JPH0514638Y2 - - Google Patents

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JPH0514638Y2
JPH0514638Y2 JP1987018190U JP1819087U JPH0514638Y2 JP H0514638 Y2 JPH0514638 Y2 JP H0514638Y2 JP 1987018190 U JP1987018190 U JP 1987018190U JP 1819087 U JP1819087 U JP 1819087U JP H0514638 Y2 JPH0514638 Y2 JP H0514638Y2
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diaphragm
damper
coil bobbin
frame
fixed
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  • Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
  • Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、スピーカにおけるダンパーの取付構
造に関するものである。
[従来の技術] 従来のスピーカは、第2図に示すように、マグ
ネツト33をヨーク32とプレート34の間に介
在させて固定し、ヨーク32とプレート34とに
よつて形成するギヤツプにボイスコイル36が配
置されて磁気回路が形成されている。ボイスコイ
ル36は筒状のコイルボビン36aに巻つけられ
ており、このコイルボビン36aはヨーク32の
中心に対して等しく保持されるように、ダンパー
37及びサブダンパー39によつて支持されてい
る。ダンパー37とサブダンパー39はスペーサ
38によつて所定間隔あけられ、プレート34上
にカシメ等によつて固定されたフレーム35に固
定されている。また、コイルボビン36aの上端
部には振動板40の内周部が固定されている。こ
の振動板40上にはコイルボビン36aの孔を塞
ぐために防塵布41が取り付けられている。ま
た、振動板40の外周部には、振動板40で振動
された空気が振動板40の裏側に伝わらないよう
に別部材にて形成されたエツジ42が取り付けら
れており、このエツジ42を介して振動板40が
フレーム35に取り付けられている。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、上記した従来のスピーカは、コ
イルボビン36aの中心保持を適正な間隔をもつ
て行うためにダンパー37とサブダンパー39を
使用し、且つ、振動板40を別部材のエツジ42
を介してフレーム35に取り付ける構成であるの
で、各種部品点数が多くなるばかりか、それに伴
つて組立作業が複雑になるといつた問題があつ
た。
また、スピーカの周波数特性0は、振動板40
及びボイスコイル36の中心精度に影響されるこ
とから、これらの取付精度が要求され、部品点数
が多くなると、その分組立の作業性が悪くなると
いつた問題があつた。
本考案はこれらの問題点を解決することを目的
とするものである。
[問題点を解決するための手段] 本考案のスピーカは、上記した目的を解決する
ために、ボイスコイルを備え、振動板の内周と接
続されるコイルボビンと、このコイルボビンを内
周部で支持するダンパーとからなり、このダンパ
ーは外周部がフレームに支持されると共に、ダン
パーの内周部と外周部の間で前記振動板の外周を
支持するようにしたものである。
[作用] このような本考案のスピーカは、ダンパーがそ
の外周部をフレームに固定され、フレームに支持
させる構成をとり、また、ダンパーはコイルボビ
ンを支持すると共に、内周がコイルボビンと接続
された振動板の外周を支持するので、1つのダン
パーでコイルボビン及び振動板を支持することが
できる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を第1図に基づいて説明
する。
図中1は樹脂またはアルミダイキヤスト等から
なるフレームで、このフレーム1の中心にはヨー
ク2が接着固定されている。このヨーク2の上に
はマグネツト3が載せられ、そのマグネツト3の
上にはプレート4が載せられ、それぞれ接着固定
されている。そして、ヨーク2とプレート4との
間には所定間隔の隙間5が設けられている。この
隙間5の中にはボイスコイル6が巻き付けられた
コイルボビン7が配置されるようになつている。
コイルボビン7の上端部には振動板8の内周8a
が接着固定されている。また、コイルボビン7の
ボイスコイル6が巻き付けられている部分と振動
板8が固定されている部分との間には、布等に樹
脂コーテイングし、プレスにて三段階の波形状に
形成されたダンパー9の内周部9aが接着固定さ
れている。このダンパー9の外周部9bはフレー
ム1の外周側に接着固定されている。ダンパー9
は内周部9aからフレーム1に対して平行に伸び
た上部9cと外周部9bからフレーム1に対して
平行に伸びた下部9dとの間に中間部9eが形成
されており、中間部9eと上部9cの間がプレー
ト4上に接着固定されている。また、中間部9e
と下部9dの間には振動板8の外周8bが接着固
定されている。また、振動板8の略中央にはコイ
ルボビン7上を覆い、隙間5の中にほこり等が入
らないように防塵布10が接着されている。
このように形成されたスピーカは、ボイスコイ
ル6に電流を流すことによつて、コイルボビン7
を上下動させ、振動板8を振動させて音を出力す
るのだが、この際、ダンパー9はコイルボビン7
のヨーク2に対する中心保持を行うと共に、振動
板8をフレーム1に弾性的に保持するようになつ
ている。
[効果] 上記した本考案によれば、振動板の内周部をコ
イルボビンに固定させ、振動板の外周部を、フレ
ームに固定され、コイルボビンをヨークとプレー
トとの隙間に中吊り状に支持するダンパーに固定
されているので、コイルボビンを中心保持するた
めにサブダンパーを設けたり、エツジを設けたり
する必要がなく部品点数を大幅に削減でき、且
つ、部品点数の削減にともなつて組み立て作業が
簡素化できるようになる、という効果が得られ
る。また、1つのダンパーによつて振動板及びボ
イスコイルの位置決めができるために作業がし易
くなる、という効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のスピーカを示す断
面図、第2図は従来のスピーカを示す断面図であ
る。 1……フレーム、6……ボイスコイル、7……
コイルボビン、8……振動板、8a……振動板の
内周、8b……振動板の外周、9……ダンパー、
9a……ダンパーの内周部、9b……ダンパーの
外周部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ボイスコイルを備え、振動板の内周と接続され
    るコイルボビンと、このコイルボビンを内周部で
    支持するダンパーとからなり、このダンパーは外
    周部がフレームに支持されると共に、ダンパーの
    内周部と外周部の間で前記振動板の外周を支持す
    ることを特徴とするスピーカ。
JP1987018190U 1987-02-10 1987-02-10 Expired - Lifetime JPH0514638Y2 (ja)

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JP1987018190U JPH0514638Y2 (ja) 1987-02-10 1987-02-10

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JP1987018190U JPH0514638Y2 (ja) 1987-02-10 1987-02-10

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JPS63131300U JPS63131300U (ja) 1988-08-26
JPH0514638Y2 true JPH0514638Y2 (ja) 1993-04-19

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JPS6036960Y2 (ja) * 1980-12-23 1985-11-01 松下電器産業株式会社 スピ−カ

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JPS63131300U (ja) 1988-08-26

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