JPH0969721A - アンテナ制御方法及び装置並びにこれらを用いた追尾型アンテナ装置 - Google Patents

アンテナ制御方法及び装置並びにこれらを用いた追尾型アンテナ装置

Info

Publication number
JPH0969721A
JPH0969721A JP7224032A JP22403295A JPH0969721A JP H0969721 A JPH0969721 A JP H0969721A JP 7224032 A JP7224032 A JP 7224032A JP 22403295 A JP22403295 A JP 22403295A JP H0969721 A JPH0969721 A JP H0969721A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
motor
turning
loop control
angle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7224032A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3245016B2 (ja
Inventor
Tomoaki Fukushima
知朗 福島
Yoji Isoda
陽次 礒田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP22403295A priority Critical patent/JP3245016B2/ja
Priority to CA002183942A priority patent/CA2183942C/en
Priority to US08/704,924 priority patent/US5764185A/en
Priority to CN96111758A priority patent/CN1080467C/zh
Publication of JPH0969721A publication Critical patent/JPH0969721A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3245016B2 publication Critical patent/JP3245016B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q3/00Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system
    • H01Q3/02Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system using mechanical movement of antenna or antenna system as a whole
    • H01Q3/04Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system using mechanical movement of antenna or antenna system as a whole for varying one co-ordinate of the orientation
    • H01Q3/06Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system using mechanical movement of antenna or antenna system as a whole for varying one co-ordinate of the orientation over a restricted angle
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/27Adaptation for use in or on movable bodies
    • H01Q1/32Adaptation for use in or on road or rail vehicles
    • H01Q1/3208Adaptation for use in or on road or rail vehicles characterised by the application wherein the antenna is used
    • H01Q1/3233Adaptation for use in or on road or rail vehicles characterised by the application wherein the antenna is used particular used as part of a sensor or in a security system, e.g. for automotive radar, navigation systems
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q3/00Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system
    • H01Q3/02Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system using mechanical movement of antenna or antenna system as a whole
    • H01Q3/04Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system using mechanical movement of antenna or antenna system as a whole for varying one co-ordinate of the orientation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
