JPS62169113A - 自動焦点調節装置 - Google Patents

自動焦点調節装置

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JPS62169113A
JPS62169113A JP61011538A JP1153886A JPS62169113A JP S62169113 A JPS62169113 A JP S62169113A JP 61011538 A JP61011538 A JP 61011538A JP 1153886 A JP1153886 A JP 1153886A JP S62169113 A JPS62169113 A JP S62169113A
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JP
Japan
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lens
amount
driving
defocus
calculation
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Application number
JP61011538A
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English (en)
Inventor
Masataka Hamada
正隆 浜田
Tokuji Ishida
石田 徳治
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/28Systems for automatic generation of focusing signals
    • G02B7/34Systems for automatic generation of focusing signals using different areas in a pupil plane

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)
  • Focusing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、カメラの撮影レンズを通過した披写体光を受
光することにより撮影レンズのピント状態を検出して焦
点調節を行なう自動焦点調節装置に関する。
従来技術とその問題点 光軸に対して互いに対称な関係にある撮影レンズの第1
と第2の領域のそれぞれを通過した被写体光束をそれぞ
れ再結像させて二つの像をつくり、この二つの像の相互
位置関係を求めて、結像位置の予定焦点位置からのずれ
里およびその方向(結像位置が予定焦点位置の前側か後
側か、即ち前ピンか後ピンか)を得るようにした焦点検
出装置が既に提案されている。このような焦点検出装置
の光学系は、第10図に示すような構成となっており、
この光学系は撮影レンズ(2)の後方の予定焦点面(4
)あるいはこの面からさらに後方の位置にコンデンサレ
ンズ(6)を有し、さらにその後方に再結像レンズ(8
)、(10)を有し、各再結像レンズ(8)、(I O
)の結像面には、例えばCODを受光素子として有する
イメージセンサ(12)、(14)を配しである。各イ
メージセンサ(12)、 (14)上の像は、第11図
に示すように、ピントを合わすべき物体の像が予定焦点
面より萌方に結像するいわゆる前ピンの場合、光軸(1
)に近くなって互いに近づき、反対に後ピンの場合、夫
々光軸(1)から遠くなる。ピントが合った場合、2つ
の像の互いに対応し合う二点の間隔は、ピント検出装置
の光学系の構成によって規定される特定の距離となる。
したがって、原理的には2つの像の互いに対応し合う二
点の間隔を検出すればピント状態が分かることになる。
この種の焦点検出光学系を内蔵したカメラの自動焦点調
節装置においては、CODイメージセンサによる被写体
光量の積分、CODイメージセンナ出力を用いたピント
状態検出演算(デフォーカス量演算)、デフォーカス量
に応じたレンズ駆動。
合焦位置での停止(シャッターレリーズ・・・シャッタ
ボタンが押された場合)というシーケンスをマイクロコ
ンピュータよりなる制御回路によってプログラムコント
ロールしている。
そして、この自動焦点調節装置は、被写体像が合焦近傍
にきた場合にも、連続的に上記のシーケンシャルな自動
焦点調節コントロールを行ない、合焦位置を最終的に正
確に設定することができるように連続的なAP(自動焦
点調節)を実行する。
合焦の精度を上げるため、レンズの移動中も測距を行い
、また、これに必要な補正を行う(特開昭56−788
23号公報および特開昭60−156028号公報参照
)。
発明の解決すべき問題点 ところで、上記のような自動焦点調節装置で、被写体が
カメラに向かって接近してくる場合や遠ざかっていく場
合等、1回の測距によってデフォーカス量を検出し、こ
のデフォーカス量に基づいて撮影レンズを合焦位置に移
動させたときには、その間に被写体が動いているため、
実際には被写体のピントがあった状態ではなくなってい
る。
レンズを被写体の動きに追随させるためには、測距に伴
うデフォーカス量等の演算に要する時間をできるだけ短
くすることが好ましい。
そこで、従来は、たとえば、情分中央値から測距演算終
了時までの間のレンズ移動量とデフォーカス量とを比較
