JPH0976918A - 搬送装置および搬送方法 - Google Patents
搬送装置および搬送方法Info
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- JPH0976918A JPH0976918A JP7232192A JP23219295A JPH0976918A JP H0976918 A JPH0976918 A JP H0976918A JP 7232192 A JP7232192 A JP 7232192A JP 23219295 A JP23219295 A JP 23219295A JP H0976918 A JPH0976918 A JP H0976918A
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Abstract
て搬送する搬送装置および搬送方法に関し、搬送時に衝
撃を受けても荷崩れを発生しないものを提供することを
目的とする。 【構成】 キャスター21を有する基台20上に上面に
ローラコンベア25を有する支持体24の一端に設けた
ハンドル26側に傾斜可能とし、ローラコンベア25上
の積層体をハンドル26に当接させて搬送できるように
した。
Description
数のパネルを積層して搬送する搬送装置および搬送方法
に関するものである。
し、製造ラインに要する作業者の数は著しく減少してき
ているが、全ての製造ラインが完全に連結された状態で
構成されてはおらず、各生産工程間における搬送装置に
よる生産品の積み替えは各所で行われているのが現実の
姿である。
ト配線板の製造工程において搬送装置を用いてのプリン
ト配線板の積み替えは何箇所かで行われている。また、
プリント配線板は電子機器の軽薄短小化や多機能化に伴
い、配線の高密度化や電子部品の表面実装化が著しく、
絶縁基板上に形成される導電パターンは細線化し、電子
部品のはんだ実装されるランドもますます小径化し、は
んだ不要部分のはんだ付着の防止、導電パターンの酸化
に対する保護、絶縁性の維持やはんだ付け性の向上など
の目的でプリント配線板上に形成されるソルダレジスト
やロードマップも高解像度、高位置精度が要求されるよ
うになってきており、プリント配線板の自動製造ライン
や工程間の搬送時などにおいて発生する僅かな擦り傷な
どもこれらの要求を阻害する要因となっている。
のパネルの搬送装置および搬送方法について図6〜図1
0を用いて説明する。
電パターン2およびランド3を形成し、その表面にソル
ダレジスト層4を形成したプリント配線板5を製造する
製造ラインの工程に利用する搬送装置を図7に示す。
6を取付けた基台7上には支持体8を介して水平にロー
ラコンベア9が設けられ、上記支持体8の一端にはハン
ドル10が取り付けられて搬送装置が構成されている。
プリント配線板の生産工程中に利用される。すなわち、
図8に示すように、絶縁基板1上にエッチングなどによ
り導電パターン2を形成する工程の搬送ライン11の終
端には導電パターン2を形成した絶縁基板1が次々と送
り出され、仕掛品ストッカー部12に所定量積層される
とその積層された仕掛品13はローラコンベア14によ
って送り出され、このローラコンベアの終端で待機する
搬送装置のローラコンベア9上に送り込まれる。
れた仕掛品13は図9に示すソルダレジスト形成工程ま
でキャスター6を利用して搬送され、ソルダレジスト形
成工程のローラコンベア15に移し替えられ、この工程
の始端の個別の供給部16に送り込まれ、搬送ライン1
7に一枚ずつ供給されていく。
が連続されていない場合に搬送装置を利用して搬送する
のであるが、この搬送装置ではローラコンベア9が水平
に設けられているため、搬送時に搬送路に凹凸や段差な
どがあった場合衝撃を受けるとともに搬送速度が急激に
変化することにより、積層されている仕掛品13の積層
状態が相互間滑りを越えてくずれてしまい図10に示す
荷崩れを起こす。
正して目的位置まで搬送するが、この荷崩れや荷崩れの
修正時に仕掛品13の表面に擦り傷を発生させていた。
この擦り傷は導電パターン2に発生すると導電パターン
2を切断してしまったり、次工程のソルダレジスト形成
工程で解像度を損なわせるといった大きな問題を誘発す
る原因となっていた。
し、搬送時に荷崩れを起こさない搬送装置および搬送方
法を提供することを目的とするものである。
に本発明の搬送装置は、複数個のキャスター下面に備え
た基台の中間部に支持部を設け、この支持部に中間部を
枢支される支持体を取付け、この支持体の一端にハンド
ルを設け、このハンドル側にローラコンベア上に積層さ
れた搬送部材を載置した後支持体のハンドル側を低くな
るように制御する操作レバーを設けた構成としたもので
ある。
材は支持体の傾斜によってハンドル側に当接した状態と
なり、搬送途中で搬送速度が急激に変化する事態となっ
ても搬送部材が相互に滑って荷崩れを発生することき阻
止できることになる。
図4を用いて説明する。
であり、この基台20の下面には4個のキャスター21
が取付けられている。また、この基台20の中間部の両
側には上方に突出したアーム状の支持部22が設けられ
ている。この支持部22には支軸23を介して枠状の支
持体24が枢着されている。
に支持されたローラコンベア25が取付けられ、この支
持体24の一端にはハンドル26が結合されている。ま
た、支持体24の一端の中央部にはロックピン27が設
けられ、基台20に枢着された操作レバー28の操作軸
29に支持体24の下面に当接して支持体24を水平に
保つ支持アーム30と支持体24がハンドル26側を下
降させたときに操作レバー28を回動させることにより
支持体24のロックピン27と係合して支持体24を傾
斜した状態でロックするロックアーム31が取付けられ
ている。
対側の上面には支持体24が急激に傾斜揺動するのを防
止するシリンダやオイルダンパなどの緩衝部32が設け
られている。
法について図5(a)〜(c)を用いて説明する。図5
(a)に示すように図6で示したような絶縁基板1上に
エッチングなどにより導電パターン2を形成する工程の
搬送ライン33の終端には、導電パターン2を形成した
絶縁基板1が次々と送り出され、仕掛品ストッカー部3
4に所定枚数積層されると、その積層された搬送部材と
しての仕掛品13はローラコンベア35によって送り出
され、このローラコンベア35の終端で待機する搬送装
置のローラコンベア25上に送り込まれる。
態となっており、ローラコンベア25も水平状態でロー
ラコンベア35から送り出されてくる仕掛品13を円滑
に受け入れる。
