JPH0972065A - 壁板用目地ジョイナー - Google Patents
壁板用目地ジョイナーInfo
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- JPH0972065A JPH0972065A JP25471095A JP25471095A JPH0972065A JP H0972065 A JPH0972065 A JP H0972065A JP 25471095 A JP25471095 A JP 25471095A JP 25471095 A JP25471095 A JP 25471095A JP H0972065 A JPH0972065 A JP H0972065A
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- Japan
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- joint
- section
- cross
- leg
- joiner
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 壁板の切り離し端の目地部における防水性を
壁板の接合段部端面も含めて確実とし、かつ施行も簡単
に済む壁板用目地ジョイナーを提供することを目的とす
る。 【構成】 切り落とし端面A1 A1 を突き合わせて互い
に接合される壁板Aの目地部において、互いに接合され
る壁板A裏面と下地材Bとの間に前記目地部に沿って介
挿される薄板状の帯状基板1の幅方向中央帯に、前記目
地部の目地充填高さに相当する高さhを有し、かつ断面
形状がT字状をなす目地充填部2が一体に形成され、該
断面T字状をなす目地充填部2の脚部3の基部には前記
目地部の幅を規制する断面方形状の突起4、4が形成さ
れ、前記断面T字状をなす目地充填部の脚部両側面に
は、断面が斜め上方へ延出する姿勢に弾性体5、5が貼
着されて構成される。
壁板の接合段部端面も含めて確実とし、かつ施行も簡単
に済む壁板用目地ジョイナーを提供することを目的とす
る。 【構成】 切り落とし端面A1 A1 を突き合わせて互い
に接合される壁板Aの目地部において、互いに接合され
る壁板A裏面と下地材Bとの間に前記目地部に沿って介
挿される薄板状の帯状基板1の幅方向中央帯に、前記目
地部の目地充填高さに相当する高さhを有し、かつ断面
形状がT字状をなす目地充填部2が一体に形成され、該
断面T字状をなす目地充填部2の脚部3の基部には前記
目地部の幅を規制する断面方形状の突起4、4が形成さ
れ、前記断面T字状をなす目地充填部の脚部両側面に
は、断面が斜め上方へ延出する姿勢に弾性体5、5が貼
着されて構成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は壁板用目地ジョイナー
に関し、詳しくは切り落とし端面を突き合わせて接合し
ていく壁板の接合部分における壁板用目地ジョイナーに
関する。
に関し、詳しくは切り落とし端面を突き合わせて接合し
ていく壁板の接合部分における壁板用目地ジョイナーに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、繊維補強セメント板などの無機質
壁板の切り落とし端面の防水目地部材として、図7に示
すように無機質壁板の切り落とし端面に当接する防水フ
ィンFを有する目地受け材Gと、これに嵌合する目地充
填材Hとからなるものと、前記防水フィンFに代えて図
8に示すように弾性体Kを有する目地受け材Gと、これ
に嵌合する目地充填材Hとからなるもの(例えば実開平
6-34485 号、同7-1157号)が知られている。
壁板の切り落とし端面の防水目地部材として、図7に示
すように無機質壁板の切り落とし端面に当接する防水フ
ィンFを有する目地受け材Gと、これに嵌合する目地充
填材Hとからなるものと、前記防水フィンFに代えて図
8に示すように弾性体Kを有する目地受け材Gと、これ
に嵌合する目地充填材Hとからなるもの(例えば実開平
6-34485 号、同7-1157号)が知られている。
【0003】上記の内、前者の防水フィンFを有する目
