JPH0643058Y2 - 製品排出装置 - Google Patents

製品排出装置

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JPH0643058Y2
JPH0643058Y2 JP1987170086U JP17008687U JPH0643058Y2 JP H0643058 Y2 JPH0643058 Y2 JP H0643058Y2 JP 1987170086 U JP1987170086 U JP 1987170086U JP 17008687 U JP17008687 U JP 17008687U JP H0643058 Y2 JPH0643058 Y2 JP H0643058Y2
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product
tray
piston rod
limit switch
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広忠 赤沼
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、加工の終了した製品などをトレイ上に整列載
置させる製品排出装置に係り、特に効率よく製品を自動
的に整列載置させる製品排出装置に関する。
〔従来技術とその問題点〕
一般に、スクリーン印刷機などにおいては、材料を1枚
ずつ供給し、供給された材料に対し印刷を施こした後、
1枚ずつ排出し、しかもインクが乾燥するまで重ねたり
することなしに保持しなければならない。このために
は、トレイ上に印刷済の製品を整列状に載置して、ある
程度の時間放置しておかなければならないが、これを人
手により行なうのでは、作業効率が悪いし、また人件費
が嵩むという問題点があった。
〔考案の目的〕
本考案は、前述した点に鑑み、加工済製品をトレイ上に
自動的に整列載置することができる製品排出装置を提供
することを目的とする。
〔考案の概要〕
本考案は、駆動源により往復動可能に配設された載置板
と、この載置板上に支持され複数の製品が整列状に載置
されるトレイと、前記載置板の移動方向と直交するトレ
イの幅方向において前記トレイの一端部と中央側の2箇
所の載置位置に製品を選択的に載置しトレイの中央側に
製品を載置する際トレイの載置位置に他の製品が既に載
置されている場合はこの製品をトレイの幅方向における
他端部方向にずらす製品載置具と、前記載置板の1回の
移動距離を規制する複数のセンサと、前記製品載置具に
よる製品のトレイ上への載置位置を決定するとともに前
記載置板の移動時期を決定するコントローラとから構成
されている。
このような構成の本考案によれば、製品載置具によりト
レイの幅方向の中央側に製品を載置する際にその製品を
側方に押すようにしてずらすことによりトレイの幅方向
の2箇所のみに製品を載置するだけでトレイの幅方向の
3箇所以上に製品を載置できるので、簡単な制御により
確実に製品をトレイ上に整列状に載置することができ
る。
〔考案の実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例により説明する。
第1図は本考案に係る製品排出装置を適用したシルクス
クリーン印刷装置1を示すものであり、このシルクスク
リーン印刷装置1には、材料Bを水平方向に搬送するベ
ルトコンベア2を有している。このベルトコンベア2の
ベルト3は、図示しないモータにより矢印で示す方向に
走行されるようになっており、第1図においてベルト3
の右端位置において図示しないロボットあるいは人手に
よりベルト3上に順次材料Bが供給されるようになって
いる。前記ベルトコンベア2の左端には、上面4aを下り
勾配の傾斜面に形成されたシュート4が隣接配置されて
おり、ベルト3上を搬送されてきた材料Bがシュート4
に移載されるようになっている。
前記シュート4の隣接位置の機枠5には、縦方向に延在
する第1シリンダ装置6が支持されており、この第1シ
リンダ装置6のシリンダ7の上端からはピストンロッド
8が上方に突出している。このピストンロッド8の上部
