JPH0985528A - 丸鋸切断機における鋸刃の振れ止め装置 - Google Patents

丸鋸切断機における鋸刃の振れ止め装置

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JPH0985528A
JPH0985528A JP24485695A JP24485695A JPH0985528A JP H0985528 A JPH0985528 A JP H0985528A JP 24485695 A JP24485695 A JP 24485695A JP 24485695 A JP24485695 A JP 24485695A JP H0985528 A JPH0985528 A JP H0985528A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鋸刃の振動を有効に防止できると共に、騒
音、発熱等の問題を解消でき、特に厚みの薄い鋸刃に有
効であって、径が大きいにもかかわらず鋸刃厚を極力薄
くできる振れ止め装置を提供すること。 【解決手段】 鋸刃1の周辺所要部にその両側面側から
対面配置される両側一対の振れ止め板8,9と、加圧さ
れたミスト状の油性流体を供給する供給手段10とから
なり、各振れ止め板8,9は、鋸刃側面1a,1bに対
し所定の微小隙間を形成した状態で鋸刃ヘッド2に取り
付けられ、前記供給手段10によって油性流体が各振れ
止め板8,9と鋸刃側面1a,1bとの間の微小隙間S
に供給され、該微小隙間に供給される油性流体によって
鋸刃1がその両側面側から支持されるようになってい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、丸鋸切断機におけ
る鋸刃の振れ止め装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】丸鋸切断機では、鋸刃の厚
みを一定にした場合、その径が大きい程、回転時の振動
が大きくなる。従って、実際には鋸刃の径が大きくなる
程、厚みを厚くしているが、鋸刃厚が厚いと、それだけ
切削量が多くなるため、材料ロスが大きく、歩留りが悪
くなる。この場合、鋸刃厚が厚くても、高速回転になる
と、振動の問題は避けられず、鋸刃に振動が生じると、
被加工物の面粗度(切断面の粗さ)が粗くなり、切り曲
がりの原因ともなる。従って、特に高速度鋼(HSS)
鋸刃では、鋸刃の振動を抑制する振れ止め装置が必要と
なる。
【0003】然るに、従来の高速度鋼鋸刃に使用されて
いる振れ止め装置としては、一対の金属製振れ止めブロ
ックで鋸刃の周辺所要部を鋸刃側面に対し若干の隙間を
もって挟持するものがあるが、鋸刃の振れにより金属ブ
ロックが鋸刃に直接当たるため、騒音(金属音)を伴う
上に、接触により発熱を生じて鋸刃の寿命を縮めるとい
う問題がある。また、一方、超硬鋸刃を使用する丸鋸切
断機では、鋸刃の回転数が毎分100m前後と非常に高
いため、鋸刃厚が厚くても、相当の振動を生じ、そのた
め大きな騒音を伴う上、面粗度(切断面の粗さ)が粗く
なり、切り曲がりの問題もあるが、超硬鋸刃に上記のよ
うな振れ止め装置を使用すると、非常な発熱と騒音を伴
いため、実際に超硬鋸刃には振れ止め装置の使用ができ
なかった。
【0004】本発明は、上記の事情に鑑み、鋸刃の振動
を有効に防止できると共に、騒音、発熱、切れ曲がりの
問題を解消でき、そして特に厚みの薄い鋸刃に有効であ
って、径が大きいにもかかわらず鋸刃厚を極力薄くで
き、更に超硬鋸刃にも使用可能な振れ止め装置を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る請求項1の
丸鋸切断機における鋸刃1の振れ止め装置3は、鋸刃1
の周辺所要部にその両側面側から対面配置される両側一
対の振れ止め板8,9と、加圧されたミスト状または液
状の油性流体を供給する供給手段10とからなり、各振
れ止め板8,9は、鋸刃側面1a,1bに対し所定の微
小隙間Sを形成した状態で鋸刃ヘッド2に取り付けら
