JPH0977622A - 光硬化型歯科用ワックス組成物 - Google Patents

光硬化型歯科用ワックス組成物

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JPH0977622A
JPH0977622A JP25948995A JP25948995A JPH0977622A JP H0977622 A JPH0977622 A JP H0977622A JP 25948995 A JP25948995 A JP 25948995A JP 25948995 A JP25948995 A JP 25948995A JP H0977622 A JPH0977622 A JP H0977622A
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waxes
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暢之 服部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光硬化型の歯科用ワックスに於いて、硬化
性、成型性に優れ、且つ目のちらつきや疲労等を起こす
ことや支台歯模型への色写りを起こすことが無く蝋型作
製に好適な歯科用ワックス組成物を開発することに在
る。 【解決手段】 エチレン性不飽和二重結合を少なくとも
1個含有するメタクリレートまたはアクリレート、光重
合開始剤、還元剤、屈折率が2.0〜3.0の金属酸化物、非
イオン系界面活性剤、ワックスの各成分を夫々特定量ず
つ組み合わせた構成から成るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歯科精密鋳造用ワ
ックス型の作製に用いられる光硬化型歯科用ワックス組
成物に関するものであり、更に詳しくは、インレー、ク
ラウン、ブリッジ等の歯科補綴物を鋳造するための蝋型
作製に使用される光硬化型歯科用ワックス組成物に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、歯科補綴物はロストワックス精密
鋳造法によって作製されており、その蝋型原型の作製に
は、歯科用ワックスが使用されている。一般に、歯科用
ワックスは、動植物系、鉱物系、石油系,合成系中の各
種ワックス類を主成分とし、使用目的に応じて、これに
ロジンやダンマーなどの天然樹脂及びエチレン・酢酸ビ
ニル共重合樹脂や炭化水素樹脂などの合成樹脂を加え
て、強度や硬さや切削性を調整したり、光沢を与えてた
りした熱可塑性のワックスが使用されている。また最近
に至り、特開平4-183737号に開示されている様な動植物
油脂、鉱物油脂、合成油脂等のワックスと波長10〜700
ナノメーターの光を吸収する光開始剤によって硬化する
重合性プレポリマーとを主成分とする光重合硬化型の歯
科用ワックスも開発され、使用される様になって来てい
る。
【0003】蝋型を造る方法としては、 (1)離型剤を塗布した支台歯模型に加熱軟化したワッ
クスを圧接して成型する方法 (2)離型剤を塗布した支台歯模型に加熱溶解したワッ
クスを築盛し、凝固した後、インスツルメント等を用い
て成形する方法 (3)離型剤を塗布した支台歯模型に光重合硬化型のワ
ックスを圧接して成型し、波長10〜700ナノメーターの
光を当てることによって瞬時に硬化させる方法 などがある。しかし蝋型は何れの方法で作製するにせ
よ、歯科補綴物の原型となるものであり、歯質欠損部を
正確に再現したものであることが重要である。
【0004】しかし、熱可塑性の歯科用ワックスを加熱
して軟化・溶解して成型する上記(1)、(2)の方法で
は、ワックスの冷却硬化時の凝固収縮や熱収縮による変
形や、支台歯模型から抜き取る際に蝋型の辺縁部が破折
して了うという欠点があり、一方、光重合硬化型の歯科
用ワックスに於いては、ワックスと重合性プレポリマー
若しくは重合性モノマーとが均一に混じり合わず、不均
一な光硬化が起こったり、硬化不良を起こしたりすると
いう欠点がある。そのため、蝋型の作製作業が非常に繊
細で難しいものとなっている。また、通常、これ等の歯
科用ワックスは、油性染料によりグリーン,レッド,ブ