には、材料Bを嵌合し得る台座9が突設されており、こ
の台座9は、ピストンロッド8を最下降状態にしたとき
に前記シュート4を滑落した材料Bがちょうど嵌合し得
る位置に位置するようになっている。
前記第1シリンダ装置6の斜め上方の機枠5には、縦方
向に延在する第2シリンダ装置10が支持されており、こ
の第2シリンダ装置10の下部には、第1回転シリンダ装
置11が一体的に支持されている。これらの第2シリンダ
装置10および第1回転シリンダ装置11の共通のピストン
ロッド12は第2シリンダ装置10のシリンダ13の上端から
上方に突出しており、このピストンロッド12は第2シリ
ンダ装置10の駆動により昇降されるとともに、第1回転
シリンダ装置11の駆動により回転されるようになってい
る。
前記ピストンロッド12の上端には支持部材14が支持され
ており、この支持部材14には、横方向に延在する第3シ
リンダ装置15が取付けられている。この第3シリンダ装
置15のシリンダ16からはピストンロッド17が側方に突出
しており、このピストンロッド17の先端には、保持具に
より挟持して材料Bを保持する保持用シリンダ装置18が
取付けられている。
前記保持用シリンダ装置18はスクリーン印刷機19の印刷
テーブル20上に臨み得るようになっている。このスクリ
ーン印刷機19は、図示しない駆動機構により昇降可能と
された前記印刷テーブル20を有しており、この印刷テー
ブル20上には材料Bを安定的に保持する台座20Aが取付
けられている。この印刷テーブル20の上方にはシルクス
クリーン21が水平面内において固定的に配設されてお
り、さらにこのシルクスクリーン21の上方には、シルク
スクリーン21の上面に摺接してインクをシルクスクリー
ン21を介して下方に押出し、印刷を行なうためのスキー
ジ22が図示しない駆動機構により水平方向に往復動可能
に配設されている。
前記スクリーン印刷機19を中央に置いて前記第2シリン
ダ装置10、第1回転シリンダ装置11および第3シリンダ
装置15などの反対側の機枠5には、第2シリンダ装置10
と同様、縦方向に延在する第4シリンダ装置23が支持さ
れており、この第4シリンダ装置23の下部には、第2回
転シリンダ装置24が一体的に支持されている。これらの
第4シリンダ装置23および第2回転シリンダ装置24の共
通のピストンロッド25は第4シリンダ装置23の駆動によ
り昇降されるとともに、第2回転シリンダ装置24の駆動
により回転されるようになっている。このピストンロッ
ド25の上端には、前記支持部材14と同様の支持部材27が
支持されており、この支持部材27には、横方向に延在す
る第5シリンダ装置28が取付けられている。この第5シ
リンダ装置28のシリンダ29からはピストンロッド30が側
方に突出されており、このピストンロッド30の先端に
は、前記保持用シリンダ装置18と同様、印刷済製品Gを
保持しかつ後述するトレイ32上に載置する製品載置具の
一例としての保持用シリンダ装置31が取付けられてい
る。
前記第4シリンダ装置23を中央に置いて前記印刷テーブ
ル20の反対側には、製品Gをトレイ32上に整列状に載置
する製品排出装置33が配設されている。この製品排出装
置33は、第2図および第3図に示すように、機枠5(第
1図)に支持されている複数本の平行に配置された梁3
4,34…を有しており、これらの梁34上には、梁34と直交
する方向に延在するアングル支持材35が載置、固定され
ている。このアングル支持材35の一端部には板状のブラ
ケット36と、このブラケット36と間隔を隔てた同じく板
状のブラケット37とが平行に支持されており、このブラ
ケット37の外側には逆転可能なモータ38が取付けられ、
水平方向に延在するその出力軸39が前記ブラケット36に
形成された軸受40に支持されている。前記アングル支持
材35には、前記ブラケット36と水平方向に間隔を隔てて
他の2枚の板状のブラケット41,42が支持されており、
前記出力軸39には駆動プーリ43が、前記ブラケット42に
は従動プーリ44が、また前記ブラケット41にはテンショ
ンプーリ45が同一鉛直面内に配置されるように支持され
ている。そして、これらの駆動プーリ43、従動プーリ44
