基づいて
芳香を制御した時の、運転者の覚醒度の変化を示したも
のである。レモン芳香またはローズマリー芳香のいずれ
によっても運転者を覚醒状態へ誘導することができる
が、ここではレモン芳香を用いている。図8に示すよう
に、この場合は3時間の連続高速運転を行った結果、運
転者の覚醒度が低下して眠気が増している状態におい
て、レモン芳香制御を行うことによって、覚醒度が急速
に上昇していることがわかる。同様の効果はローズマリ
ー芳香によっても得られる。
【0040】人間の嗅覚は、同じ濃度の芳香を続けて嗅
いでいると馴れてしまうことから、芳香による効果は時
間の経過とともに減少する。そこで、図9に示すよう
な、芳香の濃度にゆらぎ変動を与える。図10は芳香濃
度にゆらぎ変動を与えた場合の効果を例示したものであ
る。覚醒作用のあるレモン芳香の濃度を一定として発生
させた場合は運転者の覚醒度が徐々に減少して行くが、
芳香の濃度にゆらぎ変動を与えることによって、図10
に示すように運転者の覚醒状態を維持することができ
る。また、覚醒効果のあるレモン芳香とローズマリー芳
香を交互に発生させることによっても覚醒度を維持する
ことができる。
【0041】図11は、運転者自身の手動的な操作によ
って芳香設定を行うことができるようにした場合の、芳
香制御装置1のシステム構成を示すブロック図である。
図11の芳香制御装置1においては、環境情報計測装置
5および身体情報計測装置6の他に、芳香発生装置2の
作動を制御するための初期設定・教師装置4が付加され
ている。図11に示す芳香制御装置1によれば、運転開
始前に初期設定・教師装置4を使用して、運転者の芳香
に対する嗜好性を予め登録することができる。装置4に
よって設定された情報は芳香発生装置2に設けられた制
御器20のメモリー内に記録され、設定された通りの芳
香が発生するように制御される。
【0042】また運転者の覚醒を図るときも、覚醒効果
のあるレモン芳香とローズマリー芳香の中で、運転者が
指定した芳香が優先的に選択されて発生する。また、走
行中に運転者が眠気や疲れ、イライラなどの状態を感じ
た時に、その情報を教師信号として運転者が初期設定・
教師装置4に主観的に入力することによって、その状態
を解消するのに最も効果的な芳香を、芳香制御装置1が
自動的に選択して発生させることができる。
【0043】また、運転者が現在の芳香や走行状態を快
適と感じたとき、快適の信号を教師装置4に入力するこ
とによって、芳香の状態のほか、走行環境や車室内外の
環境などが、登録した運転者の個人情報として芳香発生
装置に記録され、それ以後の状況に応じた芳香発生がで
きるようにする学習制御も可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態としての車両用芳香制御装置
の全体構成を例示する概念的な断面図である。
【図2】芳香発生装置の主要部分である芳香発生部を異
なる方向から見た図であって、(a)は一方の側面図、
(b)は平面図、(c)は他方の側面図であり、(d)
は(b)におけるD−D断面図である。
【図3】車室内外の環境情報に基づいて芳香発生装置を
作動させるようにした場合の、芳香制御装置のシステム
構成を示すブロック図である。
【図4】図3の内容に加えて、自動車の運行情報や道路
情報に基づいて芳香制御を行うようにした場合の芳香制
御装置のシステム構成を示すブロック図である。
【図5】芳香を発生させたときに、時間の推移とともに
変化する芳香の濃度と、効果の現れ方を調べた結果を示
す線図である。
【図6】芳香制御装置の作動による車室内の臭気強度の
変化を例示する線図である。
【図7】運転者の身体状態に基づいて車室内の芳香制御
を行うようにした場合の、芳香制御装置のシステム構成
を示すブロック図である。
【図8】芳香を制御した時の、運転者の覚醒度の変化を
示す線図である。
【図9】芳香の濃度にゆらぎ変動を与える設定を説明す
るための線図である。
【図10】芳香のゆらぎ変動の効果を例示する線図であ
る。
【図11】運転者自身の手動的な操作によって芳香設定
を行うことができるようにした場合の、芳香制御装置の
システム構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…車両用芳香制御装置 2…芳香発生装置 3…自動車用ナビゲーションシステム 4…初期設定・教師装置 5…環境情報計測装置 6…身体情報計測装置 7…車室内センサー 8…車室外センサー 9…身体状態計測センサー 10…運転者 15…芳香剤容器 16…ソレノイド 18…蓋体 19…圧縮コイルばね 20…制御器
フロントページの続き (72)発明者 原 邦彦 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芳香の発生状態を設定することができる
    初期設定装置に加えて、現在の車室内外の環境および運
    転状況を検出するとともに将来の車室内外の環境および
    運転状況を予測するための環境情報計測装置と、運転者
    の現在の身体状態を直接検出する身体情報計測装置と、
    運転者自身が主観的に感じる身体状態を入力する教師装
    置のうちの少なくとも1つ以上を備えており、それらが
    連動して作動することによって、運転者の身体を活性化