  • Details Of Aerials (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Radio Relay Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 モータ消費電力を低減する。 【解決手段】 角速度センサ13により車両の旋回角速
度を検出し、その結果に基づき誤差補正回路14におい
てアンテナ10の駆動角を決定する。決定された駆動角
からみて車両が旋回していないかあるいは旋回角度が小
さいと見なせる場合、モータ駆動回路11はモータ7へ
の通電を断つと共にリニアアクチュエータ12によって
大歯車8aをロックする。角速度センサ13の出力に基
づく制御目標の決定の差異の累積誤差が無視できない程
度に至ったと見なせる場合に、誤差補正回路14は受信
信号レベルに基づくクローズドループ制御を開始させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両等の移動体に
搭載され例えば衛星通信に使用されるアンテナ制御方法
及び装置に関し、さらにはこれらを用いた追尾型アンテ
ナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図12に示される従来の装置(特開平4
−319803号公報を参照のこと)は車載用追尾型ア
ンテナ装置であり、目標たる衛星へ信号を送信しまた当
該衛星からの信号を受信するためのアンテナ1及び送受
信機2を備えている。アンテナ1は減速機8を介しモー
タ7に連結されており、モータ7はモータ駆動回路6に
よって駆動されアンテナ1を方位回りで回転させる。車
両の走行方位に対するアンテナ1の方位は、次のような
手順に従い、当該アンテナ1が常に衛星を捕捉し続ける
よう、すなわち車両の旋回等による衛星と車両との相対
位置関係の変化が補償されるよう、制御される。
【0003】例えばアンテナ1が衛星を捕捉していない
状況にある場合には、送受信機2からの衛星捕捉信号に
応じモータ駆動回路6前段のスイッチ3及び5が切り替
わり、高速アンテナ駆動信号がモータ駆動回路6に供給
される。モータ駆動回路6は、この高速アンテナ駆動信
号に応じモータ7を制御することにより、アンテナ1を
高速で回転させる。この制御の結果アンテナ1が衛星を
捕捉するに至ると、送受信機2は、衛星捕捉信号を用い
てスイッチ3及び5を切り替えると共に自動追尾信号を
発生させることにより、衛星を捕捉し続けるための自動
追尾信号をモータ駆動回路6に供給する。車両停止が車
両スピード検出器4により検出されるとスイッチ5が切
り替わり、アンテナ停止信号がモータ駆動回路6に供給
される。モータ駆動回路6は、アンテナ停止信号に応
じ、モータ7を停止させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術では、
車両停止中はともかく、車両走行中はモータを停止させ
ることができない。本発明は、このような問題点を解決
することを課題としてなされたものであり、搭載に係る
移動体(例えば車両)が移動している間もモータを停止
させることを可能にすることにより、より消費電力が小
さな装置を実現することを第1の目的とする。本発明
は、主としてオープンループ制御を使用することによ
り、ブロッキングに強くかつより消費電力が小さな装置
を実現すると共に、アンテナの指向角制御誤差を適切な
タイミングで補償でき従ってアンテナが目標を正確に追
尾可能な装置を実現することを第2の目的とする。本発
明は、アンテナの駆動に制限を施すことにより、さらに
消費電力が小さな装置を実現することを第3の目的とす
る。本発明は、モータ又はアンテナに付随する機構又は
回路の改良により、あるいはモータの特性選択又は設計
により、より部品点数が少なく安価な装置を実現するこ
とを第4の目的とする。本発明は、アンテナの指向性の
設定により、さらに消費電力が小さくかつ安価な装置を
実現することを第5の目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の構成に係
るアンテナ制御方法は、目標に対するアンテナの指向角
制御誤差が旋回判定しきい値以下である場合に無旋回条
件が成立していると判定するステップと、無旋回条件が
成立している間、アンテナを回転させるためのモータへ
の通電を禁止するステップと、を有し、移動体上のアン
テナにて目標を追尾する際に使用されることを特徴とす
る。本構成においては、移動体が停止しているのかそれ
とも移動中であるのかを問わず、無旋回条件の成立に応
じ、モータでの電力消費が抑制乃至停止されるから、従
来に比べ低消費電力となる。
【0006】本発明の第2の構成に係るアンテナ制御方
法は、第1の構成において、逐次検出される移動体の旋
回角度をクローズドループ制御の前回の終了から積算し
た値が所定値を超えるまでの間、当該旋回角度に基づき
モータをオープンループ制御するステップと、目標から
の信号受信状態に基づきモータを制御するクローズドル
ープ制御を、上記積算した値が所定値を超えた後目標か
らの信号受信状態が所定程度以上に改善されるまでの
間、オープンループ制御に代え又は共に、実行するステ
ップと、を有することを特徴とする。また、本発明の第
3の構成に係るアンテナ制御方法は、第1の構成におい
て、クローズドループ制御の前回の動作終了から所定時
間が経過するまでの間、逐次検出される移動体の旋回角
度に基づきモータをオープンループ制御するステップ
と、目標からの信号受信状態に基づきモータを制御する
クローズドループ制御を、上記所定時間が経過した後目
標からの信号受信状態が所定程度以上に改善されるまで
の間、オープンループ制御に代え又は共に、実行するス
テップと、を有することを特徴とする。
【0007】これら第2及び第3の構成においては、通
常時はオープンループ制御が実行される。すなわち、移
動体の旋回によらず一定の方向を向き続けるよう、アン
テナが制御される。従って、建物その他により目標から
の信号がブロッキングされた場合であっても、原則とし
