JPH0980296A - 自動合焦装置 - Google Patents

自動合焦装置

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JPH0980296A
JPH0980296A JP7234095A JP23409595A JPH0980296A JP H0980296 A JPH0980296 A JP H0980296A JP 7234095 A JP7234095 A JP 7234095A JP 23409595 A JP23409595 A JP 23409595A JP H0980296 A JPH0980296 A JP H0980296A
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lens
movement
target
amount
driving
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JP7234095A
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Toru Iwane
透 岩根
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Nikon Corp
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/28Systems for automatic generation of focusing signals
    • G02B7/34Systems for automatic generation of focusing signals using different areas in a pupil plane

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Focusing (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 環境条件の影響を抑制して撮影レンズを目標
地点まで所定時間内に正確に移動する。 【解決手段】 撮影レンズ4を合焦駆動するレンズ駆動
手段12と、撮影レンズ4の焦点はずれ量を検出する焦
点はずれ量検出手段5と、焦点はずれ量検出手段5によ
り検出された焦点はずれ量に基づいて撮影レンズ4の目
標地点までの最適な移動軌跡を設定する移動軌跡設定手
段7と、移動軌跡設定手段7により設定された移動軌跡
に沿ってレンズ駆動手段12により撮影レンズ4を移動
する制御手段7とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮影レンズを駆動
して被写体に合焦させる自動合焦装置に関する。
【0002】
【従来の技術】撮影レンズを駆動して被写体に合焦させ
る自動合焦装置が知られている。この種の装置では、撮
影レンズを目標地点へ移動する際に、目標までの残駆動
量に対してモーターの可変電圧駆動における駆動電圧を
段階的に変えたり、パルス電圧駆動におけるデューティ
比を変え、目標地点の近傍で十分に減速させた上で停止
している。あるいはまた、数式1に示すように、現在の
速度、目標地点までの残駆動量および残駆動量の積算値
を線形結合してパルス電圧駆動におけるデューティ比ま
たは可変電圧駆動における駆動電圧を決定する、いわゆ
るPID法により撮影レンズを合焦駆動している。
【数1】p=αV+β・ΔX+γ・∫ΔXdt ここで、Vは測定された現在速度、ΔXは目標までの残
駆動量、α,β,γは定数である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
自動合焦装置における上述した撮影レンズの駆動制御方
法には、カメラならびに撮影レンズの一般的性質からい
くつかの解決すべき問題点がある。つまり、カメラは夏
の炎天下における高い温度から氷点下よりもはるかに低
い温度までの広い周囲温度範囲で使用され、また使用さ
れる姿勢も被写体によって変化し全く一定することがな
いため、一様な駆動方法では環境の影響を受けやすく、
望ましい合焦駆動を実現するのが困難である。たとえ
ば、モーターに同一デューティ比や同一駆動電圧の駆動
電源を供給していても、周囲温度が変化すると潤滑油の
粘性抵抗や駆動系に用いられるギアの噛み合わせ状態が
