JPH0984185A - スピーカ - Google Patents
スピーカInfo
- Publication number
- JPH0984185A JPH0984185A JP24112495A JP24112495A JPH0984185A JP H0984185 A JPH0984185 A JP H0984185A JP 24112495 A JP24112495 A JP 24112495A JP 24112495 A JP24112495 A JP 24112495A JP H0984185 A JPH0984185 A JP H0984185A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- resin frame
- spacer
- diaphragm
- suspension
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 各種音響機器に使用されるスピーカにおい
て、生産性の向上と固着の信頼性を図ったスピーカを提
供することを目的とするものである。 【構成】 サスペンション22を樹脂フレーム19に載
置し、その上にサスペンション22の外周を保持する形
状の樹脂スペーサ23を載置して樹脂フレーム19と溶
着し、樹脂フレーム19とサスペンション22と樹脂ス
ペーサ23を密着固定する構成として、接着剤による固
定を溶着に変更して生産性向上、固着の信頼度向上を図
ったスピーカを提供するものである。
て、生産性の向上と固着の信頼性を図ったスピーカを提
供することを目的とするものである。 【構成】 サスペンション22を樹脂フレーム19に載
置し、その上にサスペンション22の外周を保持する形
状の樹脂スペーサ23を載置して樹脂フレーム19と溶
着し、樹脂フレーム19とサスペンション22と樹脂ス
ペーサ23を密着固定する構成として、接着剤による固
定を溶着に変更して生産性向上、固着の信頼度向上を図
ったスピーカを提供するものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は各種音響機器に使用され
るスピーカに関するものである。
るスピーカに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のスピーカは図2に示すよ
うに構成されていた。
うに構成されていた。
【0003】同図において、ボトムプレート1とリング
状のマグネット2、同じくリング状のトッププレート3
を積層して結合することによって磁気回路4を構成して
いた。
状のマグネット2、同じくリング状のトッププレート3
を積層して結合することによって磁気回路4を構成して
いた。
【0004】この磁気回路4の上面には樹脂フレーム5
が結合され、磁気回路4の磁気ギャップ6にボイスコイ
ル7を偏心することなくはめ込むようにサスペンション
8をボイスコイル7の中間部に結合、支持させて周縁部
を接着剤9にて樹脂フレーム5に固着し、振動板10の
中央部の孔にボイスコイル7を結合して振動板10の外
周部は接着剤11にて樹脂フレーム5及び接着剤12に
てガスケット13と共に固着し、振動板10の中央上面
にダストキャップ14を貼り付けて構成されていた。
が結合され、磁気回路4の磁気ギャップ6にボイスコイ
ル7を偏心することなくはめ込むようにサスペンション
8をボイスコイル7の中間部に結合、支持させて周縁部
を接着剤9にて樹脂フレーム5に固着し、振動板10の
中央部の孔にボイスコイル7を結合して振動板10の外
周部は接着剤11にて樹脂フレーム5及び接着剤12に
てガスケット13と共に固着し、振動板10の中央上面
にダストキャップ14を貼り付けて構成されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成ではサスペンション8と樹脂フレーム5は接着
剤9にて、振動板10の外周部と樹脂フレーム5とガス
ケット13は接着剤11と接着剤12にて固定されてお
り、接着剤9,11,12が乾燥固化するまでにリード
タイムを要するため生産工程に乾燥設備と乾燥工程が必
要であり、生産性の低下をまねいていた。また、乾燥固
化不十分のまま検査工程で動作検査を実施する危険性が
あり、経時変化を含めた不良検出ができない可能性があ
った。
来の構成ではサスペンション8と樹脂フレーム5は接着
剤9にて、振動板10の外周部と樹脂フレーム5とガス
ケット13は接着剤11と接着剤12にて固定されてお
り、接着剤9,11,12が乾燥固化するまでにリード
タイムを要するため生産工程に乾燥設備と乾燥工程が必
要であり、生産性の低下をまねいていた。また、乾燥固
化不十分のまま検査工程で動作検査を実施する危険性が
あり、経時変化を含めた不良検出ができない可能性があ
った。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、接着剤レスにすることにより乾燥設備と乾燥工程の
削減をし、検査工程にて経時変化の要素を排除したより
確度の高い不良検出を行えるようにし、作業者の健康維
持と公害を阻止し、生産性と信頼度と安全性の高いスピ
ーカを提供することを目的とするものである。
で、接着剤レスにすることにより乾燥設備と乾燥工程の
削減をし、検査工程にて経時変化の要素を排除したより
確度の高い不良検出を行えるようにし、作業者の健康維
持と公害を阻止し、生産性と信頼度と安全性の高いスピ
ーカを提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のスピーカは、樹脂スペーサと樹脂フレームと
の間にサスペンションあるいは樹脂スペーサと樹脂フレ
ームとの間に振動板の外周部をはさみこみ、それぞれの