てブロッキングが解消するまで、アンテナの指向角がブ
ロッキング直前の方向を維持し続けることになるから、
ブロッキング解消と同時に衛星を捕捉することができ
る。
【0008】また、第2及び第3の構成においては、ク
ローズドループ制御の前回の終了からの旋回角度の積算
値が所定値を超えると、あるいはクローズドループ制御
の前回の終了から所定時間が経過すると、クローズドル
ープ制御が実行され、目標からの信号受信状態が所定程
度以上に改善されるとオープンループ制御のみになる。
ここで、旋回角度の検出値には誤差が含まれるのが一般
的であるから、検出された旋回角度を積算した値は当該
誤差に起因した累積誤差と対応関係を有していると見な
すことができる。また、クローズドループ制御終了から
の経過時間は、当該誤差の累積がどの程度進行している
のかを表していると見なすことができる。従って、これ
らの量は、アンテナの指向角制御誤差を代表している量
であるから、クローズドループ制御への移行可否判定に
使用することができる。すなわち、これらの量に着目し
た判定の結果に応じクローズドループ制御に移行するこ
とにより、アンテナの指向角制御誤差を適切なタイミン
グで補償することができ、ひいてはアンテナが目標を正
確に追尾できる。
【0009】さらに、第2及び第3の構成ではクローズ
ドループ制御の頻度が低く、従って信号受信状態の変動
に応じてモータ出力が変動する頻度も少ない。一般に、
信号受信状態の変動は頻繁であるから、信号受信状態に
応じて駆動するとモータの消費電力は大きくなる。従っ
て、第2及び第3の構成においては、クローズドループ
制御を常時実行する構成に比べモータの消費電力が小さ
くなる。
【0010】本発明の第4の構成に係るアンテナ制御装
置は、上記モータと、第1乃至第3の構成に係るアンテ
ナ制御方法を実行する手段と、を備え、移動体に搭載さ
れることを特徴とする。本構成においては、第1乃至第
3の構成と同様の作用を呈する装置が得られる。
【0011】本発明の第5の構成に係るアンテナ制御装
置は、第4の構成において、無旋回条件が成立している
間外力によるアンテナの回転を抑制する回転抑制手段を
備えることを特徴とする。本構成においては、モータへ
の通電を禁止している状態でも、移動体に対するアンテ
ナの指向角が外力により変化することがなく又は変化し
たとしてもわずかしか変化しない。その結果、従来に比
べさらに低消費電力となる。
【0012】本発明の第6の構成に係るアンテナ制御装
置は、第5の構成において、回転抑制手段が、(a)無
旋回条件が成立している間外力によるアンテナ又はモー
タの回転を機械的に抑制する手段、(b)モータの出力
をアンテナへ伝達する一方で外力によるアンテナの回転
を抑制する機構、(c)無旋回条件が成立している間回
路接続を切り換え外力による回転に抵抗する逆起電力を
モータ内部で発生させる手段、及び(d)非通電時に外
力による回転に抵抗する特性を有する上記モータ、のい
ずれかを含むことを特徴とする。これらのうち(b)を
採用した場合には、(a)を採用した場合に比べ、一般
に装置を構成する部品の点数が少なくて済み安価とな
る。(c)を採用した場合には、機構の付加を伴うこと
なく例えばスイッチ等の追加でよいから、より安価とな
る。(d)を採用した場合には、機構の付加も回路の追
加も不要であるから、さらに安価となる。
【0013】本発明の第7の構成に係る追尾型アンテナ
装置は、所定の旋回面内ビーム幅を有する上記アンテナ
と、第4乃至第6の構成に係るアンテナ制御装置と、を
備え、上記旋回判定しきい値を比較的大きい値とするこ
とができるよう、上記旋回面内ビーム幅を比較的広く設
定したことを特徴とする。本構成においては、アンテナ
の旋回面内ビーム幅が広いため、無旋回条件が成立して
いるか否かを判定するための旋回判定しきい値を大きく
することができる。その結果、モータへの通電を禁止す
る頻度が高まり、さらに省電力の装置となる。特に、本
構成において第2又は第3の構成に係るオープンループ
制御を実行する際、旋回角度の検出をより低い精度で、
すなわち一般に低価格のセンサで行うことが可能にな
る。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の好適な実施形態について
図面に基づき説明する。なお、各実施形態に共通する構
成には同一の符号を付し説明を省略する。
【0015】実施形態1.図1には、本発明の実施形態
1に係る装置の構成が示されている。この図に示される
装置は例えば車両等の移動体に搭載され、衛星等の目標
をアンテナ10にて追尾する装置である。
【0016】移動体の旋回面内におけるアンテナ10の
ビーム(搭載に係る移動体が車両である場合には水平面
内ビーム)は、例えば図2に示されるような形状を有し
ている。この図に示される水平面内ビーム幅はブロード
(例えば電力半値幅が50度)に設定されている。この
ように広い旋回面内ビーム幅を有するアンテナ10を使
用するのは、後述するように、クローズドループ制御の
頻度を低減しモータ等による消費電力を低減するためで
ある。
【0017】図1に示される装置は、更に、モータ駆動
回路11によって駆動されるモータ7を備えている。モ
ータ7の出力軸には小歯車8bが、またアンテナ10に
は大歯車8aがそれぞれ連結されており、大歯車8aと
小歯車8bは互いに噛み合っている。すなわち、大歯車
8aと小歯車8bは減速機を構成している。更に、大歯
車8aの周辺にはリニアアクチュエータ12が配置され
ている。モータ駆動回路11は、モータ7を駆動するこ
とによりアンテナ10を旋回面内で回転させる一方で、
必要に応じリニアアクチュエータ12にオン/オフ指令
を与え、大歯車8a、ひいてはアンテナ10の回転を強
制的に制止する。
【0018】モータ駆動回路11は、通常時は、角速度
センサ13の出力に基きモータ7を位置制御する。角速
度センサ13は、搭載に係る移動体の旋回面内における
角速度を検出するセンサであり、その出力は誤差補正回
路14に供給されている。誤差補正回路14は、例えば
図3に示されるように、角度演算部15及びアンテナ駆