およびテンションプーリ45には無端状のタイミングベル
ト46が巻回されている。
前記複数の梁34上には、前記アングル支持材35と平行に
2本のガイドレール47,47が水平方向に間隔を隔てて支
持されており、これらの各ガイドレール47に嵌合された
ガイドスリーブ49を下面に取付けた長方形状の載置板51
がガイドレール47に沿って移動可能に配設されている。
この載置板51の位置側には、先端部が前記タイミングベ
ルト46の上方に臨む連結板52が取付けられており、この
連結板52の先端部には、前記タイミングベルト46の上面
に接合する挟持板53が垂設されている。そして、この挟
持板53に前記タイミングベルト46の下面に接合する挟持
板54の両端部を連結することにより両挟持板53,54によ
りタイミングベルト46が挟持され、したがって、このタ
イミングベルト46の走行により載置板51が両ガイドレー
ル47に沿って従動することになる。
前記載置板51は前記トレイ32を載置するためのものであ
り、この載置板51の前後には、載置板51を補助的に載置
する幅の狭い補助載置板55,56が突設されている。この
うち一方の補助載置板56の先端には、前記トレイ32の一
端に当接する位置決め用のストッパ57が上方に突設され
ている。また、前記載置板51には、その両側に等しく突
出する2本の等長のガイドロッド58,58が支持されてお
り、各ガイドロッド58の先端部には、トレイ32の両側に
当接する位置決め用の円板状のストッパ59,59が螺着さ
れている。
前記複数の梁34上には、前記載置板51の移動範囲におけ
る載置板51の一側縁の下方に沿って前記アングル支持材
35と平行に他のアングル支持材60が載置、固定されてお
り、このアングル支持材60には、トレイ32の移動方向に
沿って6個のローラ状のリミットスイッチS−18,S−19
…が等間隔に突設されている。一方、前記載置板51の底
面には、載置板51の移動により各リミットスイッチSに
接触し得る突起62が突設されている。なお、隣位の1対
の前記リミットスイッチS,Sの間隔は、トレイ32上に間
隔をもって整列状に載置される製品Gの長さにトレイ32
上における隣位の1対の製品G,G間の間隔を加えた寸法
となるように調節可能に形成されている。また、前記載
置板51上におけるトレイ32の有無を検出するためのフォ
トセンサ63が前記梁34に取付けられている。さらに、前
記第5シリンダ装置28の保持用シリンダ装置31は第5シ
リンダ装置28のピストンロッド30の最大短縮装置におい
て載置板51の一側端部上に臨んでいる。
第1図に戻って、前記シュート4の傾斜面4aに沿って材
料Bが滑落するのを検出するフォトセンサ64がシュート
4に取付けられている。また、前記印刷テーブル20には
その台座20A上における材料Bまたは製品Gの有無を検
出するフォトセンサ65が取付けられている。さらに、各
シリンダ装置6,10,15,23,28および各回転シリンダ装置1
1,24には、各ピストンロッド8,12,17,25,30のストロー
クならびに回転角の限界位置を検出して駆動を停止する
ためのリミットスイッチS−1,S−2…が設けられてお
り、これらのリミットスイッチSならびに前記各リミッ
トスイッチSさらには前記フォトセンサ63,64,65からの
信号はそれぞれ図示しないコントローラの一例としての
シーケンサに入力されるようになっている。そして、こ
のシーケンサにより前記ベルトコンベア2、各シリンダ
装置6,10,15,23,28、各回転シリンダ装置11,24、スクリ
ーン印刷機19、モータ38などが順次駆動されるようにな
っている。
つぎに、本実施例の作用について説明する。
載置板51上の所定位置にトレイ32をあらかじめ載置して
おき、図示しないシーケンサのメインスイッチをONする
と、シーケンサは各機器にイニシャライズ(原点復帰)
の信号を出力し、各機器はこの信号によりイニシャライ
ズされる。なお、シーケンサから各機器にイニシャライ
ズの信号を出力したにもかかわらず、所定時間経過後に
すべての機器がイニシャライズされない場合には故障ラ
ンプが点灯する。
このようにしてすべての機器がイニシャライズされた状