樹脂スペーサと樹脂フレームとを溶着し、サスペンショ
ンあるいは振動板の外周部を樹脂フレームに減着固定す
る構成としたものである。
に本発明のスピーカは、樹脂スペーサと樹脂フレームと
の間にサスペンションあるいは樹脂スペーサと樹脂フレ
ームとの間に振動板の外周部をはさみこみ、それぞれの
樹脂スペーサと樹脂フレームとを溶着し、サスペンショ
ンあるいは振動板の外周部を樹脂フレームに減着固定す
る構成としたものである。
【0008】
【作用】この構成により生産性を向上、固着の信頼度向
上を図ることができるものである。
上を図ることができるものである。
【0009】
【実施例】以下、本発明のスピーカの実施例について図
1により説明する。
1により説明する。
【0010】同図において、ボトムプレート15とリン
グ状のマグネット16、同じくリング状のトッププレー
ト17を積層して結合することによって磁気回路18を
構成している。
グ状のマグネット16、同じくリング状のトッププレー
ト17を積層して結合することによって磁気回路18を
構成している。
【0011】この磁気回路18の上面には樹脂フレーム
19が結合され、磁気回路18の磁気ギャップ20にボ
イスコイル21を偏心することなくはめ込むようにサス
ペンション22をボイスコイル21の中間部に結合、支
持させて樹脂フレーム19の中間部に周縁部を設置して
いる。
19が結合され、磁気回路18の磁気ギャップ20にボ
イスコイル21を偏心することなくはめ込むようにサス
ペンション22をボイスコイル21の中間部に結合、支
持させて樹脂フレーム19の中間部に周縁部を設置して
いる。
【0012】その上にサスペンション22の外周を保持
する形状の樹脂スペーサ23を設置して樹脂フレーム1
9と溶着し、樹脂フレーム19とサスペンション22と
樹脂スペーサ23を密着固定する構成としている。
する形状の樹脂スペーサ23を設置して樹脂フレーム1
9と溶着し、樹脂フレーム19とサスペンション22と
樹脂スペーサ23を密着固定する構成としている。
【0013】さらに、振動板24の中央部の孔にボイス
コイル21を結合して振動板24の外周部を樹脂フレー
ム19の周縁部に設置し、その上に振動板24の外周を
保持する形状の樹脂スペーサ25を設置して樹脂フレー
ム19と溶着し、樹脂フレーム19と振動板24の外周
部と樹脂スペーサ25を密着固定する構成としている。
コイル21を結合して振動板24の外周部を樹脂フレー
ム19の周縁部に設置し、その上に振動板24の外周を
保持する形状の樹脂スペーサ25を設置して樹脂フレー
ム19と溶着し、樹脂フレーム19と振動板24の外周
部と樹脂スペーサ25を密着固定する構成としている。
【0014】そして、振動板24の中央部上面にダスト
キャップ26を貼り付けてスピーカを構成している。
キャップ26を貼り付けてスピーカを構成している。
【0015】このように本発明によるスピーカは、サス
ペンション22と樹脂フレーム19との固定及び振動板
24の外周部と樹脂フレーム19との固定に接着剤を使
用していないため、接着剤を使用することによるデメリ
ットのないものである。
ペンション22と樹脂フレーム19との固定及び振動板
24の外周部と樹脂フレーム19との固定に接着剤を使
用していないため、接着剤を使用することによるデメリ
ットのないものである。
【0016】また、樹脂スペーサ25を任意の形状にす
ることにより従来のガスケットの機能を果たすことがで
きる。
ることにより従来のガスケットの機能を果たすことがで
きる。
【0017】尚、樹脂フレーム19とサスペンション2
2と樹脂スペーサ23の密着固定、樹脂フレーム19と
振動板24の外周部と樹脂スペーサ25の密着固定はそ
れぞれ独立して構成することもでき、必要に応じて一方
を従来通りの接着剤の使用としても良いが、併用するこ
とにより、効果を一層向上させることができるのは言う
までもない。
2と樹脂スペーサ23の密着固定、樹脂フレーム19と
振動板24の外周部と樹脂スペーサ25の密着固定はそ
れぞれ独立して構成することもでき、必要に応じて一方
を従来通りの接着剤の使用としても良いが、併用するこ
とにより、効果を一層向上させることができるのは言う
までもない。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明によるスピーカは、
サスペンションまたは、振動板の外周部と樹脂フレーム
との固定に樹脂スペーサと樹脂フレームとを溶着して密
着固定することにより、生産性向上、固着の信頼度向上
の図れる工業的価値大なるものである。
サスペンションまたは、振動板の外周部と樹脂フレーム
との固定に樹脂スペーサと樹脂フレームとを溶着して密
着固定することにより、生産性向上、固着の信頼度向上
の図れる工業的価値大なるものである。
【図1】本発明のスピーカの一実施例の断面図
【図2】従来のスピーカの断面図
15 ボトムプレート 16 マグネット 17 トッププレート 18 磁気回路 19 樹脂フレーム 20 磁気ギャップ 21 ボイスコイル 22 サスペンション 23 樹脂スペーサ 24 振動板 25 樹脂スペーサ 26 ダストキャップ
Claims (3)
- 【請求項1】 磁気ギャップを形成した磁気回路の上面
に樹脂フレームを結合し、この樹脂フレームの中間部お
よび周縁部に上記磁気ギャップにはまり込むボイスコイ
ルを結合したサスペンションと振動板の外周部を結合し
てなるスピーカにおいて、樹脂スペーサと上記樹脂フレ
ームとの間に上記サスペンションをはさみこみ、上記樹
脂スペーサと上記樹脂フレームとを溶着したスピーカ。 - 【請求項2】 他の樹脂スペーサと樹脂フレームとの間
に振動板の外周部をはさみこみ、上記他の樹脂スペーサ
