JPH0984410A - 対地作業機の昇降制御装置 - Google Patents
対地作業機の昇降制御装置Info
- Publication number
- JPH0984410A JPH0984410A JP24570295A JP24570295A JPH0984410A JP H0984410 A JPH0984410 A JP H0984410A JP 24570295 A JP24570295 A JP 24570295A JP 24570295 A JP24570295 A JP 24570295A JP H0984410 A JPH0984410 A JP H0984410A
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- JP
- Japan
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- height
- working
- ground
- ground work
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- Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】耕耘作業中の土壌の硬軟変化による作業負荷の
変動に容易に対応でき、且つ、作業時も旋回時も操作性
の良いものとして、作業能率の向上を図る。 【解決手段】対地作業機を作業状態と非作業状態とに切
り替えるスイッチを備え、スイッチを非作業状態に切り
替えると上限設定器により指定される対地作業機の設定
高さに対地作業機を昇降制御し、スイッチを非作業状態
に切り替えると高さ設定器により指定される対地作業機
の設定高さが耕深設定器により指定される対地作業機の
設定高さより低ければ耕深設定器により指定される対地
作業機の設定高さに対地作業機を昇降制御し、高さ設定
器により指定される対地作業機の設定高さが耕深設定器
により指定される対地作業機の設定高さより高ければ高
さ設定器により指定される対地作業機の設定高さに対地
作業機を昇降制御する。
変動に容易に対応でき、且つ、作業時も旋回時も操作性
の良いものとして、作業能率の向上を図る。 【解決手段】対地作業機を作業状態と非作業状態とに切
り替えるスイッチを備え、スイッチを非作業状態に切り
替えると上限設定器により指定される対地作業機の設定
高さに対地作業機を昇降制御し、スイッチを非作業状態
に切り替えると高さ設定器により指定される対地作業機
の設定高さが耕深設定器により指定される対地作業機の
設定高さより低ければ耕深設定器により指定される対地
作業機の設定高さに対地作業機を昇降制御し、高さ設定
器により指定される対地作業機の設定高さが耕深設定器
により指定される対地作業機の設定高さより高ければ高
さ設定器により指定される対地作業機の設定高さに対地
作業機を昇降制御する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、農業用のトラクタ
等に連結されるロータリ耕耘装置等の対地作業機の昇降
制御装置に関する。
等に連結されるロータリ耕耘装置等の対地作業機の昇降
制御装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、油圧昇降機構により昇降可能に対
地作業機を設け、高さ設定器による設定高さに高さセン
サによる検出高さが一致するよう油圧昇降機構を制御す
る高さ制御手段と、耕深設定器による設定耕深に耕深セ
ンサによる検出耕深が一致するよう油圧昇降機構を制御
する耕深制御手段とを備えた対地作業機の昇降制御装置
がある。
地作業機を設け、高さ設定器による設定高さに高さセン
サによる検出高さが一致するよう油圧昇降機構を制御す
る高さ制御手段と、耕深設定器による設定耕深に耕深セ
ンサによる検出耕深が一致するよう油圧昇降機構を制御
する耕深制御手段とを備えた対地作業機の昇降制御装置
がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来装置におい
て、耕深設定器により耕深を設定して、該設定耕深に耕
深センサによる検出耕深が一致するよう油圧昇降機構を
制御する耕深制御状態で作業しているときに、作業対象
となる土壌の硬さが局所的に硬くなると、作業負荷が急
増し、エンジン回転が急激に低下したり、エンストを起
こす場合がある。
て、耕深設定器により耕深を設定して、該設定耕深に耕
深センサによる検出耕深が一致するよう油圧昇降機構を
