JPH0985712A - 角材からの薄板の製造方法および切削型の分離装置 - Google Patents

角材からの薄板の製造方法および切削型の分離装置

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JPH0985712A
JPH0985712A JP8088739A JP8873996A JPH0985712A JP H0985712 A JPH0985712 A JP H0985712A JP 8088739 A JP8088739 A JP 8088739A JP 8873996 A JP8873996 A JP 8873996A JP H0985712 A JPH0985712 A JP H0985712A
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thickness
cutting
cutting machine
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wood
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JP8088739A
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Siegmar Goenner
ジーグマー.ゴナー
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Gebr RINKU MAS FAB GATSUTAARINKU & CO KG GmbH
LINCK MASCH GATTERLINCK
Gebrueder Linck GmbH and Co KG Gatterlinck Maschinen Fabrik
Original Assignee
Gebr RINKU MAS FAB GATSUTAARINKU & CO KG GmbH
LINCK MASCH GATTERLINCK
Gebrueder Linck GmbH and Co KG Gatterlinck Maschinen Fabrik
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B27WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
    • B27LREMOVING BARK OR VESTIGES OF BRANCHES; SPLITTING WOOD; MANUFACTURE OF VENEER, WOODEN STICKS, WOOD SHAVINGS, WOOD FIBRES OR WOOD POWDER
    • B27L5/00Manufacture of veneer ; Preparatory processing therefor
    • B27L5/06Cutting strips from a stationarily- held trunk or piece by a rocking knife carrier, or from rocking trunk or piece by a stationarily-held knife carrier; Veneer- cutting machines

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  • Wood Science & Technology (AREA)
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  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 切削機から生産される積層材あるいは板材の
厚さのばらつきを減少する方法と装置を提供する。 【解決手段】 本発明の方法は、各個の切削機(1、
1.1、1.i、1.n)で生産される前記薄板の厚さ
を個々に測定する工程と;1つの切削機(1、1.1、
1.i、1.n)からの複数の板の厚さの測定実際値
を、これらの切削機(1、1.1、1.i、1.n)か
ら生産されることになる前記複数の板の厚さの名目値と
比較する工程と;信号を前記厚さの名目値からそれると
発信させ、また単数の板を後続の複数の角材から分離す
る厚さに関連する特定の切削機(1、1.1、1.i、
1.n)の刃の設定の補正に用いる工程とからなること
を特徴とする。切削屑を発生させない方法で単数の角材
からの薄板の切削型の分離装置も提案する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は 複数の薄板、特に
