JPH0976390A - 積層フィルム - Google Patents

積層フィルム

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JPH0976390A
JPH0976390A JP7235602A JP23560295A JPH0976390A JP H0976390 A JPH0976390 A JP H0976390A JP 7235602 A JP7235602 A JP 7235602A JP 23560295 A JP23560295 A JP 23560295A JP H0976390 A JPH0976390 A JP H0976390A
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JP
Japan
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film
laminated
permeability
air permeability
laminated film
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JP7235602A
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Inventor
Tomoyasu Kawamura
知保 河村
Katsumi Katayama
克己 片山
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Tokuyama Corp
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Tokuyama Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】良好な通気性を有し、低透湿性、低エタノール
蒸気透過性である積層フィルムを提供すること。 【解決手段】最大細孔径20μm以下の連通孔を有し、
通気度が2000s/100cc以下である、例えばポリオレ
フィン樹脂と充填剤とからなるような微多孔性フィルム
の少なくとも一方の面に、孔径が0.1〜3mmの貫通
孔が開口率1〜25%で穿たれた孔開きフィルムが積層
されてなり、積層面1cm2における両フィルムの接着
箇所の面積の割合が5〜40%であることを特徴とする
積層フィルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は積層フィルムに関
し、更に詳細には乾燥剤、鮮度保持剤、脱酸素剤、カイ
ロ等の包装材料として、好ましい通気性、耐水性、透湿
性、エタノール蒸気透過性を有する積層フィルムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ポリエチレン樹脂やポリプロピレ
ン樹脂等からなる微多孔性フィルムは良く知られてい
る。この微多孔性フィルムとしては、例えば無機質の充
填材が配合されたフィルムを延伸することにより多孔化
したものなどがあり、これらはそれ自体に多数の微孔か
らなる連通孔を有し、通気性、耐水性、透湿性、エタノ
ール蒸気透過性を有するため各種包装材料用として検討
されてきた。また、粗多孔を有する孔開きフィルムも、
こうした微多孔性フィルムと全面熱接着で積層し、ヒー
トシール層等として利用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、微多孔
性フィルムは、粗多孔を有する孔開きフィルムと全面熱
接着で積層すると孔開きフィルムの孔部分と接した箇所
の微孔のみの性能しか発揮されなくなり、極端に通気が
低下する問題があった。具体的には、製袋時、エアー
抜きが悪く生産性が低下する、高通気性が要求される
用途には使用できないなどの問題が生じる。
【0004】一方、微多孔性フィルムは、乾燥剤・鮮度
保持剤等の包装材料の用途においては、その性能を長時
間保持するため、高通気性である一方で、低透湿性ある
いは低エタノール蒸気透過性であることが要求される。
ところが、従来の微多孔性フィルムは、通気性の良いも
のはこの透湿性やエタノール蒸気透過性も値が大きくな
り、上記物性の要求を十分満足していない。また、無
論、上記これに孔開きフィルムを全面熱接着で積層した
積層フィルムでは、高通気性の要求が満足できない。
【0005】こうしたなか、特開平4−348931号
公報には、特定の通気性能を有する微多孔性フィルムに
不織布を特定の接着剤塗布面積で点接着し、フィルム表
面の滑らかさを改良することが記載されている。この積
層フィルムは、通気性は良好に保持されているが、透湿
性やエタノール蒸気透過性も依然大きい値となり、やは
り前記通気性、透湿性、エタノール蒸気透過性に関する
要求を満足できていない。
【0006】以上の背景にあって、本発明は、かかる従
来の問題点等を解決するためになされたもので、良好な
通気性を保ちつつ、低透湿性、低エタノール蒸気透過性
を付与した積層フィルムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
に鑑み鋭意研究を続けてきた。その結果、微多孔性フィ
ルムと孔開きフィルムとを特定の接着箇所面積で接着す
ることにより、上記の課題が解決できることを見出し、
本考案を提案するに至った。
【0008】即ち、本発明は、最大細孔径20μm以下
の連通孔を有し、通気度が2000s/100cc以下である
微多孔性フィルムの少なくとも一方の面に、孔径が0.