ルー等の色調に着色されている。処が、これ等の色調は
光の反射が強いため残像が長時間に渉って消えず(残像
消滅時間が長く)、目のちらつきや疲労等を惹き起こす
と共に、染料の濃度によっては支台歯模型への色写りと
いう問題も起こっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明者等は、
光硬化型のワックスであって、蝋型作製の際に硬化不良
を生じることが無く、成型性に優れ、且つ目のちらつき
や疲労等を起こすことが無く、しかも支台歯模型への色
写りも無く、正確な蝋型作製に好適な歯科用ワックス組
成物を開発することを課題とした。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく鋭
意検討の結果、エチレン性不飽和二重結合を少なくとも
1個含有するメタクリレートまたはアクリレート、光重
合開始剤、還元剤、屈折率が2.0〜3.0の金属酸化物、非
イオン系界面活性剤、ワックスの各成分を特定量ずつ組
み合わせることによって均一で確実な光硬化が得られ、
成形性も良く、色調面でも目に優しく安定した性能を発
揮させることが出来ることを究明して本発明を完成し
た。
【0007】
【発明の実施の形態】即ち、本発明に係る光硬化型歯科
用ワックス組成物は、 (a)エチレン性不飽和二重結合を少なくとも1個含有するメタクリレートまたは アクリレート 40〜75重量% (b)光重合開始剤 0.01〜 5重量% (c)還元剤 0.1〜 5重量% (d)ナトリウムD線での屈折率が2.0〜3.0の金属酸化物 0.1〜0.4重量% (e)非イオン系界面活性剤 0.5〜 6重量% (f)動植物系ワックス,鉱物系ワックス,石油系ワックス,合成系ワックスから 成る群中から選ばれる1種または2種以上のワックス 20〜60重量% 以上の(a)〜(f)から成ることを特徴とするものであ
る。
【0008】本発明に使用されるエチレン性不飽和二重
結合を少なくとも1個含有するメタクリレートまたはア
クリレート(a)は、具体的に表すと、メチルメタクリレ
ート、エチルメタクリレート、イソプロピルメタクリレ
ート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、3−ヒド
ロキシプロピルメタクリレート、2−ヒドロキシ−1,
3−ジメタクリロキシプロパン、n−ブチルメタクリレ
ート、イソブチルメタクリレート、ヒドロキシプロピル
メタクリレート、テトラヒドロフルフリルメタクリレー
ト、グリシジルメタクリレート、2−メトキシエチルメ
タクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレート、ベ
ンジルメタクリレート、2,2−ビス(メタクリロキシ
フェニル)プロパン、2,2−ビス[4−(2−ヒドロ
キシ−3−メタクリロキシプロポキシ)フェニル]プロ
パン、2,2−ビス(4−メタクリロキシジエトキシフ
ェニル)プロパン、2,2−ビス(4−メタクリロキシ
ポリエトキシフェニル)プロパン、エチレングリコール
ジメタクリレート、ジエチレングリコールジメタクリレ
ート、トリエチレングリコールジメタクリレート、ブチ
レングリコールジメタクリレート、ネオペンチルグリコ
ールジメタクリレート、1,3−ブタンジオールジメタ
クリレート、1,4−ブタンジオールジメタクリレー
ト、1,6−ヘキサンジオールジメタクリレート、トリ
メチロールプロパントリメタクリレート、トリメチロー
ルエタントリメタクリレート、ペンタエリスリトールト
リメタクリレート、トリメチロールメタントリメタクリ
レート、ペンタエリスリトールテトラメタクリレート及
びこれ等のアクリレート、また分子中にウレタン結合を
有するメタクリレート及びアクリレート等がある。特
に、ジー2−メタクリロキシエチル−2,2,4−トリ
メチルヘキサメチレンジカルバメート及びこれのアクリ
レートが好適である。これ等のメタクリレート及びアク
リレートは歯科用材料としては公知のものであり必要に
応じて単独で、或いは混合して使用することが出来る。
【0009】これ等のエチレン性不飽和二重結合を少な
くとも1個含有するメタクリレートまたはアクリレート
は、光硬化型歯科用ワックス組成物中に40〜75重量%の
範囲で配合される。40重量%未満の場合には光重合によ
る硬化不良を惹き起こし易く、75重量%を超えた場合に
は重合収縮が大きくなり補綴物の適合性精度が劣って来
る傾向がある。
【0010】光重合開始剤(b)は増感剤とも呼ばれ還元
剤との組合わせで一般に用いられるものである。光重合
開始剤としては、カンファーキノン、ベンジル、ジアセ
チル、ベンジルジメチルケタール、ベンジルジエチルケ
タール、ベンジルジ(2−メトキシエチル)ケタール、
4,4´−ジメチルベンジル−ジメチルケタール、アン
トラキノン、1−クロロアントラキノン、2−クロロア
ントラキノン、1,2−ベンズアントラキノン、1−ヒ
ドロキシアントラキノン、1−メチルアントラキノン、
2−エチルアントラキノン、1−ブロモアントラキノ
ン、チオキサントン、2−イソプロピルチオキサント
ン、2−ニトロチオキサントン、2−メチルチオキサン
トン、2,4−ジメチルチオキサントン、2,4−ジエチ
ルチオキサントン、2,4−ジイソプロピルチオキサン
トン、2−クロロ−7−トリフルオロメチルチオキサン
トン、チオキサントン−10,10−ジオキシド、チオ
キサントン−10−オキサイド、ベンゾインメチルエー
テル、ベンゾインエチルエーテル、イソプロピルエーテ
ル、ベンゾインイソブチルエーテル、ベンゾフェノン、
ビス(4−ジメチルアミノフェニル)ケトン、4,4’
−ビスジエチルアミノベンゾフェノン、アジド基を含む
化合物などを具体的に例示出来る。これ等の光重合開始
剤は単独で若しくは2種以上を混合して使用することが
出来る。
【0011】光重合開始剤の配合量は、光硬化型歯科用
ワックス組成物中に0.01〜5重量%の範囲である。0.01
重量%未満では充分な初期硬化が得られず、また5重量
%を超えて配合しても硬化特性の向上効果は見られず、
反って硬化性が低下して来る。
【0012】還元剤(c)としては3級アミンが好適に使
用出来る。3級アミンとしては、N,N−ジメチル−p
−トルイジン、N,N−ジメチルアミノエチルメタクリ
レート、トリエタノールアミン、4−ジメチルアミノ安
息香酸メチル、4−ジメチルアミノ安息香酸エチル、4
−ジメチルアミノ安息香酸イソアミルが好ましい。また
他の還元剤としては、ベンゾイルパーオキサイド、スル
フィン酸ソーダ誘導体、有機金属化合物等を挙げること
が出来る。これ等の還元剤は単独で、若しくは2種以上
を混合して使用することが出来る。
【0013】還元剤の配合量は、光硬化型歯科用ワック
ス組成物中に0.1〜5重量%の範囲で使用される。0.1重
量%未満では充分な光硬化が得られず、また5重量%を
超えて配合すると硬化性が悪くなって来る傾向がある。
【0014】ナトリウムD線での屈折率が2.0〜3.0の金
属酸化物(d)はオペーク性付与材として配合される。人
間が色を感じるという事は、着色剤によって無色の物体
が反射すべき光の特定のスペクトルを吸収し、その減少
した波長を補う色に見えることを言う。光の吸収が大き
く反射光の減衰が大きい場合は暗い色、濃い色となり、
反射光の減衰が小さい場合は淡い色、明るい色となる。
従って、透明性の赤色、黄色、オレンジ色等の明るい色
の場合は、反射光の減衰が少ないため眼の疲労を起こし
易い。緑色、青色等の暗い色の場合には色が薄く透明性
が有る場合は光の透過により眼の疲労が起こり易く、色
が濃い場合には支台歯模型への色写りや蝋型に形成され
た裂溝が見づらくなる傾向がある。一方、色調にオペー
ク性を付与すると、光の反射と透過を抑えることが出
来、眼の疲労を抑えることが出来、また同時に、裂溝も
見易くなる。中でもオペーク性を有するグレー色は眼の
疲労が少なく好ましい色調である。
【0015】ワックスにオペーク性を付与するために
は、ナトリウムD線での屈折率が2.0〜3.0の金属酸化物
が適当である。具体的には、二酸化チタン(アナターゼ
型:屈折率2.5、ルチル型:屈折率2.7)、亜鉛華(屈折
率:2.0)、酸化クロム(屈折率:2.5)、酸化マンガン
(屈折率:2.16)、酸化鉄(屈折率:2.67)、酸化ニッ
ケル(屈折率:2.27)、酸化銅(屈折率:2.63)、酸化
ジルコニウム(屈折率:2.2)、酸化アンチモン(屈折
率:2.04)、酸化セリウム(屈折率:2.0)、酸化ビス
マス(屈折率:2.63)等を例示することが出来る。屈折
率が2.0未満の場合には、ワックスの屈折率(例えばパ
ラフィンの屈折率:1.40〜1.41)と近く、オペーク効果
が少なく、屈折率が3.0を超えるものはワックスの光硬
化性を低下させる傾向がある。尚、金属酸化物の配合量
は、0.1〜0.4重量%が適当であり、0.1重量%未満の少
ない場合にはオペーク性を充分与えることが出来ない。
また、0.4重量%を超えると焼却残渣が多くなり鋳造体
表面に荒れを生じさせる恐れがある。これ等の金属酸化
物は単独で用いても2種以上組み合わせて使用しても差
し支えない。
【0016】非イオン系界面活性剤(e)は親油性付与材
として配合されるものであり、親油基であるアルキル基
に親水基が組合わさった非イオン系界面活性剤と、親油
基であるアルキル基中の水素がフッ素で置換されたフル
オロカーボン基に親水基が組合わさった非イオン系界面
活性剤が適当である。イオン系界面活性剤は蝋型を埋没
した時に埋没材の表面を荒らす恐れがあり不適当であ
る。
【0017】本発明に使用される非イオン系界面活性剤
は、親油基であるアルキル基に親水基が組み合わさった
非イオン系界面活性剤として;ポリオキシエチレンアル
キルエーテル,ポリオキシエチレンポリオキシプロピレ
ンアルキルエーテル,ポリオキシエチレンアルキルフェ
ニルエーテルなどで代表されるエチレンオキサイドまた
はプロピレンオキサイドの付加モル数が1〜30でアルキ
ル基の炭素数が12〜22であるエーテル型の非イオン系界
面活性剤;ソルビタン脂肪酸エステル,グリセリン脂肪
酸エステル,ポリグリセリン脂肪酸エステル,エチレン
グリコール脂肪酸エステル,ポリエチレングリコール脂
肪酸エステル,プロピレングリコール脂肪酸エステル,
ペンタエリスリトール脂肪酸エステルなどで代表される
多価アルコールと炭素数12〜22である脂肪酸の部分エス
テル型の非イオン系界面活性剤;ポリオキシエチレンソ
ルビタン脂肪酸エステル,ポリオキシエチレンソルビッ
ト脂肪酸エステル,ポリオキシエチレンマンニタン脂肪
酸エステル,ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エス
テル,ポリオキシエチレンプロピレングリコールモノ脂
肪酸エステルなどで代表されるエチレンオキサイドの付
加モル数が1〜30,脂肪酸の炭素数が12〜22であるエー
テルエステル型の非イオン系界面活性剤;ポリオキシエ
チレンヒマシ油・硬化ヒマシ油,ポリオキシエチレンラ
ノリン誘導体,ポリオキシエチレンミツロウ誘導体など
で代表される付加モル数1〜30のエチレンオキサイドと
のエステル型の非イオン系界面活性剤;が挙げられる。
【0018】また親油基であるアルキル基中の水素がフ
ッ素で置換されたフルオロカーボン基に親水基が組み合
わさった非イオン系界面活性剤としては次に示す3つの
一般式で代表されるものがある。
【0019】
【化1】
【0020】Rf:炭素数1〜20のフッ素化脂肪族基また
はフッ素化芳香族基である。尚、脂肪族基は直鎖状,分
岐状,環状の何れのものでも良い。 B:2価の連結基(例−SO2−,>COなど)。 R':水素原子または炭素原子。 l,m,n:1〜50の整数。
【0021】非イオン界面活性剤は、エチレン性不飽和
二重結合を少なくとも1個含有するメタクリレートまた
はアクリレートに親油性を付与し、ワックスとの混合を
容易にし、硬化不良を防止する効果を有している。しか
し、0.5重量%未満の様に少ない場合には親油性付与の
効果が充分に得られない。また、6.0重量%を超えると
硬化体が脆くなり支台歯模型から引き抜く際に破壊し易
くなる。このため非イオン系界面活性剤の配合量は0.5
〜6.0重量%の範囲が適当である。尚、これ等の親油性
付与剤は単独で用いても2種以上を組み合わせても一向
に差し支えない。
【0022】動植物系ワックス,鉱物系ワックス,石油
系ワックス,合成系ワックスからなる群中から選ばれる
1種または2種以上のワックス(f)は、歯科用ワックス
として公知なものであり、蜜蝋,カルナウバワックスな
どの動植物系ワックス、モンタンワックスなどの鉱物系
ワックス、パラフィンワックス,セレシンなどの石油系
ワックス、ポリエチレンワックスなどの合成系ワックス
などがある。
【0023】これ等のワックス類の配合量は、20〜60重
量%の範囲が適当である。20重量%未満の少ない場合に
は、蝋型を支台歯模型から引き抜く際に蝋型が支台歯模
型を破壊して了う恐れがあり、60重量%を超えると一部
未硬化部分が残るため、蝋型を支台歯模型から引き抜く
際に変形を生じる恐れがある。尚、これ等のワックス類
は単独で用いても2種以上を組み合わせても一向に差し
支えない。
【0024】また、必要に応じてロジンやダンマーなど
の天然樹脂、エチレン・酢酸ビニル共重合樹脂や炭化水
素樹脂などの合成樹脂や油性染料を配合しても良いこと
は勿論である。尚、本発明の光硬化型歯科用ワックス組
成物は、紫外線または可視光線などの活性光線を照射す
ることにより重合反応が達せられものである。光源とし
ては超高圧、高圧、中圧及び低圧の各種水銀灯、ケミカ
ルランプ、カーボンアーク灯、メタルハライドランプ、
蛍光ランプ、タングステンランプ、キセノンランプ、ア
ルゴンイオンレーザーなどを使用することが出来る。
【0025】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を説明するが、
本発明はこれ等に限定されるものではない。
【0026】 実施例1 (重量%) 蜜蝋 4.0 130°Fパラフィンワックス 37.7 メチルメタクリレート 40.0 トリエチレングリコールジメタクリレート 15.0 N,N−ジメチル−P−トルイジン 0.7 カンファーキノン 0.2 ポリエチレンアルキルエーテル 2.0 二酸化チタン 0.1 油性染料(商品名 C.I Solvent Black 3) 0.3 蜜蝋、パラフィンワックスを110℃の電気溶解釜中で20
分間加熱、攪拌して完全に溶解し、直ちに濾過して棒状
或いは板状にした後、残りの成分と共にブレンダー内で
1時間充分に混合・混練を行い光硬化型歯科用ワックス
組成物を作製し、遮光性シリンジに封入した。これを用
いて、硬化性、残像消滅時間、鋳造体表面の荒れ、保存
安定性及び操作性を評価した。結果は表に纏めて示し
た。
【0027】 実施例2 (重量%) 蜜蝋 5.0 130°Fパラフィンワックス 45.5 2,2−ビス(メタクリロキシフェニル)プロパン 27.5 2−ヒドロキシエチルメタクリレート 17.5 N,N-ジメチル-P−トルイジン 0.7 カンファーキノン 0.2 グリセリン脂肪酸エステル 3.0 二酸化ジルコニウム 0.3 油性染料(商品名 C.I Solvent Black 3) 0.3 蜜蝋、パラフィンワックスを120℃の電気溶解釜中で20
分間加熱、攪拌して完全に溶解し、直ちに濾過して棒状
或いは板状にした後、残りの成分と共にブレンダー内で
1時間充分に混合・混練を行い光硬化型歯科用ワックス
組成物を作製し、遮光性シリンジに封入した。これを用
いて、硬化性、残像消滅時間、鋳造体表面の荒れ、保存
安定性及び操作性を評価した。結果は表に纏めて示し
た。
【0028】 実施例3 (重量%) 蜜蝋 5.0 130°Fパラフィンワックス 23.7 ジ−2−メタクリロキシエチル−2,2,4− 40.5 トリヘキサメチレンジカルバメート トリエチレングリコールジメタクリレート 24.5 N,N-ジメチルアミノエチルメタクリレート 0.7 カンファーキノン 0.2 ポリオキシエチレンマンニタン脂肪酸エステル 5.0 二酸化チタン 0.1 油性染料(商品名 C.I Solvent Black 3) 0.3 蜜蝋、パラフィンワックスを110℃の電気溶解釜中で20
分間加熱、攪拌して完全に溶解し、直ちに濾過して棒状
或いは板状にした後、残りの成分と共にブレンダー内で
1時間充分に混合・混練を行い光硬化型歯科用ワックス
組成物を作製し、遮光性シリンジに封入した。これを用
いて、硬化性、残像消滅時間、鋳造体表面の荒れ、保存
安定性及び操作性を評価した。結果は表に纏めて示し
た。
【0029】 実施例4 (重量%) 蜜蝋 5.0 120°Fパラフィンワックス 18.5 2,2−ビス(メタクリロキシフェニル)プロパン 40.0 トリエチレングリコールジメタクリレート 30.0 N,N-ジメチルアミノエチルメタクリレート 0.7 カンファーキノン 0.2 ポリオキシエチレンヒマシ油 5.0 亜鉛華 0.3 油性染料(商品名 C.I Solvent Black 3) 0.3 蜜蝋、パラフィンワックスを110℃の電気溶解釜中で20
分間加熱、攪拌して完全に溶解し、直ちに濾過して棒状
或いは板状にした後、残りの成分と共にブレンダー内で
1時間充分に混合・混練を行い光硬化型歯科用ワックス
組成物を作製し、遮光性シリンジに封入した。これを用
いて、硬化性、残像消滅時間、鋳造体表面の荒れ、保存
安定性及び操作性を評価した。結果は表に纏めて示し
た。
【0030】 実施例5 (重量%) 蜜蝋 8.0 130°Fパラフィンワックス 24.7 120°Fパラフィンワックス 20.2 メチルメタクリレート 25.0 トリエチレングリコールジメタクリレート 20.0 N,N-ジメチル-P−トルイジン 0.5 カンファーキノン 0.2 ポリエチレンアルキルエーテル 1.0 二酸化チタン 0.1 油性染料(商品名 C.I Solvent Black 3) 0.3 蜜蝋、パラフィンワックスを110℃の電気溶解釜中で20
分間加熱、攪拌して完全に溶解し、直ちに濾過して棒状
或いは板状にした後、残りの成分と共にブレンダー内で
1時間充分に混合・混練を行い光硬化型歯科用ワックス
組成物を作製し、遮光性シリンジに封入した。これを用
いて、硬化性、残像消滅時間、鋳造体表面の荒れ、保存
安定性及び操作性を評価した。結果は表に纏めて示し
た。
【0031】 実施例6 (重量%) 蜜蝋 10.0 130°Fパラフィンワックス 28.0 120°Fパラフィンワックス 16.0 2,2−ビス(メタクリロキシフェニル)プロパン 29.0 2−ヒドロキシエチルメタクリレート 14.5 N.N-ジメチル-P−トルイジン 0.7 カンファーキノン 0.2 グリセリン脂肪酸エステル 1.0 二酸化セリウム 0.3 油性染料(商品名 C.I Solvent Black 3) 0.3 蜜蝋、パラフィンワックスを120℃の電気溶解釜中で20
分間加熱、攪拌して完全に溶解し、直ちに濾過して棒状
或いは板状にした後、残りの成分と共にブレンダー内で
1時間充分に混合・混練を行い光硬化型歯科用ワックス
組成物を作製し、遮光性シリンジに封入した。これを用
いて、硬化性、残像消滅時間、鋳造体表面の荒れ、保存
安定性及び操作性を評価した。結果は表に纏めて示し
た。
【0032】 実施例7 (重量%) 蜜蝋 3.0 130°Fパラフィンワックス 20.7 120°Fパラフィンワックス 10.4 ジ−2−メタクリロキシエチル−2,2,4− 59.0 トリヘキサメチレンジカルバメート N,N-ジメチルアミノエチルメタクリレート 1.0 カンファーキノン 0.5 ポリオキシエチレンマンニタン脂肪酸エステル 5.0 二酸化チタン 0.1 油性染料(商品名 C.I Solvent Black 3) 0.3 蜜蝋、パラフィンワックスを110℃の電気溶解釜中で20
分間加熱、攪拌して完全に溶解し、直ちに濾過して棒状
或いは板状にした後、残りの成分と共にブレンダー内で
1時間充分に混合・混練を行い光硬化型歯科用ワックス
組成物を作製し、遮光性シリンジに封入した。これを用
いて、硬化性、残像消滅時間、鋳造体表面の荒れ、保存
安定性及び操作性を評価した。結果は表に纏めて示し
た。
【0033】 実施例8 (重量%) 蜜蝋 8.0 120°Fパラフィンワックス 37.6 2,2−ビス(メタクリロキシフェニル)プロパン 27.0 トリエチレングリコールジメタクリレート 20.0 N,N-ジメチルアミノエチルメタクリレート 1.5 カンファーキノン 0.5 ポリオキシエチレンヒマシ油 5.0 亜鉛華 0.1 油性染料(商品名 C.I Solvent Black 3) 0.3 蜜蝋、パラフィンワックスを110℃の電気溶解釜中で20
分間加熱、攪拌して完全に溶解し、直ちに濾過して棒状
或いは板状にした後、残りの成分と共にブレンダー内で
1時間充分に混合・混練を行い光硬化型歯科用ワックス
組成物を作製し、遮光性シリンジに封入した。これを用
いて、硬化性、残像消滅時間、鋳造体表面の荒れ、保存
安定性及び操作性を評価した。結果は表に纏めて示し
た。
【0034】 比較例1 (重量%) 蜜蝋 7.0 130°Fパラフィンワックス 27.2 メチルメタクリレート 30.5 トリエチレングリコールジメタクリレート 24.0 N,N-ジメチル-P−トルイジン 0.7 カンファーキノン 0.2 ポリエチレンアルキルエーテル 10.0 二酸化チタン 0.1 油性染料(商品名 C.I Solvent Black 3) 0.3 蜜蝋、パラフィンワックスを110℃の電気溶解釜中で20
分間加熱、攪拌して完全に溶解し、直ちに濾過して棒状
或いは板状にした後、残りの成分と共にブレンダー内で
1時間充分に混合・混練を行い光硬化型歯科用ワックス
組成物を作製し、遮光性シリンジに封入した。これを用
いて、硬化性、残像消滅時間、鋳造体表面の荒れ、保存
安定性及び操作性を評価した。結果は表に纏めて示し
た。
【0035】 比較例2 (重量%) 蜜蝋 8.0 130°Fパラフィンワックス 25.5 2,2−ビス(メタクリロキシフェニル)プロパン 42.5 2−ヒドロキシエチルメタクリレート 22.5 N,N-ジメチル-P−トルイジン 0.7 カンファーキノン 0.2 グリセリン脂肪酸エステル 0.1 亜鉛華 0.2 油性染料(商品名 C.I Solvent Black 3) 0.3 蜜蝋、パラフィンワックスを110℃の電気溶解釜中で20
分間加熱、攪拌して完全に溶解し、直ちに濾過して棒状
或いは板状にした後、残りの成分と共にブレンダー内で
1時間充分に混合・混練を行い光硬化型歯科用ワックス
組成物を作製し、遮光性シリンジに封入した。これを用
いて、硬化性、残像消滅時間、鋳造体表面の荒れ、保存
安定性及び操作性を評価した。結果は表に纏めて示し
た。
【0036】 比較例3 (重量%) 蜜蝋 8.0 130°Fパラフィンワックス 41.7 ジ−2−メタクリロキシエチル−2,2,4− 30.0 トリヘキサメチレンジカルバメート トリエチレングリコールジメタクリレート 15.0 N,N-ジメチルアミノエチルメタクリレート 1.0 カンファーキノン 0.5 ポリオキシエチレンマンニタン脂肪酸エステル 3.0 二酸化チタン 0.5 油性染料(商品名 C.I Solvent Black 3) 0.3 蜜蝋、パラフィンワックスを110℃の電気溶解釜中で20
分間加熱、攪拌して完全に溶解し、直ちに濾過して棒状
或いは板状にした後、残りの成分と共にブレンダー内で
1時間充分に混合・混練を行い光硬化型歯科用ワックス
組成物を作製し、遮光性シリンジに封入した。これを用
いて、硬化性、残像消滅時間、鋳造体表面の荒れ、保存
安定性及び操作性を評価した。結果は表に纏めて示し
た。
【0037】 比較例4 (重量%) 蜜蝋 5.0 120°Fパラフィンワックス 18.75 2,2−ビス(メタクリロキシフェニル)プロパン 40.0 トリエチレングリコールジメタクリレート 30.0 N,N-ジメチルアミノエチルメタクリレート 0.7 カンファーキノン 0.2 ポリオキシエチレンヒマシ油 5.0 亜鉛華 0.05 油性染料(商品名 C.I Solvent Black 3) 0.3 蜜蝋、パラフィンワックスを110℃の電気溶解釜中で20
分間加熱、攪拌して完全に溶解し、直ちに濾過して棒状
或いは板状にした後、残りの成分と共にブレンダー内で
1時間充分に混合・混練を行い光硬化型歯科用ワックス
組成物を作製し、遮光性シリンジに封入した。これを用
いて、硬化性、残像消滅時間、鋳造体表面の荒れ、保存
安定性及び操作性を評価した。結果は表に纏めて示し
た。
【0038】 比較例5 (重量%) 蜜蝋 3.0 130°Fパラフィンワックス 9.9 メチルメタクリレート 65.0 トリエチレングリコールジメタクリレート 20.0 N,N-ジメチル-P−トルイジン 0.5 カンファーキノン 0.2 ポリエチレンアルキルエーテル 1.0 二酸化チタン 0.1 油性染料(商品名 C.I Solvent Black 3) 0.3 蜜蝋、パラフィンワックスを110℃の電気溶解釜中で20
分間加熱、攪拌して完全に溶解し、直ちに濾過して棒状
或いは板状にした後、残りの成分と共にブレンダー内で
1時間充分に混合・混練を行い光硬化型歯科用ワックス
組成物を作製し、遮光性シリンジに封入した。これを用
いて、硬化性、残像消滅時間、鋳造体表面の荒れ、保存
安定性及び操作性を評価した。結果は表に纏めて示し
た。
【0039】 比較例6 (重量%) 蜜蝋 10.0 130°Fパラフィンワックス 39.0 120°Fパラフィンワックス 26.0 2,2−ビス(メタクリロキシフェニル)プロパン 10.0 2−ヒドロキシエチルメタクリレート 12.5 N,N-ジメチル-P−トルイジン 0.7 カンファーキノン 0.2 グリセリン脂肪酸エステル 1.0 亜鉛華 0.3 油性染料(商品名 C.I Solvent Black 3) 0.3 蜜蝋、パラフィンワックスを120℃の電気溶解釜中で20
分間加熱、攪拌して完全に溶解し、直ちに濾過して棒状
或いは板状にした後、残りの成分と共にブレンダー内で
1時間充分に混合・混練を行い光硬化型歯科用ワックス
組成物を作製し、遮光性シリンジに封入した。これを用
いて、硬化性、残像消滅時間、鋳造体表面の荒れ、保存
安定性及び操作性を評価した。結果は表に纏めて示し
た。
【0040】 比較例7 (重量%) 蜜蝋 5.0 130°Fパラフィンワックス 27.6 ジ−2−メタクリロキシエチル−2,2,4− 40.0 トリヘキサメチレンジカルバメート トリエチレングリコールジメタクリレート 25.0 N,N-ジメチルアミノエチルメタクリレート 0.7 カンファーキノン 0.2 ポリオキシエチレンマンニタン脂肪酸エステル 0.5 油性染料(商品名 C.I Solvent Orenge 7) 1.0 蜜蝋、パラフィンワックスを110℃の電気溶解釜中で20
分間加熱、攪拌して完全に溶解し、直ちに濾過して棒状
或いは板状にした後、残りの成分と共にブレンダー内で
1時間充分に混合・混練を行い光硬化型歯科用ワックス
組成物を作製し、遮光性シリンジに封入した。これを用
いて、硬化性、残像消滅時間、鋳造体表面の荒れ、保存
安定性及び操作性を評価した。結果は表に纏めて示し
た。
【0041】
【表1】
【0042】
【表2】
【0043】〈評価方法〉 硬化性:直径10mm、高さ0.5mmの円盤状に試料を作製
し、可視光線を60秒照射した時の硬化状態を調べた。 残像消滅時間:直径10mm、高さ0.5mmの円盤状に試料を
作製し、30cm×30cmの白色石膏板の上に置き10秒間見つ
め、その後、石膏板の他の領域に視線を移し残像が消滅
するまでの時間を測定した。 鋳造体表面の荒れ:2cm×3cm×2mmの板状の蝋型を作製
し、これを歯科用埋没材中に埋没した後、金合金で鋳造
を行い、鋳造体表面の荒れを顕微鏡で観察し評価した。 保存安定性:遮光性シリンジに封入された状態で、37
℃、湿度100%に1週間保存した光硬化型歯科用ワック
ス組成物を用い、硬化性を調べ保存安定性を評価した。 操作性:臼歯部の支台歯模型を用いて実際に蝋型を作製
し、その際の操作性を評価した。
【0044】
【発明の効果】表の結果より明らかな様に、本発明の光
硬化型歯科用ワックス組成物は、均一に硬化が得られ硬
化性に優れ、残像消滅時間が短いことから光の反射や透
過が少ないことが確認され、長時間に渉る蝋型作製作業
に於いても眼が疲れることが少なく、支台歯模型への色
写りも無く、操作性にも優れ、作業効率を大幅に向上す
ることが出来た。また、光を照射するまでは硬化しない
ため充分に形態調整を行うことが出来、成型性も大幅に
向上することが出来た。更に保存安定性に優れ、長期間
の保存に於いても変質や硬化不良を起こすことも無く、
歯科用のワックスに要求される性能を全て備えた理想的
なものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)エチレン性不飽和二重結合を少なくとも1個含有するメタクリレートまたは アクリレート 40〜75重量% (b)光重合開始剤 0.01〜 5重量% (c)還元剤 0.1〜 5重量% (d)ナトリウムD線での屈折率が2.0〜3.0の金属酸化物 0.1〜0.4重量% (e)非イオン系界面活性剤 0.5〜 6重量% (f)動植物系ワックス,鉱物系ワックス,石油系ワックス,合成系ワックスから 成る群中から選ばれる1種または2種以上のワックス 20〜60重量% の上記(a),(b),(c),(d),(e),(f)より成るこ
    とを特徴とする光硬化型歯科用ワックス組成物。
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