寄木張り積層材を単数の角材から、単数の切削機もしく
は次々と配列された直列の切削機の中で、屑なしに、反
復分離することにより、また前記単数の切削機または複
数の、特に前記角材を1回のパスで複数の薄板に分割さ
せる次々に配列された直列の切削機を通して複数の薄板
に未だに完全に分割されていない単数の角材を反復通過
させることにより、また前記単数の角材をいずれの場合
でも、その繊維が通っている長手方向に薄板を分離させ
るため通常の固定刃に接して移動させ、また前記単数の
角材を前記少くとも1つの切削機を通過させる間少くと
も1回の厚さ測定を行うことにより、単数の角材から複
数の薄板を切削により、またどのような製材屑も除去す
る必要のない生産に用いられる方法と設備に関するもの
である。この種の方法は床仕上材用積層板表層用の薄板
の生産に用いられる。
【0002】
【従来の技術】複数の薄板を単数の角材から、切削とど
のような製材屑の除去の必要もない生産は既に周知のこ
とである。この方法を用いる時に、生産される薄板の厚
さを、このような板を乾材から挽くことが好ましい場合
と比較して相対的に正確に前もって測定できないことも
周知のことである。それは、前記の切削方法を用いる場
合、木材を乾燥させないで加工し、また好ましくは、加
熱した方が好ましい時も、前記木材に適応できる様々な
パラメーターに限らず機械に適応できるパラメーターも
生産される薄板の厚さに影響を及ばせるからである。
【0003】これらの事実は多数の薄板を生産しようと
する特定の厚さの角材を完全に分割する場合、その合計
厚さが前記角材の厚さに等しいことと、切削して残った
最後の板の厚さが予定していたものでないこともあり、
その結果、特別の方法を取らない限り放棄せざるを得な
い破目になる。
【0004】ドイツ連邦共和国特許公開第DE4026
346A1号はこの問題を解決する方法を述べている;
1枚もしくは複数の薄板の分離のあと、この方法を用い
て、残った角材の厚さを測定して、その残っている角材
を、それから生産されることになる薄板の残っている数
の間で可能な限り無駄なく分割できる切削の厚さに比例
してそれらの機械パラメーターの設定をそのように変更
して、それにより使いものにならない残材板が残らない
ようにする。この方法の基礎となる原理は、その目的と
して、角材を可能な限り徹底的に有用な、かつ僅かな無
駄もなく薄板に分割することであるが、生産される板の
厚さに発生の可能性のある偏差も受入れる必要がある。
特定の限度内ではあるが、これは切削工程につづく乾燥
工程の後、木材が受ける寸法変更のため、前記板の厚さ
を減らして等しくする必要のある方法の場合には条件に
合う。この方法では、残留角材の測定で得られた結果
が、最もよい場合、角材からの特定の群の1つを同一の
条件で始める加工により行うさらなる分割に関して考慮
される唯一の原因であるということが重要である。この
方法を、複数の切削機だけで、すなわち少数の切削機、
例えば2つの切削機を直列に並べ、切削される単数の角
材の厚さをその角材が1つもしくは少数の群の複数の切
削機を通過すると直ちにその角材の厚さを測定しそれに
より、角材が前記切削系を再度通過する時、さらに分割
できるようにすることが好ましい。この方法を用いる
時、規定通り、前記切削機を再設定するだけの十分な時
間を前記角材が出発点に戻す時に持たせて前記角材がこ
れらの新しい条件で再加工できるようにする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、角材を1回の
パスで完全な複数の薄板にするため長い列の切削機を通
す場合はいくぶん状況が違ってくる。詳述すれば、相対
的に短い複数の角材を加工する時は、寄木張り積層材の
製造の場合と同じように、一方では加工速度が、切削機
の出力で残留角材の厚さの測から得られる結果をもはや
利用できないほど高速になっていて、次の切削機の設定
を補正できない時である。この理由で、1つがこのよう
な装置の場合には別の経路をとることで、これはドイツ
連邦共和国特許第DE4244310C1号に記述され
ている。
【0006】小さくなり過ぎた残留板が分割工程の終り
で残留してしまわないようにするため、切削厚さが正確
に予測できないことと、またそれが工場での取扱いの難
しさに繋がることが考えられるとの仮定に立って、出発
原料となり、それから生産されることになる薄板全部を
合計した厚さ以上になるような角材を用いることが提案
されてきた。この方法では、単数の角材を複数の切削機
の数列に通した後は、一般に、標準の厚さより厚い残留
材が残ってしまうものである。この板をさらに間違いな
く使用できるようにするために、ドイツ連邦共和国特許
第DE4244310C1号に記述された発明が、残留
