JPH0974337A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JPH0974337A
JPH0974337A JP7229059A JP22905995A JPH0974337A JP H0974337 A JPH0974337 A JP H0974337A JP 7229059 A JP7229059 A JP 7229059A JP 22905995 A JP22905995 A JP 22905995A JP H0974337 A JPH0974337 A JP H0974337A
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毅 橋爪
Kazuhiro Sakashita
和広 坂下
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動作速度を低下させることなく、低消費電力
化を図った半導体集積回路を得る。 【解決手段】 クロック入力制御手段27において、排
他的論理和ゲート26aは比較データS1及びS2を受
け、NANDゲート27aは排他的論理和ゲート26a
の出力及び基準クロックTを受け、その出力である制御
信号SC1をデータ保持部31aのANDゲートG1及
びANDゲートG2に出力する。排他的論理和ゲート2
6bは比較データS3及びS4を受け、NANDゲート
27bは排他的論理和ゲート26bの出力及び基準クロ
ックTを受け、その出力である制御信号SC2をデータ
保持部31bのORゲートG5及びORゲートG6に出
力する。比較データS1〜S4を適宜選択することによ
って、入力データD,出力データQあるいは反転出力デ
ータQC等の高速なデータ転送を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体集積回路に
関し、特に、マイクロプロセッサ、マイクロコントロー
ラ等、データ保持手段を内蔵した半導体集積回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年の半導体集積回路においては、デー
タ処理の並列度を高めたり、制御を複雑化させることに
より高機能化を図っている。このことはすなわち、集積
回路内部にデータ処理ならびに制御のためのフリップフ
ロップ(以下、「FF」と略す場合あり)等のデータ保
持手段が増大していることを意味している。
【0003】一方、半導体集積回路は高機能化ととも
に、高速化、低消費電力化も要求され、前者に対する解
決策の一つとしてはスキュー管理のし易さなども考慮し
て、常に与えられるフリーランな1相クロックによる同
期設計が考えられる。
【0004】フリーランな1相クロックにより同期設計
された従来の半導体集積回路の構成を図67に示す。同
図に示すように、半導体集積回路3はFF1a〜1d、
組合せ回路(CB)2a〜2d及び入力信号選択回路6
a〜6dから構成される。各FF1a〜1dはそれぞれ
32ビット分並列に存在し、組み合わせ回路もしくは集
積回路外部との間で32ビットのデータ処理を行ってい
る。また、FF1a〜1dのクロック入力Tには、共通
にクロック信号線4が配線されている。したがって、半
導体集積回路3には32x4=128個のFFが存在
し、クロック信号4には配線容量と共に128FF分の
ゲート容量が付加されていることとなる。全てのFFに
は常時クロックが印加され、FF制御用組み合わせ回路
2bによって生成される制御信号5a〜5dの制御下で
行う入力信号選択回路6a〜6dの選択動作によって、
前段の回路ブロックもしくはFFからのデータを書き込
むか、既に保持されたデータを再度書き込むかの制御を
行っている。
【0005】次に図67に示したFFの詳細内部構成の
具体例を図68及び図69に示す。図68はFFのゲー
トレベルの構成を、図69はトランジスタレベルのさら
に詳細な構成を示している。
【0006】図68に示すように、入力端子PIから入
力される入力データDがORゲートG11の一方入力及
びインバータ32の入力として付与される。インバータ
32は入力データDを論理的に反転した反転入力データ
DCをORゲートG12の一方入力に出力する。ORゲ
ートG11の出力はNANDゲートG13の一方入力と
なり、ORゲートG12の出力はNANDゲートG14
の一方入力となる。NANDゲートG13の出力はNA
NDゲートG14の他方入力となるともに、ANDゲー
トG15の一方入力となり、NANDゲートG14の出
力はNANDゲートG13の他方入力となるとともに、
ANDゲートG16の一方入力となる。
【0007】ANDゲートG15の出力がNORゲート
G17の一方入力となり、ANDゲートG16の出力が
NORゲートG18の一方入力となる。NORゲートG
17の出力はNORゲートG18の他方入力となるとと
もに、インバータ33の入力となり、NORゲートG1
8の出力はNORゲートG17の他方入力となるととも
に、インバータ34の入力となる。インバータ33及び
34の出力がそれぞれ出力データQ及び反転出力データ
QCとなる。
【0008】そして、クロック端子PCから入力される
クロックTはORゲートG11、G12、ANDゲート
G15、G16の他方入力として共通に付与される。
【0009】図68のような回路をMOSトランジスタ
で構成する場合、例えば、図69に示すようにトランジ
スタT1〜T30で構成することができる。同図におい
て、トランジスタT1及びT2によりインバータ32を
構成し、トランジスタT4〜T8によりORゲートG1
2及びNANDゲートG14を構成し、トランジスタT
9〜T14によりORゲートG11及びNANDゲート
G13を構成し、トランジスタT15〜T20によりA
NDゲートG15及びNORゲートG17を構成し、ト
ランジスタT21〜T26によりANDゲートG16及
びNORゲートG18を構成し、トランジスタT27及
びT28によりインバータ33を構成し、トランジスタ
T29及びT30によりインバータ34を構成してい
る。
【0010】そして、トランジスタT4、T7、T1
1、T13、T17、T19、T23及びT26のゲー
トに基準クロックTが入力される。すなわち、1FFあ
たり8Tr分のゲート容量がクロック信号線4付加され
ることとなる。
【0011】よって、図67に示された半導体集積回路
においては128x8=1024のゲート容量がクロッ
ク信号線4に付加され、クロックが変化する度にクロッ
ク配線容量ならびに1024トランジスタのゲート容量
分の充放電電流が流れることになる。
【0012】次に、消費電力削減のためにクロックドゲ
ートを用いたFFについて説明する。図70に示した半
導体集積回路17は、図67に示した半導体集積回路と
比較してFF1a〜1dのクロック入力にそれぞれ入力
すべきクロックTをANDゲート19a〜19dを介し
て行うように構成している。これらANDゲート19a
〜19dは一方入力に基準クロックTを共通に受け、他
方入力として組合せ回路2bから出力されるFF書き込
み制御信号5a〜5dを受ける。また、入力信号選択回
路6a〜6dが取り除かれている。
【0013】したがって、FF書き込み制御信号5a〜
5dをそれぞれ“L”にすることより、基準クロックT
を無効にしてFF1a〜1dそれぞれのクロック入力に
“L”の固定信号を付与するように制御することができ
る。このような制御を32ビット毎に行い、書き込みの
際には各FF群1a〜1dに基準クロックTを選択的に
印加し、非書き込みの際にはFFへの基準クロックTの
印加を選択的に無効にしている。
【0014】図70で示したANDゲート19a〜19
dのトランジスタレベルの構成の具体例を図71に示
す。同図を参照して、PMOSトランジスタ20a及び
20bのソースが電源VDDに接続され、ドレイン同士が
共通にノードN1を介してNMOSトランジスタ20d
にドレインに接続される。NMOSトランジスタ20d
のソースはNMOSトランジスタ20cのドレインに接
続され、NMOSトランジスタ20cのソースは接地さ
れる。
【0015】また、PMOSトランジスタ20eのソー
スは電源に接続され、ドレインはノードはノードN2を
介してNMOSトランジスタ20fのドレインに接続さ
れる。NMOSトランジスタ20fのソースは接地され
る。
【0016】そして、FF書き込み制御信号5a〜5d
が入力Aとして、トランジスタ20a及び20dのゲー
トに付与され、基準クロックTが入力Bとしてトランジ
スタ20b及び20dのゲートに付与され、入力Aと入
力Bとの論理積YをノードN2から得る。
【0017】基準クロックTが入力Bとして印加された
場合、基準クロックTには2Tr.分のゲート容量が付
加される。よってFFが非書き込み動作の場合、すなわ
ち入力Aとして入力されるFF書き込み制御信号5a〜
5dが非書き込みの状態(”L”レベルが印可される)
の場合は、ANDゲート19a〜19dの出力変化は無
く“L”に固定されるため、クロック信号線4及びトラ
ンジスタ20c,20dのゲート容量2Tr分のみの充
放電が行われることとなる。
【0018】しかしながら、FFが書き込み状態の場合
は基準クロックTはANDゲート19a〜19dを経由
してFF1a〜1dのクロック入力に伝搬されるので、
クロック配線4における充放電の他にANDゲートの出
力信号による充放電が行われる。これは、図71で示し
たANDゲート内部配線21(ノードN1)へのPMO
Sトランジスタ20bを経由して行われる充電、AND
ゲート内部配線21からNMOSトランジスタ20c,
20dを経由して行われる放電、さらにはANDゲート
出力信号線22(ノードN2)へのPMOSトランジス
タ20eを経由して行われる充電、ANDゲート出力信
号線22からNMOSトランジスタ20fを経由して行
われる放電を意味する。
【0019】この際、ANDゲート内部配線21への充
放電は内部配線容量の他にトランジスタ20e〜20f
のゲート容量分も付加される。同様に、ANDゲートの
出力信号線22への充放電は32ビットの各FF群毎に
8×32=256Tr.分のゲート容量分も付加される
こととなる。
【0020】したがって、半導体集積回路17の基準ク
ロックTによる充放電は、(クロック配線4のゲート容
量)+(ANDゲート19a〜19dの2Tr.×4=
8Tr.分のゲート容量)+((ANDゲート内部配線
21の容量)+(ANDゲート内部トランジスタ20
e,20fの2Tr.のゲート容量)+(ANDゲート
出力配線22の容量)+(32ビット分のFFのクロッ
ク端子接続8Tr.×32=256Tr.分のゲート容
量))×(書き込みFF群数)で示される容量に対して
行われることになる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】例えば、図67に示し
た様な従来のFFを用いたフリーランな1相クロック同
期設計された半導体集積回路は、各FF群が書き込み/
非書き込みにかかわらず、多数のFF群が同時期に動作
し、さらに各FFのクロック信号線4に多くのトランジ
スタのゲートが接続されるためにクロック信号線4上に
付加されるゲート容量が増大し、クロックが変化するこ
とによるクロック信号線4の充放電電流が増加すること
により消費電力の増大を招いてしまうという問題点があ
った。
【0022】また、例えば図70に示した様な従来のク
ロックドゲートを用いたFFを用いた半導体集積回路
は、非書き込み動作の際充放電されるゲート容量が少な
くてすむが、書き込み動作モードの際にはクロック制御
ゲート分の充放電が余分に増加してしまうという問題点
があった。
【0023】また、図67ならびに図70に示した半導
体集積回路は共にFFのデータ書き込み/非書き込みを
制御する制御回路(組合せ回路2b)が必要である。特
に図70に示した半導体集積回路は、非書き込み動作の
FF群が多ければ多いほど、より充放電が行われず低消
費電力化が図れる特徴がある。したがって、図70で示
した半導体集積回路において、上記特徴を最大限に発揮
させるべく細かな制御が可能なように制御回路を構成す
ると、制御回路がより複雑化しゲート数も増加してしま
い、これに伴いクロック制御信号の遅延も招き、結果と
して動作速度の低下させてしまうという問題点もあっ
た。
【0024】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、動作速度を低下させることな
く、低消費電力化を図った半導体集積回路を得ることを
目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる請求項
1記載の半導体集積回路は、入力データを受ける入力端
子と、第1及び第2の出力端子と、前記入力端子を介し
て得た前記入力データを論理的に反転した反転入力デー
タを出力する入力データ反転手段と、前記入力データ及
び前記反転入力データを受け、第1の制御用クロックに
同期して、前記入力データの指示する論理値を第1の内
部出力データとして保持するとともに、前記反転入力デ
ータの指示する論理値を第1の反転内部出力データとし
て保持する第1のデータ保持手段と、前記第1の内部出
力データ及び前記第1の反転内部出力データを受け、第
2の制御用クロックに同期して、前記第1の内部出力デ
ータの指示する論理値を第2の内部出力データとして保
持するとともに、前記第1の反転内部出力データの指示
する論理値を第2の反転内部出力データとして保持する
第2のデータ保持手段と、前記第2の反転内部出力デー
タを論理的に反転して出力データを前記第1の出力端子
から出力する第1の外部データ出力手段と、前記第2の
内部出力データを論理的に反転して反転出力データを前
記第2の出力端子から出力する第2の外部データ出力手
段と、第1及び第2の比較データ並びに基準クロックを
受け、前記第1の比較データと前記第2の比較データと
の論理値の一致/不一致に基づき、前記第1の制御用ク
ロックとして前記基準クロック/固定電圧を出力する第
1のクロック制御手段と、第3及び第4の比較データ並
びに前記基準クロックを受け、前記第3の比較データと
前記第4の比較データとの論理値の一致/不一致に基づ
き、前記第2の制御用クロックとして前記基準クロック
/固定電圧を出力する第2のクロック制御手段とを備
え、前記第1の比較データは、前記入力データ及び前記
反転入力データのうち一のデータであり、前記第2の比
較データは、前記第1の内部データ、前記第2の内部デ
ータ、前記出力データ、前記第1の反転内部データ、前
記第2の反転内部データ及び前記反転出力データのうち
一のデータであり、前記第1の比較データが前記入力デ
ータの場合、前記第2の比較データは前記第1の内部デ
ータ、前記第2の内部データ及び前記出力データのうち
一のデータであり、前記第1の比較データが前記反転入
力データの場合、前記第2の比較データは前記第1の反
転内部データ、前記第2の反転内部データ及び前記反転
出力データのうち一のデータであり、前記第3の比較デ
ータは、前記入力データ、前記第1の内部データ、前記
反転入力データ及び前記第1の反転内部データのうち一
のデータであり、前記第4の比較データは、前記第1の
内部データ、前記第2の内部データ、前記出力データ、
前記第1の反転内部データ、前記第2の反転内部データ
及び前記反転出力データのうち一のデータであり、前記
第3の比較データが前記入力データの場合、前記第4の
比較データは前記第1の内部データ、前記第2の内部デ
ータ及び前記出力データのうち一のデータであり、前記
第3の比較データが前記第1の内部データの場合、前記
第4の比較データは前記第2の内部データ及び前記出力
データのうち一のデータであり、前記第3の比較データ
が前記反転入力データの場合、前記第4の比較データは
前記第1の反転内部データ、前記第2の反転内部データ
及び前記反転出力データのうち一のデータであり、前記
第3の比較データが前記第1の反転内部データの場合、
前記第4の比較データは前記第2の反転内部データ及び
前記反転出力データのうち一のデータである。
【0026】また、請求項2記載の半導体集積回路のよ
うに、前記第1の比較データが前記入力データの場合、
前記第2の比較データは前記第1の内部データ及び前記
第2の内部データのうち一のデータであり、前記第3の
比較データが前記入力データの場合、前記第4の比較デ
ータは前記第1の内部データ及び前記第2の内部データ
のうち一のデータであり、前記第3の比較データが前記
第1の内部データの場合、前記第4の比較データは前記
第2の内部データであってもよい。
【0027】さらに、請求項3記載の半導体集積回路の
ように、前記第1の比較データが前記反転入力データの
場合、前記第2の比較データは前記第1の反転内部デー
タ及び前記反転外部データのうち一のデータであり、前
記第3の比較データが前記反転入力データの場合、前記
第4の比較データは前記第1の反転内部データ及び前記
反転外部データのうち一のデータであり、前記第3の比
較データが前記第1の反転内部データの場合、前記第4
の比較データは前記反転データであってもよい。
【0028】また、請求項4記載の半導体集積回路のよ
うに、前記第1の比較データが前記反転入力データの場
合、前記第2の比較データは前記第1の反転内部データ
及び前記第2の反転内部データのうち一のデータであ
り、前記第3の比較データが前記反転入力データの場
合、前記第4の比較データは前記第1の反転内部データ
及び前記第2の反転内部データのうち一のデータであ
り、前記第3の比較データが前記第1の反転内部データ
の場合、前記第4の比較データは前記第2の反転内部デ
ータであってもよい。
【0029】さらに、請求項5記載の半導体集積回路の
ように、前記第1の比較データが前記入力データの場
合、前記第2の比較データは前記第1の内部データ及び
前記外部データのうち一のデータであり、前記第3の比
較データが前記入力データの場合、前記第4の比較デー
タは前記第1の内部データ及び前記反転外部データのう
ち一のデータであり、前記第3の比較データが前記第1
の内部データの場合、前記第4の比較データは前記出力
データであってもよい。
【0030】また、請求項6記載の半導体集積回路のよ
うに、前記第1の比較データは、前記反転入力データで
あり、前記第3の比較データは、前記第1の内部デー
タ、前記反転入力データ及び前記第1の反転内部データ
のうち一のデータであってもよい。
【0031】また、請求項7記載の半導体集積回路のよ
うに、前記第1の比較データが前記入力データの場合、
前記第2の比較データは前記第1の内部データ及び前記
第2の内部データのうち一のデータであり、前記第1の
比較データが前記反転入力データの場合、前記第2の比
較データは前記第1の反転内部データ及び前記第2の反
転内部データのうち一のデータであり、前記第3の比較
データが前記入力データの場合、前記第4の比較データ
は前記第1の内部データ及び前記第2の内部データのう
ち一のデータであり、前記第3の比較データが前記第1
の内部データの場合、前記第4の比較データは前記第2
の反転内部データであり、前記第3の比較データが前記
反転入力データの場合、前記第4の比較データは前記第
1の反転内部データ及び前記第2の反転内部データのう
ち一のデータであり、前記第3の比較データが前記第1
の反転内部データの場合、前記第4の比較データは前記
第2の反転内部データであってもよい。
【0032】また、請求項8記載の半導体集積回路のよ
うに、前記第1の比較データが前記入力データの場合、
前記第2の比較データは前記出力データであり、前記第
3の比較データは、前記反転入力データ及び前記第1の
反転内部データのうち一のデータであり、前記第4の比
較データは前記反転出力データであり、前記第1の比較
データが前記反転入力データの場合、前記第2の比較デ
ータは前記反転出力データであり、前記第3の比較デー
タは、前記入力データ及び前記第1の内部データのうち
一のデータであり、前記第4の比較データは前記出力デ
ータであってもよい。
【0033】この発明に係る請求項9記載の半導体集積
回路は、入力データを受け、該入力データを論理的に反
転した反転入力データを出力する入力データ反転手段
と、前記入力データ及び前記反転入力データを受け、制
御用クロックに同期して、前記入力データの指示する論
理値を第1の内部出力データとして保持するとともに、
前記反転入力データの指示する論理値を第1の反転内部
出力データとして保持する第1のデータ保持手段と、前
記第1の内部出力データ及び前記第1の反転内部出力デ
ータを受け、前記制御用クロックに同期して、前記第1
の内部出力データの指示する論理値を第2の内部出力デ
ータとして保持するとともに、前記第1の反転内部出力
データの指示する論理値を第2の反転内部出力データと
して保持する第2のデータ保持手段と、前記第2の反転
内部出力データを論理的に反転して出力データを出力す
る第1の外部データ出力手段と、前記第2の内部出力デ
ータを論理的に反転して反転出力データを出力する第2
の外部データ出力手段と、第1〜第4の比較データ並び
に基準クロックを受け、前記第1〜第4の比較データに
基づき、前記制御用クロックとして前記基準クロックあ
るいは固定電圧を出力するクロック制御手段とを備え、
前記クロック制御手段は、第1及び第2の比較データを
受け、前記第1の比較データと前記第2の比較データと
の論理積を求めて第1の論理データを出力する第1のA
NDゲートと、第3及び第4の比較データを受け、前記
第3の比較データと前記第4の比較データとの論理積を
求めて第2の論理データを出力する第2のANDゲート
と、前記第1及び第2の論理データの論理和を求めて第
3の論理データを出力するORゲートと、前記基準クロ
ック及び前記第3の論理データを受け、前記第3の論理
データの“H”/“L”に基づき、前記制御用クロック
として前記基準クロック/固定電圧を出力するクロック
制御ゲートとを備え、前記第1の比較データは、前記入
力データ及び前記反転入力データのうち一のデータであ
