JP2003012146A - 基板用カセットの搬送装置 - Google Patents

基板用カセットの搬送装置

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JP2003012146A
JP2003012146A JP2001204615A JP2001204615A JP2003012146A JP 2003012146 A JP2003012146 A JP 2003012146A JP 2001204615 A JP2001204615 A JP 2001204615A JP 2001204615 A JP2001204615 A JP 2001204615A JP 2003012146 A JP2003012146 A JP 2003012146A
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JP2001204615A
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Katsumi Shiono
勝美 塩野
Masayuki Anzai
正行 安斎
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Micronics Japan Co Ltd
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Micronics Japan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 カセットの除去作業が終了する前でも、
カセットの設置作業を行うことができるようにするこ
と。 【解決手段】 搬送装置10は、基板収納用カセット1
4をカセット設置位置において受けたカセット設置台2
0をカセット設置位置に対し水平方向に位置する第1の
移載位置に変位させ、第1の移載位置においてカセット
14をカセット設置台20からカセット受け24に渡
し、カセット受け24を昇降機26により第1の移載位
置に対し上方及び下方のいずれか一方に間隔をおいた第
2の移載位置に上昇又は下降させ、カセットを第2の移
載位置においてカセット受け24から受けるカセット受
け台28に渡し、カセット受け台28を少なくとも第2
の移載位置に対し水平方向に位置するカセット除去位置
に変位させることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示パネルの
ような複数の基板を収納可能のカセットを搬送する装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示用パネルのような表示用基板
は、一般に、点灯検査のような各種の通電試験をされ
る。そのような試験すなわち検査は、検査すべき基板を
基板搬送装置により測定ステージすなわち検査ステージ
に搬送してその検査ステージに渡し、その検査ステージ
において基板の電極と接触子ユニットに設けられた接触
子とを相対的に押圧させて通電することにより行われ
る。測定済みすなわち検査済みの基板は、基板受けから
同じ基板搬送装置又は他の基板搬送装置に渡され、その
基板搬送装置から除去される。
【0003】この種の検査装置において、検査すべき複
数の基板を上下方向に間隔をおいて収納可能のカセット
を用い、基板をロボットによりカセットから取り出して
基板搬送装置に渡す技術がある。この従来技術におい
て、カセット内の基板がなくなると、その空のカセット
は、検査装置から除去され、その代わりに複数の基板を
収納した新たなカセットが設置される。
【0004】検査済みの基板を基板搬送装置から受けて
前記と同種のカセットに収納する技術もある。この従来
技術においては、検査装置に設置されているカセット内
の基板が満杯になると、そのカセットは検査装置から除
去され、その代わりに新たな空のカセットが検査装置に
設置される。
【0005】
【解決しようとする課題】しかし、そのような従来技術
では、いずれも、検査装置からのカセットの除去作業が
終了した後に、検査装置へのカセットの設置作業を行わ
なければならず、したがって検査装置に対するカセット
の着脱に時間を要し、その間検査を中断しなければなら
ない。
【0006】本発明の目的は、カセットの除去作業が終
了する前でも、カセットの設置作業を行うことができる
ようにすることにある。
【0007】
【解決手段、作用、効果】本発明に係る搬送装置は、前