動角決定部17を内蔵している。角度演算部15は、角
速度センサ13の出力を積分することにより上述の旋回
面内における移動体の旋回角度を演算し、得られた旋回
角度をアンテナ駆動角決定部17に供給する。アンテナ
駆動角決定部17は、角度演算部15により演算されて
旋回角度に従いアンテナ10の駆動角を決定し、モータ
駆動回路11に供給する。モータ駆動回路11は、アン
テナ駆動角決定部17により決定された駆動角の絶対値
が所定の旋回判定しきい値より小さい場合には、モータ
7への通電を停止すると共にリニアアクチュエータ12
に指令を与え大歯車8aの回転を強制的に制止させる。
逆に、アンテナ駆動角決定部17により決定された駆動
角が旋回判定しきい値より大きい場合には、モータ駆動
回路11は、リニアアクチュエータ12に指令を与え大
歯車8aを回転可能な状態に復帰させると共に、決定さ
れた駆動角に従いモータ7を制御し、これにより、アン
テナ10を当該駆動角だけ回転させる。
【0019】このように、本実施形態においては、角速
度センサ13の出力を用い、移動体の旋回が補償される
ようアンテナ10が駆動される。例えば、アンテナ10
により衛星が補捉されている状態で移動体が例えば10
度右回りで旋回したとする。アンテナ駆動角決定部17
は、このことを角度演算部15の出力に基き検出し、モ
ータ駆動回路11に対し、アンテナ10を10度左回り
に回転させるべき旨指令する。モータ駆動回路11は、
リニアアクチュエータ12による大歯車8aのロック動
作を解除する一方でモータ7を駆動することにより、ア
ンテナ10を10度左回りに回転させる。
【0020】このような制御、すなわち角速度センサ1
3の出力に基づくオープンループ制御を実行しているた
め、本実施形態によれば、ブロッキングに強い装置を実
現することができる。すなわち、建物等によって目標か
らの信号がブロッキングされた場合であっても、ブロッ
キングされている時間が短時間であれば、移動体が旋回
しない限りアンテナ10の移動体に対する角度が変化し
ないから、ブロッキングが解消されたとき、送受信機2
は、アンテナ10による目標との間での信号送受信を再
開することができる。
【0021】また、前述のように本実施形態に係るアン
テナ10の旋回面内ビーム幅は広いから、目標に対する
アンテナ10の方位制御誤差の許容値を大きくすること
ができる。従って、角速度センサとしては、若干精度は
劣るものの安価なセンサを用いることができ、装置全体
を低価格化することができる。
【0022】さらには、移動体が旋回しない限り(また
は旋回したとしてもその旋回角度が僅かである限り)、
モータ7へは通電されないから、装置の低消費電力化を
実現することができる。特に、非回転時に大きな電流が
流れるステッピングモータを上述のモータ7として使用
する場合を考えると、上述のように旋回角度が小さな時
にモータ7への通電を停止することにより、移動体が移
動している間の消費電力を効率的に小さくすることがで
きる。加えて、モータ7への通電が停止されているとき
にはリニアアクチュエータ12によって大歯車8aがロ
ックされているから、外力によってアンテナ10が回転
することもない。
【0023】更に、この実施形態においては、図3に示
されるように、誤差補正回路14の内部にクローズドル
ープ方式開始判断部16及びクローズドループ方式機能
部18が設けられている。クローズドループ開始判断部
16は、例えば図4に示されるように、角度積算部20
及び積算角判定部21を備えている。角度積算部20
は、角度演算部15により得られる旋回角度を逐次積算
し、積算角判定部21はこの積算により得られた積算値
を所定のしきい値と比較する。角度積算部20により求
められた積算値がこのしきい値よりも大きい場合には、
積算角判定部21は、クローズドループ方式機能部18
に対しクローズドループ制御の開始を指令する。クロー
ズドループ方式機能部18は、この指令に応じ、受信信
号レベルに基づくクローズドループ制御を開始する。す
なわち、クローズドループ方式機能部18は、送受信機
2により検出される受信信号レベル(すなわちアンテナ
10が目標から受信した信号のレベル)に基づきオフセ
ット値を演算し、このオフセット値をアンテナ駆動角決
定部17に供給する。アンテナ駆動角決定部17におい
ては、角度演算部15により得られた旋回角度に、クロ
ーズドループ方式機能部18から得られるオフセット値
が加算される。このようにして得られるアンテナ駆動角
は、モータ駆動回路11に供給され、前述のようにモー
タ7の駆動等に使用される。このようなクローズドルー
プ制御が行われると、アンテナ10の方向(例えば方
位)は、より高い受信信号レベルが得られるように、す
なわち目標に対するアンテナ10の指向角制御誤差がよ
り小さくなるように変化していく。従って、このような
クローズドループ制御を実行していけば、いずれ、目標
に対するアンテナ10の指向角制御誤差が十分に小さく
なる。積算角判定部21は、このことを受信信号レベル
に基づき検出し、クローズドループ方式機能部18に対
しクローズドループ制御を終了させる旨指令する。クロ
ーズドループ方式機能部18は、これに応じてクローズ
ドループ制御を終了する。角度積算部20及び積算角判
定部21は、クローズドループ制御を終了させると共
に、それぞれ旋回角度の積算及び積算値に係る判定動作
を再開する。
【0024】このように、本実施形態においては、通常
時はオープンループ制御を行う一方で、目標に対するア
ンテナ10の指向角制御誤差が無視できない程大きくな
ったと見なせる時点でクローズドループ制御を行うよう
にしているため、角速度センサ13として精度の低いセ
ンサを用いた場合であっても、すなわち角度演算部15
により得られる旋回角度が無視できない誤差を含む場合
であっても、アンテナ10により目標を正確に追尾する
ことができる。例えば、角度演算部15の出力が実際の
旋回角度に対して最悪±10%の誤差を有しておりかつ
設計上許容される指向角制御誤差が±6度であるとす
る。この場合、角度積算部20により得られる積算値が
60度以上となったことを積算角判定部21により検出