膨張収縮により変化するため、伝達効率が変化して駆動
力が変わってしまう。また、駆動される合焦レンズ群が
カメラの姿勢により上向きの駆動や下向きの駆動となっ
て駆動部の加重が変わるため、必要な駆動力が変化す
る。さらに、電源電池の端子電圧の変化や温度低下に伴
う電池の内部抵抗値の増大などにより、実質的な駆動力
が変化する。このように、レンズの駆動系は種々の環境
条件に対して敏感であり、実際の駆動が設計時に想定し
た駆動と異なった条件で行われることを前提としなけれ
ばならないので、定常的な駆動性能もしくは駆動能力を
決定することは極めて困難なことである。
【0004】従来の自動合焦装置における撮影レンズの
駆動制御方法は、上述したような環境条件の実際の駆動
力に与える影響を基本的に無視しており、環境変化に起
因した駆動力の変動が排除されていないために、一定距
離だけ撮影レンズを合焦駆動する時の所要時間は大きく
ばらつく。このような駆動能力のばらつきは時間的な問
題にとどまらず、それ以外にも大きな問題を含んでい
る。つまり、条件によっては目標地点で停止することが
できずに通り過ぎてしまうというオーバーラン現象を引
き起こすことがある。また、駆動伝達系はギアなどの機
械部品で構成されているから、それらの有するガタによ
りオーバーラン後の逆転駆動時には目標地点で正確に停
止することができない。その結果、正確に駆動を収束す
ることができなくなる。また、所要移動時間がばらつく
ことはカメラにとってはかなり不都合な条件となる。通
常、カメラは合焦駆動後に露光が行なわれるが、所要移
動時間がばらつくと、最適なタイミングでシャッターが
レリーズされても実際の露光タイミングがばらつく。こ
のレリーズタイムラグの揺らぎはカメラの使用者に不快
感を与え、シャッターチャンスを逃す原因ともなる。ま
た、連写においても、撮影速度が環境により変化して一
定にならない。
【0005】本発明の目的は、環境条件の影響を抑制し
て撮影レンズを目標地点まで所定時間内に正確に移動す
る自動合焦装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、撮影レンズを合焦駆動するレン
ズ駆動手段と、前記撮影レンズの焦点はずれ量を検出す
る焦点はずれ量検出手段と、前記焦点はずれ量検出手段
により検出された焦点はずれ量に基づいて、前記撮影レ
ンズの目標地点までの最適な移動軌跡を設定する移動軌
跡設定手段と、前記移動軌跡設定手段により設定された
移動軌跡に沿って前記レンズ駆動手段により前記撮影レ
ンズを移動する制御手段とを備える。請求項2の自動合
焦装置は、前記移動軌跡設定手段によって、前記目標地
点で前記撮影レンズの移動速度および移動加速度が0と
なるような移動軌跡を設定するようにしたものである。
請求項3の自動合焦装置は、前記移動軌跡設定手段によ
って、前記焦点はずれ量と前記目標地点までの所要移動
時間と最大移動速度とに基づいて移動軌跡を設定するよ
うにしたものである。請求項4の自動合焦装置は、前記
焦点はずれ量検出手段により検出された焦点はずれ量に
基づいて、前記撮影レンズを前記目標地点まで移動する
ためのレンズ駆動量を演算するレンズ駆動量演算手段
と、前記撮影レンズの実際の移動量を検出するレンズ移
動量検出手段と、前記レンズ駆動量演算手段により演算
されたレンズ駆動量と前記レンズ移動量検出手段により
検出された実際のレンズ移動量とに基づいて、前記撮影
レンズの残駆動量を演算する残駆動量演算手段と、前記
残駆動量演算手段により演算された残駆動量に基づい
て、所定時間後の前記移動軌跡上の目標位置とその目標
位置における目標速度を決定する目標値決定手段とを備
え、前記制御手段によって、前記所定時間後に前記撮影
レンズが前記目標位置を前記目標速度で移動するように
制御するようにしたものである。請求項5の自動合焦装
置は、前記レンズ移動量検出手段により検出された移動
量に基づいて前記撮影レンズの現在位置および現在の移
動速度を演算する現在値演算手段を備え、前記制御手段
によって、前記目標値決定手段により決定された目標位
置および目標速度と前記現在値演算手段により演算され
た現在位置および現在の移動速度とに基づいて、前記レ
ンズ駆動手段の駆動力を決定するようにしたものであ
る。請求項6の自動合焦装置は、前記レンズ駆動手段に
よって、前記制御手段により決定された駆動力に応じた
パルス電圧駆動におけるデューティー比または可変電圧
