JPH0977240A - ワ−ク排出機構 - Google Patents

ワ−ク排出機構

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JPH0977240A
JPH0977240A JP7255548A JP25554895A JPH0977240A JP H0977240 A JPH0977240 A JP H0977240A JP 7255548 A JP7255548 A JP 7255548A JP 25554895 A JP25554895 A JP 25554895A JP H0977240 A JPH0977240 A JP H0977240A
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JP
Japan
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work
magnet
release plate
defective
tray
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Pending
Application number
JP7255548A
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English (en)
Inventor
Tetsuaki Kokuta
哲章 穀田
Koji Okabe
浩司 岡部
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Nippon Avionics Co Ltd
Original Assignee
Nippon Avionics Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 複数の磁性パーツにより構成されるワ−クを
半田付け等の接合装置に搬入する前に,不良ワ−クを排
出するための機構を提供する。 【解決手段】 ワ−クは複数の磁性部材で形成されたパ
−ツの組み合わせにより構成され,トレ−1に設けられ
ているパ−ツの組み合わせに対応する形状に形成されて
いる凹部3の所定位置に各パ−ツが正確に配置されてい
ないワ−クを不良品としてトレ−から取り出すととも
に,ワ−ク排出容器へ移送して排出するワ−ク排出機構
において,不良ワ−クを吸着するマグネット固定ブロッ
ク32と,この下面に配置され不良ワ−クを磁石の吸着
から解放するワ−ク解放板33と,ワ−ク解放板を上昇
下降させる解放板用シリンダ28とを有するマグネット
ユニット23と,マグネットユニットを上昇下降させる
ユニット下降用シリンダ20とで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は,磁性部材で形成
された複数のパーツにより構成されるワ−クを半田付け
等により接合するための接合装置に搬入する前に,不良
品のワ−クを排出するためのワ−ク排出機構に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に,複数のパ−ツにより1部品が構
成されている場合には,各パ−ツを所定の状態に配置す
るとともに,この配置した状態で接合しなければならな
い。そこで,従来は,図8に示すように,トレ−1上
に,例えば,3つのパ−ツ2の配置状態を示す形状の凹
部3が形成され,この凹部3には,図7,図9,図10
に示すように,3つのパ−ツ2がパ−ツフィ−ダ4から
それぞれリニアフィ−ダ5を介して供給され,それぞれ
凹部3の所定の箇所に配置されてワ−ク6が構成され
る。
【0003】トレ−1の凹部3には,図8に示すよう
に,穴1aが開設されており,センサ−7の光がこの穴
1aを透過するか否かにより,凹部3の各箇所にそれぞ
れパ−ツ2が配置されているか否かが検出できるように
構成されている。
【0004】このようにして凹部3に各パ−ツ2が配置
されたトレ−1は,センサ−7によって3つのパ−ツ2
がすべて正確に凹部3に配置されているか否かを検出さ
れ,パ−ツ2が凹部3の各箇所に1つでも配置されてい
ないものは,不良品のワ−ク6aとされ,このワ−ク6
aはワ−ク排出装置8でトレ−1から排出され,良品の
ワ−ク6bのみが載置されたトレ−1は接合装置9に搬
入され,半田クリ−ム2bが塗布されている各パ−ツ2