し、クローズドループ制御を開始させるようにすれば、
精度が比較的悪い角速度センサ13を用いつつも、アン
テナ10の指向角制御誤差を±6度の範囲内に補正する
ことができる。
【0025】更に、この実施形態においては、通常時は
オープンループ制御が用いられているため、クローズド
ループ制御が実行される頻度は、常時クローズドループ
制御を実行する例えば図12の構成に比べ低くなる。一
般に、受信信号レベル等に基づくクローズドループ制御
を行うと、当該受信信号レベルの変動に応じモータが駆
動される結果当該モータの消費電力が大きくなる。これ
に対し、本実施形態のようにクローズドループ制御の実
行頻度を抑制するようにすれば、更に、モータ7の消費
電力を低減させることができる。
【0026】実施形態2.図5には、本発明の実施形態
2において使用される誤差補正回路14の構成が示され
ている。この実施形態おいては、更に衛星追尾継続時間
計測部22が設けられている。また、角度演算部15の
出力はクローズドループ方式開始判断部16には供給さ
れていない。この実施形態においては、前述の実施形態
1のように旋回角度の積算値を判定指標としてクローズ
ドループ制御を開始させるのではなく、衛星追尾継続時
間計測部22により計数されている時間が所定時間を超
えた場合にクローズドループ方式開始判断部16により
クローズドループ方式機能部18に指令が与えられクロ
ーズドループ制御が開始される。すなわち、前回クロー
ズドループ制御を実行したのち経過した時間が所定時間
に至った場合にクローズドループ制御が開始される。
【0027】このような制御によっても、実施形態1と
同様の作用効果を得ることができる。例えば、角速度セ
ンサ13の使用時間1分当たり角度演算部15の出力に
最悪±1度の誤差が現れるとし、また設計上許容されて
いる方位制御誤差が±6度であるとする。この場合、今
回のクローズドループ制御を終了した後6分を経過した
時点で、角度演算部15の出力に含まれる誤差は制御上
無視できない値になる。そこで、クローズドループ方式
開始判断部16は、衛星追尾継続時間計測部22の出力
に基づき、前回のクローズドループ制御の終了から6分
が経過したことを検出し、これに応じてクローズドルー
プ制御を起動する。このような制御によって、角度演算
部15の出力に問題となる誤差が現れることを防ぐこと
ができる。なお、本実施形態を前述の実施形態1と組み
合わせることも可能である。
【0028】実施形態3.図6には、本発明の実施形態
3に係る装置、特に大歯車8a周辺の構成が示されてい
る。この実施形態においては、リニアアクチュエータ1
2に代え、バネ121により大歯車8a方向に付勢され
るブレード120が用いられている。モータ駆動回路1
1によって電磁石124に通電すると、ブレード120
は電磁石124により外側に吸い付けられる。そのた
め、ブレード120は例えば鉄等の材質から形成されて
いる。
【0029】この実施形態においては、モータ7に通電
する必要が生じた場合、モータ駆動回路11は、電磁石
124に通電する。すると、それまでブレード120に
よりロックされていた大歯車8aは、ブレード120が
電磁石124側に吸引されるのに伴い回転可能な状態と
なる。図中、122で表されているのはアンテナ120
を支持する支点であり、123で示されているのはバネ
121の一端を支持するための支点である。このような
構成によっても、前述の実施形態1又は2と同様の効果
を得ることができる。
【0030】実施形態4.図7には、本発明の実施形態
4に係る装置、特にその大歯車8a周辺の構成が示され
ている。この実施形態においては、小歯車8bに代えて
ウォームギア8cが設けられている。また、リニアアク
チュエータ12やブレード120等の部材は設けられて
いない。このようにモータ7から大歯車8aへの駆動力
伝達手段としてウォームギア8cを用いた場合、アンテ
ナ10に外力をが加わったとしても、ウォームギア8c
により回転が阻害されるため、このアンテナ10が回転
することは起こりにくい。従って、この実施形態におい
ては、前述の各実施形態に比べ簡素な構成にて、各実施
形態と同様の効果を得ることができる。
【0031】実施形態5.図8には、本発明の実施形態
5に係る装置、特にモータ駆動回路11周辺の構成が示
されている。この実施形態においては、モータ駆動回路
11とモータ7の間、すなわちモータ7の電源回路に、
スイッチ19が設けられている。このスイッチ19は、
モータ駆動回路11により、モータ7への通電を禁止す
るときに当該モータ7の電源配線を短絡するよう制御さ
れる。従って、実施形態においては、アンテナ10に何
らかの外力が加わったとしてもモータ7の内部で発生す
る逆起電力によりアンテナ10の回転が阻害されること
となる結果、前述の実施形態1〜3に比べ簡素かつ安価
な構成を得ることができる。
【0032】実施形態6.図9には、本発明の実施形態
6に係る装置、特にモータ周辺の構成が示されている。
この実施形態においてアンテナ10の回転駆動のために
用いられているのは自己保持型ステッピングモータ7a
である。自己保持型ステッピングモータ7aは、電流を
流さなくてもトルクを発生するステッピングモータであ
り、そのためその内部に永久磁石を有している。この種
のステッピングモータ7aの例としては、例えばハイブ
リッド型のステッピングモータやパーマネント型のステ
ッピングモータを掲げることができる。従って、この実
施形態よれば、アンテナ10に外力が加わったとしても
モータ7aの自己保持特性によりこの外力によるアンテ
ナ10の回転が阻害される結果、やはり、簡素かつ安価
な構成が得られる。
【0033】実施形態7.図10には、本発明の実施形
態7に係る装置の構成が示されている。この図において
も図9と同様の省略が施されている。また、この実施形
態において用いられているモータは、通電を停止すると
その軸摩擦トルクが大きくなり軸が回転しにくくなる超
音波モータ7bである。従って、超音波モータ7bに通
電していない状態でアンテナ10に外力が加わったとし
ても、このモータ7bの軸摩擦トルクによって、アンテ