駆動における駆動電圧で前記撮影レンズを駆動するよう
にしたものである。請求項7の自動合焦装置は、前記移
動軌跡設定手段によって、移動軌跡から移動時間に対す
る位置とその位置における移動速度のテーブルを作成
し、前記制御手段によって、前記テーブルを参照しなが
ら前記レンズ駆動手段により前記撮影レンズを移動する
ようにしたものである。
【0007】請求項1の自動合焦装置では、撮影レンズ
の焦点はずれ量に基づいて撮影レンズの目標地点までの
最適な移動軌跡を設定し、その移動軌跡に沿って撮影レ
ンズを移動する。請求項2の自動合焦装置では、撮影レ
ンズの焦点はずれ量に基づいて目標地点で撮影レンズの
移動速度および移動加速度が0となるような移動軌跡を
設定し、その移動軌跡に沿って撮影レンズを移動する。
請求項3の自動合焦装置では、撮影レンズの焦点はずれ
量と目標地点までの所要移動時間と最大移動速度とに基
づいて移動軌跡を設定し、その移動軌跡に沿って撮影レ
ンズを移動する。請求項4の自動合焦装置では、撮影レ
ンズの残駆動量に基づいて所定時間後の移動軌跡上の目
標位置とその目標位置における目標速度を決定し、所定
時間後に撮影レンズが目標位置を目標速度で移動するよ
うに撮影レンズを駆動制御する。請求項5の自動合焦装
置では、撮影レンズの現在位置および現在の移動速度
と、所定時間後の移動軌跡上の目標位置およびその目標
位置における目標速度とに基づいてレンズ駆動手段の駆
動力を決定し、その駆動力で撮影レンズを駆動する。請
求項6の自動合焦装置では、撮影レンズの現在位置およ
び現在の移動速度と、所定時間後の移動軌跡上の目標位
置およびその目標位置における目標速度とに基づいて駆
動力を決定し、その駆動力に応じたパルス電圧駆動にお
けるデューティー比または可変電圧駆動における駆動電
圧で撮影レンズを駆動する。請求項7の自動合焦装置で
は、移動軌跡から移動時間に対する位置とその位置にお
ける移動速度のテーブルを作成し、そのテーブルを参照
しながら撮影レンズを移動する。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は一発明の実施の形態の構成
を示す機能ブロック図である。図において、レンズ部1
はカメラボディ2に着脱され交換可能である。ミラー3
は、撮影レンズ4を通過した光束の一部を不図示のファ
インダーへ導くとともに、他の一部を焦点はずれ量検出
部5へ導く。焦点はずれ量検出部5は、撮影レンズ4の
焦点面と予定結像面(フィルム面)6との間の焦点はず
れ量、すなわちデフォーカス量を検出し、検出したデフ
ォーカス量を演算部7へ送る。ところで、撮影レンズ4
の移動量はモーター軸エンコーダ8により1パルス当た
り所定の移動量を示すパルス数として検出されるので、
焦点はずれ量検出部5で検出したデフォーカス量をエン
コーダー8と同一単位のパルス数に変換すれば制御上都
合がよい。そこで、駆動量/焦点はずれ量変換部9によ
ってデフォーカス量をパルス数で表されるレンズ駆動量
に変換する。なお、モーター軸の回転量に変換してもよ
い。変換されたレンズ駆動量はメモリ10に格納され、
レンズ駆動制御に用いられる。なお、演算部7はマイク
ロコンピューターにより構成され、後述する制御プログ
ラムを実行して合焦制御を行なう。
【0009】この発明の実施の形態では、環境条件の影
響を抑制して撮影レンズ4を目標地点まで所定の移動時
間内に正確に移動するために、目標地点に近づくにつれ
て位置や速度が急激に変化しないように、目標地点で速
度のみならず加速度も0となるような撮影レンズ4の移
動軌跡を設定し、この移動軌跡に沿って撮影レンズ4を
移動する。なお、この移動軌跡の算出方法については後
述する。デフォーカス量に基づいて撮影レンズ4の駆動
量が決定されると、レンズ駆動制御が開始されるととも
に、撮影レンズ4の実際の移動量がモーター軸エンコー
ダ8によりモニターされる。モータ軸エンコーダ8によ
り検出されたレンズ移動量の読み込みから、PWMモー
タドライバー11によるモータ駆動力の出力までを一連
のレンズ駆動制御サイクルとした場合、レンズ駆動制御
サイクルごとの撮影レンズ4の駆動すべき量である残駆
動量を求める。残駆動量の初期値は最初にメモリ10に
格納したレンズ駆動量であり、レンズ駆動開始後はレン
ズ駆動制御サイクルごとに残駆動量からエンコーダ8に
より検出された実際のレンズ移動量が差し引かれ、残駆