れ、前記供給手段10によって油性流体が各振れ止め板
8,9と鋸刃側面1a,1bとの間の微小隙間Sに供給
され、該微小隙間Sに供給される油性流体によって鋸刃
1がその両側面側から支持されるようになっている。
【0006】請求項2は、請求項1に記載の丸鋸切断機
における鋸刃1の振れ止め装置3において、各振れ止め
板8,9には内面所要部に開口する流体噴出口15が設
けられている。
【0007】請求項3は、請求項1または2に記載の丸
鋸切断機における鋸刃1の振れ止め装置3において、各
振れ止め板8,9は円板状に形成され、この円板状振れ
止め板8,9の内面中央部に流体噴出口15が設けられ
ると共に、該流体噴出口15を中心とするその周囲に円
形状の凹溝20,30が形成されている。
【0008】請求項4は、請求項1〜3のいずれかに記
載の丸鋸切断機における鋸刃の振れ止め装置において、
各振れ止め板は銅合金によって形成されている。
【0009】請求項5は、請求項1〜4のいずれかに記
載の丸鋸切断機における鋸刃1の振れ止め装置3におい
て、両側一対の振れ止め板8,9のうちの一方の振れ止
め板8は、鋸刃ヘッド2側に固定され、他方の振れ止め
板9は、鋸刃ヘッド2側に枢着されて該枢着部を中心に
揺動開放可能な可動取付アーム26固定されてなるもの
である。
【0010】請求項6は、請求項1〜5のいずれかに記
載の丸鋸切断機における鋸刃の振れ止め装置において、
振れ止め装置3が鋸刃1周辺に所要間隔おきに複数設け
られてなるものである。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、鋸刃1が回転駆動可能に
装備された丸鋸切断機の鋸刃ヘッド2を示すもので、鋸
刃1の周辺に複数の振れ止め装置3が設けられている。
この鋸刃ヘッド2は、揺動タイプのもので、同図に示す
ように、枢軸4を中心として切断位置Pでに対し遠近方
向に揺動し、被加工物Wを切断するようになっている。
この図1において、5は鋸刃フレーム、6は鋸刃1の切
断作用部A以外の部分を鋸刃カバーで、鋸刃フレーム5
に取り付けられた固定カバー6aと、この固定カバー6
aの所要部にヒンジ7により枢着されて固定カバー6a
に対し開閉可能な可動カバー6bとからなる。
【0012】各振れ止め装置3は、図2及びに示すよう
に、鋸刃1の周辺所要部にその両面側から対面配置され
る両側一対の振れ止め板8,9と、加圧されたミスト状
の油性流体(液状の油性流体でもよい)を供給する油性
流体供給手段10とを有し、各振れ止め板8,9は、鋸
刃側面1a,1bに対し所定の微小隙間Sを形成した状
態で鋸刃フレーム5側に取り付けられ、そして油性流体
供給手段10によって油性流体が各振れ止め板8,9と
鋸刃側面1a,1bとの間の微小隙間Sに供給され、こ
の微小隙間Sに供給される油性流体によって鋸刃1がそ
の両側面側から支持されるようになっている。
【0013】上記振れ止め装置3について、図2〜図4
を参照して詳細に説明すると、各振れ止め板8,9は、
銅合金(例えば真鍮)によって円板状に形成されたもの
で、その中央部に開口部8a,9aを有し、一方の振れ
止め板8は、その開口部8aを取付台板11の中央突出
軸11aに嵌合させると共に当該振れ止め板8と取付台
板11との間にスペーサ12を介在させた状態で、取付
台板11にボルト13により固定され、取付台板11に
は中央突出軸11aの軸心を通る流路14が貫設され、
この流路14の先端が振れ止め板8の内面中央部に開口
する流体噴出口15を形成する。取付台板11は取付ブ
ロック16にボルト17で取り付けられ、この取付ブロ
ック16は鋸刃フレーム5にボルト18で取り付けられ
ており、またこの取付ブロック16には上記流路14と
連通する流路19が貫設してある。また、この振れ止め
板8の内面には上記流体噴出口15を中心とするその周
囲に円形状の凹溝20が形成されている。
【0014】他方の振れ止め板9も、その開口部9aを
取付台板21の中央突出軸21aに嵌合させると共に当
該振れ止め板9と取付台板21との間にスペーサ22を