し、同じ値になればレンズを停止し、合焦状態にしてい
た。ここで、積分中央値は、光電変換素子の電荷蓄積が
予定の半分になるところで検出しているので、回路的に
複雑であった。
本発明の目的は、自動焦点調節において、測距とデフォ
ーカス量の演算のループに要する時間を短縮した自動焦
点調節装置を提供することである。
問題点を解決するための手段 本発明に係る自動焦点調節装置は、光軸に対して互いに
対称な関係にある撮影レンズの第1と第2の領域のそれ
ぞれを通過した被写体からの光束をそれぞれ再結像させ
てなる二つの像を受光する光電変換手段と、この光電変
換手段により得られた二つの像の相互位置関係から合焦
位置からの撮影レンズのデフォーカス量を求めるデフォ
ーカス量演算手段と、このデフォーカス量を駆動量に換
算して撮影レンズを合焦位置方向に駆動する駆動手段と
、撮影レンズの移動に従って信号を発生する移動量信号
発生手段と、移動量信号発生手段の信号によって撮影レ
ンズの移動の方向により加算又は減算するカウンタ手段
と、駆動手段による撮影レンズの移動を制御するレンズ
制御手段とからなり、このレンズ制御手段は、デフォー
カス量が所定の範囲外にある場合は、光電変換手段によ
る受光とこれに基づくデフォーカス演算手段による演算
を順次行わせ、撮影レンズを高速かつ定速で駆動させ、
光電変換手段における被写体像の光景の積分の開始時、
終了時およびこの積分をもとにしたデフォーカス量演算
手段による演算の終了時の3時点でのカウンタ手段の計
数値から、積分の中央時点から演算終了時までの撮影レ
ンズの移動量を演算し、デフォーカス量が所定の範囲内
にある場合は、駆動手段に撮影レンズを低速で駆動させ
、上記のデフォーカス量より求められる駆動量と上記の
移動量との差で定まる残り駆動量と、上記の移動量検出
手段が検出したパルス数とが等しくなったときに駆動手
段に撮影レンズを停止させることを特徴とする。
血−里 デフォーカス量が所定の範囲外にあるときは、撮影レン
ズを高速かつ定速で駆動して測距を行いデフォーカス量
を逐次求める。
デフォーカス量が所定の範囲内(合焦近傍)になると測
距を行わず、デフォーカス量から最新の測距に要した時
間を差し引いた残り駆動量だけ撮影レンズを低速で駆動
し停止する。
実施例 以下、本発明の実施例を添付の図面を参照しながら次の
順序で具体的に説明する。
a:自動焦点調節装置のシステム構成 り:自動焦点調節の制御 C:デフォーカス量演算 d:自動焦点調節のフロー (a)  自動焦点調節装置のシステム構成第2図に示
すカメラにおいて、一点鎖線の左側は交換レンズ(LZ
)、右側はカメラ本体(BD)であり、両者はそれぞれ
クラッチ(10B)、(107)を介して機構的に接続
される。このカメラシステムでは、交換レンズ(LZ)
のレンズ系をa過した被写体光が、カメラ本体(BD)
の反射ミラー(108)の中央の半透光部を透過し、サ
ブミラー(109)によって反射されCODイメージセ
ンサ(FLM)に受光されるように、その光学系が構成
されている。
インターフェイス回路(112)は合焦検出モジュール
(AFM)内のCODイメージセンサ(FLM)を駆動
したり、CODイメージセンサ(FLM)から被写体デ
ータを取り込んだり、またこのデータをAPコントロー
ラ(113)へ送り出したりする。
APコントローラ(+13)はCODイメージセンサ(
FLM)からの信号に基づいて、合焦位置からのズレ債
を示すデフォーカス量1ΔL1とデフォーカス方向(m
lピン、後ピン)との信号を算出する。
モータ(Mol)はこれら信号に基づいて駆動され、そ
の回転はスリップ機構(SLP)、駆動機構(LDR)
、カメラ本体側クラッチ(+07)を介して交換レンズ
(LZ)に伝達される。尚、スリップ機構(SLP)は
交換レンズ(LZ)の被動部に所定以上のトルクがかか
ったときにすべってモータ(Mol )にその負荷がか
からないようにするものである。
レンズ側クラッチ(106)には伝達機構(105)が
接続され、この伝達機構(105)を介してレンズ系を
光軸方向に移動させて焦点調節が行なわれる。また、交
換レンズ(LZ)を駆動するモータ(Mol)の駆動量
をモニターするためのエンコーダ(ENC)がカメラ本
体(BD)の駆動機構(LDR)に連結されており、こ
のエンコーダ(ENC)から交換レンズ(LZ)を駆動
するモータ(Mol)の駆動量に対応した数のパルスが
出力される。
ここで、モータ(Mol)の回転数をNM(rot)、
エンコーダ(ENC)からのパルス数をN、エンコーダ
(ESC)の分解能をp (1/rot)、モータ(M
ol)の回転軸からエンコーダ(ENC)の取付軸まで
の機械伝達系の減速比をμP、モータ(MOl )の回
転軸からカメラ本体側クラッチ(107)までの機械伝
達系の減速比をμB、レンズ側クラッチ(106)から
レンズ系までの機械伝達系の減速比をμし、焦点調節部
材(+02)のへりコイドリ−ドをL H(、mm/ 
rot)、フォーカス用レンズ(PL)の移動量をΔd
(m+++)とすると、N=ρ・μP−NM Δd=NM・μB・μL−LH 即ち、 Δd=N・μB・μL −L H/(ρ・μP)・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(
1)の関係式が得られる。
また、レンズをΔd (+nm)だけ移動させたときの
結像面の移動量ΔL (mm)と上記Δdとの比をKo