動量が更新される。次に、残駆動量に基づいて上記移動
軌跡上の所定時間後の目標位置とその位置における目標
速度を決定する。これは、予め定めたテーブルを参照し
て決定するか、あるいは演算により算出する。なお、目
標位置と目標速度の決定方法については後述する。上述
したレンズ駆動制御サイクルを例えば2msとすると、
移動軌跡上の2ms後の位置とその位置における速度を
駆動の目標値として設定する。なお、この発明の実施の
形態では目標位置と目標速度を定める時点を1駆動制御
サイクル後としたが、1駆動制御サイクル以外の所定時
間後としてもよい。
【0010】目標位置と目標速度が決定されたら、演算
部7で、目標位置および目標速度とモニターされた現在
位置および現在の移動速度との誤差量を求め、この誤差
量を例えば数式2に示すようなPD型の誤差式に代入し
て駆動力pを求める。
【数2】p=α(Vp−V)+β(Xp−X) ここで、Vpは目標速度、Vは現在速度、Xpは目標位
置、Xは現在位置、α,βは係数である。また、駆動力
pはモータに印加されるデューティ比または駆動電圧を
表わす量である。デューティ比および駆動電圧はそれぞ
れ上限と下限が存在するので、モータおよびギア12の
駆動制御ではそれらを越えないようにしなければならな
い。
【0011】なお、数式2による駆動力pの算出方法で
は、誤差項を一次式の結合としたが、駆動力pの算出方
法は上記数式2にる方法に限定されず、数式3に示すよ
うに誤差項のn次や1/n次の結合としてもよい。
【数3】
【0012】このようにして駆動力pが算出されたら、
駆動力pをPWMモータドライバー11へ出力する。P
WMモータドライバー11は、駆動力pに応じたパルス
電圧駆動におけるデューティ比のPWM信号を発生して
モータおよびギア12に供給するか、あるいは駆動力p
に応じた可変電圧駆動における駆動電圧を発生してモー
タおよびギア12に供給する。モータおよびギア12は
駆動力pを発生し、その駆動力pはカメラボディ2とレ
ンズ部1との間のギアおよびジョイント13を介してレ
ンズ部1へ伝達され、駆動力pによりギア系を介して撮
影レンズ4が合焦駆動される。以上説明したレンズ駆動
制御を撮影レンズ4が目標地点に至るまで行ない、最初
に設定された移動軌跡に沿って予め定めた時間内に移動
を終了させる。
【0013】次に、移動軌跡の設定方法と、目標位置お
よび目標速度の決定方法を説明する。まず、環境条件の
影響を抑制して撮影レンズ4を目標地点まで所定の移動
時間内に正確に駆動するために、目標地点に近づくにつ
れて位置や速度が急激に変化しないように、目標地点で
速度のみならず加速度も0となるような撮影レンズ4の
移動軌跡を設定する。撮影レンズ4を、例えば最大移動
速度120μm/ms以下で、移動量3000μmを所
要移動時間60msで移動する軌跡を考えると、その軌
跡は数式4により算出できる。なお、移動距離は実際に
はパルス数で表わされるが、ここでは理解しやすくする
ために距離で表わす。
【数4】 ここで、yは残駆動量、tはその位置から目標地点に到
達するのに要する時間である。数式4による残駆動量の
演算結果を図2のグラフで示す。さらに、数式4を微分
して移動速度を求める。
【数5】 数式5による移動速度の演算結果を図3のグラフで示
す。また、同一条件における移動加速度を図4のグラフ
で示す。図2〜図4から明らかなように、目標地点に近
づくにつれて残駆動量、移動速度および移動加速度が0
に近づく。なお、この明細書では単に「撮影レンズ4の
残駆動量、移動速度および移動加速度」という表現を用
るが、これは正確には撮影レンズ4に含まれる焦点整合
用レンズの残駆動量、移動速度および移動加速度のこと
である。また、静止被写体の場合には撮影レンズ4の焦
点整合用レンズの移動速度および移動加速度を撮影レン
ズ4の像面移動速度および像面移動加速度と考えてもよ
いが、移動被写体の場合には像面移動速度および像面移
動加速度の中に被写体自身の移動速度および移動加速度
が含まれるので、それらの取り扱いに注意しなければな
らない。
【0014】上述した数式2〜5により駆動力pを算出
しながらレンズ駆動を行なうことが可能であるが、この
発明の実施の形態では撮影レンズ4の移動量、所要移動
時間および最大移動速度に基づいて撮影レンズ4の目標
地点までの最適な移動軌跡を設定し、その移動軌跡から
残駆動量、移動速度および移動加速度のテーブルを予め