制御する耕深制御状態で作業しているときに、作業対象
となる土壌の硬さが局所的に硬くなると、作業負荷が急
増し、エンジン回転が急激に低下したり、エンストを起
こす場合がある。
【０００４】このような場合には、一時的に設定耕深を
浅くして作業負荷を軽減することで対応できるが、この
ように対応すると、土壌の硬い個所を通り過ぎてもとの
設定耕深に戻すときに、そのもとの設定耕深と異なる耕
深に設定しまうことがあり、耕深が変わってしまう問題
がある。
浅くして作業負荷を軽減することで対応できるが、この
ように対応すると、土壌の硬い個所を通り過ぎてもとの
設定耕深に戻すときに、そのもとの設定耕深と異なる耕
深に設定しまうことがあり、耕深が変わってしまう問題
がある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を
解決するために、油圧昇降機構により昇降可能に対地作
業機を設け、高さ設定器による設定高さに高さセンサに
よる検出高さが一致するよう油圧昇降機構を制御する高
さ制御手段と、耕深設定器による設定耕深に耕深センサ
による検出耕深が一致するよう油圧昇降機構を制御する
耕深制御手段とを備えた対地作業機の昇降制御装置にお
いて、対地作業機の上昇時の上限高さを設定する上限設
定器を備え、対地作業機を作業状態と非作業状態とに切
り替えるスイッチを備え、該スイッチを非作業状態に切
り替えると前記上限設定器により指定される対地作業機
の設定高さに対地作業機を昇降制御し、前記スイッチを
非作業状態に切り替えると高さ設定器により指定される
対地作業機の設定高さが耕深設定器により指定される対
地作業機の設定高さより低ければ耕深設定器により指定
される対地作業機の設定高さに対地作業機を昇降制御
し、高さ設定器により指定される対地作業機の設定高さ
が耕深設定器により指定される対地作業機の設定高さよ
り高ければ高さ設定器により指定される対地作業機の設
定高さに対地作業機を昇降制御する構成を備えたことを
特徴とする対地作業機の昇降制御装置とした。
解決するために、油圧昇降機構により昇降可能に対地作
業機を設け、高さ設定器による設定高さに高さセンサに
よる検出高さが一致するよう油圧昇降機構を制御する高
さ制御手段と、耕深設定器による設定耕深に耕深センサ
による検出耕深が一致するよう油圧昇降機構を制御する
耕深制御手段とを備えた対地作業機の昇降制御装置にお
いて、対地作業機の上昇時の上限高さを設定する上限設
定器を備え、対地作業機を作業状態と非作業状態とに切
り替えるスイッチを備え、該スイッチを非作業状態に切
り替えると前記上限設定器により指定される対地作業機
の設定高さに対地作業機を昇降制御し、前記スイッチを
非作業状態に切り替えると高さ設定器により指定される
対地作業機の設定高さが耕深設定器により指定される対
地作業機の設定高さより低ければ耕深設定器により指定
される対地作業機の設定高さに対地作業機を昇降制御
し、高さ設定器により指定される対地作業機の設定高さ
が耕深設定器により指定される対地作業機の設定高さよ
り高ければ高さ設定器により指定される対地作業機の設
定高さに対地作業機を昇降制御する構成を備えたことを
特徴とする対地作業機の昇降制御装置とした。
【０００６】
【発明の作用及び効果】この発明の対地作業機の昇降制
御装置は、対地作業機を作業状態と非作業状態とに切り
替えるスイッチを非作業状態に切り替えると、上限設定
器により指定される対地作業機の設定高さに対地作業機
を昇降制御し、前記スイッチを非作業状態に切り替える
と、高さ設定器により指定される対地作業機の設定高さ
が、耕深設定器により指定される対地作業機の設定高さ
より低ければ、耕深設定器により指定される対地作業機
の設定高さに対地作業機を昇降制御し、高さ設定器によ
り指定される対地作業機の設定高さが、耕深設定器によ
り指定される対地作業機の設定高さより高ければ、高さ
設定器により指定される対地作業機の設定高さに対地作
業機を昇降制御する。
御装置は、対地作業機を作業状態と非作業状態とに切り
替えるスイッチを非作業状態に切り替えると、上限設定
器により指定される対地作業機の設定高さに対地作業機
を昇降制御し、前記スイッチを非作業状態に切り替える
と、高さ設定器により指定される対地作業機の設定高さ
が、耕深設定器により指定される対地作業機の設定高さ
より低ければ、耕深設定器により指定される対地作業機
の設定高さに対地作業機を昇降制御し、高さ設定器によ
り指定される対地作業機の設定高さが、耕深設定器によ
り指定される対地作業機の設定高さより高ければ、高さ