記基板収納用カセットを受けるカセット設置台と、該カ
セット設置台をカセット設置位置と該カセット設置位置
に対し水平の第1の方向に位置する第1の移載位置とに
変位させる第1の駆動機構と、前記カセットを前記カセ
ット設置台から前記第1の移載位置において受けるカセ
ット受けと、前記カセット受けを少なくとも前記第1の
移載位置と該第1の移載位置に対し上方及び下方のいず
れか一方に間隔をおいた第2の移載位置とに昇降させる
昇降機と、前記カセットを前記第2の移載位置において
前記カセット受けから受けるカセット受け台と、該カセ
ット受け台を少なくとも前記第1の方向に位置するカセ
ット除去位置とに変位させる第2の駆動機構とを含む。
【0008】上記の搬送装置において、カセットは、先
ずカセット設置台に設置され、次いでカセット設置台と
共に第1の移載位置に移動されてその位置でカセット受
けに渡される。この第1の移載位置において、カセット
に対する基板の受け渡しが行われる。カセット設置台
は、カセット受けにカセットを渡した後に、カセット設
置位置に戻すことができる。
【0009】カセットが空になるか又は検査済みの基板
で満杯になると、そのカセットは、カセット受けと共に
第2の移載位置に上昇又は下降されてその位置でカセッ
ト受け台に渡され、次いでカセット受け台と共にカセッ
ト除去位置に移動され、その後適宜な時期にカセット受
け台から除去される。
【0010】新たなカセットは、カセット設置台がカセ
ット設置位置に戻った後の適宜な時期に、カセット台に
設置することができる。また、除去すべきカセットは、
そのカセットがカセット除去位置に移動された後の適宜
な時期に、カセット受け台から除去することができる。
それゆえに、カセットの除去作業が終了する前でも、カ
セットの設置作業を行うことができる。
【0011】前記カセット設置台及び前記カセット受け
台のそれぞれは、前記第1の方向と交差する水平の第2
の方向へ伸びる第1の主体部と、カセットを受けるべく
前記第2の方向に間隔をおいて前記第1の主体部から前
記カセット受けの側へ伸びる複数の第1のアーム部とを
備え、前記カセット受けは、前記第2の方向へ伸びる第
2の主体部と、カセットの受け渡しをすべく前記第2の
方向に間隔をおいて前記第2の主体部から前記カセット
設置台及び前記カセット受け台の側へ伸びる複数の第2
のアーム部であって前記昇降機により隣り合う前記第1
のアーム部間を上下方向へ移動可能の複数の第2のアー
ム部とを備えることができる。そのようにすれば、カセ
ット受けをカセット設置台及びカセット受け台に対し昇
降させることにより、カセット設置台及びカセット受け
台に対するカセットの受け渡しをすることができる。
【0012】前記カセット設置台及び前記カセット受け
台のそれぞれは、前記第1の方向と交差する水平の第2
の方向に間隔をおいて上方へ突出する複数の第1のスト
ッパを前記カセット受け側の端部に備えていると共に、
受けたカセットを前記ストッパに向けて押す1以上の第
1のプッシャとを備えていることができる。そのように
すれば、カセット設置台及びカセット受け台に対するカ
セットの位置決めが行われる。
【0013】前記カセット受けは、前記第1の方向と交
差する水平の第2の方向に間隔をおいて上方へ突出する
複数の第2のストッパと、受けたカセットを前記ストッ
パに向けて押すべく該第2のストッパから前記カセット
設置台の側に間隔をおいた1以上の第2のプッシャとを
備えていることができる。そのようにすれば、カセット
受けに対するカセットの位置決めが行われる。
【0014】前記第2のプッシャは、カセットに当接可
能の押圧部材と、該押圧部材を前記第1の方向へ変位さ
せると共に前記第1の方向へ伸びる軸線の周りに角度的
に回転させる駆動機構とを備えていることができる。そ
のようにすれば、カセットをカセット設置台からカセッ
ト受けに受ける際に、押圧部材を第1の方向へ伸びる軸
線の周りに角度的に回転させて、押圧部材をカセットの
受け渡しの妨げにならない位置に移動させることができ
る。
【0015】好ましい実施例においては、前記カセット
設置位置及び前記第1の移載位置は、それぞれ、前記カ
セット除去位置及び前記第2の移載位置の上方に位置さ
れている。
【0016】
【発明の実施の形態】図1から図5を参照するに、搬送
装置10は、液晶を封入した矩形の液晶表示パネルを表
示用基板12とし、2つのカセット14を同時に搬送す
る装置として用いられる。
【0017】以下の説明では、図1において、左右方向