の接合箇所2aが接合される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ワ−ク排出装置8で
は,図11〜図15に示すように,吸着ノズル10が下
降して(図11)トレ−1上の不良品のワ−ク6aが吸
着されると(図12),再度吸着ノズル10が上昇する
とともに(図13),ワ−ク排出容器11方向へ移送さ
れて(図14)不良品のワ−ク6aは,ワ−ク排出容器
11内へ排出される(図15)。
【0006】この際,図9,図10に示すように,各パ
−ツ2の接合箇所2aには,半田クリ−ム2bが塗布さ
れて互いに仮付けされた状態となっている。しかしなが
ら,吸着ノズル10が1本の場合には,この吸着ノズル
10でパ−ツ2を吸着し上昇すると,吸着ノズル10に
吸着されているパ−ツ2以外はばらばらに分解して落下
してしまうという問題があった。さらに,吸着ノズル1
0が半田クリ−ム2b等で詰まってしまい吸着できなく
なるという問題もあった。
【0007】そこで,3箇所に配置されているパ−ツ2
を吸着するためには,互いに独立した真空回路を有する
3本の吸着ノズル10がそれぞれ必要であるが,そのよ
うな装置の設備費は高くなるという問題があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は,ワ−クは複
数の磁性部材で形成されたパ−ツの組み合わせにより構
成され,トレ−に設けられているパ−ツの組み合わせに
対応する形状に形成されている凹部の所定位置に各パ−
ツに正確に配置されていないワ−クを不良品としてトレ
−から取り出すとともに,ワ−ク排出容器へ移送して排
出するワ−ク排出機構において,不良品のワ−クを吸着
する磁石を配設したマグネット固定ブロックと,このマ
グネット固定ブロックの下面に配置され不良品のワ−ク
を磁石の吸着から解放するワ−ク解放板と,このワ−ク
解放板が上昇下降自在に軸に固定された解放板用シリン
ダとを有するマグネットユニットと,このマグネットユ
ニットを上昇下降させるユニット下降用シリンダとから
なり,このユニット下降用シリンダによりマグネットユ
ニットを下降させて,トレ−内の不良品のワ−クをワ−
ク解放板に吸着させて取り出すとともに,これをワ−ク
排出容器に移送した後,ワ−ク解放板を解放板用シリン
ダ機構によりマグネット固定ブロックから離間させて不
良品のワ−クをワ−ク排出容器上で剥離し排出するよう
にしたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明の実施例を,図1〜図7
に基づいて詳細に説明する。図1はこの発明の実施例を
示す要部斜視図,図2は図1に示す矢印A方向から見た
要部斜視図,図3〜図6はワ−ク6を排出する動作を示
す説明図,図7はワ−ク6を接合するまでの一連の工程
説明図である。なお,従来と同一のものは,同一名称を
用いるとともに,同一符号を付し,その説明を省略す
る。
【0010】図1〜図4において,20はユニット下降
用シリンダで,基板21に取り付けられているととも
に,その軸22はこの基板21に透設されている軸穴か
ら下方に突出し,その先端にはマグネットユニット23
の基板24が固着されている。25はストッパで,ユニ
ット下降用シリンダ20の軸22の上昇下降範囲を限定
している。26はガイドシャフトである。
【0011】マグネットユニット23は,基板24とこ
の基板24の下面に取り付けられているガイド板27と
このガイド板27に固着されているL型摺動板29とこ
のL型摺動板29に固着されているとともに,磁石30
が配設されているマグネット固定ブロック31とこのマ
グネット固定ブロック31を保持するとともに,L型摺
動板29に固定されている保持ケ−ス32とこの保持ケ
−ス32の下面に配置されているとともに,解放板用シ
リンダ28の軸に固着されているワ−ク解放板33と回
転止めシャフト34とにより構成されており,このマグ
ネットユニット23はユニット下降用シリンダ20によ
り全体が上下動するように構成されている。
【0012】ユニット下降用シリンダ20の基板21の
下面には,係合凸部21aが突設されており,マグネッ
トユニット23の基板24の上面には,この係合凸部2
1aと係合離脱自在な係合凹部24aが突設されてお
り,下面にはガイド板27の上端が固着されている。
【0013】L型摺動板29はその摺動端部29aの外
面がガイド板27に当接し,これに固定されているとと