り、前記第1の比較データが前記入力データの場合、前
記第2の比較データは前記第1の反転内部データ、前記
第2の反転内部データ及び前記反転出力データのうち一
のデータであり、前記第3の比較データは、前記反転入
力データデータであり、前記第4の比較データは前記第
1の内部データ、前記第2の内部データ及び前記出力デ
ータのうち一のデータであり、前記第1の比較データが
前記反転入力データの場合、前記第2の比較データは前
記第1の内部データ、前記第2の内部データ及び前記出
力データのうち一のデータであり、前記第3の比較デー
タは、前記入力データであり、前記第4の比較データは
前記第1の反転内部データ、前記第2の反転内部データ
及び前記反転出力データのうち一のデータである。
【0034】この発明に係る請求項10記載の半導体集
積回路は、各々が第1〜第nの入力データをそれぞれ受
け、共通の制御用クロックに同期して、前記第1〜第n
の入力データの指示する論理値をそれぞれ第1〜第nの
出力データとして保持するとともに、前記第1〜第nの
入力データそれぞれの指示する論理値の反転値を第1〜
第nの反転出力データとして保持する第1〜第nデータ
保持手段と、各々が前記第1〜第nの入力データそれぞ
れと前記第1〜第nの出力データを受け、前記第1〜第
nの入力データそれぞれと前記第1〜第nの出力データ
それぞれとを比較して、一致/不一致を指示する第1〜
第nの比較信号をそれぞれ出力する第1〜第nの比較手
段と、前記第1〜第nの比較信号及び基準クロックを受
け、前記第1〜第nの比較信号がすべて一致を指示した
場合のみ前記制御用クロックとして固定電圧を出力し、
それ以外の場合は前記制御用クロックとして前記基準ク
ロックを出力するクロック制御手段とを備えて構成され
る。
【0035】この発明に係る請求項11記載の半導体集
積回路は、入力データとスキャン入力データとを受け、
選択信号に基づき、前記入力データ及び前記スキャン入
力データのうち一方のデータを選択データとして出力す
る入力データ選択手段と、前記選択データをそれぞれ受
け、制御用クロックに同期して、前記選択データの指示
する論理値を出力データとして保持するデータ保持手段
と、前記選択データ、前記出力データ及び基準クロック
を受け、前記選択データと前記出力データとを比較し
て、その一致/不一致の基づき、前記制御用クロックと
して固定電圧/前記基準クロックを出力するクロック制
御手段とを備えて構成される。
【0036】
【発明の実施の形態】
<<実施の態様1〜60>> <全体構成>図1はこの発明の実施の形態の全体構成を
示す説明図である。同図に示すように、半導体集積回路
30はFF25a〜25d、組合せ回路(CB)2a〜
2d及び入力信号選択回路6a〜6dから構成される。
各FF25a〜25dはそれぞれ32ビット分並列に存
在し、組み合わせ回路もしくは半導体集積回路30外部
との間で32ビットのデータ処理を行っている。また、
FF25a〜25dのクロック入力Tには、共通にクロ
ック信号線4が配線されている。したがって、半導体集
積回路30には32x4=128個のFFが存在し、ク
ロック信号4には配線容量と共に128FF分のゲート
容量が付加されていることとなる。全てのFFには常時
クロックが印加され、FF制御用組み合わせ回路2bに
よって生成される制御信号5a〜5dの制御下で行う入
力信号選択回路6a〜6dの信号選択動作によって、前
段の回路ブロックもしくはFFからのデータを書き込む
か、既に保持されたデータを再度書き込むかの制御を行
っている。
【0037】<FFの基本構成>図2はFF25(25
a〜25d)の1単位(1ビット分)の構成を示す回路
図である。同図に示すように、FF25はクロック入力
制御手段27とデータ保持手段28から構成される。そ
して、外部入出力端子として、入力データDを受ける入
力端子PIと、基準クロックTを受けるクロック入力端
子PCと、出力データQを出力する出力端子PO1と、
反転出力データQCを出力する出力端子PO2とを有し
ている。
【0038】データ保持手段28は、データ保持部31
a,31b、インバータ32〜34から構成される。イ
ンバータ32は入力データDを受け、入力データDを論
理的に反転した反転入力データDCを出力する。
【0039】データ保持部31aはANDゲートG1,
G2、NORゲートG3,G4から構成され、ANDゲ
ートG1は入力データD及び制御信号SC1を受け、A
NDゲートG2は反転入力データDC及び制御信号SC
1を受け、NORゲートG3はANDゲートG1の出力
及びNORゲートG4の出力を受け、NORゲートG4
はANDゲートG2の出力及びNORゲートG3の出力
を受ける。そして、NORゲートG3の出力が反転内部
データQ1C、NORゲートG4の出力が内部データQ
1となる。
【0040】このような構成のデータ保持部31aは、
制御信号SC1が“H”のとき、入力データDと同一論
理値を内部データQ1として保持し、入力データDと反
対の論理値(反転入力データDCの論理値)を反転内部
データQ1Cとして保持する。一方、制御信号SC1が
“L”のときは、入力データD及び反転入力データDC
に関係なく現状の内部データQ1及び反転内部データQ
1Cを維持する。
【0041】データ保持部31bは、ORゲートG5,
G6、NANDゲートG7,G8から構成され、ORゲ
ートG5は反転内部データQ1C及び制御信号SC2を
受け、ORゲートG6は内部データQ1及び制御信号S
C2を受ける。NANDゲートG7はORゲートG5の
出力及びNANDゲートG8の出力を受け、NANDゲ
ートG8はORゲートG6の出力及びNANDゲートG
7の出力を受ける。そして、NORゲートG7の出力が
内部データQ2となり、NANDゲートG8の出力が反
転内部データQ2Cとなる。
【0042】このような構成のデータ保持部31bは、
制御信号SC2が“L”のとき、内部データQ1と同一
論理値を内部データQ2として保持し、内部データQ1
と反対の論理値(反転内部データQ1Cの論理値)を反
転内部データQ2Cとして保する。一方、制御信号SC
2が“H”のときは、内部データQ1及び反転内部デー
タQ1Cに関係なく現状の内部データQ2及び反転内部
データQ2Cを維持する。
【0043】インバータ33はNANDゲートG7の出
力である内部データQ2を受け、その値を論理的に反転
して得られる反転出力データQCを出力端子PO2から
出力する。インバータ34はNANDゲートG8の出力
である反転内部データQ2Cを受け、その値を論理的に
反転して得られる出力データQを出力端子PO1から出
力する。
【0044】クロック入力制御手段27は、排他的論理
和ゲート26a,26b、NANDゲート27a,27
bから構成される。排他的論理和ゲート26aは比較デ
ータS1及び比較データS2を受け、NANDゲート2
7aは排他的論理和ゲート26aの出力及び基準クロッ
クTを受け、その出力である制御信号SC1をANDゲ
ートG1及びANDゲートG2に出力する。排他的論理
和ゲート26bは比較データS3及び比較データS4を
受け、NANDゲート27bは排他的論理和ゲート26
bの出力及び基準クロックTを受け、その出力である制
御信号SC2をORゲートG5及びORゲートG6に出
力する。
【0045】<比較データS1〜S4>排他的論理和ゲ
ート26aの比較データS1の候補としては、入力デー
タD及び反転入力データDCがある。また、比較データ
S2の候補としては、内部データQ1、内部データQ
2、出力データQ、反転内部データQ1C、反転内部デ
ータQ2C及び反転出力データQCがある。
【0046】そして、比較データS1と比較データS2
との対応関係は表1に示すように、比較データS1が入
力データDの場合、比較データS2は内部データQ1,
内部データQ2及び出力データQのうち一のデータであ
り、比較データS1が反転入力データDCの場合、比較
データS2は反転内部データQ1C、反転内部データQ
2C及び反転出力データQCのうち一のデータである。
【0047】
【表1】
【0048】一方、排他的論理和ゲート26bの比較デ
ータS3の候補としては、入力データD、内部データQ
1、反転入力データDC及び反転内部データQ1Cがあ
る。また、比較データS4の候補としては、内部データ
Q1、内部データQ2、出力データQ、反転内部データ
Q1C、反転内部データQ2C及び反転出力データQC
がある。
【0049】そして、比較データS3と比較データS4
との対応関係は、表2に示すように、比較データS3が
入力データDの場合、比較データS4は内部データQ
1,内部データQ2及び出力データQのうち一のデータ
であり、比較データS3が内部データQ1の場合比較デ
ータS4は内部データQ2及び出力データQのうち一の
データである。そして、比較データS3が反転入力デー
タDCの場合、比較データS4は反転内部データQ1
C、反転内部データQ2C及び反転出力データQCのう
ち一のデータであり、比較データS3が反転内部データ
Q1Cの場合、比較データS4は反転内部データQ2C
及び反転出力データQCのうち一のデータである。
【0050】
【表2】
【0051】したがって、比較データS1と比較データ
S2との論理値が一致する場合、新たに入力される入力
データDと、データ保持部31aあるいは31bで保持
されている出力データQ(内部データQ1,内部データ
Q2)とが同一値であるとみなし、入力データDをデー
タ保持部31aに書き込む必要はないため、排他的論理
和ゲート26aの出力が“L”となることにより、制御
信号SC1を“H”に固定して基準クロックTを無効に
する。
【0052】一方、比較データS1と比較データS2と
が不一致の場合、新たに入力される入力データDと、デ
ータ保持部31aあるいは31bで保持されている出力
データQ(内部データQ1,内部データQ2)とが異な
る値であるとみなし、入力データDをデータ保持部31
aに書き込む必要があるため、排他的論理和ゲート26
aの出力が“H”となることにより、基準クロックTを
そのまま制御信号SC1として与え、データ保持部31
aによる制御信号SC1(基準クロックT)に同期した
入力データDに対するデータ書き込み動作を行わせる。
【0053】同様に、比較データS3と比較データS4
との論理値が一致する場合、新たに入力される入力デー
タDあるいは新たにデータ保持部31aに保持される内
部データQ1と、データ保持部31aあるいは31bで
保持されている出力データQ(内部データQ1,内部デ
ータQ2)とが同一値であるとみなし、内部データQ1
をデータ保持部31bに書き込む必要はないため、排他
的論理和ゲート26aの出力が“L”となることによ
り、制御信号SC1を“H”に固定して基準クロックT
を無効にする。
【0054】一方、比較データS3と比較データS4と
が不一致の場合、新たに入力される入力データDあるい
は新たにデータ保持部31aに保持される内部データQ
1と、データ保持部31aあるいは31bで保持されて
いる出力データQ(内部データQ1,内部データQ2)
とが異なる値であるとみなし、内部データQ1をデータ
保持部31bに書き込む必要があるため、排他的論理和
ゲート26aの出力が“H”となることにより、基準ク
ロックTをそのまま(実際には基準クロックTの反転
値)制御信号SC2として与え、データ保持部31bに
よる制御信号SC2(基準クロックT)に同期した入力
データDに対するデータ書き込み動作を行わせる。
【0055】このように、半導体集積回路30は、デー
タ保持部31a及びデータ保持部31bそれぞれによる
データ書き込み動作が必要な場合にのみ、制御信号SC
1及びSC2として基準クロックTを与えるようにし、
書き込む必要のない場合は基準クロックTを無効にして
制御信号SC1及びSC2として固定電圧を与えてい
る。したがって、半導体集積回路30は書き込みの必要
がないとき、クロック信号線4の配線容量と各FF25
のNANDゲート27a及び27bの入力段となるトラ
ンジスタのゲート容量とに対してのみ基準クロックTの
充放電を行うだけで済ますという低消費電力効果を得る
ことができる。
【0056】また、制御信号SC1及び制御信号SC2
それぞれを独立してデータ保持部31a及びデータ保持
部31bに付与する構成にしたため、基準クロックTを
共通にデータ保持部31a及びデータ保持部31bに与
える場合に比べて、制御信号SC1及びSC2をそれぞ
れを制御用クロックとして与える場合の方が駆動能力を
高くすることができ、データ保持部31a及び31bに
よるデータ書き込み動作を高速に行えるという高速動作
効果を得ることができる。
【0057】<第1〜第7の特徴>比較データS1〜S
4の候補は表1及び表2に示した通りであるが、候補を
絞り込むことによって、以下に示す第1〜第7の特徴を
呈することができる。
【0058】<第1の特徴>排他的論理和ゲート26a
の比較データS1の候補としては、入力データD及び反
転入力データDCがある。また、比較データS2の候補
としては、内部データQ1、内部データQ2、反転内部
データQ1C、反転内部データQ2C及び反転出力デー
タQCがある。
【0059】そして、比較データS1と比較データS2
との対応関係は表3に示すように、比較データS1が入
力データDの場合、比較データS2は内部データQ1及
び内部データQ2のうち一のデータであり、比較データ
S1が反転入力データDCの場合、比較データS2は反
転内部データQ1C、反転内部データQ2C及び反転出
力データQCのうち一のデータである。
【0060】
【表3】
【0061】一方、排他的論理和ゲート26bの比較デ
ータS3の候補としては、入力データD、内部データQ
1、反転入力データDC及び反転内部データQ1Cがあ
る。また、比較データS4の候補としては、内部データ
Q1、内部データQ2、反転内部データQ1C、反転内
部データQ2C及び反転出力データQCがある。
【0062】そして、比較データS3と比較データS4
との対応関係は、表4に示すように、比較データS3が
入力データDの場合、比較データS4は内部データQ1
及び内部データQ2のうち一のデータであり、比較デー
タS3が内部データQ1の場合、比較データS4は内部
データQ2のデータである。そして、比較データS3が
反転入力データDCの場合、比較データS4は反転内部
データQ1C、反転内部データQ2C及び反転出力デー
タQCのうち一のデータであり、比較データS3が反転
内部データQ1Cの場合、比較データS4は反転内部デ
ータQ2C及び反転出力データQCのうち一のデータで
ある。
【0063】
【表4】
【0064】上記した第1の特徴を有する半導体集積回
路は、基本構成の半導体集積回路と同様、低消費電力効
果と高速動作効果を得ることができる。
【0065】さらに加えて、第1の特徴を有する半導体
集積回路は、比較データS1〜S4のすべてに出力デー
タQが該当することはない。したがって、出力端子PO
1にかかる負荷を最小限に抑えることができるため、外
部との関係において出力端子PO1のファンアウトが多
い場合でも、伝搬遅延時間の最小限に抑えて高速な出力
データQのデータ転送を行えるという第1の効果を奏す
る。
【0066】<第2の特徴>排他的論理和ゲート26a
の比較データS1の候補としては、入力データD及び反
転入力データDCがある。また、比較データS2の候補
としては、内部データQ1、内部データQ2、反転内部
データQ1C及び反転出力データQCがある。
【0067】そして、比較データS1と比較データS2
との対応関係は表5に示すように、比較データS1が入
力データDの場合、比較データS2は内部データQ1及
び内部データQ2のうち一のデータであり、比較データ
S1が反転入力データDCの場合、比較データS2は反
転内部データQ1C及び反転出力データQCのうち一の
データである。
【0068】
【表5】
【0069】一方、排他的論理和ゲート26bの比較デ
ータS3の候補としては、入力データD、内部データQ
1、反転入力データDC及び反転内部データQ1Cがあ
る。また、比較データS4の候補としては、内部データ
Q1、内部データQ2、反転内部データQ1C及び反転
出力データQCがある。
【0070】そして、比較データS3と比較データS4
との対応関係は、表6に示すように、比較データS3が
入力データDの場合、比較データS4は内部データQ1
及び内部データQ2のうち一のデータであり、比較デー
タS3が内部データQ1の場合、比較データS4は内部
データQ2のデータである。そして、比較データS3が
反転入力データDCの場合、比較データS4は反転内部
データQ1C及び反転出力データQCのうち一のデータ
であり、比較データS3が反転内部データQ1Cの場
合、比較データS4は反転出力データQCである。
【0071】
【表6】
【0072】上記した第2の特徴を有する半導体集積回
路は、基本構成の半導体集積回路と同様、低消費電力効
果と高速動作効果を得ることができる。
【0073】さらに、第2の特徴を有する半導体集積回
路は、第1の特徴を有する半導体集積回路同様、比較デ
ータS1〜S4のすべてに出力データQが該当すること
はない。したがって、出力端子PO1にかかる負荷を最
小限に抑えることができるため、外部との関係において
出力端子PO1のファンアウトが多い場合でも、伝搬遅
延時間の最小限に抑えて高速な出力データQのデータ転
送が行えるという第1の効果を奏する。
【0074】加えて、第2の特徴を有する半導体集積回
路は、比較データS1〜S4のすべてに反転内部データ
Q2Cも該当することはないため、インバータ34の入
出力にかかる負荷を最小限に抑えることができる。その
結果、出力端子PO1のファンアウトが多い場合でも、
伝搬遅延時間の最小限に抑えてより高速な出力データQ
のデータ転送が行えるという第2の効果も奏する。
【0075】<第3の特徴>排他的論理和ゲート26a
の比較データS1の候補としては、入力データD及び反
転入力データDCがある。また、比較データS2の候補
としては、内部データQ1、内部データQ2、出力デー
タQ、反転内部データQ1C及び反転内部データQ2C
がある。
【0076】そして、比較データS1と比較データS2
との対応関係は表7に示すように、比較データS1が入
力データDの場合、比較データS2は内部データQ1、
内部データQ2及び出力データQのうち一のデータであ
り、比較データS1が反転入力データDCの場合、比較
データS2は反転内部データQ1C及び反転内部データ
Q2Cのうち一のデータである。
【0077】
【表7】
【0078】一方、排他的論理和ゲート26bの比較デ
ータS3の候補としては、入力データD、内部データQ
1、反転入力データDC及び反転内部データQ1Cがあ
る。また、比較データS4の候補としては、内部データ
Q1、内部データQ2、出力データQ、反転内部データ
Q1C及び反転内部データQ2Cがある。
【0079】そして、比較データS3と比較データS4
との対応関係は、表8に示すように、比較データS3が
入力データDの場合、比較データS4は内部データQ
1、内部データQ2及び出力データQのうち一のデータ
であり、比較データS3が内部データQ1の場合、比較
データS4は内部データQ2及び出力データQのうち一
のデータである。そして、比較データS3が反転入力デ
ータDCの場合、比較データS4は反転内部データQ1
C及び反転内部データQ2Cのうち一のデータであり、
比較データS3が反転内部データQ1Cの場合、比較デ
ータS4は反転内部データQ2Cのデータである。
【0080】
【表8】
【0081】上記した第3の特徴を有する半導体集積回
路は、基本構成の半導体集積回路と同様、低消費電力効
果と高速動作効果を得ることができる。
【0082】さらに加えて、第3の特徴を有する半導体
集積回路は、比較データS1〜S4のすべてに反転出力
データQCが該当することはない。したがって、出力端
子PO2にかかる負荷を最小限に抑えることができるた
め、外部との関係において出力端子PO2のファンアウ
トが多い場合でも、伝搬遅延時間の最小限に抑えて高速
な反転出力データQCのデータ転送を行えるという第3
の効果を奏する。
【0083】<第4の特徴>排他的論理和ゲート26a
の比較データS1の候補としては、入力データD及び反
転入力データDCがある。また、比較データS2の候補
としては、内部データQ1、出力データQ、反転内部デ
ータQ1C及び反転内部データQ2Cがある。
【0084】そして、比較データS1と比較データS2
との対応関係は表9に示すように、比較データS1が入
力データDの場合、比較データS2は内部データQ1及
び出力データQのうち一のデータであり、比較データS
1が反転入力データDCの場合、比較データS2は反転
内部データQ1C及び反転内部データQ2Cのうち一の
データである。
【0085】
【表9】
【0086】一方、排他的論理和ゲート26bの比較デ
ータS3の候補としては、入力データD、内部データQ
1、反転入力データDC及び反転内部データQ1Cがあ
る。また、比較データS4の候補としては、内部データ
Q1、出力データQ、反転内部データQ1C及び反転内
部データQ2Cがある。
【0087】そして、比較データS3と比較データS4
との対応関係は、表10に示すように、比較データS3
が入力データDの場合、比較データS4は内部データQ
1及び出力データQのうち一のデータであり、比較デー
タS3が内部データQ1の場合、比較データS4は出力
データQである。そして、比較データS3が反転入力デ
ータDCの場合、比較データS4は反転内部データQ1
C及び反転内部データQ2Cのうち一のデータであり、
比較データS3が反転内部データQ1Cの場合、比較デ
ータS4は反転内部データQ2Cのデータである。
【0088】
【表10】
【0089】上記した第4の特徴を有する半導体集積回
路は、基本構成の半導体集積回路と同様、低消費電力効
果と高速動作効果を得ることができる。
【0090】さらに、第4の特徴を有する半導体集積回
路は、第3の特徴を有する半導体集積回路同様、比較デ