(Y方向)を「左右方向」といい、図面に垂直の方向
(X方向)を「前後方向」といい、上下方向(Z方向)
を「上下方向」という。
【0018】図示の例では、各カセット14は複数の基
板12を上下方向に間隔をおいて前後方向に3列ずつ水
平に収納可能に構成されており、また搬送装置10は2
つのカセット14が前後方向に整列して配置可能の構造
とされている。
【0019】搬送装置10は、未検査の複数の基板12
を収納した2つのカセット14をカセット設置位置に受
け、それらカセット14をカセット設置位置から搬送装
置10の右方に設置された基板移載装置16の移載アー
ム18により取り出すことができる第1の移載位置に移
動させ、空のカセット14を第1の移載位置からその下
方の第2の移載位置に下降させ、空のカセット14を第
2の移載位置の左方でかつカセット設置位置の下方に位
置するカセット除去位置に移動させる。
【0020】搬送装置10は、基板12を収納したカセ
ット14をカセット設置位置において受けるカセット設
置台20と、カセット設置台20をカセット設置位置と
第1の移載位置とに変位させる一対の第1の駆動機構2
2と、カセット14を第1の移載位置においてカセット
設置台20から受けるカセット受け24と、カセット受
け24を第1及び第2の移載位置を昇降させる昇降機2
6と、空のカセット14を第2の移載位置において昇降
機26から受けるカセット受け台28と、カセット受け
台28を第2の移載位置とカセット除去位置とに変位さ
せる一対の第2の駆動機構30とを含む。
【0021】カセット設置台20は、前後方向へ伸びる
主体部32と、基板12を収納したカセット14を受け
るように前後方向に間隔をおいて主体部32から昇降機
26に向けて伸びる板状の複数のアーム部34を備えて
いる。カセット設置台20は、また、各アーム部34か
ら上方へ突出するストッパピン36を昇降機26側の端
部に備えていると共に、受けたカセット14をストッパ
ピン36に向けて押す1以上プッシャ38を主体部32
に備えている。
【0022】カセット受け台28も、カセット設置台2
0と同様に構成されている。したがって、カセット受け
台28は、前後方向へ伸びる主体部42と、空のカセッ
ト14を受けるように前後方向に間隔をおいて主体部4
2から昇降機26に向けて伸びる複数の複数のアーム部
44と、各アーム部44の端部から上方へ突出するスト
ッパピン46と、受けたカセット14をストッパピン4
6に向けて押すように主体部42に組み付けられた1以
上プッシャ48とを備えている。
【0023】ストッパピン36及び46は、カセット1
4の底壁の側面に形成された縦溝に受け入れられて、そ
れぞれ、プッシャ38及び48と共同してカセット設置
台20及びカセット受け台28に対するカセット14の
位置決めを行う。プッシャ38及び48は、いずれも、
シリンダ機構やソレノイド機構のような直線駆動機構に
より押圧部材をカセット14に向けて押す機構である。
【0024】両第1の駆動機構22は、同期して駆動さ
れて、カセット設置台20をカセット設置位置と第1の
移載位置とに選択的に移動させる直線駆動機構を用いる
ことができる。両第2の駆動機構30も、同期して駆動
されて、カセット受け台28を第2の移載位置とカセッ
ト除去位置とに選択的に移動させる直線駆動機構を用い
ることができる。
【0025】第1の駆動機構22は、それらが前後方向
に間隔をおいて左右方向へ平行に伸びてカセット設置台
20を同期して左右方向へ移動させるように、搬送装置
10のフレーム50に組み付けられている。同様に、第
2の駆動機構も、それらが第1の駆動機構22の下方を
前後方向に間隔をおいて左右方向へ平行に伸びてカセッ
ト受け台28を同期して左右方向へ移動させるようにフ
レーム50に組み付けられている。カセット設置台20
及びカセット受け台28は、それぞれ、左右方向へ移動
可能に第1及び第2の駆動機構22及び30に組み付け
られている。
【0026】カセット受け24は、前後方向へ伸びる板
状の主体部52と、カセット14の受け渡しをするよう
に前後方向に間隔をおいて主体部52からカセット設置
台20及びカセット受け台28に向けて伸びる板状の複
数のアーム部54と、各アーム部54の主体部52側の
箇所から上方へ突出するストッパピン56と、受けたカ
セット14をストッパピン56に向けて押すプッシャ5
8とを備えている。
【0027】アーム部54は、カセット受け24が昇降
機26により昇降されたとき、カセット設置台20の隣