1〜3mmの貫通孔が開口率1〜25%で穿たれた孔開
きフィルムが積層されてなり、積層面1cm2における
両フィルムの接着箇所の面積の割合が5〜40%である
ことを特徴とする積層フィルムである。
【0009】本発明では、積層フィルムの基層フィルム
として、最大細孔径20μm以下、好適には1〜5μm
の連通孔を有し、通気度が2000s/100cc以下、好適
には50〜1000s/100ccである微多孔性フィルムを
使用する。ここで、該微多孔性フィルムの連通孔の最大
細孔径20μmより大きい場合、延伸物の気孔の緻密性
が悪く、フィルム耐水圧・フィルム強度が極端に低下す
る。また、該微多孔性フィルムの通気度が2000s/10
0ccより大きい場合、該微多孔性フィルム自身が高通気
ではなく、積層しても高通気とはならない。
【0010】さらに、微多孔性フィルムは、空隙率が1
0〜80%、さらに好適には20〜60%であるのが好
ましい。なお、こうした微多孔性フィルムは、通常、通
気度が2000s/100cc付近のものであれば、透湿度は
小さくても2000g/m2 24Hr程度はあり、エタノール蒸気
透過量は小さくても5000g/m2 24Hr程度はある。また、
例えば該通気度が100s/100ccをきるような高通気の
ものであれば、透湿度は大きい場合8000g/m2 24Hr程度
のものもあり、エタノール蒸気透過量は大きい場合1400
0g/m2 24Hr程度のものもある。また、この微多孔性フィ
ルムは、厚みが20〜200μであるのが一般的であ
る。
【0011】本発明において、上記微多孔性フィルム
は、以上の性状にあるものであれば、いかなるものを使
用しても良い。好適にはポリオレフィン樹脂と充填剤か
らなる組成物を溶融成形してなるフィルムを延伸して、
充填剤とポリオレフィン樹脂との間に界面剥離を生じさ
せて多孔化させたものを使用するのが好ましい。その
際、ポリオレフィン樹脂は、エチレン、プロピレン等の
α−オレフィンの単独重合体あるいはこれらの共重合体
を特に制限なく用いることができる。中でも、高密度ポ
リエチレン、低密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチ
レン等の中・低圧法ポリエチレン、ポリプロピレン、プ
ロピレン−エチレン共重合体が好ましい。特に密度0.89
〜0.94g/cm3でメルトフロ−インデックス(MFR)が
0.1〜10g/10分、好ましくは1〜5g/10分の線状低密
度ポリエチレンが好ましく用いられる。本発明において
は上記の如き重合体あるいは共重合体を2種以上混合す
ることもできる。
【0012】一方、充填材は特に制限されないが、通常
のゴム又はプラスチック中に混合される無機充填材を使
用することができる。例えば、炭酸カルシウム、石膏、
亜硫酸カルシウム、リン酸カルシウム、炭酸マグネシウ
ム、塩基性炭酸マグネシウム、硫酸マグネシウム、水和
珪酸、無水珪酸、ソーダ灰、塩化ナトリウム、硫酸バリ
ウム、クレー、各種セメント、火山灰、シラス、酸化チ
タン、酸化鉄、カーボンブラック、金属粉、その他の無
機物または無機物を主体とする有機物金属塩等を挙げる
ことができる。充填材の大きさは特に制限されないが、
平均粒径があまりに小さいときは延伸ムラを生じ、逆に
あまりに大きいときは微多孔性フィルムとしたときの孔
の大きさが大きくなりすぎるため、一般に50μm以
下、好ましくは0.05〜30μmの範囲、特に0.1
〜5μm程度であることが好適である。
【0013】充填材の配合割合は、ポリオレフィン樹脂
100重量部に対して50〜400重量部、好ましくは
60〜300重量部であり、50重量部より少ない場合
は該組成物を用いて得られる微多孔性フィルムの連通孔
が少なくなるため、通気度が小さくなり、また400重
量部より多い場合はシート状物の成形及び延伸が困難に
なるために好ましくない。
【0014】ポリオレフィン樹脂と充填剤からなる組成
物の溶融成形は、特に限定されないが、Tダイ成型法、
空冷式または水冷式インフレーション成型法によって未
延伸フィルムを形成するのが特に好適である。次いで、
未延伸フィルムを縦方向に一軸延伸することにより、ま
たは縦方向及び横方向に二軸延伸することによりフィル
ムは、多数の微孔を有し多孔化する。延伸倍率は、面積
延伸倍率で1.2〜8.0が好ましい。
【0015】次に、本発明では、上記の微多孔性フィル
ムの少なくとも一方の面に、孔径が0.1〜3mm、好
適には0.2〜1.5mmの貫通孔が開口率1〜25
%、好適には3〜15%で穿たれた孔開きフィルムが積
層される。ここで、該孔開きフィルムの孔径が0.1m
mより小さい場合、孔開け精度が極端に低下し、積層し
た場合、物性のバラツキが大きくなり均一な性能を発揮
しない。他方、この孔径が3mmより大きい場合は、開