設定器により指定される対地作業機の設定高さに対地作
業機を昇降制御する。
【０００７】よって、作業を開始するときは、高さ設定
器を下位側に設定し、耕深設定器を任意の耕深に設定し
て、対地作業を行なう。このとき、高さ設定器により指
定される対地作業機の設定高さを対地作業機の下限高さ
として、耕深制御が行なわれる。なお、高さ設定器を最
下位に設定していれば、高さ設定器により指定される対
地作業機の設定高さが、耕深設定器により指定される対
地作業機の設定高さより必ず低くなるので、常時、耕深
設定器により指定される対地作業機の設定高さに対地作
業機が昇降制御される。
器を下位側に設定し、耕深設定器を任意の耕深に設定し
て、対地作業を行なう。このとき、高さ設定器により指
定される対地作業機の設定高さを対地作業機の下限高さ
として、耕深制御が行なわれる。なお、高さ設定器を最
下位に設定していれば、高さ設定器により指定される対
地作業機の設定高さが、耕深設定器により指定される対
地作業機の設定高さより必ず低くなるので、常時、耕深
設定器により指定される対地作業機の設定高さに対地作
業機が昇降制御される。
【０００８】作業中、作業対象となる土壌の硬さが局所
的に硬くなって、作業負荷が急増し、エンジン回転が急
激に低下したり、エンストを起こしそうになった場合
は、高さ設定器を高位側に操作する。このとき、高さ設
定器により指定される対地作業機の設定高さが、耕深設
定器により指定される対地作業機の設定高さより高くな
るよう操作されれば、高さ設定器により指定される対地
作業機の設定高さに対地作業機を昇降制御されることに
なり、一時的に耕深を浅くして作業負荷を軽減し、エン
ジン回転の急激な低下に対応できエンストを防止でき
る。そして、土壌の硬い個所を通り過ぎたら、高さ設定
器を再び下位側に戻せば、もとの設定耕深に対地作業機
が昇降制御される状態に復帰する。
的に硬くなって、作業負荷が急増し、エンジン回転が急
激に低下したり、エンストを起こしそうになった場合
は、高さ設定器を高位側に操作する。このとき、高さ設
定器により指定される対地作業機の設定高さが、耕深設
定器により指定される対地作業機の設定高さより高くな
るよう操作されれば、高さ設定器により指定される対地
作業機の設定高さに対地作業機を昇降制御されることに
なり、一時的に耕深を浅くして作業負荷を軽減し、エン
ジン回転の急激な低下に対応できエンストを防止でき
る。そして、土壌の硬い個所を通り過ぎたら、高さ設定
器を再び下位側に戻せば、もとの設定耕深に対地作業機
が昇降制御される状態に復帰する。
【０００９】更に、圃場端で旋回し次行程に移る場合、
対地作業機を非作業状態に上昇させて旋回し、次行程に
進路を合わせて再び対地作業機を作業状態に下降させる
が、このとき、高さ設定器の操作によらず、対地作業機
を作業状態と非作業状態とに切り替えるスイッチの操作
によって、対地作業機を昇降する。前記スイッチの操作
により、対地作業機を作業状態から非作業状態に切り替
えると、対地作業機は上限設定器により指定される対地
作業機の設定高さに上昇し、前記スイッチを非作業状態
から作業状態に切り替えると、対地作業機は下降し前記
昇降制御状態ににもどる。よって、旋回時の対地作業機
の上昇高さは上限設定器で設定され、その上昇高さは、
必ずしも最上位に設定する必要はなく、旋回中に対地作
業機が畦等に接触しなければ可能な限り低く設定でき、
旋回時の対地作業機の昇降を能率良く行なえる。そし
て、上限設定器で対地作業機の上限高さが設定され、下
位側に設定した高さ設定器で下限高さが設定され、これ
ら上限高さと下限高さの設定値を変えずに、また、設定
耕深も変えずに、前記スイッチにより旋回時の対地作業
機の昇降操作ができ、且つ、対地作業機の下降時は、高
さ設定器の設定値を下限高さとし耕深設定器の設定値を
設定耕深とした対地作業機の昇降制御状態となって、極
めて操作性の良いものとなる。
対地作業機を非作業状態に上昇させて旋回し、次行程に
進路を合わせて再び対地作業機を作業状態に下降させる
が、このとき、高さ設定器の操作によらず、対地作業機
を作業状態と非作業状態とに切り替えるスイッチの操作
によって、対地作業機を昇降する。前記スイッチの操作
により、対地作業機を作業状態から非作業状態に切り替
えると、対地作業機は上限設定器により指定される対地
作業機の設定高さに上昇し、前記スイッチを非作業状態
から作業状態に切り替えると、対地作業機は下降し前記
昇降制御状態ににもどる。よって、旋回時の対地作業機
の上昇高さは上限設定器で設定され、その上昇高さは、