ータS1〜S4のすべてに反転出力データQCが該当す
ることはない。したがって、出力端子PO2にかかる負
荷を最小限に抑えることができるため、外部との関係に
おいて出力端子PO2のファンアウトが多い場合でも、
伝搬遅延時間の最小限に抑えて高速な反転出力データQ
Cのデータ転送を行えるという第3の効果を奏する。
【0091】加えて、第4の特徴を有する半導体集積回
路は、比較データS1〜S4のすべてに反転内部データ
Q2も該当することはないため、インバータ33の入出
力にかかる負荷を最小限に抑えることができる。その結
果、出力端子PO2のファンアウトが多い場合でも、伝
搬遅延時間の最小限に抑えてより高速な反転出力データ
Qのデータ転送が行えるという第4の効果も奏する。
【0092】<第5の特徴>排他的論理和ゲート26a
の比較データS1の候補としては反転入力データDCが
ある。また、比較データS2の候補としては、反転内部
データQ1C、反転内部データQ2C及び反転出力デー
タQCがある。
【0093】そして、比較データS1と比較データS2
との対応関係は表11に示すように、比較データS1が
反転入力データDCの場合、比較データS2は反転内部
データQ1C、反転内部データQ2C及び反転出力デー
タQCのうち一のデータである。
【0094】
【表11】
【0095】一方、排他的論理和ゲート26bの比較デ
ータS3の候補としては、内部データQ1、反転入力デ
ータDC及び反転内部データQ1Cがある。また、比較
データS4の候補としては、内部データQ2、出力デー
タQ、反転内部データQ1C、反転内部データQ2C及
び反転出力データQCがある。
【0096】そして、比較データS3と比較データS4
との対応関係は、表12に示すように、比較データS3
が内部データQ1の場合比較データS4は内部データQ
2及び出力データQのうち一のデータである。そして、
比較データS3が反転入力データDCの場合、比較デー
タS4は反転内部データQ1C、反転内部データQ2C
及び反転出力データQCのうち一のデータであり、比較
データS3が反転内部データQ1Cの場合、比較データ
S4は反転内部データQ2C及び反転出力データQCの
うち一のデータである。
【0097】
【表12】
【0098】上記した第5の特徴を有する半導体集積回
路は、基本構成の半導体集積回路と同様、低消費電力効
果と高速動作効果を得ることができる。
【0099】さらに加えて、第5の特徴を有する半導体
集積回路は、比較データS1〜S4のすべてに入力デー
タDが該当することはない。したがって、入力端子PI
にかかる負荷を最小限に抑えることができるため、外部
との関係において入力端子PIのファンインが多い場合
でも、伝搬遅延時間の最小限に抑えて高速な入力データ
Dのデータ転送を行えるという第5の効果を奏する。
【0100】<第6の特徴>排他的論理和ゲート26a
の比較データS1の候補としては、入力データD及び反
転入力データDCがある。また、比較データS2の候補
としては、内部データQ1、内部データQ2、反転内部
データQ1C及び反転内部データQ2Cがある。
【0101】そして、比較データS1と比較データS2
との対応関係は表13に示すように、比較データS1が
入力データDの場合、比較データS2は内部データQ1
及び内部データQ2のうち一のデータであり、比較デー
タS1が反転入力データDCの場合、比較データS2は
反転内部データQ1C及び反転内部データQ2Cのうち
一のデータである。
【0102】
【表13】
【0103】一方、排他的論理和ゲート26bの比較デ
ータS3の候補としては、入力データD、内部データQ
1、反転入力データDC及び反転内部データQ1Cがあ
る。また、比較データS4の候補としては、内部データ
Q1、内部データQ2、反転内部データQ1C及び反転
内部データQ2Cがある。
【0104】そして、比較データS3と比較データS4
との対応関係は、表14に示すように、比較データS3
が入力データDの場合、比較データS4は内部データQ
1及び内部データQ2のうち一のデータであり、比較デ
ータS3が内部データQ1の場合、比較データS4は内
部データQ2のデータである。そして、比較データS3
が反転入力データDCの場合、比較データS4は反転内
部データQ1C及び反転内部データQ2Cのうち一のデ
ータであり、比較データS3が反転内部データQ1Cの
場合、比較データS4は反転内部データQ2Cである。
【0105】
【表14】
【0106】上記した第6の特徴を有する半導体集積回
路は、基本構成の半導体集積回路と同様、低消費電力効
果と高速動作効果を得ることができる。
【0107】さらに加えて、第6の特徴を有する半導体
集積回路は、比較データS1〜S4のすべてに出力デー
タQ及び反転出力データQCが該当することはない。し
たがって、出力端子PO1及び出力端子PO2にかかる
負荷を最小限に抑えることができるため、外部との関係
において出力端子PO1及び出力端子PO2のファンア
ウトが多い場合でも、伝搬遅延時間の最小限に抑えて高
速な出力データQ及び反転出力データQCのデータ転送
を行えるという第6の効果を奏する。
【0108】また、出力端子PO1及び出力端子PO2
に均等な負荷を与えることになるため、外部との関係に
おいて、出力端子PO1及び出力端子PO2のファンア
ウトが同等な場合に、出力データQと反転出力データQ
Cとの間に信号伝搬遅延が生じないようにするという第
7の効果も奏する。
【0109】<第7の特徴>排他的論理和ゲート26a
の比較データS1の候補としては、入力データD及び反
転入力データDCがあり、比較データS2の候補として
は、出力データQ及び反転出力データQCがあり、比較
データS3の候補としては、入力データD、内部データ
Q1、反転入力データDC及び内部データQ1があり、
比較データS3の候補としては出力データQ及び反転出
力データQCがある。
【0110】そして、比較データS1〜S4それぞれの
対応関係は表15に示すように、比較データS1が入力
データDの場合、比較データS2は出力データQであ
り、比較データS3は反転入力データDC及び反転内部
データQ1Cのうち一のデータであり、比較データS4
は反転出力データQCである。
【0111】一方、比較データS1が反転入力データD
Cの場合、比較データS2は反転出力データQCであ
り、比較データS3は入力データD及び内部データQ1
のうち一のデータであり、比較データS4は出力データ
Qである。
【0112】
【表15】
【0113】上記した第7の特徴を有する半導体集積回
路は、基本構成の半導体集積回路と同様、低消費電力効
果と高速動作効果を得ることができる。
【0114】さらに加えて、第7の特徴を有する半導体
集積回路は、比較データS2及び比較データS4のう
ち、必ず一方が出力データQ、他方が反転出力データQ
Cとなるため、出力端子PO1及び出力端子PO2に均
等な負荷を与えることができ、外部との関係において、
出力端子PO1及び出力端子PO2のファンアウトが同
等な場合に、出力データQと反転出力データQCとの間
に信号伝搬遅延が生じないようにするという第7の効果
を奏する。
【0115】<実施の形態1>図3はこの発明の実施の
形態1であるFF25の1単位構成を示す回路図であ
る。クロック入力制御手段27及びデータ保持手段28
の構成は図2の回路図で示した構成と同様である。
【0116】ただし、比較データS1〜S4は以下のよ
うに設定される。
【0117】比較データS1…入力データD 比較データS2…出力データQ 比較データS3…入力データD 比較データS4…出力データQ 実施の形態1の比較データS1〜S4の対応関係は〔表
9,表10〕に該当し、第4の特徴を有する。したがっ
て、比較データS1〜S4のすべてに反転出力データQ
C及び内部データQ2が該当することはないため、出力
端子PO2にかかる負荷を最小限に抑えるとともに、イ
ンバータ33の入出力にかかる負荷を最小限に抑えるこ
とができる。その結果、基本構成の効果である低消費電
力効果と高速動作効果に加え、出力端子PO2のファン
アウトが多い場合でも、伝搬遅延時間の最小限に抑えて
より高速な反転出力データQのデータ転送が行えるとい
う第3及び第4の効果を奏する。
【0118】<実施の形態2>図4はこの発明の実施の
形態2であるFF25の1単位構成を示す回路図であ
る。クロック入力制御手段27及びデータ保持手段28
の構成は図2の回路図で示した構成と同様である。
【0119】ただし、比較データS1〜S4は以下のよ
うに設定される。
【0120】比較データS1…入力データD 比較データS2…出力データQ 比較データS3…反転入力データDC 比較データS4…反転出力データQC 実施の形態2の比較データS1〜S4の対応関係は〔表
15〕に該当し、第7の特徴を有する。したがって、比
較データS2及び比較データS4のうち、必ず一方が出
力データQ、他方が反転出力データQCとなるため、出
力端子PO1及び出力端子PO2に均等な負荷を与える
ことができる。その結果、基本構成の効果である低消費
電力効果と高速動作効果に加え、外部との関係におい
て、出力端子PO1及び出力端子PO2のファンアウト
が同等な場合に、出力データQと反転出力データQCと
の間に信号伝搬遅延が生じないようにするという第7の
効果を奏する。
【0121】<実施の形態3>図5はこの発明の実施の
形態3であるFF25の1単位構成を示す回路図であ
る。クロック入力制御手段27及びデータ保持手段28
の構成は図2の回路図で示した構成と同様である。
【0122】ただし、比較データS1〜S4は以下のよ
うに設定される。
【0123】比較データS1…入力データD 比較データS2…出力データQ 比較データS3…内部データQ1 比較データS4…出力データQ 実施の形態3の比較データS1〜S4の対応関係は〔表
9,表10〕に該当し、第4の特徴を有する。したがっ
て、比較データS1〜S4のすべてに反転出力データQ
C及び内部データQ2が該当することはないため、出力
端子PO2にかかる負荷を最小限に抑えるとともに、イ
ンバータ33の入出力にかかる負荷を最小限に抑えるこ
とができる。その結果、基本構成の効果である低消費電
力効果と高速動作効果に加え、出力端子PO2のファン
アウトが多い場合でも、伝搬遅延時間の最小限に抑えて
より高速な反転出力データQのデータ転送が行えるとい
う第3及び第4の効果を奏する。
【0124】<実施の形態4>図6はこの発明の実施の
形態4であるFF25の1単位構成を示す回路図であ
る。クロック入力制御手段27及びデータ保持手段28
の構成は図2の回路図で示した構成と同様である。
【0125】ただし、比較データS1〜S4は以下のよ
うに設定される。
【0126】比較データS1…入力データD 比較データS2…出力データQ 比較データS3…反転内部データQ1C 比較データS4…反転出力データQC 実施の形態4の比較データS1〜S4の対応関係は〔表
15〕に該当し、第7の特徴を有する。したがって、比
較データS2及び比較データS4のうち、必ず一方が出
力データQ、他方が反転出力データQCとなるため、出
力端子PO1及び出力端子PO2に均等な負荷を与える
ことができる。その結果、基本構成の効果である低消費
電力効果と高速動作効果に加え、外部との関係におい
て、出力端子PO1及び出力端子PO2のファンアウト
が同等な場合に、出力データQと反転出力データQCと
の間に信号伝搬遅延が生じないようにするという第7の
効果を奏する。
【0127】<実施の形態5>図7はこの発明の実施の
形態5であるFF25の1単位構成を示す回路図であ
る。クロック入力制御手段27及びデータ保持手段28
の構成は図2の回路図で示した構成と同様である。
【0128】ただし、比較データS1〜S4は以下のよ
うに設定される。
【0129】比較データS1…入力データD 比較データS2…内部データQ2 比較データS3…入力データD 比較データS4…出力データQ 実施の形態5の比較データS1〜S4の対応関係は〔表
7,表8〕に該当し、第3の特徴を有する。したがっ
て、比較データS1〜S4のすべてに反転出力データQ
C及び内部データQ2が該当することはないため、出力
端子PO2にかかる負荷を最小限に抑えるとともに、イ
ンバータ33の入出力にかかる負荷を最小限に抑えるこ
とができる。その結果、基本構成の効果である低消費電
力効果と高速動作効果に加え、出力端子PO2のファン
アウトが多い場合でも、伝搬遅延時間の最小限に抑えて
高速な反転出力データQのデータ転送が行えるという第
3の効果を奏する。
【0130】<実施の形態6>図8はこの発明の実施の
形態6であるFF25の1単位構成を示す回路図であ
る。クロック入力制御手段27及びデータ保持手段28
の構成は図2の回路図で示した構成と同様である。
【0131】ただし、比較データS1〜S4は以下のよ
うに設定される。
【0132】比較データS1…入力データD 比較データS2…内部データQ2 比較データS3…反転入力データDC 比較データS4…反転出力データQC 実施の形態6の比較データS1〜S4の対応関係は〔表
5,表6〕に該当し、第2の特徴を有する。したがっ
て、比較データS1〜S4のすべてに出力データQ及び
反転内部データQ2Cが該当することはないため、出力
端子PO1にかかる負荷を最小限に抑えるとともに、イ
ンバータ34の入出力にかかる負荷を最小限に抑えるこ
とができる。その結果、基本構成の効果である低消費電
力効果と高速動作効果に加え、出力端子PO1のファン
アウトが多い場合でも、伝搬遅延時間の最小限に抑えて
より高速な反転出力データQのデータ転送が行えるとい
う第1及び第2の効果を奏する。
【0133】<実施の形態7>図9はこの発明の実施の
形態7であるFF25の1単位構成を示す回路図であ
る。クロック入力制御手段27及びデータ保持手段28
の構成は図2の回路図で示した構成と同様である。
【0134】ただし、比較データS1〜S4は以下のよ
うに設定される。
【0135】比較データS1…入力データD 比較データS2…内部データQ2 比較データS3…反転入力データDC 比較データS4…反転出力データQC 実施の形態7の比較データS1〜S4の対応関係は〔表
7,表8〕に該当し、第3の特徴を有する。したがっ
て、比較データS1〜S4のすべてに反転出力データQ
Cが該当することはないため、出力端子PO2にかかる
負荷を最小限に抑えることができる。その結果、基本構
成の効果である低消費電力効果と高速動作効果に加え、
出力端子PO2のファンアウトが多い場合でも、伝搬遅
延時間の最小限に抑えて高速な反転出力データQのデー
タ転送が行えるという第3の効果を奏する。
【0136】<実施の形態8>図10はこの発明の実施
の形態8であるFF25の1単位構成を示す回路図であ
る。クロック入力制御手段27及びデータ保持手段28
の構成は図2の回路図で示した構成と同様である。
【0137】ただし、比較データS1〜S4は以下のよ
うに設定される。
【0138】比較データS1…入力データD 比較データS2…内部データQ2 比較データS3…反転内部データQ1C 比較データS4…反転出力データQC 実施の形態8の比較データS1〜S4の対応関係は〔表
5,表6〕に該当し、第2の特徴を有する。したがっ
て、比較データS1〜S4のすべてに出力データQ及び
反転内部データQ2Cが該当することはないため、出力
端子PO1にかかる負荷を最小限に抑えるとともに、イ
ンバータ34の入出力にかかる負荷を最小限に抑えるこ
とができる。その結果、基本構成の効果である低消費電
力効果と高速動作効果に加え、出力端子PO1のファン
アウトが多い場合でも、伝搬遅延時間の最小限に抑えて
より高速な反転出力データQのデータ転送が行えるとい
う第1及び第2の効果を奏する。
【0139】<実施の形態9>図11はこの発明の実施
の形態9であるFF25の1単位構成を示す回路図であ
る。クロック入力制御手段27及びデータ保持手段28
の構成は図2の回路図で示した構成と同様である。
【0140】ただし、比較データS1〜S4は以下のよ
うに設定される。
【0141】比較データS1…入力データD 比較データS2…内部データQ1 比較データS3…入力データD 比較データS4…出力データQ 実施の形態9の比較データS1〜S4の対応関係は〔表
9,表10〕に該当し、第4の特徴を有する。したがっ
て、比較データS1〜S4のすべてに反転出力データQ
C及び内部データQ2が該当することはないため、出力
端子PO2にかかる負荷を最小限に抑えるとともに、イ
ンバータ33の入出力にかかる負荷を最小限に抑えるこ
とができる。その結果、基本構成の効果である低消費電
力効果と高速動作効果に加え、出力端子PO2のファン
アウトが多い場合でも、伝搬遅延時間の最小限に抑えて
より高速な反転出力データQのデータ転送が行えるとい
う第3及び第4の効果を奏する。
【0142】<実施の形態10>図12はこの発明の実
施の形態10であるFF25の1単位構成を示す回路図
である。クロック入力制御手段27及びデータ保持手段
28の構成は図2の回路図で示した構成と同様である。
【0143】ただし、比較データS1〜S4は以下のよ
うに設定される。
【0144】比較データS1…入力データD 比較データS2…内部データQ1 比較データS3…反転入力データDC 比較データS4…反転出力データQC 実施の形態10の比較データS1〜S4の対応関係は
〔表5,表6〕に該当し、第2の特徴を有する。したが
って、比較データS1〜S4のすべてに出力データQ及
び反転内部データQ2Cが該当することはないため、出
力端子PO1にかかる負荷を最小限に抑えるとともに、
インバータ34の入出力にかかる負荷を最小限に抑える
ことができる。その結果、基本構成の効果である低消費
電力効果と高速動作効果に加え、出力端子PO1のファ
ンアウトが多い場合でも、伝搬遅延時間の最小限に抑え
てより高速な反転出力データQのデータ転送が行えると
いう第1及び第2の効果を奏する。
【0145】<実施の形態11>図13はこの発明の実
施の形態11であるFF25の1単位構成を示す回路図
である。クロック入力制御手段27及びデータ保持手段
28の構成は図2の回路図で示した構成と同様である。
【0146】ただし、比較データS1〜S4は以下のよ
うに設定される。
【0147】比較データS1…入力データD 比較データS2…内部データQ1 比較データS3…内部データQ1 比較データS4…出力データQ 実施の形態11の比較データS1〜S4の対応関係は
〔表9,表10〕に該当し、第4の特徴を有する。した
がって、比較データS1〜S4のすべてに反転出力デー
タQC及び内部データQ2が該当することはないため、
出力端子PO2にかかる負荷を最小限に抑えるととも
に、インバータ33の入出力にかかる負荷を最小限に抑
えることができる。その結果、基本構成の効果である低
消費電力効果と高速動作効果に加え、出力端子PO2の
ファンアウトが多い場合でも、伝搬遅延時間の最小限に
抑えてより高速な反転出力データQのデータ転送が行え
るという第3及び第4の効果を奏する。
【0148】<実施の形態12>図14はこの発明の実
施の形態12であるFF25の1単位構成を示す回路図
である。クロック入力制御手段27及びデータ保持手段
28の構成は図2の回路図で示した構成と同様である。
【0149】ただし、比較データS1〜S4は以下のよ
うに設定される。
【0150】比較データS1…入力データD 比較データS2…内部データQ1 比較データS3…反転内部データQ1C 比較データS4…反転出力データQC 実施の形態12の比較データS1〜S4の対応関係は
〔表5,表6〕に該当し、第2の特徴を有する。したが
って、比較データS1〜S4のすべてに出力データQ及
び反転内部データQ2Cが該当することはないため、出
力端子PO1にかかる負荷を最小限に抑えるとともに、
インバータ34の入出力にかかる負荷を最小限に抑える
ことができる。その結果、基本構成の効果である低消費
電力効果と高速動作効果に加え、出力端子PO1のファ
ンアウトが多い場合でも、伝搬遅延時間の最小限に抑え
てより高速な反転出力データQのデータ転送が行えると
いう第1及び第2の効果を奏する。
【0151】<実施の形態13>図15はこの発明の実
施の形態13であるFF25の1単位構成を示す回路図
である。クロック入力制御手段27及びデータ保持手段
28の構成は図2の回路図で示した構成と同様である。
【0152】ただし、比較データS1〜S4は以下のよ
うに設定される。
【0153】比較データS1…反転入力データDC 比較データS2…反転出力データQC 比較データS3…入力データD 比較データS4…出力データQ 実施の形態13の比較データS1〜S4の対応関係は
〔表15〕に該当し、第7の特徴を有する。したがっ
て、比較データS2及び比較データS4のうち、必ず一
方が出力データQ、他方が反転出力データQCとなるた
め、出力端子PO1及び出力端子PO2に均等な負荷を
与えることができる。その結果、基本構成の効果である
低消費電力効果と高速動作効果に加え、外部との関係に
おいて、出力端子PO1及び出力端子PO2のファンア
ウトが同等な場合に、出力データQと反転出力データQ
Cとの間に信号伝搬遅延が生じないようにするという第
7の効果を奏する。
【0154】<実施の形態14>図16はこの発明の実
施の形態14であるFF25の1単位構成を示す回路図
である。クロック入力制御手段27及びデータ保持手段
28の構成は図2の回路図で示した構成と同様である。
【0155】ただし、比較データS1〜S4は以下のよ
うに設定される。
【0156】比較データS1…反転入力データDC 比較データS2…反転出力データQC 比較データS3…反転入力データDC 比較データS4…反転出力データQC 実施の形態14の比較データS1〜S4の対応関係は
〔表5,表6〕に該当し、第2の特徴を有する。したが
って、比較データS1〜S4のすべてに出力データQ及
び反転内部データQ2Cが該当することはないため、出
力端子PO1にかかる負荷を最小限に抑えるとともに、