もに,解放板用シリンダ28の軸28a(図3〜図6)
が貫通している。従って,L型摺動板29は解放板用シ
リンダ28を支持しているとともに,ガイド板27に固
定され,さらに,このガイド板27は基板24に固定さ
れている。
【0014】この実施例の場合には,マグネット固定ブ
ロック31に配設されている磁石30は,丸い平板状の
磁石が用いられており,各パ−ツ2が互いに接触する箇
所に2個配設されている。なお,磁石30は,凹部3に
配置された各パ−ツ2を吸着することの出来る位置に配
設される。
【0015】3角柱状の保持ケ−ス32の底面には,軸
穴35(図6)が開設されているとともに,外背面はL
型摺動板29に固定されており,マグネット固定ブロッ
ク31は,図2に示すように,保持ケ−ス32内に固定
されている。そして,このマグネット固定ブロック31
の背面と保持ケ−ス32の内部背面との間に開設されて
いる上記軸穴35からは,解放板用シリンダ28により
伸縮する軸28aが出入り自在となっているとともに,
この軸28aの先端には,保持ケ−ス32の外底面に吸
着しているアルミニウム等の磁性部材で形成されている
ワ−ク解放板33が固着されている。
【0016】従って,マグネットユニット23は全体と
してユニット下降用シリンダ20により上下動する。そ
して,マグネットユニット23のL型摺動板29とこの
L型摺動板29に固定されている保持ケ−ス32とこの
保持ケ−ス32に固定されているマグネット固定ブロッ
ク31とは,ガイド板27を介して基板24に固定され
ているから,解放板用シリンダ28の軸28aが伸縮す
ると,ワ−ク解放板33のみが保持ケ−ス32の底面に
密着,離脱される。
【0017】次に,図3〜図7を参照して作用動作につ
いて説明する。図3〜図7に示すように,トレ−1はベ
ルトコンベア12により搬送されている。ワ−ク6は,
例えば,3つのパ−ツ2により構成されている。この3
つのパ−ツ2はそれぞれパ−ツフィ−ダ4,4a,4b
からそれぞれリニアフィ−ダ5,5a,5bを介して供
給され,それぞれ凹部3の所定の箇所に配置される。
【0018】このようにして凹部3に各パ−ツ2が配置
されたトレ−1は,それぞれ各パ−ツ2を検出するセン
サ−7,7a,7bで各パ−ツ2が凹部3に正確に配置
されているか否かが検出され,ワ−ク排出装置8へと搬
送される。
【0019】このワ−ク排出装置8では,3つのパ−ツ
2が凹部3に3つ正確に配置されていない不良品のワ−
ク6aが搬送されて来ると,図3に示すように,ユニッ
ト下降用シリンダ20によりマグネットユニット23が
下降し,ワ−ク6aは,マグネット固定ブロック31に
配設されている磁石30により,ワ−ク解放板33に吸
着される。
【0020】次いで,図4に示すように,ユニット下降
用シリンダ20によりマグネットユニット23が一定の
高さまで上昇した後,図5に示すように,ワ−ク6aは
ワ−ク解放板33に吸着された状態でワ−ク排出容器1
1まで移送される。
【0021】マグネットユニット23に吸着されている
ワ−ク6aが,ワ−ク排出容器11の上に来ると,図6
に示すように,ユニット下降用シリンダ20によりマグ
ネットユニット23が一定の高さまで降下した後,停止
する。
【0022】次いで,解放板用シリンダ28が駆動され
てワ−ク解放板33が降下すると,ワ−ク6aは,磁石
30の磁力から解放されるから,ワ−ク解放板33から
剥離してワ−ク排出容器11へ落下する。このようにし
て,不良品のワ−ク6aは,ワ−ク排出装置8において
すべてトレ−1から排出され,良品のワ−ク6bのみが
載置されたトレ−1が,接合装置9に搬入されて各パ−
ツ2の接合箇所2aが接合される。
【0023】
【発明の効果】この発明は,ワ−クは複数の磁性部材で
形成されたパ−ツの組み合わせにより構成され,トレ−
に設けられているパ−ツの組み合わせに対応する形状に
形成されている凹部の所定位置に各パ−ツに正確に配置
されていないワ−クを不良品としてトレ−から取り出す
とともに,ワ−ク排出容器へ移送して排出するワ−ク排
出機構において,不良品のワ−クを吸着する磁石を配設
したマグネット固定ブロックと,このマグネット固定ブ
ロックの下面に配置され不良品のワ−クを磁石の吸着か
ら解放するワ−ク解放板と,このワ−ク解放板が上昇下
降自在に軸に固定された解放板用シリンダとを有するマ
グネットユニットと,このマグネットユニットを上昇下
降させるユニット下降用シリンダとからなり,このユニ