地受け材Gは、壁板端面A1 に曲げ弾性を利用して圧接
されるフィンにより防水を図るものであるが、防水フィ
ンFと壁板端面A1 との接触が防水フィンF先端縁の線
接触となるため、接続される壁板端面A1 が直線状に整
列していない場合や端面A1 に凹凸があると、隙間が出
来やすく、良好な防水性が得られないといった問題があ
る。後者の弾性体Kを用いたものは弾性体側面全体が壁
板端面A1 に圧接されるため前者に比べ防水性能は優れ
施行も容易であることから、後者の防水目地部材が主流
化している。
地受け材Gは、壁板端面A1 に曲げ弾性を利用して圧接
されるフィンにより防水を図るものであるが、防水フィ
ンFと壁板端面A1 との接触が防水フィンF先端縁の線
接触となるため、接続される壁板端面A1 が直線状に整
列していない場合や端面A1 に凹凸があると、隙間が出
来やすく、良好な防水性が得られないといった問題があ
る。後者の弾性体Kを用いたものは弾性体側面全体が壁
板端面A1 に圧接されるため前者に比べ防水性能は優れ
施行も容易であることから、後者の防水目地部材が主流
化している。
【0004】
【従来技術の問題点】しかし、目地受け材Gに弾性体K
を用いた防水目地部材は目地充填材を嵌合する関係上、
目地受け材Gの高さhを余り高くすることができず、こ
のため図9の左側に示すように壁板Aを嵌め込んだ時に
弾性体Kが引っ張られ、あるいは図9の右側に示すよう
に壁板Aをネジ、釘などの固定部材Nで固定した時の壁
板の沈み込みによって変形し、弾性体Kの上縁が壁板A
の他の辺に設けられた接合用段部Cの高さよりも低くな
ることがあり、このような変形が生じると、接合段部の
界面に雨水が浸透し接合段部Cでの防水性が全く無効と
なる欠点があった。さらに、目地充填材Hは、弾性体K
の圧縮反発力に抗して目地受け材Gに圧入しなければな
らないので、かなりの押圧力を必要とし作業性も悪いと
いった欠点があった。
を用いた防水目地部材は目地充填材を嵌合する関係上、
目地受け材Gの高さhを余り高くすることができず、こ
のため図9の左側に示すように壁板Aを嵌め込んだ時に
弾性体Kが引っ張られ、あるいは図9の右側に示すよう
に壁板Aをネジ、釘などの固定部材Nで固定した時の壁
板の沈み込みによって変形し、弾性体Kの上縁が壁板A
の他の辺に設けられた接合用段部Cの高さよりも低くな
ることがあり、このような変形が生じると、接合段部の
界面に雨水が浸透し接合段部Cでの防水性が全く無効と
なる欠点があった。さらに、目地充填材Hは、弾性体K
の圧縮反発力に抗して目地受け材Gに圧入しなければな
らないので、かなりの押圧力を必要とし作業性も悪いと
いった欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記問題点
に鑑み、壁板の切り離し端における防水性が、接合段部
端面を含めて長期に渡って維持でき、しかも切り落とし
端面における壁板の目地部の処理が非常に簡単に済む壁
板用目地ジョイナーを提供することを目的としてなされ
たものである。
に鑑み、壁板の切り離し端における防水性が、接合段部
端面を含めて長期に渡って維持でき、しかも切り落とし
端面における壁板の目地部の処理が非常に簡単に済む壁
板用目地ジョイナーを提供することを目的としてなされ
たものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の壁板用
目地ジョイナーは、切り落とし端面A1 A1 を突き合わ
せて互いに接合される壁板Aの目地部において、互いに
接合される壁板A裏面と下地材Bとの間に前記目地部に
沿って介挿される薄板状の帯状基板1の幅方向中央帯
に、前記目地部の目地充填高さに相当する高さhを有
し、かつ断面形状がT字状をなす目地充填部2が一体に
形成され、該断面T字状をなす目地充填部2の脚部3の
基部には前記目地部の幅を規制する断面方形状の突起
4、4が形成され、前記断面T字状をなす目地充填部の
脚部両側面には、断面が斜め上方へ延出する姿勢に弾性
体5、5が貼着されてなることを特徴とするものであ
る。
目地ジョイナーは、切り落とし端面A1 A1 を突き合わ
せて互いに接合される壁板Aの目地部において、互いに
接合される壁板A裏面と下地材Bとの間に前記目地部に
