JPH0981012A - 感光体保護部材 - Google Patents

感光体保護部材

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JPH0981012A
JPH0981012A JP7256753A JP25675395A JPH0981012A JP H0981012 A JPH0981012 A JP H0981012A JP 7256753 A JP7256753 A JP 7256753A JP 25675395 A JP25675395 A JP 25675395A JP H0981012 A JPH0981012 A JP H0981012A
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JP
Japan
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photoconductor
developing unit
image forming
forming apparatus
optical writing
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JP7256753A
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Inventor
Hideo Aoki
秀夫 青木
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光書き込み画像形成装置の感光体の保護が効
果的になされ、さらに現像ユニットの着脱時の操作性を
向上させる、感光体保護部材を提供する。 【解決手段】 感光体保護部材28は、端部に感光体2
の中心軸2aを把持可能な把持溝28cを有する感光体
保護部28aを備え、中央部に把手部28bを備え、さ
らに係合片29aを有するロック部29を他端部に備
え、現像ユニット1への嵌合装着時に把持溝28cが感
光体2の中心軸2aを把持し、さらに係合片29aが現
像ユニット1に係止され、かつ感光体保護部28aが感
光体2に接触することなく感光体2を覆って保護する構
成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感光体保護部材、
とりわけ光書き込み画像形成装置の取外し可能な感光体
を保護する感光体保護部材に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、ドラム状の感光
体を備える光書き込み画像形成装置においては、本体ケ
ース内の略中央部に回転可能に設けられた感光体の周囲
に、感光体表面を帯電させる帯電器、感光体表面へ画像
の書き込みを行う光学装置、潜像が形成された感光体表
面にトナーを与える現像器、感光体表面のトナーを用紙
に転写する転写器、感光体表面に残存するトナーを除去
するクリーニング装置等が配置されている。
【0003】前記各装置のうちで、現像器に着目する
と、消耗品であるトナーの補充交換等の便宜をはかるべ
く、着脱可能なユニットに構成されているのが常であ
る。このようなユニットには、フレームに現像器だけで
なく、ドラム状の感光体をはじめトナーカートリッジ
(トナー貯蔵部)やクリーニング部(廃トナー回収部)
が搭載されている一体型構成のものと、前記各構成要部
を2〜3ユニットに分離して構成した分離型構成のもの
があり、いずれも光書き込み画像形成装置の本体から着
脱自在に構成されている。
【0004】前記のような一体型構成では、1ユニット
構成のため交換作業性に優れ、トナー飛散防止が簡単に
なる等の利点がある半面、トナー容量が限定され、トナ
ーが消耗して終了時に、さらに寿命が長い他の部品や装
置も共にユニットごと交換廃棄することになり、ランニ
ングコスト的に不利である。
【0005】また、分離型構成においては、各部品や装
置の寿命に合わせてユニットを構成することができるか
ら、ランニングコストでは有利となるが、ユニットが複
数に分れるため交換操作性、トナー飛散防止性において
不利である。
【0006】ところで前記のような一体型構成において
も、あるいは分離型構成においても、現像ユニット等の
着脱自在のユニット側に感光体が搭載されるから、ユニ
ットの脱着時(交換時)に感光体を損傷するおそれがあ
った。さらに、ユニットが取り外された状態で感光体が
光を浴びることによる、感光体の劣化といった問題があ
った。そこで、別部材が感光体に接触したり、感光体に
手で触れることを防止するための感光体保護シャッタを