口率を保持するため、孔どうしの間隔が広くなり、包装
材料特に小袋用包装材料として使用する場合、物性のバ
ラツキが大きくなる。また、該孔開きフィルムの孔の開
口率が1%より小さい場合、良好な通気性が保持されな
くなり、他方、この開口率が25%より大きい場合、通
気性は良好に保持されるが、透湿性・エタノール蒸気透
過性が大きな値となる。なお、本発明において、この孔
開きフィルムは、厚みが20〜80μであるのが一般的
である。
【0016】本発明において孔開きフィルムの材質とし
ては、特に制限されるものではないが、一般にはポリエ
チレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン、ポリビ
ニールアルコール、ポリエチレンテレフタレート、ポリ
アミド、ポリ塩化ビニル、あるいはそれらの共重合体、
混合物等が挙げられ、用途に適した樹脂を適宜選択して
使用すれば良い。
【0017】本発明では、かかる孔開きフィルムを前記
微多孔性フィルムの少なくとも一方の面に積層するに際
し、積層面1cm2における両フィルムの接着箇所の面
積の割合が5〜40%、好ましくは7〜38%となるよ
うにする。即ち、図1は、本発明の積層フィルムの代表
的態様の断面図であるが、微多孔性フィルム1と孔開き
フィルム2とは、接着箇所3により部分的に接着され積
層されるが、この際、積層面1cm2における該接着箇
所3の合計面積は、該積層面に対し上記特定の割合にな
るようにする。このように微多孔性フィルムと孔開きフ
ィルムとを積層面の全面で接着させないことにより、得
られる積層フィルムは、基層フィルムである微多孔性フ
ィルムの通気性が、孔開きフィルムの孔部分に接する箇
所だけでなく、上記非接着面においては生かされるよう
になる。その結果、フィルムの通気性の低下は大幅に抑
制されるものとなる。しかも、その際、積層フィルムの
透湿性やエタノール蒸気透過性は、理由は定かではない
が、上記通気性の低下に比較して著しく大きく低下す
る。従って、その結果、本発明では、良好な通気性を有
し、且つ透湿性やエタノール蒸気透過性については低い
値にある積層フィルムを得ることが可能になる。
【0018】ここで、この接着箇所面積の割合が5%よ
り小さい場合、微多孔性フィルムと孔開きフィルムとの
積層強度が十分でなくなる。一方、この接着箇所面積の
割合が40%より大きい場合、得られる積層フィルムの
通気度の低下が激しくなる。
【0019】本発明において、上記微多孔性フィルムと
孔開きフィルムとの積層の具体的方法は、接着箇所面積
に関する要件が満足される限り如何なる手法により実施
されても良い。好適には接着剤を使用したドライラミネ
ーション、ホットメルトラミネーション等で行うのが好
適である。その場合、接着箇所の形状は、特に制限され
るものではないが、点状であっても良いし、線状や縦線
と横線による格子線状であっても良い。点状の場合、そ
の直径は、0.1〜3.0mmであり、他方、線状や格
子線状の場合、線幅は、0.2〜2.0mmであるのが
良好である。接着剤としては、特に制限されるものでは
ないが、例えば、ドライラミネーションの場合では、ウ
レタン系・ゴム系・エポキシ系・アクリル系・ビニル系
接着剤等が使用され、ホットメルトラミネーションで
は、オレフィン系・合成ゴム系等が使用される。
【0020】
【発明の効果】本発明により得られた積層フィルムは、
従来の積層法によって得られる積層フィルムに比較し
て、通気性の低下が極端に少ないという特徴がある。そ
の結果、良好な通気性を有し、且つ透湿性やエタノール
蒸気透過性については低い値を有している。通常、本発
明によれば、通気度が60〜2000s/100cc、好適に
は60〜1000s/100ccであり、さらに、該通気度が
上記上限値の2000s/100cc程度でれば、透湿度が1
500g/m2 24Hr程度であり、エタノール蒸気透過量が
1700g/m2 24Hr程度であり、一方、該通気度が上記
下限値の60s/100cc程度であれば、透湿度が3500g
/m2 24Hr程度であり、エタノール蒸気透過量が3000
g/m2 24Hr程度である積層フィルムが得られる。こうし
た物性は、本発明の積層フィルムを乾燥剤・鮮度保持剤
等の包装材料に使用した場合において、湿分や薬剤成分
が除々にフィルムを透過して、その製品の長期使用が可
能になり極めて有益である。
【0021】
【実施例】本発明を以下の実施例及び比較例により更に
詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に制限され
るものではない。尚、各物性は、次の方法により測定さ
れた値である。
【0022】(1)最大細孔径;ASTMF316に準拠
して、エタノールバブルポイント法(μ)により測定し