態において自動もしくは手動によりベルトコンベア2の
ベルト3上に複数の材料B,B…を整列状に供給してお
き、スタートボタンをONすると、ベルト3が第1図の矢
印方向に走行し、ベルト3の端部に位置していた材料B
をシュート4の傾斜面4aに沿って滑落させる。すると、
この傾斜面4aに沿って滑落する材料Bをフォトセンサ64
が検出し、ベルトコンベア2を停止させる。一方、傾斜
面4aに沿って滑落した材料Bは第1シリンダ装置6のピ
ストンロッド8に突設されている台座9に嵌合され、フ
ォトセンサ64が材料Bを検出した時点からシーケンサの
タイマが計測して所定時間(数秒)が経過すると、第1
シリンダ装置6が駆動されて台座9が上昇するととも
に、第2シリンダ装置10および第1回転シリンダ装置11
が駆動されて第3シリンダ装置15に支持されている保持
用シリンダ装置18が回転しながら下降し、この保持用シ
リンダ装置18の下降中に第3シリンダ装置15も駆動され
て保持用シリンダ装置18が台座9の直上に位置して台座
9上の材料Bを保持用シリンダ装置18が保持する。する
と、最上位のリミットスイッチS−2が作動し、前記第
1シリンダ装置6は解除されて台座9とともにピストン
ロッド8はリミットスイッチS−1が作動するまで下降
し、台座9はつぎの材料Bのために待機する。
一方、第3シリンダ装置15の保持用シリンダ装置18が材
料Bを保持すると、フォトセンサ65により印刷テーブル
20の台座20A上に材料Bまたは製品Gがないことを確認
した上で第2シリンダ装置10および第1回転シリンダ装
置11がそれぞれ今までと逆方向に駆動されて回転しなが
ら上昇する。そして、第2シリンダ装置10の最上位のリ
ミットスイッチS−3が作動するとともに第1回転シリ
ンダ装置11の回転限界位置のリミットスイッチS−6が
作動してピストンロッド12に支持されている第3シリン
ダ装置15が所定の位置に位置決めされたら、第3シリン
ダ装置15が駆動されてリミットスイッチS−8が作動さ
れるまでピストンロッド17を伸長し、保持用シリンダ装
置18を印刷テーブル20の台座20Aの直上に臨ませる。す
ると、再度第2シリンダ装置10が駆動されて最下位のリ
ミットスイッチS−4が作動するまでピストンロッド12
が下降し、第3シリンダ装置15の保持用シリンダ装置18
に保持されている材料Bを印刷テーブル20の台座20Aに
嵌合させる。
つぎに、最上位のリミットスイッチS−3が作動するま
で第2シリンダ装置10が再駆動されて保持用シリンダ装
置18を上昇し、ついで、リミットスイッチS−7が作動
するまで第3シリンダ装置15が駆動されて保持用シリン
ダ装置18とともにピストンロッド17を短縮せしめる。そ
して、図示しない駆動機構により印刷テーブル20がシル
クスクリーン21に接触するように上昇して停止したら、
スキージ22をシルクスクリーン21を接合せしめるように
して往復して、材料Bに印刷を行なって製品Gとし、そ
の後印刷テーブル20が下降したら、第2回転シリンダ装
置24がリミットスイッチS−13が作動するまで駆動され
てピストンロッド25に支持されている第5シリンダ装置
28のピストンロッド30の先端に位置する保持用シリンダ
装置31が印刷テーブル20の台座20A方向に位置決めされ
る。すると、第5シリンダ装置28が駆動されてリミット
スイッチS−16が作動されるまでピストンロッド30を伸
長し、保持用シリンダ装置31を印刷テーブル20の台座20
A上に臨ませる。すると、今度は第2回転シリンダ装置2
4が駆動されて最下位のリミットスイッチS−11が作動
するまで保持用シリンダ装置31が下降し、保持用シリン
ダ装置31により製品Gを保持する。その後、最下位のリ
ミットスイッチS−10が作動するまで第4シリンダ装置
23が再駆動されて保持用シリンダ装置31を上昇し、つい
でリミットスイッチS−15が作動するまで第5シリンダ
装置28が駆動されて保持用シリンダ装置31とともにピス
トンロッド30を短縮せしめる。そして、第2回転シリン
ダ装置24が駆動されてリミットスイッチS−12が作動す
るまでほぼ180度ピストンロッド25が回転し、保持用シ