必ずしも最上位に設定する必要はなく、旋回中に対地作
業機が畦等に接触しなければ可能な限り低く設定でき、
旋回時の対地作業機の昇降を能率良く行なえる。そし
て、上限設定器で対地作業機の上限高さが設定され、下
位側に設定した高さ設定器で下限高さが設定され、これ
ら上限高さと下限高さの設定値を変えずに、また、設定
耕深も変えずに、前記スイッチにより旋回時の対地作業
機の昇降操作ができ、且つ、対地作業機の下降時は、高
さ設定器の設定値を下限高さとし耕深設定器の設定値を
設定耕深とした対地作業機の昇降制御状態となって、極
めて操作性の良いものとなる。
【００１０】よって、この発明の対地作業機の昇降制御
装置は、作業中に、耕深設定器の設定耕深を変えずに高
さ設定器を用いて一時的に耕深を調節でき、土壌の硬軟
変化による作業負荷の変動に容易に対応でき、且つ、上
限設定器で設定される上限高さと高さ設定器で設定され
る下限高さの設定値を変えずに、また設定耕深も変えず
に、スイッチにより旋回時の対地作業機の昇降操作がで
きるとともに、対地作業機の下降時は、高さ設定器の設
定値を下限高さとし耕深設定器の設定値を設定耕深とし
た対地作業機の昇降制御状態となって、作業時も旋回時
も極めて操作性が良く作業能率が向上する。
装置は、作業中に、耕深設定器の設定耕深を変えずに高
さ設定器を用いて一時的に耕深を調節でき、土壌の硬軟
変化による作業負荷の変動に容易に対応でき、且つ、上
限設定器で設定される上限高さと高さ設定器で設定され
る下限高さの設定値を変えずに、また設定耕深も変えず
に、スイッチにより旋回時の対地作業機の昇降操作がで
きるとともに、対地作業機の下降時は、高さ設定器の設
定値を下限高さとし耕深設定器の設定値を設定耕深とし
た対地作業機の昇降制御状態となって、作業時も旋回時
も極めて操作性が良く作業能率が向上する。
【００１１】
【発明の実施の形態】この発明の一実施例を図面に基づ
いて説明する。第２図に示すように、トラクタ１の後部
に対地作業機２の１例としてのロータリ耕耘装置を左右
１対のリフトアーム３，３へ、左右のリフトロッド４，
４を介して上下に揺動する左右のロワーリンク５，５及
び、中央上部のトップリンク６からなる作業機連結リン
ク機構７によって連結し、この作業機連結リンク機構７
は、そのリフトアーム３，３を、油圧を用いたリフトシ
リンダ８によって昇降回動させる油圧昇降機構９によっ
て昇降動作をするものである。
いて説明する。第２図に示すように、トラクタ１の後部
に対地作業機２の１例としてのロータリ耕耘装置を左右
１対のリフトアーム３，３へ、左右のリフトロッド４，
４を介して上下に揺動する左右のロワーリンク５，５及
び、中央上部のトップリンク６からなる作業機連結リン
ク機構７によって連結し、この作業機連結リンク機構７
は、そのリフトアーム３，３を、油圧を用いたリフトシ
リンダ８によって昇降回動させる油圧昇降機構９によっ
て昇降動作をするものである。
【００１２】高さ制御において、油圧昇降機構９を昇降
制御する高さ設定器Ｉ1は、設定レバー１０の回動操作
によって操作されるボリューム１１にて構成され、リフ
トアーム３のリフト軸にその検出軸を連結しているポテ
ンショメータからなる高さセンサＳ1によって検出され
た高さ検出値が、設定レバー１０の回動操作によって高
さ設定器Ｉ1にて設定される高さ設定値に一致するま
で、マイクロコンピュータの如きものにて構成している
制御部１２が油圧昇降機構９を制御するものであって、
上昇用ソレノイド弁１３又は下降用ソレノイド弁１４の
オン又はオフ動作を、上昇用駆動部１５又は下降用駆動
部１６が制御部１２の出力指令に基づいて行うように構
成し、耕深制御における油圧昇降機構９の昇降制御を行
う耕深設定器Ｉ2は、設定ダイヤル１７の回動操作によ
って調節されるボリューム１８にて構成され、地表を摺
接できるように上下回動自在に対地作業機機体に螺着さ
れているリヤカバー１９の上下動作を、ポテンショメー
タからなる耕深センサＳ2によって検出して、この耕深
センサＳ2によって検出された耕深検出値が、設定ダイ
ヤル１７の回動操作によって耕深設定器Ｉ2にて設定さ
れる耕深設定値に一致するまで、制御部１２が上昇用ソ
レノイド弁１３又は下降用ソレノイド弁１４のオン、オ
フ動作を制御するものであり、作業モード切替スイッチ
２０を高さ制御位置２１に切替えたときに上記の高さ制
御が行われることになり、耕深制御位置２２に作業モー
ド切替スイッチ２０を置いたときは、耕深制御が行われ
るものであり、そして、作業切替スイッチ２３をオン動