ット下降用シリンダによりマグネットユニットを下降さ
せて,トレ−内の不良品のワ−クをワ−ク解放板に吸着
させて取り出すとともに,これをワ−ク排出容器に移送
した後,ワ−ク解放板を解放板用シリンダ機構によりマ
グネット固定ブロックから離間させて不良品のワ−クを
ワ−ク排出容器上で剥離し排出するようにしたので,従
来の真空吸着装置のように吸着ノズルで吸着されたワ−
クがパ−ツ毎に分離して落下することもない。又,各パ
−ツ毎に独立した真空回路を有する吸着ノズルを用いた
装置を設ける必要もなく,ワ−ク排出機構を簡単な構成
で,安価に形成することが出来る。
【0024】さらに,半田クリ−ム等でワ−クが汚れて
いる場合でも吸着して排出することが出来るとともに,
半田クリ−ム等でワ−ク解放板が汚れてワ−クが剥離し
なくなった場合でも単にワ−ク解放板の吸着面を拭き取
ればよく,その掃除は簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す要部斜視図である。
【図2】図1に示す矢印A方向から見た要部斜視図であ
る。
【図3】この発明の実施例を示すもので,ワ−ク排出機
構の動作を示す説明図である。
【図4】この発明の実施例を示すもので,ワ−ク排出機
構の動作を示す説明図である。
【図5】この発明の実施例を示すもので,ワ−ク排出機
構の動作を示す説明図である。
【図6】この発明の実施例を示すもので,ワ−ク排出機
構の動作を示す説明図である。
【図7】ワ−ク6を接合するまでの一連の工程説明図で
ある。
【図8】トレ−1の要部平面図である。
【図9】ワ−ク6の側面図である。
【図10】ワ−ク6の平面図である。
【図11】従来例を示すもので,ワ−ク排出機構の動作
を示す説明図である。
【図12】従来例を示すもので,ワ−ク排出機構の動作
を示す説明図である。
【図13】従来例を示すもので,ワ−ク排出機構の動作
を示す説明図である。
【図14】従来例を示すもので,ワ−ク排出機構の動作
を示す説明図である。
【図15】従来例を示すもので,ワ−ク排出機構の動作
を示す説明図である。
【符号の説明】
1 トレ− 2 ワ−ク6を構成するパ−ツ 3 トレ−1の凹部 6 ワ−ク 6a 不良品のワ−ク 11 ワ−ク排出容器 20 ユニット下降用シリンダ 23 マグネットユニット 28 解放板用シリンダ 30 磁石 32 マグネット固定ブロック 33 ワ−ク解放板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B23Q 7/04 B23Q 7/04 K B65G 47/92 B65G 47/92 A

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワ−クは複数の磁性部材で形成されたパ
    −ツの組み合わせにより構成され,トレ−に設けられて
    いる前記パ−ツの組み合わせに対応する形状に形成され
    ている凹部の所定位置に前記各パ−ツが正確に配置され
    ていないワ−クを不良品として前記トレ−から取り出す
    とともに,ワ−ク排出容器まで移送して排出するワ−ク
    排出機構において,前記不良品のワ−クを吸着する磁石
    を配設したマグネット固定ブロックと,このマグネット
    固定ブロックの下面に配置され前記不良品のワ−クを前
    記磁石の吸着から解放するワ−ク解放板と,このワ−ク
    解放板が上昇下降自在に軸に固定された解放板用シリン
    ダとを有するマグネットユニットと,このマグネットユ
    ニットを上昇下降させるユニット下降用シリンダとから
    なり,このユニット下降用シリンダにより前記マグネッ
    トユニットを下降させて前記トレ−内の前記不良品のワ
    −クを,前記ワ−ク解放板に吸着させて取り出すととも
    に,これを前記ワ−ク排出容器に移送した後,前記ワ−
    ク解放板を解放板用シリンダにより前記マグネット固定
    ブロックから離間させて前記不良品のワ−クを前記ワ−
    ク排出容器上で剥離し排出するようにしたことを特徴と
    するワ−ク排出機構。
JP7255548A 1995-09-07 1995-09-07 ワ−ク排出機構 Pending JPH0977240A (ja)

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040203