介在させた状態で、取付台板21にボルト23により固
定され、取付台板21には中央突出軸21aの軸心を通
る流路24が貫設され、この流路24の先端が振れ止め
板9の内面中央部に開口する流体噴出口25を形成す
る。そして、上記取付台板21は、上記流路24と連通
する流路29を有する可動取付アーム26の先端部にボ
ルト27で取り付けられ、この可動取付アーム26の基
端部は、鋸刃フレーム5に設けられた取付台28に枢着
ピン32で枢着され、これにより可動取付アーム26
は、上記枢着ピン32を中心に揺動開閉可能となってい
る。
【0015】この可動取付アーム26は、図2に示すよ
うに、その基端部支持面26aが取付台28の凹段部2
8aに当接した状態で所定位置(振れ止め板9の内面が
鋸刃側面1bとの間に所定の微小隙間Sを形成する位
置)に位置決めされ、この位置でボルト31により取付
台28に固定される。しかして、鋸刃1を交換するよう
なときには、このボルト31を緩めて取付台28から抜
き取れば、可動取付アーム26は、図2の仮想線図示の
ように鋸刃1の周辺外側方へ揺動開放させることがで
き、それによって振れ止め装置3を分解することなく鋸
刃1の交換を行うことができる。尚、この可動取付アー
ム26の揺動開放時には、鋸刃カバー6の可動カバー6
bを予め開放させておく必要がある。また、この振れ止
め板9の内面には、図4に示すように前記振れ止め板8
と同様に流体噴出口25を中心とするその周囲に円形状
の凹溝30が形成されている。尚、両側の振れ止め板
8,9は、全く同じ形状に形成されたものである。
【0016】前記油性流体供給手段10は、加圧された
エア及び油性液体(切削油として使用される所謂クーラ
ントで、水と水溶性の油との混合液)を、図2に示すよ
うなミキシングバルブ33に導入して、このミキシング
バルブ33によりミスト状の油性流体を形成し、このミ
スト状油性流体を、鋸刃フレーム5に取り付けた分配管
部34の一端側から振れ止め装置3の一方の振れ止め板
8側へ供給すると共に、同分配管部34の他端側から可
撓性チューブ35を介して他方の振れ止め板9側へ供給
するようにしたものである。可撓性チューブ35の先端
部は、可動取付アーム26の基端部に取り付けられると
共に、この可動取付アーム26の流路29に連通連結さ
れている。尚、油性流体供給手段としては、ミスト状の
油性流体ではなく、液状の油性流体、即ち水と水溶性油
との混合液で所謂あるクーラントのみを供給するもので
もよい。
【0017】しかして、丸鋸切断機の使用による鋸刃1
の回転中に上記一方の振れ止め板8側に供給されるミス
ト状油性流体は、図4に示すように、流路19,14を
通って流体噴出口15から当該振れ止め板8と鋸刃側面
1aとの間の微小隙間Sに供給され、他方の振れ止め板
9側に供給されるミスト状油性流体は、同図に示すよう
に、流路29,24を通って流体噴出口25から当該振
れ止め板9と鋸刃側面1bとの間の微小隙間Sに供給さ
れる。こうして両振れ止め板8,9と鋸刃側面1a,1
bとの間の微小隙間Sにそれぞれ同時に供給される油性
流体により、鋸刃1はその両側面1a,1b側から支持
されることになって、振動を確実に阻止され、従って被
加工物の面粗度が極力小さくなると共に、振動に伴う騒
音の発生や、切れ曲がりの発生が防止される。また、鋸
刃1がその両側面1a,1b側から支持されるため、振
れ止め板8,9と鋸刃側面1a,1bとが接触すること
がなく、従って接触に伴う発熱及び金属音の発生が防止
される。
【0018】上記のように、鋸刃1が、両振れ止め板
8,9と鋸刃側面1a,1bとの間の微小隙間Sにそれ
ぞれ供給される油性流体により両鋸刃側面1a,1b側
から支持されて振動が阻止され、振動に伴う騒音や、切
れ曲がりが防止されるから、鋸刃厚の薄い鋸刃1に特に
有効となる。例えば、従来、直径が830mmの鋸刃で
は、厚みが少なくとも7mmとされているが、この発明
に係る振れ止め装置3を使用することによって、直径が
同じ830mmの鋸刃で、その厚みを3mmと、従来の
半分以下に薄くすることが可能となる。このように径が