作して作業状態に切替えた状態では、高さ設定器Ｉ1又
は耕深設定器Ｉ2の何れか高い位置を設定している設定
器によって指定されて設定高さに、対地作業機２の昇降
制御が行われるように制御部１２を構成したものであっ
て、即ち、高さ設定器Ｉ1により指定される対地作業機
２の設定高さが耕深設定器Ｉ2により指定される対地作
業機２の設定高さより低ければ、耕深設定器Ｉ2により
指定される対地作業機２の設定高さに対地作業機２が昇
降制御され、高さ設定器Ｉ1により指定される対地作業
機２の設定高さが耕深設定器Ｉ2により指定される対地
作業機２の設定高さより高ければ、高さ設定器Ｉ1によ
り指定される対地作業機２の設定高さに対地作業機２が
昇降制御されるよう制御部１２を構成したものである。
制御する高さ設定器Ｉ1は、設定レバー１０の回動操作
によって操作されるボリューム１１にて構成され、リフ
トアーム３のリフト軸にその検出軸を連結しているポテ
ンショメータからなる高さセンサＳ1によって検出され
た高さ検出値が、設定レバー１０の回動操作によって高
さ設定器Ｉ1にて設定される高さ設定値に一致するま
で、マイクロコンピュータの如きものにて構成している
制御部１２が油圧昇降機構９を制御するものであって、
上昇用ソレノイド弁１３又は下降用ソレノイド弁１４の
オン又はオフ動作を、上昇用駆動部１５又は下降用駆動
部１６が制御部１２の出力指令に基づいて行うように構
成し、耕深制御における油圧昇降機構９の昇降制御を行
う耕深設定器Ｉ2は、設定ダイヤル１７の回動操作によ
って調節されるボリューム１８にて構成され、地表を摺
接できるように上下回動自在に対地作業機機体に螺着さ
れているリヤカバー１９の上下動作を、ポテンショメー
タからなる耕深センサＳ2によって検出して、この耕深
センサＳ2によって検出された耕深検出値が、設定ダイ
ヤル１７の回動操作によって耕深設定器Ｉ2にて設定さ
れる耕深設定値に一致するまで、制御部１２が上昇用ソ
レノイド弁１３又は下降用ソレノイド弁１４のオン、オ
フ動作を制御するものであり、作業モード切替スイッチ
２０を高さ制御位置２１に切替えたときに上記の高さ制
御が行われることになり、耕深制御位置２２に作業モー
ド切替スイッチ２０を置いたときは、耕深制御が行われ
るものであり、そして、作業切替スイッチ２３をオン動
作して作業状態に切替えた状態では、高さ設定器Ｉ1又
は耕深設定器Ｉ2の何れか高い位置を設定している設定
器によって指定されて設定高さに、対地作業機２の昇降
制御が行われるように制御部１２を構成したものであっ
て、即ち、高さ設定器Ｉ1により指定される対地作業機
２の設定高さが耕深設定器Ｉ2により指定される対地作
業機２の設定高さより低ければ、耕深設定器Ｉ2により
指定される対地作業機２の設定高さに対地作業機２が昇
降制御され、高さ設定器Ｉ1により指定される対地作業
機２の設定高さが耕深設定器Ｉ2により指定される対地
作業機２の設定高さより高ければ、高さ設定器Ｉ1によ
り指定される対地作業機２の設定高さに対地作業機２が
昇降制御されるよう制御部１２を構成したものである。
【００１３】又、ボリュームの如きものにて構成してい
る上限設定器２４の回動動作によって設定した上限値
に、作業切替スイッチ２３のオフ動作時には対地作業機
２が上昇するように構成している。高さセンサＳ1は、
上記実施例のほか、例えばロワーリンク５の上下方向回
動角或はトップリンク６の上下回動角の検出する構造の
ものを用いても良く、種々のものを使用できる。
る上限設定器２４の回動動作によって設定した上限値
に、作業切替スイッチ２３のオフ動作時には対地作業機
２が上昇するように構成している。高さセンサＳ1は、
上記実施例のほか、例えばロワーリンク５の上下方向回
動角或はトップリンク６の上下回動角の検出する構造の
ものを用いても良く、種々のものを使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 制御回路図。
【図２】 トラクタの側面図。
【図３】 第１図における要部斜視図。
１：トラクタ ２：対地作業機 ７：作業機連結リンク機構 ９：油圧昇降機構 １２：制御部 ２０：作業モード切替スイッチ ２３：作業状態切替スイッチ ２４：上限設定器 Ｉ1：高さ設定器 Ｉ2：耕深設定器 Ｓ1：高さセンサ Ｓ2：耕深センサ
Claims (1)
- 【請求項１】 油圧昇降機構により昇降可能に対地作業
機を設け、高さ設定器による設定高さに高さセンサによ
る検出高さが一致するよう油圧昇降機構を制御する高さ
制御手段と、耕深設定器による設定耕深に耕深センサに