p=Δd/ΔL ・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・(2)で表すと、式(1)、(2
)より N=Kop・ΔL・ρ・μP/ (μB・μL−LH)・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・(3)の関係式が得られる。ここで、 KL=Kop/(μL−LH)  ・・・・・・・・・
・・・・・・(4)KB=ρ・μP/μB ・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・(5)とすると、 N=KB−KL・ΔL ・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・(6)の関係式が得られる。
尚、(6)式において、ΔLはAPコントローラ(+1
3)からデフォーカス量1ΔL)とデフォーカス方向の
信号として得られる。
また、(5)式のKBはカメラ本体(BD)での前記減
速比μBに応じて固定的に定められるデータであり、こ
のデータKBはカメラコントローラ(111)が持って
いる。
AFコントローラ(113)は、インターフェイス回路
(112)からの被写体像のデータを使ってデフォーカ
ス量1ΔL1を求め、このデフォーカス量1ΔL1と、
KL−KB=にとに基づいてK・1ΔI、 l =N の演算を行い、エンコーダ(ENC)で検出すべきパル
ス数を算出する。APコントローラ(+13)は、被写
体像のデータを使って求めたデフォーカス方向の信号に
応じてモータドライバ回路(114)を通してモータ(
Mol)を時計方向或いは反時計方向に回転させ、エン
コーダ(ENC)からAPコントローラ(113)での
算出値Nに等しい数のパルスが入力した時点で、交換レ
ンズ(LZ)が合焦位置までの移動量Δdだけ移動した
と判断して、モータ(Mol)の回転を停止させる。
なお、以上の説明では、カメラ本体(BD)側にデータ
KBを固定記憶させ、このデータKBに交換レンズ(L
Z)からのデータKLを掛けることにより に=KL −KB の値を算出させていたが、K値の算出は上述の方法に限
定されるものではない。
尚、上記の第2図についての説明では、本発明の全体的
な機能および作用を理解しゃすくするために本発明の装
置が回路ブロックの組合せによって構成されるように示
したが、実際には、それらの回路ブロックの機能のほと
んどは、以下に述べるように、マイクロコンピュータに
より達成される。
次に、本発明に係る焦点検出制御回路全体のブロック図
を第3図に示す。
第3図において、マイクロコンピュータにより構成され
る制御回路(30)は、焦点検出モードスイッチ(図示
せず)がオンのとき、図示しないシャツタレリーズボタ
ンの一段押しで焦点検出の動作を開始する。
まず、制御回路(30)から光電変換回路(20)に設
けられた第1および第2の光電変換素子アレイとしての
CODイメージセンサにパルス状の積分クリア信号IC
G5が出力され、これにより光電変換回路(20)のC
ODイメージセンサの各画素が初期状態にリセットされ
ると共に、CODイメージセンサに内蔵された輝度モニ
タ回路(図示せず)の出力AGCOSが電源電圧レベル
にセットされる。また、制御回路(30)はこれと同時
に“High”レベルのシフトパルス発生許可信号5H
ENを出力する。そして、積分クリア信号ICG5が消
えると同時に、光電変換回路(20)のCCDイメージ
センサ内の各画素では光電流の積分が開始され、同時に
光電変換回路(20)の輝度モニタ回路の出力AGCO
Sが被写体輝度に応じた速度で低下し始めるが、光電変
換回路(20)に内蔵された基準信号発生回路からの基
準信号出力り。
Sは一定の基準レベルに保たれる。利得制御回路(32
)はAGCOSをDOSと比較し、所定時間(焦点検出
時には100 m5ec)内にAGCOSがDOSに対
してどの程度低下するかによって、利得可変の差動アン
プ(26)の利得を制御する。又、利得制御回路(32
)は、積分クリア信号ICG5の消滅後、所定時間内に
AGCOSがDOSに対して所定レベル以上低下したこ
とを検出すると、その時“High”レベルのTINT
信号を出力する。
このTINT信号は、アンド回路(AN)及びオア回路
(OR)を通ってシフトパルス発生回路(34)に入力
され、これに応答してこの回路(34)からシフトパル
スSHが出力される。このシフトパルスSHが光電変換
回路(20)に入力されると、CODイメージセンナの
各画素による光電流積分が終わり、この積分値に応じた
電荷がCODイメージセンサから光電変換回路20内の
シフトレジスタの対応するセルに並列的に転送される。
一方、制御回路(30)からのクロックパルスOLに基
づいて、転送パルス発生回路(36)からは位相が18
0°ずれた2つのセンサー駆動パルスφ1.φ2が出力
され、光電変換回路(20)に入力される。
光電変換回路(20)のCODイメージセンサは、これ
らのセンサ駆動パルスφ1.φ2のうち、φ!の立上り
と同期してCODシフトレジスタの各画素の電荷を1つ
ずつ端から直列的に排出し、画像信号を形成するO5信
号が順次出力される。このO8信号は対応する画素への
入射強度が低い程高い電圧となっており、減算回路(2
2)がこれを上述の基準信号DOSから差し引いて、(
DOS−OS)を画素信号として出力する。尚、積分ク
リア信号ICGの消滅後TINT信号が出力されずに所
定時間が経過すると、制御回路(30)は“High”