ユニットに設ける構成が提案された。
【0007】しかしながら、とりわけ現像器と感光体と
が一体のユニット構成においては、光書き込み画像形成
装置の本体への装着時に感光体そのものを他の部品や装
置、たとえば感光体表面のクリーニングと接触させる必
要があり、さらに機能的にも、光書き込みの光路、帯電
器、転写器、クリニング装置等に対して感光体面を開放
せねばならず、よってシャッタを設けることに困難が伴
うという問題があった。
【0008】本発明は従来技術の有する前記のような課
題や欠点を解決するためなされたもので、その目的は感
光体保護が効果的になされ、さらにユニットの着脱時の
操作性を向上させる感光体保護部材を提供することにあ
る。
【0009】さらに、光書き込み画像形成装置本体の梱
包時に、感光体保護部材が嵌合された状態のまま現像ユ
ニットが光書き込み画像形成装置本体に装着されるが、
その際に感光体保護部材が転写装置の転写ローラと接触
することのない、感光体保護部材を提供することにあ
る。
【0010】さらに、光書き込み画像形成装置本体と、
感光体保護部材が嵌合された状態の現像ユニットとの一
体梱包における、現像ユニットの落下対策が施された感
光体保護部材を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を実現するため
本発明に係る感光体保護部材は、光書き込み画像形成装
置に適用される感光体を搭載する前記光書き込み画像形
成装置本体に着脱自在の現像ユニットに嵌合装着される
ものであって、端部に感光体の中心軸を把持可能な把持
溝を有する感光体保護部を備え、中央部に把手部を備
え、さらに係合片を有するロック部を他端部に備え、前
記現像ユニットへの嵌合装着時に前記把持溝が前記感光
体の前記中心軸を把持し、さらに前記係合片が前記現像
ユニットに係止され、かつ前記感光体保護部が前記感光
体に接触することなく前記感光体を覆って保護する構成
としたことを特徴とする。
【0012】あるいは、前記の感光体保護部材に、転写
ローラとの接触を防止する突起部を設けたことを特徴と
する。
【0013】あるいは、前記の感光体保護部材に、前記
光書き込み画像形成装置本体に嵌合自在のスライドロッ
ク片を、前記感光体保護部材を装着した前記現像ユニッ
トが前記光書き込み画像形成装置本体内に同梱される際
の光書き込み画像形成装置本体との固定手段として設け
たことを特徴とする。
【0014】本発明に係る感光体保護部材によれば、中
央部の把手部を持って把持溝に感光体の中心軸を把持さ
せ、さらにロック部の係合片を現像ユニットに係止させ
る操作が容易になされ、よって感光体保護部材が現像ユ
ニットに安定かつ堅固に装着される。しかも感光体保護
部が感光体に接触することなく感光体を覆うことによ
り、感光体が効果的に保護され、加えて脱着時の操作性
が向上する。
【0015】さらに、感光体保護部材に、転写ローラと
の接触を防止する突起部が設けられたことにより、光書
き込み画像形成装置本体の梱包時に、感光体保護部材が
嵌合された状態のまま現像ユニットが光書き込み画像形
成装置本体に装着されても、感光体保護部材が転写装置
の転写ローラと接触することがない。
【0016】さらに、感光体保護部材に設けた嵌合自在
のスライドロック片により、光書き込み画像形成装置本
体と、感光体保護部材が嵌合された状態の現像ユニット
との一体梱包において、現像ユニットが光書き込み画像
形成装置本体内に固定され、よって上下移動による現像
ユニットの落下が防止される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。図1は本発明に係る感光体
保護部材の一実施形態を示すもので、感光体保護部材が
現像ユニットに装着された状態における一部断面の側面
図である。また図2は、その斜視図である。
【0018】図1の説明に先立って、まず、本発明に係
る感光体保護部材が適用される光書き込み画像形成装置
の一例として、電子写真プロセスを利用した画像形成装
置であるレーザプリンタの全体構造を、図3に示す断面
図に基づき説明する。
【0019】同図に示されるように、レーザプリンタL
の本体ケース4内には、その略中央部に感光体2が配置
され、感光体2の周囲には、帯電器3、現像ユニット
1、転写装置5、クリーニング装置6等が配置されてい
る。また、これらの下方には、記録紙8を1枚ずつ給紙
する給紙ローラ9、給紙された記録紙8を所定のタイミ
ングで転写装置5側へ送り出すレジストローラ10など
が設けられている。
【0020】更に、感光体2の上方には、転写装置5に