板の厚さをそれから材料を除去することにより減らす単
数の機械を直列の複数切削機の後に設置する規定を設け
ている。この方法には合わないこの残留板の加工を採用
して、短い処理時間により発生し、また角材の分割をな
んの損失もなく行うこのような装置で解決できない管理
上の問題を未然に防止する。
【0007】寄木張り積層材の製造時に、特に複数の角
材を切削により分割する時に発生する製品に限らず機械
によってもたらされる厚さの多様性が積層材の切削の場
合と同様に、乾燥後の前記積層材の厚さ加工が製品の仕
上層だけに限って避けられる場合、引続き加工中の問題
に繋がって、この二次加工だけを既に接着ずみの製品の
最終表面加工として用いることができる。
【0008】この理由でこの種の方法を用いると前記切
削機を離れる複数の積層材あるいは薄板が極めてばらつ
きのない厚さのものにできることを保証することが本発
明の課題である。
【0009】ドイツ連邦共和国特許公開第DE4026
346A1号に述べられた先行技術から出発して、この
問題は方法に関する限り本発明による請求項1に示され
た特徴部分、および請求項7に対応する装置として示さ
れた特徴部分により解決された。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は前述の目的、す
なわち角材に関して測定された残留厚さを、この角材を
さらに分割する工程に切換えることと異なっている。第
1の目的は各切削機で生産される複数の薄板の正確な厚
さを決定することである。1つの切削機で生産される複
数の薄板の厚さが標準の厚さと、仮に異っても、同じパ
ラメーターをもつ木材が1つの生産流れで加工されると
仮定して厚さに適切であり、かつこの切削機に適応でき
るパラメーター、すなわち一般に角材に対する支持面か
ら刃までの距離を、次の角材から複数の薄板を切離す時
に、標準の厚さもしくは所定の許容度内の厚さの板に限
って生産できるよう補正する。
【0011】このような方法は、角材を1回のパスで完
全に分割させようとする直列の複数の切削機に続いて、
最後の機械を離れる残留板材の厚さを減らし、また材料
を前記板材から除去することで厚さを減らす装置、特に
一面カンナ盤を設ける。この場合も、生産されることに
なる単数の板の名目厚さよりも厚い残留板材を得られる
ようあらゆる努力をして、この板材をそれから材料を切
除する一面カンナ盤での加工がなお可能になるようにす
べきである。
【0012】しかしながら、実際には、この残留角材を
さらに加工することになる方法を前記残留角材の厚さを
測定してから組込まれた最後の工程で決めることであ
る。特定の臨界値以下の厚さの残留板材が使用されてい
る最後の切削工程から残されると仮定した場合、このよ
うな残留角材が最後の板材を分離する作業中、切削機に
よりもはや案内されかつ前進させられることはないとい
う危険が伴う。この理由で、特定の切削機の産出物で、
厚さが最初の板の標準の厚さと、第2の板の標準の厚さ
の間にある残留板材がある場合、この板材は、残留角材
の厚さが前記切削機で決まる厚さDxより大きい場合、
別の切削工程にただかけるしかない。残留角材もしくは
残留板材の厚さがDx以下の場合、この残留板材をライ
ンの下に組込んだ前記一面カンナ盤に直接通す必要があ
る。残留角材の厚さがDx以上であるが、一般に2つの
板材の厚さD以下である場合、前記残留角材を別の切
削工程にかける必要があり、この場合、結果として出る
残留板材はその厚さが生産されることになる板材の標準
厚さ以下であるため、出口注ぎ口を通らない。このよう
な状況の発生はできる限り避けなければならないが、こ
のような場合、一面カンナ盤を、条件に合わない残留板
材をライン工程から除去できる機械スイッチを先行させ
ることが好ましい。
【0013】1回のパスで角材を完全に複数の薄板に分
割することになっている装置の中の切削機の数が単数の
角材から生産されることになる複数の板材の数に必ずし
も等しくなる必要はないが、好ましくは、装置が少くと
も1つもしくは複数の切削機を配置して単数の角材が板
を分離することなく通過させるか、あるいは単数の残留
角材が1つまたは複数の切削機をバイパス供給路に沿っ
て移動できるようにすることである。
【0014】この明細書に述べられた切削工程の順序を
なるべくなら全体の工程順序に組込んで、切削工程の
後、複数切削ずみ薄板を特定の終端含水量になるよう乾
燥させ、その後、積層製品の仕上層、特に床仕上材とし
てその積層材で作った仕上層を特定の厚さの下層に接着
する、例えばソーン板材、チップボードなどである。乾
燥後、前記積層材の側縁を必要に応じて仕上げるが、そ
の厚さをつくったままにしておく方が好ましい。これは
厚さ加工工程の必要性を除ける。前述したように、積層