作成し、それらのテーブルを参照しながらレンズ駆動制
御を行なう。これにより、デフォーカス量が検出される
たびに数式4,5により移動軌跡を設定する必要がな
く、テーブルを参照するだけで目標位置と目標速度が決
定できるので、マイクロコンピューターの負担が軽減さ
れる上に、レンズ駆動制御の応答性を向上させることが
できる。位置テーブル14は図5に示す残駆動量テーブ
ル2を格納するメモリであり、速度テーブル15は図5
に示す移動速度テーブル3を格納するメモリである。テ
ーブル2およびテーブル3の各数値は、テーブル1に示
される現在位置から目標地点までの所要移動時間にそれ
ぞれ対応している。例えば残駆動量が2000μmの場
合には、その位置から目標地点までの所要移動時間は5
1msが期待され、その時点での速度は99.71μm
/msでなければならない。
【0015】今、1駆動制御サイクルを例えば2msと
した場合のテーブルの使用法を説明する。まず、レンズ
駆動量からモータ軸エンコーダ8により検出された撮影
レンズ4の移動量を差し引いて残駆動量を求める。この
残駆動量をテーブル2に示す残駆動量テーブルと比較
し、残駆動量に対応するテーブル1の所要移動時間を求
める。上述した2000μmの残駆動量の場合には、2
008.19μmの残駆動量に対応する所要移動時間5
1msを選択する。この所要移動時間に対してさらに次
回の駆動制御サイクルまたは系の時定数を考慮し、所要
移動時間から所定時間を差し引いた時間に対応する位置
とその位置における速度を目標位置および目標速度とし
て設定する。ここでは1駆動制御サイクルを2msとし
ているので、49(=51−2)msに対応する目標位
置1813.76μmと、目標速度94.71μm/m
sを設定する。このようにして目標位置および目標速度
を決定したら、数式2および数式3にこれらの目標値を
代入して現在位置および現在の移動速度との差分から駆
動に必要なデューティ比または駆動電圧を算出する。こ
れをPWMモータードライバー11に出力すれば、1回
のモーター駆動制御サイクルが終了する。
【0016】図6は、演算部7のマイクロコンピュータ
ーの合焦制御プログラムを示すフローチャートである。
このフローチャートにより、発明の実施の形態の合焦制
御を説明する。演算部7のマイクロコンピューターは、
焦点はずれ量検出部5によりデフォーカス量が検出さ
れ、不図示のシーケンス制御部から検出されたデフォー
カス量に基づく撮影レンズ4の焦点調節指令が出される
と、図6に示すプログラムの実行を開始する。ステップ
1において、焦点はずれ量検出部5により検出された焦
点はずれ量すなわちデフォーカス量を読み込み、モータ
軸エンコーダ8と同一のパルス数単位のレンズ駆動量に
変換し、メモリ10に格納する。ステップ2で、モータ
軸エンコーダ8により検出されたパルス数に基づいて、
撮影レンズ4の現在位置と現在の移動速度を求める。ス
テップ3において、レンズ駆動量からモータ軸エンコー
ダ8により検出された実際のレンズ移動量を差し引いて
残駆動量を算出する。なお、レンズ駆動を開始する前は
実際のレンズ移動量が0であるから、残駆動量の初期値
はステップ1でメモリ10に格納したレンズ駆動量であ
る。ステップ4で、図5に示す時間テーブル1と残駆動
量テーブル2を参照して残駆動量に対応する目標地点ま
での所要移動時間を求め、その所要移動時間から1駆動
制御サイクルを差し引いた時間を決定する。さらに、残
駆動量テーブル2を参照して決定した時間に対応する残
駆動量すなわち目標位置を決定するとともに、移動速度
テーブル3を参照して上記決定時間に対応する目標速度
を決定する。ステップ5において、ステップ2で検出さ
れた現在位置および現在速度と、ステップ4で決定され
た目標位置および目標速度とを数式2または数式3へ代
入し、駆動力pを算出する。次にステップ6で、PWM
モータドライバー11を制御して駆動力pに応じたデュ
ーティー比または駆動電圧を発生させ、モータおよびギ
ア12を駆動制御する。ステップ7において、目標地点
に到達したか否かを判断し、目標地点に到達したら処理
を終了し、そうでなければステップ2へ戻って目標地点
に到達するまで上記処理を繰り返す。
【0017】−発明の実施の形態の変形例− 上述した発明の実施の形態では、撮影レンズ4の駆動制
御に必要な回路と機器をほとんどカメラボディ2に設置
する例を示したが、レンズ駆動制御に必要な回路と機器