インバータ34の入出力にかかる負荷を最小限に抑える
ことができる。その結果、基本構成の効果である低消費
電力効果と高速動作効果に加え、出力端子PO1のファ
ンアウトが多い場合でも、伝搬遅延時間の最小限に抑え
てより高速な反転出力データQのデータ転送が行えると
いう第1及び第2の効果を奏する。
【0157】加えて、実施の形態14の比較データS1
〜S4の対応関係は〔表11,表12〕にも該当し、第
5の特徴をも有する。したがって、比較データS1〜S
4のすべてに入力データDが該当することはないため、
入力端子PIにかかる負荷を最小限に抑えることができ
る。その結果、外部との関係において入力端子PIのフ
ァンインが多い場合でも、伝搬遅延時間の最小限に抑え
て高速な入力データDのデータ転送を行えるという第5
の効果を奏する。
【0158】<実施の形態15>図17はこの発明の実
施の形態15であるFF25の1単位構成を示す回路図
である。クロック入力制御手段27及びデータ保持手段
28の構成は図2の回路図で示した構成と同様である。
【0159】ただし、比較データS1〜S4は以下のよ
うに設定される。
【0160】比較データS1…反転入力データDC 比較データS2…反転出力データQC 比較データS3…内部データQ1 比較データS4…出力データQ 実施の形態15の比較データS1〜S4の対応関係は
〔表11,表12〕に該当し、第5の特徴を有する。し
たがって、比較データS1〜S4のすべてに入力データ
Dが該当することはないため、入力端子PIにかかる負
荷を最小限に抑えることができる。その結果、外部との
関係において入力端子PIのファンインが多い場合で
も、伝搬遅延時間の最小限に抑えて高速な入力データD
のデータ転送を行えるという第5の効果を奏する。
【0161】さらに、実施の形態15の比較データS1
〜S4の対応関係は〔表15〕にも該当し、第7の特徴
をも有する。したがって、比較データS2及び比較デー
タS4のうち、必ず一方が出力データQ、他方が反転出
力データQCとなるため、出力端子PO1及び出力端子
PO2に均等な負荷を与えることができる。その結果、
基本構成の効果である低消費電力効果と高速動作効果に
加え、外部との関係において、出力端子PO1及び出力
端子PO2のファンアウトが同等な場合に、出力データ
Qと反転出力データQCとの間に信号伝搬遅延が生じな
いようにするという第7の効果を奏する。
【0162】<実施の形態16>図18はこの発明の実
施の形態16であるFF25の1単位構成を示す回路図
である。クロック入力制御手段27及びデータ保持手段
28の構成は図2の回路図で示した構成と同様である。
【0163】ただし、比較データS1〜S4は以下のよ
うに設定される。
【0164】比較データS1…反転入力データDC 比較データS2…反転出力データQC 比較データS3…反転内部データQ1C 比較データS4…反転出力データQC 実施の形態16の比較データS1〜S4の対応関係は
〔表5,表6〕に該当し、第2の特徴を有する。したが
って、比較データS1〜S4のすべてに出力データQ及
び反転内部データQ2Cが該当することはないため、出
力端子PO1にかかる負荷を最小限に抑えるとともに、
インバータ34の入出力にかかる負荷を最小限に抑える
ことができる。その結果、基本構成の効果である低消費
電力効果と高速動作効果に加え、出力端子PO1のファ
ンアウトが多い場合でも、伝搬遅延時間の最小限に抑え
てより高速な反転出力データQのデータ転送が行えると
いう第1及び第2の効果を奏する。
【0165】加えて、実施の形態16の比較データS1
〜S4の対応関係は〔表11,表12〕にも該当し、第
5の特徴をも有する。したがって、比較データS1〜S
4のすべてに入力データDが該当することはないため、
入力端子PIにかかる負荷を最小限に抑えることができ
る。その結果、外部との関係において入力端子PIのフ
ァンインが多い場合でも、伝搬遅延時間の最小限に抑え
て高速な入力データDのデータ転送を行えるという第5
の効果を奏する。
【0166】<実施の形態17>図19はこの発明の実
施の形態17であるFF25の1単位構成を示す回路図
である。クロック入力制御手段27及びデータ保持手段
28の構成は図2の回路図で示した構成と同様である。
【0167】ただし、比較データS1〜S4は以下のよ
うに設定される。
【0168】比較データS1…反転入力データDC 比較データS2…反転内部データQ2C 比較データS3…入力データD 比較データS4…出力データQ 実施の形態17の比較データS1〜S4の対応関係は
〔表9,表10〕に該当し、第4の特徴を有する。した
がって、比較データS1〜S4のすべてに反転出力デー
タQC及び内部データQ2が該当することはないため、
出力端子PO2にかかる負荷を最小限に抑えるととも
に、インバータ33の入出力にかかる負荷を最小限に抑
えることができる。その結果、基本構成の効果である低
消費電力効果と高速動作効果に加え、出力端子PO2の
ファンアウトが多い場合でも、伝搬遅延時間の最小限に
抑えてより高速な反転出力データQのデータ転送が行え
るという第3及び第4の効果を奏する。
【0169】<実施の形態18>図20はこの発明の実
施の形態18であるFF25の1単位構成を示す回路図
である。クロック入力制御手段27及びデータ保持手段
28の構成は図2の回路図で示した構成と同様である。
【0170】ただし、比較データS1〜S4は以下のよ
うに設定される。
【0171】比較データS1…反転入力データDC 比較データS2…反転内部データQ2C 比較データS3…反転入力データDC 比較データS4…反転出力データQC 実施の形態18の比較データS1〜S4の対応関係は
〔表3,表4〕に該当し、第1の特徴を有する。したが
って、比較データS1〜S4のすべてに出力データQが
該当することはないため、出力端子PO1にかかる負荷
を最小限に抑えることができる。その結果、基本構成の
効果である低消費電力効果と高速動作効果に加え、出力
端子PO1のファンアウトが多い場合でも、伝搬遅延時
間の最小限に抑えて高速な反転出力データQのデータ転
送が行えるという第1の効果を奏する。
【0172】さらに、実施の形態18の比較データS1
〜S4の対応関係は〔表11,表12〕にも該当し、第
5の特徴をも有する。したがって、比較データS1〜S
4のすべてに入力データDが該当することはないため、
入力端子PIにかかる負荷を最小限に抑えることができ
る。その結果、外部との関係において入力端子PIのフ
ァンインが多い場合でも、伝搬遅延時間の最小限に抑え
て高速な入力データDのデータ転送を行えるという第5
の効果を奏する。
【0173】<実施の形態19>図21はこの発明の実
施の形態19であるFF25の1単位構成を示す回路図
である。クロック入力制御手段27及びデータ保持手段
28の構成は図2の回路図で示した構成と同様である。
【0174】ただし、比較データS1〜S4は以下のよ
うに設定される。
【0175】比較データS1…反転入力データDC 比較データS2…反転内部データQ2C 比較データS3…内部データQ1 比較データS4…出力データQ 実施の形態19の比較データS1〜S4の対応関係は
〔表9,表10〕に該当し、第4の特徴を有する。した
がって、比較データS1〜S4のすべてに反転出力デー
タQC及び内部データQ2が該当することはないため、
出力端子PO2にかかる負荷を最小限に抑えるととも
に、インバータ33の入出力にかかる負荷を最小限に抑
えることができる。その結果、基本構成の効果である低
消費電力効果と高速動作効果に加え、出力端子PO2の
ファンアウトが多い場合でも、伝搬遅延時間の最小限に
抑えてより高速な反転出力データQのデータ転送が行え
るという第3及び第4の効果を奏する。
【0176】さらに、実施の形態19の比較データS1
〜S4の対応関係は〔表11,表12〕にも該当し、第
5の特徴をも有する。したがって、比較データS1〜S
4のすべてに入力データDが該当することはないため、
入力端子PIにかかる負荷を最小限に抑えることができ
る。その結果、外部との関係において入力端子PIのフ
ァンインが多い場合でも、伝搬遅延時間の最小限に抑え
て高速な入力データDのデータ転送を行えるという第5
の効果を奏する。
【0177】<実施の形態20>図22はこの発明の実
施の形態20であるFF25の1単位構成を示す回路図
である。クロック入力制御手段27及びデータ保持手段
28の構成は図2の回路図で示した構成と同様である。
【0178】ただし、比較データS1〜S4は以下のよ
うに設定される。
【0179】比較データS1…反転入力データDC 比較データS2…反転内部データQ2C 比較データS3…反転内部データQ1C 比較データS4…反転出力データQC 実施の形態20の比較データS1〜S4の対応関係は
〔表3,表4〕に該当し、第1の特徴を有する。したが
って、比較データS1〜S4のすべてに出力データQが
該当することはないため、出力端子PO1にかかる負荷
を最小限に抑えることができる。その結果、基本構成の
効果である低消費電力効果と高速動作効果に加え、出力
端子PO1のファンアウトが多い場合でも、伝搬遅延時
間の最小限に抑えて高速な反転出力データQのデータ転
送が行えるという第1の効果を奏する。
【0180】さらに、実施の形態20の比較データS1
〜S4の対応関係は〔表11,表12〕にも該当し、第
5の特徴をも有する。したがって、比較データS1〜S
4のすべてに入力データDが該当することはないため、
入力端子PIにかかる負荷を最小限に抑えることができ
る。その結果、外部との関係において入力端子PIのフ
ァンインが多い場合でも、伝搬遅延時間の最小限に抑え
て高速な入力データDのデータ転送を行えるという第5
の効果を奏する。
【0181】<実施の形態21>図23はこの発明の実
施の形態21であるFF25の1単位構成を示す回路図
である。クロック入力制御手段27及びデータ保持手段
28の構成は図2の回路図で示した構成と同様である。
【0182】ただし、比較データS1〜S4は以下のよ
うに設定される。
【0183】比較データS1…反転入力データDC 比較データS2…反転内部データQ1C 比較データS3…入力データD 比較データS4…出力データQ 実施の形態21の比較データS1〜S4の対応関係は
〔表9,表10〕に該当し、第4の特徴を有する。した
がって、比較データS1〜S4のすべてに反転出力デー
タQC及び内部データQ2が該当することはないため、
出力端子PO2にかかる負荷を最小限に抑えるととも
に、インバータ33の入出力にかかる負荷を最小限に抑
えることができる。その結果、基本構成の効果である低
消費電力効果と高速動作効果に加え、出力端子PO2の
ファンアウトが多い場合でも、伝搬遅延時間の最小限に
抑えてより高速な反転出力データQのデータ転送が行え
るという第3及び第4の効果を奏する。
【0184】<実施の形態22>図24はこの発明の実
施の形態22であるFF25の1単位構成を示す回路図
である。クロック入力制御手段27及びデータ保持手段
28の構成は図2の回路図で示した構成と同様である。
【0185】ただし、比較データS1〜S4は以下のよ
うに設定される。
【0186】比較データS1…反転入力データDC 比較データS2…反転内部データQ1C 比較データS3…反転入力データDC 比較データS4…反転出力データQC 実施の形態22の比較データS1〜S4の対応関係は
〔表5,表6〕に該当し、第2の特徴を有する。したが
って、比較データS1〜S4のすべてに出力データQ及
び反転内部データQ2Cが該当することはないため、出
力端子PO1にかかる負荷を最小限に抑えるとともに、
インバータ34の入出力にかかる負荷を最小限に抑える
ことができる。その結果、基本構成の効果である低消費
電力効果と高速動作効果に加え、出力端子PO1のファ
ンアウトが多い場合でも、伝搬遅延時間の最小限に抑え
てより高速な反転出力データQのデータ転送が行えると
いう第1及び第2の効果を奏する。
【0187】さらに、実施の形態22の比較データS1
〜S4の対応関係は〔表11,表12〕にも該当し、第
5の特徴をも有する。したがって、比較データS1〜S
4のすべてに入力データDが該当することはないため、
入力端子PIにかかる負荷を最小限に抑えることができ
る。その結果、外部との関係において入力端子PIのフ
ァンインが多い場合でも、伝搬遅延時間の最小限に抑え
て高速な入力データDのデータ転送を行えるという第5
の効果を奏する。
【0188】<実施の形態23>図25はこの発明の実
施の形態23であるFF25の1単位構成を示す回路図
である。クロック入力制御手段27及びデータ保持手段
28の構成は図2の回路図で示した構成と同様である。
【0189】ただし、比較データS1〜S4は以下のよ
うに設定される。
【0190】比較データS1…反転入力データDC 比較データS2…反転内部データQ1C 比較データS3…内部データQ1 比較データS4…出力データQ 実施の形態23の比較データS1〜S4の対応関係は
〔表9,表10〕に該当し、第4の特徴を有する。した
がって、比較データS1〜S4のすべてに反転出力デー
タQC及び内部データQ2が該当することはないため、
出力端子PO2にかかる負荷を最小限に抑えるととも
に、インバータ33の入出力にかかる負荷を最小限に抑
えることができる。その結果、基本構成の効果である低
消費電力効果と高速動作効果に加え、出力端子PO2の
ファンアウトが多い場合でも、伝搬遅延時間の最小限に
抑えてより高速な反転出力データQのデータ転送が行え
るという第3及び第4の効果を奏する。
【0191】さらに、実施の形態23の比較データS1
〜S4の対応関係は〔表11,表12〕にも該当し、第
5の特徴をも有する。したがって、比較データS1〜S
4のすべてに入力データDが該当することはないため、
入力端子PIにかかる負荷を最小限に抑えることができ
る。その結果、外部との関係において入力端子PIのフ
ァンインが多い場合でも、伝搬遅延時間の最小限に抑え
て高速な入力データDのデータ転送を行えるという第5
の効果を奏する。
【0192】<実施の形態24>図26はこの発明の実
施の形態24であるFF25の1単位構成を示す回路図
である。クロック入力制御手段27及びデータ保持手段
28の構成は図2の回路図で示した構成と同様である。
【0193】ただし、比較データS1〜S4は以下のよ
うに設定される。
【0194】比較データS1…反転入力データDC 比較データS2…反転内部データQ1C 比較データS3…反転内部データQ1C 比較データS4…反転出力データQC 実施の形態24の比較データS1〜S4の対応関係は
〔表5,表6〕に該当し、第2の特徴を有する。したが
って、比較データS1〜S4のすべてに出力データQ及
び反転内部データQ2Cが該当することはないため、出
力端子PO1にかかる負荷を最小限に抑えるとともに、
インバータ34の入出力にかかる負荷を最小限に抑える
ことができる。その結果、基本構成の効果である低消費
電力効果と高速動作効果に加え、出力端子PO1のファ
ンアウトが多い場合でも、伝搬遅延時間の最小限に抑え
てより高速な反転出力データQのデータ転送が行えると
いう第1及び第2の効果を奏する。
【0195】さらに、実施の形態24の比較データS1
〜S4の対応関係は〔表11,表12〕にも該当し、第
5の特徴をも有する。したがって、比較データS1〜S
4のすべてに入力データDが該当することはないため、
入力端子PIにかかる負荷を最小限に抑えることができ
る。その結果、外部との関係において入力端子PIのフ
ァンインが多い場合でも、伝搬遅延時間の最小限に抑え
て高速な入力データDのデータ転送を行えるという第5
の効果を奏する。
【0196】<実施の形態25>図27はこの発明の実
施の形態25であるFF25の1単位構成を示す回路図
である。クロック入力制御手段27及びデータ保持手段
28の構成は図2の回路図で示した構成と同様である。
【0197】ただし、比較データS1〜S4は以下のよ
うに設定される。
【0198】比較データS1…入力データD 比較データS2…出力データQ 比較データS3…入力データD 比較データS4…内部データQ2 実施の形態25の比較データS1〜S4の対応関係は
〔表7,表8〕に該当し、第3の特徴を有する。したが
って、比較データS1〜S4のすべてに反転出力データ
QCが該当することはないため、出力端子PO2にかか
る負荷を最小限に抑えることができる。その結果、基本
構成の効果である低消費電力効果と高速動作効果に加
え、出力端子PO2のファンアウトが多い場合でも、伝
搬遅延時間の最小限に抑えて高速な反転出力データQの
データ転送が行えるという第3の効果を奏する。
【0199】<実施の形態26>図28はこの発明の実
施の形態26であるFF25の1単位構成を示す回路図
である。クロック入力制御手段27及びデータ保持手段
28の構成は図2の回路図で示した構成と同様である。
【0200】ただし、比較データS1〜S4は以下のよ
うに設定される。
【0201】比較データS1…入力データD 比較データS2…出力データQ 比較データS3…反転入力データDC 比較データS4…反転内部データQ2C 実施の形態26の比較データS1〜S4の対応関係は
〔表9,表10〕に該当し、第4の特徴を有する。した
がって、比較データS1〜S4のすべてに反転出力デー
タQC及び内部データQ2が該当することはないため、
出力端子PO2にかかる負荷を最小限に抑えるととも
に、インバータ33の入出力にかかる負荷を最小限に抑
えることができる。その結果、基本構成の効果である低
消費電力効果と高速動作効果に加え、出力端子PO2の
ファンアウトが多い場合でも、伝搬遅延時間の最小限に
抑えてより高速な反転出力データQのデータ転送が行え
るという第3及び第4の効果を奏する。
【0202】<実施の形態27>図29はこの発明の実
施の形態27であるFF25の1単位構成を示す回路図
である。クロック入力制御手段27及びデータ保持手段
28の構成は図2の回路図で示した構成と同様である。
【0203】ただし、比較データS1〜S4は以下のよ
うに設定される。
【0204】比較データS1…入力データD 比較データS2…出力データQ 比較データS3…内部データQ1 比較データS4…内部データQ2 実施の形態27の比較データS1〜S4の対応関係は
〔表7,表8〕に該当し、第3の特徴を有する。したが
って、比較データS1〜S4のすべてに反転出力データ
QCが該当することはないため、出力端子PO2にかか
る負荷を最小限に抑えることができる。その結果、基本
構成の効果である低消費電力効果と高速動作効果に加
え、出力端子PO2のファンアウトが多い場合でも、伝
搬遅延時間の最小限に抑えて高速な反転出力データQの
データ転送が行えるという第3の効果を奏する。
【0205】<実施の形態28>図30はこの発明の実
施の形態28であるFF25の1単位構成を示す回路図
である。クロック入力制御手段27及びデータ保持手段
28の構成は図2の回路図で示した構成と同様である。
【0206】ただし、比較データS1〜S4は以下のよ
うに設定される。
【0207】比較データS1…入力データD 比較データS2…出力データQ 比較データS3…反転内部データQ1C 比較データS4…反転内部データQ2C 実施の形態28の比較データS1〜S4の対応関係は
〔表9,表10〕に該当し、第4の特徴を有する。した
がって、比較データS1〜S4のすべてに反転出力デー
タQC及び内部データQ2が該当することはないため、
出力端子PO2にかかる負荷を最小限に抑えるととも
に、インバータ33の入出力にかかる負荷を最小限に抑
えることができる。その結果、基本構成の効果である低
消費電力効果と高速動作効果に加え、出力端子PO2の
ファンアウトが多い場合でも、伝搬遅延時間の最小限に
抑えてより高速な反転出力データQのデータ転送が行え
るという第3及び第4の効果を奏する。
【0208】<実施の形態29>図31はこの発明の実
施の形態29であるFF25の1単位構成を示す回路図
である。クロック入力制御手段27及びデータ保持手段
28の構成は図2の回路図で示した構成と同様である。
【0209】ただし、比較データS1〜S4は以下のよ
うに設定される。
【0210】比較データS1…入力データD 比較データS2…内部データQ2 比較データS3…入力データD 比較データS4…内部データQ2 実施の形態29の比較データS1〜S4の対応関係は
〔表13,表14〕に該当し、第6の特徴を有する。し
たがって、比較データS1〜S4のすべてに出力データ
Q及び反転出力データQCが該当することはないため、
出力端子PO1及び出力端子PO2にかかる負荷を最小
限に抑えることができる。その結果、外部との関係にお
いて出力端子PO1及び出力端子PO2のファンアウト
が多い場合でも、伝搬遅延時間の最小限に抑えて高速な
出力データQ及び反転出力データQCのデータ転送を行
えるという第6の効果を奏する。
【0211】加えて、出力端子PO1及び出力端子PO
2に均等な負荷を与えることになるため、外部との関係
において、出力端子PO1及び出力端子PO2のファン
アウトが同等な場合に、出力データQと反転出力データ
QCとの間に信号伝搬遅延が生じないようにするという
第7の効果も奏する。
【0212】<実施の形態30>図32はこの発明の実
施の形態30であるFF25の1単位構成を示す回路図
である。クロック入力制御手段27及びデータ保持手段
28の構成は図2の回路図で示した構成と同様である。
【0213】ただし、比較データS1〜S4は以下のよ
うに設定される。
【0214】比較データS1…入力データD 比較データS2…内部データQ2 比較データS3…反転入力データDC 比較データS4…反転内部データQ2C 実施の形態30の比較データS1〜S4の対応関係は
〔表13,表14〕に該当し、第6の特徴を有する。し
たがって、比較データS1〜S4のすべてに出力データ
Q及び反転出力データQCが該当することはないため、
出力端子PO1及び出力端子PO2にかかる負荷を最小
限に抑えることができる。その結果、外部との関係にお