ナ10の回転が防止乃至阻害される。従って、この実施
形態においても、前述の実施形態6と同様安価かつ簡素
な構成の装置が得られる。
【0034】実施形態8.図11には、本発明の実施形
態8に係る装置、特にその誤差補正回路14の構成が示
されている。この実施形態においては、実施形態1にお
けるアンテナ駆動角決定部17に代えアンテナ駆動速度
決定部17aが設けられており、また角速度センサ13
の出力は角度演算部15を経ることなくアンテナ駆動速
度決定部17aに供給されている。また、角速度センサ
13の出力は、角度演算部15を経てクローズドループ
方式開始判断部16に供給されている。
【0035】従って、この実施形態においては前述の各
実施形態のような位置制御ではなく、速度制御により、
アンテナ10が駆動される。すなわち、アンテナ駆動速
度決定部17aは、角速度センサ13により検出される
旋回角速度に基づきアンテナ10の駆動速度を決定しモ
ータ駆動回路11に指令を与える。また、その際クロー
ズドループ制御が実行されるときには、アンテナ駆動速
度決定部17aは、クローズドループ方式機能部18に
より決定されるオフセット値に基づき、モータ駆動回路
11への指令に補正を施す。このような構成によって
も、前述の各実施形態と同様の作用効果を得ることがで
きる。
【0036】なお、本発明は、衛星通信用の追尾型アン
テナ装置に限定すべきものではない。すなわち、本発明
に係る装置の追尾目標は衛星以外の目標でも構わない。
更に、本発明の装置が搭載される移動体は車両以外の移
動等であっても構わない。また、図2においてはアンテ
ナ10の水平面内ビーム幅の一例が示されているが、こ
の図に掲げるビーム幅は一例にすぎない。更に、アンテ
ナ10のビーム幅をどの面内において広くするのかは、
当該移動体の旋回面がどの面かにより決定すればよい。
例えば、搭載に係る移動体が車両である場合には当該車
両の旋回面が水平面内であると考えられるため、前述の
ようにアンテナ10のビーム幅を水平面内において広い
幅とするのが好ましいが、搭載に係る移動体が水平面以
外の面で旋回するような移動体である場合には、その面
内におけるビーム幅を広くするのが好ましい。また、ク
ローズドループ制御を実行するときオープンループ制御
を中止するようにしてもよい。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1の構
成によれば、無旋回条件が成立している間モータへの通
電を禁止するようにしたため、移動体が停止しているの
かそれとも移動中であるのかを問わずモータでの電力消
費を抑制し又は停止することができ、従来に比べ低消費
電力となる。
【0038】本発明の第2及び第3の構成によれば、通
常時はオープンループ制御を実行するようにしたため、
目標からの信号がブロッキングされた場合であってもブ
ロッキング解消と同時に衛星を捕捉できる。さらに、指
向角制御誤差が無視できないほど大きくなった後目標か
らの信号受信状態が所定程度以上に改善されるまでの間
クローズドループ制御を実行するようにしたため、アン
テナの方位制御誤差を適切なタイミングで補償すること
ができ、ひいてはアンテナにて目標を正確に追尾でき
る。方位制御誤差が無視できないほど大きくなったか否
かは旋回角度の積算や計時により簡便に検出できる。加
えて、クローズドループ制御の実行頻度をやむを得ない
程度に抑えているため、クローズドループ制御を常時実
行する構成に比べモータの消費電力が小さくなる。
【0039】本発明の第4の構成によれば、第1乃至第
3の構成と同様の効果を実現可能な装置が得られる。
【0040】本発明の第5の構成によれば、無旋回条件
が成立している間外力によるアンテナの回転を抑制する
ようにしたため、モータへの通電を禁止している状態で
も、移動体に対するアンテナの方位が指向角により変化
することがなく又は変化したとしてもわずかしか変化し
ない。その結果、従来に比べさらに低消費電力となる。
【0041】本発明の第6の構成によれば、例えば無旋
回条件が成立している間外力によるアンテナ又はモータ
の回転を機械的に抑制することにより、回転抑制手段を
好適に実現できる。また、モータの出力をアンテナへ伝
達する一方で外力によるアンテナの回転を抑制する機構
を用いることにより、より少ない部品点数にて回転抑制
手段を実現でき従ってより安価となる。あるいは、無旋
回条件が成立している間回路接続を切り換え外力による
回転に抵抗する逆起電力をモータ内部で発生させること
により、スイッチ等の追加によりより安価に回転抑制手
段を実現できる。そして、非通電時に外力による回転に
抵抗する特性を有するモータを使用することにより、機
構の付加も回路の追加も不要であるため、さらに安価と
なる。
【0042】本発明の第7の構成によれば、アンテナの
旋回面内ビーム幅を比較的広く設定するようにしたため
旋回判定しきい値を比較的大きい値とすることができ
る。その結果、モータへの通電を禁止する頻度が高ま
り、さらに省電力の装置となる。特に、本構成において
第2又は第3の構成に係るオープンループ制御を実行す
る際、旋回角度の検出をより低い精度で、すなわち一般
に低価格のセンサで行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態1に係る装置の全体構成を
示す図である。
【図2】 アンテナの指向性設計の一例を示す平面図で
ある。
【図3】 誤差補正回路の一例構成を示すブロック図で
ある。
【図4】 クローズドループ方式開始判断部の一例構成
を示すブロック図である。
【図5】 本発明の実施形態2における誤差補正回路の
構成の一例を示すブロック図である。
【図6】 本発明の実施形態3において使用する機構を
示す斜視図である。
【図7】 本発明の実施形態4において使用する機構を
示す斜視図である。
【図8】 本発明の実施形態5において使用する電力配
線の構成を示すブロック図である。
【図9】 本発明の実施形態6において使用する機構を
示す斜視図である。
【図10】 本発明の実施形態7において使用する機構
を示す斜視図である。