よる検出耕深が一致するよう油圧昇降機構を制御する耕
深制御手段とを備えた対地作業機の昇降制御装置におい
て、対地作業機の上昇時の上限高さを設定する上限設定
器を備え、対地作業機を作業状態と非作業状態とに切り
替えるスイッチを備え、該スイッチを非作業状態に切り
替えると前記上限設定器により指定される対地作業機の
設定高さに対地作業機を昇降制御し、前記スイッチを非
作業状態に切り替えると高さ設定器により指定される対
地作業機の設定高さが耕深設定器により指定される対地
作業機の設定高さより低ければ耕深設定器により指定さ
れる対地作業機の設定高さに対地作業機を昇降制御し、
高さ設定器により指定される対地作業機の設定高さが耕
深設定器により指定される対地作業機の設定高さより高
ければ高さ設定器により指定される対地作業機の設定高
さに対地作業機を昇降制御する構成を備えたことを特徴
とする対地作業機の昇降制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24570295A JPH0984410A (ja) | 1995-09-25 | 1995-09-25 | 対地作業機の昇降制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24570295A JPH0984410A (ja) | 1995-09-25 | 1995-09-25 | 対地作業機の昇降制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0984410A true JPH0984410A (ja) | 1997-03-31 |
Family
ID=17137542
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24570295A Pending JPH0984410A (ja) | 1995-09-25 | 1995-09-25 | 対地作業機の昇降制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0984410A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107980261A (zh) * | 2017-11-22 | 2018-05-04 | 中国农业大学 | 一种通用式耕深自动检测控制装置 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH067003A (ja) * | 1993-05-19 | 1994-01-18 | Iseki & Co Ltd | トラクタの油圧昇降制御装置 |
| JPH0622608A (ja) * | 1993-06-16 | 1994-02-01 | Iseki & Co Ltd | トラクタにおける昇降制御装置 |
| JPH06197606A (ja) * | 1993-01-06 | 1994-07-19 | Ishikawajima Shibaura Mach Co Ltd | 対地作業機の昇降制御装置 |
-
1995
- 1995-09-25 JP JP24570295A patent/JPH0984410A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPH06197606A (ja) * | 1993-01-06 | 1994-07-19 | Ishikawajima Shibaura Mach Co Ltd | 対地作業機の昇降制御装置 |
| JPH067003A (ja) * | 1993-05-19 | 1994-01-18 | Iseki & Co Ltd | トラクタの油圧昇降制御装置 |
| JPH0622608A (ja) * | 1993-06-16 | 1994-02-01 | Iseki & Co Ltd | トラクタにおける昇降制御装置 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107980261A (zh) * | 2017-11-22 | 2018-05-04 | 中国农业大学 | 一种通用式耕深自动检测控制装置 |
| CN107980261B (zh) * | 2017-11-22 | 2019-08-30 | 中国农业大学 | 一种通用式耕深自动检测控制装置 |
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