をレンズ部に設置する上記発明の実施の形態の変形例を
説明する。図7は発明の実施の形態の変形例を示す機能
ブロック図である。なお、図1に示す発明の実施の形態
の構成要素と同一の要素に対しては同一の符号を付し、
同様な機能を有する要素に対しては図1示す符号の後に
Aを付して説明を省略する。この変形例では、レンズ駆
動制御に必要な焦点はずれ量検出部5以外の回路と機器
をレンズ部1Aに設置する。焦点はずれ量検出部5で検
出されたデフォーカス量は、通信用インタフェース1
6,17を介してレンズ部1Aの演算部7Aに送られ
る。また、エンコーダ8Aは撮影レンズ4Aの移動量を
直接検出する。なお、上述した発明の実施の形態ではカ
メラボディ2からレンズ部1へ機械的にレンズ駆動力を
伝達したが、この変形例ではモータおよびギア12Aを
レンズ部1Aに内蔵しているので、レンズ部1Aとカメ
ラボディ2Aは通信用インタフェース16,17を介し
て電気的に接続される。この変形例は上記発明の実施の
形態と回路および機器の配置が異なるだけで、合焦制御
は図6に示す上記発明の実施の形態と同様であり、説明
を省略する。この変形例では、レンズ駆動系のほとんど
がレンズ部1Aに設置されるので、本発明のレンズ駆動
制御機能を付加すれば従来の自動合焦装置よりもかなり
速いAF動作を期待することができる。
【0018】このように、撮影レンズ4,4Aの焦点は
ずれ量に基づいて撮影レンズ4,4Aの目標地点までの
最適な移動軌跡を設定し、その移動軌跡に沿って撮影レ
ンズ4,4Aを移動するようにしたので、環境条件が変
化しても撮影レンズ4,4Aを目標地点まで所定時間内
に正確に移動することができる。また、連写を行なう場
合でも、環境条件が変化しても撮影速度が一定になる。
さらに、環境条件が変化した時のレリーズタイムラグの
揺らぎが低減されて正確な露光タイミングが得られ、シ
ャッターチャンスを逃すようなことがなくなる。また、
撮影レンズ4,4Aの焦点はずれ量に基づいて目標地点
で撮影レンズ4,4Aの移動速度および移動加速度が0
となるような移動軌跡を設定し、その移動軌跡に沿って
撮影レンズ4,4Aを移動するようにしたので、目標地
点に近づくにつれて位置や速度が急激に変化するような
ことがなく、環境条件が変化しても単調減少の移動軌跡
に沿って撮影レンズ4,4Aを目標地点まで所定時間内
に正確に移動することができる。さらに、撮影レンズ
4,4Aの焦点はずれ量と目標地点までの所要移動時間
と最大移動速度とに基づいて移動軌跡を設定し、その移
動軌跡に沿って撮影レンズ4,4Aを移動するようにし
たので、目標地点までの最適な移動軌跡が設定され、環
境条件が変化してもその移動軌跡に沿って撮影レンズ
4,4Aを目標地点まで所定時間内に正確に移動するこ
とができる。撮影レンズ4,4Aの残駆動量に基づいて
所定時間後の移動軌跡上の目標位置とその目標位置にお
ける目標速度を決定し、所定時間後に撮影レンズ4,4
Aが目標位置を目標速度で移動するように撮影レンズ
4,4Aを駆動制御するようにしたので、移動軌跡上の
所定時間ごとの位置とその位置における速度が木目細か
く制御され、撮影レンズ4,4Aを正確に移動軌跡に沿
って移動することができ、環境条件が変化しても撮影レ
ンズ4,4Aを目標地点まで所定時間内に正確に移動す
ることができる。さらにまた、撮影レンズ4,4Aの現
在位置および現在の移動速度と、所定時間後の移動軌跡
上の目標位置およびその目標位置における目標速度とに
基づいてモータ12の駆動力を決定し、その駆動力で撮
影レンズ4,4Aを駆動するようにした。具体的には、
駆動力に応じたパルス電圧駆動におけるデューティー比
または可変電圧駆動における駆動電圧でモータ12を駆
動するようにした。これにより、移動軌跡上の所定時間
ごとの駆動力、すなわちデューティー比または駆動電圧
が木目細かく制御され、撮影レンズ4,4Aを正確に移
動軌跡に沿って移動することができ、環境条件が変化し
ても撮影レンズ4,4Aを目標地点まで所定時間内に正
確に移動することができる。移動軌跡から移動時間に対
する位置とその位置における移動速度のテーブルを作成
し、そのテーブルを参照しながら撮影レンズ4,4Aを
移動するようにしたので、デフォーカス量が検出される
たびに移動軌跡を算出する必要がなく、テーブルを参照
するだけで目標位置と目標速度が決定でき、演算部7の
マイクロコンピューターの負担が軽減されてレンズ駆動
制御の応答性を向上させることができる。なお、図2〜