り合うアーム部34間及びカセット受け台28の隣り合
うアーム部44間を上下方向へ通過可能に、アーム部3
4及び44に対し前後方向にずらされている。ストッパ
ピン56は、カセット14の側壁に当接されて、プッシ
ャ58と共同してカセット受け24に対するカセット1
4の位置決めを行う。
【0028】プッシャ58は、図6に示すように、カセ
ット14を押す押圧部材60と、押圧部材60を左右方
向へ変位させると共に、左右方向へ伸びる軸線の周りに
角度的に回転させる駆動機構62とを備えている。駆動
機構62は、押圧部材60がカセット受け24の上面の
高さ位置より上方となる位置と下方となる位置とに変位
可能に、カセット設置台20側のアーム部54の端部下
面に組み付けられている。
【0029】昇降機26は、床64に前後方向に間隔を
おいて設置された2つのフレーム66の下部に前後方向
へ伸びる共通の軸68を回転可能に組み付け、軸68の
各端部にプーリ70を組み付け、各フレーム66の上部
にプーリ72を前後方向へ伸びる軸線の周りに回転可能
に組み付け、上下のプーリ70,72に無端ベルト74
を巻き掛け、軸68を電動機76により回転させる構造
を有している。
【0030】カセット受け24は、その主体部52にお
いて、組み付け具78により両無端ベルト74に移動不
能に組み付けられている。基板移載装置16は、昇降機
26に対しカセット受け24と反対側からアーム18を
左右方向へ移動させて、第1の移載位置に存在するカセ
ット14内の基板12を取り出す。
【0031】次に、図7及び図8を参照して、搬送装置
10によるカセット14の搬送動作について説明する。
【0032】未検査の基板12を収納しているカセット
14は、カセット設置台20がカセット設置位置に移動
されている状態、及び各プッシャ38がこれの押圧部材
を対応するストッパピン36から左右方向に大きく離し
ている状態で、カセット設置台20のアーム部34に、
ロボット、クレーン、人手等により載せられる。
【0033】カセット14がカセット設置台20に載せ
られると、カセット設置台20の各プッシャ38がカセ
ット14を対応するストッパピン36に向けて押す。こ
れにより、カセット14は、ストッパピン36とプッシ
ャ38とにより、カセット設置台20に対して位置決め
られる。
【0034】この時点においては、図7(A)に示すよ
うに、カセット受け24は、第1の移載位置ひいてはカ
セット設置台20の高さ位置より下方に下げられてい
る。また、カセット受け24は、各プッシャ58の押圧
部材60をアーム部54の上面の高さ位置より下方に変
位させていると共に対応するストッパピン56から左右
方向へ離し、これにより押圧部材60はカセット14の
受け渡しの妨げにならない位置に移動させている。
【0035】上記状態において、カセット設置台20が
第1の駆動機構22により第1の移載位置に前進され
る。これにより、カセット設置台20は、図7(B)に
示すように、カセット受け24の上方に位置される。
【0036】次いで、図7(B)に示すように、カセッ
ト設置台20の各プッシャ38がこれの押圧部材をカセ
ット14から離す。
【0037】次いで、図7(B)に示すようにカセット
受け24の各プッシャ58がこれの押圧部材60を上記
のように変位させていると共に離している状態で、カセ
ット受け24が図7(C)に示すように昇降機26によ
りカセット設置台20の高さ位置より上方へ上昇され
る。これにより、未検査の基板12を収納しているカセ
ット14は、カセット受け24に渡される。
【0038】次いで、図7(C)に示すように、カセッ
ト受け24の各プッシャ58が、これの押圧部材60を
アーム部54の上面の高さ位置より上方に変位させた
後、カセット14に向けて移動させる。これにより、カ
セット受け24上のカセット14は、ストッパピン56
に押圧されて、ストッパピン56と押圧部材60とによ
り、カセット受け24に対して位置決められる。
【0039】カセット受け24上のカセット14内の基
板12は、図7(C)に示す位置に維持されている状態
において、基板移載装置16の移載アーム18により、
下方(又は、上方)に位置する基板から順次取り出され
る。未検査の基板12を収納したカセット14は、収納
している基板12が空になるまで、第1の移載位置に維
持される。
【0040】カセット受け24は、これに受けているカ
セット14から基板12が取り出されるたびに、カセッ
ト14内の基板12の上下方向における配置ピッチず
つ、昇降機26により下降(又は、上昇)される。