いて出力端子PO1及び出力端子PO2のファンアウト
が多い場合でも、伝搬遅延時間の最小限に抑えて高速な
出力データQ及び反転出力データQCのデータ転送を行
えるという第6の効果を奏する。
【0215】加えて、出力端子PO1及び出力端子PO
2に均等な負荷を与えることになるため、外部との関係
において、出力端子PO1及び出力端子PO2のファン
アウトが同等な場合に、出力データQと反転出力データ
QCとの間に信号伝搬遅延が生じないようにするという
第7の効果も奏する。
【0216】<実施の形態31>図33はこの発明の実
施の形態31であるFF25の1単位構成を示す回路図
である。クロック入力制御手段27及びデータ保持手段
28の構成は図2の回路図で示した構成と同様である。
【0217】ただし、比較データS1〜S4は以下のよ
うに設定される。
【0218】比較データS1…入力データD 比較データS2…内部データQ2 比較データS3…内部データQ1 比較データS4…内部データQ2 実施の形態31の比較データS1〜S4の対応関係は
〔表13,表14〕に該当し、第6の特徴を有する。し
たがって、比較データS1〜S4のすべてに出力データ
Q及び反転出力データQCが該当することはないため、
出力端子PO1及び出力端子PO2にかかる負荷を最小
限に抑えることができる。その結果、外部との関係にお
いて出力端子PO1及び出力端子PO2のファンアウト
が多い場合でも、伝搬遅延時間の最小限に抑えて高速な
出力データQ及び反転出力データQCのデータ転送を行
えるという第6の効果を奏する。
【0219】加えて、出力端子PO1及び出力端子PO
2に均等な負荷を与えることになるため、外部との関係
において、出力端子PO1及び出力端子PO2のファン
アウトが同等な場合に、出力データQと反転出力データ
QCとの間に信号伝搬遅延が生じないようにするという
第7の効果も奏する。
【0220】<実施の形態32>図34はこの発明の実
施の形態32であるFF25の1単位構成を示す回路図
である。クロック入力制御手段27及びデータ保持手段
28の構成は図2の回路図で示した構成と同様である。
【0221】ただし、比較データS1〜S4は以下のよ
うに設定される。
【0222】比較データS1…入力データD 比較データS2…内部データQ2 比較データS3…反転内部データQ1C 比較データS4…反転内部データQ2C 実施の形態32の比較データS1〜S4の対応関係は
〔表13,表14〕に該当し、第6の特徴を有する。し
たがって、比較データS1〜S4のすべてに出力データ
Q及び反転出力データQCが該当することはないため、
出力端子PO1及び出力端子PO2にかかる負荷を最小
限に抑えることができる。その結果、外部との関係にお
いて出力端子PO1及び出力端子PO2のファンアウト
が多い場合でも、伝搬遅延時間の最小限に抑えて高速な
出力データQ及び反転出力データQCのデータ転送を行
えるという第6の効果を奏する。
【0223】加えて、出力端子PO1及び出力端子PO
2に均等な負荷を与えることになるため、外部との関係
において、出力端子PO1及び出力端子PO2のファン
アウトが同等な場合に、出力データQと反転出力データ
QCとの間に信号伝搬遅延が生じないようにするという
第7の効果も奏する。
【0224】<実施の形態33>図35はこの発明の実
施の形態33であるFF25の1単位構成を示す回路図
である。クロック入力制御手段27及びデータ保持手段
28の構成は図2の回路図で示した構成と同様である。
【0225】ただし、比較データS1〜S4は以下のよ
うに設定される。
【0226】比較データS1…入力データD 比較データS2…内部データQ1 比較データS3…入力データD 比較データS4…内部データQ2 実施の形態33の比較データS1〜S4の対応関係は
〔表13,表14〕に該当し、第6の特徴を有する。し
たがって、比較データS1〜S4のすべてに出力データ
Q及び反転出力データQCが該当することはないため、
出力端子PO1及び出力端子PO2にかかる負荷を最小
限に抑えることができる。その結果、外部との関係にお
いて出力端子PO1及び出力端子PO2のファンアウト
が多い場合でも、伝搬遅延時間の最小限に抑えて高速な
出力データQ及び反転出力データQCのデータ転送を行
えるという第6の効果を奏する。
【0227】加えて、出力端子PO1及び出力端子PO
2に均等な負荷を与えることになるため、外部との関係
において、出力端子PO1及び出力端子PO2のファン
アウトが同等な場合に、出力データQと反転出力データ
QCとの間に信号伝搬遅延が生じないようにするという
第7の効果も奏する。
【0228】<実施の形態34>図36はこの発明の実
施の形態34であるFF25の1単位構成を示す回路図
である。クロック入力制御手段27及びデータ保持手段
28の構成は図2の回路図で示した構成と同様である。
【0229】ただし、比較データS1〜S4は以下のよ
うに設定される。
【0230】比較データS1…入力データD 比較データS2…内部データQ1 比較データS3…反転入力データDC 比較データS4…反転内部データQ2C 実施の形態34の比較データS1〜S4の対応関係は
〔表13,表14〕に該当し、第6の特徴を有する。し
たがって、比較データS1〜S4のすべてに出力データ
Q及び反転出力データQCが該当することはないため、
出力端子PO1及び出力端子PO2にかかる負荷を最小
限に抑えることができる。その結果、外部との関係にお
いて出力端子PO1及び出力端子PO2のファンアウト
が多い場合でも、伝搬遅延時間の最小限に抑えて高速な
出力データQ及び反転出力データQCのデータ転送を行
えるという第6の効果を奏する。
【0231】加えて、出力端子PO1及び出力端子PO
2に均等な負荷を与えることになるため、外部との関係
において、出力端子PO1及び出力端子PO2のファン
アウトが同等な場合に、出力データQと反転出力データ
QCとの間に信号伝搬遅延が生じないようにするという
第7の効果も奏する。
【0232】<実施の形態35>図37はこの発明の実
施の形態35であるFF25の1単位構成を示す回路図
である。クロック入力制御手段27及びデータ保持手段
28の構成は図2の回路図で示した構成と同様である。
【0233】ただし、比較データS1〜S4は以下のよ
うに設定される。
【0234】比較データS1…入力データD 比較データS2…内部データQ1 比較データS3…内部データQ1 比較データS4…内部データQ2 実施の形態35の比較データS1〜S4の対応関係は
〔表13,表14〕に該当し、第6の特徴を有する。し
たがって、比較データS1〜S4のすべてに出力データ
Q及び反転出力データQCが該当することはないため、
出力端子PO1及び出力端子PO2にかかる負荷を最小
限に抑えることができる。その結果、外部との関係にお
いて出力端子PO1及び出力端子PO2のファンアウト
が多い場合でも、伝搬遅延時間の最小限に抑えて高速な
出力データQ及び反転出力データQCのデータ転送を行
えるという第6の効果を奏する。
【0235】加えて、出力端子PO1及び出力端子PO
2に均等な負荷を与えることになるため、外部との関係
において、出力端子PO1及び出力端子PO2のファン
アウトが同等な場合に、出力データQと反転出力データ
QCとの間に信号伝搬遅延が生じないようにするという
第7の効果も奏する。
【0236】<実施の形態36>図38はこの発明の実
施の形態36であるFF25の1単位構成を示す回路図
である。クロック入力制御手段27及びデータ保持手段
28の構成は図2の回路図で示した構成と同様である。
【0237】ただし、比較データS1〜S4は以下のよ
うに設定される。
【0238】比較データS1…入力データD 比較データS2…内部データQ1 比較データS3…反転内部データQ1C 比較データS4…反転内部データQ2C 実施の形態36の比較データS1〜S4の対応関係は
〔表13,表14〕に該当し、第6の特徴を有する。し
たがって、比較データS1〜S4のすべてに出力データ
Q及び反転出力データQCが該当することはないため、
出力端子PO1及び出力端子PO2にかかる負荷を最小
限に抑えることができる。その結果、外部との関係にお
いて出力端子PO1及び出力端子PO2のファンアウト
が多い場合でも、伝搬遅延時間の最小限に抑えて高速な
出力データQ及び反転出力データQCのデータ転送を行
えるという第6の効果を奏する。
【0239】加えて、出力端子PO1及び出力端子PO
2に均等な負荷を与えることになるため、外部との関係
において、出力端子PO1及び出力端子PO2のファン
アウトが同等な場合に、出力データQと反転出力データ
QCとの間に信号伝搬遅延が生じないようにするという
第7の効果も奏する。
【0240】<実施の形態37>図39はこの発明の実
施の形態37であるFF25の1単位構成を示す回路図
である。クロック入力制御手段27及びデータ保持手段
28の構成は図2の回路図で示した構成と同様である。
【0241】ただし、比較データS1〜S4は以下のよ
うに設定される。
【0242】比較データS1…反転入力データDC 比較データS2…反転出力データQC 比較データS3…入力データD 比較データS4…内部データQ2 実施の形態37の比較データS1〜S4の対応関係は
〔表5,表6〕に該当し、第2の特徴を有する。したが
って、比較データS1〜S4のすべてに出力データQ及
び反転内部データQ2Cが該当することはないため、出
力端子PO1にかかる負荷を最小限に抑えるとともに、
インバータ34の入出力にかかる負荷を最小限に抑える
ことができる。その結果、基本構成の効果である低消費
電力効果と高速動作効果に加え、出力端子PO1のファ
ンアウトが多い場合でも、伝搬遅延時間の最小限に抑え
てより高速な反転出力データQのデータ転送が行えると
いう第1及び第2の効果を奏する。
【0243】<実施の形態38>図40はこの発明の実
施の形態38であるFF25の1単位構成を示す回路図
である。クロック入力制御手段27及びデータ保持手段
28の構成は図2の回路図で示した構成と同様である。
【0244】ただし、比較データS1〜S4は以下のよ
うに設定される。
【0245】比較データS1…反転入力データDC 比較データS2…反転出力データQC 比較データS3…反転入力データDC 比較データS4…反転内部データQ2C 実施の形態38の比較データS1〜S4の対応関係は
〔表3,表4〕に該当し、第1の特徴を有する。したが
って、比較データS1〜S4のすべてに出力データQが
該当することはないため、出力端子PO1にかかる負荷
を最小限に抑えることができる。その結果、基本構成の
効果である低消費電力効果と高速動作効果に加え、出力
端子PO1のファンアウトが多い場合でも、伝搬遅延時
間の最小限に抑えて高速な反転出力データQのデータ転
送が行えるという第1の効果を奏する。
【0246】さらに、実施の形態38の比較データS1
〜S4の対応関係は〔表11,表12〕にも該当し、第
5の特徴をも有する。したがって、比較データS1〜S
4のすべてに入力データDが該当することはないため、
入力端子PIにかかる負荷を最小限に抑えることができ
る。その結果、外部との関係において入力端子PIのフ
ァンインが多い場合でも、伝搬遅延時間の最小限に抑え
て高速な入力データDのデータ転送を行えるという第5
の効果を奏する。
【0247】<実施の形態39>図41はこの発明の実
施の形態39であるFF25の1単位構成を示す回路図
である。クロック入力制御手段27及びデータ保持手段
28の構成は図2の回路図で示した構成と同様である。
【0248】ただし、比較データS1〜S4は以下のよ
うに設定される。
【0249】比較データS1…反転入力データDC 比較データS2…反転出力データQC 比較データS3…内部データQ1 比較データS4…内部データQ2 実施の形態39の比較データS1〜S4の対応関係は
〔表5,表6〕に該当し、第2の特徴を有する。したが
って、比較データS1〜S4のすべてに出力データQ及
び反転内部データQ2Cが該当することはないため、出
力端子PO1にかかる負荷を最小限に抑えるとともに、
インバータ34の入出力にかかる負荷を最小限に抑える
ことができる。その結果、基本構成の効果である低消費
電力効果と高速動作効果に加え、出力端子PO1のファ
ンアウトが多い場合でも、伝搬遅延時間の最小限に抑え
てより高速な反転出力データQのデータ転送が行えると
いう第1及び第2の効果を奏する。
【0250】さらに、実施の形態39の比較データS1
〜S4の対応関係は〔表11,表12〕にも該当し、第
5の特徴をも有する。したがって、比較データS1〜S
4のすべてに入力データDが該当することはないため、
入力端子PIにかかる負荷を最小限に抑えることができ
る。その結果、外部との関係において入力端子PIのフ
ァンインが多い場合でも、伝搬遅延時間の最小限に抑え
て高速な入力データDのデータ転送を行えるという第5
の効果を奏する。
【0251】<実施の形態40>図42はこの発明の実
施の形態40であるFF25の1単位構成を示す回路図
である。クロック入力制御手段27及びデータ保持手段
28の構成は図2の回路図で示した構成と同様である。
【0252】ただし、比較データS1〜S4は以下のよ
うに設定される。
【0253】比較データS1…反転入力データDC 比較データS2…反転出力データQC 比較データS3…反転内部データQ1C 比較データS4…反転内部データQ2C 実施の形態40の比較データS1〜S4の対応関係は
〔表3,表4〕に該当し、第1の特徴を有する。したが
って、比較データS1〜S4のすべてに出力データQが
該当することはないため、出力端子PO1にかかる負荷
を最小限に抑えることができる。その結果、基本構成の
効果である低消費電力効果と高速動作効果に加え、出力
端子PO1のファンアウトが多い場合でも、伝搬遅延時
間の最小限に抑えて高速な反転出力データQのデータ転
送が行えるという第1の効果を奏する。
【0254】さらに、実施の形態40の比較データS1
〜S4の対応関係は〔表11,表12〕にも該当し、第
5の特徴をも有する。したがって、比較データS1〜S
4のすべてに入力データDが該当することはないため、
入力端子PIにかかる負荷を最小限に抑えることができ
る。その結果、外部との関係において入力端子PIのフ
ァンインが多い場合でも、伝搬遅延時間の最小限に抑え
て高速な入力データDのデータ転送を行えるという第5
の効果を奏する。
【0255】<実施の形態41>図43はこの発明の実
施の形態41であるFF25の1単位構成を示す回路図
である。クロック入力制御手段27及びデータ保持手段
28の構成は図2の回路図で示した構成と同様である。
【0256】ただし、比較データS1〜S4は以下のよ
うに設定される。
【0257】比較データS1…反転入力データDC 比較データS2…反転内部データQ2C 比較データS3…入力データD 比較データS4…内部データQ2 実施の形態41の比較データS1〜S4の対応関係は
〔表13,表14〕に該当し、第6の特徴を有する。し
たがって、比較データS1〜S4のすべてに出力データ
Q及び反転出力データQCが該当することはないため、
出力端子PO1及び出力端子PO2にかかる負荷を最小
限に抑えることができる。その結果、外部との関係にお
いて出力端子PO1及び出力端子PO2のファンアウト
が多い場合でも、伝搬遅延時間の最小限に抑えて高速な
出力データQ及び反転出力データQCのデータ転送を行
えるという第6の効果を奏する。
【0258】加えて、出力端子PO1及び出力端子PO
2に均等な負荷を与えることになるため、外部との関係
において、出力端子PO1及び出力端子PO2のファン
アウトが同等な場合に、出力データQと反転出力データ
QCとの間に信号伝搬遅延が生じないようにするという
第7の効果も奏する。
【0259】<実施の形態42>図44はこの発明の実
施の形態42であるFF25の1単位構成を示す回路図
である。クロック入力制御手段27及びデータ保持手段
28の構成は図2の回路図で示した構成と同様である。
【0260】ただし、比較データS1〜S4は以下のよ
うに設定される。
【0261】比較データS1…反転入力データDC 比較データS2…反転内部データQ2C 比較データS3…反転入力データDC 比較データS4…反転内部データQ2C 実施の形態42の比較データS1〜S4の対応関係は
〔表11,表12〕に該当し、第5の特徴を有する。し
たがって、比較データS1〜S4のすべてに入力データ
Dが該当することはないため、入力端子PIにかかる負
荷を最小限に抑えることができる。その結果、外部との
関係において入力端子PIのファンインが多い場合で
も、伝搬遅延時間の最小限に抑えて高速な入力データD
のデータ転送を行えるという第5の効果を奏する。
【0262】さらに、実施の形態42の比較データS1
〜S4の対応関係は〔表13,表14〕にも該当し、第
6の特徴をも有する。したがって、比較データS1〜S
4のすべてに出力データQ及び反転出力データQCが該
当することはないため、出力端子PO1及び出力端子P
O2にかかる負荷を最小限に抑えることができる。その
結果、外部との関係において出力端子PO1及び出力端
子PO2のファンアウトが多い場合でも、伝搬遅延時間
の最小限に抑えて高速な出力データQ及び反転出力デー
タQCのデータ転送を行えるという第6の効果を奏す
る。
【0263】加えて、出力端子PO1及び出力端子PO
2に均等な負荷を与えることになるため、外部との関係
において、出力端子PO1及び出力端子PO2のファン
アウトが同等な場合に、出力データQと反転出力データ
QCとの間に信号伝搬遅延が生じないようにするという
第7の効果も奏する。
【0264】<実施の形態43>図45はこの発明の実
施の形態43であるFF25の1単位構成を示す回路図
である。クロック入力制御手段27及びデータ保持手段
28の構成は図2の回路図で示した構成と同様である。
【0265】ただし、比較データS1〜S4は以下のよ
うに設定される。
【0266】比較データS1…反転入力データDC 比較データS2…反転内部データQ2C 比較データS3…内部データQ1 比較データS4…内部データQ2 実施の形態43の比較データS1〜S4の対応関係は
〔表11,表12〕に該当し、第5の特徴を有する。し
たがって、比較データS1〜S4のすべてに入力データ
Dが該当することはないため、入力端子PIにかかる負
荷を最小限に抑えることができる。その結果、外部との
関係において入力端子PIのファンインが多い場合で
も、伝搬遅延時間の最小限に抑えて高速な入力データD
のデータ転送を行えるという第5の効果を奏する。
【0267】さらに、実施の形態43の比較データS1
〜S4の対応関係は〔表13,表14〕にも該当し、第
6の特徴をも有する。したがって、比較データS1〜S
4のすべてに出力データQ及び反転出力データQCが該
当することはないため、出力端子PO1及び出力端子P
O2にかかる負荷を最小限に抑えることができる。その
結果、外部との関係において出力端子PO1及び出力端
子PO2のファンアウトが多い場合でも、伝搬遅延時間
の最小限に抑えて高速な出力データQ及び反転出力デー
タQCのデータ転送を行えるという第6の効果を奏す
る。
【0268】加えて、出力端子PO1及び出力端子PO
2に均等な負荷を与えることになるため、外部との関係
において、出力端子PO1及び出力端子PO2のファン
アウトが同等な場合に、出力データQと反転出力データ
QCとの間に信号伝搬遅延が生じないようにするという
第7の効果も奏する。
【0269】<実施の形態44>図46はこの発明の実
施の形態44であるFF25の1単位構成を示す回路図
である。クロック入力制御手段27及びデータ保持手段
28の構成は図2の回路図で示した構成と同様である。
【0270】ただし、比較データS1〜S4は以下のよ
うに設定される。
【0271】比較データS1…反転入力データDC 比較データS2…反転内部データQ2C 比較データS3…反転内部データQ1C 比較データS4…反転内部データQ2C 実施の形態44の比較データS1〜S4の対応関係は
〔表11,表12〕に該当し、第5の特徴を有する。し
たがって、比較データS1〜S4のすべてに入力データ
Dが該当することはないため、入力端子PIにかかる負
荷を最小限に抑えることができる。その結果、外部との
関係において入力端子PIのファンインが多い場合で
も、伝搬遅延時間の最小限に抑えて高速な入力データD
のデータ転送を行えるという第5の効果を奏する。
【0272】さらに、実施の形態44の比較データS1
〜S4の対応関係は〔表13,表14〕にも該当し、第
6の特徴をも有する。したがって、比較データS1〜S
4のすべてに出力データQ及び反転出力データQCが該
当することはないため、出力端子PO1及び出力端子P
O2にかかる負荷を最小限に抑えることができる。その
結果、外部との関係において出力端子PO1及び出力端
子PO2のファンアウトが多い場合でも、伝搬遅延時間
の最小限に抑えて高速な出力データQ及び反転出力デー
タQCのデータ転送を行えるという第6の効果を奏す
る。
【0273】加えて、出力端子PO1及び出力端子PO
2に均等な負荷を与えることになるため、外部との関係
において、出力端子PO1及び出力端子PO2のファン
アウトが同等な場合に、出力データQと反転出力データ
QCとの間に信号伝搬遅延が生じないようにするという
第7の効果も奏する。
【0274】<実施の形態45>図47はこの発明の実
施の形態45であるFF25の1単位構成を示す回路図
である。クロック入力制御手段27及びデータ保持手段
28の構成は図2の回路図で示した構成と同様である。
【0275】ただし、比較データS1〜S4は以下のよ
うに設定される。
【0276】比較データS1…反転入力データDC 比較データS2…反転内部データQ1C 比較データS3…入力データD 比較データS4…内部データQ2 実施の形態45の比較データS1〜S4の対応関係は
〔表13,表14〕に該当し、第6の特徴を有する。し