【図11】 本発明の実施形態8において使用する誤差
補正回路の一例構成を示すブロック図である。
【図12】 従来技術を示すブロック図である。
【符号の説明】
2 送受信機、7,7a,7b モータ、8a 大歯
車、8b 小歯車、8cウォームギア、10 アンテ
ナ、11 モータ駆動回路、12 リニアアクチュエー
タ、13 角速度センサ、14 誤差補正回路、15
角度演算部、16クローズドループ方式開始判断部、1
7 アンテナ駆動角決定部、17a アンテナ駆動速度
決定部、18 クローズドループ方式機能部、19 ス
イッチ、20 角度演算部、21 積算角判定部、22
衛星追尾継続時間計測部、120 ブレード、121
バネ、122,122 支点、124 電磁石。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 目標に対するアンテナの指向角制御誤差
    が旋回判定しきい値以下である場合に無旋回条件が成立
    していると判定するステップと、 無旋回条件が成立している間、アンテナを回転させるた
    めのモータへの通電を禁止するステップと、 を有し、移動体上のアンテナにて目標を追尾する際に使
    用されることを特徴とするアンテナ制御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のアンテナ制御方法におい
    て、 逐次検出される移動体の旋回角度をクローズドループ制
    御の前回の終了から積算した値が所定値を超えるまでの
    間、当該旋回角度に基づきモータをオープンループ制御
    するステップと、 目標からの信号受信状態に基づきモータを制御するクロ
    ーズドループ制御を、上記積算した値が所定値を超えた
    後目標からの信号受信状態が所定程度以上に改善される
    までの間、オープンループ制御に代え又は共に、実行す
    るステップと、 を有することを特徴とするアンテナ制御方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のアンテナ制御方法におい
    て、 クローズドループ制御の前回の終了から所定時間が経過
    するまでの間、逐次検出される移動体の旋回角度に基づ
    きモータをオープンループ制御するステップと、 目標からの信号受信状態に基づきモータを制御するクロ
    ーズドループ制御を、上記所定時間が経過した後目標か
    らの信号受信状態が所定程度以上に改善されるまでの
    間、オープンループ制御に代え又は共に、実行するステ
    ップと、 を有することを特徴とするアンテナ制御方法。
  4. 【請求項4】 上記モータと、 請求項1乃至3記載のアンテナ制御方法を実行する手段
    と、 を備え、移動体に搭載されることを特徴とするアンテナ
    制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のアンテナ制御装置におい
    て、 無旋回条件が成立している間外力によるアンテナの回転
    を抑制する回転抑制手段を備えることを特徴とするアン
    テナ制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のアンテナ制御装置におい
    て、 回転抑制手段が、無旋回条件が成立している間外力によ
    るアンテナ又はモータの回転を機械的に抑制する手段、
    モータの出力をアンテナへ伝達する一方で外力によるア
    ンテナの回転を抑制する機構、無旋回条件が成立してい
    る間回路接続を切り換え外力による回転に抵抗する逆起
    電力をモータ内部で発生させる手段、及び非通電時に外
    力による回転に抵抗する特性を有する上記モータ、のい
    ずれかを含むことを特徴とするアンテナ制御装置。
  7. 【請求項7】 所定の旋回面内ビーム幅を有する上記ア
    ンテナと、 請求項4乃至6記載のアンテナ制御装置と、 を備え、 上記旋回判定しきい値を比較的大きい値とすることがで
    きるよう、上記旋回面内ビーム幅を比較的広く設定した
    ことを特徴とする追尾型アンテナ装置。
JP22403295A 1995-08-31 1995-08-31 アンテナ制御方法及び装置並びにこれらを用いた追尾型アンテナ装置 Expired - Fee Related JP3245016B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22403295A JP3245016B2 (ja) 1995-08-31 1995-08-31 アンテナ制御方法及び装置並びにこれらを用いた追尾型アンテナ装置
CA002183942A CA2183942C (en) 1995-08-31 1996-08-22 Method and apparatus for controlling antenna and tracking antenna system using the same
US08/704,924 US5764185A (en) 1995-08-31 1996-08-28 Method and apparatus for controlling antenna and tracking antenna system using the same
CN96111758A CN1080467C (zh) 1995-08-31 1996-08-30 天线控制方法及装置以及应用它们的跟踪式天线装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22403295A JP3245016B2 (ja) 1995-08-31 1995-08-31 アンテナ制御方法及び装置並びにこれらを用いた追尾型アンテナ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0969721A true JPH0969721A (ja) 1997-03-11
JP3245016B2 JP3245016B2 (ja) 2002-01-07