沿って介挿される薄板状の帯状基板1の幅方向中央帯
に、前記目地部の目地充填高さに相当する高さhを有
し、かつ断面形状がT字状をなす目地充填部2が一体に
形成され、該断面T字状をなす目地充填部2の脚部3の
基部には前記目地部の幅を規制する断面方形状の突起
4、4が形成され、前記断面T字状をなす目地充填部の
脚部両側面には、断面が斜め上方へ延出する姿勢に弾性
体5、5が貼着されてなることを特徴とするものであ
る。
【0007】請求項2に記載の壁板用目地ジョイナー
は、請求項1における壁板用目地ジョイナーにおいて、
断面形状がT字状をなす目地充填部2の脚部断面形状が
下方程幅の広い台形状とされ、さらに該断面台形状脚部
3の基部には前記目地部の幅を規制する断面方形状の突
起4、4が形成され、前記断面台形状脚部3の両側面の
斜面3A、3Aに、断面方形状をなす弾性体5、5が斜
め上方へ延出する姿勢に貼着されてなることを特徴とす
るものである。
は、請求項1における壁板用目地ジョイナーにおいて、
断面形状がT字状をなす目地充填部2の脚部断面形状が
下方程幅の広い台形状とされ、さらに該断面台形状脚部
3の基部には前記目地部の幅を規制する断面方形状の突
起4、4が形成され、前記断面台形状脚部3の両側面の
斜面3A、3Aに、断面方形状をなす弾性体5、5が斜
め上方へ延出する姿勢に貼着されてなることを特徴とす
るものである。
【0008】請求項3に記載の壁板用目地ジョイナー
は、請求項1における壁板用目地ジョイナーにおいて、
断面形状がT字状をなす目地充填部2の脚部断面形状が
下方程幅の広い台形状とされ、さらに該断面台形状脚部
3の基部には前記目地部の幅を規制する突起4、4が形
成され、前記断面台形状脚部の両側面の斜面3A、3A
に、断面方形状をなす弾性体5、5が斜め上方へ延出す
る姿勢に貼着されてなり、前記脚部側面3Aと突起上面
4Aとの交叉角θが弾性体5、5の該当辺の交叉角θと
等しくされてなることを特徴とするものである。
は、請求項1における壁板用目地ジョイナーにおいて、
断面形状がT字状をなす目地充填部2の脚部断面形状が
下方程幅の広い台形状とされ、さらに該断面台形状脚部
3の基部には前記目地部の幅を規制する突起4、4が形
成され、前記断面台形状脚部の両側面の斜面3A、3A
に、断面方形状をなす弾性体5、5が斜め上方へ延出す
る姿勢に貼着されてなり、前記脚部側面3Aと突起上面
4Aとの交叉角θが弾性体5、5の該当辺の交叉角θと
等しくされてなることを特徴とするものである。
【0009】
【実施例】次にこの発明の実施例を説明する。図1は請
求項1に記載の発明の実施例の断面図、図2は同じく使
用状態を示す断面図である。
求項1に記載の発明の実施例の断面図、図2は同じく使
用状態を示す断面図である。
【0010】図1において、壁板用目地ジョイナーは切
り落とし端面A1 A1 を突き合わせて互いに接合される
壁板Aの目地部において、互いに接合される壁板A裏面
と下地材Bとの間に前記目地部に沿って介挿される薄板
状の帯状基板1の幅方向中央帯に、前記目地部の目地充
填高さに相当する高さhを有し、かつ断面形状がT字状
をなす目地充填部2が一体に形成され、該断面T字状を
なす目地充填部2の脚部3の基部には前記目地部の幅を
規制する断面方形状の突起4、4が形成され、前記断面
T字状をなす目地充填部の脚部両側面には、断面が斜め
上方へ延出する姿勢に弾性体5、5が貼着されて構成さ
れている。
り落とし端面A1 A1 を突き合わせて互いに接合される
壁板Aの目地部において、互いに接合される壁板A裏面
と下地材Bとの間に前記目地部に沿って介挿される薄板
状の帯状基板1の幅方向中央帯に、前記目地部の目地充
填高さに相当する高さhを有し、かつ断面形状がT字状
をなす目地充填部2が一体に形成され、該断面T字状を
なす目地充填部2の脚部3の基部には前記目地部の幅を
規制する断面方形状の突起4、4が形成され、前記断面
T字状をなす目地充填部の脚部両側面には、断面が斜め
上方へ延出する姿勢に弾性体5、5が貼着されて構成さ
れている。
【0011】なお、帯状基板1と目地充填部2は合成樹
脂などにより一体形成され、図の紙背方向に連続する長
尺体とされる。また、弾性体5、5は独立気泡の発泡体