図4に示す移動軌跡と図5に示す所要時間、残駆動量、
移動速度および移動加速度のテーブルはこれらに限定さ
れない。
【0019】以上の発明の実施の形態の構成において、
モータおよびギア12がレンズ駆動手段を、焦点はずれ
量検出部5が焦点はずれ量検出手段を、演算部7が移動
軌跡設定手段、制御手段、レンズ駆動量演算手段、残駆
動量演算手段、目標値決定手段および現在値演算手段
を、モーター軸エンコーダ8がレンズ移動量検出手段を
それぞれ構成する。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、撮影レンズの焦点はずれ量に基づいて撮影レンズ
の目標地点までの最適な移動軌跡を設定し、その移動軌
跡に沿って撮影レンズを移動するようにしたので、環境
条件が変化しても撮影レンズを目標地点まで所定時間内
に正確に移動することができる。また、連写を行なう場
合でも、環境条件が変化しても撮影速度が一定になる。
さらに、環境条件が変化した時のレリーズタイムラグの
揺らぎが低減されて正確な露光タイミングが得られ、シ
ャッターチャンスを逃すようなことがなくなる。請求項
2の発明によれば、撮影レンズの焦点はずれ量に基づい
て目標地点で撮影レンズの移動速度および移動加速度が
0となるような移動軌跡を設定し、その移動軌跡に沿っ
て撮影レンズを移動するようにしたので、目標地点に近
づくにつれて位置や速度が急激に変化するようなことが
なく、環境条件が変化しても単調減少の移動軌跡に沿っ
て撮影レンズを目標地点まで所定時間内に正確に移動す
ることができる。請求項3の発明によれば、撮影レンズ
の焦点はずれ量と目標地点までの所要移動時間と最大移
動速度とに基づいて移動軌跡を設定し、その移動軌跡に
沿って撮影レンズを移動するようにしたので、目標地点
までの最適な移動軌跡が設定され、環境条件が変化して
もその移動軌跡に沿って撮影レンズを目標地点まで所定
時間内に正確に移動することができる。請求項4の発明
によれば、撮影レンズの残駆動量に基づいて所定時間後
の移動軌跡上の目標位置とその目標位置における目標速
度を決定し、所定時間後に撮影レンズが目標位置を目標
速度で移動するように撮影レンズを駆動制御するように
したので、移動軌跡上の所定時間ごとの位置とその位置
における速度が木目細かく制御され、撮影レンズを正確
に移動軌跡に沿って移動することができ、環境条件が変
化しても撮影レンズを目標地点まで所定時間内に正確に
移動することができる。請求項5および請求項6の発明
によれば、撮影レンズの現在位置および現在の移動速度
と、所定時間後の移動軌跡上の目標位置およびその目標
位置における目標速度とに基づいてレンズ駆動手段の駆
動力を決定し、その駆動力で撮影レンズを駆動するよう
にした。具体的には、駆動力に応じたパルス電圧駆動に
おけるデューティー比または可変電圧駆動における駆動
電圧で撮影レンズを駆動するようにした。これにより、
移動軌跡上の所定時間ごとの駆動力、すなわちデューテ
ィー比または駆動電圧が木目細かく制御され、撮影レン
ズを正確に移動軌跡に沿って移動することができ、環境
条件が変化しても撮影レンズを目標地点まで所定時間内
に正確に移動することができる。請求項7の発明によれ
ば、移動軌跡から移動時間に対する位置とその位置にお
ける移動速度のテーブルを作成し、そのテーブルを参照
しながら撮影レンズを移動するようにしたので、デフォ
ーカス量が検出されるたびに移動軌跡を算出する必要が
なく、テーブルを参照するだけで目標位置と目標速度が
決定でき、マイクロコンピューターの負担が軽減されて
レンズ駆動制御の応答性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一発明の実施の形態の構成を示す機能ブロック
図。
【図2】目標地点までの所要時間に対する撮影レンズの
残駆動量を示す図。
【図3】目標地点までの所要時間に対する撮影レンズの
移動速度を示す図。
【図4】目標地点までの所要時間に対する撮影レンズの
移動加速度を示す図。
【図5】所要時間、残駆動量、移動速度および移動加速
度のテーブルを示す図。
【図6】合焦制御プログラムを示すフローチャート。
【図7】発明の実施の形態の変形例の構成を示す機能ブ
ロック図。
【符号の説明】