リンダ装置31を載置板51上に載置されているトレイ32の
一側端部上に臨ませる。このとき載置板51の突起62は、
整列配置されているリミットスイッチS−18〜リミット
スイッチS−23のうち端部に位置するリミットスイッチ
S−18を作動させる位置に位置決めされている。
つぎに、第4シリンダ装置23が駆動されてリミットスイ
ッチS−11が作動するまでピストンロッド25が下降し、
保持用シリンダ装置31に保持されている製品Gがトレイ
32上に着座したら、第5シリンダ装置28が再度駆動され
てリミットスイッチS−16が作動させるまでピストンロ
ッド30を保持用シリンダ装置31とともに伸長し、保持用
シリンダ装置31をトレイ32の幅方向の中央部に位置させ
る。その後、保持用シリンダ装置31が駆動されて製品G
を解放した上で第4シリンダ装置23が駆動されてリミッ
トスイッチS−10が作動するまでピストンロッド25を上
昇して保持用シリンダ装置31上を上昇せしめ、さらに、
第5シリンダ装置28が駆動されて保持用シリンダ装置31
とともにピストンロッド30をリミットスイッチS−15が
作動するまで短縮せしめて第1回目の工程が終了する。
すると、第5シリンダ装置28のリミットスイッチS−15
の作動がシーケンサに入力されて第2回目の工程が始ま
り、シーケンサからの指令によりベルトコンベア2のベ
ルト3が再度走行され、ベルト3の端部に位置する材料
Bがシュート4の傾斜面4aに沿って滑落して第1シリン
ダ装置6のピストンロッド8上の台座9に嵌合される。
そして、前述したと同様に、傾斜面4aに沿って滑落する
材料Bをフォトセンサ64が検出し、ベルトコンベア2を
停止させる。その後、前述したと同様の工程により材料
Bに印刷を行なって印刷済製品Gにしたら、この製品G
を保持用シリンダ装置31が保持してトレイ32の上に着座
せしめたうえで第5シリンダ装置28が駆動して保持用シ
リンダ装置31とともにピストンロッド30を伸長する。す
ると、トレイ32の幅方向中央部には第1回目の工程によ
り既に製品Gが載置されているので、ピストンロッド30
の伸長によりこの保持用シリンダ装置31が既に載置され
ている製品Gをトレイ32の幅方向に製品Gの1個分の寸
法だけをずらすことになり、この結果、保持用シリンダ
装置31に保持されている製品Gがトレイ32の幅方向中央
部に載置され、先に載置されていた製品Gは、トレイ32
の幅方向の端部に載置されることになる。
このようにして第2回目の工程が終了すると、続いて第
3回目の工程に入り、前述したと同様の工程を繰返して
材料Bに印刷されたら、製品Gは前述したと同様に保持
用シリンダ装置31に保持されてトレイ32の空隙状態にあ
る端部上に臨むので、つぎに、第4シリンダ装置23が駆
動されてピストンロッド25を下降し、保持用シリンダ装
置31に保持されている製品Gをトレイ32上に着座させ
る。すると、前述した第1回目、第2回目と異なり、保
持用シリンダ装置31は、この位置において直ちに製品G
を解放し、その後第2回転シリンダ装置24が駆動されて
リミットスイッチS−10が作動されるまで保持用シリン
ダ装置31は上昇され、さらに、リミットスイッチS−15
が作動されるまで第5シリンダ装置28が駆動されて第3
回目の工程が終了する。この結果、トレイ32上には、そ
の幅方向に間隔を隔てて3枚の製品Gが載置されること
になる。
そして、第3回目の工程の終了のための信号となるリミ
ットスイッチS−15からの信号がシーケンサに入力され
ると、モータ38が駆動されてタイミングヘッド46などを
介して載置板51を走行せしめ、載置板51の突起62が今ま
で作動されていたリミットスイッチS−18に隣接するリ
ミットスイッチS−19が作動されたらモータ38の駆動は
停止されてトレイ32の新たな部位に製品Gが載置され得
るようになる。そして、このリミットスイッチS−19か
らの信号により第4回目の工程が開始され、この第4回
目、第5回目の工程に続いて第6回目の工程が終了する
と、再度モータ38が駆動されてトレイ32が移動される。
このようにして3回目の工程ごとにトレイ32を移動しな
がら製品Gをトレイ32上に1列3個ずつ整列状に載置