仕上層の表面を既に接着ずみの表面で仕上げる。積層材
の厚さをそれが乾燥した直後、しかし、なにかさらに加
工することがあればその前に研磨して調整することは材
料ならびに研磨原料双方の節約になる。
【0015】記憶しておく必要のあることは、同じ厚さ
の複数の板は必ずしも直列の複数の切削機でつくる必要
のないことである。本発明による方法が、特に角材を直
列の複数の切削機に通して1回のパスで分割する時、異
なる厚さの複数の薄板を個々の切削機で生産できるよう
に条項に入れることである。この場合、最終切削機もし
くは直列の複数の切削機で所望の最も厚い板を生産する
ことが好ましい。それはこれらの方法が切削機に残る残
留角材の取扱に伴う問題を減らすことになるからであ
る。
【0016】各切削機で生産される積層材の厚さを前記
(残留)複数の角材の厚さの測定値との差を、前記積層
材が切削機に入り、また離れる時に測定することが好ま
しい。本方法の好ましい実施例では、複数の残留角材を
直列の複数の切削機の最後の領域で、さらに加工される
べき方法に関して決定ができるよう各事例で測定するこ
とは好都合であるので、少くともこの領域で示差定測を
行うことが実際的である。このような厚さ測定を分離さ
れた板自体に行うことは問題にもなり、かつ高価にもな
りかねない。それは新しくできた複数の板が反っていた
り、あるいは撚れていたりして、その結果板の表面を測
定プローブが測定位置で作用する方向に正確に垂直にな
るように向けさせることが必ずしもできるないので、不
合格品となることも考えられるからである。板用の延伸
機は必ずしも使用されない。そのうえ、一般に、板を分
離中もしくはその後で、横方向に移動させる能力に関し
て妨害させないことが最もよい方法で、そのため板をそ
の外縁から特定の短い距離で測定を目的とした測定装置
で特定の板を必ずしも捉えることにはならないであろ
う。分離ずみ板の正確な案内装置は特別の投資を必要と
するが、他の理由により設置を必要としない。
【0017】厚さの測定を前記(残留)複数の角材の案
内を提供するコンベヤーの領域で行うことが好ましい。
またレーザーに基づく厚さ測定装置を用いることが好ま
しい。さらに厚さ測定を容器例えばコンベヤーベルトの
厚さをこのような測定値に込めないような場所で行うこ
とが好ましい。例えばコンベヤーベルトの場合、ベルト
を角材の幅よりも狭くつくってこれらの角材が、好まし
くは前記コンベヤーベルトの各縁を越えて突出するよう
に、また測定をこのような場所で行えるようにすること
と;各々の場合、2つの測定をコンベヤー上の材料の両
側縁から一定の距離をとって行うことが好ましい。測定
位置もコンベヤーを中断する場所に配置できる。コンベ
ヤーベルトを使用する時は、そんな区切り点をコンベヤ
ーベルトがベルト上の材料からそらせロールを越えて暫
くの間離れる場所につくり、その後、材料と再会させ
る。1つのコンベヤーからもう1つ別のコンベヤーまで
の遷移点もこの目的で用いることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明をより詳細に図1乃至4で
略図として示された実施例に基づいて説明する。
【0019】寄木張りパネルに用いられる図1に示され
た装置の主な構成部材は切削部材であって、それを通し
て角材もしくは寄木張りの型あるいは残留木材5をそれ
が完全に分割されるまで加工する。これを終って、コン
ベヤー路6に続く。そのうえ、装置は一面カンナ盤2と
加熱トンネル3ならびに2つの厚さ測定装置4.0と
4.1を備える。前記寄木張り型もしくは残留木材5の
厚さを測定してから、あるいはその前に寄木張りパネル
を分離する。前記寄木張りパネルの実際の厚さをこれら
の測定値の間の差から算出し;前記パネルを前記装置の
個所7から除去する。切削機の切削厚さ設定を実際の厚
さが標準厚さDからはずれている場合、補正する。
【0020】前記切削機1が残留木材の厚さSが前記寄
木張りパネルの標準厚以上もしくは2倍に等しい場合、
さらなるパスもしくは切削工程を完成させる。残留木材
の厚さSが2D以下、Dより大きいDx以上である場
合、前記残留木材5を再度前記切削機1に戻し、厚さ
(Dx−D)の生成残留板材を不合格品とする。残留木
材の厚さSがDx以下である場合、残留木材5を前記一
面カンナ盤2に送出し、材料をそれが名目厚さDのもの
になるまで除去する。数値Dxを機械パラメーターと木
材の種類の関数として厚さが(Dx−D)の残留板材が
なお切削機1によりなんの問題も残さず取扱いと加工が
できるように選ぶ。仕上げ寄木張りパネルは装置の個所
7.2を離れて、前記チップをそれからの場所9で除去
する。残留木材の厚さSがDにきっかり等しく、従って
1つが正しい寸法のものである寄木張りパネルを備えて
いて、これを装置の場所7.1で除去する。測定が残留
木材の厚さSがD以下であることがわかった場合、残留
木材を場所8でスクラップとして除去する。いったん寄
木張り型が完全に加工されると、新しい片を加熱トンネ
ル3から切削機1に取出し、その時の必要制御信号も参
照番号4.2における厚さ測定に対して行われる。さら
に好都合なことには、いくつかの残留木材5が切削機1
で最適条件で使用できるよう常に循環している。
【0021】図2で示されている装置において、前記寄
木張りパネルを寄木張り型もしくは残留木材5の1回パ
スで製造するが、その時はn切削機と一面カンナ盤2が
寄木張り型からn+1の寄木張りパネルの製造に必要と
される。僅か3つの切削機、最初が1.1、任意の中間
段階が1.i、そして最後が1.nで示されている。付
設された厚さ測定装置をそれに応じて4.1、4.iそ
して4.nとして示す。特別の厚さ測定装置4.0も設
けて、これを前記寄木張り型の厚さを測定してから第1
の切削機1.1に入る。前記寄木張りパネルを装置から
個所7.1、7.iと7.nで除去する。最後の寄木張
りパネル5aを一面厚さカンナ2から除去して、これを
残留木材の最後の厚さSがDの大きさより大きいか等し
いかに関係なく行う。後者の場合、厚さは材料を除去し
ても減ることはない。チップの除去は場所9で行われ、
厚さがD以下のものである残留木材が廃棄物の形で行わ
れる。新しい寄木張り型を加熱トンネル3から取出して
第1の切削機1.1に移動させる。残余に対しては、残
留木材5の追加の加工を厚さの測定の関数として行う
が、これは原則として図1に示された装置と関連して述
べられたように行われる。
【0022】図3は移動の方向に垂直の横断面を示す。
前記寄木張り型もしくは残留木材5は前記コンベヤーベ
ルト10より広幅で、そのため厚さ測定を送出ユニット
4aと受入ユニット4bからなる厚さ測定装置4.0、
4.1で前記コンベヤーベルト10の側面で行えるよう
になっている。寄木張り型もしくは残留木材5を右から
左(矢印で示したように)へ上に載せて移動させる前記
コンベヤーベルト10をロール11、12、13の上
で、前記受入ユニット4bを設置でき、また干渉されな
い測定ができる領域を残す仕方で案内する。
【0023】
【発明の効果】以上述べた通り、本発明によれば、厚さ
にぶれのない薄板が切削屑の発生もなく安価に製造でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】1つの切削機と、それを通って循環させる角材
との装置を示す図である。
【図2】直列に配置し、1回のパスを考えた切削機を備
える装置を示す図である。
【図3】厚さ測定装置に近接して設置したコンベヤーベ
ルトの説明図である。
【図4】図3の別法を示す図である。
【符号の説明】
1 切削機 1.1 第1の切削機 1.i 任意の中間工程 1.n 最後の工程 2 一面カンナ盤 3 加熱トンネル 4.0 もう1つ別の厚さ測定装置 4.1 付設された厚さ測定装置 4.i 付設された厚さ測定装置 4.n 付設された厚さ測定装置 4.2 測定位置 4a 送出装置 4b 受入装置 4.n 付設された厚さ測定装置 5 寄木張り残留木材 5a 最後の寄木張りパネル 6 コンベヤー路 7 パネル除去位置 7.1 寄木張りパネルの装置からの除去箇所 7.i 寄木張りパネルの装置からの除去箇所 7.n 寄木張りパネルの装置からの除去箇所 8 残留材の除去箇所 9 チップ除去箇所 10 コンベヤーベルト 11 ロール 12 ロール 13 ロール D 名目厚さ S 残留木材の厚さ

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の薄板、特に寄木張り積層材を単数
    の角材から、単数の切削機もしくは次々と配列された直
    列の切削機の中で、屑なしに、反復分離することによ
    り、また前記単数の切削機または複数の、特に前記角材
    を1回のパスで複数の薄板に分割させる次々に配列され
    た直列の切削機を通して複数の薄板に未だに完全に分割
    されていない単数の角材を反復通過させることにより、
    また前記単数の角材をいずれの場合でも、その繊維が通
    っている長手方向に薄板を分離させるため通常の固定刃
    に接して移動させ、また前記単数の角材を前記少くとも
    1つの切削機を通過させる間少くとも1回の厚さ測定を
    行うことにより複数の薄板を製造する方法において、各
    個の切削機(1、1.1、1.i、1.n)で生産され
    る前記薄板の厚さを個々に測定する工程と;1つの切削
    機(1、1.1、1.i、1.n)からの複数の板の厚
    さの測定実際値を、これらの切削機(1、1.1、1.