たがって、比較データS1〜S4のすべてに出力データ
Q及び反転出力データQCが該当することはないため、
出力端子PO1及び出力端子PO2にかかる負荷を最小
限に抑えることができる。その結果、外部との関係にお
いて出力端子PO1及び出力端子PO2のファンアウト
が多い場合でも、伝搬遅延時間の最小限に抑えて高速な
出力データQ及び反転出力データQCのデータ転送を行
えるという第6の効果を奏する。
【0277】加えて、出力端子PO1及び出力端子PO
2に均等な負荷を与えることになるため、外部との関係
において、出力端子PO1及び出力端子PO2のファン
アウトが同等な場合に、出力データQと反転出力データ
QCとの間に信号伝搬遅延が生じないようにするという
第7の効果も奏する。
【0278】<実施の形態46>図48はこの発明の実
施の形態46であるFF25の1単位構成を示す回路図
である。クロック入力制御手段27及びデータ保持手段
28の構成は図2の回路図で示した構成と同様である。
【0279】ただし、比較データS1〜S4は以下のよ
うに設定される。
【0280】比較データS1…反転入力データDC 比較データS2…反転内部データQ1C 比較データS3…反転入力データDC 比較データS4…反転内部データQ2C 実施の形態46の比較データS1〜S4の対応関係は
〔表11,表12〕に該当し、第5の特徴を有する。し
たがって、比較データS1〜S4のすべてに入力データ
Dが該当することはないため、入力端子PIにかかる負
荷を最小限に抑えることができる。その結果、外部との
関係において入力端子PIのファンインが多い場合で
も、伝搬遅延時間の最小限に抑えて高速な入力データD
のデータ転送を行えるという第5の効果を奏する。
【0281】さらに、実施の形態46の比較データS1
〜S4の対応関係は〔表13,表14〕にも該当し、第
6の特徴をも有する。したがって、比較データS1〜S
4のすべてに出力データQ及び反転出力データQCが該
当することはないため、出力端子PO1及び出力端子P
O2にかかる負荷を最小限に抑えることができる。その
結果、外部との関係において出力端子PO1及び出力端
子PO2のファンアウトが多い場合でも、伝搬遅延時間
の最小限に抑えて高速な出力データQ及び反転出力デー
タQCのデータ転送を行えるという第6の効果を奏す
る。
【0282】加えて、出力端子PO1及び出力端子PO
2に均等な負荷を与えることになるため、外部との関係
において、出力端子PO1及び出力端子PO2のファン
アウトが同等な場合に、出力データQと反転出力データ
QCとの間に信号伝搬遅延が生じないようにするという
第7の効果も奏する。
【0283】<実施の形態47>図49はこの発明の実
施の形態47であるFF25の1単位構成を示す回路図
である。クロック入力制御手段27及びデータ保持手段
28の構成は図2の回路図で示した構成と同様である。
【0284】ただし、比較データS1〜S4は以下のよ
うに設定される。
【0285】比較データS1…反転入力データDC 比較データS2…反転内部データQ1C 比較データS3…内部データQ1 比較データS4…内部データQ2 実施の形態47の比較データS1〜S4の対応関係は
〔表11,表12〕に該当し、第5の特徴を有する。し
たがって、比較データS1〜S4のすべてに入力データ
Dが該当することはないため、入力端子PIにかかる負
荷を最小限に抑えることができる。その結果、外部との
関係において入力端子PIのファンインが多い場合で
も、伝搬遅延時間の最小限に抑えて高速な入力データD
のデータ転送を行えるという第5の効果を奏する。
【0286】さらに、実施の形態47の比較データS1
〜S4の対応関係は〔表13,表14〕にも該当し、第
6の特徴をも有する。したがって、比較データS1〜S
4のすべてに出力データQ及び反転出力データQCが該
当することはないため、出力端子PO1及び出力端子P
O2にかかる負荷を最小限に抑えることができる。その
結果、外部との関係において出力端子PO1及び出力端
子PO2のファンアウトが多い場合でも、伝搬遅延時間
の最小限に抑えて高速な出力データQ及び反転出力デー
タQCのデータ転送を行えるという第6の効果を奏す
る。
【0287】加えて、出力端子PO1及び出力端子PO
2に均等な負荷を与えることになるため、外部との関係
において、出力端子PO1及び出力端子PO2のファン
アウトが同等な場合に、出力データQと反転出力データ
QCとの間に信号伝搬遅延が生じないようにするという
第7の効果も奏する。
【0288】<実施の形態48>図50はこの発明の実
施の形態48であるFF25の1単位構成を示す回路図
である。クロック入力制御手段27及びデータ保持手段
28の構成は図2の回路図で示した構成と同様である。
【0289】ただし、比較データS1〜S4は以下のよ
うに設定される。
【0290】比較データS1…反転入力データDC 比較データS2…反転内部データQ1C 比較データS3…反転内部データQ1C 比較データS4…反転内部データQ2C 実施の形態48の比較データS1〜S4の対応関係は
〔表11,表12〕に該当し、第5の特徴を有する。し
たがって、比較データS1〜S4のすべてに入力データ
Dが該当することはないため、入力端子PIにかかる負
荷を最小限に抑えることができる。その結果、外部との
関係において入力端子PIのファンインが多い場合で
も、伝搬遅延時間の最小限に抑えて高速な入力データD
のデータ転送を行えるという第5の効果を奏する。
【0291】さらに、実施の形態48の比較データS1
〜S4の対応関係は〔表13,表14〕にも該当し、第
6の特徴をも有する。したがって、比較データS1〜S
4のすべてに出力データQ及び反転出力データQCが該
当することはないため、出力端子PO1及び出力端子P
O2にかかる負荷を最小限に抑えることができる。その
結果、外部との関係において出力端子PO1及び出力端
子PO2のファンアウトが多い場合でも、伝搬遅延時間
の最小限に抑えて高速な出力データQ及び反転出力デー
タQCのデータ転送を行えるという第6の効果を奏す
る。
【0292】加えて、出力端子PO1及び出力端子PO
2に均等な負荷を与えることになるため、外部との関係
において、出力端子PO1及び出力端子PO2のファン
アウトが同等な場合に、出力データQと反転出力データ
QCとの間に信号伝搬遅延が生じないようにするという
第7の効果も奏する。
【0293】<実施の形態49>図51はこの発明の実
施の形態49であるFF25の1単位構成を示す回路図
である。クロック入力制御手段27及びデータ保持手段
28の構成は図2の回路図で示した構成と同様である。
【0294】ただし、比較データS1〜S4は以下のよ
うに設定される。
【0295】比較データS1…入力データD 比較データS2…出力データQ 比較データS3…入力データD 比較データS4…内部データQ1 実施の形態49の比較データS1〜S4の対応関係は
〔表9,表10〕に該当し、第4の特徴を有する。した
がって、比較データS1〜S4のすべてに反転出力デー
タQC及び内部データQ2が該当することはないため、
出力端子PO2にかかる負荷を最小限に抑えるととも
に、インバータ33の入出力にかかる負荷を最小限に抑
えることができる。その結果、基本構成の効果である低
消費電力効果と高速動作効果に加え、出力端子PO2の
ファンアウトが多い場合でも、伝搬遅延時間の最小限に
抑えてより高速な反転出力データQのデータ転送が行え
るという第3及び第4の効果を奏する。
【0296】<実施の形態50>図52はこの発明の実
施の形態50であるFF25の1単位構成を示す回路図
である。クロック入力制御手段27及びデータ保持手段
28の構成は図2の回路図で示した構成と同様である。
【0297】ただし、比較データS1〜S4は以下のよ
うに設定される。
【0298】比較データS1…入力データD 比較データS2…出力データQ 比較データS3…反転入力データDC 比較データS4…反転内部データQ1C 実施の形態50の比較データS1〜S4の対応関係は
〔表9,表10〕に該当し、第4の特徴を有する。した
がって、比較データS1〜S4のすべてに反転出力デー
タQC及び内部データQ2が該当することはないため、
出力端子PO2にかかる負荷を最小限に抑えるととも
に、インバータ33の入出力にかかる負荷を最小限に抑
えることができる。その結果、基本構成の効果である低
消費電力効果と高速動作効果に加え、出力端子PO2の
ファンアウトが多い場合でも、伝搬遅延時間の最小限に
抑えてより高速な反転出力データQのデータ転送が行え
るという第3及び第4の効果を奏する。
【0299】<実施の形態51>図53はこの発明の実
施の形態51であるFF25の1単位構成を示す回路図
である。クロック入力制御手段27及びデータ保持手段
28の構成は図2の回路図で示した構成と同様である。
【0300】ただし、比較データS1〜S4は以下のよ
うに設定される。
【0301】比較データS1…入力データD 比較データS2…内部データQ2 比較データS3…入力データD 比較データS4…内部データQ1 実施の形態51の比較データS1〜S4の対応関係は
〔表13,表14〕に該当し、第6の特徴を有する。し
たがって、比較データS1〜S4のすべてに出力データ
Q及び反転出力データQCが該当することはないため、
出力端子PO1及び出力端子PO2にかかる負荷を最小
限に抑えることができる。その結果、外部との関係にお
いて出力端子PO1及び出力端子PO2のファンアウト
が多い場合でも、伝搬遅延時間の最小限に抑えて高速な
出力データQ及び反転出力データQCのデータ転送を行
えるという第6の効果を奏する。
【0302】加えて、出力端子PO1及び出力端子PO
2に均等な負荷を与えることになるため、外部との関係
において、出力端子PO1及び出力端子PO2のファン
アウトが同等な場合に、出力データQと反転出力データ
QCとの間に信号伝搬遅延が生じないようにするという
第7の効果も奏する。
【0303】<実施の形態52>図54はこの発明の実
施の形態52であるFF25の1単位構成を示す回路図
である。クロック入力制御手段27及びデータ保持手段
28の構成は図2の回路図で示した構成と同様である。
【0304】ただし、比較データS1〜S4は以下のよ
うに設定される。
【0305】比較データS1…入力データD 比較データS2…内部データQ2 比較データS3…反転入力データDC 比較データS4…反転内部データQ1C 実施の形態52の比較データS1〜S4の対応関係は
〔表13,表14〕に該当し、第6の特徴を有する。し
たがって、比較データS1〜S4のすべてに出力データ
Q及び反転出力データQCが該当することはないため、
出力端子PO1及び出力端子PO2にかかる負荷を最小
限に抑えることができる。その結果、外部との関係にお
いて出力端子PO1及び出力端子PO2のファンアウト
が多い場合でも、伝搬遅延時間の最小限に抑えて高速な
出力データQ及び反転出力データQCのデータ転送を行
えるという第6の効果を奏する。
【0306】加えて、出力端子PO1及び出力端子PO
2に均等な負荷を与えることになるため、外部との関係
において、出力端子PO1及び出力端子PO2のファン
アウトが同等な場合に、出力データQと反転出力データ
QCとの間に信号伝搬遅延が生じないようにするという
第7の効果も奏する。
【0307】<実施の形態53>図55はこの発明の実
施の形態53であるFF25の1単位構成を示す回路図
である。クロック入力制御手段27及びデータ保持手段
28の構成は図2の回路図で示した構成と同様である。
【0308】ただし、比較データS1〜S4は以下のよ
うに設定される。
【0309】比較データS1…入力データD 比較データS2…内部データQ1 比較データS3…入力データD 比較データS4…内部データQ1 実施の形態53の比較データS1〜S4の対応関係は
〔表13,表14〕に該当し、第6の特徴を有する。し
たがって、比較データS1〜S4のすべてに出力データ
Q及び反転出力データQCが該当することはないため、
出力端子PO1及び出力端子PO2にかかる負荷を最小
限に抑えることができる。その結果、外部との関係にお
いて出力端子PO1及び出力端子PO2のファンアウト
が多い場合でも、伝搬遅延時間の最小限に抑えて高速な
出力データQ及び反転出力データQCのデータ転送を行
えるという第6の効果を奏する。
【0310】加えて、出力端子PO1及び出力端子PO
2に均等な負荷を与えることになるため、外部との関係
において、出力端子PO1及び出力端子PO2のファン
アウトが同等な場合に、出力データQと反転出力データ
QCとの間に信号伝搬遅延が生じないようにするという
第7の効果も奏する。
【0311】<実施の形態54>図56はこの発明の実
施の形態54であるFF25の1単位構成を示す回路図
である。クロック入力制御手段27及びデータ保持手段
28の構成は図2の回路図で示した構成と同様である。
【0312】ただし、比較データS1〜S4は以下のよ
うに設定される。
【0313】比較データS1…入力データD 比較データS2…出力データQ 比較データS3…反転入力データDC 比較データS4…反転内部データQ1C 実施の形態54の比較データS1〜S4の対応関係は
〔表13,表14〕に該当し、第6の特徴を有する。し
たがって、比較データS1〜S4のすべてに出力データ
Q及び反転出力データQCが該当することはないため、
出力端子PO1及び出力端子PO2にかかる負荷を最小
限に抑えることができる。その結果、外部との関係にお
いて出力端子PO1及び出力端子PO2のファンアウト
が多い場合でも、伝搬遅延時間の最小限に抑えて高速な
出力データQ及び反転出力データQCのデータ転送を行
えるという第6の効果を奏する。
【0314】加えて、出力端子PO1及び出力端子PO
2に均等な負荷を与えることになるため、外部との関係
において、出力端子PO1及び出力端子PO2のファン
アウトが同等な場合に、出力データQと反転出力データ
QCとの間に信号伝搬遅延が生じないようにするという
第7の効果も奏する。
【0315】<実施の形態55>図57はこの発明の実
施の形態55であるFF25の1単位構成を示す回路図
である。クロック入力制御手段27及びデータ保持手段
28の構成は図2の回路図で示した構成と同様である。
【0316】ただし、比較データS1〜S4は以下のよ
うに設定される。
【0317】比較データS1…反転入力データDC 比較データS2…反転出力データQC 比較データS3…入力データD 比較データS4…内部データQ1 実施の形態55の比較データS1〜S4の対応関係は
〔表5,表6〕に該当し、第2の特徴を有する。したが
って、比較データS1〜S4のすべてに出力データQ及
び反転内部データQ2Cが該当することはないため、出
力端子PO1にかかる負荷を最小限に抑えるとともに、
インバータ34の入出力にかかる負荷を最小限に抑える
ことができる。その結果、基本構成の効果である低消費
電力効果と高速動作効果に加え、出力端子PO1のファ
ンアウトが多い場合でも、伝搬遅延時間の最小限に抑え
てより高速な反転出力データQのデータ転送が行えると
いう第1及び第2の効果を奏する。
【0318】<実施の形態56>図58はこの発明の実
施の形態56であるFF25の1単位構成を示す回路図
である。クロック入力制御手段27及びデータ保持手段
28の構成は図2の回路図で示した構成と同様である。
【0319】ただし、比較データS1〜S4は以下のよ
うに設定される。
【0320】比較データS1…反転入力データDC 比較データS2…反転出力データQC 比較データS3…反転入力データDC 比較データS4…反転内部データQ1C 実施の形態56の比較データS1〜S4の対応関係は
〔表5,表6〕に該当し、第2の特徴を有する。したが
って、比較データS1〜S4のすべてに出力データQ及
び反転内部データQ2Cが該当することはないため、出
力端子PO1にかかる負荷を最小限に抑えるとともに、
インバータ34の入出力にかかる負荷を最小限に抑える
ことができる。その結果、基本構成の効果である低消費
電力効果と高速動作効果に加え、出力端子PO1のファ
ンアウトが多い場合でも、伝搬遅延時間の最小限に抑え
てより高速な反転出力データQのデータ転送が行えると
いう第1及び第2の効果を奏する。
【0321】<実施の形態57>図59はこの発明の実
施の形態57であるFF25の1単位構成を示す回路図
である。クロック入力制御手段27及びデータ保持手段
28の構成は図2の回路図で示した構成と同様である。
【0322】ただし、比較データS1〜S4は以下のよ
うに設定される。
【0323】比較データS1…反転入力データDC 比較データS2…反転内部データQ2C 比較データS3…入力データD 比較データS4…内部データQ1 実施の形態57の比較データS1〜S4の対応関係は
〔表13,表14〕に該当し、第6の特徴を有する。し
たがって、比較データS1〜S4のすべてに出力データ
Q及び反転出力データQCが該当することはないため、
出力端子PO1及び出力端子PO2にかかる負荷を最小
限に抑えることができる。その結果、外部との関係にお
いて出力端子PO1及び出力端子PO2のファンアウト
が多い場合でも、伝搬遅延時間の最小限に抑えて高速な
出力データQ及び反転出力データQCのデータ転送を行
えるという第6の効果を奏する。
【0324】加えて、出力端子PO1及び出力端子PO
2に均等な負荷を与えることになるため、外部との関係
において、出力端子PO1及び出力端子PO2のファン
アウトが同等な場合に、出力データQと反転出力データ
QCとの間に信号伝搬遅延が生じないようにするという
第7の効果も奏する。
【0325】<実施の形態58>図60はこの発明の実
施の形態58であるFF25の1単位構成を示す回路図
である。クロック入力制御手段27及びデータ保持手段
28の構成は図2の回路図で示した構成と同様である。
【0326】ただし、比較データS1〜S4は以下のよ
うに設定される。
【0327】比較データS1…反転入力データDC 比較データS2…反転内部データQ2C 比較データS3…反転入力データDC 比較データS4…反転内部データQ1C 実施の形態58の比較データS1〜S4の対応関係は
〔表11,表12〕に該当し、第5の特徴を有する。し
たがって、比較データS1〜S4のすべてに入力データ
Dが該当することはないため、入力端子PIにかかる負
荷を最小限に抑えることができる。その結果、外部との
関係において入力端子PIのファンインが多い場合で
も、伝搬遅延時間の最小限に抑えて高速な入力データD
のデータ転送を行えるという第5の効果を奏する。
【0328】さらに、実施の形態58の比較データS1
〜S4の対応関係は〔表13,表14〕にも該当し、第
6の特徴をも有する。したがって、比較データS1〜S
4のすべてに出力データQ及び反転出力データQCが該
当することはないため、出力端子PO1及び出力端子P
O2にかかる負荷を最小限に抑えることができる。その
結果、外部との関係において出力端子PO1及び出力端
子PO2のファンアウトが多い場合でも、伝搬遅延時間
の最小限に抑えて高速な出力データQ及び反転出力デー
タQCのデータ転送を行えるという第6の効果を奏す
る。
【0329】加えて、出力端子PO1及び出力端子PO
2に均等な負荷を与えることになるため、外部との関係
において、出力端子PO1及び出力端子PO2のファン
アウトが同等な場合に、出力データQと反転出力データ
QCとの間に信号伝搬遅延が生じないようにするという
第7の効果も奏する。
【0330】<実施の形態59>図61はこの発明の実
施の形態59であるFF25の1単位構成を示す回路図
である。クロック入力制御手段27及びデータ保持手段
28の構成は図2の回路図で示した構成と同様である。
【0331】ただし、比較データS1〜S4は以下のよ
うに設定される。
【0332】比較データS1…反転入力データDC 比較データS2…反転内部データQ1C 比較データS3…入力データD 比較データS4…内部データQ1 実施の形態59の比較データS1〜S4の対応関係は
〔表13,表14〕に該当し、第6の特徴を有する。し
たがって、比較データS1〜S4のすべてに出力データ
Q及び反転出力データQCが該当することはないため、
出力端子PO1及び出力端子PO2にかかる負荷を最小
限に抑えることができる。その結果、外部との関係にお
いて出力端子PO1及び出力端子PO2のファンアウト
が多い場合でも、伝搬遅延時間の最小限に抑えて高速な
出力データQ及び反転出力データQCのデータ転送を行
えるという第6の効果を奏する。
【0333】加えて、出力端子PO1及び出力端子PO
2に均等な負荷を与えることになるため、外部との関係
において、出力端子PO1及び出力端子PO2のファン
アウトが同等な場合に、出力データQと反転出力データ
QCとの間に信号伝搬遅延が生じないようにするという
第7の効果も奏する。
【0334】<実施の形態60>図62はこの発明の実
施の形態60であるFF25の1単位構成を示す回路図
である。クロック入力制御手段27及びデータ保持手段
28の構成は図2の回路図で示した構成と同様である。
【0335】ただし、比較データS1〜S4は以下のよ
うに設定される。
【0336】比較データS1…反転入力データDC 比較データS2…反転内部データQ1C 比較データS3…反転入力データDC 比較データS4…反転内部データQ1C 実施の形態60の比較データS1〜S4の対応関係は
〔表11,表12〕に該当し、第5の特徴を有する。し
たがって、比較データS1〜S4のすべてに入力データ
Dが該当することはないため、入力端子PIにかかる負
荷を最小限に抑えることができる。その結果、外部との
関係において入力端子PIのファンインが多い場合で
も、伝搬遅延時間の最小限に抑えて高速な入力データD
のデータ転送を行えるという第5の効果を奏する。
【0337】さらに、実施の形態60の比較データS1
〜S4の対応関係は〔表13,表14〕にも該当し、第
6の特徴をも有する。したがって、比較データS1〜S