よりなる断面方形状の長尺体とされ、目地充填部2の脚
部側面に接着材などにより貼着される。
脂などにより一体形成され、図の紙背方向に連続する長
尺体とされる。また、弾性体5、5は独立気泡の発泡体
よりなる断面方形状の長尺体とされ、目地充填部2の脚
部側面に接着材などにより貼着される。
【0012】そして、この壁板用目地ジョイナーで壁板
目地部の防水施行を行う場合は、図2に示すように突起
に壁板端面を当接させて位置決めし、同時に弾性体を圧
縮して目地部を充填する。このとき、弾性体は予め斜め
上方へ延出する姿勢に貼着されているため、壁板の嵌め
込みや、ネジ、釘等による固定時の沈み込みがあっても
弾性体が接合段部Cより下方となることがなく、また断
面T字状の目地充填部と壁板端面との間に弾性体が圧縮
充填されてしまうので、防水性も非常に良い。
目地部の防水施行を行う場合は、図2に示すように突起
に壁板端面を当接させて位置決めし、同時に弾性体を圧
縮して目地部を充填する。このとき、弾性体は予め斜め
上方へ延出する姿勢に貼着されているため、壁板の嵌め
込みや、ネジ、釘等による固定時の沈み込みがあっても
弾性体が接合段部Cより下方となることがなく、また断
面T字状の目地充填部と壁板端面との間に弾性体が圧縮
充填されてしまうので、防水性も非常に良い。
【0013】図3は請求項2に記載の発明の実施例の断
面図、図4は同じく使用状態を示す断面図である。
面図、図4は同じく使用状態を示す断面図である。
【0014】図3において、壁板用目地ジョイナーは、
断面形状がT字状をなす目地充填部2の脚部断面形状が
下方程幅の広い台形状とされ、さらに該断面台形状脚部
3の基部には前記目地部の幅を規制する断面方形状の突
起4、4が形成され、前記断面台形状脚部3の両側面の
斜面3A、3Aに、断面方形状をなす弾性体5、5が斜
め上方へ延出する姿勢に貼着されて構成されている。
断面形状がT字状をなす目地充填部2の脚部断面形状が
下方程幅の広い台形状とされ、さらに該断面台形状脚部
3の基部には前記目地部の幅を規制する断面方形状の突
起4、4が形成され、前記断面台形状脚部3の両側面の
斜面3A、3Aに、断面方形状をなす弾性体5、5が斜
め上方へ延出する姿勢に貼着されて構成されている。
【0015】なお、帯状基板1及び目地充填部2の材質
及び弾性体5、5の貼着については先の実施例と同じ構
成とされる。そして、この壁板用目地ジョイナーで壁板
目地部の防水施行を行う場合は、図2に示すように突起
に壁板端面を当接させて位置決めし、同時に弾性体5、
5を圧縮して目地部を充填する。このとき、弾性体5、
5は斜面とされた脚部側面3A、3Aに貼着されて斜め
上方へ延出する姿勢に貼着されているため、下方へ行く
ほど弾性体の圧縮に対する反発弾性が大きくなり、弾性
体の沈み込み変形が良く防止され、さらに良好な防水性
が達成される。
及び弾性体5、5の貼着については先の実施例と同じ構
成とされる。そして、この壁板用目地ジョイナーで壁板
目地部の防水施行を行う場合は、図2に示すように突起
に壁板端面を当接させて位置決めし、同時に弾性体5、
5を圧縮して目地部を充填する。このとき、弾性体5、
5は斜面とされた脚部側面3A、3Aに貼着されて斜め
上方へ延出する姿勢に貼着されているため、下方へ行く
ほど弾性体の圧縮に対する反発弾性が大きくなり、弾性
体の沈み込み変形が良く防止され、さらに良好な防水性
が達成される。
【0016】図5は請求項3に記載の実施例の断面図、
図6は同じく使用状態を示す断面図である。
図6は同じく使用状態を示す断面図である。
【0017】図5における壁板用目地ジョイナーは、断
面形状がT字状をなす目地充填部2の脚部断面形状が下
方程幅の広い台形状とされ、さらに該断面台形状脚部3
の基部には前記目地部の幅を規制する突起4が形成さ
れ、前記断面台形状脚部の両側面の斜面3A、3Aに、
断面方形状をなす弾性体5、5が斜め上方へ延出する姿
勢に貼着されてなり、前記脚部側面3Aと突起上面4A
との交叉角θが弾性体5、5の該当辺の交叉角θと等し
くされて構成されている。
面形状がT字状をなす目地充填部2の脚部断面形状が下
方程幅の広い台形状とされ、さらに該断面台形状脚部3
の基部には前記目地部の幅を規制する突起4が形成さ