    させたりリラックスさせて運転者の身体状態を運転に適
    した状態へ誘導する1種以上の芳香を選択するととも
    に、その濃度を決定して芳香を発生させることができる
    芳香発生装置を制御するように構成されていることを特
    徴とする車両用芳香制御装置。
  2. 【請求項2】 運転者の身体状態やその運転に影響を与
    える要因として、少なくとも運転時間、道路状況、現在
    の走行状況、今後予想される道路情報、渋滞情報の1つ
    を制御結果に反映させることができるように構成されて
    いることを特徴とする請求項1に記載された車両用芳香
    制御装置。
  3. 【請求項3】 運転者自身の身体状態を計測しながら、
    また、少なくとも現在の道路状況、車室内状況、車室外
    環境、そしてこれまでの運転時の走行状態、今後の目的
    地までの道路状況の1つを制御結果に反映させることが
    できるように構成されていることを特徴とする請求項1
    に記載された車両用芳香制御装置。
  4. 【請求項4】 前記芳香発生装置が車両内部のダッシュ
    ボードの下に取り付けられており、前記車両には少なく
    とも、自動車用ナビゲーションシステムと、車室内セン
    サーと、車室外センサーと、運転者の覚醒の度合いを調
    べる身体状態計測センサーのうちの1つが備えられてい
    ることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載
    された車両用芳香制御装置。
  5. 【請求項5】 前記自動車用ナビゲーションシステムに
    記録された運転者の過去の運行経過、現在の運行状況、
    および今後の運行状況の予測情報のうちの少なくとも1
    つに基づいて、前記芳香発生装置に対して制御信号を発
    することができるように構成されていることを特徴とす
    る請求項4に記載された車両用芳香制御装置。
  6. 【請求項6】 前記車室外センサーは、車両の先端のフ
    ロントグリル内に取り付けられていて、車両の外の温
    度、湿度、日射量、臭気成分、および臭気濃度のうちの
    少なくとも1つ以上を測定することができるように構成
    されていることを特徴とする請求項4または5に記載さ
    れた車両用芳香制御装置。
  7. 【請求項7】 前記車室内センサーは、車両の後部座席
    に取り付けられていて、温度と湿度や、臭気成分、臭気
    濃度のうちの少なくとも1つ以上を測定することができ
    るように構成されていることを特徴とする請求項4また
    は5に記載された車両用芳香制御装置。
  8. 【請求項8】 前記自動車用ナビゲーションシステムに
    よって得られる目的地までのルート情報や、現在および
    予測される将来の道路情報に基づいて、運転者の運転能
    力の低下をもたらす要因の有無とその程度を予測し、そ
    の状態に入る一定時間前に、その要因に対応する芳香が
    確実に車室内において効果を発揮することができるよう
    に、予め前記芳香発生装置を作動させることにより、時
    間遅れなく運転者の能力を喚起させて、運転者の運転能
    力の低下を防止することを特徴とする請求項4または5
    に記載された車両用芳香制御装置。
  9. 【請求項9】 前記芳香発生装置の内部には、芳香濃縮
    成分を入れた複数個の芳香剤容器が開口部を上方に向け
    た状態で取り付けられており、それぞれの前記芳香剤容
    器には、それらの前記開口部を開閉する蓋体と、前記蓋
    体を作動させるソレノイドと、前記蓋体を閉じる方向に
    常時付勢するスプリングが設けられていることを特徴と
    する請求項1ないし8のいずれかに記載された車両用芳
    香制御装置。
  10. 【請求項10】 同じ効果がある複数の芳香を交互に発
    生させることによって嗅覚の慣れを防ぐことを特徴とす
    る請求項1ないし9のいずれかに記載された車両用芳香
    制御装置。
  11. 【請求項11】 同じ芳香を、その濃度を変化させて発
    生させることによって嗅覚の慣れを防ぐことを特徴とす
    る請求項1ないし9のいずれかに記載された車両用芳香
    制御装置。
  12. 【請求項12】 前記芳香発生装置に設けられた送風機
    の風量を変化させることによって、全体の芳香の発生量
    を制御することを特徴とする1ないし11のいずれかに
    記載された車両用芳香制御装置。
  13. 【請求項13】 運転者が現在発生している芳香や走行
    状態を快適と感じたときに、快適の信号を前記教師装置
    に入力することによって、芳香の状態だけでなく、走行
    環境や車室内外の環境が、登録した運転者の個人情報と
    して芳香発生装置に記録され、その記録に基づいてそれ
    以後の状況に応じた芳香発生を行う学習制御を可能とし
    たことを特徴とする1ないし12のいずれかに記載され
    た車両用芳香制御装置。
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