Family

ID=16807531

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22403295A Expired - Fee Related JP3245016B2 (ja) 1995-08-31 1995-08-31 アンテナ制御方法及び装置並びにこれらを用いた追尾型アンテナ装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5764185A (ja)
JP (1) JP3245016B2 (ja)
CN (1) CN1080467C (ja)
CA (1) CA2183942C (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020506604A (ja) * 2017-01-26 2020-02-27 ケーエムダブリュ・インコーポレーテッド アンテナアセンブリ

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6002364A (en) * 1997-07-31 1999-12-14 Cbs Corporation Apparatus and method for beam steering control system of a mobile satellite communications antenna
US5982333A (en) * 1997-09-03 1999-11-09 Qualcomm Incorporated Steerable antenna system
DE19916855A1 (de) * 1999-04-14 2000-10-26 Heinz Lindenmeier Funktelefonanlage mit Gruppenantenne für Fahrzeuge
US7472409B1 (en) * 2000-03-28 2008-12-30 Lockheed Martin Corporation System for access to direct broadcast satellite services
US7006040B2 (en) * 2000-12-21 2006-02-28 Hitachi America, Ltd. Steerable antenna and receiver interface for terrestrial broadcast
US20030228857A1 (en) * 2002-06-06 2003-12-11 Hitachi, Ltd. Optimum scan for fixed-wireless smart antennas
US7071879B2 (en) * 2004-06-01 2006-07-04 Ems Technologies Canada, Ltd. Dielectric-resonator array antenna system
US7372401B2 (en) * 2005-12-13 2008-05-13 The Boeing Company Multitracking of collocated satellites
KR100798129B1 (ko) 2006-09-06 2008-02-01 위월드 주식회사 위성 추적 모드 선택형 위성 안테나 시스템
CN101975950B (zh) * 2010-09-20 2012-10-10 江苏精湛光电仪器有限公司 一种激光测距装置
JP5869039B2 (ja) * 2014-05-09 2016-02-24 株式会社東芝 同期装置、解析装置及びアンテナ駆動システム
CN105305082B (zh) * 2015-11-13 2017-11-28 北京航天控制仪器研究所 一种卫星天线的平稳驱动控制方法
CN106933121B (zh) * 2015-12-30 2019-04-30 北京空间飞行器总体设计部 基于任务时空分布特性的点波束天线控制方法
CN105742815A (zh) * 2016-03-01 2016-07-06 熊猫电子集团有限公司 一种机载卫星通信天线极化电动调整装置
GB2569123A (en) 2017-12-05 2019-06-12 Kolokotronis Dimitris Antenna steering and locking apparatus
CN109978125B (zh) * 2019-03-29 2022-04-05 上海宜链物联网有限公司 一种可提高多标签读取能力的rfid天线、读写器及方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4225871A (en) * 1977-06-28 1980-09-30 Luigi Ramari Collapsible, flattenable and drum wrappable type of radio antenna, particularly for motor-vehicles and moving equipments
US4649398A (en) * 1984-01-25 1987-03-10 Nippondenso Co., Ltd. Motor driven extensible rod antenna for vehicles with position control circuit
JPH0770894B2 (ja) * 1986-06-27 1995-07-31 日本電装株式会社 車両用車室外備品駆動装置
JPH0464074A (ja) * 1990-07-02 1992-02-28 Japan Radio Co Ltd 追尾型アンテナ装置
JPH04174385A (ja) * 1990-11-06 1992-06-22 Aisin Seiki Co Ltd 移動体上アンテナの姿勢制御装置
US5351060A (en) * 1991-02-25 1994-09-27 Bayne Gerald A Antenna
JP2722843B2 (ja) * 1991-04-19 1998-03-09 日本電気株式会社 アンテナ制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020506604A (ja) * 2017-01-26 2020-02-27 ケーエムダブリュ・インコーポレーテッド アンテナアセンブリ

Also Published As

Publication number Publication date
CA2183942C (en) 1999-04-20
CN1080467C (zh) 2002-03-06
CN1146080A (zh) 1997-03-26
US5764185A (en) 1998-06-09
JP3245016B2 (ja) 2002-01-07
CA2183942A1 (en) 1997-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0969721A (ja) アンテナ制御方法及び装置並びにこれらを用いた追尾型アンテナ装置
US20100283696A1 (en) Satellite tracking antenna system with improved tracking characteristics and operating method thereof
JP4661181B2 (ja) ステッピングモータのサーボ駆動方法、駆動機構及び撮像装置
EP1577180A1 (en) Antitheft device
US6388414B1 (en) Step motor driving apparatus
JP4181955B2 (ja) 光量調節装置及びカメラ
KR100588702B1 (ko) 이동형 위성추적안테나 시스템의 음영지역제어방법
JPH08271604A (ja) 追尾アンテナ装置
JP3071599B2 (ja) 製氷皿の駆動装置
JP2814820B2 (ja) アンテナ制御装置
JPH09247996A (ja) ステッピングモータの制御装置
JP2682204B2 (ja) アンテナ制御装置
JP2691596B2 (ja) 人工衛星のアンテナ指向方向制御装置
JP3015394B2 (ja) アンテナ追尾装置
JP2949384B2 (ja) カメラ用シャッタ装置
JPH0969720A (ja) 追尾アンテナ装置
JP2725443B2 (ja) アンテナ制御装置
JP2000188508A (ja) 人工衛星のアンテナ指向制御装置
JPH11194163A (ja) アンテナ制御装置
JPH11103211A (ja) アンテナ制御装置
JP2004363669A (ja) 光通信装置
JP3133284B2 (ja) 製氷皿の駆動装置
JPH01205773A (ja) 磁気ディスク装置の位置決め制御方式
JPH0633638A (ja) 制振装置
JP2006023041A (ja) 冷蔵庫

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071026

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081026

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091026

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091026

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101026

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111026

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees