JPS61109704A - 歯科用ワツクス組成物 - Google Patents
歯科用ワツクス組成物Info
- Publication number
- JPS61109704A JPS61109704A JP59231099A JP23109984A JPS61109704A JP S61109704 A JPS61109704 A JP S61109704A JP 59231099 A JP59231099 A JP 59231099A JP 23109984 A JP23109984 A JP 23109984A JP S61109704 A JPS61109704 A JP S61109704A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wax
- waxes
- nonionic surfactant
- fatty acid
- higher fatty
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Dental Preparations (AREA)
- Dental Prosthetics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、歯科技工において使用するワックス類の改良
に関する。
に関する。
従来技術
ワックス類は、加熱及び冷却により、容易に液化及び同
化できるため、歯科技工において、歯牙鋳造用のス１１
’／−パー、無分割埋没法による義歯製造時の歯型、又
は人工歯の仮設置用ロウ板などとして広く使用されてい
る。
化できるため、歯科技工において、歯牙鋳造用のス１１
’／−パー、無分割埋没法による義歯製造時の歯型、又
は人工歯の仮設置用ロウ板などとして広く使用されてい
る。
ワックス類は、これらのいずれの用途においても使用後
熱湯をかけるなどして、浴融除去されるが、完全なワッ
クス類の除去は困難であり、義歯の歯間部や基底部など
に残り易く、また溶融除去したワックス類が排水管を詰
まらせるなどの問題があった。
熱湯をかけるなどして、浴融除去されるが、完全なワッ
クス類の除去は困難であり、義歯の歯間部や基底部など
に残り易く、また溶融除去したワックス類が排水管を詰
まらせるなどの問題があった。
発明の目的
本発明は、従来法同様の成形性を有し、しかも簡単かつ
完全に脱ロウできる扱い易いワックス類を提供すること
を目的とする。
完全に脱ロウできる扱い易いワックス類を提供すること
を目的とする。
発明の構成
本発明の歯科用ワックスは、ワックス類の少なくとも一
種と非イオン系界面活性剤と混合してなるものであって
、該非イオン系界面活性剤を２〜２０重量％、好ましく
は５〜ｌＯ重量％含有することを特徴とする。
種と非イオン系界面活性剤と混合してなるものであって
、該非イオン系界面活性剤を２〜２０重量％、好ましく
は５〜ｌＯ重量％含有することを特徴とする。
非イオン系界面活性剤の種類は特に限定されないがポリ
オキシエチレ／系界面活性剤、特に高級脂肪酸を用いた
ポリオキ７工チレン系界面活性剤の使用が好ましく、通
常１分子中にオキ７工チレン単位を１０モル以上有する
ものが使用される。
オキシエチレ／系界面活性剤、特に高級脂肪酸を用いた
ポリオキ７工チレン系界面活性剤の使用が好ましく、通
常１分子中にオキ７工チレン単位を１０モル以上有する
ものが使用される。
ワックス類は、通常の歯科技工に使用されるものがいず
れも使用されるが、パラフィン系ワックスに密ロウ、マ
イクロワックス及び高級脂肪酸エステル系ワックスから
なる群から選ばれる１種以上のワックスを混合して使用
するのが好ましい。
れも使用されるが、パラフィン系ワックスに密ロウ、マ
イクロワックス及び高級脂肪酸エステル系ワックスから
なる群から選ばれる１種以上のワックスを混合して使用
するのが好ましい。
本発明の歯科用ワックスの代表的な組成は次の通シであ
る。
る。
パラフィン系ワックス ２５〜３０ 重量−マ
イクロワックス ５〜ｌＯ重量％密ロウ
２ｏ〜２５ 重量％高級脂肪
酸エステル １５〜２０ｊｉｆ＊非イオン系
界面活性剤 ５〜１０ 重量一本発明、の
ワックスは、パラフィン系ワックス等と相溶性のよい、
非イオン系界面活性剤を適度の量で含有するため、成形
性がよく、しかも熱湯への分散性に優れ、従来の歯科用
ワックス同様にスプルーバーや義歯製造時の型の製造、
人工歯板設置用のロウ板などいずれにも効果的に適用で
き、使用後の脱ロウが少量の熱湯で簡単に実施できるも
のとなる。
イクロワックス ５〜ｌＯ重量％密ロウ
２ｏ〜２５ 重量％高級脂肪
酸エステル １５〜２０ｊｉｆ＊非イオン系
界面活性剤 ５〜１０ 重量一本発明、の
ワックスは、パラフィン系ワックス等と相溶性のよい、
非イオン系界面活性剤を適度の量で含有するため、成形
性がよく、しかも熱湯への分散性に優れ、従来の歯科用
ワックス同様にスプルーバーや義歯製造時の型の製造、
人工歯板設置用のロウ板などいずれにも効果的に適用で
き、使用後の脱ロウが少量の熱湯で簡単に実施できるも
のとなる。
実施例
１２５〜１３５°Ｐｆ）バ５フイ７７ックス
２５．０密ロウ ４２．５マ
イクロワツクス ７．５高級脂肪酸
エステル系、ワックス １７．５非イ
オン系界面活性剤 ７．５顔料
少量 上記組成物を溶融混合し、歯牙鋳造用のスプルーバーに
成形して、ロウ義歯に接合して、石こうに埋没させ、石
こう硬化後、該スプルーバーを熱湯で洗い流してレジン
流込み用のゲートと空気抜きを形成したか、上記組成物
の使用では６０°Ｃの温湯少量で簡単にスプルーバーが
分散除去され、汚れのないゲートが形成され、品質のよ
い義歯の製造が可能となった。
２５．０密ロウ ４２．５マ
イクロワツクス ７．５高級脂肪酸
エステル系、ワックス １７．５非イ
オン系界面活性剤 ７．５顔料
少量 上記組成物を溶融混合し、歯牙鋳造用のスプルーバーに
成形して、ロウ義歯に接合して、石こうに埋没させ、石
こう硬化後、該スプルーバーを熱湯で洗い流してレジン
流込み用のゲートと空気抜きを形成したか、上記組成物
の使用では６０°Ｃの温湯少量で簡単にスプルーバーが
分散除去され、汚れのないゲートが形成され、品質のよ
い義歯の製造が可能となった。
発明の効果
本発明のワックス組成物は、成形性がよく、しかも６０
〜３０℃という比較的低い温度の熱湯で簡単に分散され
るため、脱ロウ操作が容易に完全にできるものであり、
義歯製造時のスプルーバーや型材などに使用して、義歯
にワックス類を残存させたりすることなく、非常に作業
性よく品質のよい義歯の製造を可能とする。
〜３０℃という比較的低い温度の熱湯で簡単に分散され
るため、脱ロウ操作が容易に完全にできるものであり、
義歯製造時のスプルーバーや型材などに使用して、義歯
にワックス類を残存させたりすることなく、非常に作業
性よく品質のよい義歯の製造を可能とする。
なお、脱ロウ時に排水管など周囲の装置を汚染すること
もない。
もない。
Claims (4)
- （１）ワックス類の少なくとも一種と非イオン界面活性
剤を混合してなるものであって、非イオン界面活性剤を
２〜２０重量％の割合で含有することを特徴とする歯科
用ワックス組成物。 - （２）非イオン界面活性剤がポリオキシエチレン系界面
活性剤であることを特徴とする特許請求の範囲第１項記
載の組成物。 - （３）ワックス類として、パラフィン系ワックスと密ロ
ウ、マイクロワックス及び高級脂肪酸エステル系ワック
スからなる群から選ばれる少なくとも一種のワックスと
を混合使用することを特徴とする特許請求の範囲第１項
又は第２項記載の組成物。 - （４）パラフィン系ワックス ２５〜３０重量％マイク
ロワックス ５〜１０重量％ 密ロウ ２０〜２５重量％ 高級脂肪酸エステル系ワックス １５〜２０重量％非イ
オン界面活性剤 ５〜１０重量％ からなることを特徴とする特許請求の範囲第１項〜第３
項いずれか１項に記載の組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59231099A JPS61109704A (ja) | 1984-10-31 | 1984-10-31 | 歯科用ワツクス組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59231099A JPS61109704A (ja) | 1984-10-31 | 1984-10-31 | 歯科用ワツクス組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61109704A true JPS61109704A (ja) | 1986-05-28 |
| JPS6310127B2 JPS6310127B2 (ja) | 1988-03-04 |
Family
ID=16918277
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59231099A Granted JPS61109704A (ja) | 1984-10-31 | 1984-10-31 | 歯科用ワツクス組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61109704A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0977622A (ja) * | 1995-09-13 | 1997-03-25 | G C:Kk | 光硬化型歯科用ワックス組成物 |
| JP2014201586A (ja) * | 2013-04-10 | 2014-10-27 | 株式会社ジーシーデンタルプロダクツ | 人工歯用ワックス分離材 |
| WO2017026152A1 (ja) * | 2015-08-10 | 2017-02-16 | デンケン・ハイデンタル株式会社 | 咬合床形成用組成物およびそれを用いた有床義歯の製造方法 |
-
1984
- 1984-10-31 JP JP59231099A patent/JPS61109704A/ja active Granted
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0977622A (ja) * | 1995-09-13 | 1997-03-25 | G C:Kk | 光硬化型歯科用ワックス組成物 |
| JP2014201586A (ja) * | 2013-04-10 | 2014-10-27 | 株式会社ジーシーデンタルプロダクツ | 人工歯用ワックス分離材 |
| WO2017026152A1 (ja) * | 2015-08-10 | 2017-02-16 | デンケン・ハイデンタル株式会社 | 咬合床形成用組成物およびそれを用いた有床義歯の製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6310127B2 (ja) | 1988-03-04 |
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