おいて記録紙8へ転写された画像を定着させる定着装置
11、この定着装置11において画像定着が行われた記
録紙8をスタッカ部13へ排紙する排紙ローラ12等が
設けられている。また、現像ユニット1の下方には、感
光体2上へ画像の書き込みを行う光学装置20が設けら
れている。
【0021】本体ケースの一部である本体カバー7の上
面部には、画像形成が行われた記録紙8が排紙されるス
タッカー部13が形成されている。またスタッカー部1
3の下方には、金属製のケース14内に収納された電装
部15が設けられており、この電装部15は、コントロ
ーラ基板16およびコントロール基板16上に取り付け
られた各種の調整スイッチや制御ユニット(図示せず)
等により形成されている。さらに、ケース14の右方に
は、電源17や電装基板18が収納されている。
【0022】また、本体ケース4の図中右方に、本体ケ
ース4の一部を支点として回動可能な前カバー21が設
けられており、この前カバー21には、転写装置5、定
着装置11、排紙ローラ12が取り付けられ、サプライ
の交換、記録紙ジャム時の処理等が容易に行えるように
構成されている。
【0023】図4は、図3に示される現像ユニット1の
構成を説明する模式断面図である。同図に示されるよう
に、現像ユニット1の現像ケース27には感光体2、第
2現像ローラ22、第1現像ローラ23、トナー攪拌部
材24が設けられており、さらに、第1現像ローラ23
上のトナーを薄層にするための現像ブレード25が設け
られている。
【0024】この現像ユニット1に対し、2点鎖線で示
されるような、クリーニング装置と一体に構成されたト
ナーカートリッジ40を矢印方向から装着することによ
り、トナーカートリッジ40内のトナーがA方向からト
ナー攪拌部材24に供給されることになる。このように
現像ユニット1とトナーカートリッジ40を分離させる
と、比較的長寿命の感光体や各現像ローラに対して、消
耗品であるトナーや、比較的短寿命のクリーニングブレ
ード等の交換が合理的になる。とりわけ感光体、各現像
ローラ等は他のパーツよりもコスト高であるから、複数
ユニットに分離構成するのが有利である。
【0025】ところで、図示されるように現像ユニット
1がレーザプリンタLの本体ケース4から取り外された
状態では、感光体2は露出状態であり、手に触れられる
ことで、異常画像の発生につながる指脂が付着したり、
塵埃が付着したり、傷がつきやすい上、また、光による
感光層の劣化が生じ易くなる。
【0026】そこで本発明は、この現像ユニット1に装
着あるいは脱着される、後述する感光体保護部材を提供
するものである。
【0027】図5は、図3に示された転写装置5の構成
を説明する断面図である。また図6は、図5に示される
転写装置軸部の構成を説明する分解斜視図である。
【0028】両図において、転写装置5は転写ローラ5
a、軸受32、圧縮スプリング33、突当てコロ31、
ストッパ34、案内部21aから構成される。転写ロー
ラ5aは軸受32により、前カバー21に設けられてい
る案内部21aに支持されており、また、軸受32は圧
縮スプリング33により前方(感光体2側)に押圧され
ている。突当てコロ31は、転写ローラ5aの感光体2
への噛合い量を規定するためのもので、転写ローラの軸
上に設けられ、感光体2と転写ローラ5aとの噛合い量
の管理を行っている。
【0029】次に、図1および図2に基づき、本発明に
係る感光体保護部材の実施形態を説明する。両図に示さ
れるように、本発明に係る感光体保護部材28は、端部
に感光体2の中心軸2aを把持可能な把持溝28cを有
する感光体保護部28aを備え、中央部に把手部28b
を備え、さらに係合片29aを有するロック部29と、
係合片29aを内側に付勢するスプリング30を他端部
に備える。
【0030】感光体保護部28aは、感光体2の径より
も大きい径を有する略半円管状で、感光体2を非接触に
覆う構成となっており、また把持溝28cは、一方向に
開口を有し、中心軸2aの挿通と把持が容易にできる構
成となっている。
【0031】把手部28b、28bは、図2に示される
ように一対で形成され、それぞれの把手部28b、28
bの図中左端に、係合片29aを有するロック部29と
スプリング30がそれぞれ設けられている。係合片29
aを有するロック部29は、把手部28bと一体に形成
されていてもよく、あるいは別体であって把手部28b
に軸支されて組み付けられた構成であってもよい。一
方、現像ユニット1のケース27には、係合片29aを
係止する係止突起部27aが設けられている。
【0032】前記のような構成の感光体保護部材28