れ、前記断面台形状脚部の両側面の斜面3A、3Aに、
断面方形状をなす弾性体5、5が斜め上方へ延出する姿
勢に貼着されてなり、前記脚部側面3Aと突起上面4A
との交叉角θが弾性体5、5の該当辺の交叉角θと等し
くされて構成されている。
【0018】なお、上記実施例において、帯状基板1と
目地充填部2の材質及び弾性体5の材質、貼着構造につ
いては先の実施例と同様にされるが、図示のようにT字
状をなす目地充填材2の頂部にさらに軟質合成樹脂など
からなる目地充填補助材2Aを貼着した構造としても良
い。この場合、目地充填補助材2Aは目地充填材2の頂
部にさらに接着材などにより貼着される。
目地充填部2の材質及び弾性体5の材質、貼着構造につ
いては先の実施例と同様にされるが、図示のようにT字
状をなす目地充填材2の頂部にさらに軟質合成樹脂など
からなる目地充填補助材2Aを貼着した構造としても良
い。この場合、目地充填補助材2Aは目地充填材2の頂
部にさらに接着材などにより貼着される。
【0019】そして、この壁板用目地ジョイナーで壁板
目地部の防水施行を行う場合は、図2に示すように突起
に壁板端面を当接させて位置決めし、同時に弾性体を圧
縮して目地部を充填する。このとき、弾性体は斜面とさ
れた脚部側面と突起上面との間に隙間無く貼着保持され
るので、壁板嵌め込み時の力に対し保持力に優れ、かつ
下方へ行くほど弾性体の圧縮に対する反発弾性が大きく
なるため、弾性体の沈み込み変形が良く防止され、さら
に良好な防水性が達成される。また、目地充填補助材2
Aは軟質であるので弾性体5方向へ曲折させても弾性体
5との協同により壁板端面A1 との密着性を保持し防水
性を保つ。
目地部の防水施行を行う場合は、図2に示すように突起
に壁板端面を当接させて位置決めし、同時に弾性体を圧
縮して目地部を充填する。このとき、弾性体は斜面とさ
れた脚部側面と突起上面との間に隙間無く貼着保持され
るので、壁板嵌め込み時の力に対し保持力に優れ、かつ
下方へ行くほど弾性体の圧縮に対する反発弾性が大きく
なるため、弾性体の沈み込み変形が良く防止され、さら
に良好な防水性が達成される。また、目地充填補助材2
Aは軟質であるので弾性体5方向へ曲折させても弾性体
5との協同により壁板端面A1 との密着性を保持し防水
性を保つ。
【0020】
【発明の効果】請求項1に記載の壁板用目地ジョイナー
は、壁板間の目地を充填する弾性体が斜め上方へ向く姿
勢で取り付けられているため、弾性体の自由端側が高く
なり、このため壁板嵌め込みや沈み込みに起因する変形
があっても接合段部の位置まで確実にシールされ、防水
性が非常に良くなる。また目地充填材を後から嵌め込む
必要がないので施行も簡単となる効果を有する。
は、壁板間の目地を充填する弾性体が斜め上方へ向く姿
勢で取り付けられているため、弾性体の自由端側が高く
なり、このため壁板嵌め込みや沈み込みに起因する変形
があっても接合段部の位置まで確実にシールされ、防水
性が非常に良くなる。また目地充填材を後から嵌め込む
必要がないので施行も簡単となる効果を有する。
【0021】請求項2に記載の壁板用目地ジョイナー
は、弾性体を貼着する基面を斜面としたため、壁板圧接
時の圧縮量が基部程大きくなり、従って、壁板嵌め込み
や沈み込みに起因する対する変形も極力防止され防水性
がさらに良くなる。請求項3に記載の壁板用目地ジョイ
ナーは、弾性体の貼着を目地充填部の脚部側面とこれに
直交する突起上面との両方で貼着支持するので支持力が
優れる効果を有する。
は、弾性体を貼着する基面を斜面としたため、壁板圧接
時の圧縮量が基部程大きくなり、従って、壁板嵌め込み
や沈み込みに起因する対する変形も極力防止され防水性
がさらに良くなる。請求項3に記載の壁板用目地ジョイ
ナーは、弾性体の貼着を目地充填部の脚部側面とこれに
直交する突起上面との両方で貼着支持するので支持力が
優れる効果を有する。
【図1】請求項1に記載の発明の実施例の断面図であ
る。
る。
【図2】同じく使用状態を示す断面図である。
【図3】請求項2に記載の発明の実施例の断面図であ
る。
る。
【図4】同じく使用状態を示す断面図である。
【図5】請求項3に記載の実施例の断面図である。