大きいにもかかわらず鋸刃厚を極力薄くできるから、歩
留りが極めて良好となる。また、従来、振れ止め装置の
使用ができないとされていた超硬鋸刃にも、この振れ止
め装置3の使用が可能となり、それによって毎分100
m前後と非常に高速回転での切断加工においても被加工
物の面粗度が非常に小さくなり、精度の向上を図ること
ができる。
【0019】また、各振れ止め装置3の振れ止め板8,
9と鋸刃側面1a,1bとの間の微小隙間Sに供給され
た油性流体は、振れ止め板8,9の周辺から外部に排出
されて、鋸刃1の刃先部にも流出されるから、刃先部の
冷却及び刃先部に付着した切粉の除去を行うことができ
る。
【0020】上述した各振れ止め装置3では、各振れ止
め板8,9の内面に開口する流体噴出口15が設けら
れ、この流体噴出口15から各振れ止め板8,9と鋸刃
側面1a,1bとの間の微小隙間Sに油性流体が供給さ
れるため、微小隙間Sへの油性流体の供給を確実且つ有
効に行うことができる。また、各振れ止め板8,9が円
板状に形成され、この円板状振れ止め板8,9の内面中
央部に流体噴出口15が設けられると共に、該流体噴出
口15を中心とするその周囲に円形状の凹溝20,30
が形成されているため、流体噴出口15から噴出される
油性流体は、凹溝20,30に一端溜まって、この凹溝
20,30から周辺の微小隙間Sに対し放射状に一様に
供給されることになり、従って油性流体による鋸刃1の
支持力が各鋸刃側面1a,1bにおいて部分的に偏るこ
となく均一に作用し、それより鋸刃1を安定した状態で
支持できて、鋸刃1の振動をより確実に阻止することが
できる。
【0021】また、各振れ止め板8,9が銅合金によっ
て形成されているため、仮に振れ止め板8,9が鋸刃側
面1a,1bに当たっても、鋸刃1を損傷するようなお
それがない。更に、振れ止め装置3を鋸刃1周辺に所要
間隔おきに複数設けているため、鋸刃1の振動防止効
果、騒音防止効果、発熱防止効果、切れ曲がり防止効果
をより有効に発揮させることができる。
【0022】
【発明の効果】請求項1によれば、各振れ止め板と鋸刃
側面との間の微小隙間に供給される油性流体により、鋸
刃がその両側面側から支持されることになって、鋸刃の
振動が確実に阻止され、従って被加工物の面粗度を極力
小さくすることができると共に、振動に伴う騒音の発生
や、切れ曲がりの発生を防止できる。また、鋸刃がその
両側面側から支持されることによって、振れ止め板と鋸
刃側面とが接触することがなく、従って接触に伴う発熱
及び金属音の発生を防止できる。
【0023】また、鋸刃が、両振れ止め板と鋸刃側面と
の間の微小隙間にそれぞれ供給される油性流体により両
鋸刃側面側から支持されて振動が阻止され、振動に伴う
騒音や、切れ曲がりが防止されるから、鋸刃厚の薄い鋸
刃に特に有効であって、この振れ止め装置の使用するこ
とにより、径が大きいにもかかわらず鋸刃厚を極力薄く
でき、従来の鋸刃厚みの半分程度とすることができ、そ
れにより歩留りが極めて良好となる。また、従来、振れ
止め装置の使用ができないとされていた超硬鋸刃にも、
この振れ止め装置の使用が可能であって、毎分100m
前後と非常に高速回転での切断加工においても被加工物
の面粗度を非常に小さくでき、精度の向上を図ることが
できる。
【0024】請求項2によれば、各振れ止め板の内面に
開口する流体噴出口流体噴出口から各振れ止め板と鋸刃
側面との間の微小隙間に油性流体が供給されるため、微
小隙間への油性流体の供給を確実に行うことができる。
【0025】請求項3によれば、各振れ止め板が円板状
に形成され、この円板状振れ止め板の内面中央部に流体
噴出口を設けると共に、該流体噴出口を中心とするその
周囲に円形状の凹溝を形成しているため、流体噴出口か
ら噴出される油性流体は、凹溝に一端溜まってこの凹溝
から周辺の微小隙間に対し放射状に一様に供給されるこ
とになり、従って油性流体による鋸刃の支持力が各鋸刃
側面において部分的に偏ることなく均一に作用し、それ
より鋸刃を安定した状態で支持できて、鋸刃の振動をよ