を、現像ユニット1へ嵌合装着する操作を説明する。先
ず把手部28b、28bを掴んで感光体保護部材28を
移動し、把持溝28cに感光体2の中心軸2aを挿通し
て把持させる。つぎに中心軸2aを中心に、感光体保護
部材28の左端(図1参照)を反時計方向に回動させ
て、係合片29aを現像ユニット1の係止突起部27a
に係止させる。係合片29aはスプリング30により内
側に付勢されているから、係合片29aは係止突起部2
7aに堅固に係止される。このとき、感光体保護部28
aが感光体2に接触することなく、感光体2を覆って保
護する。
【0033】つぎに感光体保護部材28が装着された現
像ユニット1を光書き込み画像形成装置内に装着した際
に、感光体保護部材28を現像ユニット1から脱離させ
る操作を説明する。図1で先ず、ロック部29をB方向
に引くと、係合片29aが係止突起部27aから離れ
る。ここで感光体保護部材28をC方向に回動し、更に
感光体保護部材28全体をD方向に移動させることによ
り、容易に取り外すことができる。このように、脱着時
の操作性が向上する。
【0034】ところで、光書き込み画像形成装置本体の
梱包時に、感光体保護部材28が装着された現像ユニッ
ト1も一体同梱として装置本体内に装着することで、使
用開始時の現像ユニット装着操作の手間を省いて操作性
を向上させ、また梱包材削除によるコストダウンを図る
ことができる。これを実現するためには、梱包状態にお
ける転写ローラ5aと感光体2との接触を防ぐ工夫が必
要になる。
【0035】図7は、本発明に係る感光体保護部材の他
の実施形態として、前記のような工夫が施された構成を
示すものであり、転写装置への作用を説明する一部断面
側面図である。なお図1と同様の部分は同一の符号を付
して説明を省略する。
【0036】同図で、感光体保護部材28の感光体保護
部28a先端の、突当てコロ31の当接位置に、長さE
だけ突出した突起28dが設けられている。この突起2
8dが突当てコロ31に当接して、転写ローラ5aを後
方に押し戻し、これによって梱包時の転写ローラ5aと
感光体保護部材28との接触防止が可能になる。
【0037】ところで、現像ユニット1の光書き込み画
像形成装置内での位置決めは、後述する図9に示すよう
に、ケース27に設けられた、外側に突出した主基準軸
27b、従基準軸27cが、本体フレーム34に設けら
れた2個の凹部に嵌合することによりなされている。光
書き込み画像形成装置が使用状態にある際は、現像ユニ
ット自重やトナーカートリッジやそれを押圧する部材に
より、現像ユニット1が固定され、また、駆動がかかっ
た時は下方向に力が働くことで現像ユニット1が固定さ
れる。
【0038】しかしながら、感光体保護部材28が装着
された現像ユニット1が一体同梱として光書き込み画像
形成装置本体内に装着されるとき、梱包時や梱包後に上
方向衝撃が加わると感光体保護部材および現像ユニット
が外れて落下するおそれがあり、よって上方向の衝撃が
加わった際の現像ユニット1の脱落を防ぐ固定手段が必
要となる。
【0039】図8〜図10は、本発明に係る感光体保護
部材の別の実施形態として、前記のような固定手段を備
えた構成を示すものである。なお図1と同様の部分は同
一の符号を付して説明を省略する。
【0040】図8は、感光体保護部材の光書き込み画像
形成装置への係止動作を説明する要部断面図である。
【0042】図9は、図8に示される感光体保護部材
の、現像ユニットへの装着状態における一部断面側面図
である。さらに図10は、図9に示される感光体保護部
材ならびに現像ユニットの斜視図である。
【0043】図8〜図10で、感光体保護部材28内に
は、光書き込み画像形成装置本体に嵌合自在のスライド
ロック片35が設けられている。スライドロック片35
は、感光体保護部材28を装着した現像ユニット1が光
書き込み画像形成装置本体内に同梱された際のフレーム
34との固定手段として作用する。
【0044】スライドロック片35は逆T字状であり、
矢印方向(図8参照)にスライドさせることにより、ス
ライドロック片35の先端が光書き込み画像形成装置本
体フレーム34の穴34aと嵌合し、あるいは穴34a
から離脱する。スライドロック片35の先端が穴34a
と嵌合した状態で、現像ユニット1の上方向への移動が
封じられ、よって現像ユニット1の光書き込み画像形成
装置本体からの離脱が防がれる。また、感光体保護部材
28に設けた突起28eと現像部ロック35下端面に設
けた凹部35aの嵌合によって、現像部ロック35を固
定できる。