たものがローラコンベア25上に送り込まれると、操作
レバー28を時計回りの方向に回動させ、この操作レバ
ー28の操作軸29に結合した支持アーム30を回動さ
せ、支持体24のハンドル26側を下降させる。このと
き、緩衝部32が仕掛品13の重量で急激に下降するの
を防止し仕掛品13の積層体の荷崩れを防止する。
定位置まで下降すると、支持体24のロックピン27に
ロックアーム31が係合され支持体24を傾斜した状態
で固定する。この操作により、図5(b)に示すように
ローラコンベア25上の仕掛品13はハンドル26に端
部が当接するように保持され、この状態を保ちながら次
の工程までキャスター21を利用して搬送する。
ジスト形成工程のローラコンベア36に近接した位置ま
で搬送装置で搬送し、この位置で操作レバー28を反時
計方向に回動させロックアーム31のロックピン27と
の係合を解除するとともに支持アーム30で支持体24
のハンドル26側を押し上げて支持体24を水平状態に
戻す。
ンベア25上の仕掛品13をローラコンベア36上に移
し替え、このソルダレジスト形成工程の始端の個別供給
部37でソルダレジスト形成工程の搬送ライン38に仕
掛品13を一枚ずつ供給していくことになる。
品13の積層体の搬送は、ハンドル26に一端が当接す
るように支持体24を傾斜させて行うため、搬送路に凹
凸や段差などがあったとしても、キャスター21が凹凸
や段差に落ち込んだり衝突して搬送速度が急激に変化し
仕掛品13の積層体に大きな衝撃が加わっても、仕掛品
13間で滑りの発生を阻止でき、荷崩れを起こすような
ことは無く、したがって仕掛品13に擦り傷を発生させ
るようなことは殆どなくなる。
断線したり、ソルダレジスト形成工程で解像度を損なわ
せたりするといったことは殆ど発生せず、高品質なプリ
ント配線板が効率的に生産できることになる。
送方法によれば、搬送時に凹凸や段差部に落ち込んだり
衝突したりしても、パネルの積層体の荷崩れを発生する
ことなく、パネルに傷をつけたり破損したりすることは
無くなり、極めて信頼性の高い搬送が実現できることに
なり産業的価値の大なるものである。
図
板の斜視図
説明図
Claims (4)
- 【請求項1】 複数個のキャスターを下面に備えた基台
の中間部に支持部を設け、この支持部に中間部を枢支さ
れる支持体を取付け、この支持体の上面にローラコンベ
アを設けるとともに支持体の一端にハンドルを設け、こ
のハンドル側にローラコンベア上に積層された搬送部材
を載置した後支持体のハンドル側を低くなるように制御
する操作レバーを設けてなる搬送装置。 - 【請求項2】 基台上に操作レバーと結合された操作軸
を設け、この操作軸に操作レバーの回動により支持体の
下面に係合して支持体を水平に保つ支持アームと、操作
レバーを回動することによりハンドル側を下降させた支
持体をロックするアームとを設けて支持体を制御するよ
うに構成した請求項1記載の搬送装置。 - 【請求項3】 基台上に支持体の傾斜揺動時に急激な揺
動を阻止する緩衝部を設けた請求項1記載の搬送装置。 - 【請求項4】 キャスターを有する基台上に中間部を支
点として揺動可能に保持された上面にローラコンベアを
有し一端にハンドルを有する支持体を設けた搬送装置に
パネル状のものを積層した搬送部材を載置した後、上記
支持体をハンドル側が下降するように傾斜させて搬送部
材の一端をハンドルに当接させた状態で搬送装置を移動
させて所定の位置まで搬送する搬送方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23219295A JP3718881B2 (ja) | 1995-09-11 | 1995-09-11 | 搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP23219295A JP3718881B2 (ja) | 1995-09-11 | 1995-09-11 | 搬送装置 |
Publications (2)
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---|---|
JPH0976918A true JPH0976918A (ja) | 1997-03-25 |
JP3718881B2 JP3718881B2 (ja) | 2005-11-24 |
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ID=16935441
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP23219295A Expired - Fee Related JP3718881B2 (ja) | 1995-09-11 | 1995-09-11 | 搬送装置 |
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Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100593017B1 (ko) * | 2004-06-28 | 2006-06-26 | 금호타이어 주식회사 | 타이어 운반용 카트 |
WO2006137256A1 (ja) * | 2005-06-23 | 2006-12-28 | Toshihiko Tsujimura | 手押し運搬車 |
KR100841002B1 (ko) * | 2007-02-14 | 2008-06-24 | 주식회사 경한 | 조리용기 살균기용 운반구 |
JP2009107429A (ja) * | 2007-10-29 | 2009-05-21 | Denso Corp | 搬送台車 |
CN106347422A (zh) * | 2016-09-28 | 2017-01-25 | 颜军 | 一种辅助装卸版辊车 |
CN106882213A (zh) * | 2017-03-01 | 2017-06-23 | 四川佳怡德环境科技有限公司 | 一种具有防震功能的污水水样运输装置 |
CN113716187A (zh) * | 2021-11-01 | 2021-11-30 | 国网山东省电力公司海阳市供电公司 | 一种电力用的传送装置 |
-
1995
- 1995-09-11 JP JP23219295A patent/JP3718881B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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