【0041】カセット設置台20は、カセット14を渡
した後、第1の駆動機構22によりカセット設置位置に
後退されて、新たなカセット14を受ける準備をする。
これにより、カセット14内が空になるまでの間に、未
検査の基板12を収納した新たなカセットをカセット設
置台20に設置することができる。
【0042】カセット受け台28は、カセット受け24
上のカセット14が空になるまでの間に、第2の移載位
置に前進され、プッシャ48の押圧部材を対応するスト
ッパピン46から左右方向に大きく離して、空のカセッ
トをアーム部44に受けるように、待機している。
【0043】カセット受け24上のカセット14が空に
なると、カセット受け24は、図8(A)に示すよう
に、各プッシャ58の押圧部材60を左右方向へ伸びる
軸線の周りに角度的に回転させて、押圧部材60をカセ
ット14の受け渡しの妨げにならない位置に移動させ、
その状態で昇降機26によりカセット受け台28の下方
に下げられる。これにより、図8(B)に示すように、
カセット受け24上の空のカセット14はカセット受け
台28に渡される。
【0044】次いで、カセット受け台28は、図8
(B)に示すように、プッシャ48を駆動させて、空の
カセット14をストッパピン46に押して、そのカセッ
ト14をカセット受け台28に維持する。
【0045】次いで、図8(C)に示すように、カセッ
ト受け台28が第2の駆動機構30によりカセット除去
位置に後退される。その後、空のカセット14は、ロボ
ット、クレーン、人手等によりカセット受け台28から
取り除かれる。
【0046】図8(A)〜(C)に示すように、カセッ
ト受け24とカセット受け台28との間で空のカセット
14の受け渡しを行っている間に、新たなカセット14
がカセット設置台20に設置され、カセット受け台20
が第1の移載位置に前進されている。
【0047】カセット受け24は、カセット受け台28
がカセット除去位置に移動された後、図8(C)に示す
ように、新たなカセット14をカセット設置台20から
受けるべく、昇降機26により上昇される。
【0048】上記のように搬送装置10によれば、空の
カセット14の除去作業が終了する前でも、新たなカセ
ット14をカセット設置台20に設置する作業を行うこ
とができる。
【0049】本発明をアンロード用の搬送装置に適用す
る場合には、空のカセットがカセット設置台に設置さ
れ、そのカセットを第1の移載位置においてカセット受
けに渡し、そのカセットに検査済みの基板を受け、その
カセットが未検査の基板で満杯になった後、そのカセッ
トが第2の移載位置においてカセット受け台に渡され、
そのカセットがカセット除去位置に移動される。
【0050】本発明において、「満杯」とは基板が所定
量収納されていることを含み、「空」とは基板が所定量
に減少されることを含む。
【0051】本発明は、基板12の上下列を1列有する
カセットや、2以上の複数列有するカセットの搬送装置
にも適用することができ、また単一のカセットや、3以
外の複数のカセットの搬送装置にも適用することができ
る。
【0052】本発明は、また、液晶表示パネルの搬送装
置のみならず、液晶表示パネル用のガラス基板、有機E
L表示パネル等、他の表示用基板の搬送装置にも適用す
ることができる。
【0053】本発明は、上記実施例に限定されず、その
趣旨を逸脱しない限り、種々変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る搬送装置の一実施例を示す略図的
な正面図である。
【図2】図1における2−2線に沿って得た断面図であ
る。
【図3】図1における3−3線に沿って見た図である。
【図4】図1に示す搬送装置の詳細な正面図である。
【図5】図4に示す搬送装置の平面図である。
【図6】図4に示す搬送装置におけるカセット受けのプ
ッシャの一実施例を示す図である。
【図7】図4に示す搬送装置の動作を説明するための図
である。
【図8】図7に続く動作を説明するための図である。
【符号の説明】