【0045】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明に係る感光体
保護部材は、感光体の中心軸を把持する把持溝と、現像
ユニットに係止するロック部の係合片と、感光体保護部
材全体の移動を容易にする把手部を備えて構成すること
で、感光体保護部材の現像ユニットへの着脱操作を極め
て容易にできる。しかも現像ユニットへの装着時に感光
体保護部が感光体に接触することなく感光体を覆うこと
により、感光体が効果的に保護され、よって指脂等の付
着、感光面の損傷あるいは劣化等による画像異常の発生
を防止できる。さらに、現像ユニットの交換の作業性お
よび操作性が改善され、コスト低減が可能になる。
【0046】さらに、転写ローラの他部材への不要な接
触を防止する突起を設ける構成であるから、転写ローラ
のクリープを防ぎ、転写機能の安定性を図ることができ
る。さらに、梱包時において感光体保護部材を現像ユニ
ットと共に、光書き込み画像形成装置本体に係止するス
ライドロック片を設ける構成であるから、梱包時や梱包
後に上方向衝撃が加わっても感光体保護部材および現像
ユニットの離脱落下を防ぐことができ、よって現像ユニ
ットのみならず他ユニットの破損を防ぐことが可能にな
る。このように、本発明に係る感光体保護部材は、光書
き込み画像形成装置の製造、調整、保守の各面において
極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る感光体保護部材の一実施形態で、
現像ユニットへの装着状態における一部断面側面図であ
る。
【図2】図1に示される感光体保護部材ならびに現像ユ
ニットの斜視図である。
【図3】`本発明に係る感光体保護部材の適用される光
書き込み画像形成装置の全体構造を示す断面図である。
【図4】図3に示される現像ユニットの構成を説明する
模式断面図である。
【図5】図3に示される転写装置の構成を説明する断面
図である。
【図6】図5に示される転写装置軸部の構成を説明する
分解斜視図である。
【図7】本発明に係る感光体保護部材の他の実施形態
で、転写装置への作用状態を説明する一部断面側面図で
ある。
【図8】本発明に係る感光体保護部材の別の実施形態
で、光書き込み画像形成装置への係止状態を説明する要
部断面図である。
【図9】図8に示される感光体保護部材の、現像ユニッ
トへの装着状態における一部断面側面図である。
【図10】図9に示される感光体保護部材ならびに現像
ユニットの斜視図である。
【符号の説明】
1 現像ユニット 2 感光体 2a 中心軸 27 ケース 27a 係止突起部 28 感光体保護部材 28a 感光体保護部 28b 把手部 28c 把持溝 29 ロック部 29a 係合片 30 スプリング B ロック部の移動方向 C 感光体保護部材の回動方向 D 感光体保護部材の離脱方向

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光書き込み画像形成装置に適用される感
    光体を搭載する前記光書き込み画像形成装置本体に着脱
    自在の現像ユニットに嵌合装着されるものであって、端
    部に感光体の中心軸を把持可能な把持溝を有する感光体
    保護部を備え、中央部に把手部を備え、さらに係合片を
    有するロック部を他端部に備え、前記現像ユニットへの
    嵌合装着時に前記把持溝が前記感光体の前記中心軸を把
    持し、さらに前記係合片が前記現像ユニットに係止さ
    れ、かつ前記感光体保護部が前記感光体に接触すること
    なく前記感光体を覆って保護する構成としたことを特徴
    とする感光体保護部材。
  2. 【請求項2】 前記の感光体保護部材に、転写ローラと
    の接触を防止する突起部を設けたことを特徴とする請求
    項1記載の感光体保護部材。
  3. 【請求項3】 前記の感光体保護部材に、前記光書き込
    み画像形成装置本体に嵌合自在のスライドロック片を、
    前記感光体保護部材を装着した前記現像ユニットが前記
    光書き込み画像形成装置本体内に同梱される際の光書き
    込み画像形成装置本体との固定手段として設けたことを
    特徴とする請求項1乃至2記載の感光体保護部材。
JP7256753A 1995-09-09 1995-09-09 感光体保護部材 Pending JPH0981012A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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