レベルのシフトパルス発生指令信号SHMを出力する。
したがって、積分クリア信号ICGの消滅後所定時間経
過しても利得制御回路(32)から“High”レベル
のTINT信号が出力されない場合は、このシフトパル
ス発生指令信号SHMに応答して、シフトパルス発生回
路(34)がシフトパルスSHを発生する。
一方、上述の動作において、制御回路(30)は光電変
換回路(20)のCODイメージセンサの第7番目から
第1O番目までの画素に対応する画素信号が出力される
ときに、サンプルホールド信号S/Hを出力する。CO
Dイメージセンサのこの部分は暗出力成分を除去する目
的でアルミマスクが施され、CODイメージセンサの受
光画素としては遮光状態になっている部分である。一方
、サンプルホールド信号によって、ピークホールド回路
(24)は光電変換回路(20)のCODイメージセン
ナのアルミマスク部に対応する出力O8とDOSとの差
を保持し、以降この差出力VPと画素信号DOS’ と
が利得可変アンプ(26)に入力される。そして、利得
可変アンプ(26)は、画素信号とその差出力の差を利
得制御回路(32)により、制御された利得でもって増
幅し、その増幅出力DO8”がA/D変換器(28)に
よってA/D変換された後、画素信号データとして制御
回路(31)に取込まれる。A/D変換回路(28)の
A/D変換は8ビツトで行なわれるが、制御回路(30
)へは上位、下位の4ビツトずつ転送される。
この後、制御回路(30)は、この画素信号データを内
部のメモリに順次保存するが、CODイメージセンサの
全画素に対応するデータの保存が完了すると、そのデー
タを所定のプログラムに従って処理して、デフォーカス
量及びその方向を算出し、表示回路(38)にそれらを
表示させると共に、一方ではレンズ駆動装置(40)を
デフォーカス量及びその方向に応じて駆動し、撮影レン
ズ(LZ)の自動焦点調節を行う。
(b)  自動焦点調節の制御 第1図は、自動焦点調節装置のブロック図である。デフ
ォーカス計算回路(64)、レンズ駆動量レジスタ(6
8)、レンズ駆動制御回路(70)、第1カウンタレジ
スタ(72)および第2カウンタレジスタ(74)は、
マイクロプロセッサ(30)により構成する。
撮影レンズ(LZ)を通して被写体の光束(りが入射し
、カメラボディ(BD)の中に内蔵した合焦検出モジュ
ール(5)に導かれる。合焦検出モジュ−ル(5)は、
コンデンサレンズ(6)、瞳マスク(7)。
再結像レンズ(8°)およびCCDラインセンサ(13
)を含む。
CCDラインセンサ(13)に入射した。被写体像の光
量は、光電変換され、A/D変換回路(62)に人力さ
れ、デフォーカス量計算回路(64)に取り込まれて(
c)節に説明するようにデフォーカス量(合焦位置から
のずれ)DFが計算される。
レンズ駆動系では、このデフォーカス量に対応した移動
量(パルスカウント数)だけパルスモータ−で撮影レン
ズ(LZ)を駆動し、APの動作を行う。レンズ駆動回
路(66)は、2つの速度で撮影レンズ(LZ)を駆動
する。デフォーカス量が大きい領域(以下アウトゾーン
とよぶ)では、高速かつ定速で撮影レンズ2を移動させ
、デフォーカス量が小さい領域(以下ニアゾーンとよぶ
)では、低速で又はモーターのオンオフ制御により非定
速で移動させる。アウトゾーンでは、レンズを定速で駆
動しなから測距を行うことによりレンズ駆動量(ERR
CNT )を被写体の動きに追随して精度よく求める。
この際、レンズの減速開始からレンズ停止までの予想カ
ウント数(すなわち、各交換レンズで予想される最大値
であり、後に説明するKNZ+NZC)をレンズ駆動量
(ERr(CNT)から差し引いておく。他方、ニアゾ
ーンでは、レンズを駆動しながらの測距を行わず、残り
のレンズ駆動量だけ進んだときに停止させる。
レンズ駆動量レジスタ(68)は、演算で求まったデフ
ォーカス量から撮影レンズ(LZ)の駆動量に変換した
数値(ERRCNT)を移動量検出回路(74)の出力
するパルスカウントに換算した値として保育する。この
移動量検出回路(74)は、モータ(Mol)に取り付
けたフォトインクラブタとコード板より構成されたエン
コーダであり、レンズ駆動を開始すると、エンコーダの
出力パルス信号を第1カウンタレジスタ(72)と第2
カウンタレジスタ(76)とに出力する。
アウトゾーン時には、レンズ駆動量レジスタ(68)に
は、デフォーカス量DF’から換算されたレンズ駆動量
ERRCNTをニアゾーン内で駆動すべき所定のパルス
カウント数NZCおよび後に説明する測距演算中のレン
ズ行きすぎ予想量KNZだけ差し引いた量すなわちEV
TCNT(= ERRCNT−NZC−KNZ ’)を
格納する。そして、レンズ駆動制御回路(70)は、レ
ンズ駆動回路(70)にハイスピード駆動信号を出し、
また、第1カウンタレジスタ(72)に高速で駆動すべ
き量(EVTCNT)をセットする。(レンズ停止状態
で測距が行われたときは、当然KNZ=0であり、高速
定速駆動状態で測距が行われたときは、KNZは所定の
定数である。)本実施例では、実際のレンズ行きすぎ補
正量すなわち測距演算に要した時間CTCでErtrl
CNTを修正する補正演算を行わずに、単に定数KNZ
を差し引くことで、修正に要する時間を短くし、測距の
回数を多くする。
第1カウンタレジスタ72にセットされた値は測距毎に
最新値が更新される。この値は、移動量検出回路(74
)からパルスが来るたびにlだけ減算される。
そして、この値が0になれば、アウトゾーンが終わった
ので、第1カウンタレジスタ(72)は、レンズ駆動制
御回路(70)に対して割込信号を出し、低速駆動のた
めの初期設定を行う。すなわち、デフォーカス量計算回
路(64)は、レンズ駆動量レジスタ(68)にニアゾ
ーンで駆動すべきff1NZCNT=(NZC+KNZ
)を出力する。また、第2カウンタレジスタ(76)に
レンズ駆動量カウンタ値ENZCNTとして最新の測距
演算に要したレンズ行きすぎカウント値CTCを出力す
る。(EN7.CNT=CTC)すなわち、予想値KN
Zを用いず、測定値CTCを用いる。これ以後、撮影レ
ンズ(L Z)はニアゾーン領域(合焦近傍)に入る。
同時に、レンズ駆動量モニタ用のレジスタが第2カウン
タレジスタ(76)に移る。
ニアゾーンでは、第2カウンタレジスタ(76)は、移
動量検出回路(74)からのパルスが入るたびにレンズ
駆動制御回路(70)に割込信号を出し、第2カウンタ
レジスタ(76)の計数(ENZCNT)を1だけ加算
し、ニアゾーンでの移動mを求める(第9図参照)。
なお、撮影レンズ2を駆動するモーター(MOl )の
スピードは、好ましくは合焦位置に近づくにつれしだい
に遅くする。ニアゾーンでは、非定速なので測距演算は
行わず、CTCの値は更新されない。したがって、残り
駆動量は、NZC+KNZ−CTCである。第2カウン
タレジスタ(76)の計数(ENZCTC)がレンズ駆
動量レジスタ(68)の数値(NZCNT)と同じ値に
なれば、レンズ駆動は停止され、撮影レンズは合焦状態
になる。
高速から低速に移った場合の動作を、レンズ駆動の速度
と各時点での処理のタイミングを示した第4図を用いて
説明する。ここでは、時刻t。において、AP開始スイ
ッチが入り、t、でAFが終了して合焦になる。APス
スタート時、撮影レンズ2は、アウトゾーンにあるとす
る。AP開始信号が来ればt。で積分を始めtlで測距
演算を始める。そしてデフォーカス量が求まれば演算終
了時t、からレンズ駆動を開始する。レンズ加速中は積
分をしない。この理由は、測距演算の誤差を避けるため
である。
そして、レンズスピードが定速になった時点t3におい
てレンズ駆動中の積分を始める。駆動中の積分について
は積分と演算中に行きすぎるであろうというカウント値
を求めるために積分開始時t。
で第1カウンタレジスタ(72)の値をレンズ駆動制御
回路(70)が読み取ってメモリT、に保存する。また
、積分終了時t4では、メモリT、に保存する。測距演
算をt4から開始し、演算がt5で終了するとする。演
算終了時t、での第1カウンタレジスタ(72)の値を
レンズ駆動制御回路(70)が読み取ってメモリT3に
保存する。
被写体のデータはt3からt4の間で得られるのである
が、t、とかt4の中央時点b’を、被写体データの得
られた代表点とすると、このデータが得られた時点Is
’と、演算が求まった時点t。
との間にはCTCだけ時間おくれがある。このCTCと
は、t3°からtsまでに進んだパルスカウントの値で
あり、(’rt−’rs)−(’r、−’rt)/2で
求められる。この時間遅れの間にもレンズ(2)は動き
2レンズ駆動中に求めたレンズ駆動すべき量DPはすで
に、070分は動いてしまっているということになる。
ところが、被写体が動いていた場合、これを追いかける
APを行っていたりすると、こういった補正等の演算が
多いと測距に時間がかかり、問題である。できるだけ測
距周期を早くし、被写体に対する追随性を上げておきた
い。
そこで、時点t、において求まったレンズ駆動1ERR
cNTには、交換レンズや積分時間に保存する070分
の補正を行わず、定数KNZをさしひいて、ERRCN
T−KNZ−NZCを高速でのレンズ駆動量とする。す
なわち、 ERRCNT−NZC−KNZ→EVTCNT。
このゆきすぎ予想量KNZというのは最大積分時間のか
かる明るさの場合にレンズ駆動量のパルス当たりの重み
が大きい交換レンズ、すなわち、デフォーカスIDPと
レンズ駆動パルスカウントERRCNTの変換係数が小
さい交換レンズを用いた場合を最悪の条件として、この
時のCTCを想定して設定されている。なお、NZCは
、ニアゾーン内で即ち低速で駆動すべきパルス数である
次に、再びt5から、センサの積分を開始し、同様にT
、を第1カウンタレジスタ(72)から読み取っておく
。積分終了時t6でも同様にT、を第1カウンタレジス
タ(72)から読み取り、演算終了時t7でT、を第1
カウンタレジスタ(72)から読み取り、同様にERR
CNT−NZC−KNZ−EVTCNTとしていく。
t7で次の積分に入り、この積分が終了しないうちにE
VTCNT=0となり、ハイスピードの駆動を終えたと
する。この時点をt、とする。なお、これはどの時点で
もありえ、今は積分中としたが、演算中でもかまわない
。第4図では、toの時点で割り込みが入り、第1カウ
ンタレジスタ(72)のフローに入ることになる。そし
て、tsでレンズ駆動は、高速から低速に切り換わる。
このとき、低速で駆動すべきzNzcNT=(NZC+
KNZ )は、レンズ駆動量レジスタ(68)にセット
し、低速に切り換わる前の測距演算時のCTC値(ts
、 b、 t7でのT1.Tt、T3より求められる)
を(ENZCNT)として第2カウンタレジスタ(76
)のアップカウンタのベース値(オフセット値)として
セットする。こうして、レンズ移動量モニタレジスタが
第1カウンタレジスタ(72)から第2カウンタレジス
タ(76)に切り換わる。このカウンタ(76)は、レ
ンズ移動に伴い、移動量検出回路(74)からパルスが
入ってくるに従ってカウントアツプしていくものである
。一方、ニアゾーン領域での駆動!NZCと、アウトゾ
ーンで行きすぎ予想値として考えていたKNZとの和(
NZCNT)をロースピード駆動量としてレンズ移動量
レジスタ(68)にセットする。すなわち、CTC−E
NZCNT NZC+KNZ  → NZCNT 第4図に各変数の関係を表わす。ロースピード領域で実
際にレンズが動いたパルス数をXとすると、CTC+X
がENZCNTである。そして、このENZCNTがレ
ンズ駆動量レジスタ(68)のNZCNTと等しくなれ
ば、ニアゾーンで駆動すべき量を動かし終えたというこ
とでレンズ2をストップさせる。この時、レンズ(2)
は合焦状態になっている。
なお、レンズ行きすぎff1(CTC)の計算は、常に
最新のデータにリフレッシュしておいて、ニアゾーンに
入ってから利用してもよいし、また、ニアゾーンに入っ
てから演算してもよい。
次に、AFススタート時、レンズ2がニアゾーンにある
場合を説明する。この場合、積分と演算により得られた
レンズ駆動量ERRCNTをレンズ駆動量レジスタ(6
8)にNZCNTとしてセットする。そして、第1カウ
ンタレジスタ(72)のEVTCNTをFFH,第2カ
ウンタレジスタ(76)のENZCNTをOとする。
すなわち、 ERRCNT  −4NZCNT FFH−4EVTCNT 00H−4ENZCNT そして、レンズ(2)を低速で駆動する。移動量検出回
路(74)からパルスにより、第2カウンタレジスタ(
76)のENZCNTは1ずつ増加する。
ENZCNT=NZCNTとなったときに、レンズ(2
)を停止すると、レンズ(2)は合焦状態になっている
最後にAPススタート時レンズ(2)かにゾーンにある
場合を説明する。Kゾーンとは、合焦位置からKNZ以
内の領域をいう。KNZとは、上に述べたように、積分
中点から演算終了時までにレンズ(2)が行きすぎると
予想する最悪値である。
この場合、はじめは、アウトゾーン時と同様に扱う。た
だし、レンズ停止中なので、KNZ=O。
CTC=Oとする。したがって、 ERRCNT−NZC→EVTCNT そして、高速で駆動して、Kゾーン内にある時には、次
の積分を行わないようにし、これによって、Kゾーン内
で停止することを防ぐ。そして、次の積分でニアゾーン
扱いとして低速で駆動する。
(c)  デフォーカス量の演算 第5図に、デフォーカスff1DFの演算のフローを示
す。光電変換素子アレー(13)は、第6図に示すよう
に光軸(1)に関して対称的に配置された■次元COD
センサである。その一方を基準部L1他方を参照部Rと
よぶ。基準部りの各画素により受光された光量をCk(
k= 1 、2 、・・・23)とし、参照部の各画素
により受光された光量をrk(k= 1 。
2、・・・31)とする。光電変換素子アレー(13)
上に結像した2つの像の間隔を検出するために、参照部
R上の連続する23個の画素からなる9ケの組に対して
相関値H(12)を求め、H((2)が最も小さいeの
値からデフォーカス量DFを求める。
まず、ステップ#51でコントラストCを計算する。次
に、相関値H(12)を9ケの組に対して求め(#52
、以下ステップを略する)、H(のが最小であるQの値
をQmとする(#53)。
Q、がl又は9であるか否かを判別しく#54)、そう
であれば、そのQIllを像の位置XMとする(#57
)。そして、H(ffM)をY@とする。
#54で否であれば、補間計算を行い(#55)、像の
位置XMをさらに正確に求める(#55)。さらに、Y
Mを求める(#56)。
次に、YM/Cが所定の値a以上であるか否かを判別す
る(#59)。そうであれば、コントラストが低いので
、デフォーカス量を計算せずにリターンする。否であれ
ば、デフォーカス量DFを計算してリターンする(#6
0)。なお、合焦位置は5であり、またαは変換係数で
ある。
(d)  自動焦点調節のフロー 第7図に自動焦点調節のフローを示す。
まず、アウトゾーンからAPがスタートしたとする。不
図示のAF’開始ボタンを押し、マイコンのプログラム
がスタートすると、まず#lから始まり、CODライン
センサ(13)の積分を開始する。そして#2でCCD
センサ各画素のデータを用いてデフォーカスl1DFを
求める((C)節参照)。
#3でレンズ繰り出し量変換係数を用いて、デフォーカ
ス量DFからレンズ駆動パルスカウント値ERRCNT
を求める。#4で撮影レンズ(LZ)がストップ中かど
うかの判別をするが、はじめはストップ中なので#5に
進む。レンズが停止しているので、積分中点から演算終
了までにレンズが行きすぎると予想する値KNZを0と
し、又、同様にCTCもOとしておく(#5)。
今求めたデフォーカスff1DFより合焦状態であるか
否かを判別して(#6)、レンズ(2)が合焦状!f3
 (D F < E RRCN T )にあれば、#9
へ進み、合焦表示の処理を行う。そして、再び、#lへ
もどり、測距をくりかえす。#6で合焦でなければ#7
進み、方向反転のチェックをし、今回レンズを動かすと
いう方向と前回のAFまでレンズを動かしていた方向と
が反転していれば、#8へ進みレンズ駆動系のバックラ
ッシュ補正を行う。(詳細は略する。) 次に#15では、レンズ駆動量ERRCNTがニアゾー
ンに入っているかどうか、すなわちERRC,NT<N
ZCの判定をし、ニアゾーンなら、例えばニアゾーンフ
ラグをたてて(不図示)、#16へ進む。ニアゾーンで
なければ#18へ進む。今アウトゾーンという設定であ
るので、#18でアウトゾーン駆動量ERRCNT−N
ZCをレンズ駆動量モニタ用カウンタ(12)のEVT
CNTにセットする。#19で第1カウンタレジスタ(
72)を駆動し、この時レンズ駆動回路(66)にハイ
スピード駆動用の信号を出しておき、#20に進む。
そして、#20では、レンズ駆動回路(66)にレンズ
駆動開始信号を出し、実際にレンズ(2)が動き始める
次に#2Iでは、再びニアゾーンかどうかの判断をする
。ここでは#15の判別の際にセットしたニアゾーンフ
ラグを見ればよい。このフラグが立っていれば#22に
進んでレンズが停止するのを待ち、ニアゾーンフラグが
たっていなければ#31へ進み、レンズ停止中なので#
32で時間まちをする。次に、#lへもどり、再び測距
に入る。
ここで、#22と#32は同じ理由でこのステップがあ
る。#32では、レンズ駆動開始時の正の加速度がある
ため、レンズが一定速になるまで待つ。また、#22で
は、同様に、ニアゾーンでは、正の加速後すぐに負の加
速に入るので定速領域がほとんどないため、ニアゾーン
駆動中の測距の積分は合焦ずれの原因となるためにレン
ズ停止まちとなる。なお、このレンズ停止は、第2カウ
ンタレジスタ(76)の割りこみ処理によるものである
今のアウトゾーンという条件にもどってフローを追うと
、#31から#lへと進む。第2図ではt、の時点であ
る。#lで新たな積分に入り、フローを流れ、#4で今
度はレンズ駆動中であるので、#lOへ進む。
#lOで行きすぎ予想値200パルスをKNZにセット
する。#llでは、今回の演算結果と、今レンズを駆動
している方向とが反転していれば、#14へ進み、レン
ズを停止し、再び測距に入る。
反転していなければ、#12へ進み、行きすぎ予想値K
NZをレンズ駆動すべき値ERRCNTからさしひいて
おく。モして#13で再び方向が反転していないかどう
か判別し、#12の演算によって方向が反転していれば
やはり#14へ進む。
反転していなければ、#15に進む。ERRCNTがN
ZCより小さければ#I6へ進むが、今回はアウトゾー
ンとして#18でアウトゾーン駆動mをセットする。す
なわち、レンズ駆動中には、駆動量としてErtRCN
T−KNZ−NZCをEVTCNTにセットしなおすわ
けである。同様にフローを流れ、#31では、レンズ駆
動中であるので時間まちをせず、再び測距のループをま
わる。
そしてループ中にアウトゾーンでのレンズ駆動量を駆動
しおえ、EVTCNTがOになれば、第1カウンタレジ
スタ(72)の割り込みが入り、第8図の#23からの
フローがスタートする。このフローは低速駆動への切り
換えのためのセットをするわけである。すなわち#23
で低速の駆動すべきfiNZcNTをレンズ駆動型レジ
スタ(68)にセットする。#24で低速へ切りかわる
1回前に測距した時の積分中点から演算終了までのレン
ズ行きすぎ量CTCを、前述のように計算する。
そして#25でそのCTCを駆動量モニタカウンタ(7
6)にENZCNTとしてCTCをセットする。#26
で第2カウンタレジスタ(76)を作動させる。そして
#27でレンズ駆動回路(66)に対し、レンズ駆動を
低速に切り換えて、#22に入り、レンズ停止まちに入
る。
低速駆動中は、移動量検出回路lOから1パルス入るご
とに第2カウンタレジスタ13の割り込みがかかり、第
9図の#28からのフローがスタートし、移動mを計数
する。#28では第2カウンタレジスタ(I3)のEN
ZCNTをカウントアツプしていく。切り換わって低速
に入った場合は、ENZCNTはカウント値CTCから
スタートしているわけである。そして#29で、ENZ
CNTとNZCNTを比較して、駆動すべき量に達して
いれば、ENZCNT=NZCNTとなる。未だ駆動の
必要がある場合には、割り込み処理はリターンしていき
、#22をループしながら、第2カウンタレジスタ(7
6)の割り込みまちとなる。
#29でENZCNT=NZCNTとなれば、#30で
レンズ停止となり、合焦確認のため#lにもどり、測距
に入る。そして、#6で合焦となると、#9に移り、合
焦表示等の処理に入る。
以上が、アウトゾーンからAFL、た場合のフローであ
る。
次に、AF開始時に、ニアゾーン内に入っている場合の
説明に移る。#1からスタートして#15まではアウト
ゾーンと同じである。#15ではニアゾーンと判別され
るので、#16に移る。#16では、低速で駆動すべき
量としてERRCNTをNZCNTにセットし、アップ
カウンタ(76)のENZCNTへは0をセットする。
そして、#17で第2カウンタレジスタ(76)を駆動
させて、#20でレンズ駆動を開始する。
#21でニアゾーンであると判別をして#22に進みレ
ンズの停止まちとなる。以下、アウトゾーンからAFt
、た場合に高速から低速に切り換った時と同様に、パル
スが入るたびに第2カウンタレジスタ(76)の割り込
みが入る。そして、デフォーカス分駆動し終えればレン
ズを停止し、#lから#6を通り#9で合焦となる。
次に、APススタート時にゾーンからスタートした場合
を考える。APは、#lからスタートし、#4.#5を
通り、#15でアウトゾーン扱いでアウトゾーン駆動量
をセットする。そして、#20でレンズ駆動を始め、#
21から#32を通って、#lへ戻ってい(。ところが