    i、1.n)から生産されることになる前記複数の板の
    厚さの名目値と比較する工程と;信号を前記厚さの名目
    値からそれると発信させ、また単数の薄板を後続の複数
    の角材から分離する厚さに関連する特定の切削機(1、
    1.1、1.i、1.n)の刃の設定の補正に用いる工
    程とからなることを特徴とする複数の薄板の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記切削機(1、1.1、1.i、1.
    n)で生産された薄板の実際の厚さの測定を単数の薄板
    の分離前後の(残留)木材(5)の厚さの差異として測
    定することを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 測定実際厚さが生産されることになる単
    数の板の名目厚さ(D)以上と、生産されることになる
    2枚の板の合計名目厚さ(2D)以下にその順にある比
    厚さ(Dx)以下の範囲にある残留木材(5)を前記切
    削工程から除去し、それら複数の厚さを屑除去工程で名
    目厚さ(D)に減らすことと;測定実際厚さが(Dx)
    と(2D)の間にある単数の残留木材(5)を他の切削
    工程にかけ、結果として残留した板を棄却し、前記厚さ
    (Dx)もしくは両厚さの間の差(Dx−D)を装置の
    従属変数として用いることを特徴とする請求項2記載の
    方法。
  4. 【請求項4】 切削厚さに関連する刃の設定を前記名目
    厚さ(D)から生産される測定ずみ薄板の厚さのずれに
    対しての補正のため、前記刃の調整と板の厚さの関係を
    特定の木材の種類乃至木材の特定の条件に対し算出でき
    るか、あるいは前記刃の調整の補正時に早めの補正の効
    果を考慮に入れることを気付かせる制御もしくは調節装
    置に用いることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか
    1項記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記複数の薄板もしくは複数の残留木材
    (5)の厚さをレーザー放射線により測定することを特
    徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記測定をあらゆる薄板もしくは残留木
    材(5)に対し、各々の場合、少なくとも1つの木材
    (5)の外側長縁から所定の距離にある2つの領域で行
    うことを特徴とする請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】 複数の薄板を単数の角材(5)からの屑
    なしに、 ・単数の切削機(1)もしくは直列の複数の切削機
    (1.1、1.i、1.n)と; ・前記単数の角材を前記少なくとも1つの切削機(1、
    1.1、1.i、1.n)に案内させる手段に、必要に
    応じ前記単数の角材を単数の切削機(1、1.1、1.
    i、1.n)から次の単数の切削機に案内する手段と、
    それ以上分割できない単数の残留板を前記単数の切削機
    (1)もしくは前記直列の複数の切削機(1.1、1.
    i、1.n)の後に除去する手段を備えた案内手段と; ・各切削機(1、1.1、1.i、1.n)から単数の
    分離した板を引出す手段に、任意に残留木材(5)を直
    列の複数の切削機(1、1.1、1.i、1.n)の1
    つもしくは最後のものの産出から、単数の角材から生産
    されることになる薄板の数より小さい時に、少なくとも
    1つの切削機(1、1.1、1.i、1.n)の1つの
    行くてに戻す手段と、前記切削機(1)の後あるいは直
    列の複数の切削機(1、1.1、1.i、1.n)の最
    後のもの(1.n)の後で厚さを測定し、またこの切削
    機(1、1.1、1.i、1.n)を離れる単数の残留
    木材の厚さを測定する少くとも1つの測定装置を備えた
    引出した手段(7.1、7.i、7.n)と; ・前記少くとも1つの切削機(1、1.1、1.i、
    1.n)の単数もしくは複数の刃の位置を前記複数の測
    定装置(4.0、4.1、4.i、4.n)の少くとも
    1つからの測定結果の関数として調整する制御装置と;
    を備える切削型分離の装置において、 ・追加の別の厚さ測定装置(4.0、4.1、4.i、
    4.n)を各切削機に関連させて前記単数の切削機に送
    出される単数の角材の測定のためその取入口に、あるい
    は分離ずみ単数の板を引出して単数の板を測定する手段
    の上のいずれかに配置することと; ・前記制御装置を各切削機(1、1.1、1.i、1.