4のすべてに出力データQ及び反転出力データQCが該
当することはないため、出力端子PO1及び出力端子P
O2にかかる負荷を最小限に抑えることができる。その
結果、外部との関係において出力端子PO1及び出力端
子PO2のファンアウトが多い場合でも、伝搬遅延時間
の最小限に抑えて高速な出力データQ及び反転出力デー
タQCのデータ転送を行えるという第6の効果を奏す
る。
【0338】加えて、出力端子PO1及び出力端子PO
2に均等な負荷を与えることになるため、外部との関係
において、出力端子PO1及び出力端子PO2のファン
アウトが同等な場合に、出力データQと反転出力データ
QCとの間に信号伝搬遅延が生じないようにするという
第7の効果も奏する。
【0339】<実施の形態61>図63は実施の形態6
1の構成を示す回路図である。図63で示した構成は、
図1で示したFF25(25a〜25d)の1単位(1
ビット分)の構成を示している。同図に示すように、F
F25はクロック入力制御手段35とデータ保持手段2
8′から構成される。そして、外部入出力端子として、
入力データDを受ける入力端子PIと、基準クロックT
を受けるクロック入力端子PCと、出力データQを出力
する出力端子PO1と、反転出力データQCを出力する
出力端子PO2とを有している。
【0340】データ保持手段28′は制御信号SC1及
び制御信号SC2に代わって制御信号SCがデータ保持
部31aのANDゲートG1及びG2並びにORゲート
G5及びG6に共通に入力される点を除いて、図2で示
したデータ保持手段28の構成と同様である。
【0341】クロック入力制御手段35は、ANDゲー
トG21,G22、ORゲートG23及びNANDゲー
トG24から構成される。ANDゲートG21は一方入
力である比較データS1として入力データDを入力し、
他方入力である比較データS2として内部データQ2を
入力する。ANDゲートG22は一方入力である比較デ
ータS3として反転入力データDCを入力し、他方入力
である比較データS4として反転内部データQ2Cを入
力する。
【0342】ORゲートG23はANDゲートG21及
びANDゲートG22それぞれの出力を受ける。クロッ
ク制御ゲートであるNANDゲートG24はORゲート
G23の出力と基準クロックTとを受け、その出力であ
る制御信号SCを制御用クロックとしてANDゲートG
1,ANDゲートG2、ORゲートG5及びORゲート
G6に出力する。
【0343】なお、比較データS1及びS3の候補とし
ては、入力データD及び反転入力データDCがある。ま
た、比較データS2及びS4の候補としては、内部デー
タQ1、内部データQ2、出力データQ、反転内部デー
タQ1C、反転内部データQ2C及び反転出力データQ
Cがある。
【0344】そして、比較データS1〜S4の関係は表
16に示すように、比較データS1が入力データDの場
合、比較データS2は反転内部データQ1C、反転内部
データQ2C及び反転出力データQCのうち一のデータ
であり、比較データS3が反転入力データDCであり、
比較データS4は内部データQ1,内部データQ2及び
出力データQのうち一のデータである。また、比較デー
タS1が反転入力データDCの場合、比較データS2は
内部データQ1,内部データQ2及び出力データQのう
ち一のデータであり、比較データS3が入力データDで
あり、比較データS2は反転内部データQ1C、反転内
部データQ2C及び反転出力データQCのうち一のデー
タである。
【0345】
【表16】
【0346】したがって、入力データDと出力データQ
(内部データQ1,内部データQ2)とが一致する場
合、比較データS1及びS2のうち一方は必ず“L”と
なり、比較データS3及びS4のうち一方が必ず“L”
となるため、ANDゲートG21及びG22の出力が共
に“L”となりORゲートG23の出力が“L”とな
る。
【0347】すなわち、入力データDと出力データQ
(内部データQ1,内部データQ2)とが一致し、入力
データDをデータ保持部31a及びデータ保持部31b
に書き込む必要がない場合、制御信号SCを“H”に固
定して基準クロックTを無効にする。
【0348】一方、入力データDと出力データQ(内部
データQ1,内部データQ2)とが不一致の場合、比較
データS1及びS2並びにS3及びS4のうち一方は必
ず“H”及び“H”となるため、ORゲートG23の出
力が“H”となる。
【0349】すなわち、入力データDと出力データQ
(内部データQ1,内部データQ2)とが不一致であ
り、入力データDをデータ保持部31a及びデータ保持
部31bに書き込む必要がある場合、基準クロックTを
そのまま(実際には基準クロックTの反転値)制御信号
SCとして与え、データ保持部31a及び31bによる
SC(基準クロックT)に同期した入力データDに対す
るデータ書き込み動作を行わせる。
【0350】このように、実施の形態61による半導体
集積回路は、データ保持部31a及びデータ保持部31
bよるデータ書き込み動作が必要な場合にのみ、制御信
号SCとして基準クロックTを与えるようにし、書き込
む必要のない場合は制御信号SCを“H”に固定して基
準クロックTを無効にしている。したがって、実施の形
態61による半導体集積回路は書き込みの必要がないと
き、クロック信号線4の配線容量と各FF25のNAN
DゲートG24の入力段となるトランジスタのゲート容
量とに対してのみ基準クロックTの充放電を行うだけで
済ますという低消費電力効果を得ることができる。
【0351】図64は図63のFFのトランジスタレベ
ルの構成を示す回路図である。同図に示すように、デー
タ保持手段28′はトランジスタT31〜T60で構成
される。トランジスタT31及びT32によりインバー
タ32を構成し、トランジスタT33〜T38によりA
NDゲートG1及びNORゲートG3を構成し、トラン
ジスタT39〜T44によりANDゲートG2及びNO
RゲートG4を構成し、トランジスタT45〜T50に
よりORゲートG5及びNANDゲートG7を構成し、
トランジスタT51〜T56によりORゲートG6及び
NANDゲートG8を構成し、トランジスタT57及び
T58によりインバータ33を構成し、トランジスタT
59及びT60によりインバータ34を構成している。
【0352】一方、クロック入力制御手段35は10個
のトランジスタT61〜70から構成される。PMOS
トランジスタT61,T62は電源VDD,ノードN11
間に直列に形成され、トランジスタT61及びT62の
ゲートにそれぞれ内部データQ2及び入力データDを受
ける。PMOSトランジスタT64,T65は電源VD
D,ノードN11間に直列に形成され、トランジスタT
64及びT65のゲートにそれぞれ反転入力データDC
及び反転内部データQ2Cを受ける。PMOSトランジ
スタT63は電源VDD,ノードN11間に形成され、ゲ
ートにトランジスタTを受ける。NMOSトランジスタ
T66及びT67はノードN11,N12間に直列に形
成され、トランジスタT66及びT67のゲートにそれ
ぞれ反転入力データDC及び内部データQ2を受ける。
NMOSトランジスタT68及びT69はノードN1
1,N12間に直列に形成され、トランジスタT68及
びT69のゲートにそれぞれ反転内部データQ2C及び
入力データDを受ける。
【0353】このように、トランジスタT61〜T70
を構成することにより、ANDゲートG21,G22、
ORゲートG23及びNANDゲートG24からなる組
合せ回路であるクロック入力制御手段35を比較的少な
いトランジスタ構成で製造できるため、集積度を向上さ
せることができる。
【0354】<実施の形態62>図65はこの発明の実
施の形態62の構成を示す回路図である。同図に示すよ
うに、データ保持回路群40は、n個のデータ保持手段
28、n個の排他的論理和ゲート41a、1個のn入力
ORゲート41b及び1個の2入力ANDゲート42か
ら構成される。
【0355】n個の排他的論理和ゲート41aはそれぞ
れn個の入力データD及びn個のデータ保持手段28の
出力データQのうち、対応する入力データD及び出力デ
ータQをそれぞれ受ける。ORゲート41bはn個の排
他的論理和ゲート41aの出力を受ける。クロック制御
ゲートであるANDゲート42はORゲート41bの出
力とトランジスタTとを受け、その出力を制御信号SC
としてデータ保持手段28のクロック入力に与える。
【0356】このような構成のデータ保持回路群40
は、n個の入力データDとn個の出力データQとがすべ
て一致し、n個の入力データDをn個のデータ保持手段
28に書き込む必要がない場合、制御用クロックである
制御信号SCを“L”に固定して基準クロックTを無効
にする。
【0357】一方、n個の入力データDとn個の出力デ
ータQとが一部でも不一致であり、n個の入力データD
をn個のデータ保持手段28の少なくとも一つに書き込
む必要がある場合、基準クロックTをそのまま制御信号
SCとして与え、制御信号SC(基準クロックT)に同
期したn個のデータ保持手段28によるn個の入力デー
タDに対するデータ書き込み動作を行わせる。
【0358】このように、実施の形態62による半導体
集積回路は、n個のデータ保持手段28のうち少なくと
も一によるデータ書き込み動作が必要な場合にのみ、制
御信号SCとして基準クロックTを与えるようにし、書
き込む必要のない場合は制御信号SCを“L”に固定し
て基準クロックTを無効にしている。したがって、実施
の形態62による半導体集積回路は書き込みの必要がな
いとき、クロック信号線4の配線容量とANDゲート4
2の入力段となるトランジスタのゲート容量とに対して
のみ基準クロックTの充放電を行うだけで済ますという
低消費電力効果を得ることができる。
【0359】加えて、n個のデータ保持手段28のクロ
ック制御を1個のORゲート41b及びANDゲート4
2を用いて行うように構成したため、簡単な回路構成で
実現できる。
【0360】<実施の形態63>図66はこの発明の実
施の形態63の半導体集積回路の構成を示す回路図であ
る。同図に示すように、実施の形態63はFF50とデ
ータ選択回路47とから構成される。FF50は、デー
タ保持手段28、排他的論理和ゲート54及びANDゲ
ート55から構成される。排他的論理和ゲート54は選
択データSDとデータ保持手段28の出力データQを受
け、ANDゲート55は排他的論理和ゲート54の出力
とトランジスタTとを受ける。データ保持手段28は入
力データとして選択データSDを受け、クロック入力に
ANDゲート55の出力である制御信号SCを受ける。
【0361】データ選択回路47は、ANDゲート5
1,52及びNORゲート53から構成され、ANDゲ
ート51は入力端子PI及び選択信号入力端子PSから
それぞれ入力データD及び選択信号SMを受け、AND
ゲート52は選択信号SMの反転値とスキャン入力端子
PSCから得たスキャン入力データSIとを受ける。O
Rゲート53はANDゲート51及び52の出力を受
け、その論理和を選択データSDとして出力する。
【0362】このような構成のデータ選択回路47は、
選択信号SMが“H”のとき選択データSDとして入力
データDを出力し、選択信号SMが“L”のとき選択デ
ータSDとしてスキャン入力データSIを出力する。
【0363】このような構成のFF50は、選択データ
SDと出力データQとが致し、選択データSDをデータ
保持手段28に書き込む必要がない場合、制御用クロッ
クである制御信号SCを“L”に固定して基準クロック
Tを無効にする。
【0364】一方、選択データSDと出力データQとが
不一致であり、選択データSDをn個のデータ保持手段
28に書き込む必要がある場合、基準クロックTをその
まま制御信号SCとして与え、制御信号SC(基準クロ
ックT)に同期したデータ保持手段28による選択デー
タSDに対するデータ書き込み動作を行わせる。
【0365】このように、実施の形態63による半導体
集積回路は、データ保持手段28によるデータ書き込み
動作が必要な場合にのみ、制御信号SCとして基準クロ
ックTを与えるようにし、書き込む必要のない場合は制
御信号SCを“L”に固定して基準クロックTを無効に
している。したがって、実施の形態63による半導体集
積回路は書き込みの必要がないとき、クロック信号線4
の配線容量とANDゲート55の入力段となるトランジ
スタのゲート容量とに対してのみ基準クロックTの充放
電を行うだけで済ますという低消費電力効果を得ること
ができる。
【0366】さらに、データ選択回路47は、選択信号
SMに基づき、入力データD及びスキャン入力データS
Iのうち一方のデータを選択データSDとして出力する
ため、選択データSDとしてスキャン入力データSIを
選択するとにより、スキャンテストの実行を低消費電力
で行うこともできる。
【0367】
【発明の効果】以上説明したように、この発明における
請求項1記載の半導体集積回路においては、第1の比較
データと第2の比較データとの論理値の一致/不一致に
基づき、第1の制御用クロックとして固定電圧/基準ク
ロックを出力する第1のクロック制御手段と、第3の比
較データと第4の比較データとの論理値の一致/不一致
に基づき、第2の制御用クロックとして固定電圧/基準
クロックを出力する第2のクロック制御手段とを備え
る。
【0368】そして、第1及び第2の比較データの対応
関係は以下に示す通りである。
【0369】第1の比較データが入力データの場合、第
2の比較データは第1の内部データ、第2の内部データ
及び出力データのうち一のデータであり、第1の比較デ
ータが反転入力データの場合、第2の比較データは第1
の反転内部データ、第2の反転内部データ及び反転出力
データのうち一のデータである。
【0370】したがって、第1及び第2の比較データの
論理値が一致する場合、新たに入力される入力データ
と、第1あるいは第2のデータ保持手段で保持されてい
る出力データ(第1及び第2の内部データ)とが同一値
であるとみなすことができる。
【0371】また、第3及び第4の比較データの対応関
係は以下に示す通りである。
【0372】第3の比較データが入力データの場合、第
4の比較データは第1の内部データ、第2の内部データ
及び出力データのうち一のデータであり、第3の比較デ
ータが第1の内部データの場合、第4の比較データは第
2の内部データ及び出力データのうち一のデータであ
り、第3の比較データが反転入力データの場合、第4の
比較データは第1の反転内部データ、第2の反転内部デ
ータ及び反転出力データのうち一のデータであり、第3
の比較データが第1の反転内部データの場合、第4の比
較データは第2の反転内部データ及び反転出力データの
うち一のデータである。
【0373】したがって、第3及び第4の比較データの
論理値が一致する場合、新たに入力される入力データあ
るいは新たに第1のデータ保持手段に保持される第1の
内部データと、第1あるいは第2のデータ保持手段で保
持されている出力データ(第1及び第2の内部データ)
とが同一値であるとみなすことができる。
【0374】その結果、請求項1記載の半導体集積回路
は、第1及び第2の比較データの論理値が一致したと
き、第1のクロック制御手段により第1の制御用クロッ
クとして固定電圧を出力することにより、第1のデータ
保持手段の動作に支障を与えることなく、制御用クロッ
クの充放電による消費電力増加を最小限に抑えることが
でき、第3及び第4の比較データの論理値が一致したと
き、第2のクロック制御手段により第2の制御用クロッ
クとして固定電圧を出力することにより、第2のデータ
保持手段の動作に支障を与えることなく、第2の制御用
クロックの充放電による消費電力増加を最小限に抑える
ことができる。
【0375】また、請求項2記載の半導体集積回路にお
いては、第1の比較データが入力データの場合、第2の
比較データは第1の内部データ及び第2の内部データの
うち一のデータであり、第3の比較データが入力データ
の場合、第4の比較データは第1の内部データ及び第2
の内部データのうち一のデータであり、第3の比較デー
タが第1の内部データの場合、第4の比較データは第2
の内部データであるため、第1〜第4の比較データのす
べてに出力データが該当することはない。
【0376】その結果、請求項2記載の半導体集積回路
は、第1の出力端子にかかる負荷を最小限に抑えること
ができるため、外部との関係において第1の出力端子の
ファンアウトが多い場合でも、伝搬遅延時間の最小限に
抑えて高速な出力データのデータ転送を行うことができ
る。
【0377】さらに、請求項3の半導体集積回路におい
ては、第1の比較データが反転入力データの場合、第2
の比較データは第1の反転内部データ及び反転外部デー
タのうち一のデータであり、第3の比較データが反転入
力データの場合、第4の比較データは第1の反転内部デ
ータ及び反転外部データのうち一のデータであり、第3
の比較データが第1の反転内部データの場合、第4の比
較データは反転データであるため、第1〜第4の比較デ
ータすべてに出力データ及び第2の反転内部データが該
当することはない。
【0378】その結果、請求項3記載の半導体集積回路
は、第1の外部データ出力手段の入出力にかかる負荷を
最小限に抑えることができるため、第1の出力端子のフ
ァンアウトが多い場合でも、伝搬遅延時間の最小限に抑
えてより高速な出力データのデータ転送を行うことがで
きる。
【0379】また、請求項4記載の半導体集積回路にお
いては、第1の比較データが反転入力データの場合、第
2の比較データは第1の反転内部データ及び第2の反転
内部データのうち一のデータであり、第3の比較データ
が反転入力データの場合、第4の比較データは第1の反
転内部データ及び第2の反転内部データのうち一のデー
タであり、第3の比較データが第1の反転内部データの
場合、第4の比較データは第2の反転内部データである
ため、第1〜第4の比較データのすべてに反転出力デー
タが該当することはない。
【0380】その結果、請求項4記載の半導体集積回路
は、第2の出力端子にかかる負荷を最小限に抑えること
ができるため、外部との関係において第2の出力端子の
ファンアウトが多い場合でも、伝搬遅延時間の最小限に
抑えて高速な反転出力データのデータ転送を行うことが
できる。
【0381】さらに、請求項5記載の半導体集積回路に
おいては、第1の比較データが入力データの場合、第2
の比較データは第1の内部データ及び外部データのうち
一のデータであり、第3の比較データが入力データの場
合、第4の比較データは第1の内部データ及び外部デー
タのうち一のデータであり、第3の比較データが第1の
内部データの場合、第4の比較データは出力データであ
るため、第1〜第4の比較データのすべてに反転出力デ
ータ及び第2の内部データが該当することはない。
【0382】その結果、請求項5記載の半導体集積回路
は、第2の外部データ出力手段の入出力にかかる負荷を
最小限に抑えることができるため、第2の出力端子のフ
ァンアウトが多い場合でも、伝搬遅延時間の最小限に抑
えてより高速な出力データのデータ転送を行うことがで
きる。
【0383】また、請求項6記載の半導体集積回路にお
いては、第1の比較データは、反転入力データであり、
第3の比較データは、第1の内部データ、反転入力デー
タ及び第1の反転内部データのうち一のデータであるた
め、第1〜第4の比較データのすべてに入力データが該
当することはない。
【0384】その結果、請求項6記載の半導体集積回路
は、入力端子にかかる負荷を最小限に抑えることができ
るため、外部との関係において入力端子のファンインが
多い場合でも、伝搬遅延時間の最小限に抑えて高速な入
力データのデータ転送を行うことができる。
【0385】また、請求項7記載の半導体集積回路にお
いては、第1の比較データが入力データの場合、第2の
比較データは第1の内部データ及び第2の内部データの
うち一のデータであり、第1の比較データが反転入力デ
ータの場合、第2の比較データは第1の反転内部データ
及び第2の反転内部データのうち一のデータであり、第
3の比較データが入力データの場合、第4の比較データ
は第1の内部データ及び第2の内部データのうち一のデ
ータであり、第3の比較データが第1の内部データの場
合、第4の比較データは第2の反転内部データであり、
第3の比較データが反転入力データの場合、第4の比較
データは第1の反転内部データ及び第2の反転内部デー
タのうち一のデータであり、第3の比較データが第1の
反転内部データの場合、第4の比較データは第2の反転
内部データであるため、第1〜第4の比較データのすべ
てに出力データ及び反転出力データが該当することはな
い。
【0386】その結果、請求項7記載の半導体集積回路
は、第1及び第2の出力端子にかかる負荷を最小限に抑
えることができるため、外部との関係において第1及び
第2の出力端子それぞれのファンアウトが多い場合で
も、伝搬遅延時間の最小限に抑えて高速な出力データ及
び反転出力データのデータ転送を行うことができる。
【0387】また、第1及び第2の出力端子に均等な負
荷が与えることになるため、外部との関係において、第
1及び第2の出力端子のファンアウトが同等な場合に、
出力データと反転出力データとの間に信号伝搬遅延が生
じないようにすることもできる。
【0388】また、請求項8記載の半導体集積回路にお
いては、第1の比較データが入力データの場合、第2の
比較データは出力データであり、第3の比較データは、
反転入力データ及び第1の反転内部データのうち一のデ
ータであり、第4の比較データは反転出力データであ
り、第1の比較データが反転入力データの場合、第2の
比較データは反転出力データであり、第3の比較データ
は、入力データ及び第1の内部データのうち一のデータ
であり、第4の比較データは出力データであるため、第
2の比較データ及び第4の比較データのうち、一方が出
力データであり、他方が反転出力データとなる。
【0389】その結果、請求項8記載の半導体集積回路
は、第1及び第2の出力端子に均等な負荷を与えること
より、外部との関係において、第1及び第2の出力端子