、アウトゾーン駆動量というのは、たかだか200パル
スとしているので、次の測距ループ(#l〜#4→#1
0→#13−#15)をまわる以前にアウトゾーン駆動
量が駆動を終了することがある。この場合、停止中のE
RRCNTを持って、第1カウンタレジスタ(72)の
割り込みが入る。#23でNZC+KNZを駆動量とし
てN Z CN Tにセットするのであるが、この割り
込みが来た要因のERRCNTは、レンズ停止中であっ
たためにレンズ駆動による行きすぎfiCTCには関係
がない。よって#5でKNZ=CTC=Oとしている。
したがって、#23のKNZ=Oであり、#24.#2
5のCTCc)Oであるので、NZCがNZCNTIニ
ーt=−、+トされ、0がENZCNTにセットされる
以下は他の場合と同様に#27から#22に移り、第2
カウンタレジスタ(76)の割り込みがパルス入力ごと
に入り、E N Z CN T = N Z CN T
となった時点で合焦となるわけである。
変形実施例としてレンズ行きすぎmCTCの計算(第8
図の#24)は、#11と#12の間にいれてもよい。
これにより、CTCの計算は高速駆動中に行っておくこ
とになる。この場合、T1゜T2.T3をずっと格納し
ておく必要がないので、それらのレジスタは不用になり
、CTCのレジスタだけを用いればよい。
また、第1図における第1カウンタレジスタ(72)と
第2カウンタレノスタ(76)とを1つのレジスタで代
用してもよい。第7〜9図のフローでは、第1カウンタ
レジスタ(72)のフローと第2カウンタレジスタ(7
6)のフローとを切り換えて使えばよい。これは、両カ
ウンタレジスタ(72)。
(76)を同時に使用することはないからである。
さらに、第1カウンタレジスタ(72)は、第2カウン
タレジスタ(76)と同様にアップカウンタにしてもよ
い。この場合、第1カウンタレジスタ(72)の初期値
は0であり、パルスが入るたびに1つ加算されることに
なる。そして、第1カウンタレジスタ(72)とレンズ
駆動量レジスタ(68)とが同じ値になれば、高速駆動
領域が終わることになる。
発明の効果 測距とデフォーカス量演算のループに要する時間が短縮
でき、また、高速駆動中でのレンズ移動分の補正を行わ
ないので、測距回数が増し、被写体の移動に追随しやす
い。比較的合焦付近のデータが使えるので、大デフォー
カス量の時(高速定速駆動時)に最初の測定結果が少々
ばらついても合焦精度を上げられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、自動焦点調節装置のブロック図である。 第2図は、自動焦点調節装置を備えたカメラのブロック
図である。 第3図は、自動焦点調節装置の回路図である。 第4図は、レンズスピードとレンズの位置との関係の一
例のグラフである。 第5図は、デフォーカス量演算のフローチャートである
。 第6図は、光電交換素子アレイの図である。 第7図〜第9図は、それぞれ、自動焦点調節のフローチ
ャートである。 第10図と第11図は、それぞれ、焦点検出の原理を示
す図である。 特許出願人  ミノルタカメラ株式会社代  理  人
 弁理士 前出 葆ほか2名第1 >T4 1ひ!タレンr 第4゛ 第6図 第5図 第7x 第8語          第9」 第io、=’3 411冗

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光軸に対して互いに対称な関係にある撮影レンズ
    の第1と第2の領域のそれぞれを通過した被写体からの
    光束をそれぞれ再結像させてなる二つの像を受光する光
    電変換手段と、 この光電変換手段により得られた二つの像の相互位置関
    係から合焦位置からの撮影レンズのデフォーカス量を求
    めるデフォーカス量演算手段と、このデフォーカス量を
    駆動量に換算して撮影レンズを合焦位置方向に駆動する
    駆動手段と、撮影レンズの移動に従って信号を発生する
    移動量信号発生手段と、 移動量信号発生手段の信号によって撮影レンズの移動の
    方向により加算又は減算するカウンタ手段と、 駆動手段による撮影レンズの移動を制御するレンズ制御
    手段とからなり、 このレンズ制御手段は、デフォーカス量が所定の範囲外
    にある場合は、光電変換手段による受光とこれに基づく
    デフォーカス演算手段による演算を順次行わせ、駆動手
    段に撮影レンズを高速かつ定速で駆動させ、光電変換手
    段における被写体像の光量の積分の開始時、終了時およ
    びこの積分をもとにしたデフォーカス量演算手段による
    演算の終了時の3時点でのカウンタ手段の計数値から、
    積分の中央時点から演算終了時までの撮影レンズの移動
    量を演算し、 デフォーカス量が所定の範囲内にある場合は、駆動手段
    に撮影レンズを低速で駆動させ、上記のデフォーカス量
    より求められる駆動量と上記の移動量との差で定まる残
    り駆動量と、上記の移動量検出手段が検出したパルス数
    とが等しくなったときに駆動手段に撮影レンズを停止さ
    せることを特徴とする自動焦点調節装置。
JP61011538A 1986-01-21 1986-01-21 自動焦点調節装置 Pending JPS62169113A (ja)

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