り確実に阻止することができる。
【0026】請求項4によれば、各振れ止め板が銅合金
によって形成されているため、仮に振れ止め板が鋸刃側
面に当たっても、鋸刃を損傷するようなおそれがない。
【0027】請求項5によれば、鋸刃を交換するような
とき、可動取付アームを鋸刃の周辺外側方へ揺動開放さ
せることによって、振れ止め装置を分解することなく鋸
刃の交換を行うことができる。
【0028】請求項6によれば、振れ止め装置を鋸刃周
辺に所要間隔おきに複数設けることによって、鋸刃の振
動防止効果、騒音防止効果、発熱防止効果、切れ曲がり
防止効果をより有効に発揮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る丸鋸切断機の振れ止め装置を示
す外観図である。
【図2】 図1のX−X線拡大断面図である。
【図3】 図2のY−Y線断面図である。
【図4】 振れ止め装置の要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 鋸刃 2 鋸刃ヘッド 3 振れ止め装置 5 鋸刃フレーム 8 振れ止め板 9 振れ止め板 10 油性流体供給手段 15 流体噴出口 20 凹溝 25 流体噴出口 26 可動取付アーム 30 凹溝 S 微小隙間

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋸刃の周辺所要部にその両側面側から対
    面配置される両側一対の振れ止め板と、加圧されたミス
    ト状または液状の油性流体を供給する供給手段とからな
    り、各振れ止め板は、鋸刃側面に対し所定の微小隙間を
    形成した状態で鋸刃ヘッドのフレーム側に取り付けら
    れ、前記供給手段によって油性流体が各振れ止め板と鋸
    刃側面との間の微小隙間に供給され、該微小隙間に供給
    される流体によって鋸刃がその両面側から支持されるよ
    うになっている丸鋸切断機における鋸刃の振れ止め装
    置。
  2. 【請求項2】 前記各振れ止め板には内面所要部に開口
    する流体噴出口が設けられている請求項1に記載の丸鋸
    切断機における鋸刃の振れ止め装置。
  3. 【請求項3】 前記各振れ止め板は円板状に形成され、
    この円板状振れ止め板の内面中央部に前記流体噴出口が
    設けられると共に、該流体噴出口を中心とするその周囲
    に円形状の凹溝が形成されている請求項1または2に記
    載の丸鋸切断機における鋸刃の振れ止め装置。
  4. 【請求項4】 前記各振れ止め板は銅合金によって形成
    されている請求項1〜3のいずれかに記載の丸鋸切断機
    における鋸刃の振れ止め装置。
  5. 【請求項5】 前記両側一対の振れ止め板のうちの一方
    は、鋸刃ヘッドのフレーム側に固定され、他方の振れ止
    め板は、前記フレーム側に枢着されて該枢着部を中心に
    揺動開放可能な可動取付アームに固定されている請求項
    1〜4のいずれかに記載の丸鋸切断機における鋸刃の振
    れ止め装置。
  6. 【請求項6】 振れ止め装置が鋸刃周辺に所要間隔おき
    に複数設けられている請求項1〜5のいずれかに記載の
    丸鋸切断機における鋸刃の振れ止め装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100820110B1 (ko) * 2006-10-31 2008-04-11 한국과학기술연구원 비접촉 윤활/제진 장치가 장착된 저소음 방진형 절삭장치
CN102990722A (zh) * 2012-11-07 2013-03-27 中国林业科学研究院木材工业研究所 木材锯切冷却介质制冷雾化冷却系统
JP2017105022A (ja) * 2015-12-08 2017-06-15 中井産業株式会社 丸鋸を備えた製材機に用いる鋸刃振れ止め兼冷却装置

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