た (2)通気度;JIS P8117に準拠して測定した。
(秒/100cc) (3)透湿度;JIS Z0208に準拠して、40℃×90%
RHの条件で測定した。(g/m2 24Hr) (4)エタノール蒸気透過量;エタノールを透湿測定用J
ISカップに15g入れ、40℃×90%RHの恒温槽に2時間放
置後のエタノールの減少量を測定し24時間換算にて、
エタノール蒸気透過量とした。(g/m2 24Hr) (5)空隙率;フィルム密度より次式から計算(%) 空隙率=D0−D/D0 D0;原反フィルム密度 D; 延伸フィルム密度 (6)ラミネーション強度(以下、ラミ強度と略する);
JIS P8113に準拠して測定した。(g/15mm) また、使用した微多孔性フィルム及び孔開きフィルムは
以下のものである。
【0023】・微多孔性フィルム (A)材質;ポリエチレン樹脂100重量部と炭酸カルシ
ウム120 重量部、最大細孔径;1.1μm,通気
度;300s/100cc,透湿度;5000g/m2 24Hr,エタ
ノール蒸気透過量;10000g/m2 24Hr,空隙率;3
5%,厚み;50μ。
【0024】(B)材質;ポリプロピレン樹脂100重量
部と炭酸カルシウム150重量部、最大細孔径;3.0
μm,通気度;60s/100cc,透湿度;5200g/m2 24
Hr,エタノール蒸気透過量;14000g/m2 24Hr,空
隙率;50%,厚み;120μ。
【0025】(C)材質;ポリエチレン樹脂100重量部
と炭酸カルシウム100重量部、最大細孔径;0.8μ
m,通気度;1500s/100cc,透湿度;3000g/m2
24Hr,エタノール蒸気透過量;6000g/m2 24Hr,空
隙率;25%,厚み;50μ。
【0026】(D)材質;ポリエチレン樹脂100重量部
と炭酸カルシウム80重量部、最大細孔径;0.7μ
m,通気度;5000s/100cc,透湿度;1500g/m2
24Hr,エタノール蒸気透過量;3000g/m2 24Hr,空
隙率;10%,厚み;50μ。
【0027】・孔開きフィルム (a)新日本アルク工業(株)製「アナポリ孔配列
B」,孔径;0.1〜0.3mm、開口率;6%,厚
み;30μ。
【0028】(b)新日本アルク工業(株)製「アナポリ
孔配列 D」,孔径;0.3〜1.0mm、開口率;1
3%,厚み;30μ。
【0029】実施例1〜8 表1に示す微多孔性フィルムと孔開きフィルムとを、表
1に示す接着箇所面積及び表1に示す接着箇所の形状で
ドライラミネーションした。ドライラミネーションは、
接着剤としてウレタン接着剤(三洋化成製接着剤 商品
名「ユーノフレックスJ−3」)を用いた。また、接着
箇所の形状が点状である場合、該点の直径は1.2mm
とし、格子線状の場合、それを構成する縦線及び横線の
線幅は0.45mmとした。得られた積層フィルムにつ
いて、通気度、透湿度、エタノール蒸気透過量及びラミ
強度を測定し、表1に示した。
【0030】比較例1 表1に示す微多孔性フィルムと孔開きフィルムとを、積
層面の全面を熱接着して積層した。得られた積層フィル
ムについて、通気度、透湿度、エタノール蒸気透過量及
びラミ強度を測定し、表1に示した。
【0031】比較例2〜4 表1に示す微多孔性フィルムと孔開きフィルムとを、表
1に示す接着箇所面積及び表1に示す接着箇所の形状で
ドライラミネーションした以外は、実施例1と同様にし
て積層フィルムを得た。得られた積層フィルムについ
て、通気度、透湿度、エタノール蒸気透過量及びラミ強
度を測定し、表1に示した。
【0032】比較例5 (A)の微多孔性フィルムとポリエステルスパンボンド不
織布(旭化成製不織布商品名「エルタスE5030」)
を、実施例1と同様にしてドライラミネーションした。
得られた積層フィルムについて、通気度、透湿度、エタ
ノール蒸気透過量及びラミ強度を測定し、表1に示し
た。
【0033】
【表1】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の積層フィルムの代表的態様を
示す断面図である。
【符号の説明】 1;微多孔性フィルム 2;孔開きフィルム 3;接着箇所 4;孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】最大細孔径20μm以下の連通孔を有し、
    通気度が2000s/100cc以下である微多孔性フィルム
    の少なくとも一方の面に、孔径が0.1〜3mmの貫通
    孔が開口率1〜25%で穿たれた孔開きフィルムが積層
    されてなり、積層面1cm2における両フィルムの接着
    箇所の面積の割合が5〜40%であることを特徴とする
    積層フィルム。
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