のファンアウトが同等な場合に、出力データと反転出力
データとの間に信号伝搬遅延が生じないようにすること
ができる。
【0390】この発明における請求項9記載の半導体集
積回路のクロック制御手段は、第1及び第2の比較デー
タを受け、第1の比較データと第2の比較データとの論
理積を求めて第1の論理データを出力する第1のAND
ゲートと、第3及び第4の比較データを受け、第3の比
較データと第4の比較データとの論理積を求めて第2の
論理データを出力する第2のANDゲートと、第1及び
第2の論理データの論理和を求めて第3の論理データを
出力するORゲートと、第3の論理データの“H”/
“L”に基づき、制御用クロックとして基準クロック/
固定電圧を出力するクロック制御ゲートとを備えて構成
されるため、クロック制御手段を構成するためのトラン
ジスタ数を最小限に抑えることができる。
【0391】その結果、集積度を向上させた半導体集積
回路を得ることができる。
【0392】この発明における請求項10記載の半導体
集積回路は、各々が第1〜第nの入力データそれぞれと
第1〜第nの出力データを受け、第1〜第nの入力デー
タそれぞれと第1〜第nの出力データそれぞれとを比較
して、一致/不一致を指示する第1〜第nの比較信号を
それぞれ出力する第1〜第nの比較手段と、第1〜第n
の比較信号を受け、第1〜第nの比較信号がすべて一致
を指示した場合のみ制御用クロックとして固定電圧を出
力し、それ以外の場合は制御用クロックとして基準クロ
ックを出力するクロック制御手段を備えている。
【0393】したがって、第1〜第nの比較信号がすべ
て一致を指示する場合、新たに入力される第1〜第nの
入力データすべてと、第1〜第nのデータ保持手段によ
りそれぞれ保持されている第1〜第nの出力データとが
同一値であるとみなすことができる。
【0394】その結果、請求項10記載の半導体集積回
路は、第1〜第nの比較信号がすべて一致を指示したと
き、クロック制御手段により制御用クロックとして固定
電圧を出力することにより、第1〜第nのデータ保持手
段の動作に支障を与えることなく、制御用クロックの充
放電による消費電力増加を最小限に抑えることができ
る。
【0395】この発明における請求項11記載の半導体
集積回路のクロック制御手段は、選択データと出力デー
タとを比較して、その一致/不一致の基づき制御用クロ
ックとして固定電圧/基準クロックを出力するため、新
たに入力される選択データと、データ保持手段で保持さ
れている出力データとが同一の場合に、制御用クロック
を固定することができる。
【0396】その結果、請求項11記載の半導体集積回
路は、データ保持手段の動作に支障を与えることなく、
制御用クロックの充放電による消費電力増加を最小限に
抑えることができる。
【0397】さらに、入力データ選択手段は、選択信号
に基づき、入力データ及びスキャン入力データのうち一
方のデータを選択データとして出力するため、選択デー
タとしてスキャン入力データを選択するとにより、スキ
ャンテストの実行を低消費電力で行うこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1〜60の全体構成を
示す説明図である。
【図2】 この発明の実施の形態1〜60の基本構成を
示す回路図である。
【図3】 この発明の実施の形態1の構成を示す回路図
である。
【図4】 この発明の実施の形態2の構成を示す回路図
である。
【図5】 この発明の実施の形態3の構成を示す回路図
である。
【図6】 この発明の実施の形態4の構成を示す回路図
である。
【図7】 この発明の実施の形態5の構成を示す回路図
である。
【図8】 この発明の実施の形態6の構成を示す回路図
である。
【図9】 この発明の実施の形態7の構成を示す回路図
である。
【図10】 この発明の実施の形態8の構成を示す回路
図である。
【図11】 この発明の実施の形態9の構成を示す回路
図である。
【図12】 この発明の実施の形態10の構成を示す回
路図である。
【図13】 この発明の実施の形態11の構成を示す回
路図である。
【図14】 この発明の実施の形態12の構成を示す回
路図である。
【図15】 この発明の実施の形態13の構成を示す回
路図である。
【図16】 この発明の実施の形態14の構成を示す回
路図である。
【図17】 この発明の実施の形態15の構成を示す回
路図である。
【図18】 この発明の実施の形態16の構成を示す回
路図である。
【図19】 この発明の実施の形態17の構成を示す回
路図である。
【図20】 この発明の実施の形態18の構成を示す回
路図である。
【図21】 この発明の実施の形態19の構成を示す回
路図である。
【図22】 この発明の実施の形態20の構成を示す回
路図である。
【図23】 この発明の実施の形態21の構成を示す回
路図である。
【図24】 この発明の実施の形態22の構成を示す回
路図である。
【図25】 この発明の実施の形態23の構成を示す回
路図である。
【図26】 この発明の実施の形態24の構成を示す回
路図である。
【図27】 この発明の実施の形態25の構成を示す回
路図である。
【図28】 この発明の実施の形態26の構成を示す回
路図である。
【図29】 この発明の実施の形態27の構成を示す回
路図である。
【図30】 この発明の実施の形態28の構成を示す回
路図である。
【図31】 この発明の実施の形態29の構成を示す回
路図である。
【図32】 この発明の実施の形態30の構成を示す回
路図である。
【図33】 この発明の実施の形態31の構成を示す回
路図である。
【図34】 この発明の実施の形態32の構成を示す回
路図である。
【図35】 この発明の実施の形態33の構成を示す回
路図である。
【図36】 この発明の実施の形態34の構成を示す回
路図である。
【図37】 この発明の実施の形態35の構成を示す回
路図である。
【図38】 この発明の実施の形態36の構成を示す回
路図である。
【図39】 この発明の実施の形態37の構成を示す回
路図である。
【図40】 この発明の実施の形態38の構成を示す回
路図である。
【図41】 この発明の実施の形態39の構成を示す回
路図である。
【図42】 この発明の実施の形態40の構成を示す回
路図である。
【図43】 この発明の実施の形態41の構成を示す回
路図である。
【図44】 この発明の実施の形態42の構成を示す回
路図である。
【図45】 この発明の実施の形態43の構成を示す回
路図である。
【図46】 この発明の実施の形態44の構成を示す回
路図である。
【図47】 この発明の実施の形態45の構成を示す回
路図である。
【図48】 この発明の実施の形態46の構成を示す回
路図である。
【図49】 この発明の実施の形態47の構成を示す回
路図である。
【図50】 この発明の実施の形態48の構成を示す回
路図である。
【図51】 この発明の実施の形態49の構成を示す回
路図である。
【図52】 この発明の実施の形態50の構成を示す回
路図である。
【図53】 この発明の実施の形態51の構成を示す回
路図である。
【図54】 この発明の実施の形態52の構成を示す回
路図である。
【図55】 この発明の実施の形態53の構成を示す回
路図である。
【図56】 この発明の実施の形態54の構成を示す回
路図である。
【図57】 この発明の実施の形態55の構成を示す回
路図である。
【図58】 この発明の実施の形態56の構成を示す回
路図である。
【図59】 この発明の実施の形態57の構成を示す回
路図である。
【図60】 この発明の実施の形態58の構成を示す回
路図である。
【図61】 この発明の実施の形態59の構成を示す回
路図である。
【図62】 この発明の実施の形態60の構成を示す回
路図である。
【図63】 この発明の実施の形態61の構成を示す回
路図である。
【図64】 実施の形態61のトランジスタレベルの構
成を示す回路図である。
【図65】 この発明の実施の形態62の構成を示す回
路図である。
【図66】 この発明の実施の形態63の構成を示す回
路図である。
【図67】 FFを有する従来の半導体集積回路の構成
を示す説明図である。
【図68】 FFの構成を示す回路図である。
【図69】 FFのトランジスタレベルの構成を示す回
路図である。
【図70】 FFを有する従来の半導体集積回路の他の
構成を示す説明図である。
【図71】 図70のANDゲートの内部構成を示す回
路図である。
【符号の説明】
25a〜25d フリップフロップ(FF)、26a,
26b 排他的論理和ゲート、27 クロック入力制御
手段、27a,27b NANDゲート、28データ保
持手段。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力データを受ける入力端子と、 第1及び第2の出力端子と、 前記入力端子を介して得た前記入力データを論理的に反
    転した反転入力データを出力する入力データ反転手段
    と、 前記入力データ及び前記反転入力データを受け、第1の
    制御用クロックに同期して、前記入力データの指示する
    論理値を第1の内部出力データとして保持するととも
    に、前記反転入力データの指示する論理値を第1の反転
    内部出力データとして保持する第1のデータ保持手段
    と、 前記第1の内部出力データ及び前記第1の反転内部出力
    データを受け、第2の制御用クロックに同期して、前記
    第1の内部出力データの指示する論理値を第2の内部出
    力データとして保持するとともに、前記第1の反転内部
    出力データの指示する論理値を第2の反転内部出力デー
    タとして保持する第2のデータ保持手段と、 前記第2の反転内部出力データを論理的に反転して出力
    データを前記第1の出力端子から出力する第1の外部デ
    ータ出力手段と、 前記第2の内部出力データを論理的に反転して反転出力
    データを前記第2の出力端子から出力する第2の外部デ
    ータ出力手段と、 第1及び第2の比較データ並びに基準クロックを受け、
    前記第1の比較データと前記第2の比較データとの論理
    値の一致/不一致に基づき、前記第1の制御用クロック
    として前記基準クロック/固定電圧を出力する第1のク
    ロック制御手段と、 第3及び第4の比較データ並びに前記基準クロックを受
    け、前記第3の比較データと前記第4の比較データとの
    論理値の一致/不一致に基づき、前記第2の制御用クロ
    ックとして前記基準クロック/固定電圧を出力する第2
    のクロック制御手段とを備え、 前記第1の比較データは、前記入力データ及び前記反転
    入力データのうち一のデータであり、前記第2の比較デ
    ータは、前記第1の内部データ、前記第2の内部デー
    タ、前記出力データ、前記第1の反転内部データ、前記
    第2の反転内部データ及び前記反転出力データのうち一
    のデータであり、 前記第1の比較データが前記入力データの場合、前記第
    2の比較データは前記第1の内部データ、前記第2の内
    部データ及び前記出力データのうち一のデータであり、 前記第1の比較データが前記反転入力データの場合、前
    記第2の比較データは前記第1の反転内部データ、前記
    第2の反転内部データ及び前記反転出力データのうち一
    のデータであり、 前記第3の比較データは、前記入力データ、前記第1の
    内部データ、前記反転入力データ及び前記第1の反転内
    部データのうち一のデータであり、前記第4の比較デー
    タは、前記第1の内部データ、前記第2の内部データ、
    前記出力データ、前記第1の反転内部データ、前記第2
    の反転内部データ及び前記反転出力データのうち一のデ
    ータであり、 前記第3の比較データが前記入力データの場合、前記第
    4の比較データは前記第1の内部データ、前記第2の内
    部データ及び前記出力データのうち一のデータであり、 前記第3の比較データが前記第1の内部データの場合、
    前記第4の比較データは前記第2の内部データ及び前記
    出力データのうち一のデータであり、 前記第3の比較データが前記反転入力データの場合、前
    記第4の比較データは前記第1の反転内部データ、前記
    第2の反転内部データ及び前記反転出力データのうち一
    のデータであり、 前記第3の比較データが前記第1の反転内部データの場
    合、前記第4の比較データは前記第2の反転内部データ
    及び前記反転出力データのうち一のデータである、半導
    体集積回路。
  2. 【請求項2】 前記第1の比較データが前記入力データ
    の場合、前記第2の比較データは前記第1の内部データ
    及び前記第2の内部データのうち一のデータであり、 前記第3の比較データが前記入力データの場合、前記第
    4の比較データは前記第1の内部データ及び前記第2の
    内部データのうち一のデータであり、 前記第3の比較データが前記第1の内部データの場合、
    前記第4の比較データは前記第2の内部データである、
    請求項1記載の半導体集積回路。
  3. 【請求項3】 前記第1の比較データが前記反転入力デ
    ータの場合、前記第2の比較データは前記第1の反転内
    部データ及び前記反転外部データのうち一のデータであ
    り、 前記第3の比較データが前記反転入力データの場合、前
    記第4の比較データは前記第1の反転内部データ及び前
    記反転外部データのうち一のデータであり、 前記第3の比較データが前記第1の反転内部データの場
    合、前記第4の比較データは前記反転データである、請
    求項2記載の半導体集積回路。
  4. 【請求項4】 前記第1の比較データが前記反転入力デ
    ータの場合、前記第2の比較データは前記第1の反転内
    部データ及び前記第2の反転内部データのうち一のデー
    タであり、 前記第3の比較データが前記反転入力データの場合、前
    記第4の比較データは前記第1の反転内部データ及び前
    記第2の反転内部データのうち一のデータであり、 前記第3の比較データが前記第1の反転内部データの場
    合、前記第4の比較データは前記第2の反転内部データ
    である、請求項1記載の半導体集積回路。
  5. 【請求項5】 前記第1の比較データが前記入力データ
    の場合、前記第2の比較データは前記第1の内部データ
    及び前記外部データのうち一のデータであり、 前記第3の比較データが前記入力データの場合、前記第
    4の比較データは前記第1の内部データ及び前記反転外
    部データのうち一のデータであり、 前記第3の比較データが前記第1の内部データの場合、
    前記第4の比較データは前記出力データである、請求項
    4記載の半導体集積回路。
  6. 【請求項6】 前記第1の比較データは、前記反転入力
    データであり、 前記第3の比較データは、前記第1の内部データ、前記
    反転入力データ及び前記第1の反転内部データのうち一
    のデータである、請求項1記載の半導体集積回路。
  7. 【請求項7】 前記第1の比較データが前記入力データ
    の場合、前記第2の比較データは前記第1の内部データ
    及び前記第2の内部データのうち一のデータであり、 前記第1の比較データが前記反転入力データの場合、前
    記第2の比較データは前記第1の反転内部データ及び前
    記第2の反転内部データのうち一のデータであり、 前記第3の比較データが前記入力データの場合、前記第
    4の比較データは前記第1の内部データ及び前記第2の
    内部データのうち一のデータであり、 前記第3の比較データが前記第1の内部データの場合、
    前記第4の比較データは前記第2の反転内部データであ
    り、 前記第3の比較データが前記反転入力データの場合、前
    記第4の比較データは前記第1の反転内部データ及び前
    記第2の反転内部データのうち一のデータであり、 前記第3の比較データが前記第1の反転内部データの場
    合、前記第4の比較データは前記第2の反転内部データ
    である、請求項1記載の半導体集積回路。
  8. 【請求項8】 前記第1の比較データが前記入力データ
    の場合、前記第2の比較データは前記出力データであ
    り、前記第3の比較データは、前記反転入力データ及び
    前記第1の反転内部データのうち一のデータであり、前
    記第4の比較データは前記反転出力データであり、 前記第1の比較データが前記反転入力データの場合、前
    記第2の比較データは前記反転出力データであり、前記
    第3の比較データは、前記入力データ及び前記第1の内
    部データのうち一のデータであり、前記第4の比較デー
    タは前記出力データである、請求項1記載の半導体集積
    回路。
  9. 【請求項9】 入力データを受け、該入力データを論理
    的に反転した反転入力データを出力する入力データ反転
    手段と、 前記入力データ及び前記反転入力データを受け、制御用
    クロックに同期して、前記入力データの指示する論理値
    を第1の内部出力データとして保持するとともに、前記
    反転入力データの指示する論理値を第1の反転内部出力
    データとして保持する第1のデータ保持手段と、 前記第1の内部出力データ及び前記第1の反転内部出力
    データを受け、前記制御用クロックに同期して、前記第
    1の内部出力データの指示する論理値を第2の内部出力
    データとして保持するとともに、前記第1の反転内部出
    力データの指示する論理値を第2の反転内部出力データ
    として保持する第2のデータ保持手段と、 前記第2の反転内部出力データを論理的に反転して出力
    データを出力する第1の外部データ出力手段と、 前記第2の内部出力データを論理的に反転して反転出力
    データを出力する第2の外部データ出力手段と、 第1〜第4の比較データ並びに基準クロックを受け、前
    記第1〜第4の比較データに基づき、前記制御用クロッ
    クとして前記基準クロックあるいは固定電圧を出力する
    クロック制御手段とを備え、 前記クロック制御手段は、 第1及び第2の比較データを受け、前記第1の比較デー
    タと前記第2の比較データとの論理積を求めて第1の論
    理データを出力する第1のANDゲートと、 第3及び第4の比較データを受け、前記第3の比較デー
    タと前記第4の比較データとの論理積を求めて第2の論
    理データを出力する第2のANDゲートと、 前記第1及び第2の論理データの論理和を求めて第3の
    論理データを出力するORゲートと、 前記基準クロック及び前記第3の論理データを受け、前
    記第3の論理データの“H”/“L”に基づき、前記制
    御用クロックとして前記基準クロック/固定電圧を出力
    するクロック制御ゲートとを備え、 前記第1の比較データは、前記入力データ及び前記反転
    入力データのうち一のデータであり、 前記第1の比較データが前記入力データの場合、前記第
    2の比較データは前記第1の反転内部データ、前記第2
    の反転内部データ及び前記反転出力データのうち一のデ
    ータであり、前記第3の比較データは、前記反転入力デ
    ータデータであり、前記第4の比較データは前記第1の
    内部データ、前記第2の内部データ及び前記出力データ
    のうち一のデータであり、 前記第1の比較データが前記反転入力データの場合、前
    記第2の比較データは前記第1の内部データ、前記第2
    の内部データ及び前記出力データのうち一のデータであ
    り、前記第3の比較データは、前記入力データであり、
    前記第4の比較データは前記第1の反転内部データ、前
    記第2の反転内部データ及び前記反転出力データのうち
    一のデータである、半導体集積回路。
  10. 【請求項10】 各々が第1〜第nの入力データをそれ
    ぞれ受け、共通の制御用クロックに同期して、前記第1
    〜第nの入力データの指示する論理値をそれぞれ第1〜
    第nの出力データとして保持するとともに、前記第1〜
    第nの入力データそれぞれの指示する論理値の反転値を
    第1〜第nの反転出力データとして保持する第1〜第n
    データ保持手段と、 各々が前記第1〜第nの入力データそれぞれと前記第1
    〜第nの出力データを受け、前記第1〜第nの入力デー
    タそれぞれと前記第1〜第nの出力データそれぞれとを
    比較して、一致/不一致を指示する第1〜第nの比較信
    号をそれぞれ出力する第1〜第nの比較手段と、 前記第1〜第nの比較信号及び基準クロックを受け、前
    記第1〜第nの比較信号がすべて一致を指示した場合の
    み前記制御用クロックとして固定電圧を出力し、それ以
    外の場合は前記制御用クロックとして前記基準クロック
    を出力するクロック制御手段と、を備える半導体集積回
    路。
  11. 【請求項11】 入力データとスキャン入力データとを
    受け、選択信号に基づき、前記入力データ及び前記スキ
    ャン入力データのうち一方のデータを選択データとして
    出力する入力データ選択手段と、 前記選択データをそれぞれ受け、制御用クロックに同期
    して、前記選択データの指示する論理値を出力データと
    して保持するデータ保持手段と、 前記選択データ、前記出力データ及び基準クロックを受
    け、前記選択データと前記出力データとを比較して、そ
    の一致/不一致の基づき、前記制御用クロックとして固
    定電圧/前記基準クロックを出力するクロック制御手段
    と、を備える半導体集積回路。
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