JPH0331792Y2 - - Google Patents

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JPH0331792Y2
JPH0331792Y2 JP16206586U JP16206586U JPH0331792Y2 JP H0331792 Y2 JPH0331792 Y2 JP H0331792Y2 JP 16206586 U JP16206586 U JP 16206586U JP 16206586 U JP16206586 U JP 16206586U JP H0331792 Y2 JPH0331792 Y2 JP H0331792Y2
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stage
attached
vibration
plate
magnet
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は振動、重低音等の発生する振動装置を
取付けたステージに関するものである。
(従来の技術) 従来、第4図に示すように、振動又は重低音を
発生する振動装置10を取付け部材10aを介し
てステージ構成パネル20に取付けるとともに、
該ステージ構成パネル20を防振部材30を介し
て複数配列したステージを出願人は提案している
{実願昭60−80913号(実開昭61−197782号)}。
(考案が解決しようとする問題点) 前記従来のステージでは、前記振動装置10に
同一の位相で音楽信号等を出力していたことか
ら、該各振動装置10の出力が大きいときは該振
動がステージを設置した部屋の天井等との間で共
鳴し、雑音を発生させるという問題点を有してい
た。
(考案の目的) 本考案は前記従来の問題点に鑑み、各振動装置
から大きな振動が出力するときでも天井等との間
で共鳴して雑音を発生させることがないステージ
を提供しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前記目的を達成するため、振動又は重
低音を発生する振動装置を取り付け、相互に連結
可能な板状のステージ構成パネルを防振部材を介
して複数並設してなるステージにおいて、前記各
ステージ構成パネルを正相の前記振動装置を少な
くとも1個取付けたものと、逆相の該振動装置を
少なくとも1個取付けたものとから構成したこと
を特徴とする。
(作用) 本考案によれば、ステージ構成パネルの各振動
装置に音楽信号等を出力するときは、正相の前記
振動装置と逆相の該振動装置とからそれぞれ反対
の振動等が発生し、該各振動音等は相互に干渉し
合い、天井等との間で共鳴音を発生することがな
い。
(実施例) 第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示すも
ので、第1図は振動装置をステージ構成パネルに
取付けた状態を示す断面図、第2図はステージ構
成パネルに取付けた振動装置を下方から見たもの
で、この図において下半分が励磁体側を示し、上
半分がマグネツト側を示している。なお、従来例
と同一構成部分は同一符号をもつて表す。即ち、
10は重低音或いは振動を発生する振動装置、2
0は方形状に形成した複数のステージ構成パネ
ル、30は防振部材である。
前記各ステージ構成パネル20は上板21と該
上板21と所定間隔をおいて対向する下板22と
を有し、該各板21,22との間には発泡ポリエ
チレンにて形成された弾性部材23を、該各板2
1,22の周縁側には支持枠材24を、該各ステ
ージ構成パネル20間には前記防振部材30をそ
れぞれ介在している。また、該各ステージ構成パ
ネル20の上面には柔軟な樹脂、或いは、木質系
フローリング材にて形成された複数の表面パネル
25を接着し、また、中央寄りには前記振動装置
10を取付ける取付け孔26を設けている。
前記振動装置10は励磁体40と該励磁体40
と所定間隔をおいて対向するマグネツト50とか
らなり、該励磁体40は前記各ステージ構成パネ
ル20における下板22の取付け孔26の周縁に
ネジ51にて取付けられたコアプレート42に、
該マグネツト50は上板21の該取付け孔26の
周縁にネジ41にて取付けられたマグネツトプレ
ート52にそれぞれ取付けられている。前記励磁
体40は環状の巻杆43a内に巻回された励磁コ
イル43bと、該巻杆43aの内周側に設けたフ
ランジ43cにリベツト43dにて連結した板バ
ネ43eとからなり、該板バネ43eはネジ44
を介して前記コアプレート42に連結したバネ支
持台45に螺着され、該バネ支持台45の中央に
はゴムブツシユ46が嵌入している。また、該ゴ
ムブツシユ46の上端には端子板47が取付けら
れ、該端子板47は前記励磁コイル43bと該ゴ
ムブツシユ46を挿通するリード線48をそれぞ
れ接続している。前記マグネツト50は環状に形
成され、その上面を前記マグネツトプレート52
の下面に接着し、下面には同形状のマグネツト保
護板53を接着している。また、該マグネツト5
0の内周側にはゴムブツシユ54を、外周側には
ダンパ55を、該ダンパ55の外周側にはプレー
トリング56を前記マグネツトプレート52の下
面にそれぞれ接着している。更に、前記励磁体4
0と前記マグネツト50、前記マグネツトプレー
ト52及び前記プレートリング56との間に磁気
回路を構成している。
第3図は前記振動装置10を1個又は2個取付
けた前記各ステージ構成パネル20を横方向に5
台、縦方向に複数台配列したステージにおいて、
該各振動装置10の駆動回路を示すもので、60
はレコードプレーヤ、61はカセツトテープレコ
ーダ、62はワイヤレスマイク(図示しない)か
らの音楽信号を受信する受信機、63は該各機器
60〜62の音楽信号を混合するミキサー、64
は前記ミキサー63に接続したアンプで、プラ
ス・マイナスの端子をそれぞれ2個有しており、
該各端子は第3図に向かつて上方で横方向に並列
に配列された第1段目の前記各ステージ構成パネ
ル20の前記振動装置10を正相に、第2段目の
該各ステージ構成パネル20の該各振動装置10
を逆相になるよう接続している。また、これと同
様に第3段目以降の該各振動装置10も正相、逆
相と交互に繰返すよう配列されている。
本実施例によれば、前記レコードプレーヤ60
等の音源及び前記アンプ64からの音楽信号を前
記リード線48を介して前記励磁コイル43bに
印加するときは、前記励磁体40は前記マグネツ
ト50、前記マグネツトプレート52及び前記プ
レートリング56との間で該音楽信号に対応して
上下に振動し、前記バネ支持台45を介して前記
コアプレート42に伝導し、更に、該コアプレー
ト42の振動は前記弾性部材23及び前記支持枠
材24を介して前記上板21及び前記表面パネル
25に伝導する。これにより、該表面パネル25
から重低音或いは振動が発生する。
また、正相の前記振動装置10を取付けた前記
ステージ構成パネル20と、逆相の前記振動装置
10を取付けた前記ステージ構成パネル20とを
それぞれ並列に配列しているから、前記各ステー
ジ構成パネル20から発生する振動音は干渉さ
れ、天井等との間で共鳴することがなく、雑音を
発生させることがない。
更に、従来の如く振動装置10を取付ける取付
け部材10aを設けることなく、本実施例に係る
振動装置10を前記ステージ構成パネル20に取
付けることができる。
尚、前記実施例では前記励磁体40を前記ステ
ージ構成パネル20の下板22側に、前記マグネ
ツト50を上板21側にそれぞれ取付けている
が、これとは逆に、該下板22側に前記マグネツ
ト50を、該上板21側に該励磁体40を取付け
ても良い。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案は振動又は重低音
を発生する振動装置を取付けたステージ構成パネ
ルを防振部材を介して複数配列してなるステージ
において、前記各ステージ構成パネルを正相の前
記振動装置を少なくとも1個取付けたものと、逆
相の該振動装置を少なくとも1個取付けたものと
から構成したので、該各ステージ構成パネルの該
各振動装置に音楽信号等を出力するときは、正相
の前記振動装置と逆相の該振動装置とからそれぞ
れ反対の振動等が発生し、該各振動音等は相互に
干渉し合い、天井等との間で共鳴音を発生するこ
とがなく、雑音のない適性な振動を得ることがで
きるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示すも
ので、第1図は振動装置をステージ構成パネルに
取付けた状態を示す断面図、第2図は振動装置を
ステージ構成パネルに取付けた状態を示す一部切
り欠き平面図、第3図は振動装置の駆動回路を示
す電気回路図、第4図は従来のステージを示す斜
視図である。 図中、10……振動装置、20……ステージ構
成パネル、30……防振部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 振動又は重低音を発生する振動装置を取り付
    け、相互に連結可能な板状のステージ構成パネ
    ルを防振部材を介して複数並設してなるステー
    ジにおいて、 前記各ステージ構成パネルは正相の前記振動
    装置を少なくとも1個取付けたものと、逆相の
    該振動装置を少なくとも1個取付けたものとか
    ら構成した ことを特徴とするステージ。 (2) 正相の振動装置を取付けたステージ構成パネ
    ルと、逆相の振動装置を取付けたステージ構成
    パネルとを交互に配列した ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項記載のステージ。 (3) ステージ構成パネルの上板と下板とを所定間
    隔をおいて対向して設けるとともに、振動装置
    の励磁体とこれに対向するマグネツトを分離し
    て構成し、該励磁体は該上板或いは該下板の一
    方に、該マグネツトは該上板或いは該下板の他
    方にそれぞれ取付けた ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項又は第2項記載のステージ。
JP16206586U 1986-10-22 1986-10-22 Expired JPH0331792Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP16206586U JPH0331792Y2 (ja) 1986-10-22 1986-10-22

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JPS6368284U JPS6368284U (ja) 1988-05-09
JPH0331792Y2 true JPH0331792Y2 (ja) 1991-07-05

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ID=31088967

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JP16206586U Expired JPH0331792Y2 (ja) 1986-10-22 1986-10-22

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220037294A (ko) 2020-09-17 2022-03-24 주식회사 엘지에너지솔루션 단락 발생에 따른 발화 모사를 위한 테스트 셀 및 이를 이용한 단락 발생에 따른 발화 모사 방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20220037294A (ko) 2020-09-17 2022-03-24 주식회사 엘지에너지솔루션 단락 발생에 따른 발화 모사를 위한 테스트 셀 및 이를 이용한 단락 발생에 따른 발화 모사 방법

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Publication number Publication date
JPS6368284U (ja) 1988-05-09

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