    n)で生産される前記単数の板の実際の厚さを、前記特
    定の切削機(1、1.1、1.i、1.n)で生産され
    ることになる前記複数の板の名目厚さ(D)と比較し
    て、前記実際値が前記名目値と異なる場合に、厚さに関
    連し、またこの特定の単数の切削機(1、1.1、1.
    i、1.n)に適応できる刃のパラメーターを続く機械
    に対し適宜変化させ得るようにすることと;を特徴とす
    る切削型の分離装置。
  8. 【請求項8】 前記単数の残留板の厚さを屑の除去によ
    り減らす装置、特に一面カンナ盤(2)が、もはや切削
    して1つの切削機(1)から、あるいは前記直列の複数
    の切削機(1.1、1.i、1.n)の最後のものから
    切削することで分割できない残留板を除去する手段の次
    にくることを特徴とする請求項7記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記1つの切削機または直列の複数の切
    削機(1.1、1.i、1.n)の最後のものと、前記
    残留板の屑の除去による二次加工用の前記一面カンナ盤
    (2)の間に、生産されることになる単数の薄板に必要
    な厚さのものでない複数の残留板を押出す機械スイッチ
    (8)を設けることを特徴とする請求項8記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記直列の複数の切削機(1.1、
    1.i、1.n)の1つ以上の切削機(1.1、1.
    i、1.n)を前記単数の薄板の実際の厚さを前記複数
    の薄板の名目の厚さと比較して前記単数の薄板をそれか
    ら分離することなく通過させるか、あるいは単数の残留
    木材(5)が前記特定の切削機(1.1、1.i、1.
    n)を通って移動できるバイパス手段を前記1つ以上の
    前記切削機(1.1、1.i、1.n)と関連させるこ
    とを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1項記載の装
    置。
  11. 【請求項11】 前記複数の厚さ測定装置(4.0、
    4.1、4.i、4.n)がレーザー型装置であること
    を特徴とする請求項7乃至10のいずれか1項記載の装
    置。
  12. 【請求項12】 前記複数の測定装置(4.0、4.
    1、4.i、4.n)を前記単数の(残留)木材(5)
    の案内手段の上に配置することを特徴とする請求項7乃
    至11のいずれか1項記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記複数の案内手段が複数のコンベヤ
    ーベルト(10)からなる装置において、前記複数のコ
    ンベヤーベルト(10)が複数の厚さ測定値を、前記ベ
    ルトにより運ばれる前記単数の残留木材(5)に対して
    算出する個所で狭くなり、また厚さ測定プローブ(送出
    ユニット4a、受入ユニット4b)を前記プローブが前
    記単数の(残留)木材(5)もしくは板をこれが前記コ
    ンベヤーベルト(10)の上に乗らない個所で測定でき
    るよう配置することを特徴とする請求項12記載の装
    置。
  14. 【請求項14】 前記複数の測定プローブ(送出装置4
    a、受入装置4b)を前記案内手段にある区切り点に配
    置することを特徴とする請求項13記載の装置。
  15. 【請求項15】 前記案内手段がコンベヤーベルトから
    なる装置において、前記区切り点が前記コンベヤーベル
    ト(10)を分岐装置(11、12、13)を通って搬
    送される材料からどの進路にも移動させる個所であるこ
    とに特徴とする請求項14記載の装置。
JP8088739A 1995-03-17 1996-03-18 角材からの薄板の製造方法および切削型の分離装置 Pending JPH0985712A (ja)

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CA2171508A1 (en) 1996-09-18
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