【図6】同じく使用状態を示す断面図である。
【図7】従来例の壁板用目地ジョイナーの断面図であ
る。
る。
【図8】他の従来例の壁板用目地ジョイナーの断面図で
ある。
ある。
【図9】他の従来例の壁板用目地ジョイナーの使用状態
説明図である。
説明図である。
1…帯状基板 2…目地充填部 3…目地充填部の脚部 3A…断面台形状脚部の両側面の斜面 4…断面方形状の突起 5…弾性体 h…目地充填部の高さ A…壁板 A1 …切り落とし端面 B…下地材
Claims (3)
- 【請求項1】 切り落とし端面A1 A1 を突き合わせて
互いに接合される壁板Aの目地部において、互いに接合
される壁板A裏面と下地材Bとの間に前記目地部に沿っ
て介挿される薄板状の帯状基板1の幅方向中央帯に、前
記目地部の目地充填高さに相当する高さhを有し、かつ
断面形状がT字状をなす目地充填部2が一体に形成さ
れ、該断面T字状をなす目地充填部2の脚部3の基部に
は前記目地部の幅を規制する断面方形状の突起4、4が
形成され、前記断面T字状をなす目地充填部の脚部両側
面には、断面が斜め上方へ延出する姿勢に弾性体5、5
が貼着されてなることを特徴とする壁板用目地ジョイナ
ー。 - 【請求項2】 請求項1における壁板用目地ジョイナー
において、断面形状がT字状をなす目地充填部2の脚部
断面形状が下方程幅の広い台形状とされ、さらに該断面
台形状脚部3の基部には前記目地部の幅を規制する断面
方形状の突起4、4が形成され、前記断面台形状脚部3
の両側面の斜面3A、3Aに、断面方形状をなす弾性体
5、5が斜め上方へ延出する姿勢に貼着されてなること
を特徴とする壁板用目地ジョイナー。 - 【請求項3】 請求項1における壁板用目地ジョイナー
において、断面形状がT字状をなす目地充填部2の脚部
断面形状が下方程幅の広い台形状とされ、さらに該断面
台形状脚部3の基部には前記目地部の幅を規制する突起
4、4が形成され、前記断面台形状脚部の両側面の斜面
3A、3Aに、断面方形状をなす弾性体5、5が斜め上
方へ延出する姿勢に貼着されてなり、前記脚部側面3A
と突起上面4Aとの交叉角θが弾性体5、5の該当辺の
交叉角θと等しくされてなることを特徴とする壁板用目
地ジョイナー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25471095A JPH0972065A (ja) | 1995-09-05 | 1995-09-05 | 壁板用目地ジョイナー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25471095A JPH0972065A (ja) | 1995-09-05 | 1995-09-05 | 壁板用目地ジョイナー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0972065A true JPH0972065A (ja) | 1997-03-18 |
Family
ID=17268779
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25471095A Pending JPH0972065A (ja) | 1995-09-05 | 1995-09-05 | 壁板用目地ジョイナー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0972065A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003027609A (ja) * | 2001-07-13 | 2003-01-29 | Chuo Co Ltd | 目地ジョイナー |
-
1995
- 1995-09-05 JP JP25471095A patent/JPH0972065A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003027609A (ja) * | 2001-07-13 | 2003-01-29 | Chuo Co Ltd | 目地ジョイナー |
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