1,1A レンズ部 2,2A カメラボディ 3 ミラー 4,4A 撮影レンズ 5 焦点はずれ量検出部 6 予定焦点面(フィルム面) 7,7A 演算部 8 モーター軸エンコーダ 8A レンズ位置エンコーダ 9,9A 駆動量/焦点はずれ量変換部 10,10A メモリ 11,11A PWMモータードライバー 12,12A モータ&ギア 13 ギア&ジョイント 14,14A 位置テーブル 15,15A 速度テーブル 16,17 通信用インタフェース

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影レンズを合焦駆動するレンズ駆動手
    段と、 前記撮影レンズの焦点はずれ量を検出する焦点はずれ量
    検出手段と、 前記焦点はずれ量検出手段により検出された焦点はずれ
    量に基づいて、前記撮影レンズの目標地点までの最適な
    移動軌跡を設定する移動軌跡設定手段と、 前記移動軌跡設定手段により設定された移動軌跡に沿っ
    て前記レンズ駆動手段により前記撮影レンズを移動する
    制御手段とを備えることを特徴とする自動合焦装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の自動合焦装置におい
    て、 前記移動軌跡設定手段は、前記目標地点で前記撮影レン
    ズの移動速度および移動加速度が0となるような移動軌
    跡を設定することを特徴とする自動合焦装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の自動合
    焦装置において、 前記移動軌跡設定手段は、前記焦点はずれ量と前記目標
    地点までの所要移動時間と最大移動速度とに基づいて移
    動軌跡を設定することを特徴とする自動合焦装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかの項に記載の自
    動合焦装置において、 前記焦点はずれ量検出手段により検出された焦点はずれ
    量に基づいて、前記撮影レンズを前記目標地点まで移動
    するためのレンズ駆動量を演算するレンズ駆動量演算手
    段と、 前記撮影レンズの実際の移動量を検出するレンズ移動量
    検出手段と、 前記レンズ駆動量演算手段により演算されたレンズ駆動
    量と前記レンズ移動量検出手段により検出された実際の
    レンズ移動量とに基づいて、前記撮影レンズの残駆動量
    を演算する残駆動量演算手段と、 前記残駆動量演算手段により演算された残駆動量に基づ
    いて、所定時間後の前記移動軌跡上の目標位置とその目
    標位置における目標速度を決定する目標値決定手段とを
    備え、 前記制御手段は、前記所定時間後に前記撮影レンズが前
    記目標位置を前記目標速度で移動するように制御するこ
    とを特徴とする自動合焦装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の自動合焦装置におい
    て、 前記レンズ移動量検出手段により検出された移動量に基
    づいて前記撮影レンズの現在位置および現在の移動速度
    を演算する現在値演算手段を備え、 前記制御手段は、前記目標値決定手段により決定された
    目標位置および目標速度と前記現在値演算手段により演
    算された現在位置および現在の移動速度とに基づいて、
    前記レンズ駆動手段の駆動力を決定することを特徴とす
    る自動合焦装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の自動合焦装置におい
    て、 前記レンズ駆動手段は、前記制御手段により決定された
    駆動力に応じたパルス電圧駆動におけるデューティー比
    または可変電圧駆動における駆動電圧で前記撮影レンズ
    を駆動することを特徴とする自動合焦装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかの項に記載の自
    動合焦装置において、 前記移動軌跡設定手段は、移動軌跡から移動時間に対す
    る位置とその位置における移動速度のテーブルを作成
    し、 前記制御手段は、前記テーブルを参照しながら前記レン
    ズ駆動手段により前記撮影レンズを移動することを特徴
    とする自動合焦装置。
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