し、最後にリミットスイッチS−23が作動されている状
態において3回目の工程(最初から18回目)が終了する
と、モータ38が今までとは逆方向に回転してリミットス
イッチS−18が作動するまでトレイ32を移動させて停止
する。そこで作業員が18個の製品Gが整列状に載置され
ているトレイ32を載置板51から取外した上で全く製品G
が載置されていない新たなトレイ32を載置板51上に載置
すると、このトレイ32の交換をフォトセンサ63が検出
し、1回目の工程が開始される。
前述した実施例によれば、材料をひとつずつ確実にスク
リーン印刷機19に供給することができるし、また印刷の
終了した製品Gをひとつずつ確実に保持しトレイ32上に
着座させて整列状に載置できので製品を傷つけることは
ない。また、既に載置位置に他の製品が載置されている
場合には、保持用ピストン31により他の製品をずらしつ
つ保持している製品と他の製品を1度にトレイ32の幅方
向へずらして載置できるため、ピストンロッド30のスト
ロークを短くできるし迅速に載置できる。従って、製品
排出装置を自動化でき、省力化に寄与することができ
る。
なお、本考案は、前述したスクリーン印刷機19からの製
品Gの排出のみに適用されるものではなく、プレス機器
その他の加工機器など種々の機器に適用できることはも
ちろんである。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、製品を安定かつ確
実にトレイ上に整列載置することができる。また、既に
載置されている製品を所定の載置位置までずらすことに
より、製品を1個1個分離して所定位置に載置する場合
に比べ、製品載置具の移動範囲を小さくできるし、2個
同時に載置できるため製品を迅速に載置することが可能
となる。従って、省力化に寄与できるという実用的な効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る製品排出装置の実施例を示す正面
図、第2図および第3図は第1図の製品排出装置の詳細
を示す平面図および正面図である。 1……スクリーン印刷装置、2……ベルトコンベア、4
……シュート、6……第1シリンダ装置、9……台座、
10……第2シリンダ装置、11……第1回転シリンダ装
置、15……第3シリンダ装置、18……保持用シリンダ装
置、19……スクリーン印刷機、20……印刷テーブル、21
……シルクスクリーン、22……スキージ、23……第4シ
リンダ装置、24……第2回転シリンダ装置、28……第5
シリンダ装置、31……保持用シリンダ装置(製品載置
具)、32……トレイ、33……製品排出装置、38……モー
タ、46……タイミングベルト、51……載置板、62……突
起、63,64,65……フォトセンサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動源により往復動可能に配設された載置
    板と、この載置板上に支持され複数の製品が整列状に載
    置されるトレイと、前記載置板の移動方向と直交するト
    レイの幅方向において前記トレイの一端部と中央側の2
    箇所の載置位置に製品を選択的に載置しトレイの中央側
    に製品を載置する際トレイの載置位置に他の製品が既に
    載置されている場合はこの製品をトレイの幅方向におけ
    る他端部方向にずらす製品載置具と、前記載置板の1回
    の移動距離を規制する複数のセンサと、前記製品載置具
    による製品のトレイ上への載置位置を決定するとともに
    前記載置板の移動時期を決定するコントローラとからな
    る製品排出装置。
JP1987170086U 1987-11-09 1987-11-09 製品排出装置 Expired - Lifetime JPH0643058Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987170086U JPH0643058Y2 (ja) 1987-11-09 1987-11-09 製品排出装置

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