10 搬送装置 12 基板 14 カセット 16 基板移載装置 18 移載アーム 20 カセット設置台 22 第1の駆動機構 24 カセット受け 26 昇降機 28 カセット受け台 30 第2の駆動機構 32,42,52 主体部 34,44,54 アーム部 36,46,56 ストッパピン 38,48,58 プッシャ 60 プッシャの押圧部材 62 プッシャの駆動機構 66 昇降機のフレーム 68 昇降機の軸 70,72 昇降機のプーリ 74 昇降機の無端ベルト 76 昇降機の電動機 78 組み付け具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B65G 49/07 B65G 49/07 L Fターム(参考) 2H088 FA11 FA17 FA30 MA20 2H090 JB02 JC18 5F031 CA05 DA01 FA03 FA09 FA14 GA30 GA38 GA48 GA49 KA20 LA13 LA15

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板収納用カセットを受けるカセット設
    置台と、 該カセット設置台をカセット設置位置と該カセット設置
    位置に対し水平の第1の方向に位置する第1の移載位置
    とに変位させる第1の駆動機構と、 前記カセットを前記カセット設置台から前記第1の移載
    位置において受けるカセット受けと、 該カセット受けを少なくとも前記第1の移載位置と該第
    1の移載位置に対し上方及び下方のいずれか一方に間隔
    をおいた第2の移載位置とに昇降させる昇降機と、 前記カセットを前記第2の移載位置において前記カセッ
    ト受けから受けるカセット受け台と、 該カセット受け台を少なくとも前記第2の移載位置と該
    第2の移載位置に対し前記第1の方向に位置するカセッ
    ト除去位置とに変位させる第2の駆動機構とを含む、カ
    セットの搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記カセット設置台及び前記カセット受
    け台のそれぞれは、前記第1の方向と交差する水平の第
    2の方向へ伸びる第1の主体部と、カセットを受けるべ
    く前記第2の方向に間隔をおいて前記第1の主体部から
    前記カセット受けの側へ伸びる複数の第1のアーム部と
    を備え、 前記カセット受けは、前記第2の方向へ伸びる第2の主
    体部と、カセットの受け渡しをすべく前記第2の方向に
    間隔をおいて前記第2の主体部から前記カセット設置台
    及び前記カセット受け台の側へ伸びる複数の第2のアー
    ム部であって前記昇降機により隣り合う前記第1のアー
    ム部間を上下方向へ移動される複数の第2のアーム部と
    を備える、請求項1に記載の搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記カセット設置台及び前記カセット受
    け台のそれぞれは、前記第1の方向と交差する水平の第
    2の方向に間隔をおいて上方へ突出する複数の第1のス
    トッパを前記カセット受け側の端部に備えていると共
    に、受けたカセットを前記ストッパに向けて押す1以上
    の第1のプッシャとを備える、請求項1又は2に記載の
    搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記カセット受けは、前記第1の方向と
    交差する水平の第2の方向に間隔をおいて上方へ突出す
    る複数の第2のストッパと、受けたカセットを前記スト
    ッパに向けて押すべく該第2のストッパから前記カセッ
    ト設置台の側に間隔をおいた1以上の第2のプッシャと
    を備える、請求項1,2又は3に記載の搬送装置。
  5. 【請求項5】 前記第2のプッシャは、カセットに当接
    可能の押圧部材と、該押圧部材を前記第1の方向へ変位
    させると共に前記第1の方向へ伸びる軸線の周りに角度
    的に回転させる駆動機構とを備える、請求項4に記載の
    搬送装置。
  6. 【請求項6】 前記カセット設置位置及び前記第1の移
    載位置は、それぞれ、前記カセット除去位置及び前記第
    2の移載位置の上方に位置されている、請求項1から5
    のいずれか1項に記載の搬送装置。
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Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005277126A (ja) * 2004-03-25 2005-10-06 Hitachi Kiden Kogyo Ltd 基板の複数枚バッチ搬送装置
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