と上記樹脂フレームとを溶着した請求項1記載のスピー
カ。 - 【請求項3】 磁気ギャップを形成した磁気回路の上面
に樹脂フレームを結合し、この樹脂フレームの中間部お
よび周縁部に上記磁気ギャップにはまり込むボイスコイ
ルを結合したサスペンションと振動板の外周部を結合し
てなるスピーカにおいて、樹脂スペーサと上記樹脂フレ
ームとの間に振動板の外周部をはさみこみ、上記樹脂ス
ペーサと上記樹脂フレームとを溶着したスピーカ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24112495A JPH0984185A (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | スピーカ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24112495A JPH0984185A (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | スピーカ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0984185A true JPH0984185A (ja) | 1997-03-28 |
Family
ID=17069650
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24112495A Pending JPH0984185A (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | スピーカ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0984185A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6915555B2 (en) * | 2000-11-15 | 2005-07-12 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method for manufacturing speaker |
US7210213B2 (en) * | 2003-07-29 | 2007-05-01 | Citizen Electronics Co., Ltd. | Method for manufacturing a dynamic speaker |
-
1995
- 1995-09-20 JP JP24112495A patent/JPH0984185A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6915555B2 (en) * | 2000-11-15 | 2005-07-12 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method for manufacturing speaker |
US7210213B2 (en) * | 2003-07-29 | 2007-05-01 | Citizen Electronics Co., Ltd. | Method for manufacturing a dynamic speaker |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2006064630A1 (ja) | スピーカ | |
US20090262971A1 (en) | Speaker | |
JPH05252591A (ja) | 円錐ラウドスピーカ | |
US4293741A (en) | Magnet assembly | |
JPH0984185A (ja) | スピーカ | |
KR101952916B1 (ko) | 음향 성능이 향상된 음향기기 | |
JPH08223687A (ja) | スピーカの製造方法 | |
US20030194102A1 (en) | Electroacoustic transducer | |
US7246425B2 (en) | Method of manufacturing a speaker | |
JP2599585Y2 (ja) | スピーカ | |
JPH04296199A (ja) | スピーカ | |
JPH04335798A (ja) | スピーカの製造方法 | |
JPH0514995A (ja) | スピーカおよびその製造方法 | |
JPH04183200A (ja) | スピーカ | |
JP2870033B2 (ja) | スピーカ | |
JP2001245389A (ja) | スピーカ | |
JP4196040B2 (ja) | スピーカの製造方法 | |
JPH0457597A (ja) | スピーカ | |
JPH0628878Y2 (ja) | スピーカ用コーン紙 | |
JPH0514638Y2 (ja) | ||
JPH0132471Y2 (ja) | ||
JPH0984180A (ja) | スピーカ | |
JP4514947B2 (ja) | スピーカ | |
JPH0984197A (ja) | スピーカ組立治具とこれを用いたスピーカの製造方法 | |
JPS6185000A (ja) | スピ−カ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040831 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040907 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050105 |